
総合評価
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powered by ブクログ今の米騒動に関連してこの本を手に取りました。やっぱり、政治か…というのと、相変わらずの利権がらみの話。我がさえよければそれでいい…農水省の馬鹿さ加減にも驚かされた。日本の官僚ってこんなにひどかったの?財務省はよくたたかれますが、農水省もたいがいです。国益って考えないんですね。ありがとうございます。イラン、イスラエル。ロシア、ウクライナ。戦争や争いはいつまでも続いています。今こそ、日本国民の安全、食の確保を考えなければいけないが…もう遅いか。
1投稿日: 2025.06.22
powered by ブクログ言われていることはよく分かる。が、政治を狙い撃ちにするあまり、作物本来の性質が軽んじられた結論に誘導されている(第一章)。 第二章も同じ。確かだろうことも書かれている。が、ならばどうするのか、が提案されていない。 それ以降も、言葉の激しさはあるが、それが本当かどうかは、きちんと他の資料などと照合しないといけない。あと一歩が足りないのは、本質が見えていないのではないか、と思わざるを得ない。妥当な部分があるだけに、とても残念に見える。 いま、他の方のレビューを読んだが、皆、同じように考えたようだ。やはり。
1投稿日: 2024.11.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
TV「ぽつんと一軒家」では、広い農地で自給自足している人がよく取材されています。離農で、日本の農業は衰退かと思うと、そうでもなく、農地の集約化と大規模化、新農人といわれる若手農家が増えているそうです。この農業の好機に、日本の農政は以前同様の保護政策。著者はそれを問題視しています。では、どうすればいいのかですが、私の読み方が悪いのか、これだという案はまだ出ていないようです。なお、愛媛のカンキツ、ブドウ、イチゴなど36品種(実際はそれ以上)の種苗が中国、韓国に無断で流出しているのは問題だと思います。
0投稿日: 2023.10.13
powered by ブクログ本のタイトルや帯の文言に釣られて購入。 日本の農業について広がっているいくつかの世間のイメージが、まさにイメージ先行でいかに誤っているか、証拠となるデータやインタビューを基に、丁寧に反証しています。 確証バイアスもあるかと思いますが、少なくとも数値で示される内容には説得力があり、日本農業の将来は、行政や農協にとって優位な状況のまま進んでいることを再認識しました。
0投稿日: 2023.07.20
powered by ブクログ大まかに書くと、日本の農政はダメだよね。 もっと稼げる農業にしないと、って感じです。 なぜダメなのか、どうして稼げないのか、その問題提起はされています。 あとレビューで解決策書けよと書かれた方がいるけど、ジャーナリストなので学者では無いし、解決方法なんて彼らに考えさせてはいけない。テキトーな穴だらけの解決策しか示せないよ。
0投稿日: 2023.03.12
powered by ブクログ国や地方がとってきた農業政策を徹底的に批判している本。ごもっともの内容もあるが、批判だけで終わっていることがほとんどで、これを伝えてどうしたいのかが理解できなかった。これだけ国内農業を勉強して問題があると思うのであれば、批判に留まるのではなく、どのように展開していけば良いかをもう少し深く論じていただけるとありがたい。
0投稿日: 2023.02.05
powered by ブクログ第四章「過剰な安心」が農業をダメにする、が参考になった。 有機農業が、どんなものか。 それにはどんな制約があるか。 メリットがあるか、デメリットがあるか。 しっかり考え、理性的に考えることが必要ではないか。 雰囲気フワリで、流される先に、どんなものが待ち構えているか。 誰が、その雰囲気を扇動し、誰が結果得をするか。 よくよく考える必要があるると思う。 最近の動きも整理されていて、勉強になった。 こうしたことは、なにも農業に限った話ではない、と改めて思った。
0投稿日: 2022.12.27
