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一神教と帝国
一神教と帝国
内田樹、中田考、山本直輝/集英社
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総合評価

3件)
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    どの国にも「恥ずべき過去」はある。それを認めるか認めないかで、それから後の国民たちの倫理的緊張感は変わる。「疾しさ」を抱えて生きることは辛い。けれども、それが民族差別や拝外主義の暴発を抑制している。歴史修正主義者は、国民の「疾しさ」から解き放つことで、民族差別や拝外主義といった暴力を解き放つ。

    3
    投稿日: 2024.06.03
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    鼎談なのでまとまりがないのは仕方ないが、内容はイスラームとトルコと日本漫画の話が中心。「帝国」については最後の方にちょっと出てくるだけなので、この題名は如何なものか。ただし、エピローグの中田先生のパートは論考としてそれなりの読み応えあり。現実的か否かは別として。

    0
    投稿日: 2024.04.19
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    なかなか刺激的な議論と、トルコ社会、イスラーム社会の興味深い現況が語られている。三人の鼎談をまとめた新書なので、話が傍に逸れることが多く(特に、内田樹さんの話はページの無駄使いが目立つ)、題名の一神教と帝国について語られる部分が少ない。  中田考さんの歴史認識と「帝国」への期待については理解できる部分も多いが、人間と社会観について楽観的すぎるし、雑な部分も多い。  山本直輝さんについて初めて知ったが、このような研究者の存在することは嬉しく、期待したい。  全体としては現代日本人が読むに値する新書だと思う。

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    投稿日: 2024.01.21