
総合評価
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powered by ブクログ昔々の人は本当に風まかせの船旅で遠い国まで行ってたんだなぁと感心するとともに、そりゃ遭難もするよなと。 わりと早い段階で遭難しかける。持ちこたえるが結局遭難してしまう。 そして無人島で生きる16人、となるわけだが。 一貫しているのは、誠実さと規律である。 それは、遭難する前も、遭難中も、後もだ。 幸い、南国の島、難破船からわずかだが最低限の物資を運び出せたこと、などの好条件はあったものの、誰も自暴自棄にならなかったことが素晴らしいし、胸をうつ。 無人島の沖から透明な海面の下の、珊瑚、魚、海藻の描写や、やけるような日没のシーン。 アザラシとの友情、ガラパゴスの郵便、海面をはねるクジラの話し。 どれも昔ならではの素敵な話。 なんともたくましい16人の無人島生活は知恵と勇気とリスク管理の物語、結末はバットかハッピーか。お楽しみあれ。 あと、イラストがとってもかわいいです!
0投稿日: 2026.02.07
powered by ブクログこちらは日本の船「流水丸」の乗組員たちが、太平洋上で座礁してしまい、無人島に流れ着いた16人の生存記を描いた作品です。 この物語の面白いところは、絶望的な状況にありながらも、彼らが決して悲観しない点だと思いました。食料も水もない中で、16人が知恵を出し合い、海藻やカメなど、島にある資源を工夫して活用していく。その姿が本当にたくましく、人間の持つ「生きる力」を感じました。 普通ならこういったサバイバル物語では、脱落者が出たり、絶望や対立がドラマとして描かれることが多いと思うのですが、この作品ではそういった悲観的な展開がほとんどありません。むしろ16人が互いに支え合い、希望をつなぎながら生き延びる姿が描かれていて、読後には温かい気持ちが残りました。
8投稿日: 2025.11.04
powered by ブクログサバイバルの経験が具体的に書かれているため、想像しやすい。不自由で厳しい環境の中、規律を守り協力しながら生き抜く様が活力に溢れていて面白かった。 苦労があまりマイナスに書かれていないため、しんどい気持ちにならなくていいのが好き(
2投稿日: 2025.10.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
120年ほど前にある日本の船が難破し、それに乗っていた船員がどのように生還したかを後からまとめた本。運よく珊瑚礁で作られた島に辿り着き、様々な苦労をしつつも偶然通りかかった船に救出されるまでが書かれる。当時の海の男の気風が押し出された海洋冒険譚的な内容になっているが、やはり現代とは少し考え方の違いも感じられた。 難破した船から何とか物資を移動し、何とかやりくりして生活する辺りの内容が面白い。個人的には深く井戸を掘ると海水が出てしまうが、浅く穴を掘ると何とか飲める水が出るという辺りの話が印象に残った。 無線が発達しておらず、200海里も設定されてない時期にはこんな漁をしていたのかと思った。
0投稿日: 2025.04.27
powered by ブクログ小笠原諸島は無人島(南島)が一部あって、そこに今は絶滅危惧種アホウドリが居たから、小笠原諸島思い出した。良作の実話だった。島ってなんで魅力的なんだろうね。
0投稿日: 2025.04.10
powered by ブクログどんな困難も心持ち次第なんだな、と言うことと 年長者は、その経験を持って若い人たちを励ますのが大事、そしてみんなをまとめるリーダーが大事、と言うことがよくわかった。 今の会社のリーダー…ときたら…がっくり せめて自分は、部下に不満や弱音を吐くまい
1投稿日: 2024.12.29
powered by ブクログ優れたリーダーと有能な部下達。 適材適所で皆が働けばどんなミッションもクリアできると思わせてくれます。
2投稿日: 2024.11.09
powered by ブクログ児童向けなのかな? 明治時代の実話らしいが、太平洋の無人島に流れ着き、永遠に助からないかもしれないのに、16人すべてがすべて前向きで、明るい。船長の言いつけを守り、規律正しく、明るく、労働して、怠けるもの、泣き言を言うものは一人もいない。本当ならば奇跡のようだが、もともとは講談社から昭和初期に出た本(児童向け?)なので、こういう書き方なのでは? 新潮文庫の裏表紙の作品紹介は日本男児たち、とか僕らはとか言う書き方だが、16人は皆大人である。椎名誠も解説で「十五少年漂流記」ならぬ「十六人おじさん漂流記」と書いているのに、これは違うんじゃないだろうか?
7投稿日: 2024.09.28
powered by ブクログ第7回ビブリオバトル全国大会inいこま予選会3-オンライン-で紹介された本です。 https://www.youtube.com/watch?v=ym3LauZ9yuU 2022.2.12
0投稿日: 2024.09.18
powered by ブクログ日本の先代の方々は素晴らしい。 知恵と創造を働かせ、小さなかけらが集まって、大きな一つの塊となり、生き抜いていく様に心打たれました。 他の動物たちと共存しながら生き抜いていく。 アザラシを人間の友達かのように接する描写にグッときました。
0投稿日: 2024.07.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
明治時代の遭難漂流記。島の絵と簡単な海図があるのでどこにいたのか(特に遭難するまで)がわかりやすかった。殆ど何もない島で元いた船や近くの島で 明治31年の暮れに東京を出港したものの、約1ヶ月後に釣りをしていたら錨が3つもなくなるトラブルでハワイ付近まで流されてしまう。ホノルルで修繕をし4月4日に出港して帰還するはずが5月20日に座礁してしまう。どうにか住めそうな場所に拠点を作り、9月3日に近くを通る船に救助されるまでの3ヶ月強生き抜いた16人。体調不良は出たものの大きな怪我や死者もなく全員が帰還できたのは本当に凄いと思う。島に住んでいたアザラシを手なづけていていざという時は食料にしようとしていたり、冬に備えて食料などを調達していたのが無事杞憂に終わった。 小笠原島に米国出身の捕鯨者が住んでいて明治に入ってから日本の領土になったというのは初めて知った。帰化して日本語名になったとのことだが「日本男児」たちには実は欧米人も含まれていたのがなんとも不思議。
0投稿日: 2023.07.11
powered by ブクログ青空文庫で再読。 小学生か中学生のときに読んだはず。 大学の教授とウミガメの話をしていて、「ウミガメを食べる描写の本を最近読んだ」って言われて思い出したので記念に再読。 語り口調で読み進めやすい。読書感想文向き!
0投稿日: 2023.06.07
powered by ブクログこんな実話があったんだなー。おじさんたち(青年もいるか)皆で力を合わせて創意工夫して愉快に過ごしていて、すばらしい。面白かった。当時の少年雑誌の連載のため、安心して子どもにも読ませられるかと。日本人の誇り、みたいなところに時代を感じるけど、それもまた。
0投稿日: 2023.04.12
powered by ブクログ船舶航海関係者で著作家の須川邦彦さんによる、明治31年に実際におきた遭難から帰還までの冒険小説。昨年は、舞台化されているようです。そして、椎名誠さんが選ぶ漂流記のNo.1。 太平洋資源調査中の帆船が、大嵐で難破して、(水無し、食無し、樹木無し)の小さな無人島に、全員無事漂着する。乗員は、帰化人も含む全員日本人。船長から見習いまで、年齢もさまざま。彼らは、島の中で規律を守り、悲観する事なく、節約と創意工夫に励んで、日々を乗り越える。 規律1:島で手に入る物で暮らす 規律2:できない相談を言わない 規律3:規律正しい生活をする 規律4:愉快な生活を心がける この規律は、現代でも活用できそうですね。 食料や住居などの困難に対応していくことはもちろん、日本に戻った時のために、年長者が若者に教育を与える時間まで確保していた。救助を求める行動にもパワフルに活動して、大和魂を読めます。15少年漂流記も良いですが、こちらも良いです。
52投稿日: 2023.03.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
たんたんさんの感想を見て読みたくなった本 無人島生活を送った16人のお話 そして、実話⁉︎ 有名な物語とかじゃないの?ってのが一番の感想でした。 調査船が座礁で有名なとこで同じ様に座礁してしまい 無人島生活を余儀なくされる 若者やお年寄り(実は、そんなにお年寄りでない) たちが助け合い支え合い生活する。 夜の見張り番をしてるときに、海を見てたら悲しくなりあらぬ事考えてしまわないよう若者ではなく老人にさせたり 運動や作業をして、常に体を動かす 服を大事に取っておくため、裸の生活を送る 亀の牧場を作り食事に困らないようにする 塩を作る いろいろな工夫をして生活して無事に全員助け出されてよかった 無人島生活をし怖い思いをした後も、船乗りとしてまた海に出る人たち 強すぎる
17投稿日: 2023.01.11
powered by ブクログone for all, all for one. みんなが、いつも気持ちよく過ごせるように気配ること。 衣食住が足りて、礼節を保つ。とはいうけど、苦境のときこそ、高潔に、誇り高く生きる様が人間力だと感じた。
1投稿日: 2022.11.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
明治の時代に本当にあった『十五少年漂流記』。実際に漂流したのは南方の漁場を調査するために船に乗り込んだ屈強な海の男たちであり、子どもではないのだが、並の大人なら恐らく船が難破した時点で死んでただろうし、無人島に漂着してからも10日を待たずに死んでただろうな、という、壮絶な生活が記されている。 無人島に漂着してからの生活の工夫は最後まで緻密かつ深謀遠慮に満ちていて、明治時代という幕末から文明開化の激動の時代を潜り抜けた直後の逞しい人たちであったということを差し引いても、その忍耐力や統率力、集団で一致団結しての行動力には驚かされるばかり。頁を繰る手が止められず、250ページをあっという間に読み終えてしまった。 このぐらいの胆力のある海の男たちであればこその、冒険とスリルの連続。つくづく、ゴールディングの『蠅の王』にはなるはずも無かったんだね、という安心感というか信頼感が、頁の隅々に満ちている。
1投稿日: 2022.11.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自然の厳しさと人間の団結の力強さ。1人ひとりの知識、経験を活かし、誰一人諦めずに懸命に生きていた。 僕が幼いときは無人島で生活してみたいだなんて思ってたけど、ここまで厳しい生活はしたくないな笑
0投稿日: 2022.08.28
powered by ブクログ太平洋で難破した龍睡丸、乗組員の奮闘を物語として綴るノンフィクションの一冊です。 珊瑚礁の絶望的な孤島に漂着した日本男児16名は、故国への生還を前提とした無駄のない誇りある毎日を過ごします。 その中で培われた規律や研究の大切さ、友の存在と生きることの素晴らしさを感じました。 ウミガメやアザラシの家畜化にも感激しましたが、研究で印象深かったものは食塩の生成です。 以下、引用します。 「海綿の大きなのを集めて、海水をかけ、天日にかわかしては、また海水をかける。これを、いくどもくりかえして、しまいに海綿が、塩分のたいへんにこい汁をふくむようになったとき、その海綿からしぼり出した汁を煮つめたら、いいと思う」 いやぁ…脱帽しました。
27投稿日: 2022.07.30
powered by ブクログハワイ沖で帆船が座礁、船長以下乗組員16名が流れ着いた無人島における生活を描いた実話。 子供向け雑誌に連載されたとのことで言葉遣いは極めて平易で、エンタメ性と分かりやすさが重視された結果だろう、生き残るために取った行動と思考に焦点が絞ってあり、絶海の孤島でのサバイバルという状況にも関わらず悲愴感は薄く全体として軽やかで読みやすい。 子供向けであるという制約に加え、作者の美学というか意図から、ネガティブな要素はざっぱり切り落とされており、特に心情的な部分において記録としては正確さを欠く部分もあるのではないかと思われる。 が、それを加味しても、16人の忍耐力と平常心、統率への信頼は驚くべきものがある。 船の破損が決定的となり、これから数年帰れないと思い準備するようにという衝撃に指示にも粛々と従い、飲水の確保や見張り櫓の設置など生存と生還に向けて必要な実務を全員が一体となり強い信頼と結束でこなしていく。形態としては上意下達だが、それは押し付けられたものではなく、そういったシステムを含めた「自分たちの社会」に対する全幅の信頼がベースとなっているように思われる。 果たして今の日本人に同じことができるかというと、これはかなり難しいのではないかと思う。 何はともあれ、16人はいつ終わるともしれない無人島生活を受け入れ、一致団結して生活基盤を築いていく。帰国後を見据えての勉強会すら開催している。 この強さ、向日性はいったい何なのか。 Live as if you were to die tomorrow, Learn as if you were to live forever. 明日死ぬかのように生きよ、 永遠に生きるかのように学べ。 上記はガンジーの言葉だが、いつの時代でもどんな場所でも人間として大事なことはそうは変わらないのかもしれない。 まずは今日一日を頑張って生きてみよう。 そう思わせてくれる一冊でした。
0投稿日: 2022.07.15
powered by ブクログ子供(小4)に「面白かったよー」と勧められて、 『親子のコミュニケーションに…一応読んどくか』程度の軽い気持ちで読み始めたんですが…とても面白かった。 最後は涙が…笑 普段ナショナリズム的な感情なんてゼロなんですが、 十六人の規律や、伝馬船に乗り込んで助けを呼びに行くときにも服をちゃんと着たりと、かつての日本人って素晴らしいなと思った。
0投稿日: 2022.04.26
powered by ブクログ無人島に表流し、そこで生活した16人の男たちの物語。 のみみずの確保や海亀牧場、海鳥やアザラシとの交流など、悲惨な毎日の中に、ユーモラスな一面も。 これらは実話なんですね。 全員、無事に祖国の土を踏むことができて良かったです。
9投稿日: 2022.04.23
powered by ブクログ「須川邦彦」の『無人島に生きる十六人』を読みました。 「須川邦彦」が東京高等商船学校の実習生だったときに教官であった「中川倉吉」先生が自分の体験談として話されたことを物語にしたものです。 -----story------------- 大嵐で船が難破し、僕らは無人島に流れついた! 明治31年、帆船「龍睡丸」は太平洋上で座礁し、脱出した16人を乗せたボートは、珊瑚礁のちっちゃな島に漂着した。 飲み水や火の確保、見張り櫓や海亀牧場作り、海鳥やあざらしとの交流など、助け合い、日々工夫する日本男児たちは、再び祖国の土を踏むことができるのだろうか? 名作『十五少年漂流記』に勝る、感動の冒険実話。 ----------------------- 明治時代に起こった実話をもとにした漂流記です。 無人島に上陸するときに「中川」船長が船員に語った言葉、、、 「これから愉快に暮らそう。できるだけ勉強しよう。 きっとあとでおもしろい思い出になるだろう。」 船が難破し、なんとか無人島に辿り着いた… 水も食料も限られている、、、 そんな事態に遭遇したとき、その事実を前向きには捉えることは難しいと思うんですよね。 でも、そのポジティブな考え方や発言が、仲間に影響し、困難な環境で生きる力を与えたんだと思います。 こんな状況でネガティブ思考になったら、まずは精神的に参っちゃうでしょうからね。 本当は辛くて苦しいことも多かったと思うんだけど、それが強調されてなく、ノンフィクションだということを忘れ、オレも体験したいなぁ… と感じるくらい、知恵と工夫と努力で乗り切った無人島の生活が魅力的に描かれているところが素敵でした。 漂流記として楽しく読めるだけでなく、生き方/考え方についても学ぶことのできた一冊でした。 子どもの頃にワクワクしながら読んだ『十五少年漂流記』や『宝島』、『ロビンソン・クルーソー』、『コンチキ号漂流記』等の漂流モノを(『宝島』は漂流モノじゃないか… )を思い出しましたね。 巻末に付いている「椎名誠」の解説のタイトルは『痛快!十六中年漂流記』でした。 的を得た巧い表現ですよね。 16人が日本に帰還したのが明治32年12月23日… 本書を読み終えたのが、同じ12月23日でした。 偶然とはいえ、不思議な気分になりましたね。
0投稿日: 2022.04.10
powered by ブクログ明治から昭和初期にかけての軍国主義下にある価値観が反映された書きぶりが見られ、内容に多少の脚色はあろうが、資源に乏しい無人島で知恵を絞り創意工夫を重ね、16人もの男たちが総員、数ヶ月を生き抜いて帰還する様には、素直に驚愕する他ない。 私のようなやわな現代人なら1週間も保つかどうか…心身ともに屈強な当時の海の男たちの高いサヴァイヴァル力に、心底感服。 また、こういった有事においては、リーダーさえ有能であれば、滅私奉公、上意下達の構造がとても有効に働くのだろう、ということも分かる。 読後に振り返れば、例えば「エンデュアランス号漂流」や「大西洋漂流76日間」といった海外の漂流記に比べ、事の深刻さを排しきった、根拠のない底抜けの能天気さのようなものさえ感じられ、ノンフィクションとしての凄味に欠ける…という一面はあるかも。
0投稿日: 2022.01.15
powered by ブクログ日常、文明から離れて無人島で生き残ろうとする頼もしい16人。 助け合いの大切さや人の逞しさ、 文明を離れたからこその自然への敬服、 美しさへの感嘆、 生き物への共感、 最後に船を見つけて甲板に乗り込む前に服を着る(その時の為にも裸で過ごす)など人間の人らしさも気高さも忘れない明治の海の男。 どのシーンも良かった。 何ヶ月も無人島で暮らしながらも人間関係が良好、むしろ思いやりと協力で生き抜く姿に感動。
1投稿日: 2022.01.05
powered by ブクログ「「火星の人」の読後感に近い。ポジティブであるということはサバイバルにとって不可欠な要素なのだな。いたずらに悲観せず、やるべきことをやって日々朗らかでいることが生存の秘訣なのだ。
1投稿日: 2021.12.26
powered by ブクログ十五少年漂流記の日本人版といった趣きの本ですが、私はこちらの方が好きです。みんなで明るく前向きに困難に立ち向かう様が実にいい! 気持ちを前向きにしてくれるステキな本です…オススメ!
3投稿日: 2021.12.25
powered by ブクログなりゆきで、沖縄で潜水業の手伝いを半年ほどすることになりました。海に出られる日は船を出してタンクを背負い、潜ります。 海が少し身近になってきた、そんな時に行った整体に本書が置いてあり読みました。 漂流記と言うと、飲水がなく食べ物がなくなり病気になり…その後は語るも悲惨な物語を思い浮かべますが、本書は最後まで痛快。勿論ハッピーエンドです。 あまりにうまく出来すぎていて、フィクションじゃないかと思いますが実話のようです。(勿論脚色はあるのでしょうが) 勤勉で真面目、思いやりとユーモアを常に持ち続けた海の男達の話です。さらっと読めて良い気持ちになれます。前向きになりたいときにおすすめです。 十五少年漂流記も読んでみます。
1投稿日: 2021.12.16
powered by ブクログ文体が、昔っぽい子供向けで、小学校の図書館で名作全集を読んだ頃を思い出しました。 無人島の南の島で、綺麗な海や、アザラシと触れ合って、みんなで力を合わせてサバイバル! ひどい病気や怪我もなく、健全にハッピーエンドで安心して読めました。 アザラシと仲良くなるところが、一番印象的。 動物好きって、そうなるよね! こころが通じ合うって、なんで幸せなの〜!
2投稿日: 2021.11.27
powered by ブクログ実話である事がびっくりなくらい壮絶なサバイバル小説。船の背景知識がないと少しだけ読むのに時間がかかるが、当時の船の構造とかサバイバル方法とかが面白い。ストーリーも面白い
1投稿日: 2021.11.24
powered by ブクログ主人公の先生が学生に昔あった本当の話を語っている形式 1〜100pくらいまでは、無人島に着くまで 100〜から無人島での話 無人島でどうやって生きてくのか?例えば、蒸留水の作り方とか食べ物とか魚釣りとか冬の過ごし方とか、助けサインの出し方とか、ウニ使って筆記するとか細かいシーンまで見ることができる
0投稿日: 2021.10.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
小説のカテゴリーとしたが、実話に基づく話。 いまから100年以上も前に日本の帆船が太平洋で難破、無人島で十六人が生きのびた話。 水がない、食べ物がない中で、なんとか飲み水をつくり、亀をとったり、魚を捕まえて生き延びる。 十六人のうち体弱るものもいたものの、なんとか生き延びる。そして約4ヶ月後に日本の船に救助される。 救助されるために、狼煙の準備や船をみつけるための物見櫓の設置など、万全の準備をしている。 そして無人島でも勉強会を開いたり、色々な仕事を分担したりするなど規律があり、とても偉かったと思う。 明治時代の人のエネルギーを感じる冒険譚であった。
0投稿日: 2021.10.22
powered by ブクログ「日本のため」みたいな暑苦しさはあるけれどもリアルな漂流記として面白かった どのへんの島なのか地図で見てみたい もう少し救助が遅ければビタミンC不足で死んでいたに違いない
0投稿日: 2021.10.11
powered by ブクログ海の民なら男なら・・・ 明治31年、海洋調査中の帆船龍睡丸は太平洋上で座礁。脱出した出身地も年齢も様々な16名は無人島に漂着する。場所はハワイ諸島の北西、あのミッドウェー島のやや南西。 船長を中心に残った数少ない道具や流木、島のアホウドリやウミガメを活用し、たくましく生き抜く冒険譚。 明治の世になり日本人が鎖国から太平洋に乗り出していく希望に満ちた空気が本書の随所に現れている。最初の発表も戦前。日本海軍にも本作を読んだことのある人は多く存在したことだろう。 「海の民なら男なら みんな一度はあこがれた 太平洋を乗り越えて」。これは太平洋行進曲という軍歌の歌詞の一部だが、海洋国家ニッポン、本書といいまた南洋への進出など戦後は忘れられた歴史の1頁なのだろう。 無人島だった小笠原諸島「ボニン島」つまり無人(ぶにん)島にアメリカ人漁師が住み着き、日本領とした確定した後に日本に帰化した事実も本書に登場。猟師上がりの範多など名前の由来も楽しい。 こんな名作に今まで全く気づかず。船長のリーダーシップなどちゃちな事を考えずとも単純に楽しめる痛快な冒険譚でした。
0投稿日: 2021.09.25
powered by ブクログこの話は、昔は有名だったんだけど、もうかなり知らない人が多くなったと思うのでご紹介。 明治の31年に、龍睡丸、という船が難破して16人の乗組員が無人島に漂着したんです。 このときの、まず、船長がよかった。 経験豊富な老水夫がいたのも幸いした(彼は難破、なんと4回目だった(^∀^))。 船長が書いた本もあったけど、多分今は普通の図書館には、ないでしょう。 これはそのあと商船学校の先生になった彼から、学校の生徒が聞いた話を聞き書きしたものだけど、これが素晴らしい冒険小説なのだ。 最初の、難破船から岩までみんなを運んだり、物資を運んだりして、無人島に到着するまでも、まぁこのかた、沈着冷静、頭が切れる。 みんなを絶望させてはいけない、と船長は、食べ物と水が無事に手に入るようになると、規則正しく暮らす、のほかに、楽しく暮らす、ということを目標に掲げるのである。 そしてウミガメを捕まえてカメ牧場を作り、美味しい肉を確保したり、島にいたアザラシと仲良くなり(案外これは大事だと思う。人間以外の生き物とつきあうのは精神安定に役に立つんだよね)読み書きのできない若い者たちには学校を作って文字を教え、勉強させる。 そうして16人全員、無事に生還させたんです。 勉強が役に立って、帰ってから何人かは船員試験に合格したのだとか。 彼は怒鳴らない、と密かに決心する。 そうして乱暴せず、常に公正で礼儀正しく、みんなのためになるように振る舞う。 大人だなぁ。 昔はこんなおじさんがいたんだなぁ、です。 どんな時代にも尊敬され、信頼されるリーダーのロールモデルだと思います。 そしてとにかく楽しくて愉快なの。 2024/01/09 更新 ※こちらは以前今日の一冊でもご紹介済みですが、再度ご紹介しました。 以前のご紹介ーーーーーーー 増刷されたのか、宣伝されてたので、思い出した。明治時代に南太平洋の小さな島に漂着した16人の男たちの生還物語……実話……なんと、前書きをリーダーだった船長が書いてる……ですが、恐ろしく有能な集団で、なんというか、のびのびとくったくなく漂流生活を送っていて底抜けに明るい冒険小説なんです。 かつて、椎名誠がたった一冊だけ講談社の図書館にあったのを見つけだして、ベストセラーにした本で有名な一冊なのですが、長いこと忘れてました。 でも、いまの小・中学生なら読めると思うんだ。 この有能さに共感して憧れると思うの。 今欲しいのはこういう本じゃないのかな、と思い出したのでおすすめ。 最後まで読めるなら、読書感想文書くのにも向いてます。 ドラマチックだから。 2021/08/25 更新
0投稿日: 2021.08.23
powered by ブクログわれわれが、この無人島にいた間、さびしかったろう、たいくつしたろう、と思う人もあるだろう。どうして、どうして、そんなことはなかった。 ぽかんと手をあけて、ぶらぶら遊んでいるのが、いちばんいけない。 この人たちは、何年先となるか分からない無人島で暮らす期間を、修行期間と捉えて、心を磨き、より成長して日本に帰り、お国のために働こうと決めた。 だから知恵と工夫を凝らして、愉快に暮らすよう心がけた。そうするための規律を作って、守った。 自分だったら、そういうふうに考えられるだろうか? 1900年代初頭の話だから、今ではあり得ないことも擬似体験出来て、面白かった。 ウミガメを捕まえて(数百キロの個体も、後ろから仰向けにすれば一人で簡単に捕獲出来る)食べる。ウミガメは藻を食べるので、その肉は臭みがなく美味しい。甲羅はウミガメの油が深く染み込んでいて、割って乾かせば火種になること等々。カメやサメから油をとる話が頻出するので、YouTubeでやり方を調べたり。夏休みの自由研究みたいで楽しかった笑 学用品にも驚きの工夫が。3本のシャベルを並べて石板の代わりにし、ウニの針を天日にさらして乾燥させるとまっ白になるので、それを石筆としたそうだ。すごいの一言。のちに万年灯にたまった油煙を集めてインキも開発するっていう・・驚き通り越して尊敬の念を抱くレベル。ファブルもびっくり。
1投稿日: 2021.08.08
powered by ブクログ船が難波し、無人島で生活することになった16人の男たちの実話ということなんだけど、そんな状況なのに無人島で暮らす男たちに全く悲壮感が感じられないのが素晴らしかった。どんな状況でも出来ることを精一杯やって楽しんで生きていこうという姿勢にいろいろ励まされた。 そしてアザラシの鼻じろが殺されずに済んだのは本当によかった。 久しぶりに冒険心をくすぐられた。
1投稿日: 2021.07.21
powered by ブクログ明治時代の練習船がハワイ諸島のパールアンドハーミーズ礁に難破し、乗船していた16人が無人島生活をし、最後に救出される冒険譚。こう言う場面に遭遇したら如何にメンタルをしっかりと保つかと言う事が大事なんだとよく分かった。船長以下統率が取れた集団で、みんな明治期の綺麗な心の持ち主だからこそ全員生き残ったのかな。もちろん比較的早めに船が通ってくれたと言う幸運もあった。水の確保が先ず大事で、色々な事を知っているというのも大事で、大事な事は多いな。とても良いお話で読後感も良し。
1投稿日: 2021.07.10
powered by ブクログ面白かった。これが実話であることが清々しい。みんな偉いなぁ。電子書籍だと無料で読めたように思うけれど、もの凄くお得だと思うな。
1投稿日: 2021.06.28
powered by ブクログ遭難した16名の船乗りたちが無人島で生活する。実話である。 彼らが知恵と工夫で生きた無人島生活は爽快だ。読者として、つい微笑みながら、そして応援しながら読んだ。 規律の中に、個人を尊重し、互いを高め合う関係が出来上がっていたことには本当に感心する。 楽しい読書となった。 読了。
21投稿日: 2021.04.15
powered by ブクログまず実話だということに驚きます。 生きるために必死であったことも、不思議と生き抜くということを心から楽しんでいるようにも感じました。 はるか先のことまで見据えて行動しながらも、今を楽しむことを忘れない無人島での生活。たくさんの便利なツールに囲まれながらも将来に不安を感じたり今を楽しめなかったりする現代社会の私達にも、学ぶことが多いのではないかと思います。 「1人のすることが、十六人に関係しているのだ。」という言葉は、自分という存在の価値をさらに強く感じさせてくれるはずです。 自分以外の他者を支え助けたいという気持ちは、もしかしたら何よりも強く生きる力に変えてくれるのかもしれないと思いました。
0投稿日: 2020.05.13
powered by ブクログ一気に読んでしまった。文明の利器も何も無い環境でどう生きるか。そして命の尊さ、仲間の大切さ…など。改めて、「生きる」ことは大変なことなんだと思わされた。
0投稿日: 2020.04.28
powered by ブクログ中々どうして。意外に面白かった。 昔の帆船でミッドウェー海域付近で難破した16人は、無人島にたどり着き、みんなが力を合わせ、奇跡的な地元国の帆船になんとか見つけてもらい、助かる。 わたしが好きなカメを食料としていたのは、哀しいが生きるためなので仕方ない。 よくぞ数年に亘る無人島生活を乗り越え、生きて帰られたものだ。まさかのノンフィクション小説で、中々リアリティがあり、良かったかなぁ。
2投稿日: 2020.04.09
powered by ブクログ漁船に乗って太平洋に航海に出たものの、波にあおられて岩に激突し、船は遭難した。16人の乗組員がいて、何とか船から脱出はできたが、身の回りの物や食料品などほとんど失ってしまう。これは明治31年に実際にあった話だというから、驚きである。 16人の船乗りたちは、それぞれもともと操縦士や漁師や水夫などの役目がある。ハワイ近くの小さい島に何とか上陸し、身の回りの資源を利用しながら共同生活を営んでいく。助けてくれるかもしれない船は、いつ近くを通り過ぎるか全くわからないのだ。十年以上かかるかもしれず、それまで何とか生き延びなければならない。食べものや飲料水をどうするか。 各種の工夫にとても感心したが、何より、16人が全く希望を捨てずに日々明るく楽しく暮らしていたことに驚いた。これこそが海の男の強さだ。 もともと漂流ものの話は大好きなのだが、本書はとても痛快で読んでいて楽しかった。
0投稿日: 2020.01.20
powered by ブクログ解説で椎名誠も絶賛しているが同感。これはよい。 木も川もない無人島。絶望的状況なのに希望を失わずに救援を待ってサバイバル。
0投稿日: 2019.09.04
powered by ブクログあとがきを担当した椎名さんの言葉通り「16中年漂流記」 みんなあまりにも素直で勤勉すぎる気がするが… 嘘みたいな実話。 無人島生活に悲観する感じはほとんどない。むしろ楽しんでいるようにみえる。もはやただの休暇。 それが事実なのかもしれないがリアリティが逆にない。 とにかく明るく前向きに読める本。
0投稿日: 2019.08.28
powered by ブクログ実話であるが故にハラハラドキドキの冒険活劇的な出来事はないが、明治時代の日本人の勤勉さがうかがえる無人島生活記録だ。これが現代人の16人であればストレス全開の生活を余儀なく、死人が出てきてもおかしくないのではないか?と思わずにいられない。 全体的にのんびりとしたテンポで「愉快な~」な単語が連発するように16人の愉快な水夫たち、とどこかの政治団体みたいなタイトルになりえる内容だった。
2投稿日: 2019.07.08
powered by ブクログポジティブで愉快な人間が1番だなー 助け合って、怒らず、愉快に過ごす。 こんな便利な日常でさえちゃんとできてないのに。。 頭が下がります。 ポジティブに、愉快に、一生懸命頑張ろ!
0投稿日: 2019.05.10
powered by ブクログ遭難者16人の内には若い実習生も混じっていたため、無人島でまず船長が考えたことは2つ。 救出されたときに実習生が一人前の船乗りになっているように、年長者が先生になり講義を行う。 もう1つは、不安にさいなまれやすい若者にはとにかく感傷にふける暇を作らない、作業をしたり勉強をしたりレクリエーションをしたり、とにかく1日中忙しく体を動かすことで、日本に帰りたいという望郷の念を極力起こさないように、夜は何も考えずぐっすり眠れるようにする。 そして、約8か月の無人島生活から解放された彼はもちろん一人前の船員となって帰国しました。 飲み水もない、木もない、食料もない無人島で彼らがどうやってサバイバルできたのか、そしてその後も必要とあればまだ10年は持ちこたえられたという持続可能な生活基盤をいかに確立できたのか、船長の優れたリーダシップ本としても読めますし、もちろんサバイバルのノウハウ本、冒険談としても楽しめます。 本書は昭和16年から13か月間、少年誌に連載されたものを昭和23年に文庫本として出版されたものの、その後廃版となってしまったものを2003年に復刻したものです。 さらに表紙裏の島のカラー地図が冒険心をくすぐります。
0投稿日: 2019.01.12
powered by ブクログ生き方を考えさせられる。 いかなる時でも(本書の中では、遭難して無人島に漂流した時でも)、人間らしい生活を送ることこそが生きる糧となるということを再認識させられる一冊。
0投稿日: 2018.12.26
powered by ブクログ【新潮文庫夏の100冊】 その名の通り無人島に生きる十六人の話。 明治期の日本の海の男たちの誇り高く、知恵深く、力強いこと。 本来は過酷であったかもしれない状況を一緒に無人島生活を楽しませてもらえるような作品。 解説の椎名誠氏の『痛快』という言葉がよく当てはまるのだろうと思う。
2投稿日: 2018.10.02
powered by ブクログ明治31年に本当にあった話。龍睡丸の太平洋の珊瑚礁での座礁。 海カメ牧場作ったりー正覚坊、アザラシと交流ー危うく悲しい別れに…、アホウ鳥との戦い、島でワサビ?を栽培して刺身に使う。うーん、強い人達。 文章が簡単なのですが、そこが爽快さに繋がる異質な漂流モノ。 椎名誠氏&私の母推薦!
0投稿日: 2018.07.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
明治31年頃、龍睡丸という漁業調査船が難破し、乗組員16人が無人島生活を余儀なくされ、みんなで一致団結して、また、明るく楽しく無人島での遭難生活を送り、生還した話だ。 淡々と無人島生活をした際の話がかかれてはいるが、その際の、船長の心の持ち方、みんなを引っ張っていく考えなど、確かにそうだ、と思うことが多くあった。 無人島生活の第一日目、船長は、みんなに言った。島生活は今日からはじまる。はじめが大切だからしっかりと約束しておきたい。ひとつ、島で手に入るものでくらしていく。ひとつ、出来ない相談は言わないこと。ひとつ、規律正しい生活をすること。ひとつ、愉快な生活を心がけること。この4つだ。こういった心の土台をきづき、進むべき道を決めたのだ。そして、おこらない、そして、しかったり、こごとを言ったりはしない、と船長は決めた。みんなが気持ちよくしているためには小言はじゃまになるからだ。若い人間がどんなにつらく、苦しいことがあっても、気を落とさず、将来を楽しみに、毎日気持ちよく暮らすようにすることが、全員生還することの必須事項だとおもったからだ。 今までに、無人島に流れ着いた船の人たちに、いろいろと不幸がおこって、そのまま島の鬼となって死んでいったりしたのは、たいがい、自分はもう生まれ故郷には帰れない、と絶望してしまったのが原因だった。漂着した16人は確かに海の勇士だが、ひょっとして一人でも気が弱くなっては困るし、ひとりひとりがバラバラの気持ちでもいけない。厳格な気持ちで、16人がひとつの固まりとなって、いつでも強い心で、しかも愉快に、本当の男らしくくらしていかなければならない。そして、立派な塾か、道場にいるような気持ちで、生活していかなければならない。ここでただ、救出されるのを今か今かと、ほんとにただ待つのではなく、しっかりと自分自身を成長させ、いつでも立派な人間として生活していかなければ、それこそ、本当に助かったとはいえないのだ。そのような気持ちにさせるべく、船長は乗組員を引っ張ったし、みんなも着いてきたし、年長者たちは、下のものを奮起させ、導いたのだ。 私は中古本を買って読みましたが、青空文庫にあるようです。 https://www.aozora.gr.jp/cards/001120/files/42767_15618.html 遭難し、たどり着いた島は、パールアンドハーミーズ環礁のSoutheast Islandと言われているらしい。
0投稿日: 2018.07.04
powered by ブクログ今の日本人にあるかは分からない「大和魂」を感じる、本当にあった漂流記。 常に前向きで、誰も弱音を吐いたり、発狂しないので読んでいて爽やかになれる。 小笠原老人の飄々としつつ、しっかり若者のことを考えているところなど、大人のカッコよさも満載。
0投稿日: 2018.05.03
powered by ブクログ太平洋のど真ん中で船が難破し、いつ終わるともわからない無人島暮らしを始めた船員16名。 それぞれが心を強く持ち、快適に過ごせるように工夫をし、などネガティブな出来事が起こるわけでもなく、事件が起こるわけでもなく、救助されるまでの朗らかな日々を描くのみ。 嫌な気分になったりハラハラしたりしないので、物足りないと感じる人もいると思う。
2投稿日: 2018.01.09
powered by ブクログ実在の漂流記を元にして作られた話らしい。 善人がそろい過ぎている気がするが、船がまさに難破しようとするその瞬間に、これから先の長い無人島生活を見据え、何が必要となるのかを判断し、各人に的確な指示を出す船長の凄さよ。。。
0投稿日: 2017.11.26
powered by ブクログ実話の冒険記で、おじさん版の十五少年漂流記だそうである。こちらの冒険記は、誰ひとり死ぬことなく、無事に無人島での暮らしを終えられたのが安心し、ホッとした感じである。無人島の暮らしは黄金伝説で見たことはあるが、それと同様に、天候との戦いや、生活をするために知恵を振り絞って、自然を生かし、生きる術を見出し活用していく姿、動物や植物とのふれあいで命の大事さを感じたり、感動したりなど、大切なものが学べ、幾多の困難に立ち向かう姿、無人島のこと等について学ぶ姿が印象的だった。「十五少年~」の方も読んでみたい。
0投稿日: 2017.08.31
powered by ブクログ15少年漂流記のおじさん版 でも、ワクワク感は勝るとも劣らない カメが食べられすぎて、かわいそうだったが、生きる為にはしょうがないのか。。。
3投稿日: 2017.08.26
powered by ブクログここに登録するときに気付いたけど、もう青空文庫に入っているんですね!そんな古い作品ってことにまずビックリ。わざと拙めに書いたような文章が、かえって時代を感じさせない役割を果たしてます。翻訳ってことが関係あるのかもしらんけど、前に読んだ「エンデュアランス号漂流」の方が、もっと時代を感じた。それはさておき、ひたすら明るく無人島生活をやり過ごした16人が頼もし過ぎます。結果的に2季節くらいで救出されたけど、それが2年になっても大丈夫だったんじゃないかと思えるような頼もしさ。実際は陰の面もあるんだろうけど、ここには悲壮感が全くなく、躍動感溢れる冒険譚として読んでしまえるのがいい。面白し。
0投稿日: 2017.07.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
吉村昭の「漂流」と比べると、ずいぶん明るい漂流記だ。「漂流」では、島の生き物はアホウドリと魚だったが、こっちの本では、もっとたくさんの、しかも人間との交流のある生き物が出てくる。はなしの舞台の年代は、こっちの本が明治で、「漂流」はその百年以上まえである。漂流した人たちの持っている知識・経験(それと、島に運び込めた道具)は、百年ぶんの差がある。この時代の差も、サバイバルの仕方の強さの差に栂なっているのかも知れない。 椎名誠がどこかで勧めていた本で、10年近く前に買ったが、積ん読になっていた。読み始めると一日だった。
0投稿日: 2016.10.16
powered by ブクログみんないい人。 いつまで続くかわからない無人島生活を16人ひとりひとりが自覚を持って仕事をこなしチームワークで乗り越えてゆく。 読んでいて楽しくて、彼らには申し訳ないがもう少し無人島にいてもらってもっと冒険を読ませて欲しかった。
0投稿日: 2016.10.09
powered by ブクログ明っかるーい。 悲惨の要素が一つもなし。 読んでいて、本当に遭難しているの? って思えるくらい、皆さん生き生きしている。
0投稿日: 2016.09.30
powered by ブクログやはり昔の男たちは根性が違うな… くじけずめげずやさぐれず、するべきことをして備える。 食べられちゃったウミガメたちには気の毒だけど、こんな生活を共に体験した仲間はかけがえのない仲間になるだろう。 これは男の子に読ませたいかんじ。
0投稿日: 2016.05.24
powered by ブクログ実話というのが凄い。 全体的にコミカルな雰囲気ですが、中身は何気に壮絶です。 16人の男のサバイバル。もう大変です。 困難な状況に陥った時もこれだけ、コミカルに前向きに生きていけたら幸せです。
0投稿日: 2015.11.06
powered by ブクログ新潮文庫の100冊2015より購入。明治の時代、太平洋の無人島に漂着した海の男16人の漂流記。 今との時代の違い、当時の海の男の生き方が見えて面白い。日本男児として恥ずかしくないように、立派な志を持って生きるというしっかりした芯があるから、人生がぶれないのだろう。 今の世の中は情報が溢れすぎて、玉石混交で、気が付いたら薄い毒に浸っていたり心が風邪をひいているのに、自分が弱いからだと自分で自分を責めたり変な方向に走ったりと、本当に大切なことが見えにくい。、気合いだけじゃどうにもならないこと、人間も動物である以上逆らえないこと、昔から言われていることを忘れたり大事にしなかったりする。 誇りをもつことは大切だ。心の芯とするものも必要だ。本当に大事にすべきことは、とっくに小中学校で習っていて、ただ忘れているか誘惑が多くて実践できない環境にあるか、既に毒に溺れていてそのことに気付かないかなのだろう。 小笠原老人や他の船員の創意工夫と知恵には感心した。壊れたら直すより買い直す方が安くて早い今の時代と違い、あるものを大事に使い工夫してなんとかしていく。考え方が違うんだ。知識は生きる力そのもので、いろんなやり方を知るごとに、生きることの本質に近付いていく。コミュニケーション能力なんていう訳の分からないものを大事にするんじゃなくて、できない相談をいわないとか規則正しい生活とか、便利な道具や勉強など、目に見えて分かって大事なものを皆で共有する。 漂流記は「十五少年漂流記」や「蠅の王」など有名どころが多々あるが、本作の漂流者達は喧嘩せず絶望せず、規律を守って希望をもって愉快に暮らしている。これは年齢の違いか、志の違いか。海の男、日本男児だからか。 椎名誠のあやしい探検隊シリーズを読みたくなった。
0投稿日: 2015.08.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
明治31年、太平洋上を海洋調査中に大嵐で船が座礁、無人島に漂着した16人。みんなで力を合わせて、井戸を掘り、見張り櫓を建て、海がめの牧場を作る。役割を決めて規律を守り、希望を持って生き抜いていく。おおらかな文章と可愛い挿絵が心地よい冒険実話
0投稿日: 2015.06.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
たった一滴の油でさえ、二メートル四方の海面を、静かにする 私はこのときから、どんなことがあっても、おこらないこと、そして、しかったり、こごとをいったりしないことに決めた。みんなが、いつもいい気もちよくしているためには、こごとは、じゃまになると思ったからである こころが広く、大きく、強くなった気がします 人間の耐久力や限界といったものは自分自身の中にあるということを実感した
0投稿日: 2015.03.03
powered by ブクログ題名のとおり、太平洋上で難破した16名の無人島での漂流記。 巻末の椎名誠さんの解説によると、多少の誇張やらなんやらがあったとしても、明治三十年代の実体験に基づいた話らしい。 無人島での生活を始めるのにあたって、船長が定めた4つのきまりは・・・ 1.島で手に入るもので、暮らしていくこと 2.できない相談を言わないこと 3.規律正しい生活をすること 4.愉快な生活を心がけること そして、船長は、みんなが、気持ちよくしているためには、小言は邪魔になると考え、どんなことがあっても、怒らないこと、叱ったり小言を言ったりしないことを心に決める。 当時の「海の勇士たち」の高潔さ、英知、明るさを伴った芯の強さが、なんともすばらしい。 前書きには、昭和16年から少年クラブに掲載されたとあり、末尾には昭和23年に刊行されたとある。 作者は、次の時代を担う「少年たち」にこの物語を伝えたかったのだろうか。 出会ってよかったと思える本の一冊。
0投稿日: 2015.01.06
powered by ブクログ無人島に暮らすことを余儀無くされた16人の海の男達が力を合わせあれやこれやと多くの創意工夫をこらし、いつか迎えの船が来ると信じて力強く生き抜く話。 漂流ものによくある、仲間同士のいざこざは全くなく、統制の取れた指揮と、知恵を合わせた工夫や発明によってより快適な暮らしになっていくところは感銘を受けた。 あまりにうまく行き過ぎていてフィクションのようだが、本当にあったことを基に書いているらしい。明治の海の男達はすばらしい!
0投稿日: 2014.12.18
powered by ブクログ爽快、痛快、愉快。 十五少年漂流記をどきどきしながら読んだ記憶がある。 これは十六おじさん漂流記だ。 明治時代の実話だというが、多少の脚色を考慮したとしても、とてつもない冒険譚だ。 かつてこの本の情報を全く聞いたことがないのだが、なぜ埋もれてしまったのだろう? 十五少年…に負けないインパクトがあるのだが。
0投稿日: 2014.11.20
powered by ブクログ漂流物ってなんでこんなに面白いのか。この小説が異質なのは、こういう筋書きでありがちな内紛や派閥争いが無いこと。リーダーシップを執る船長の台詞が剛直果敢で、メンバーの士気も否応無しに高まる。マネジメントの見本書。アザラシとの交歓シーンも萌える。
2投稿日: 2014.11.16
powered by ブクログ太平洋・ミッドウェー島近くで難破し、無人島にたどりついた16人のお話。(明治時代の話) 規律正しく、驚くような知恵で暮らした人々。 あまりにもできすぎな感もあるが、この事故と、その後無事救助されたという出来事自体は本当にあったことらしい。
0投稿日: 2014.10.18
powered by ブクログ十五少年漂流記を読んでから読んだので、同じような話かなーと思って読み始めましたが、これはこれでとても素敵な話でした。サバイバルを生き抜くメンバーはほんと尊敬の言葉のみです。
0投稿日: 2014.09.27
powered by ブクログ面白かった。リアルだし。 海の描写は美しくて、心が洗われる。そう思えるように、皆生きたのだろう。 ・あかつきの空には、星がきらめき、島も海も、まだ暗い。私は、すぐに海にはいって、海水をあびて、身をきよめた。つれだった三人も、無言で、私のするとおりに海水をあびた。 水浴がすむと、四人は深呼吸をして、西からすこし北の日本の方を向いて、神様をおがんだ。それから、島の中央に行って、四人は、草の上にあぐらをかいてすわった。 私は、じぶんの決心をうちあけていった。 「いままでに、無人島に流れついた船の人たちに、いろいろ不幸なことが起こって、そのまま島の鬼となって、死んで行ったりしたのは、たいがい、じぶんはもう、うまれ故郷には帰れない、と絶望してしまったのが、原因であった。私は、このことを心配している。いまこの島にいる人たちは、それこそ、一つぶよりの、ほんとうの海の勇士であるけれども、ひょっとして、一人でも、気がよわくなってはこまる。一人一人が、ばらばらの気もちではいけない。きょうからは、げんかくな規律のもとに、16人が、一つのかたまりとなって、いつでも強い心で、しかも愉快に、ほんとうに男らしく、毎日毎日はずかしくなく、くらしていかなければならない。そして、りっぱな塾か、道場にいるような気持ちで生活しなければならない。この島にいるあいだも、私は、青年たちを、しっかりとみちびいていきたいと思う。君たち三人はどう思っているかききたいので、こんなに早く起こしたのだ」 …私は、ことのきから、どんなことがあっても、おこらないこと、そして、しかったり、こごとをいったりしないことにきめた。みんなが、いつでも気もちよくしているためには、こごとは、じゃまになると思ったからである。 ・われわれが、この無人島にいた間、さびしかったろう、たいくつしたろう、と思う人もあるだろう。どうして、どうして、そんなことはなかった。 空にうかぶ雲でさえ、手をかえ品をかえて、われらをなぐさめてくれた。雲は、朝夕、ひにはえて、美しい色を、つぎつぎに見せてくれた。とりわけ、入道雲はおもしろく、見あきることがなかった。 ・「インキがほしい」と、私がいった。 水夫長が、万年灯にたまった油煙をあつめて、米を煮たかゆとまぜて、インキのようなものをつくった。そして、海鳥の太い羽で、りっぱな羽ペンはできたが、インキは役にたつものではなかった。 漁業長が、カメアジの皮を煮つめて、にかわをつくって、水夫長の陰気にまぜて、とうとうりっぱなインキができあがった。このインキは、水に強く、帆布に文字を書いて海水にひたしても、消えない。 ・はじめて「鯨とび」を見たときは、うれしかったね。せなかにひれのあるいわし鯨が、なんべんも、つづけてとんだのを見た人は少ないだろう。15メートルもある、あの大きなのが、頭を上に、ほとんどまっすぐに、海面からとびあがって、尾を海から高くはなしたな、と見るまに、大きな曲線をえがいて、頭の方から海にどぶうんとはいって、またとびあがるのだ。すばらしいなめし革のような白い腹には縦に幾筋も、大きな深いしわがある。灰色のせなかには、ちょっぴり三角のひれ。鯨ぜんたいが、日光にきらきらするのだ。 ・おいらが31歳のとき、明治8年に、ボーニン島が、日本の領土となって、日本小笠原諸島とはっきりきまったのだ。おいらの生まれた島だ。なつかしい島だ。日本の領土となったのだから、おいらも日本人だ。そうだろう。それで帰化して日本人となった。フロスト・ウィリアムスが、日本名まえにかわって、島の名をそのままもらって、小笠原島吉。どうだ、いい名だろう。 漁夫の範多のことも、ちょっといっておこう。範多のおやじは、捕鯨銃の射手から、ラッコ猟船の射手となった。鉄砲の名人だったよ。射手のことを、英語でハンターというのだ。ハンターのせがれの、エドワーズ・フレデリックが帰化して、おやじの職業のハンターをそのままつけて、範多銃太郎となったのだ。
2投稿日: 2014.09.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
明治32年に、ハワイ諸島近郊で難破して無人島に辿り着いた日本の船乗りたちの冒険譚。知恵と勇気と、前向きな朗らかさを持って過ごす日々の物語は、悲惨さや焦燥もなく、文章も読みやすく楽しい。 必ず生きて帰れることは最初からわかっていることもあり、意外性には乏しいが、楽しく読めた。
0投稿日: 2014.09.22
powered by ブクログずっと新潮文庫の夏の100冊に入っていた作品なので、名前と表紙だけは知っていたが読むのは初めて。 名前と表紙から小学生・中学生向けのおはなしかなーと思っていたけど、全く違う! 勿論、私も小学生の時に読んでいたら間違いなく海に興味を持っただろうし、自分の趣味が一つ増えていただろうけれども、これは大人も楽しめる! ストーリーとしては、船が難破し、無人島に流れ着いた16人が力を合わせて生き延びるというもの。 文明の利器など何もない無人島で生き延びる彼らの生活には、人間の底力を見たような気がして驚くばかり。しかもこれ実話を基にしているそう。 とにかく元気をくれる物語だった。 あと海や空、自然の描写がとても素敵。特にp170からの「龍宮城の花園」が特にすき。
0投稿日: 2014.08.28
powered by ブクログ【本の内容】 大嵐で船が難破し、僕らは無人島に流れついた! 明治31年、帆船・龍睡丸は太平洋上で座礁し、脱出した16人を乗せたボートは、珊瑚礁のちっちゃな島に漂着した。 飲み水や火の確保、見張り櫓や海亀牧場作り、海鳥やあざらしとの交流など、助け合い、日々工夫する日本男児たちは、再び祖国の土を踏むことができるのだろうか? 名作『十五少年漂流記』に勝る、感動の冒険実話。 [ 目次 ] 中川船長の話 龍睡丸出動の目的 探検船の準備 大西風 世界の海員のお手本 故国日本へ 海がめの島、海鳥の島 パール・エンド・ハーミーズ礁 暗礁をめがけて 待ち遠しい夜明け〔ほか〕 [ POP ] この本、泣ける。 本当に泣いたわけではないが、泣けるような本である。 内容はシンプル。 タイトル通り、無人島に流れ着いた16人の漁師が力を合わせて苦難を乗り切っていく話だ。 やぐらを建てたり、水を確保しようとしたり、食料を探し出したり、などの実際的な事についての描写ももちろん面白い。 が、泣けるのは、この人たちが困難な状況でも誇りを失わずに生きようと尽力し、最終的に大きく成長してかえってゆくところである。 船長は言う。 「きょうからは、げんかくな規律のもとに、16人が、一つのかたまりとなって、いつでも強い心で、しかも愉快に、ほんとうに男らしく、毎日毎日をはずかしくなくくらしていかなければならない」 こうした心がまえのもと、互いを支え合う漁師たちの姿には、人間がいかにあるべきかの答えみたいなものが感じられる。 彼等はとてもかっこいい。 誇りを持って生きるというのはこういうことなのだ、と思わされた。 [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
0投稿日: 2014.08.26
powered by ブクログどうしてこの本、学校の図書館においてないんでしょう? 登場人物はみな青年(というかおっさん)だけど、 漂流しても精神的に豊かに気高く誇り高く生きていこうという姿は子供たちにぜひ知ってほしいなと思います。
0投稿日: 2014.06.28
powered by ブクログ実録の海上遭難物というと、飢えによる人間同士の惨劇、が先ず思い浮かぶが・・・この作品はものすごく明るいタッチで描かれていて、どちらかというと冒険譚として楽しめる。ノリとしては・・・いきなり黄金伝説の無人島生活やダッシュ村、という感じ。
0投稿日: 2014.01.05
powered by ブクログ日本版・15少年漂流記。力を合わせて、規律を守り、自然と調和しながら逞しく生き抜く姿は感動的。いかにいまの自分の暮らしが恵まれているか見つめ直す良い機会になった。
0投稿日: 2013.10.06
powered by ブクログ明治31年12月29日、横須賀から太平洋へと乗り出した龍睡丸(りゅうすいまる)は、約5ヵ月後、ハワイ諸島の端で暗礁に乗り上げ遭難。乗組員16名は全員無事に小さな島にたどり着く。 無人島での生活で、誰もが希望を失わないよう、心や体を病まないようにと全員で4つの約束をする・・・。読んでいると、人間は、心の持ち方ひとつで生き方を選べるのだと気づく。心のサバイバル術が学べます。
0投稿日: 2013.10.02
powered by ブクログ明治時代に南の海で船が難破し、無人島に漂着した16人が力を合わせて生き抜いたという冒険の実話。着実に、誠実に、力強く、規律正しく、その男たちを表す言葉は何がいいのだろう。とにかく全員元気で逞しい船乗りと猟師たちがかっこいい。当たり前の言い方になるが勇気付けられる本。
0投稿日: 2013.09.22
powered by ブクログ無人島に漂流という極限状態なのに、出てくる人がみんな立派すぎて「ほんとかな?」と思ってしまうところもあります。でもあまり気にせず楽しんで読めばいいのだと思います。本に載せられないようなあったのかもしれませんが、やはりみんなで協力しなければ全員で生還することは無理だったでしょう。 サバイバルものってワクワクします。
0投稿日: 2013.09.18
powered by ブクログ漂流といえば15少年漂流記や蠅の王を思い出すのですが、こちらは明治時代の実話を元にした話だそうです。 教官の体験談を聞いて書かれたということで、この物語(あえて物語)では、不幸に屈せず、前向きに生きようとする人のあり方や、年長者が青年達をこの不幸な状況の中にあっても精神的な面で守り、教育しようとする眼差しが描かれて言いました。 たぶん、中川教官(船長)は、漂流した経験を著者に語るときもまた同じ気持ちだったんじゃないかなぁと思いました。
0投稿日: 2013.09.15
powered by ブクログ明治時代、太平洋沖で実際に発生した船の座礁事件。 嵐の中、必死に舵をとりながらも、帆船が座礁していく場面は極めてシリアスなのだが、たどり着いた無人島ではウミガメをバシバシ獲り、相撲や野生のアザラシで戯れる姿が底抜けに明るい。 船乗りの男たちの屈強さと、ひたすら前をみつめ日本を発展させようとする明治人の気概がズシリと響く。
0投稿日: 2013.09.14
powered by ブクログ古本で購入。 ここ5,6年「新潮文庫の100冊」に入っていて、気にはなっていたので読んでみた。 明治31年(1898)5月に太平洋で起きた、木造帆船「龍睡丸」の遭難と16人の乗組員の無人島生活。 それらの体験について、明治36年(1903)東京高等商船学校の教官となっていた龍睡丸船長の中川倉吉が実習学生であった著者に語った内容を、約40年後の昭和16(1941)~17年(1942)に『少年倶楽部』で連載したもの。 木も真水もないサンゴの島で16人が力を合わせ、魚を釣り、流木で見張り台を築き、ウミガメを獲り、アザラシと遊ぶ… まさに解説の椎名誠言うところの「十六中年漂流記」、痛快な冒険譚である。 船長のリーダーシップの下、「いつでも強い心で、しかも愉快に、ほんとうに男らしく、毎日毎日をはずかしくなく、くらしてい」くことを目標とし、ただ生きて帰るだけでは故国に申し訳がないから「りっぱな塾か、道場にいるような気もちで、生活し」て学ぶことを忘れないと誓う。 the あっけらかん。すがすがしいまでの海の男の心映え。 「明治という時代人の体質で、前をのみ見つめながらあるく」日本人たちがここにもいた。 この16人の構成もまた、ちょっとおもしろい。 このわずか22年前の明治9年(1876)に日本への帰属が確定した小笠原諸島に住む、捕鯨船乗りとして生活していた帰化アメリカ人が3人乗りこんでいるのだ。 その中の最年長者フロスト・ウィリアムこと小笠原島吉老人の語りがいい。 「おいらの生まれた島だ。なつかしい島だ。島が日本の領土となったのだから、おいらも日本人だ」 他にも、龍睡丸が本来は千島列島の占守島へ物資を供給する船であることなど、時代性みたいな部分を理解するとよりおもしろい。 今では絶滅危惧種のアオウミガメをバンバン獲っているあたりも、時代性と言えましょう。中川船長曰く「牛肉よりうまい」らしい。 戦時中の連載作品だけあって、「日本男児の気概と誇りの称揚」というにおいは確かにある。 それでもこの作品が漂流冒険記としての魅力を失わないのは、16人の団結と明るさによるのだろう。 挿絵が無闇に可愛いのでより一層悲壮感がない。小中学生向けながら、大人でも充分に楽しめる。
0投稿日: 2013.09.09
powered by ブクログ船の座礁、無人島での先の見えない生活など絶望的な状況の中でも悲壮感なくたくましく困難に立ち向かっていく強さと文章にあふれる彼らの明るさ。 作り話のような実話の物語! かっこいいぜ!!
2投稿日: 2013.09.08
powered by ブクログ遭難して無人島に生きる。有名なのは、ロビンソン・クルーソーや、十五少年漂流記。この本は、明治時代に太平洋上で遭難した日本人の話。昭和23年に刊行された本の文庫版です。日本人らしい美徳感がちょっと強い気もしますが、なかなか楽しく読めると思います。
0投稿日: 2013.07.29
powered by ブクログ本は全然古さを感じさせないのもでした。無人島の漂流記、実話。十六中年漂流記です!明治の日本人は立派ですね。
0投稿日: 2013.07.27
powered by ブクログこれが実話とは凄い。昔だから出来たのか?日本人だから出来たのか?その両方か?いずれにせよ、現在では考えられない。
0投稿日: 2013.07.09
powered by ブクログ明治31年、漁業調査に出航した舟が難破し、無人島に漂着した。乗組員16人の命はあったが、無人島での生活が始まる。 彼らは一般人ではなく海の男だった。 彼らの無人島生活は本当にスゴイと思いました。そこで生き延び、生活するためのルールがあり、仕事があり、学びの場があるなど、それは一つの社会を築いていたように感じました。 無人島生活というと辛く切迫したものかと思いきや、この物語はむしろ痛快な冒険譚とでもいうような面白さがあります。
0投稿日: 2013.07.08
powered by ブクログ海洋調査?かなんかで、出航した船が座礁して、無人島で生活することになった16人の日本人の話。 結局最後までフィクションなのか、ノンフィクションなのかわかりませんでした! その16人の日本人は、それぞれ自分の特技や知識を生かしながら、日本に帰れるのかさえわからない、遭難という気が滅入りそうな毎日を明るく元気に過ごしていきます。 読みやすく、悲観するところが全くない、爽やかな一冊でした!
0投稿日: 2013.05.23
powered by ブクログロビンソン・クルーソーなど無人島漂流記などと同じノンフィクションものが日本の明治時代に実際に存在したのを知り感動した。一気に読み終わった。
2投稿日: 2013.05.11
powered by ブクログ実話を基にしたお話です。冒険譚としても面白いですし、当時の日本の海の男たちの自活能力・精神性などは読んでいて清々しい。子供にも安心して勧めることの出来る本
0投稿日: 2013.05.11
powered by ブクログ無人島という過酷な状況下においても、人はこれほどもまでに勇敢に生きていけるだ。知恵と力を振り絞り、全員一致団結してわずかな希望の光を待ち続ける。 そのたくましさに学ぶところはたくさんあった。
0投稿日: 2013.05.01
powered by ブクログ1899年(明治32年)5月20日にパールアンドハーミーズ環礁で座礁・難破した龍睡丸の実話をもとにした話。乗組員16名は、3カ月以上生活した後、全員生還した。 協力と秩序の生みだした奇跡の物語。 勇気が出る。
0投稿日: 2013.03.31
powered by ブクログ遭難して南海の無人島に漂着した、明治の男たち16人のサバイバル生活。 解説は椎名アニキ。 数十年も前に書かれた本なのに、古さを感じない。 最小限の仮名遣いの訂正などはあるようですが、それにしても表現のユニークさで古臭さを感じない。すごい。 淡々と進み過ぎてまるでフィクションのようですが、実は実話です。 明治男+歴戦の船乗りの矜持みたいなものが、登場人物たちから感じられます。 アザラシとの交流が、心暖まる。
0投稿日: 2013.03.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
十六少年漂流記に勝る~とあおり文にはあるが、それよりは安心して読める。 登場人物は海に長けた青年~中年で、無謀なことはしないし知恵も技術もあるしでハラハラドキドキするような場面はそんなにない。 登場人物たちが「ホントに帰れるのかな……」というように暗くなってしまうシーンもほとんどない。 文章がやさしめで小中学生向き? でも十分面白かった。 安心して読める漂流記ってのも珍しいけど、実話と言うのがすごいなぁ。 久しぶりに「孤島の冒険」(N. ヴヌーコフ著)が読みたくなった。
0投稿日: 2013.03.08
powered by ブクログ職場の上司の推薦図書、偶然本屋で目についたので購入。船が難破し無人島で数ヶ月を過ごした16人の実話。実に淡々と何があったかを述べていて、脚色された小説のようなドラマチックな展開はない。
0投稿日: 2013.02.16
powered by ブクログ明治時代にあった船乗り16名が珊瑚礁でできた無人島で 生き延びるエピソード。絶望することなく、規律をもって、全員で力を 合わせて愉快に生き延びる。船長のリーダーシップ、ベテランの 知恵、まさにチームとはこのようにありたいと思わせる。 どんな逆境にあっても前を向いてがんばろうと勇気をもらえる一冊。
0投稿日: 2013.02.09
