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8つの完璧な殺人
8つの完璧な殺人
ピーター・スワンソン、務台夏子/東京創元社
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総合評価

61件)
3.5
6
24
26
4
0
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    主人公のもとにFBI捜査官が訪ねて来て、かつて主人公が作成した犯罪小説に倣った殺人が現実に起きている事を告げる。そもそもこの捜査官は敵なのか?味方なのか? 更に主人公はかつて交換殺人を行なったことを回想する。本当にその1件だけ?どんどん怪しさが増していく。 登場人物みんな怪しいじゃないか?と後半は一気に進んだ。

    0
    投稿日: 2025.12.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ⭐️3.4 作家が好みでないと言いながらも読む。 名作ミステリーへのオマージュが楽しく、ミランダ〜よりこっちの方が好きかも。 信頼できない語り手ってやつですね。 犯人自体は途中からわかっちゃったけど、それでも手に汗握るラストまで楽しめました。

    0
    投稿日: 2025.11.08
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    ミステリー専門書店の店主マルコムのもとに、FBI捜査官のグウェンが訪れる。 マルコムは以前、完璧な殺人が登場する犯罪小説8作を選んで 店のブログにそのリストを掲載していた。 A・A・ミルン『赤い館の秘密』 フランシス・アイルズ『殺意』 アガサ・クリスティ『ABC殺人事件』 ジェイムズ・M・ケイン『殺人保険』などなど…… グウェン捜査官は、それら8つの作品の手口に似た殺人事件が続いていると言う。 そんなあらすじなのだが、 はっきり言ってリストにある8作の小説を読んだことがない、 さらにネタバレを望んでない人は読まない方がいいかもしれない。 自分はABC殺人事件しか読んでいなかったが、 このリストの8作を全て読んでいると楽しさが全然違うだろうなと感じた。 なので、割と読んでいて置いていかれる展開が多かった。 そこに関しては自分の予習不足に勿体なさを感じたのだが とは言え、釈然としない展開も多く、真相も驚きはなくポカンとしてしまった。 かなり無理のある設定ではないかと思う箇所がけっこうあり、 ピーター・スワンソン作品にしては初めて乗れない小説だったのは確か。 ある意味、真のミステリー好きに向けた作品かもしれない。 世の中には自分がまだまだ触れられてない傑作が多々あるのだなと そう再認識させてくれる作品ではあった。

    2
    投稿日: 2025.09.16
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    9つのミステリー作品のネタバレを含むミステリー。 頑張って半分は先に読んだけど、半分は手に入らなかったので諦めましたが、読んでおいてよかった。 犯人も、殺害方法も、ちゃんとネタバレしてくる。 読むのに覚悟がいる作品だけど、予習して多分、すごく面白かった。ピーター・スワンソン次回作も楽しみ…

    1
    投稿日: 2025.08.31
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    ミステリ作家がよくやる、名作ミステリのオマージュ。複雑な構成であるながら名作リスペクトもあって面白かった。グウェンさんもっと出てきてほしかったかも‥!

    1
    投稿日: 2025.07.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    クリスティとハイスミスの融合。設定が米東海岸北部の冬ということもあってか全体の雰囲気が暗く湿っている。その割につっかえなく読み切りのは筋が面白いからであろうと。最後にマルとマーティが同人格というオチかとも予期したが、そこまでアクロバチックではなかった。

    1
    投稿日: 2025.07.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    このミス経由で手に取った 古典ミステリをなぞった8つの短編集かと思いきや長編だったのだが、読み始めてすぐにアクロイドが察せられた 作品タイトルと共にネタバレ注意とは書かれているが、やはり未読の方は有名どころは先に読んだ方が良いと思う 特にクリスティの2作品はこの本を読むより貴重な読書体験が得られる、はず 5/8を読んでいる自分は、残り50%のフーダニットは楽しめたが、やや強引なストーリー展開のために8つのネタバレは釣り合わないので星3 著者のミステリ愛はよーく分かるが、オマージュというには敬意が感じられないかなあ 交換殺人を計画しておいて猫を持ち帰るかねw

    0
    投稿日: 2025.05.30
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    犯罪小説8編を「完璧な殺人」のリストとしてブログに書いた書店のマルコム。 ある日FBIの捜査員が訪ねてきて、リストの通りに殺人が起きていると言う。 果たして犯人は。 * ステキな作家さんに出会ってしまった。 途中で、もしかするとこの展開は…と思ったけれど、そこからの二転三転は読めなかった。 思いもかけない展開で、最後は一気読み。 また、さまざまなミステリ作品への敬意が感じられるのも良かった。 文章もいい。 原作もそうなのだろうけど、訳者さんも良いのだろう。 スラスラと読めて、途中で読み返すこともなかった。 面白かった。 他の作品も読んでみようと思う。

    26
    投稿日: 2025.02.09
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    今年の2月にブクログを始めてから海外古典ミステリーを中心に読んできたので、この作品は今年の最後の締めくくりにちょうど良いと思って選んだ。 この作品に〈完璧な殺人〉として登場する作品。 ●は読んだ作品、〇は未読(邦訳がないものも) ●『赤い館の秘密』A・A・ミルン ●『殺意』フランシス・アイルズ(アントニイ・バークリー) ●『ABC殺人事件』アガサ・クリスティ 〇『殺人保険』ジェイムズ・M・ケイン ●『見知らぬ乗客』パトリシア・ハイスミス 〇『死の罠』戯曲 アイラ・レヴィン 〇『シークレット・ヒストリー』ドナ・タート ●『アクロイド殺し』アガサ・クリスティ この8つの作品の手口に似た殺人事件が続いている… 「ミステリー好きならこの8つの作品は当然読んでるでしょ!」という、敢えて読者のハードルを高く設定しているところに、海外古典ミステリ好き魂が刺激された。 全て最近読んだ作品ばかりなので、これらの作品が出てくる度にニンマリしてしまう。 自分が読んだ作品が出てくるだけで嬉しくなっちゃうのは何でなんだろう(*^^*) 特に大好きな〈バークリー〉と〈クリスティ〉が入ってるので、この2人が好きな作家さんは間違いないと勝手に思ってる。(ホロヴィッツもそうだった) ネタバレになるので何も書けないけど、ストーリーとしては期待し過ぎたかな。 でも海外古典ミステリーが好きなのでとても楽しい読書だった。 2月から1年間で読んだ本は358冊。 本当に素晴らしい作品ばかりで、この中からたった3冊の2024年マイベストを選ぶなんてできないよ〜(*´Д`) 一晩じっくり考えよう。。。

    97
    投稿日: 2024.12.29
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    2024.12.28 : 台湾十分民宿にて読了 創元推理文庫 重版 ミステリー好きが書いたミステリーがこんなに面白いなんて知らなかった。ミステリー愛を感じた作品。何よりスワンソンは全て邦題が秀逸。 (紀伊國屋書店台湾で、十分に行くために本を購入。本当は岩波から探したかったがそもそもなかったので、気になっていた海外文学名著から購入)

    2
    投稿日: 2024.12.28
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    8つの古典ミステリーを巡る連続殺人。 穏やかに暮らすミステリー専門書店の店主が、その8つのミステリーを「完全殺人ベスト8」としてブログに発表していたため、犯人と疑われてしまう。自ら解決すべく調べ始める店主だったが、意外な展開を見せ始め、次第に明らかになる過去や心の闇に引き込まれる。 古典ミステリーの名作の罠が仕組まれ、真相がどこへ向かうのか、最後まで翻弄される。 リストの作品をこれから読みたい人は、ネタバレもあるのでご注意を。

    2
    投稿日: 2024.10.29
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    ミステリー専門の書店を経営するマルコムの元に、FBIの女性捜査官グウェンが訪ねてくる。彼が昔ブログに載せた、完璧な殺人による犯罪小説のリストに基づき、本当の殺人が行われているのではないかというのだ。その小説は下記の8殺。おっと冊の変換が。。。 ①A・A・ミルン「赤い館の秘密」 ②アントニイ・バークリー「殺意」 ③アガサ・クリスティー「ABC殺人事件」 ④ジェームス・ケイン「殺人保険」 ⑤パトリシア・ハイスミス「見知らぬ乗客」 ⑥ジョン・D・マクドナルド「溺殺者」 ⑦アイラ・レヴィン「死の罠」 ⑧ドナ・タート「シークレット・ヒストリー」 有名な作品ばかりなのだろうか。わたしは残念ながら2冊しか読んだことがない。 捜査官でありながら、どこか影があるように感じられるグウェンと、最愛の妻を自動車事故で失くし、未だ立ち直ることができないマルコム。 この二人がコンビを組んで、このリストに基づいて殺人を続ける犯人を追う。 ラストにハラハラする場面はあるものの、この話は概ね静かに淡々と進んでいく。常に薄暗く、なんとなく埃っぽい古い紙の湿った香りが漂ってくるようだ。 その根底にあるのは、マルコムの行き場のない哀しみだ。愛の遺産が眠る場所を心に抱えたまま、彼が選んだ最後の選択は、わたしが予想していたものだった。 余りにも寂し過ぎると思う。

    4
    投稿日: 2024.09.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初主人公は巻き込まれただけなのかとおもったけど、読み進めていくと…しれっと死に追いやってた。 “チャーリー"の正体は意外だったけど、そっちの方がまだ人間らしいと思っちゃった。

    3
    投稿日: 2024.08.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    元刑事が交換殺人を引き受け、そのことがきっかけになり、連続殺人事件を起こしてしまうという設定が腑に落ちるかどうか…。 過去の8つの作品たちと、作中の殺人との接点や関連も残念ながら、いまひとつ読みとれなかった。

    0
    投稿日: 2024.07.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最後の章で、1ページだけ残しておいた妻の日記の内容がわかるところ、エターナルサンシャインみたいだと思った。文章中にタイトルも出てきたし意識してると思う。

    0
    投稿日: 2024.07.20
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    なんとなく読了 読書中もただ読みにくいなぁと思ってました ストーリーがわからずただ字面を追っていると読了に至ったかんじでした。

    0
    投稿日: 2024.07.18
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    普段読んでいるミステリーとは異なる印象。 ミステリー愛読者が執筆したミステリー、という説明がしっくりくる。 ああこれリストに掲載された8作全てを読んでいたら、もっと面白かったかもしれないなあ。 マルコムが語る各作品の説明や各事件に対する解釈もなかなか興味深い。 そして迎えるあのラスト。 とても良い。

    1
    投稿日: 2024.07.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

     タイトルに惹かれて読んだこの本は、私にとって、文句なしに面白かった! 陰気な北欧ミステリ、犯人が最初からわかっているサイコパス野郎系を好んで読む私だが、この本は終盤まで誰が犯人なのかわからない。  31章で罪の告白を始める主人公わたしが、真実を語ったのか、全てを語り尽くしたのか、、、解説でこのことを「語り落とし」と説明している。まさしく、それだ! 最後の32章の手記で真実が明かされるが「何が現実で何が夢なのかわからない夜が幾夜もあった。」というほど、わたし自身がすでに自分さえも信じられないのだ。  この本はミステリ作家へのオマージュである。登場する9冊の本をすでに読んでいるミステリマニアに向けて書かれている。恥ずかしいことに、どの一冊も読んだことのない私であるが、それでも充分に楽しめた。9冊全部を読んだ後でこの本を読めば、さらに面白さは✖️9になったことだろう。  本書に出てきた「くまのプーさん」のA.A.ミルンが唯一書いたミステリ「赤い館の秘密」は、是非、読んでみたい。

    10
    投稿日: 2024.07.08
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    ミステリー愛に満ちた、上質なストーリー展開。 だんだんと真実が明かされる。 身近にありそうな犯罪の恐怖感が楽しめる。

    0
    投稿日: 2024.07.01
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    読後すっきりしない感はあるが、 本の扉に書かれている『著者のミステリーへの愛がふんだんにこめられ、謎と企みに満ちた』作品だった。 読後、じっくりかみしめる感じ。

    0
    投稿日: 2024.06.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    欧米のミニシリーズドラマみたいなカメラワークで寒々とした情景を思い浮かべつつ読み進めた。真実を小出しにしていくところが作者らしくて、読み慣れた読者としては、おっ、きたきた!という感じ。ピーター・スワンソンのミステリ愛、本を愛する気持ちが溢れまくった作品。クリスティを除けばぶっちゃけ読んでないのばかり出てきたけれど、十分楽しめた。印象的な女性の描き方は過去作にも通じるところがあった。 語り手である主人公に自身を投影しているのか、等身大感が伝わってきた。そしてまんまと読書欲をかき立てられ、リストの邦訳作品をチェックし始めている。

    2
    投稿日: 2024.06.22
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    ミステリー専門書店の店主はお店のブログに(完璧なる殺人8選)という記事を書いた。そこFBIの捜査官が現れブログの記事に沿って殺人が行われていると言う。著者のミステリーへの愛情が溢れる作品でオマージュした殺害方法は元ネタを読んでみたくなるものばかりでした!

    0
    投稿日: 2024.05.19
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    犯人が意外すぎて?地味すぎて?びっくりした。しっかり読んでなかったからか、全くノーマークだった。 ストーリーは面白く、最後はやっぱりマルコムが、、、という流れで、面白かった。 ミステリが好きなので実際にあるミステリーや、本の話が出てきて面白かった。 8作品のうち、クリスティの作品しか読んでないので他の作品(特に見知らぬ乗客)も読んでみたいなと感じた。

    0
    投稿日: 2024.05.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ピーター・スワンソンと言えば前に「アリスが語らないことには」を読んだが、あまり私の好みではなかった。なので今回どうかな?と思いつつ読んだが、これは面白かった!読む前に目次に目がいくが、最後に「アクロイド殺し」と書いてあったので、あーこれは所謂、信頼できない語り手なんだなと注意深く用心。でも中盤で語り手が真実を告白し(後で全てを告白したわけではないと分かったが)、どのように話が着地するのか全く予期出来なかった。結局、語り手は自分自身さえも信用できない、ギリギリの心理状態だった故に、読むこちら側も最後まで惑わされてしまった。実際、身近に実行犯が”本当に”いたなんて思いもしなかった。語り手の主人公はろくでもなかったが、嫌いではなかったので、あの終わり方はなかなか良かった。

    2
    投稿日: 2024.05.11
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    少し自分の肌に合わなかったかも。 色々腑に落ちない表現や展開があり、自分の中でしっくりこないことが多かった気がする。 話の流れもフラフラしていて、気がついたらなんとなくオチがつけられた感がある。 集中できる環境で読めなかったため、そんな感想になるのかもしれないが、相性があまりよくなかったんだろうと思う。

    13
    投稿日: 2024.04.19
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    このリストにまず賛否両論あると思う… そしていきなりABCを自由に解釈! などなど、ちょっとうーんと思うが まぁ面白く読んだ。

    2
    投稿日: 2024.04.15
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    全部読んでないので読んだ方が楽しめたのかな。でもミステリー読み慣れてないからか、最後のオチではー!なるほどと唸った。

    2
    投稿日: 2024.04.06
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    「そしてミランダを殺す」の著書ピーター・グライムズスワンソンの新作であるということで、読んでみた。8つの実際のミステリーの模倣犯だろうかと思いつつ読み進めた。この中のアガサクリスティーは読んだことがあるが、その他「見知らぬ乗客」を読んだことがなく、今度読みたいと思う。

    25
    投稿日: 2024.03.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ・あらすじ ミステリー専門書店の店長マルコムのもとにFBI捜査官のグウェンが訪れる。マルコムが以前ブログに書いた「8つの完璧な殺人」というリスト中の作品に相似した殺人事件が起こっており、また被害者の中にマルコムの知人もいた…。 ・感想 8つの作品の中に有名なクリスティ作品もあったので語り手が信用できない事、その先の展開はすぐ把握。 クリスティ2作以外は未読なので、全部知ってたらより楽しめるんだろうと思う。 マルコムは別に悪人なわけじゃないっていうか優しくて善良な人なのでラストは切なかった。 もう一捻りくらいあるかと思ったらそんな事もなく肩透かしなとこもあった。 とある登場人物は絶対に職業偽ってると思ってたんだけどなー… 読みやすいし先の展開も気になるからスイスイ読んでしまった。

    2
    投稿日: 2024.03.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まるで自分が追われているみたいに、ハラハラしながら読んだ。(え、そんなことまで今話しちゃって大丈夫なの⁈のような笑) それにしても交換殺人は、後から殺す方が不利…ですよね?(いくらアリバイがあるといっても、自分が恨みを持つ人が殺されて、警察から疑われている中、殺人を決行するのは至難の業では…なんて思ってしまう)

    5
    投稿日: 2024.02.28
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    8つの古典推理小説を紹介するのか? 推理小説を書くのか? 、、、わたしの辛抱が足りないのでしょうが、 8つは多いな、もう少し絞った方が読み易いなと感じました。

    0
    投稿日: 2024.02.26
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    ミステリー専門書店主マルコムがブログに完璧な殺人が綴られているミステリー小説8作のリストを掲載した。 FBI捜査官グウェンからリストになぞらえた殺人事件が続いていることを告げられたマルコムは半信半疑ながらも事件を探っていく。。 作中にはアガサ・クリスティやハイスミスなど様々な作家の作品が登場します。 それだけでもワクワクさせられたし、途中からは思ってもいなかった展開になっていって読む手が止まらずでした。 作中に登場する作品はネタバレがあるので読みたい作品がある方はそれだけは注意した方がいいと思います。

    9
    投稿日: 2024.02.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    様々な作品のオマージュをふんだんに盛り込んだ作品。 登場人物が多いので、忘れないうちに一気に読みました。 犯人は誰か、という視点のみだと容疑者候補がどんどん減っていくので分かりやすいかも。 ただ、展開が早く文章によるミステリの良さが存分に味わえる作品なのでミステリファンは楽しめるのでは。 作中には色々なミステリのネタバレが含まれてしまうので、作中で肝となるクリスティの『ABC殺人事件』『アクロイド殺害事件』は読んだ上で本作を読むとより楽しめるのではないかなと思います。

    1
    投稿日: 2024.01.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    このミスのランキングをみて気になり、年末年始またいで読みました。過去の名作をふんだんにオマージュということで期待大。 語り手が信用できないことはかなり序盤で明かされるので、最終的には自殺か逮捕されてしまうのかな、と経過を見守るような気持ちで読み進めていたからか、残念ながらあまりハマらず終わってしまいました。

    0
    投稿日: 2024.01.02
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    主人公が昔ネットにアップした「8つの完璧な殺人」なるミステリ小説ガイドになぞらえたかのような殺人事件が起きている、そうFBI捜査官から聞いた書店主のマルコムが直面していく事態を彼の一人称で綴っていくミステリ。小気味いい意外な展開が連なり、さくさくと読み進ませてくれます。 本作の特色といえば、ストーリー展開そのものが「リストのミステリをなぞらえて事件が起こっていく」というテーマで、かつ、小説の構成そのものもまた古き良き実在ミステリをなぞらえている、というもの。 ミステリ好きが書いたミステリ好きの為の小説といったマニアックな趣ですが、もちろん冒頭の諸作を読んでなくても問題はありません。犯人も展開もバレてしまう点がOKならば。それでも、「アクロイド殺人事件」だけは事前必読を必須ではと思います。早々に信用できない語り手であることがわかるマルコムに対しての読み手の心構えが、ぜんぜん異なってくると思うので…。 ただ先の読めない展開で序盤はとんとんと進むものの、後半の「チャーリー」が判明するくだりはやや無理やりというか説明が多く感じたなと。ミスリードがミスリードになっていないというか、主人公がどうにも拙速すぎないか、と思わなくもありませんでせいた。 終盤はあの作品へのオマージュの味付けが濃厚で、彼がああして生きざるを得なかった愛憎とそれゆえの彼の空虚さが、苦みを伴った複雑な余韻を残します。そのため爽快な幕引きとはいえませんが、古典ミステリへの献身的なまでの愛情に満ち満ちた作品だとは感じました。 なんというか、自分たち読者のために、というより、先駆者たるミステリの傑作諸作への敬意で描かれた作品だな、と思いました。

    0
    投稿日: 2023.12.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    4.5くらい。 チャーリーとは誰なのか?という謎を追うのが面白かった。それと同時に、信用出来ない主人公であることも薄々わかっていくのも面白かった。 最終的には、「殺人保険」のような自殺オチ。 「見知らぬ乗客」は読んでおいて良かった。やっぱ交換殺人面白いし、頼んできた相手のこと気になっちゃうよねーとなる。 確実に男性だとわかるまで、主人公が女性かもしれないと疑ってたけど、そんなことはなかった。猫を持って帰ったのは失態すぎる。なんでだろうな。

    0
    投稿日: 2023.12.15
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    過去に自分が書いたプログ「8つの完璧な殺人」の8冊の本の殺人を誰かが本当に犯している。その犯人は誰なのか?それに気づいたFB I捜査官と共に推理していくのだが・・・少しずつ分かっていく犯人像が気になって遅くまで読んでしまった。

    1
    投稿日: 2023.12.14
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    名品。巻末の千街晶之氏の解説が適切だ。アガサ・クリスティ的な、「嘘は書かれていないが、事実は語り落とされている場合がある」というあの名作を発展させつつ、パトリシア・ハイスミス的な曖昧で薄暗い心理領域を抱えた、自分さえも信じられない人間の姿を表現する。2人の巨匠の長所を描出し合体させるという離れ技である。ここに「歯と爪」のバリンジャー的なテイストも感じた、と付け加えておきたい。 数々の名作のネタバレがあるので、「見知らぬ乗客」はもちろん、「アクロイド殺し」「赤い館の秘密」は読んでおいたほうがいい。そういうマニアに向けた作品だ。「処刑台広場の女」よりは圧倒的にこちらだな。

    2
    投稿日: 2023.11.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    回想録とあるように、一人称の叙述で、「信頼できない語り手」を想起させる。 引き算していけば、犯人の見当はついてしまうのだが、その人についてはほとんど語られていないので、ちょっともやもやする。 主人公も共感できるキャラではないし… ただ、ミステリ好きとしては、作中に名前が挙げられている作品にはやはり興味を引かれてしまう。

    11
    投稿日: 2023.11.24
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    題名にもなっている”8つの完璧な殺人”は 実際に存在する作家のミステリー小説。 なのでこの作品内ではその内容や結末が語られるので、 それを知りたくない!という方にはこの本はお勧めできない。 わたしの場合、原作を知っていたのは数冊だったのだけど、それよりもこの本を読みたい、という気持ちの方が強かったので、読むことを選んだ。 でも、意外や意外。 知ってしまったあと、逆にその未読の原作が気になり 読みたくなってる。 作者のピーター・スワンソンは、もしかして そういう読者が出て来ることも計算済みだったりして。。 お話の方はのっけから引っ掛かりを感じる作りになっていたり(8つの完璧な殺人、というタイトルの前に、 もう一つタイトルがある…)、主人公の店主のモノローグがなんとも不安を誘う感じで、何を信じて良いのかわからないまま、クライマックスへ。 そんな中、主人公の書店の男女2人の店員が終始マイペースなのが心地よく、女の子の方は大好きな「ポー&ティリー」シリーズのティリーを彷彿させ、めちゃくちゃ和んだ。

    22
    投稿日: 2023.11.11
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    8作全ては知らないが、って、溺殺者って何だそれな殺し方?主人公も信頼できない語り手で、とくれば、こうなるしかないか。

    0
    投稿日: 2023.11.05
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    相変わらず、たんたんと、静かに話が進んでいく。丁寧で繊細な情景描写と共に。 ピーター・スワンソンの世界だなぁ、と思う。文字を追い映像を楽しむ。 今回は他の作品、シリーズではないけれど、タイトルに名前が入っている作品とは違い、主人公のマルコムの一人称、一視点で話が進んでいく。 それが何故なのか、後半で分かった時に、なるほど、と思った。 この作品の最大の魅力は、推理小説への愛に溢れた小説だというところだと思う。膨大な推理小説のタイトルが出てくる。海外ミステリーに詳しい人ならもっと楽しめると思う。 ただし、結構ネタバレがあるので要注意です。 特に、アガサ・クリスティの『アクロイド殺人事件』と『ABC殺人事件』を未読の方は。

    8
    投稿日: 2023.10.28
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    ミステリー専門書店店主のマルコムがブログに掲載してた「完璧なる殺人8選」を参考にしたのではないかと疑われる事件が起こり、マルコムはFBI捜査官の訪問を受ける。そしてマルコムにはとある心当たりがあった。展開に予想のつかないミステリです。 とにかくミステリに対する思いが感じ取れる作品です。ただしいくつか、有名作品のネタが完全にばらされているのが注意点ではあるのですが。そもそもこれくらいのものを読もうとする人が「ABC殺人事件」と「アクロイド殺し」のネタを知らないだなんてありえないよね? ってことでしょうか。「見知らぬ乗客」はまあネタを知ってしまっても面白く読めそうだし(映画は観ました)。「赤い館の秘密」は未読だけれど知ってしまった……けれど読めそう? あとは邦訳がなかったりで、読む機会はなさそうかな。というわけでクリスティ2作のネタを知らない、というようなことがなければ、最大の悲劇は避けられます(笑)。 ミステリー専門書店。素晴らしい。のだけれどマルコムのミステリを読む姿勢がいまいち……と思っていたら、徐々に明らかになるさまざまな事情。うぅ、まさかそういうことだったとは。だけれど全然予測がつかない展開に振り回されます。終盤で一気に明らかになる真相の数々にも絶句。ううむ、ミステリはひたすら楽しんで読みたいです。殺人は作品の中だけで充分。

    1
    投稿日: 2023.10.25
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    ――  読みたいものばかり増えていく。  タイトルで感じたとおりの本格志向ばっちり。久し振りに、純度の高いサスペンス・ミステリを読んだ。仕立ての良い、ある種古典を感じさせるミステリでした。  ある種アンフェアなゆらぎが、終幕、決壊するようにはらはらと剥がれ落ちていくそれは、解くとは別のカタルシス。  なんとなく語り手の危うさにも語りそのものの危うさにも気付いてはいるのだけれど、裏を読みたくなる思考と謎の人情とで探偵の探偵性を信じたくて…と、どちらに裏返るかわくわくしながら、最後まで楽しく読めました。  新古典、というか。所謂日本で云うところの新本格ムーブメント的なこの、古風さのある海外ミステリはどうにも好きらしい。  ☆3.3

    5
    投稿日: 2023.10.22
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    ミステリー専門店の店主マルコムのもとにFBI捜査官グウェンが訪れる。最近起きている何件かの殺人事件が、マルコムが以前ブログに載せた「完全なる殺人8選」の内容通りに起きている、というのだ。 さらにマルコムの店の常連~しかも難癖をつける客だった女性が殺され、マルコムは自分を知っている者が小説なぞり殺人の犯人ではないかと疑い出す。そして読み進めるうちに、マルコムにもグウェンにも隠された過去があることがわかる。ここらへんの過去はうまくつながり過ぎ、という気もしないではない。 8つの有名なミステリ小説のほかに文章にまざって実にたくさんのミステリが登場する。3割くらいしか読んでない気がするが、題名をみているだけで楽しい。特に鍵となる「見知らぬ乗客」は小説は読んでないが映画を見ているので映画の場面などを想像しながら読んだ。でもこの小説では現在が舞台なのでメールやネットページなどがふんだんに登場する。しかしマルコムの性格って・・  「赤い館の秘密」A・A・ミルン 「殺意」フランシス・アイルズ(アントニイ・バークリー) 「ABC殺人事件」アガサ・クリスティ 「殺人保険」ジェイムズ・M・ケイン 「見知らぬ乗客」(小説および1951年の映画)パトリシア・ハイスミス 「The Drowner」邦訳なし ジョン・D・マクドナルド 「死の罠」(戯曲、邦訳なし および1982年の映画「デストラップ死の罠」)アイラ・レヴィン 「シークレット・ヒストリー」(別題「黙約」)ドナ・タート 「アクロイド殺人事件」アガサ・クリスティ 2020発表 2023.8.10初版 2023.9.29第3版 図書館

    11
    投稿日: 2023.10.20
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    大好きなスワンソンの作品に期待し過ぎたのかも。ミステリー専門書店主の元にFBI捜査官が来る所から始まる。かつてのブログの犯罪小説8作のリストに則して殺人事件が行われたと言うもの。 ミステリー好きには堪らない展開だしひねりも効いてるが毒がもっと欲しかった。

    4
    投稿日: 2023.10.15
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    CL 2023.10.7-2023.10.9 ミステリ専門書店の店主マルコムが、かつてブログに書いた「完璧なる殺人8選」をなぞるように起こる殺人事件。 この8作品だけでなく「アクロイド殺し」や最近のミステリも数多く登場してそれだけでも楽しい。 FBI捜査官にブログの投稿者として協力を求められただけに思えたマルコムだったが、徐々に何かが起きていることが読者にもだんだんとわかってきて、やっぱりピーター•スワンソンの不穏な空気が漂ってくる。ただ、今までの作品に比べて読みやすいんだけど毒が薄いと感じた。

    0
    投稿日: 2023.10.09
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    2023.10.07.購入済み 2023.12.08.読了 うぅぅぅーーーん。ふつう。 ピーター・スワンソンは推し作家なので少し残念な気分。彼の作品の中では、1番おもしろくなかったかも。やっぱり「そしてミランダを殺す」が衝撃的におもしろかったからかな。 小学生や中学生のころ、 読書感想文に点数をつけられることにひどく憤りを感じたものだ。そしてわたしの読書感想文の評価は非常に低かった(笑)なにしろ読書が大嫌いだったので仕方がないが。。。 そもそも読書感想に正解などないし!といつも思ったのを覚えている。 なので、これは私の評価なので、ピーターファンの方にはぜひ読んでもらいたい。本当にすきずきなので、衝撃的におもしろかったとおっしゃる方もおられると思う。 ちなみにわたしは、就学時には不得意だった読書への苦手意識を完全に克服し(覆し)、現在では読書タイムをこよなく愛している。 先日、夕方のニュースショーを観ていたら、日テレの女性アナウンサーが「反故にする」を「ハンコにする」と読み上げていた。もちろん後に訂正されたのだが、これはヤバい!と思った。 日本人学生の国語力は低下しているという。やはりつまらない国語の授業など早々にやめて、全部読書の時間にすれば良い。読書から学ぶことは本当に多いし、漢字の勉強や読解力の向上に必ず繋がる。 本作の様に、ミステリー作品を実行に移されてしまうという危険性のみ回避すれば、読書は本当にいいこと尽くめだ!(余談)

    0
    投稿日: 2023.10.06
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    ピーター・スワンソンを読むのはこれが初めてでした。(普段、現代ミステリはあまり読まないから。) ただ、この作品は、ミルン『赤い館の秘密』、クリスティ『ABC殺人事件』、ハイスミス『見知らぬ乗客』…など、主人公が以前ブログに掲載した"完璧な殺人"が登場する犯罪小説8作、それらの作品の手口に似た殺人事件が続いているのが発端、ということで、海外古典ミステリ好きな私としては読まなくては…ということで、読んでみることに。 だから、この本の冒頭には、9作品(「8作」ではなくて)の内容や犯人について触れている、という前書きがありましたが、私が未読だったのは3作品、すなわち、未訳のジョン・D・マクドナルド"The Drowner"と、ケインの『殺人保険』、そして、タートの『シークレット・ヒストリー』(別邦題『黙約』)でした。戯曲『死の罠』も未訳ですが、これは映画「デストラップ 死の罠」を見たことがあります。 で、本書を読んだ感想ですが、これがなんとも評価しづらい。。。 本書を開くと、まず、「回想録」というタイトルがあって、それから「8つの完璧な殺人」というタイトルが記されたページがあり、それから第一章が記される…という体裁から、ネタバレ9作品のうちの「あの作品」が思い浮かび、そして、実際、本書の4分の1、102ページで作者は「あの作品」のネタバレをして、手の内の1つを明かすわけです。だから、否が応にも期待が膨らんだわけでしたが…。 読後に本書の解説(最初に「本篇を読了後に目を通すこと」が勧められている)を読むと、本作の狙いは理解できたのですが、では、本作がそこに記されていた作品たちを超えるレベルか、というと、そうでもない。当然、ネタバレ9作品のレベルを超えるものを期待していたのですが、トリック的にはほぼ「あれ」と同じレベルですし、描写的には「あれ」には遠く及ばないから、ちょっと期待しすぎたかな〜というのが、正直な感想です。 だから、ネタバレ9作品のうち、『赤い館の秘密』とクリスティの2作品は、作品の核となるメイントリックがネタバレされているので、事前に読んでおいたほうがいいのは確かですが、それ以外は事前に読まない方が、むしろ本作を楽しめるかもしれません。 例えば、アイルズの『殺意』(2023年10月の復刊フェアで復刊予定)は、いろいろネタバレはされているのですが、『殺意』の面白さはそこだけではないので、本作を読んで興味を持たれたら、読んでみるのも一興かと。 また、スワンソンの代表作『そしてミランダを殺す』と発端は類似している(と解説で書かれていました)ハイスミスの『見知らぬ乗客』は、本作のある登場人物が「陰鬱」と一言で評したように、とにかく読み進めるのが辛い作品ですが、スワンソンの作品を読む方は一度は読んでおくべき作品かも。 …それを考えると、私は『そしてミランダを殺す』を読んでから本作を読めば、また感想が違っていたのかもしれません。(読んでみます。) 本作のもう一つ残念なところは、本作には魅力的なキャラクターが多く出てきたり、興味をひくエピソードがたくさんあったりするのですが、本筋と絡まずほったらかしなものが結構多かったのが…。(まあ、本作が「回想録」であり、一人称で書かれていることの弊害なのでしょうね。) 以上、期待が大きすぎただけに、少々評価は辛めにつけましたが、著者の第八作"Nine Lives"はクリスティの『そして誰もいなくなった』のオマージュらしいので、期待しています。

    8
    投稿日: 2023.09.24
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    ミステリの名著オンパレードで期待感高まりましたが、私的にはラストはちょっと肩透かしかなあ、、。ダスティン、までの作風と大きく変わったか!と思いきや、やはりスワンソンでした←ディスりではありません。 #夏の読書感想文

    1
    投稿日: 2023.09.23
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    「完璧な殺人8選」というブログ通りに事件発生… ミステリを愛するが故のミステリ #8つの完璧な殺人 ■あらすじ 「完璧なる殺人8選」という書評ブログ記事。小説に書かれてる殺害方法で実際の事件が発生する。古書店を営むブログ作成者とFBI刑事が捜査を始めるのだが、店主は被害者のひとりに覚えがあって… ■きっと読みたくなるレビュー ミステリー好きであればあるほど面白い! これまたスゴイ本ですね、サスペンスの名手がやってくれました。いつも鋭角な角度でプロットを切り刻んでくるスワンソンが、この「ミステリー」というテーマでどう料理するのかが気になってたんですよね~ エンタメとしてもミステリーとしてもよくできているんですが、実は中盤辺りから、この物語は「アレ」がやりたいんじゃないのか…?と予想がついてくるんです。 違うのだろうか? そうだすると、どう整理して結末を持っていくのだろうか… なーんて、少しドキドキして読んでました。さて結果は…言わないでおきますが、皆さんも読んみるとなんとなく私の言いたいことは分かるはず。 さて物語の中身としては、思った以上にダークなんです。FBIの女性刑事がひた向きで可愛いし、ビブリオものだからゆるめのお話かなーと思っていると、とんでもない。 名作を懐かしむだけでは事は収まらず、次々に犯罪が発生するし、動機も人間関係も闇の奥底が深すぎるんですよ。そして一番強烈なのはやっぱり犯人で…ひぇぇぇ ぜひお楽しみください。 なお本書の最序盤にも書かれていますが、名作のネタバレが前提の物語になっています。あまりに有名な2作品(ミステリ好きなら誰でも知ってる、タイトルすら有名な作品)だけは、読んでおくようにしたほうが後悔がありませんよ。 ■ぜっさん推しポイント 本作の大好きな点としてもうひとつ。本全体からミステリーや読書に対する恵愛が端々から伝わってくるんです。〇〇8選とか、〇〇ベスト10なんて、まさにミステリーや読書マニアがやるようなこと。私みたいな素人でも頭を巡らしたりしてNoteに書き綴っちゃったりするので、思わず愛着がわいちゃうんですよね。 また本書に好きな一節があるんです。 本書引用:読書はタイムトラベルだ。様々な時代のその人へ連れ戻すことができる。 おすすめ推理小説のブログ記事をみて『十角館の殺人』を初めて手に取った私は、まだ独身で生活も安定していませんでした。冬になると隙間風が入った実家の自室に引きこもり、これからの人生を変えてしまうミステリー体験をすることになるのです。 あれから二十年… 変わったことも、変わらないこともありました。ただ今日、また新しい読書体験ができたよと、家族に話せるようになったことが一番の変わったことだと思ったのです。

    95
    投稿日: 2023.09.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「なんでそんなことできるの!?」と感じることをマルコムが平気でやり始めてから違和感はずっとあった 最初からバグっちゃってたんだな 最後までマルコム視点だったから実際どこまでが真実でどこまでが虚構かわからない 気持ちが悪めの余韻で最高でした

    2
    投稿日: 2023.09.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『そしてミランダを殺す』で盛大に騙くらかされたこともあり、書店主とFBI捜査官の異色コンビが、見立て殺人と思われる事件に挑む、なんてベタベタ展開な訳がないと身構えて読んだが、読み進めれば、語り手を含めて誰が真実を語っているのか判らなくなる展開に。読了して考えると、全てはマルコムが自分で撒いた種だったということ?

    3
    投稿日: 2023.09.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これまでの『ミランダ』『ケイト』『アリス』など大変驚かされてこの作家さんは!という注目していましたので新刊も早速。 とはいえ、始めからのネタバレ宣言や倒叙法的な描き方、それに女性が主人公ではないということでそこそこ楽しんだけれど納得の着地点。そうきたか、ま、ある程度は読めてたけどね、と思ってた矢先、さすがそれだけでは終わらず驚かされて〜 やはり、目が離せない作家さんなのでした。

    11
    投稿日: 2023.08.31
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    ピーター・スワンソン、待望の新作を読んだ。 今回は、単純に「騙された!」というよりも、複雑に事情が入り組んでいて、再読必至という感じだった。 ミステリ専門書店の店主が作成した、『完璧な殺人8選』という作品リストに挙がっているミステリ作品に酷似した方法で殺人が起きる。果たしてこれは、リストに則った見立て殺人なのか?そして誰がそんなことを? 今まで翻訳されたスワンソン作品はほとんど読んできたが、全編に流れる不穏、哀しみがさらに深まり、物語の破局まで一気に読ませる。 それでいて犯人探し一辺倒ではなく、登場人物のキャラクター的な厚みやストーリーもあり、特に本書はミステリ作品をふんだんに扱っていて、登場する作品自体の魅力も味わえた。 未読の作品を未読のまま本書を読むかどうか、初めに決断をせまられるけれど、私自身は自分のポンコツな記憶力に賭け、扱う作品はほぼ未読だったけれど、それでも楽しめたので大丈夫です。

    7
    投稿日: 2023.08.27
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    名作と呼ばれるミステリーの中で完璧な殺人が登場する8作をブログに書いた書店主のマルコム。その8作をもとにした殺人が現実に起こっていることを知るところから始まる。過去の作品たちを絡めた事件の面白さと、先が見えない展開や名作へのオマージュが感じられて本当に面白い。信頼できない語り手の手法と、徐々に見えてくる繋がり。その構成の良さとマルコムの抱えてきたものが明かされていく終盤は見事。

    3
    投稿日: 2023.08.23
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    実際に存在するミステリー作品を上手く取り入れた作品で、アイディアは凄くワクワクしました! 読み終わったら今までのスワソン作品と違う部分と同じ部分があったが、今作が1番スワソン作品の中でもよい出来でした。

    2
    投稿日: 2023.08.22
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    今回のタイトルは人名じゃないのね。雰囲気もちょっと違う。最初のほうはコミカルなタッチで、このまま最後までこれで行くのかとも思ったが、そういう人じゃないよね、と。パトリシア・ハイスミス好きとしてはニヤニヤ楽しめた。(ミランダもそうだったけど)

    6
    投稿日: 2023.08.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    店着日に一気読み。 最初は期待してたスワンソンと違うなぁと思ったけれど、見知らぬ乗客、殺意、殺人保険、赤い館の秘密を読んでから読み直したら、オマージュになっていることがよくわかり、おもしろさが増した。 特に見知らぬ乗客は読むべき。アクロイド殺人事件も読んでみようと思う。

    1
    投稿日: 2023.08.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ※完全にネタバレします。 ピーター・スワンソンの長編ミステリー。 ミステリー専門書店の店主マルコムが過去にネット上に「完全犯罪」の登場する作品八作をブログにリストを掲示していた。彼の元にFBIを名乗る捜査員が訪れ、彼の掲載した作品リストに似たような事件が発生している事を告げる。  八作全てを把握しているわけでもなく、自在に僕が知っている作品はクリスティの作品だけなのだが、どうにも筆者はリストに挙げている八作以上にクリスティに傾倒している様に思えてしまう。  また、ネタバレになってしまうが、マルコムの描写がきな臭い感じになりつつ「アクロイド殺し」が話題になり始めた為、まあ、そういう事か。と把握した次第だが、ここからさらに何かドンデン返しを期待していたがそういうわけではないようだ。  最後の章はクリスティの最高傑作、「そして誰もいなくなった」(作中にて旧題の十人の小さなインディアン:差別的な呼称の為:にふれている事に作者の情熱を感じてしまった)の瓶に入った手紙のオマージュになっている。各章にてクリスティ要素がふんだんに盛り込まれ、とても楽しめた作品だ。  筆者がミステリーを題材にミステリーを描くのであれば感想も辛口にできる。決して悪く評価するわけでは無いが今作では犯人の意外性はそれ程大きくは無く、マルコムとチャーリーが対峙する場面もスリルは少ない。クリスティであれば犯人にはもう一捻りあった筈だし、マルコムの正体についてもスリリングな設定だったと思う。また、グウェンやエミリー、ブランドンなど個性の立ちそうな人物はいるが、魅力が限られていた。グウェンについては、謹慎になった理由に偽装があっても良かったし、エミリーやブランドンは犯人かもと疑わせる為だけに登場した様に感じてしまう。実は猫のネロについては終始何か謎があると期待していたが、充分に発揮できぬままだと思ってしまった。  タイトルから「火曜クラブ」の様に一つの題で一つの事件を検討していくタイプかと勝手に想像していたがそういう作品では無かった。一つ一つの事件の深掘りが少なくマルコムという人物の独白が多いため、それぞれの事件に対しての「完璧さ」が伝わらなかった。  最後、もし日本の作品にて完璧な殺人を挙げるとすれば、ぼくは東野圭吾の「容疑者xの献身」のトリックを推薦する。この殺人ではとある殺人を隠蔽する事が犯人の課題になる訳だが、そもそも母娘と教授はそれ程の関係性は元々ない為、この方面からの解決は難解になり、更には警察が捜査している死体は母娘の殺害した人物と別の人物であり、母娘の行為が判明する事は絶対にない。探偵役の湯川こそ犯人教授との関係性があり、彼が実行した行動を想像、推測はできるが立証するのは不可能と言っている。作中で母親が教授のみに罪を背負わす事が出来ないという良心から殺人を自供しているが、実は立証は不可能であり(死体の隠蔽に関わっていない為)教授が告白しなければ絶対に発覚出来ない。更に教授は実際に殺人を犯しそれを自供している為、結局は発見された死体を殺害したのは教授は覆らない。    タイトルに「完璧」とある事が完全にネックになっている。上質や甘美なとかの方が作品のイメージに合っている。  

    2
    投稿日: 2023.08.16
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    ミステリー専門書店の店主マルコムのもとに、FBI捜査官が訪れる。マルコムは以前”完璧な殺人”が登場する犯罪小説8作を選んでブログにリストを掲載していた。 ミルン『赤い館の秘密』クリスティ『ABC殺人事件』、ハイミス『見知らぬ乗客』…。捜査官は、それら8つの作品の手口に似た殺人事件が続いているというが…。 ミステリーを心から愛する著者が贈る傑作! ー文庫うらすじより。 『そしてミランダを殺す』、『ケイトが恐れるすべて』などで一躍ミステリ界に躍り出たピーター・スワンソンの作品です。前2作はとても心理的に怖い作品だと思いましたが、この小説はそれほど怖くはありませんでした。 ブログのリスト通りに殺人事件が起こっていきます。 8つの小説の中で私が既読だったのは『ABC殺人事件』『アクロイド殺害事件(アクロイド殺し)』のみでした。 一番重要と思われるのは『アクロイド殺し』です。8つの作品を未読の方はネタバレがありますので気をつけてくださいと書かれていますが、『アクロイド殺し』は読んでから読んだ方が面白いと思います。 あまり怖くなかったかわりにオマージュ作品としては傑作なのかもしれません。 この本、ビブリオミステリーだと思って私は読み始めたのですが、やっぱり本当に殺人が何件もあると、いつものビブリオミステリーとは勝手が違って残虐だなあと思いました。

    102
    投稿日: 2023.08.16