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あしたの名医3―執刀医・北条衛―(新潮文庫)
あしたの名医3―執刀医・北条衛―(新潮文庫)
藤ノ木優/新潮社
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総合評価

10件)
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    無所性妊娠、子宮摘出、帝王切開、妊婦の自動車事故…。 伊豆中央病院は、相変わらずの忙しさ。 そんな中、北条が腹腔鏡手術を執刀することに。 さらに、研修医のゆめが初めて帝王切開に挑む、と、 バタバタとせわしない。 それでも、三枝を中心に、塔子、田川、海崎、 神里、八重、といったいつものメンバーによる 全力サポートが、二人を支える。 このチームの団結力は変わることなく、盤石だ。 看護師と助産師の間のギクシャクも、 ひとつの騒動に加えられるが、それとて、 リーダーとしての塔子の力や、あたたかな環境が 問題を終息させる。 命を生み出す伊豆中の環境は、まったく揺るぐことなく、 この安定感が心強い。 ゆめが初めての帝王切開に挑む第五話で、 「子宮が怖い」という表現がある。 「産婦人科に従事する者は、子宮という臓器の 神秘を知り、敬意を示すと同時に畏怖を抱く」 なのだそうだ。 ワタシ自身、三人出産し、二番目が帝王切開だった。 子宮が怖いという感覚は、もちろん、現場の感覚だろう。 こっちは、普段、子宮を意識して生きてはいない。 そして、出産というものが、はるか昔の今となっては 特に、意識することなどない。 この現場の感覚を初めて知って、ある意味、 敬虔な気持ちになった…。 そして、医療現場の人々に、今さらなのだが、 深く感謝、なのである。

    0
    投稿日: 2026.02.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    美味しいものが出てくるし 人と人の間で起こる 感情の機微も出てくるし 研修医と主人公の成長も出てくるし 盛り沢山 で 無機質な彼女からの連絡で終わる 次巻が楽しみ

    28
    投稿日: 2026.01.26
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    少し前に読み終わった。 そして、終わりにある発刊日を見て、力が抜けた。すぐには、次は出ない。 読んでいる途中、妻が手術したことを思い出した。チョコレート?なんとか。何年か前に卵巣の摘出手術したこと。3巻までに産婦人科のいろいろな手術などの治療を読んでいて、ふと身近にいる人を意識することになった。作者が専門医であることとその表現が、こんな行動につながったように思う。 4巻はいつ出るのだろう。

    1
    投稿日: 2026.01.25
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    シリーズ第三弾も面白かったです。 面白いシリーズものは続きが気になります。 次作がありそうなラストでしたので期待したいです。

    59
    投稿日: 2026.01.16
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    安定した面白さ  3作目なんだな。前2作をほぼ忘れてしまっていると思ったら、2作目を読んでいないようだ(こんな時読書記録は役に立つ)。早速読まないと!  短編連作集だからリズミカルで読みやすい。手術シーンはよくわからないけれど、いろんなキャラクターがたくさん登場して飽きないし、それぞれの役割が明確なのでとても読みやすい。次に続く余韻を残しながら終わったので次回も楽しみだ。

    1
    投稿日: 2025.11.29
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    このシリーズって、必ず最終章がかなりのシーンになるよなー。 今回も御多分に洩れず。 穏やかな章タイトルに安堵しそうになるな、もちろん、そんなことはなく。 今回もハラハラしてしまった。 シリーズ3巻まで読んで思うのは、三枝教授の凄さと、考えていることの凄さ。 とにかく、三枝教授はすごい。 1巻の前半で感じた三枝教授の印象は、もうガラッと変わった。 このシリーズ、続いて欲しいなー。。

    1
    投稿日: 2025.10.05
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    駅前で珈琲飲みながら読み初めていて ふとモバイルエマージェンシールームを見ようと映画館へ 油断してたのがスリリングだけかと思ったら、めちゃくちゃ泣いてた自分、MERの情報が0でもあった。あの手術舞台が文字になってたのがあしたの名医、伊豆中大忘年会ははちゃめちゃ飲み会だと思いきや1番の過酷な手術が三枝先生で描かれていた。衛の腹腔鏡手術が克明に文字になってたし、自分でも理解できないけど、知らない世界を見るのは勉強になります あっ2を再読せねば

    29
    投稿日: 2025.09.10
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    主人公の医師が伊豆中央病院へ来てからまだ半年足らずなのに3作目。最初の頃は自己紹介兼ねての伊豆名物料理が多かったが、今回は手術の場面が格段に増えている。こちらは素人なのでよく分からないが、何となく映像が出てきて圧倒される。 頑固で頑迷と思われた教授が、徐々に優しさと厳しさを兼ね備えた人格者と分かってくる。 主人公の北条医師が、教授を含めた素晴らしい先輩達の元で急速に成長を遂げて行く成長物語。 今回は新人研修医が初めての手術に臨む場面が出てくるが、誰でも初めてはあるものの、このような医者には当たりたくないと思ってしまった。

    62
    投稿日: 2025.09.07
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    シリーズ3作目。衛が伊豆中に赴任してまだ半年しか経っていなかったんだと、初めて気付いた。それほど濃密で、印象的な出来事が多かったんだろう。 今回は三枝教授の決断力のと類稀な手技、また人情味あふれる人柄など魅力がいっぱいだ。 更に衛が成長して行く第4弾が待ち遠しい。

    3
    投稿日: 2025.08.14
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    藤ノ木優『あしたの名医3 執刀医・北条衛』 2025年 新潮文庫 大好きなシリーズ第3弾。 北条先生がどんどん成長していく姿に心打たれます。 そしてやっぱり命の重みを感じずにはいられません。 最終話の教授と北条くんとのやりとりには感涙。 男性としては馴染みのない産婦人科医の物語だけど、命を生みだすことはまさに命がけなのだと胸が熱くなります。 絶対に映像的でドラマや映画的な内容だけど、産科関係は制作費かかるんだよね。 でもいつか映像化にも期待! まだまだシリーズは続く結末だったので楽しみです! #藤ノ木優 #あしたの名医3 #執刀医北条衛 #新潮文庫 #読了

    3
    投稿日: 2025.08.09