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リカバリー・カバヒコ
リカバリー・カバヒコ
青山美智子/光文社
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総合評価

1044件)
4.1
369
428
184
15
3
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    各章ごとに話は完結しているけど、前の章の話の登場人物が後の話にも出てくるのが青山美智子さんの小説の特徴。そのことがわかっているのに今回もハッとさせられた。こんなふうに繋がっているんだと。 抱えている悩みや問題を乗り越えていくための ヒントをもらえた作品。 また読み返したい本のひとつです。

    14
    投稿日: 2026.03.29
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    青山先生の優しい言葉たちが心に染み入った。そんなに深刻な話ではないけれど、心当たりのある状況や感情に対して処方箋を出してくれているような感じ。 身近に悩んでいる人がいたら、この本に出てきたような温かい言葉をかけてあげたい。

    0
    投稿日: 2026.03.29
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    なんとも抜けた顔のカバヒコwww 何もせず、そこにいるだけやのに、みんなの心の痛みに寄り添ってくれる不思議なアニマルライド、カバヒコ。 最終話で、カバヒコの都市伝説の始まりと正体が分かった時は愛を感じて心がホコホコしたよね。 愛が都市伝説に生まれ変わって、たくさんの人の心を救うなんてイイネ。 ☆第1話 奏斗の頭 ☆第2話 紗羽の口 ☆第3話 千春の耳 ☆第4話 勇哉の足 ☆第5話 和彦の目

    0
    投稿日: 2026.03.29
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    読み始めると学生さん向けかも、と思ったけれど、小学生から50代、いや80代まで何歳の人が読んでも面白いと思えると思う。 同じマンションに住む5人の物語。短編だけど、カバヒコによって繋がってる。 2時間くらいでサラッと読める。

    0
    投稿日: 2026.03.26
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    触った所を治してくれるカバヒコ、みんなそれぞれ悩みを抱えたり自分を隠したりしている。でもそのことは悪いことではなくてそれを乗り越えて新しい別の自分らしい道や在り方を見つければ良いのだ。自分であるために考えを帰るきっかけを与えてくれる。みんなカバヒコを通じて懸命に生きていた。

    0
    投稿日: 2026.03.26
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    カバヒコは古いライドアニマル 色褪せペンキが剥がれチョッピリ泣き顔だ だからこそ悩みを持った人たちに寄り添える

    0
    投稿日: 2026.03.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大好きな青山美智子さんの作品、またひとつ読み終わってしまった。 とても読みやすくて温かい作品。 リカバリー。元に戻るんじゃなくて、経験と記憶を加えて新しくなる。とても心に響きました。 高岡の「何が大事で何が必要か、そのつど選択しながら生きているってことでしょ。なにもかも全部はっきり見てやろうなんて、その方が傲慢ですよ。」が一番好きでした。

    8
    投稿日: 2026.03.24
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    短編の話で、すべてのお話がほっこりするものばかりで面白かった。特に共感することができたのは1番最初のお話で学生だからこその悩みがあって、みんなそうなんだと安心できた。幅広い層に共感される本なのではないかと思った。それぞれのお話が時間を超えてつながっていて不思議な気持ちになった。

    0
    投稿日: 2026.03.21
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    やっぱり人間しんどい時って都合いい、悪い含めて視野が狭くなってしまうだろう。 青山さんの本はそんな視野が狭くてしんどくなってる人に対して、気づきを常に与えてくれる存在やなと思います。 また一つ、青山さんの素敵な本に出会えて嬉しい。

    0
    投稿日: 2026.03.21
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    公園にあるカバの遊具。ただそこにあるだけなのに、この話を読むとすごく愛しい存在に思えてくる。 すっごい面白いというわけではないのだが、じわじわ心に沁みてくるお話。大人でも子どもでも悩みはあるよなあ。駅伝大会はとても共感しちゃう。 よいお話だ。

    15
    投稿日: 2026.03.16
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    同じ世界で繋がった5話で構成された連作短編集。短いからサラッと読み終えた。 リカバリーがテーマなので再生するヒントが沢山描かれて、気付きや学びが多かった。 特に印象に残ったのは、 「リカバリーしても人間は全く同じように戻らない」という医者の話。 以前と同じ形を目指してしまうから、上手くいかず苦しくなってしまうんだと思った。昔と違う自分を受けいれ、アレンジして生きていくことが大事だと気付かされた。 あと、2話の紗羽の口で出でくる 「話せる」はただ単に口数が多いことではなく、「必要なことがきちんと伝えられること」という内容。 すごく納得したし、自分もそうであれるようにいたいと思った。 いつか心が限界と思うような時が来たら、もう一度読みたい作品。

    18
    投稿日: 2026.03.16
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    カバヒコは何も言わないけれど、悩みを抱えた人がカバヒコに癒され、自己解決する姿がとても心強く、老若男女皆何かを抱えて生きてて、自分だけじゃないって励まされました。私も心にカバヒコをいつも置いておきたいです。

    0
    投稿日: 2026.03.09
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    読了後、なんとも言えない気持ちになった。癒やしをもらった、自分のことを言われてるみたいだった。昔の思い出、これから起こりうること、様々は感情が溢れる。

    0
    投稿日: 2026.03.08
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    青山美智子さんらしい本。 心に届くメッセージがたくさん散りばめられていて、わたしのこと知ってますか?って尋ねたくなる。誰の心にも届くのかな?それなら、みんな同じように悩み、悲しみ、気づき、また立ちあがっていけるのかな。 リカバリー、同じようにはもどらないけど、経験と記憶がついて、心も体も頭も前とは違う自分になる。良い自分に持っていくのは自分自身。私も カバヒコに力をもらって前へ進もう。

    14
    投稿日: 2026.03.06
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    出口のない悩み、少し誰かを頼りたいけれどどうしたらいいかわからない。 そんな時にそっと寄り添ってくれるのがカバヒコ カバヒコは何もしない、普通の公園の遊具だけれど、「カバヒコを撫でると治るんだよ」という少しのおまじないで悩みと向き合えるようになる。 ほんの少し力を貸してもらえるような気持ちになる。 優しいお話しだった。

    1
    投稿日: 2026.03.05
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    自分のことを見つめ直して、そして気付いて前に進んでいく主人公たちが羨ましい。私はそんなに強くないから。でもそうなりたいって思う。

    2
    投稿日: 2026.02.25
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    心の「塗装」を直してもらった気分。カバヒコに癒やされました レビュー本文: 公園にある古びたカバの遊具「カバヒコ」を巡る連作短編集。 自身の体の痛い部分と同じ場所を触ると回復する……という都市伝説のような設定ですが、魔法で治るわけではなく、カバヒコとの対話を通じて、登場人物たちが自らの力で心を回復(リカバリー)させていく過程がとても素敵でした。 どのお話も必ずハッピーエンドで終わるので、読んでいる間の安心感が絶大です。 物語に大きな意外性やどんでん返しがあるわけではありません。でも、だからこそ、日常の中に転がっている小さな悩みや、すれ違う誰かが抱えているかもしれない「見えない痛み」に、改めて気づかされました。 読んでいるうちに、自分自身の凝り固まっていた心も優しくほぐされていくような感覚になります。 「みんな、平気な顔をしていても、いろいろ抱えて頑張っているんだな」と、他者への眼差しが少し優しくなり、読後は前向きな気持ちになれました。 心が疲れた時、カバヒコに会いに行くような気持ちでまた読み返したい一冊です。

    2
    投稿日: 2026.02.25
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    カバヒコに「自分の傷を治して」と呼びかける姿は、カバヒコに自身を投影しているように感じた。 傷を負った自身の姿を客観視し、慰めたり、共感したり、罪を告白したり。誰かに聞いてほしいけど、誰にも言えない本音をカバヒコに伝え、跳ね返ってくる自分の言葉から勇気をもらう。 私の身の回りにカバヒコはないかなと探してみたくなった。

    5
    投稿日: 2026.02.24
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    登場人物がそれぞれの短編に繋がりを持たせてあるので、時折感じる一話限りの短編の淋しさがない。 カバヒコやクリーニング屋さんを通してみんなが繋がっていること、どんな人でもそれぞれ悩みがあることが物語の中に描かれていて、暖かい気持ちになりました。

    6
    投稿日: 2026.02.24
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    日の出町内会に住んでいたことのある身としては、日の出公園のカバヒコはなんだか馴染みのある遊具のようで、名前は違うけど家の前にも公園があって、アニマルライド(そういう名前だとはしらなかったけど)も何体かあって、しかもカバヒコと同じく揃って色がかすれてたなぁ。おそらく50歳近いのではないかな。丈夫な素材でできてるんだろうね。 というわたしの記憶とも相まって、懐かしくほのぼのと読みました。 そして、この懐かしい公園で、幼稚園が終わってから日が暮れるまで毎日子どもたちが遊んでいたことや、ママ友とのかたちの定まらない、不安定な友好関係も一緒に思い出し、頑張ってきたねと自分をいたわりたい気持ちになりました。

    3
    投稿日: 2026.02.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    青谷美智子『リカバリー・カバヒコ』は、新築マンション「アドヴァンス・ヒル」に暮らす人々を中心に、近くの「日の出公園」に佇む古びたカバのアニマルライド、通称“リカバリー・カバヒコ”を軸に描かれる短編オムニバスだ。 「自分の痛いところと同じ場所を触ると治る」という都市伝説を持つこのカバは、住人たちの小さな痛みや心のひっかかりにそっと寄り添う存在として物語に登場する。 本作に通底するのは、「誰もが抱える小さな痛み」に対する優しいまなざしだ。 元気なときなら流せるはずの出来事も、心が目詰まりしていると途端に息苦しくなる。 そんなとき、カバヒコに触れるという行為は、心のフィルターを取り替えるような、ほんの少しの“きっかけ”を与えてくれる。 都市伝説を信じるかどうかは別として、 「チャレンジもいいけど、アレンジするのも良い」 という言葉が象徴するように、無理に頑張るのではなく、自分のペースで立て直していく姿がどの章にも描かれている。 つらさを抱えた人が回復し、その経験を“幸せのバトン”のように誰かへ伝えていく。 その連鎖が、作品全体にやわらかい光を灯しているように感じた。 読後には、胸の奥の小さなモヤがすっと晴れるような、そんなすっきり感が残る一冊だった。

    3
    投稿日: 2026.02.23
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    久しぶりに青山さんの作品読んだかも。 カバの遊具を触ると、治したいところが回復する。 そんな訳ないんだけど、そんなことが起きるわけはないんだけど、でもそう信じたいことだってあるはず。私だってこの遊具が近くにあるなら触れにいきたい。 結局、それはきっかけに過ぎなくて、主人公たちはみんな自分たちで試練を乗り越えていくんだ。でもそのきっかけって大変なものだよね。 この本のいいところは、完全に解決するとか、完全に元気になるとかじゃなくて、それぞれが自分の足で歩き出すというところ。そうだよね、未来なんて誰にも分からないから。 私は何度も言うけど、自分のことが嫌い。 こんな人が身近にいても絶対に友達にならないし、こんな私と仲良くしてくれる人は本当にいい人なんだと思う。でもじゃあ、自分のことが好きになれる努力をしているのか?と聞かれると答えられなくて、なのに自分のことはいつまでも嫌いで嫌になって、悪循環。 自分のことを好きになれる努力をしたいよね、いい加減。これからもたくさん青山さんの本を読んで、少しでも自分の心が癒されたいな。

    2
    投稿日: 2026.02.22
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    廃れた公園にアニマルライドのカバ。 そのカバを介した人との繋がりで、登場人物たちは、傷ついたり悩んでいるココロを修復していくストーリー。 人は人との出会いや別れで、リカバリーしていく生き物なんだなあ 『和彦の目』が特によかった。。

    2
    投稿日: 2026.02.21
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    「もう一度ちゃんと立て直したい」と思うときほど、何をすればいいのかわからなくなる。 『リカバリー・カバヒコ』は、そんな状態にいる人のための、静かな回復の物語でした。 描かれるのは、日常の中で少し立ち止まっている人たち。大きな挫折ではなく、誰にでも起こり得る心のつまずきが丁寧に描かれる。物語は派手さを抑え、会話や気配、間の取り方で感情を伝えてくるのが印象的だ。 この本が心に残るのは、「元気になること」をゴールにしていない点だと思う。無理に前向きにならなくてもいいし、完全に回復しなくてもいい。ただ、自分のペースで呼吸を取り戻す。その過程そのものが尊重されている。 読み進めるうちに、登場人物の回復と重なるように、こちらの心も少し軽くなる。読後に残るのは高揚感ではなく、「今日はこれで大丈夫」という静かな納得感。 疲れた心に、強い薬ではなく、効き目の穏やかな処方箋をくれる一冊だった。

    104
    投稿日: 2026.02.21
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    さらっと読めて、絶対に読者を辛いも思いにさせない。あたたかい気持ちにしてくれる。青山先生らしい本でした。 赤と青とエスキースに出てきたものが、こちらにも出てきたことに気付けて嬉しかった。

    17
    投稿日: 2026.02.20
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    感想が前後していますが今年1番最初に読み終えた本。2024年の本屋大賞ノミネート作品。公園に設置してあるアニマルライドを通して繰り広げられる5つのお話。登場人物は子供から大人まで様々、自分の治したい部分と同じ部分を触ると回復する(人呼んでリカバリーカバヒコ、カバだけに)と言う。 どのお話も読後感が良く温かい気持ちになれる。瀬尾まいこさんが好きな人は青山さんの本も好きなのでは?なんとなく感じが似ている気がします。他の本も手に取ってみたいと思います。

    4
    投稿日: 2026.02.19
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    良い話だったなぁ。 公園にぽつんと置かれたカバのアニマルライド。 カバヒコと呼ばれている。 自分の体の治したい部分、カバヒコの体を撫でると、自分の体が良くなるという都市伝説あり。 リカバリーカバヒコ。カバだけに。 この公園の近くに住む、生きづらさを抱えたり、不安や悩みを抱えている人たちにスポットをあてる連作小説。 この話全編通じて感じるのは、私が周囲を変えることはできない。私が変えられるのは私自身だ。ということ。 自分の人生、自分で乗り越えて、自分で変わっていくしかないのだなぁ。 この本に出てくる人たちの、そんな変化が描かれていて、さわやかな温かい気持ちになれた。

    14
    投稿日: 2026.02.19
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    最初の一話目で、引き込まれた。年が自分と近いからが、最初から最後までそのことを考えていたいた。 私も、自分が優秀とか思っていたけど、そんなことなかったなと思って、でも過去の自分が忘れられず漫然と日々を送っている自分と語り手を重ね合わせて、一人で切なくなった。

    16
    投稿日: 2026.02.15
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    じんわりと心温まりました。 なんで自分ばっかりと思うことが生きているとあるけど、青山美智子さんの作品を読むと「1人じゃないんだな」と毎度感じることができる。 私も公園に行きたい。リカバリーしたい。 最後の文に思わず涙してしまいました。

    19
    投稿日: 2026.02.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2026.03 図書館 青山美智子の文章はほんとうに優しい ひねりやどんでん返しは無くても読むことで心が穏やかに優しくなれる文章を書く天才なんだなと思う 自分は「予想できない展開を評価」する傾向がある気がしてるけど青山美智子の本は適用外 それぞれの悩みがあって、この悩みを解決してくれるカバヒコ こんな心の拠り所やサンライズクリーニング店みたないな店があるといいね 昔ながらの団地の商店街にある店はこういう雰囲気よね、ドキュメント72時間でみた気がする 最後の章で絶対1章の高校生2人やブラマン(人気の漫画)出るやろなーと思って読んでたから当たったーて思いながら、サンライズの店主の息子かいっと 特に好きなのは2章のママ友のやつ

    3
    投稿日: 2026.02.15
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    リカバリー・カバヒコを中心に、ご近所に住む人たちの人生模様が垣間見られます。 別の話でも前の話で出てきた人の影があったりして、こういうのって少し嬉しくなります。 ほっこりじんわり温まる作品でした。 同著者の『木曜日にはココアを』は読んだことがあって、同じく優しくふわぁっと癒されました。 5話入ってますが、最初の「奏斗の頭」が一番好きでした。

    4
    投稿日: 2026.02.14
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    読みやすく、ほっこりする短編集でした。 ある公園の遊具、カバヒコの近所の人たちのそれぞれの悩み、躓きからの前進を描いた作品です。 カバヒコは具体的に何かをするわけではないのに、みんな自分の問題に気づいて解決していく…不思議だけど、暖かい話です。 結局、自分の気持ち次第ですね。そこに気づけるかどうかが大事なんだなぁと思いました。 それぞれの登場人物が関わりあっているのも良かったです♪

    3
    投稿日: 2026.02.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ことばには責任がある。ほめられたくて頑張るのは悪いことじゃない。でもほめられなくなったときに、くじけてしまう。ただほめられなくなった、ってだけだったのに。懸命な姿には何のかわりもないのに。だから、言葉を尽くすのではなく、ただ愛するだけ。 病気、けがのあと、治るけど、元の通りではない。 おばあさんの飴欲しい。 小さな公園と、その周辺にある、団地、クリーニング店、新築分譲マンションの環境。お話のキーは公園のカバヒコ、カバの遊具。体の悪いところがあればこのカバの同じ場所をなでると治るらしい。言い出しっぺはクリーニング屋のおばあさん。団地、マンションの住人がカバヒコを通して成長していくストリー。

    2
    投稿日: 2026.02.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    青山美智子の小説は今までも読んでいて面白かったので評判がいいリカバリーカバヒコを読んでみた。 一言で言うと読みやすくて単純。ちょっと深みは足りないと感じた故に1日で読み切ってしまった。 ただし、いくつかの話の中がハッピーエンドで終わらないという点は非常に好感が持てた。 やはりハッピーエンドばかりじゃ現実味が無くて面白くないもんね バランスがとられたエンドに満足した。

    2
    投稿日: 2026.02.13
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    読みやすくてサクサク進んだ。 それぞれの主人公の悩みを公園に設置されているカバの遊具に願うと叶うとされていたが、 実際のところそういうジンクスもあるがそれ以上に主人公みんなが今の自分を変えたいと思いながら改心して行動していくのが前向きな気持ちになって良かった。 願いは言霊にしていくのが良さそうとも思った。

    2
    投稿日: 2026.02.12
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    カバヒコに救いを求める ままならない人たちの話。 青山美智子さんが描く日常の悩みは ほんとに身近で没入感がすごい。

    2
    投稿日: 2026.02.08
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    どこかで読んだことある文体だなと思ってたら「月の立つ林で」の作者だった。この方の小説はネガティヴな気持ちにならないから安心して読める。

    1
    投稿日: 2026.02.07
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    本当の話せるって必要なことをきちんと伝えられること。 無理に上手に会話を続けようとしなくても、伝えたいことだけ話せばいいんだなって、こころが軽くなりました。 カバヒコのおかげで。

    2
    投稿日: 2026.02.05
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    セラピーみたいな物語。 公園のペンキのハゲかけたカバの乗り物カバヒコ。 名前が可愛い。 自分と向き合うためには言葉の通じないものの方が向き合いやすいのかも。。

    20
    投稿日: 2026.02.03
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    相変わらず、ほんわりじんわり暖かい連作。中学生からママ友との関係に悩む年代、母の老いが気になる年代までみーんなの気持ちがちょっとずつ分かるので、年を取るのも悪いもんじゃないと最近思う。カバヒコうらやましい。私もどこをかはまだ分からないけど、なでくりまわしたい。

    1
    投稿日: 2026.02.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短編ながらも出てくる5人の登場人物がサンライズクリーニングや日の出公園を介して、自分の心の傷やもやもやを癒していく。誰しもあるであろう悩みやずるい考えがどう変容していくのかが綺麗に描かれている。私にしては珍しく、2日で読み終えた。 心に残った言葉は「褒められたくてすることは悪いことじゃない。でも褒められなかった時に落ち込んでしまうだろ」

    1
    投稿日: 2026.02.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    リカバリーカバヒコ 『小さきモノの尊厳』 小学生のクラスの駅伝の話 駅伝のメンバーは足の早いいつもリレーに選ばれるようなメンバー。 主人公は走りに自信がないから足をねんざした事にして、駅伝から選ばれないようにする。 友達の子は足も遅いのに、誰もやりたがらないから立候補する。 駅伝メンバーからも「あいつは足が遅いからお荷物だ」って言われても、一緒に走りの練習したり、自主練を楽しそうにしている。主人公も一緒に練習に付き合うようになる。友達は駅伝の日をとても楽しみにしてた。 当日、友達の走る番。走りが遅くて、全然かっこいいとは言えず、しかも途中でこけて、笑う者もいて、一緒に練習し、応援してた主人公は見ていられず、思わず手を出しかける。 「オレに触るな。触ったら棄権になるから」って、ボロボロの姿で完走する。 本当にカッコ悪いのは、嘘をついて駅伝に選ばれないようにした自分だと主人公が気づくところと、足が遅くても、一生懸命練習し、当日を心待ちにして、またどんな姿、結果でも完走した友達。私は主人公タイプだから、自分の事のように思えて一緒に泣いた。

    1
    投稿日: 2026.01.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    心が軽くなる作品でした。 リカバリーカバヒコは実際に直してくれるのではなく、本当に頼りたいと思っている真の悩みを気がつかせてくれるのではないかと思いました。 1人で悩んでいる時はどうしても目を逸らしてしまうことも、何かに縋ることで、見えてくるものがあるのかなと思いました。

    1
    投稿日: 2026.01.25
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    とある公園のアニマルライドのカバヒコには、自分の治したい部分と同じ部分を触ると回復するという都市伝説があり、様々な悩みを抱えた主人公たちがカバヒコや周りの人とのかかわりを通してリカバリーしていく話。 人の弱さに寄り添って温かく包み込んでくれる作品だと思いました。心が弱ってきたらまた読みたいです。

    28
    投稿日: 2026.01.23
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    自分の体の治したい部分と同じ部分を触ると治ると言う伝説が有るカバの遊具カバヒコを巡る物語は、登場人物が皆自分の弱い所に向き合いそして治していく…そんな話でした カバヒコが治すというよりは好転するキッカケに気付けると言った感じでしょうか 登場人物は皆同じマンションに住んでいるので登場人物同士の会話や繋がりも有ったりします 何処かとボケたカバの遊具のイラストに惹かれて読みましたが、いずれも登場人物が良い変化を見せていたのが印象的です。 カバヒコは今までもこれからも弱った人をリカバリーし続けるんでしょうねぇ

    3
    投稿日: 2026.01.22
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    登場人物のそれぞれの悩みが年代ごとにリアル。カバヒコに相談する中で自分の声を聴けている。私自身も、自分の悩みを嘘偽りなく打ち明けられるカバヒコがいたらな〜。でも自分を変えるのは自分自身。自身を変えられた主人公たちは強いな〜。

    1
    投稿日: 2026.01.21
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    サンライズ・クリーニングのおばあちゃん素敵すぎる (溝端ゆきえ)さん 不安っていうものも立派な想像力だと、私は思う 不安っていうのは、まだ起きていないこととか、他人に対して抱くものだろう。それを思い描けるっていうのは、想像力がある証拠 私もそんなふうに考えたことがなかった 私も何か救われたような気持ちになって安心した

    33
    投稿日: 2026.01.19
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    みんな、それぞれに向き合いたいけど逃げたいような部分がある それをカバヒコを撫でながら回復を祈るんだけど、 信じる気持ちや祈る気持ちって、すごく強いものなんだろうと思った やっぱり向き合うこと、大切なんだよな

    1
    投稿日: 2026.01.19
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    日の出公園にいる遊具の通称カバヒコを中心に町の人の心や人生のつまづき~再生が描かれている カバヒコには痛みのある自分の体と同じ部分を触ると回復する力があるという噂があって…… 連作短編集になっていて手前の話で主人公だった人のその後が別の人の話で少し見えたりするところが良かった 文章もすごく読みやすいんだけど心の機微を丁寧に、時に核心を突く言葉で書いている 体も心も悪くなって落ち込んであいつのせいだと人の不幸を願ってしまう そんな風に思う自分がもっと嫌いで前の自分に戻りたい 周りの目線じゃなくて自分の心に向き合ってみたら悲しかったのは本当はこれが嫌だったんだな…と気付ける 暗闇の中にいると人の好意やちょっとした仕草さえ辛くて向き合えなくて歪んだ見方をしてしまうことってあるよね 素敵で印象的なシーンもいっぱいあって読んで良かった!

    8
    投稿日: 2026.01.18
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    団地の中にある小さな公園に取り残される 様にあるカバの遊具「カバヒコ」 このカバヒコに出会う人達の悩みや苦悩が また関わる人との繋がりによって絡まった紐が解けて行くように解決していく。 そして、最後には「カバヒコ」の名付け親(母) が生きづらい息子に託した思い。 何十年もたった今、母と息子の掛け違えた 思いが繋がる

    2
    投稿日: 2026.01.16
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    オーディブルに読む(聞く)とその本のイメージがあまり良くはない印象として残ってしまうのはなぜだろうか・・・

    0
    投稿日: 2026.01.07
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    装丁に一目惚れしてずっと読みたかった本。 綺麗な物語で読みやすかったけど、児童向け?な感じが少しした。 思った通りに話が進んでいく感じで、ホッとはするけどわくわくはしなかったかな。 何も考えたくない時に読みたい本。 個人的には最後の話がいちばん好きかな

    1
    投稿日: 2026.01.07
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    リカバリーとは、失ったものを回復したり取り戻したりすること。 言葉のイメージとして私は「回復する」の方をより強く感じるかも。 自分の心が弱っているとき、本に出てくる様々な人のように 私は自分をリカバリー出来ているかなと、ふと考える。 恐らくNoだろうな…。 起きた出来事と、自分を受け止めきれずにうずくまり これからどう進めば良いのかと うまく切り替える事が出来ずに 傷を見ないよう立ち回り、また生活を続ける。 きっとそんなのの繰り返しだ。 自分が何をしている時に落ち着くのか 荒れている心をどうしたら凪に変える事が出来るのか 自分のリカバリーの仕方をいまだによく分かってないんだなと、この本を読んでそう思った。 カバヒコはそれぞれの登場人物にとっては 自分を見つめ直すほんのキッカケにすぎず 皆きちんと自分の心のありかを確認しながら 少しずつ進んでいってるのだろうな。 私もそうでありたい。 自分なりのカバヒコを見付けてみよう。

    2
    投稿日: 2026.01.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    推しの俳優さんがオススメしていたので読了。 登場人物がもつそれぞれの辛さとか苦しみに共感できすぎてしまってしんどかった…!でもその文前向きにも元気にもなれる!3話は思わず泣いてしまった〜 「同じようには戻らないけど、経験と記憶がついて、心も体も頭も前とは違う自分になるんだって」という言葉、心に残りました…!!

    1
    投稿日: 2026.01.05
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    元気をもらえる本でした。 登場する人たちは年齢も性別もバラバラだけど、どの人の悩みも共感できるポイントがあって、我がことのような気持ちで一気に読めました。

    1
    投稿日: 2026.01.04
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    ★3.5 安心して読める、ハートフルリカバリーストーリー。 小さな公園のアニマルライドのカバヒコにリカバリーされる人続出。カバヒコが不思議な力を持っているわけではなく、みんなカバヒコ通して自分と向き合っているんだね。

    5
    投稿日: 2026.01.03
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    公園にいるカバのアニマルライドが癒してくれる都市伝説にまつわる、心温まるストーリー集。 人生とは、自分の勇気が出るか出ないかにかかってる。結局はそこ。 誰かが背中を押してくれたり支えてくれれば2倍以上のちからになる。

    12
    投稿日: 2026.01.03
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    いつもの青山ワールドの世界でした。 アドバンス・ヒルというマンション名の通り 「小さな困難を乗り越える」というマンションに住む 小さな困難を抱えた人々の5つの連作短編集。 連作短編ということで、本来の次々と人または物語が 繋がっていく青山作風とは少し違うものとなります。

    39
    投稿日: 2026.01.02
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    どうってことないけど本人にとっては深刻な悩みを、大したことない悩みと切り捨てることなく寄り添ってくれる本。悩みが晴れて心がムクムクと元気になっていくときの高揚感や幸福感がふんわりと描かれていて、読んでいて心地よかった。カバヒコは小さなきっかけにすぎず、そこから人とのつながりや気づきを得て、心を回復させていく登場人物達。ひねりのないストレートな本だから、子供にもおすすめかな。不安症の息子におばあさんの「不安を抱くのは想像力がある証拠で、不安がりなあなたはきっと優しい人だと思うよ」という言葉を届けたいと思った。

    1
    投稿日: 2026.01.02
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    今回の共通点は人気のない公園にあるカバの乗り物。 そのカバにはカバヒコと名前がついていて、悪いところを治してくれるという伝説もあるという。 小さな範囲内の素敵な伝説でした。

    1
    投稿日: 2026.01.02
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    読みやすくていい話。各話の主人公たちが住んでいる新築分譲マンションの名前が「アドヴァンス・ヒル」、直訳すれば「前身の丘」で、最終的にはみんながちょっと前進できている感じがよくできている。公園の遊具のカバヒコには、自分の治したい部分と同じ部分を触ると回復するという都市伝説があるが、こういうプラスの伝説っていいよなあと思う。私が今まで実際に触れてきた伝説(というかしょうもない噂)って、「○○中学校は昔修学旅行で行ったディズニーランドでミッキーを池に落として以来、ディズニー出禁らしい」とか「○○遊園地はガチの幽霊が出るらしい」とか、楽しくないものしかなかった。

    0
    投稿日: 2025.12.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    私はいつも不安で、こうしたら周りからどう思われるのか、自分が何をしたいのかではなく、軸がどこか違うところにあって逃げているのかもしれないと感じました。 ただただ怖くて、本当にこれでいいのか不安になって、キョロキョロしてばかり。 そんなときにこの本に出会いました。 不安になるって〝想像力”なんだ。 想像してるから、他の人のことを思いやる心があるからなんだ。そんなふうに考えたことなんてなかった。気づかせてくれてありがとう。 大好きな一冊になりました。 この本に出会えてよかったと心から思える本です。

    0
    投稿日: 2025.12.30
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    誰しもが抱えている、人には言えない「欠落」や、過去に置いてきてしまった「大切なもの」。それを取り戻したいと願う切実な思いが、カバの遊具という不思議な存在を通して、優しく、そして丁寧に紡がれていました。 一度壊れたり失ったりしたものは、元通りにはならないかもしれない。けれど、新しい形として「リカバリー」していく登場人物たちの姿に、自分自身の欠落さえも愛おしく感じられるような、深い慈愛に満ちた読書体験でした。

    10
    投稿日: 2025.12.28
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    日の出公園にいるアニマルライドのカバ。通称「リカバリー・カバヒコ」は、自分の治したい身体の部分に触れるとたちまち回復してくれる伝説の遊具として親しまれている。そんなカバヒコを中心に5人の登場人物たちが少しずつ前を向いて生きていく話。 「人間って結構、見たいものだけを見たいように見てるんですよ」 「なにもかも全部はっきり見てやろうなんてそのほうが傲慢ですよ」 人間の身体はまったく同じようには戻らないけど、経験と記憶がついて、心も体も頭も以前とは違う自分になる。それはマイナスではないんだと。そう勇気づけられるのはカバヒコのリカバリー効果のおかげかも。「カバ」だけにね。

    1
    投稿日: 2025.12.26
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    好きな話でした。カバヒコが近くにいたら私はどこを撫でようかな?と思いながら読みました。結局は自分の気持ち次第、ですね。

    2
    投稿日: 2025.12.25
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    心身の不調を改善していくお話で、前向きな内容だった 中盤を過ぎてから単調と感じ始めたところ、最終話で展開し読後感が良かった

    1
    投稿日: 2025.12.25
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    青山美智子さんは何度も本屋大賞にノミネートされていて、すごく気になっていた方。 初めて読んでみたが、本当にすごくよかった。 リカバリーカバヒコに会いにくる人たちの連作短編。一つ一つの話が暖かくて、そして一人一人が本当にリカバリというか、見方を変えたり考え方を変えたりすることで前向きになる。素敵なお話で、心がほっこりする。 他の作品も読んでみたいと思った。

    4
    投稿日: 2025.12.21
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    アニマルライドのカバの直したい部分に触るとリカバリーできるという話 連作になっていて非常に良かった

    1
    投稿日: 2025.12.21
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    サクサク読めた。 そんな大事件は起きないがじんわり温かい話ばかり。寝る前に読むといいんじゃないかと思う。

    1
    投稿日: 2025.12.21
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    題名のとおり、読んでリカバリーされる物語。 青山さんらしい読む人の心をそっと手当てしてくれる物語が5編。 一つ一つの話は違うけれど、同じマンションに住む人たちが、近くの公園にあるカバのアニマルライドに癒される。 派手な出来事は起こらないし、物語に登場する人たちには、共感できる悩みや傷があって、公園にあるカバのアニマルライドによってその悩みや傷が回復していく。 「同じようには戻らないけど、経験と記憶がついて、心も体も頭も前とは違う自分になるんだって」 元に戻りたがるけれど、ー前とは違う自分にーなれる。と思えたら、少し前に進める気がするなと思う。 物語を読むと、公園に行ってカバに会いたくなってくる。

    0
    投稿日: 2025.12.19
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    前向きで幸せな気持ちになる話の集まりだった。生きていく中で嫌な気持ちになる出来事はたくさんあって、その度に傷ついたり、全部どうでもよくなったりするけれど、ふと立ち止まって人とのつながりを通して、休む時間や自分を見る時間を作ることで人はこんなにも強くなれるんだと思った。人との繋がりを大事にしたい。

    1
    投稿日: 2025.12.18
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    カバヒコ、どこにいるのかな?私も会いたい。 でもどこを撫でたらいいのか、わからないから、全身撫でまわしたいよ~(完全不審者・・・) お勧めです。

    13
    投稿日: 2025.12.18
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    青山美智子さんの連作短編集。大好き。 「アドヴァンス・ヒル」というマンションに住む、年齢も境遇もさまざまな人たちの物語。彼らの悩みに、日の出公園のアニマルライド「カバヒコ」がそっと寄り添う。 優しい物語だなぁ。 みんな、カバヒコにリカバリーしてもらって、前向きな気持ちで暮らしていけて、よかったなぁ。 「…カバだけに」ってニヤリと言うおばあちゃんがかわいい。 そして伝説は続いていく… おばあちゃんすごい。

    10
    投稿日: 2025.12.14
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    ちょっぴりほろ苦くて、でも最後はほんわかする、安定的に青山さんワールド全開な作品だった。 カバヒコとの出会いをきっかけとして、それぞれの悩みがいい方向に向かう。 劇的に変わるのではなく、ほんの少しだけ前進する感じが現実的でよかった。

    0
    投稿日: 2025.12.14
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    カバヒコ、何かしてくれるわけでもないけど居るだけでいいのかしら? 癒されるからかしら、なかなか自力で持ち直してるのでもともと立ち直る力はあるけど、きっかけなのかしら? カバヒコ、わたしも会いたいわ~~

    0
    投稿日: 2025.12.13
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    2023年出版。234ページ。5話の小編から成るが、それぞれは独立。但し、人物関係が縦糸として全体を繋げる構成。 ペンキが剥がれまくったカバのアニマルライドをタイトルとしているが、これは別にファンタジーでは無く。過ぎ行く時間の中で、人の関係を繋ぐ媒介物。 バッドエンドは無し。好転を描く為に、苦しい・暗い状況が描かれるが、妙に描写がしつこかったり生々し過ぎて読み疲れるといったこともなく。←これはとても大切! カバのキャラ設定が活かされていて、重い描写シーンでも重苦しくなり過ぎない。 最終章で、あぁそうだったんだ!と、更に暖かな気持ちに。読んで良かったです。有難う。

    0
    投稿日: 2025.12.12
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    青山さんらしい優しいお話だなあと。5編の短編小説集だが、どの話もある公園のカバにつながっている。 勉強に悩む少年やママ友関係に躓く新米お母さんなど、なにかしらの悩みをもつ人たちが登場する。 じんわり「はあ~・・・癒される」という読後感を求めている方はぜひ!私はついでに整体にも行きたくなった。2時間くらいであっという間に読める。 この青山さんの「読みやすさ」は実はすごいことだと思う。情報量はそれなりにあるのに。。言葉に無駄がなくすっきりしている、それでいて言葉足らずではない匙加減、心情も深く伝わってくる。中学受験などの国語の題材に使われることが多いそうだが分かる気がする。

    19
    投稿日: 2025.12.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    年齢も性別も様々な人生がうまくいかなくなった五人が公園のカバの遊具をきっかけにリカバリーされ、自分も頑張ろうと思える作品。 ・心に響いた言葉 第一話 ・褒められることを目標に頑張ると褒められなかった時にくじけてしまうから、何も言われなくても懸命に頑張れば愛してもらえる 第二話 ・本当の話せる=必要なことをきちんと伝えられること ・無理に相手に合わせて流されずやるべきこと、やりたいことを自分のペースでやる 第三話 ・想像力は悪い方でなく思いやりや優しさにふくらませて、相手や自分をまっすぐ愛する 第四話 ・病気や怪我によって体、心、頭に経験と記憶がつき前とは違う自分になり、悪くなる前にはわからなかったことがわかってくる ・誰かの目を気にしてカッコ悪い自分を見せないようにして縮こまっていたら、自分の好き嫌い、得意不得意がわからなくなるから自分で自分を決めていく 第五話 ・何が大切か、その都度選択しながら生きる ・変わりゆく状況に抗わず、悲観せず、受け入れて適応していく

    0
    投稿日: 2025.12.08
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    日の出公園にあるカバの形をしたアニマルライドを巡る連作短編集。 個人的に青山美智子さんは連作短編集というジャンルの頂点に君臨してると思ってるんだけど、本作もめちゃくちゃ良かったし泣いた。青山さんの本にはいつも泣かされっぱなしです。

    9
    投稿日: 2025.12.06
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    アドヴァンス・ヒルに住む人たち。近くに住む人って、縁があるようなないような。私はこの本を読んでそれぞれの事情を知っているけど、登場人物たちはただの顔見知り程度。出会いって不思議だなと思う。 サンライズクリーニングのおばあちゃん、良き老後っぽくてこんな風な年の取り方は理想だと思っていたけど、「和彦の目」でこんな事情があったとは‥。外から見ているだけでは分からないもんだな。 各章の主人公の顔が何とも悩ましげ。

    13
    投稿日: 2025.12.06
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    図書館から借りてきて、2時間後…読了。 今日は、冷たい雨の中のお出かけで、体が疲れていたんだけど、予約してた本が届いたとのお知らせで図書館にてくてく。 帰宅後、ゆっくり読んで、私の心もリカバリー。ホントに癒やされる本でした。 体はもうちょっとリカバリーが必要なのか、80代の伯母が作った梅干し食べたい病を発症中。今、在庫切れしているので、食べられないのだけれど。

    2
    投稿日: 2025.12.04
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    大切な積読在庫からの一冊! 青山美智子さん『リカバリー・カバヒコ』。 ステキな連作短編であることは間違いないであろう、あとはいつ読むか? 私にも真面目?に普通に生きていても、嫌なトラブルが襲ってくる。斜め45度、死角から飛んできて解決方法が今の所見当たらない。  まさに今日のわたしです。 リカバリー・カバヒコ、まさにそんなワタシに ピッタリな内容でした。 カバの遊具カバヒコに触るとケガや病気が治る! ファンタジーかと思いきや、カバヒコはただ、 公園に佇んでいるだけ。 5編それぞれの登場人物は、 毎日いろいろ考えて一生懸命生きている。 ただ考えすぎて、余計に自分を追い詰めてしまう、これあるあるだわ!って共感。 意外と考え方一つで ココロ穏やかになるのよね、って。 でも、自分に置き換えると、わかっちゃいるけど その発想になかなか行き当たらないのよね。 だからこそ、公園にひっそり 『リカバリー・カバヒコ』 『・・・カバだけに!』 自分のことって意外とわかってないよね。 10歳の子に教わることもあるのです。

    90
    投稿日: 2025.12.03
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     自分を偽った姿でいると毎日が追い詰められて苦しくなっていきます。完璧じゃなくてもいいんだよ。不完全なありのままの姿を認めて自分に正直にいさせてくれようとする存在。その様子がとても愛おしく思えました。

    1
    投稿日: 2025.11.30
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    心が洗われた。素晴らしい表現と繋がっていくストーリー展開。どれも身近に感じる話で今を見つめ直すきっかけになる。

    1
    投稿日: 2025.11.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    リカバリーの名の通り、元の状態に戻りたい人々がカバヒコという他者に己を託しながら考えていく物語集!人生を生きる上で挫折やらトラブルやら自他の事情やら何やらでいつもの自分でいられない時がある。そしてそういう時こそ再出発と再建が必要なのだ。  だが元の戻ることは不可能なのも注意すべき点である。その過程の記憶と経験があるが故に元通りではなく立ち上った別の状態になるのだ。だがそれは逆により強く良くともなれるというこ。それをさらに改善にしていくことが重要なのだ。こうした再建・再生・変貌・羽化の物語が、ずっと出てきたクリーニングのおかみさんの物語にまで連なっていくのだ。  こうした再建による変化とは、聞くべきものや聞きたいことといった思考や感覚へとチューニングして改善・アレンジしていくこと。人生を取り巻く感覚を変えていくことだ。登場人物達が世界の捉え方と自身の心構えの弛みを見てもう一度見直すこと、口にしたいすべきことを口にしていくこと、聞くべきこと知るべきことを見るためにこころを養うこと、行くべきことやるべきことやりたいことへと歩むためにそれを探ること、隠されていたあるいは隠していたことを見直すこと全てを見ることなど不可能なのだから見るべきものを選択してそれをしっかり見ること。そうしたものを獲得していく物語はまさしく彼ら彼女らがカバヒコをそう見たように、己にとって客観的に見て取り入れることのできる物語なのである。  また第一話の何気ないところに最終話の主要人物である主人公の妻がが出ていると気付けたのはニヤリと出来た。最終話は主人公の懐かしさとラストの妻に向けたセリフのかっこよさもよかった。

    1
    投稿日: 2025.11.27
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    やはり青山さんの本、一気読み。読みやすく伏線もばっちり回収されます。人間誰しもが持つ、負の感情、それをいかに良い方へ回復させるか、上手な解決法を優しく教えてくれる本。カバヒコLOVE。

    2
    投稿日: 2025.11.24
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    青山さんらしい本で期待を裏切らなかった、心がほっこりした。 「お探し物は図書室まで」をよんで図書館に行ってみて、借りてみた本のうちの1冊でした。

    1
    投稿日: 2025.11.24
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    青山さんらしいお話でした。 公園にあるカバのアニマルライドを中心としたお話かと思えば、クリーニングやさんのおばあちゃんを中心に広がるお話でした! このお話に出てくる人達のように、自分の嫌なところとしっかり向き合ってリカバリーできる人になりたいです。 心が温まる良いお話が沢山詰まった短編集です!

    18
    投稿日: 2025.11.19
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    ほっこりできる連作短編集。 医学的な治療が効かない身体の痛みや異変って、確かにあるよなぁと共感しました。 全体を通してとても読みやすかったです。

    3
    投稿日: 2025.11.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

     都市伝説が入ったエンタメ小説でした。アドヴァンス・ヒルというマンションの近くにある公園の中の遊具カバヒコに対する5話の短編集でしたが、グッとくるものがあって泣きそうになりました。  間接的に自発的に行動させる、このことがカバヒコ効果なのかもしれません。個人的には5話目が一番感動しました。でも他の話も素晴らしかったです。  アドヴァンス・ヒルというマンションの住人のストーリー、印象に残りました。

    3
    投稿日: 2025.11.15
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    様々な人がそれぞれ抱えるモヤモヤした気持ち。それがトンネルを抜けたように晴れて前向きに。カバヒコのおかげ!? 立場の違う人たちの気持ちにも想像力を働かせたくなる。すべての人に寄り添った優しい話でした。

    11
    投稿日: 2025.11.13
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    可哀想な話があまり好きではないのでどの話も序盤はちょっとシンドい。 しかし、色々あってまぁ、、、、って感じです。

    0
    投稿日: 2025.11.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シンプルであったかい、当たり前の世界が続いてました。どれもすごく近い物語で、優しくほっこりなれます。定期的に帰ってきたい本だなぁと思いました。

    0
    投稿日: 2025.11.12
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    心に余裕がなければ、正しく判断出来ない。その余裕をもたらす物は、人それぞれだろう。 それにしても、リカバリーカバヒコ とは、よく言ったもんだ。

    1
    投稿日: 2025.11.11
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    すっと読めるいい読書体験。 マンションに住む種々の人々のありふれてはいるがリアルな悩み、ストレスがふとしたきっかけで解決していくのが何だかほっとする。 中高生でもきっと読めるし、すごくバランスがいい本だと思う。

    0
    投稿日: 2025.11.10
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    確かにいい話ではあるんだけどもうちょいガツンとくるような深さが欲しかったというわがままだけ置いておきます

    0
    投稿日: 2025.11.04
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    どうしてこんなに優しい物語を描けるんだろう。 読みながら、この本は読むと前向きに優しくなれるサプリのように思えた。 以下は心に残ったフレーズです。 ・「でも順位なんてさ、いつだって、狭い世界でのことだよ」 ・不安を抱くのは、想像力があるから。 ・「もしかしたら楽しいかもしれないし、やっぱりすごくつらいだけかもしれないし、でもそれってやらないとわかんないじゃん」 ・「ーなにもかも全部はっきり見てやろうなんて、そのほうが傲慢ですよ」

    10
    投稿日: 2025.11.03
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    心温まる本でした。 一歩でも前に進めたら充分かなぁって思わせてくれる穏やかな本なので、ゆったりしたい時にお勧めです。

    12
    投稿日: 2025.11.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「人呼んで、リカバリー・カバヒコ!…カバだけに。」 このフレーズを「そうそう」と愛おしむようになっていく。 人は「あの頃のように戻りたい」と純粋に願う時、本来の素直で健全な想いが溢れ出るものなんだなぁ。 その時は、普段纏っている人への嫉妬や妬みのようなもの、無自覚に持つ邪な自分の気持ちを客観的に向き合うことになり苦しむけれど、思いを巡らせながら心がリカバリーされていく。 そういう自分の心を映して整理してくれる存在がカバヒコ。 私も心に自分のカバヒコを持ちたいな。 そんな気持ちになった1冊。

    1
    投稿日: 2025.10.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前情報なしで読んだから、タイトルの意味を知った時にクスッと笑ってしまった。 「紗羽の口」と「ちはるの耳」がすき。どの話も、主人公の抱える事に対してのリカバリーよりも、変えるためにどうするのか、なにを大事にするのかが書かれていた。どこか自分にも当てはまる部分が多くて、うんうんって思ったり、ちょっと辛くなったり… 私も、相手のことも、自分のことも、もう少しだけ真っ直ぐに愛してあげたい。

    1
    投稿日: 2025.10.29