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世の中と足並みがそろわない(新潮文庫)
世の中と足並みがそろわない(新潮文庫)
ふかわりょう/新潮社
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総合評価

21件)
3.7
4
8
8
1
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    ふかわさんの「あるあるネタ」、芸風から雰囲気まで全て好きです。初めて書物に触れてみて、言葉のセレクト、書き振り、語彙量、知識量、やっぱり賢い方なんだと思いました。さらりと流せるものもあれば、格言として心に留めておきたいものも(かなり)あり、「世の中と足並みがそろわない」と感じている私にとって、贅沢な楽しみ方ができた一冊でした。「女に敵うわけない」「わからないままでいい」が、とりわけ印象に残りました。大切な一冊です。

    0
    投稿日: 2026.01.06
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    歪で愉快なふかわワールド。ところどころ「まあ確かに。」と思うこともあったけど、テレビで見るあの感じでした。あとがきを読んで、それで表紙が羊の絵なんだと納得。

    15
    投稿日: 2025.12.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

       『世の中と足並みがそろわない』 はじめまして♪ ふかわりょうさん。 流石です。 どちらかというと…  「ガハハハハ」の抱腹絶倒より  「クスッ」です。 クスッの余韻がすごいの!! テーマが様々な22からなるエッセイ。 着眼点がすごい! ふかわさんの小さな気づきが描かれていて それがなかなか 言い得て妙で… なるほどなぁ…うんうん… ってのが続いちゃう。 タモリさんが突然自分の家に訪ねてきたエピソードや、亡くなられた志村けんさんへの愛と尊敬も凄くって…ヒゲダンスの音楽を志村さんが選んだこととか… ふかわさんはお笑いにも音楽にも才能があって造詣が深いんだなぁ…って感心しました。 ちょっと クスッ♡ としちゃったのが… 『そもそも海外の略し方は理解に苦しむものが多いです。ロバートがボブになったり、リチャードがディックになったり。もはや、略すというより変換。ボサノバのアントニオ・カルロス・ジョビンは、トム・ジョビンになっていたり。どこから「トム」はやってきたのか。「鈴木みゆきなので、チコって呼んでください」みたいなことでしょうか。非常にアメージングな世界です。』 って…すごくないですか? ことば選びのセンスがお見事でしょ。 まだまだ おもしろいんです! 本文のまえに「はじめに」があって… 「ここで出会ったのも何かの縁。あなたもどちらかと言うと、同じチームかもしれません。もしもあなたが、私ではなく、世界が歪んでいると感じたなら、きっと。」 あぁ… 同じチームだわ ♪♪♪ 皆さんも 同じチームだったら いいのにな❤️     

    30
    投稿日: 2025.01.11
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    本屋さんで目が合ってタイトルにひかれて、1度手に取って止めたけどまた戻って買いました。だってこの1冊がlastだったし、今の私にピッタリくるフレーズだったから。 ふかわりょうさんは知ってたけど、どちらかと言うと苦手なタイプだった。 でも私と同じ気質と知った頃から少しづつ見方が変わっていって嫌いじゃないと思ってた。 そんな矢先に出会った本。 本書を読んで確信しました。 やはり同じ気質の方だと。 共感できる事が多々ありました。 そしてふかわりょうさんという人を昔苦手だと思っていた気持ちは今ではすっかり無くなり同士のように親近感を抱くようになりました。(軽く失礼な事言ってすいません) もしテレビで見かけてたら暖かく見守り応援しようと思いました。 「もし子供がいたら」とちょいちょい仰ってるのがふかわさんの「隙」に思いました。

    23
    投稿日: 2024.11.23
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    図書館で偶然見つけた一冊。あのお笑い芸人のふかわりょうさんのエッセイです。「世の中と足並みがそろわない」と書かれていますが、ふかわさんは世の中の、細々としたことに気づかれる方のようですね。それを、何かと属性に分類したがる世の中。このエッセイを読んで、そんなことしなくてもいいじゃないの、「ああ、貴方は二子玉川を略さず言う人なのね」とか、そんな感じでいいじゃないのと思いました。ふかわさんと足並みのそろわない世の中が正しいだなんて、誰にも分からないのですから。

    2
    投稿日: 2024.10.06
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    テレビでみるふかわさんの雰囲気がでているエッセイ。くすりと笑えます。そして、ジャズやらピアノやら音楽やら、ふかわさんのめっちゃおしゃれな一面も垣間見れます。

    1
    投稿日: 2024.09.10
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    こりゃーおもしろい。 普段感じていても自分は流しちゃってるようなことを、このように文字にしてもらえると妙に納得する。 しっくりくる話が多いのだが、私も世の中と足並みが揃っていなうちの一人なんだなと思う。 日常のちょっとしたエピソードを面白おかしく話せるようになりたい。

    9
    投稿日: 2024.07.18
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    ふかわさん、本当に文章が上手い。解説が綿矢りささんというのも凄い。 世の中のあれやこれや、ふかわさんがちょっと感じる違和感をウィットに富んだ形で表現したエッセイ集。 結構、なるほど~と思う言葉が溢れていました。 ・ちゃんとしようと思うほど、力が入ってしまう。力を入れるよりも、力を抜く方が難しいかもしれません。「浮力」みたいな感じでの振る舞いをしたいもの。 ・(ふかわさんの女性の見方)解決することよりも、状況を共有することに価値を置いているのもあると思います。「見てよ、これ、もう最悪~」と誰かに伝えて共有することによって、痛みから解放される。解決することが目的ではない。 ・文字通り、顔を合わせるだけ。重要な話し合いはしません。具体的に生まれるものは無いので、「これ、意味あるの?」と疑問に思う人もいます。確かにその瞬間の生産性は無いかもしれません。しかし、そこでワンクッションを入れることで、次回の話し合いや重要な決め事がスムーズに進み、「もつれ」を回避。だから、「わざわざ」顔を合わせるのです。 ・(「1年生になったら」)入学する子供達に寄り添うこれらの朗らかな詞がやがて重圧に変わります。まるで友達が多くないといけないような錯覚に陥ってしまうのです。私なら、「一人で生きて行けるかな~」に歌詞を変えます。 ・人間は本来孤独であって、一人が当たり前。孤独死だって、あえて「孤独」をつける必要もない。 ・本当は好き嫌いがあって当然。嫌いを好きに変えようとする必要は無く、嫌いは嫌いのままで良い。嫌いになっちゃいけない…という価値観が人々を苦しめるのです。 ・忘却は人間の素晴らしい機能だと思います。この機能がなかったら、悲しみも消えず、痛みが癒えることもない。生きるのが辛くなるでしょう。(歌詞を忘れてしまう高齢の歌手のエピソード)「あら、また忘れちゃったわ」。臆することのないその態度に、お客さんは喜び、拍手すら起こる会場。それはまるで、記憶の痛みから解放されているかのようでした。

    11
    投稿日: 2024.06.13
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    特に「蓄電おじさん」「わからないままでいい」「拝啓 実篤様」が印象的だった。 今までに感じたことのありそうな違和感を、ユーモアを交えて言語化されるふかわさんに感服。 もっと味わいたくなる、人としての魅力が満載でした。

    1
    投稿日: 2024.06.01
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    こじらせ芸人ふかわりょうのやさしく頑固なエッセイ。 こじらせ、と言うけれど 世の中の大半が 疑問に思っても考えるのが面倒でスルーしたり ただそういうものだと受け流すことに対して しっかり自分の意見を持って疑問を呈す。そうすると時間もかかるし歩幅も小さい。 だから周りから見た時にめんどくさいこじらせたやつになる。 拗らせてるやつは、めんどくさいけど ちゃんと自分の意思や思考があるやつなんだ。たぶん。 わたしも世の中と足並みが揃わない。 いくつか挙げてみた。 ●させていただきすぎる現代人 ●今更聞けない、がどうしようもなく嫌い ●マッチングアプリで会うのは恋じゃない ●付き合えないのではなく付き合わないだけ ●年下の女と良い思いをしようとするキモおじさん共

    1
    投稿日: 2024.05.04
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    初婚ではフェアレディZのような男性を選ぶのに、離婚すると、次はカローラのような男性と再婚する女性を見かけます。なぜ1回目でカローラの魅力にきづけないのか。 は笑ってしまった

    1
    投稿日: 2024.04.03
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    気になる人である。その理由がわかったような気がする。でも、風俗の2文字は入ってほしくなかったと思う。たった一つだが。

    2
    投稿日: 2024.03.09
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    世間とのズレを感じる筆者に対して非常に共感を持てた。自分が何者であるかを考えさせられた。非常に共感できる本のタイトルが世の中と足並みが揃わないというのは非常に皮肉である。本の中身はとても救われるがこの内容に救われる私も世間と足並みが揃っていない事が分かり余計に苦しみから解放されない。

    3
    投稿日: 2024.02.15
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    バンダナしてた頃の印象が強くて苦手だったけど 彼が感じる世の中に対する違和感に妙に共感して それを文字に起こせるのってやっぱり ふかわりょうの才能だなって思った。 とても読みやすいエッセイで クスッと笑える話から だんだんただの愚痴の羅列に聞こえてくるんだけど 私が普段ぼんやり思ってることを うまく言語化してくれててすごくスッキリする。 言ってることほぼ間違ってないと思えてくるマジック。 特に「河川の氾濫」の話はなるほどだった。 不満を不満で終わらせず ちゃんと掘り下げて考えてるとこが凄い。 彼の人柄のようにゆるーく読めるのも良くて 人におすすめしたくなるエッセイ。 ふかわりょう、好きになった。

    26
    投稿日: 2024.01.29
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    きっと読めば8割の人が確かにな〜って共感できる本。 日々流れる日常でこの視点で着目して言語化できるってすてき。 エッセイが好きになれる一冊

    3
    投稿日: 2024.01.12
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    府川さんの本は初めて。学生時代は長調だった(明るかった)のは知らなかった、意外。どの話もなんとなく分かって、共感できて、私もどっちかといえばそっちの人間(府川さん寄り)なので面白かったです。クスッと笑えて癒されるエピソードもたくさんありました。

    2
    投稿日: 2024.01.12
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    学生時代の陽気でキラキラしてたふかわさんが想像できない。タイトル溺れる羊でもよかったかも。ポルトガルもアイスランドも行ってみたいなー。

    2
    投稿日: 2023.12.31
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    子供の頃はモテモテでみんなのヒーローだったのに、芸人になったら思いの外呻吟して拗らせていく(けど挫けない)ふかわりょうさんの飾らない主義主張。

    1
    投稿日: 2023.12.29
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    サブスクリプションに加入していた頃、選び放題だからこそ、1つのものをじっくり鑑賞せずに、すぐに違うものを選んでしまって、そのうち結局、何が残ったのかなと思うことがありました。 図書館の本は10冊まで、期限つき、書き込み不可と制約が多いのですが、だからこそ、期限内にしっかりと頭に残さねばとしている感覚があります。 特に、返却前日にはもう一度読んでおこうとする名残惜しさ、ケチ臭さを発揮してしまいます。 「制約」に感謝します。 橋脚だけですと、一つ一つがバラバラに見えます。 しかし、数々の橋脚の上に一枚の板が乗ると繋がって橋になります。 私達がしている様々な経験は橋脚であり、その時にはバラバラしていて、これが何になるのか、どこに繋がるのかは見えません。 しかし、ある時、どこかで一枚の板となる経験や事柄によって、それまでの橋脚が繋がって橋に道になります。 「無駄な経験はない」と言われる所以です。 ラーメンを食べることを目的としている男性にとって、並ぶ時間は苦痛で短くしたいものです。でも、友だちとのおしゃべりに楽しさを感じられる女性にとっては、並ぶ時間も有意義になります。 こう言った「男性脳」「女性脳」については黒川伊保子氏が詳しく書かれています。 きっと、そういったことについてはいろいろ知っていて、でも、あえて芸人さんらしく、コミカルに書いているのだと勝手に推測します。これは作品全体にも当てはまるかと。 何気ない一文から考えさせられること、共感することがいくつもあります。 自分の経験をもとに、それを一般化できるのは頭の良い証拠だと思います。 古市氏とはまた違って、自分を卑下しつつ、でも世間に一矢報いるようなスタイルも上手い立ち位置だなと思います。 当然、全てのコラムが引っ掛かるわけではありませんが、知っている方とは、どこに共感したか言い合いたいなと思う作品です。

    1
    投稿日: 2023.12.26
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    うーむ ふかわさんポイと言えば そうなんだけど、 爆笑するようなエッセイではない。 ふ〜ん、 なるほどね、 こんな事思ってるんだぁ… 理屈ではないかもしれないけど、 いろんな事をこねくり回して、 説明してくれているんだけど、 あまり共感できない。 そうか、 タイトルどおりと言うことね。

    6
    投稿日: 2023.12.16
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    私が中学生の頃、同級生に勧められ、長髪に白いヘアバンドという出で立ちの著者を深夜のブラウン管で目にしてから随分と月日が流れ、まさか著作を読むことになろうとは当時の私は夢にも思うまい。前半はタイトルの示す通り、世間とのズレに悩まされる著者の日常が愉快に描かれているが、中盤以降は著者の真面目で実直、そしてロマンティックな人柄が全面に出ており、本書に【お笑い芸人】らしいエッセイを期待した私としては、少々【コレジャナイ感】を抱かずにはいられなかった。然し乍ら、知性と優しさに満ちた文章で、これはこれで悪くなかった。

    1
    投稿日: 2023.12.15