Reader Store
赤ずきんの森の少女たち
赤ずきんの森の少女たち
白鷺あおい/東京創元社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

8件)
4.1
4
1
3
0
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    現在と過去、現実と非現実。 そんな正反対の物が混ざり合い、溶け合う… 本来なら、関わらない2つが混ざり、影響し合う。 タイトルや、表紙の可愛らしい感じとは相反する、ドップリとはまり込むような不思議な物語。 現実との境が曖昧に感じる、とても印象的な小説でした。

    0
    投稿日: 2025.10.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    今と昔 過去と未来 いくつもの時代をつなげる出来事。 あとがきにもあったように、ワクワクするような少女ものから、 ミステリーに、そしてファンタジーに! 童話を読んでいるような、重厚な小説を読んでいるような。 本当に面白かった。 ロッテ含め、皆の未来が明るいものでありますように。

    1
    投稿日: 2025.07.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    学校 ★★☆  大人読書 ★☆☆ ドイツ人だった祖母の十三回忌で、高校生のかりんと大学生の従兄の慧は伯父から遺品のドイツ語小説を渡される。 祖母が大切にしていたという本をかりんは読んでみたいと思い、ドイツ語が読める慧に翻訳を頼む。慧はその代わり祖母の思い出のケーキが食べたいといい、お菓子つくりの上手なかりんにそのケーキの再現を頼んだ。 ドイツ語小説の主人公はロッテ。 ドレスデンの郊外キルシュバウムの女学校に転校してきたロッテは、この地に伝わる謎に大きく関わることになる。 1つ目はキルシュバウムの森が赤ずきんの舞台であり、退治された狼の毛皮が月がきれいな夜に現れるという謎。 2つ目は女学校の昔の城主の肖像画を描いた画家ルンペルシュティルツヒェンは未来を知っていて、その未来を書いた月光文書が城のどこかに隠されているというもの。 女学校の大部屋で同室の少女たちを巻き込み、二つの謎は大きな事件へとつながっていく。 舞台の中心はドイツ語小説の世界だけれど、ドイツ人の祖母が切っ掛けとなっているので現代の話が途中で差し込まれる。世界観が違う二つの物語だ同時進行するので読みにくさを感じるかもしれないけれど、最後まで読むと納得できる。 青春・推理・ファンタジー・恋愛をちょっとずつブレンドしたようなお話で、縦横の物語の糸がからまっているので、じっくり読みたい派の人にはお勧め。

    0
    投稿日: 2024.10.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    楽しかった。 面白かった。 でもそれだけじゃない。最後の章を読むときは、涙腺ゆるみっぱなしでした。 何度も読み返して、一生付き合う本になりそうです。

    1
    投稿日: 2023.08.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    歴史ファンタジーにしてタイムファンタジーの傑作。ロッテの語るところ、本当にドイツ人が書いたと言われても信じちゃいそう。まさかまさかの展開と清々しいラスト。こういう一冊に出会えるからファンタジー読むのやめられない。

    1
    投稿日: 2023.07.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ところどころ面白くはあったのだけれど、色んな要素を詰め込み過ぎた感は否めないし、伏線は回収されたのにモヤモヤが残る。ラストは結構強引に展開した気もするし… 登場人物が多いから仕方がない面もあるのだろうが、もう少し主人公たちが魅力的であって欲しかった。全体的に薄っぺらい印象。 厚めのファンタジーだけれど、ラノベに近いのだろうか?期待し過ぎてしまったかな。

    10
    投稿日: 2023.06.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    プロローグ 三月 丘の上の女学校/お昼寝熊さんとひらひら狼 間奏 一 五月 ドッペル……?/消えた肖像画/階段の罠 間奏 二 六月 木苺の契約/月光文書とマイセンと 間奏 三 八月 神戸から来た人形/ドレスデン滅亡/もう一つの暗号 エピローグ 八月の終わり ファンタジーと思ったら結構リアル。不思議な出来事もあってなかなか良い世界でした。

    1
    投稿日: 2023.05.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    グリム童話をもとに描く神戸とドイツの不思議な絆の物語とのこと。 神戸に住む高校生・熊丸かりんの祖母の遺品に、大切にしていたらしいドイツ語の本があった。その本をかりんの従兄・栗原慧が翻訳するという形式。 十九世紀ドイツの寄宿舎や社会の雰囲気、女性の尊厳や自由の問題、そして色濃く漂う戦争の気配。 ファンタジーで、正統派ヒーローもいて、冒険譚でもあり、と筋を追うだけでも楽しいお話なのだけれど、ちょっと立ち止まると現代の危うさに気づかされる。失ってからでは、戻ってからでは遅いのだが。 Web東京創元社マガジン http://www.webmysteries.jp/archives/31945381.html

    5
    投稿日: 2023.04.28