
総合評価
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powered by ブクログ南の島に集められた5人の作家志望の女性達。人気作家の指導の元、課題の文章に取り組む。 しかし作家は失踪し、参加者の1人が遺体で発見される。 作中に妙な念押しをしてくるなと思ったが、アガサ・クリスティへの挑戦を謳ってるだけあり、巧妙な仕掛けだった
0投稿日: 2026.01.21
powered by ブクログ南太平洋 仏領ポリネシア(通称 タヒチ) ゴーギャンの絵画で世界中に知られている場所。 世界地図で見てみるとどうしてここが仏領なのか、とても理解できないほどヨーロッパから遠い。 その地理的遠さと異文化の環境が“密室”を高める、もちろん“島”でもあるし……。 主要な登場人物による語りで物語は進む。 でも、時系列で進んでいるにもかかわらず、行ったり来たり行ったり来たりして、なんだかのめり込めない。 その理由はラストでわかる。 確かに驚愕な結末で、結末は面白かった。 が、やっぱり叙述トリックは好きになれない。 だって、一生懸命に読んで理解しようとしていた途中の自分がかわいそうすぎるから。
1投稿日: 2026.01.03
powered by ブクログ本書の感想は、「騙された〜」という感じです。 ミシェル・ビュッシの「黒い睡蓮」を読んで、フレンチミステリーの面白さに目覚めました。 本書も、読み進めないと収まらないくらい、謎が謎をよびました。 途中から恐くなって… chatGTPに「クレムは、精神を病んでいるのか…?」と質問したくらいです。 chat GTPの答えは…そう思わせるのが作者の意図だそう。 最後まで読んでみて…複雑な構成だと感心しながらも、やや納得のいかないところもありました。 犯行は短略的ですし、ハッピーエンド寄りの結末も取って付けたように感じました。
1投稿日: 2025.08.24
powered by ブクログ『黒い睡蓮』を読んでミシェル・ビュッシの語りの手口を分っていたので、クレムは本性を巧妙に隠して嘘をつかない語り手を装っているのではないか、エロイーズがクレムを装って物語を書いているのではないか、参加者は実はもう1人いるのではないか…と仮説を立てて何度もこまめに読み返しながら読み進めていたのに見事に騙されました(気持ちいい!) なぜマイマの日記と『海に流す私の瓶』の合間にヤン視点の話が挟まるのか、なぜ語り手が襲われている最中の記述が残っているのか、最後の最後で物語中に感じていた違和感が収束していく感覚が気持ちよく、これこそ叙述ミステリーを読む醍醐味だなと思いながら読了しました。
2投稿日: 2025.06.18
powered by ブクログうわあ!またすごい作家に出逢えた!! 大ネタがわかったときは、大袈裟でなく声を上げてしまった。自宅でよかった。 解説の阿津川辰海によれば(その解説が読めるのも豪華。ぜひ解説まで読んで欲しい)、フランス・ミステリーの真髄は「かたり」にあるそうで。 気持ちよくやられた〜という、ミステリ好きとしては素晴らしい読書体験だった。シチュエーションもかなりクローズド・サークルに近いし、島での殺人事件なんて面白くないわけがないでしょう。 ミシェル・ビュッシ、わたしが知らなかっただけで、翻訳されている既刊がけっこうあるみたいなので、読破したいと思います。フランス・ミステリーはあまり読んでこなかったからとても新鮮。やはり国によって雰囲気や特徴ってあるものなのだなと再認識。いろいろな国のミステリをこれからも読み比べたくなる、そんな嬉しい発見だった。
8投稿日: 2025.05.08
powered by ブクログ画家ゴーギャンや歌手ジャック・ブレルが愛した南太平洋仏領ポリネシアのヒバオア島。この地に、出版社の企画で、同社のお抱えベストセラー作家が指導する創作アトリエに作家志望の女性5人が選ばれ参加するが、5人に加え夫が1人、義理の娘1人も同行した。ところが作家は突然失踪してしまう。果たして彼は生きているのか、死んでしまったのか。そうしているうちに彼女たちが1人、また1人と死体となって見つかる。これは皆を殺すことを狙っているのだろうか? 作中でも言及されているように、『そして誰もいなくなった』を想起するような展開。もちろん宿泊するペンションのオーナー家族や島民もいるのだが、警察がすぐには駆けつけられないということで、舞台設定として一種のクローズドサークルが作られている。 いかにもフレンチミステリらしい語り=騙りの作品なんだろうなと思って読み進めるのだが、見事に騙されてしまった。半分くらいでちょっとおかしいなとは思ったのだが、正解にはたどり着けなかった。 参加者の義娘で探偵役に憧れる少女、マイマの活躍も見どころの一つ。
7投稿日: 2025.04.14
powered by ブクログ注意深く読み進めたつもりなのに、まんまと騙されました。意表を突くやり方だったけど、ああ確かに!と後から気付いて悔しい。ヒントはいっぱいあったのになー。
0投稿日: 2025.03.18
powered by ブクログなるほど!こうくるか・・・ 確かに、読んでいる間に感じた少しの違和感の正体はこれか・・・と感心。 それにしても、ティティーヌとチャーリーの生涯の恋は1週間寄港しただけだからでしょうね。 猫や犬に対する愛情は決して目減りしないのに(たとえお布団に3日連続でオシッコしても、家具をガリガリかじっても、壁紙をはがしても)なぜ、人間相手だと目減りし変質していくのか。
1投稿日: 2024.12.06
powered by ブクログ【2024年203冊目】 作家を生むための創作合宿――南太平洋仏領ポリネシアのヒバオア島に集められた五人の女達。号令をかけたのは人気ベストセラー作家。島で滞在しながらそれぞれが創作に勤しむだけの理想的な環境。の筈だったのに、参加者の一人が滅多刺しの死体で発見されて――。 外国の小説というのは翻訳されていても、日本の小説とは全く文体も、リズムも違うので、初めて読む方は戸惑うのではと思います。訳者によっても読みやすさは大いに異なるのですが本作は読みやすいので安心できますし、異国のリズム感を楽しめます。 明示されているようで隠されているようにしか思えない真実に翻弄されっぱなしでした。ミステリーに慣れた読者でも疑いはしても確信はできず、終始居心地の悪さを感じることになるのではないでしょうか。 謎解きは結構明白にされるので、ややこしい設定でもちゃんと理解できますご安心を。信じたり疑ったり、読みながらも一緒に推理できる小説で楽しいと思います。 唯一私的に混乱したのは名前。カタカナに弱いので、適宜登場人物一覧に戻りながら読みました。
5投稿日: 2024.11.09
powered by ブクログ南洋の島で開かれる創作アトリエに参加したベストセラー作家と作家志望の五人の女性。しかし五人に課題を残して作家は失踪、やがて殺人事件が起こる。明るい印象のリゾート地だし実は無人島ではないし、だけれどやはり孤島ミステリの風格がある、スリリングなミステリです。 「語りにして騙りのミステリ」とはなるほど。叙述ミステリーの巨匠って、それはもうネタバレでは、という気もしなくもないけれど、だからといって見抜けはしません。参加者が一人減り二人減り、最後の二人になってからでも「え?」と驚かされます。うわ、そういうことか~。そして真相を知ってからもう一度各ポイントをチェック。ううむ、お見事。 物語としてのラストもちょっと素敵。参加者たちが遺した「死ぬまでにわたしがしたいのは」が、切ないながらも少しの優しさをもって思い起こされるのにほろりとしました。死んでしまってからなんだけれど、少しは叶ってるんですよね……。
3投稿日: 2024.09.11
powered by ブクログ騙された〜〜〜 解説を読むと「ああ確かに!あそこはちょっと違和感あったわ」ってなるけど、本編読んでる間はわからないよね〜 でも、だから何?とは思う。うわ〜騙された〜ってなって終わり。
0投稿日: 2024.09.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
トリックのためのトリック。なるほど〜、とは思わせられて、え〜そうだったっけと何ページも読み返させられる。 だけど今一つ技巧以上のものがない。フランス人の文学に関する思いはあるのかもしれないけどそれにはあまり心を惹かれなかった。
0投稿日: 2024.08.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本格ミステリ2024年1位。 南の島で作家と作家志望の5人の女性の合宿中に一人ずつ殺されていく。 文章に違和感を感じつつも、トリックにはしっかり騙されました。ただ、作家志望の5人といっても実際にはそのうち2人だけ。あとの3人がこんな状況でも文章を書くとは思えないのだが、、、。 そのあたりがちょっと消化不良。
0投稿日: 2024.08.13
powered by ブクログなんとなく読了してしまった。 どんでん返しもなくただ目を通しただけでした。 ただの小説で殺人付きって感じでした。
0投稿日: 2024.07.03
powered by ブクログフランスの作家さんは初めて。 登場人物が「マルティーヌ」「ファレイーヌ」「アスティーヌ」と「イーヌ」だらけで、どの「イーヌ」なのか混乱する。 登場人物を何度も見返して確認するから全然前に進まない…。 海外ミステリーが苦手なので、今までもほとんど読んでこなかった。 でもフランスのクローズドサークルってどんな感じなんだろうと興味が湧いて、チャレンジしてみようと思った。 叙述トリックで騙されるということだけは知っていたのでドキドキしていたけど、最後まで読んで、自分は全く騙されていなかったことに気が付き呆然となる…。 トリック部分は「え!?ずっとそうだと思ってたけど…(・o・;)」と逆に驚いた。 「やられた!騙されたー」となりたかったので、楽しむことができず落ち込んだ。 章立てが短くて物語に入り込みにくいので、自分の好きなタイプのミステリーではなかった。 やっぱり海外ミステリーは苦手みたいだ。
67投稿日: 2024.05.29
powered by ブクログフランスのミステリ作家・ビュッシがクリスティの『そして誰もいなくなった』の向こうを張った意欲作。 ベストセラー作家ピエール=イヴの創作教室に参加するため、南の島ヒバオアへ集った5人の女性たちが一人ずつ消えていく。膨大な応募者の中から選考の結果選ばれただけの彼女たちがなぜ? 一癖も二癖もありそうな参加者たち、島の至る所に設置された石像…ミステリファンならば「二ヒヒ」と笑いたくなる舞台装置の数々。そして、語りの魔術師とも称されるビュッシがここぞとばかりに本領発揮をしている。翻訳は相当苦労したのではないかと想像される。 軽いポップなミステリをご用向きな場合には避けた方がいいかも。何が何だかわからないうちに「どういうこと?」で終わりそうな気がする。翻訳ミステリをどっぷり楽しみたいならば、手にとって損はない。
19投稿日: 2024.05.05
powered by ブクログアガサの「そして誰もいなくなった」のオマージュ。舞台を現代のタヒチに移し、異国らしさ民族のことを含みつつミステリーが完成!もし自分が犯人だったらと考えることはほとんどないけど、この本は考えてしまった。きっと大変だし、ずっとヒヤヒヤしてるだろう…どの犯人もかもしれないけど。 タヒチに行ったことないけど亜熱帯の空気、スコール、海が想像される。映画化したら素敵な場面ばかりだろうな。大きなスクリーンで見たい小説。
0投稿日: 2024.04.19
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一気に読んだ。そして誰もいなくなったのオマージュと紹介されただけあって孤島に集められた5人が次々に殺されていく。最後毒を飲まされたのはクレムだと思ったがエロイーズだったとは。ヤンも疑っていたが違った。面白かった。
0投稿日: 2024.03.24
powered by ブクログ初読みの作家。 構成がうまくて、誘導していく技巧が凄い。ゴーギャンが愛した南の島での展開も面白かった。 ただ、登場人物たちの誰にも共感できなくて、ロマンスを搦めたのもあまり興味なかったかな、と思う。
12投稿日: 2024.03.14
powered by ブクログ美しいマルケサス諸島の風景とタナエの作る地元の美味しそうな料理がとても印象的。それと対照的な凄惨な殺人事件。伏線がありすぎてよく意味が分からず途中までは読みづらかったけど、2転3転する結末に最後までハラハラさせられた。ポリネシアンタトゥーの話やティキと呼ばれる彫像の話、ムルロア環礁での核実験の後遺症の話などもとても興味深かった。
10投稿日: 2024.03.07
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・あらすじ 南国のフランス領 マルケサス諸島にあるヒボオア島が舞台。 作家志望者の女性5名はフランスの有名小説家であるピエール=イヴ・フランソワ(PYF)が開催する創作セミナーに参加することになった。 「4日間のセミナー中何が起ころうと書き続けろ、全てを書き残せ」というPYFからの課題を忠実に実行する5名の女性たち。 そんな中過去にパリで起こった連続殺人との関わりが浮上し、またPYFは失踪してしまった。 大多数の応募の中から選ばれた5人の女性たちの思惑は? ・構成 一人称視点で書かれた5名それぞれの小説とその合間に参加者以外(外部)の人間の視点が差し込まれている。 ・感想 叙述ミステリーということは把握していたし、序盤のくどいほどの注意喚起、また「そして誰もいなくなった」という作品名が頻繁に出てくるから穿って読んでた…のにやっぱり騙された。 参加者5名の日記の合間にヤン(同行者、ある参加者の夫)とマイマ(同行者、ある参加者の娘)の日記なども入ることで物語の流れが分断され、違和感ありつつもこのトリックに気づきにくくさせててこれが超絶技巧かーーと思った。 個人的にはタトゥー彫師のこの土地の歩んできた歴史と軽率に消費される伝統、文化について語るシーンがとても興味深かった。 あとラストのヤンのロマンスはあまり必要なかったように思ったかな…。
1投稿日: 2024.02.20
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フランス領ポリネシア、ヒオビバ島のペンション「恐るべき太陽」荘で開催されている人気作家ピエール・イヴ・フランソワ(PYF)が講師の創作アトリエ(ワークショップ的なもの!?)。 そこに参加するのは公募から選ばれた5名の作家志望女性、プラス同行者2名(ある参加者の夫ヤン、また別の参加者の子どもマイマ)。 講師のPYFはアトリエの場で意味深な言葉を残したのち、姿を消す。 そこから始まる『そして誰もいなくなった』劇場(参加者が次々に、、、)。 ある参加者が滞在中の出来事を交えつつ書き記した作中作『海に流すわたしの瓶』、マイマの日記、ヤンの独白、3つの交互視点で語られる物語。 どうにも矛盾したり、噛み合わない描写があるくせにそれぞれが正直に語っているとも主張している。 と同時に何か後ろめたい秘密も隠し持っているようで信頼し切れない。 犠牲者が重なるに連れて、誰も彼もが怪しい疑心暗鬼な雰囲気の高まりが、すこぶるサスペンスフルで堪らない。 また、次々と出てくる疑問や不可解事象が積み上がってきて、途中ヤンとマイマがリストアップする場面では、おいおいこれの全てに納得の落ち着き先が提示できるのかい?と思ったほど。 果たしてどんな一枚絵が出来上がるのか。 最後は解説阿津川さんの言う、騙りのテクニックにまんまとやられた。 ちょっと雑だったり、無理矢理感あるとこもあるけど、ちゃんと全てを収束させているところにも感心。 ヒント(違和感)も出しつつ、やり過ごされるよう騙っているところがフェアだなぁとも。 作中、思いっきり『そし誰』に言及し、オマージュ感出している(し、孤島見立て連続殺人で想起させる部分は勿論ある)けど、どちらかと言うと『アクロイド殺し』の発展版。
46投稿日: 2024.02.10
powered by ブクログなんとなく怪しくて、途中何度もあれっ?となるけれど、まんまとミスリードに乗ってしまってました。 種と仕掛けが巧妙でした。
1投稿日: 2024.02.04
powered by ブクログ2024年本格ミステリ10の海外部門1位の作品。そして誰もいなくなったを彷彿とさせる、孤島での連続殺人の話。作者のトリックに私はしっかり騙されました。やられたーという感じ。
0投稿日: 2024.01.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読み終わった。完全に騙された。でも、面白かった。とにかく、ストーリーの展開が上手いと感じた。例えば殺人事件が起こる度ごとに、又は何か大事な出来事が発覚する度ごとに1度、間をおく感じでページを変えたり*や太文字を入れたり、1行開けて完全に場面を変えたりして、興味が続くようにしている。また島の美しい風景を綺麗な文章で表現したかと思うと、鬱陶しいジャングルや泥道、不気味な石像ティキの描き方も上手いと思うし、とにかく表現力が豊かだなと思う。走って逃げる場面など、海外サスペンスドラマを見ているような感じさえなる。 本の紹介にアガサ・クリスティに挑戦とあったが、確かに本文中に何度も『そして誰もいなくなった』と言う有名な小説の題名が出てくる。でも、最初に『アクロイド殺人事件』に関する話が出ていたので、けっこう「注意して読んでいた」つもりだったのだが、見事に騙された。『そして誰もいなくなった』より『アクロイド殺人事件』に挑戦ではないだろうか。でも、「推理小説」はこうでなければ!と思う。いかに「上手く騙してくれるか」が、少なくても私には「面白い推理小説」の条件の1つ。読み終わって、何か爽快感があった。「いやぁ~!騙された、騙されたぁ~!」と。 ただ☆を4つにしたのは、19年前のレイプ殺人事件がより深くこの殺人事件と関わってくるのか、より複雑な様相を見せるのかと期待したのだが、そこまでではなかったので。
0投稿日: 2024.01.27
powered by ブクログメモを残しておらず、なぜこの作品を手に取ったのか忘れてしまった・・・あまり海外作品は積極的に自分で情報収集して読んだりはしないので、きっとブクログのユーザーさんのおすすめか、お気に入り書評家さんのおすすめなのだとは思うけど苦笑 アガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」のオマージュ作品とのこと。 叙述ミステリー自体が読み慣れていないので、そもそも見破れるわけがないのだけど、、すっかり騙された。 トリックが分かってから読み返すと、そう言えば違和感たっぷりだったよな、と思い当たるのに!
0投稿日: 2024.01.10
powered by ブクログ面白かったです。 謎が謎を呼び、もう謎だらけ!全員怪しい! 伏線が回収されていく時はスッキリしました。 しかし… 本の裏筋…書きすぎじゃないかな? 『叙述トリックの巨匠』だとか『クリスティへの挑戦作』だなんて…ネタバレだと思います(ノᗝ˂。)
1投稿日: 2023.11.04
powered by ブクログ出版社が主催する南の島での人気作家との創作アトリエ参加当選者5名は違うタイプの美人揃い。しかし、皆、何かを隠している気配がある。パリ主任警部のファレイーヌだけが夫婦で訪れ、マリ=アンブルは娘連れ。作家、参加者五名、随伴2名、宿泊所オーナー、その娘二人。あとは庭師とタトゥー彫師が登場人物。まず作家が行方不明に。そして一人ずつ殺されていき、残った人たちは疑心暗鬼に。警察も呼んですぐ来る環境ではない。生き残るのは誰?真犯人は?作家は生きているのか?ファレイーヌが追っていた事件の犯人はこの殺人と関係あるのか? この本、私はすごく相性悪かったです。読んでいて語り手がすぐわからなくなり、そこで寝落ち…。また読み始めてまた、あれ?これは誰?と寝落ち。ああ、もう海外ミステリー読むの止めようかな。 最後スッキリ終わるのが救いでした。 作家が当選者に迫ったりするのと殺人シーンありで、中学校以上。
4投稿日: 2023.10.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タイトルとあらすじに惹かれて読みはじめた作品。 物語の中で感じていた違和感、ミステリーをあまり読まないながらに私がたてていた仮説に近くとも遠からずな結末に大変満足した。 個人的には、この本を翻訳語として読むことに意味があるなと思った。
1投稿日: 2023.10.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
違和感を置き去りに読み進めていたら最後に全部綺麗にしてくれた ありがたい 歯止めが効かなくなった人間が何よりも怖いよ
1投稿日: 2023.10.13
powered by ブクログ著者初読み。 翻訳本としては読みやすく、それぞれの視点で書かれた章立てが短く(これがストーリーに重要な組み立てだったのだか)没入しやすかった。 アガサクリスティーの「そして誰もいなくなった」のオマージュとのことだが、昔読んだはずだがすっかり忘れており、こちらももう一度読みたくなった。 ヒバオア島の自然と歴史、神秘が背景にある中のミステリーに浸れる至福の時間を味わえた。 いつかは行ってみたいところである。
5投稿日: 2023.10.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最近選んだ本がたまたま主人公が犯人のものばかりで正直お腹いっぱい もう少し違う展開を期待して最後まで読んだが、やっぱりクレムが犯人だしエロイーズとかヤンも好きになれなくて何とも言えない終わり方だった
2投稿日: 2023.09.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2023/8/9読了 ビュッシは、以前『黒い睡蓮』を読んだことがあって、「こんな騙し方アリか~!?」って目に遭っていたので、今回も「どう来るか」と思っていたら、「そう来たか」という感じ。登場人物の手記で五部構成という所で勘付くべきだった……。 とは言え、なんだかんだ、皆の願いは叶ったし、なにより、品性下劣でもPYFには秘められ才能を見抜く目はあった、って事で、『そして誰もいなくなった』よりは、めでたしめでたしな結末でした。
3投稿日: 2023.09.18
powered by ブクログすごーく面白そうで楽しみに読み始めたけど 私にはちょっと合わなかった。 展開が遅いし謎が謎を呼びすぎて、謎がありすぎてついていけず、、、 3分の2まで頑張って読んで我慢できずに 途中とばし誰が犯人だったかだけ読んだ。
19投稿日: 2023.09.16
powered by ブクログ視点がコロコロ変わって読みにくい…! クレムやらクレメンスやらわからん。。。! もっと日本的に訳すことはできないんか? フランス文学、そのまま訳さなくていいとおもう
4投稿日: 2023.08.25
powered by ブクログ久しぶりのミシェル・ビュッシ。 翻弄された。 全てを知った上でまた読んだら見方が全く変わるでしょうね。 舞台が南国ということもあり、この猛烈な暑さの中で読むのにも相応しかったように感じる。 「時は殺人者」読んでないので読まねばと思いました。
2投稿日: 2023.08.21
powered by ブクログうわ〜〜、これはずるい! また最初から読まないといけないじゃないか。 南国の島の独特な雰囲気の中、 集められた人々がひとり、またひとりといなくなる。 どこかで聞いたようなシチュエーションだけど、 クライマックスは思いもかけない展開だった。 犯人はこの人?いやこっちか?なんて惑わされてるうちに、自分が感じていた違和感の方をないがしろにしてしまっていた。 完全なる敗北。 夏に読むのにふさわしい一冊だった。
21投稿日: 2023.08.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ポリネシアのヒパオア島に集まった有名作家と作家志望の女性たち5人とその家族2人。ゴーギャンの絵画のような南国の風景の中で起こる殺人。作家志望の女性たちのそれぞれの参加動機が思いがけないあるいは事故のような殺人に繋がっていく。よく読めば分かったかもしれないが思い込みですっかり騙されてしまいました。
0投稿日: 2023.08.16
powered by ブクログそういえばフランスのミステリーって初めてだ、とうきうき手に取りました。 前編通して暑さと湿度と不穏な空気が漂っていて、こういうのを夏に読みたかったんだ〜と嬉しくなりながら読み進めました。 違和感をそのままにしていたら、終盤で綺麗に騙されました。前評判を全く知らずに読めてよかったです。
0投稿日: 2023.08.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大衆は小さな嘘より大きな嘘に騙されやすい こう言ったのは、かのアドルフ・ヒトラーですが、この物語は小さな嘘さえつかないことで、大きな嘘を覆い隠しています いや〜こりゃあすごいよ すごい手法を考えついたもんだ もう再読必至ですよ しないけど もうね、全編ヒントだらけ、プロローグから、章題から 感じる違和感はそんまんま受け取っていいのよ でも、特にミステリー好きはいやいやいやって深読みして勝手に自分で迷宮を作って、勝手に迷宮に迷い込んじゃうの お!なんかいいじゃね?これ この物語を言い表すのにぴったりな気がする 「自分で作った迷宮に、自ら迷い込む物語」 でもネタバレぎりぎりの表現かも 一応フィルターかけとくか でもほんと、ネタバレ気にせず語りたくなるやつだわこれ ただちょっと「『そして誰もいなくなった』に挑戦」って売り口上に個人的には違和感だけど なんかタイプ違う気がするんでね
69投稿日: 2023.08.14
powered by ブクログはあ(・・?)??呆気に取られました すっかりしっかり騙されましたー!笑 先入観を貫いていれば良かったのですが、迷いがありましたね〜 だから、面白いッ!! 舞台はタヒチから飛行機で4時間、マルケサス諸島のヒバ・オア島 空から眼下に広がる珊瑚礁 砂浜以外は椰子、バナナ、グレープフルーツ、グアバ、ピスタチオ、白檀、マンゴー、プルメリアの木々に囲まれた森 バンガロー『恐るべき太陽』荘に、ベストセラー作家が講師となる作家志望者のツアーに、女性5名が参加します しかし、集まった人が一人ずつ消えて行く。。。 この展開はアガサクリスティの作品を思わせますが、それだけでは終わりません ツアー参加5名の女性は、みんな個性的で魅力的 そして女性のうちの一人の娘のマイマが、天真爛漫でとーっても可愛いんです! 怖いもの知らずで事件の解決に大活躍します 彫像ティキ、タトウの紋様、ハカ等ポリネシア独特の文化が、エキゾチックな雰囲気を漂わせます ゴーギャンとブレルも眠るヒバ・オア島 もう本当に行きたくなってしまいました! ミステリーと魅力的な島、両方堪能出来る作品です
59投稿日: 2023.08.12
powered by ブクログクリスティ好きの私としては、「クリスティへの挑戦」と書かれた本作品をドキドキしながら手に取りました。(「そして誰もいなくなった」をはじめて読んだ時の驚きは忘れられません。) ちょっと読みにくいなと気を抜いてしまい、バンバン入っている伏線に気づかず、まんまと騙されてしまいました。 「そして誰もいなくなった」のように暗くじめっとして半ばホラーのような雰囲気とは違い、こちらは南国のカラッとした雰囲気の中、登場人物が魅力的に生き生きと動き回っていました。絵画と繋げて情景をイメージしやすかったです。 再読必須です‼️
28投稿日: 2023.08.11
powered by ブクログ意味がわかると怖い話によくある要領の得ない語りを400pほどかけて読まされてるような読書体験だった。 まじで読んでも読んでも進まない。 途中で苛々してきた。 何度も寝落ちして夢の中でオリジナルストーリーが展開した。 最大のトリックには感心したし、「あ〜、確かにあの…」とそれまでのひっかかりに納得もしたが、 殺人事件そのものは特に面白くもないし、 主観に偏りすぎる癖のある語り口(仕方ないけど)と冗長さ(仕方ないけど)に読み進める苦痛を感じ、 「スゴかった!」より先に「疲れた…」あるいは「やーっと終わったよ」が出てくる読後感だった。 「私が〇〇するかもしれないと疑っているの?あるいはその逆を?さすが探偵さんは抜け目ないのね。でもお生憎さま。私だってそこまで馬鹿じゃないのよ。□□じゃあるまいし!少なくともこの地で、▲▲でない限りはね。」 …というような文体が、「海に流すわたしの瓶」の章では延々と続くのである。
3投稿日: 2023.08.10
powered by ブクログ不安定な語り手に違和感があったものの、大胆なトリックに見事に騙されてました。少し読みにくい部分もありましたが、後半の伏線回収は本当にお見事です。ネタバレ厳禁な面白い手法で読後感も良かったです。
12投稿日: 2023.08.04
powered by ブクログ作者が読者を騙すミステリー好きのための叙述ミステリーなのだが、謎解き以上に登場人物のキャラクターの描き分け、舞台となるマルケサス諸島の描写のリアリティが素晴らしく、謎解きを真剣に追うより、主人公の強気っ子のマイマの元気いっぱいな姿や、南の島の楽園の風景を満喫しながら読んでしまった。ルソーっぽい(ゴーギャンではないw)カバー絵に惹かれて、いわゆるジャケ買いだったのだがまんまと当たりだった。舌なめずりしながら謎解きを楽しんでいるミステリー愛読者たちの完全に裏をかく真相は実は本作のリアリティの嚆矢で、ジャンルをジャンルごと皮肉ってる、あるいは、これこそが謎探しをしているミステリーファンへの最大の騙しなんだなぁと感じた(本作の真相は論理からは絶対到達できないもんね)。だからといって変に生々しくなるわけでもなくミステリーのバランスを保っているし。こういうセンスをエスプリというのでしょうか。
6投稿日: 2023.08.01
powered by ブクログああ、こういう作品を読むと海外ミステリの沼により深く落ちてしまう。 「そして誰もいなくなった」を念頭に置いた、南国を舞台にしたミステリー。 途中、ややストーリーが停滞しているように思ったけど、その間にも伏線はもりもり描写されていた…。 読み終えてすぐなのでこれから再読して見逃した伏線を回収するつもりだ。 「そして誰もいなくなった」を下敷きにしているにしては完全な「孤島もの」じゃないし、主要人物以外の人物にも犯行は可能では?というのはちょっと気になったが、真相が分かった今は、とりあえずその疑問をおいておくことにする。 とはいえ、この作品はラストであっと驚く真相に出会える。 この本そのものもそうだ。 同じタイトルがしつこく章の頭に出てくることや、こまごまとした違和感にもきちんと理由がある。 ミステリーを読んだなあというカタルシスが楽しい作品でした! さ、付箋を用意して再読再読…
6投稿日: 2023.07.24
powered by ブクログCL 2023.7.10-2023.7.13 そういうことか!まんまと騙されましたね。違和感がないわけじゃなかったけど、そこは思いもつかなかった。 謎解きどうこうよりもこの仕掛けでしっかり楽しめた。
2投稿日: 2023.07.13
powered by ブクログ大人気ベストセラー作家の指導のもとヒバオア島に招待された作家志望の女性5人。 それに同伴者でもある夫が1人と娘が1人。 課題を出した作家がほどなく失踪することから物語は始まる。 意味があるのかどうなのか謎めいた石像があるこの島で、同伴の娘であるマイマが好奇心をうちに秘めながらも同じく同伴者の夫である憲兵・ヤンと探り出すが、次々と死人が出て…。 登場人物の個性も特徴がありつつ、掴みどころのない雰囲気に誰が怪しいのか、何が本当なのか疑心暗鬼になる。 特定できずに進んでいくのにもどかしさを感じながら最後まで騙される。 よく考えれば仕掛けがあったじゃないか…と思うのだが、いや参ったな、、である。
57投稿日: 2023.06.29
powered by ブクログ今年1番のミステリーかもしれない程圧倒された。 舞台となる島に配置される彫像や熱帯の植物達が不穏な空気を醸し出す。島にやってきた5人の作家志望の女性がまるでクリスティの本の様に次々と殺される。文章の上手さについつい読み入って気がついたらすっかり騙されて読了。心地よい騙され方だった。マイマちゃんの活躍が可愛い。
6投稿日: 2023.06.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ミシェル・ビュッシ初読。 これまでに「黒い睡蓮」など3作翻訳されているが、評判の高い本作でビュッシデビュー。 ポリネシアの孤島に、創作活動として集まったフランスの有名作家と作家志望の女性5人。 作家が行方不明となったことを皮切りに、順番に殺されていく作家志望の女性たち。 あたかも「そして誰もいなくなった」のように。。。 とんでもない作品だった。 フランス作家の作品のため、信頼できない語り手など色々想像しながら読んだが、まさかそこを逆手に取られるとは。。。 ちょっとした違和感の数々は誰にでも感じとれると思うが、まさかここまでの大仕掛けだとは思いもよらなかった。ん?と思ったところは全て説明できる仕掛けとなっている。いや、本当にとんでもない仕掛け。 事件の起きなさっぷりが若干の中弛みとなるが、それを超えた後に待つ衝撃はおすすめです。 可能なら読み直したい。意外にも読後感も良し。
12投稿日: 2023.06.19
powered by ブクログ真相がわかってしまえばたくさんの違和感やヒントのようなものが散りばめられている。途中でそれに気づいても物語にうまく溶け込んでいて大胆な仕掛けに気づかない。久々に気持ちいいほど騙された。作家志望の5人がベストセラー作家とともに集まり、作家の出す課題に取り組む。そこから失踪、殺人が起きていくのだけど展開と構成の上手さに驚いた。もう一度読み返したくなる仕掛け、面白さの一冊。
5投稿日: 2023.06.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
普段からとても騙されやすいたちなので、『黒い睡蓮』では完全にやられて星5つつけた記録があるのですが、今回はすんなり見抜いてしまい驚けませんでした。
1投稿日: 2023.06.18
powered by ブクログけして油断はせず、むしろめちゃ警戒して読んでいたつもりだったのだけど、やられた。そんなわけないだろうと確認したけどそんなわけありました。もちろん普通のクローズドサークルものとしても楽しいです。
5投稿日: 2023.06.12
powered by ブクログ超推し★5 今年の本ミスの目玉!南の島に招待された作家志望の女性たち、そして誰も… #恐るべき太陽 ■きっと読みたくなるレビュー おもろいーーー! 鬼★5 本格ミステリーの括りなら、今年の海外ミステリーはこれだわ、決定。 いやまて、ホロヴィッツやスワンソンの新作も、自由研究完結編もあるから早計ですね。でもそのくらい素晴らしい作品でした。 クリスティの名作『そして誰もいなくなった』のオマージュ作品は無数にありますが、その中でも指折りに優れた出来栄え。深みのある環境設定や小道具、登場人物とその背景。会話や行動の中にあふれ出る疑心暗鬼、不安、圧迫感がエグイ。 特筆すべきは、やっぱり謎解き部分なんだけど、元祖クリスティの名作を初めて読んだ時と同じくらいの衝撃だった。完全にオマージュの域を脱している。小手先や捻りじゃなく、元祖と正面で戦えてるレベルです。 物語のプロットもワクワクが止まらねぇ ベストセラー作家に南の島に招待された作家志望の女性五人。彼女たちは、作家からレクチャーを受ける。 「小説の冒頭で効果的なのは、死体が発見されるよりも、行方不明になること。そのほうが読者の疑問が広がるのだ」 その後、彼女たちは島で創作を続けていくのだが、その筋書き通りにベストセラー作家は行方不明になってしまって… こんな展開、続きが気になるっつーの! さらに島に点在する彫像の謎、タトゥーの意味、過去の事件などの要素も入り交じ、物語は混沌を極めていく。次々と事件が発生し、登場人物の不穏な動きと細かい心情の機微も見え隠れしていく。そして少しずつ捜査も進行していく中、作家志望の女性たちの隠されていた真相も明るみになっていき… ねっ、面白そうでしょ! ここまでたくさんの魅力を書いてますが、なんとメインディッシュについては何も書いてないの。後は実際に読んで、楽しんでほしいです。 なお本書は重々しい本格ミステリーながらも、少女マイマ(16歳)の活躍で、調子よく読み進められるんですよね。無邪気で元気、セリフや行動も天真爛漫。でも捜査には真剣なところが可愛い!彼女の役割は物語をうまく中和させています。 謎解き、エンタメ、重厚感。さらに文芸的にも優れているし、小説としても綺麗。 ミステリーへの愛情もめいっぱい感じられるし、ラストの爽快感&納得感もバッチシ。圧倒的に推せるミステリーでした。 ■ぜっさん推しポイント これまで謎解き小説としての魅力を語りましたが、実はメインの登場人物である作家志望の女性五人の描写がまた素晴らしいのよ。本格ミステリーだと、強烈なキャラクター付けや背景を入れ込んだだけの場合がありがちだったりします。 でも本作は全員の個性がめっちゃ豊かに描かれているし、さらに作品を執筆する場面もあって理解も感情移入もしやすい。ひとりひとりの過去も未来も目に浮かんできて、すっかり彼女たちのひとりひとりの魅力に引き込まれてしまうんです。 読み応え、読みどころ、チャレンジ精神が満載の作品ですので、本格ミステリーファンは死ぬまでに読めっ
106投稿日: 2023.06.10
