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たった独りのための小説教室
たった独りのための小説教室
花村萬月/集英社
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総合評価

7件)
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    ☆3.5 毒に充ちた本  良い本だ。  だけど、一息に読まうとすると疲れてしまふ。花村が治療時にベッドのうへで書いたものだからかもしれないけど、それにしても息がつまるのだ。  小説の具体的な書きかたぢゃなくて、精神上。いや具体的な話はあるのだけど、ここをかうしろああしろとかいった、細かいことは書いてない。すくなくとも虚構を売り物にしたいのなら、こころにとどめておけ。といったもの。  比喩を減らせ。とか、セックスは起承転結だからセックスを書け。とか。  それはさうだよな。私もいぢはるになるけど、この本はやはり全面的にただしい。ただ文学志望者を打ち砕く。

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    投稿日: 2025.10.26
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    こういう本は人によって教え方が独特で好きなんだな。最初の方ぶっ飛んでて思わず1回本を閉じました 最後まで読み進めると分かるなぁと深く頷くこともあり。他の本にも書いてあることからより大事なんだなとメモしたり。他の人にない着眼点もあり面白かった 音楽やってる人には取っ付きやすい話も

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    投稿日: 2025.10.09
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    病床にありながら書ききったという花村萬月氏、渾身の一冊。 言葉選びが巧みで語彙力が豊富、この本を読むだけでも読書の理解度が上がります。 小説を書いている身としては学ぶものが多かったです。 図書館で借りてきましたが、懐に余裕ができたら購入して手元に置きたいと思いました。

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    投稿日: 2025.09.30
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     よくある生易しいハウツー本ではなく、焦点を「たった独り」に絞ったところに、花村萬月の歯に衣着せぬ小説家としての矜持が現れすぎている一冊。  しかも病気に侵されながらも、多数執筆している中で、この一冊も作り上げているということを知れば、まさに精魂を削ったものなのであろう。  小説家に限らず、例えば一流の漫画家でもそうだが、やはり所謂普通の生活からは逸脱していて、ただ小説を書く、漫画を書くという衝動に抗いがたいものなのであろう。それは実力を得て、種々のものに変化していくかも知れないが、根底は変わらないのであろう。  小説は虚構、しかも完全無欠の整合性を精密に作り上げなければならない。今度はこういった視点で読んでみるか。

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    投稿日: 2025.03.23
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    これを読んで、私は小説家にはなれないと理解しました。この本を読むに相応しい「たった一人」が現れることを切に願います。

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    投稿日: 2024.09.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小説教室……の名の通り、『小説教室』だと思って読んだら痛い目をみる。 このタイトルにある『たった独りのための』というのは、範囲が狭い。 ・花村萬月著書のファン ・感情で書かれている文章も難なく読める。 ・過去の自慢や他人への嫌悪の話が聞ける。 この辺りに当てはまるならば、何かを得られるかもしれない。 さて、私はと言えば、別に著者のファンではない。技術書と思って手にしてしまったので、感情論で唖然とした。自慢や嫌悪は聞くに堪えない。 『たった独り』の点に一切合致しなかったのが私だ。 私は『たった独りのための小説教室』を読んで、著者の他の作品を読みたいとは思わなかった。紹介はいくつか書いてあったけど、食指は動かない。何よりこの本が私に『合わない』 『小説教室』というタイトルは誤解を生むと思うけど、それが本の売り方なんだよな。 そうでもしないと、売れない。『俺の書き方のうんちく』ではだれも読まない。でも、内容は……そんな感じ。 他にも著者は視覚優位の感覚の持ち主っぽいので、『書いた時の原稿用紙の美しさ。パッと全体を眺めた時の美しさ』や『読めなくても漢字の形を楽しむ』という感覚がある人なので、その辺りは合う人しか無理だろうなと思う。 視覚、聴覚、体感と優位な感覚は人によって違うので、わかんないよと思う人はその感覚を大切にした方がいい。『人によって違う』というものがこの本の中ではほぼ排除されていて『俺のやり方』が書かれてる。 我こそは『花村萬月先生のたった独りになれる』と思う人は、この本を読んでみると良いのかもしれない。 私は、図書館でよかったと思ってこれを返却するのです。

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    投稿日: 2024.03.10
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    実作者による小説指南本を数冊読んだのだけれど、実作者としてどれだけ優れていても、やはり指南書としては、分かりにくかったり、「このくだり、必要なのかな?」とか思ったりすることが多い。ノートに書き写して勉強したいと思って読み始めたので、がっかりしてしまう部分はあった。 軽いエッセイとして読み飛ばす分には面白い。

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    投稿日: 2023.10.21