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父から娘への7つのおとぎ話
父から娘への7つのおとぎ話
アマンダ・ブロック、吉澤康子/東京創元社
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総合評価

19件)
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    主人公レベッカ(20代後半♀)が、雑誌記者エリス♂の取材をきっかけに、幼い頃に失踪した父親を探す物語。タイトルから勝手にファンタジーものと思い込んでいたので、作中の童話は、主人公の父がメルヘンの国の住人であることの証左だと思って読み進めていたら全然違いました(滝汗) レベッカはエリスや自分の家族、やっと会えた父にも、結構な頻度で逆ギレしてるように見え、もっと優しく接してあげればいいのに、と思う自分と作中のレベッカの行動は割と最後まで平行線のままだったので、読み終えた現在も、違和感絶賛育成中です。 翻訳者あとがきにあった、この作者の他の作品も読んでみたいと思いました。 追記:翻訳者あとがきには本書出版当時、子育てに追われながら2作目を出すところ、とか書いてあったのを思い出しました。日本での翻訳〜出版にはもう少し時間がかかるかも。とりあえず翻訳者の他の本を見てみようかと思います。

    17
    投稿日: 2026.01.15
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    もう少しほのぼのというか、ほっこりする話かな、と思っていたけれど違いました 父を探す旅は、なかなかに困難が待ち受けている 自分の記憶と、周りの人の記憶に振り回されながらも父親の姿を追いかける 7つのお話が、その手がかり なんとなくミステリーの要素もあって楽しむことはできたのですが、いかんせん久しぶりの海外文学で登場人物の読み解きに時間がかかり、なかなか物語に入り込めなかったので、定期的に海外文学を読もうと誓いました笑

    2
    投稿日: 2025.08.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ドラッグの話が出てきたときに「まあ海外の小説だからそっち方面の話はよくあるよね…」と思っていたらまさかの躁鬱病患者でびっくり。そりゃあ母方の親族も父方の親族も嘘つくわなとは思ったけど、皆あまりにもレベッカに不誠実でレベッカの怒りと落胆も読んでいて伝わってくる。レベッカに嘘をついていたのはエリスも同じだけど、エリスはちゃんと謝って軌道修正できたのでやっぱり嘘をついても後から謝ったほうがいいんだな…。いやまあ最初から嘘つくなや!っつー話ではあるんだけど。

    0
    投稿日: 2025.04.18
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    父が自分宛てに残した童話7作が収められた絵本を手がかりに、父を探す娘のヒューマンミステリー。あらすじだけでもうワクワク。読みやすい文体と魅力的な登場人物でページが進みました。特に幼なじみとの関係が素敵(タイプが違うのに無二の親友って憧れる)。自分が一人娘の母親なので主人公よりも母親のほうに共感してしまった…。 山登りのシーンが胸に迫りました。

    4
    投稿日: 2025.03.29
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    図書館でタイトルと装丁に惹かれて借りました。ファンタジー系のほのぼのとした本かなと思っていたのですが、ヒューマンドラマ+ミステリ、と言った感じでした。読みやすく、面白かったです。 タイトル通りおとぎ話も出てくるのですが、現実社会に生きる主人公と上手く絡めて話が展開していきます。貸出期限もあってか再読は出来なかったのですが、もう一度読んで伏線を回収したいです。

    1
    投稿日: 2024.08.18
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    イギリスの女性が父が書いたおとぎ話を元に行方を追う話。周りが見えず自分勝手すぎるなーと辟易する場面もいくつかあったけれど、自然な流れで最後まで面白かった。

    4
    投稿日: 2024.06.05
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    幼い頃から父親を断絶して成長したレベッカが主人公。俳優として名高い父親の取材を申し込んだ記者との接触により独自で父親探しを始めた主人公が行き着く先は?と言うミステリーっぽい作品。結果はどうれあれ、プロセスがとても良かったし、忌むべき父親像を恋うる対象に格上げした雰囲気も良かった。

    8
    投稿日: 2024.03.02
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    まず、表紙の可愛らしさ。 そして、タイトル。 ノスタルジックで、ほっこりしたストーリーを誰もが想像するのではないでしょうか? …結果、全く違いました。 誰もが知っている有名な子ども番組に出演していた父。娘のレベッカが子どもの頃に番組からは降板し、行方も分からない。 20年間会っていなかった父をあるきっかけから探すことになるレベッカ。 なぜ、番組を降板したのか?家族の前から姿を消したのか?父が残した7つのおとぎ話を手がかりに父を探すレベッカ。ミステリー仕立てになっています。 幼かった頃の記憶の中の父と、周囲の人が語る父の姿の乖離。 家族がどんな人間であるかをこちらが選ぶことはできない。こちらが選べることは、彼らを自分の人生の一部にするか否か……。 お正月。 久しぶりに家族と過ごす日であったりします。 心の拠り所であると同時に厄介な存在でもある家族。 人間関係の中で一番複雑な関係なのかもしれません。 でもかけがえのない存在であることは確か。 また来年もこうやって過ごせるといいな、と思ったのでした。

    85
    投稿日: 2024.01.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    かつて子ども向けTV番組『密航者』で名を馳せた父、レオを探す娘レベッカの物語。 間も無く26歳になるレベッカは、幼い頃蒸発してしまったレオについて、彼に関する話題への家族のだんまり、拒絶も手伝い、ほとんど考えることなく過ごしてきた。 あの世間を賑わせた『密航者』ですら観たことがないくらいに。 ところが、とあるネット記者が「回顧記事に憧れのレオを取り上げたい、居所を知らないか」と協力を求めてきたことから、父との鮮やかな日々の思い出が蘇り、俄然自分ごととして父の行方が気になり始める。 家族に当たりをつけても、不穏な空気になるばかり。 そんな中、祖母から手渡された『7つのお話』。 父が失踪の2年後に9歳のレベッカに向けて書いたおとぎ話だという。 失踪した父の足跡を娘が辿る話、よくある話のようで、あれ、意外と思い浮かばない。 7つのおとぎ話が作中作として全文掲載されているも特徴的。 そして、調べを進めるうちにそのおとぎ話が暗示する解釈に胸がキリキリする。 どうにも制御出来ない心と大切なものを失いたくない気持ち。 共感できる部分ばかりではないけど、なんか分かるよその生きづらさ。 なんと言っても18章で語られる父レオ目線での顛末に胸を打たれる。 これが男性作家が書いたものならただの自己陶酔ではと感じてしまうが、女性作家に描かれることにより公平性が増すように思える。 訳はラーラ・プレスコット『あの本は読まれているか』の吉澤康子さん。 ミステリ度は低めだが、渋い良書を訳されますね。

    47
    投稿日: 2023.12.10
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    建築事務所の非正規社員として働くレベッカは、幼い頃に父親が家を出てから、母親に育てられ、もう20年ほど父親と会ってない。 そんな彼女のもとに、男性記者エリスから何度も連絡があり、父親とは連絡はとっていないのか?どこに住んでいるのか知らないのか?と尋ねられる。 いつのまにか記憶にもなかった父親のことが、思い出され、自分と母は父親に捨てられていたと信じていたのだが… 祖母から話を聞こうと、会ったときに手渡されたのは父親からレベッカへの一冊のおとぎ話の本だった。 そこから父親のことを知りたくなり、記者エリスの取材に協力するという理由で、2人で父親を探す。 父親のことが、おとぎ話の1話ごとに少しずつ明らかになっていく。 中盤から記憶の奥底にある父親の姿を追い求める娘の複雑な心境が、胸に迫ってきて切なさややりきれなさを感じてしまう。 7話の影のない男のおとぎ話を読むと自由でいたいのにできない、身動きできないもどかしさや息苦しさを覚える。 父親の苦しみを知ることで、会いたさが募るレベッカだが、複雑になるエリスとの関係にも悩まされる。 ゆるやかに進みながらもおとぎ話を挟んでいることによって、想像が膨らんでしまい、最後まで目が離せなくなる物語だった。

    45
    投稿日: 2023.11.15
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    愛に包まれた家族の物語 読み終えた今、胸がいっぱいで涙が溢れる そしてこれから訪れるであろう、主人公レベッカの未来に思いを馳せる…… レベッカの幼い頃、父親のレオは姿を消した。 レオは人気俳優だった。 それ以来、母親や家族は父親など最初から存在しなかったかのように暮らしている。 レベッカもそのように暮らしてきた。 でも心の中から父親が消えたことはない。 ある日職場に現れたのは、レオについて調べているという記者のエリス。 これをきっかけにレベッカは父親を探していくのだが… 捜索の手がかりになるのは、緑色の表紙の古い本。 父親がレベッカのために書いた「おとぎ話」だ。 これらの文章に隠されたものとは? 七つのお話を慎重に読み解きながら父親の足跡を辿り、過去を知っていく。 レベッカの住むデヴォン州エクセター(イギリス南西部の地方都市)からロンドン、ケント州、エディンバラへと父親探しのロード・ムービーのようでもあるこの物語。 共に行動するのは記者のエリス。 二人の距離感も気になるところ。 Google Earthを見ながら読むのも楽しい。 とってもとっても素敵なお話でした。 レベッカは仕事や母親との関係に悩んだり、些細なことに傷ついたりと、ごく普通の26歳。 そんな気持ちの揺れ動きが丁寧に描かれていて、親近感を持つ。 そして魅力的な脇役たちが物語を彩るのです。 それはレベッカの親友・エイミーや、エリスの友人・キャム。 特にキャムは最高に素敵な男性で、きっとキュンしますよ❥ この作品は、autumn522akiさんのレビューから手に取りました。 ありがとうございます!

    66
    投稿日: 2023.11.04
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    レベッカの父親は、テレビの子ども向き人気番組の主役だったが、レベッカが幼い頃突然番組を降り、行方がわからなくなっていた。大人になったレベッカのもとに、その行方を探しているというライターが現れる。 なぜ父親は姿を消したのか。父親がレベッカに残した7つのおとぎ話の゙本に隠された父親の思いと葛藤。 ミステリーというよりも、父親を探すロードムービーという感じ。双極性障害への無知と偏見がキーポイントと言えるだろう。

    3
    投稿日: 2023.10.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アマンダ・ブロックのデビュー作。 ミステリに限りなく近い家族小説。 7つのおとぎ話が書かれた絵本を残し、姿を消した父を探す物語。残された娘が、一つ一つのおとぎ話を手がかりに、家族や親戚が絶対に話そうとしない父の姿を追う。 おとぎ話から父へアプローチする過程がミステリ風(それだけではなく、ある一点も非常にミステリな要素あり)。 ただ本質は家族小説。なぜ父は姿を消したのか。父の本当の姿は。この辺りは、ベタといえばベタなのだが、読みたいものを読ませてくれる感じが非常に良い。 心が暖かくなる小説を読みたい時に、ぜひおすすめしたい。

    7
    投稿日: 2023.09.28
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    ★5 幼い頃に失踪した父を探して…大切な人に胸の内を話したくなる名作 #父から娘への7つのおとぎ話 ■はじめに 私には大切な家族がいます。愛すべき妻と中学生、小学生になる息子たち。家族みんなで食べるご飯は美味しく、たまの休日に遊びに行くと日ごろの疲れが吹き飛んでしまいます。ただ最近は私や妻は仕事で多忙になり、息子たちは友人との時間を大切にし始めるようになってきました。いつの頃か家族の時間が少なくなってきたような気がしています。 本書アマンダ・ブロック『父からの娘への7つの物語』は、そんな私に家族の大切さを再度学ばせてくれた素敵な物語でした。 ■あらすじ 建設事務所で非正規雇用として働いているレベッカは、母子家庭で育てられて今や26歳。ただレベッカの父レオは、かつての名俳優でありながらも、現在は行方不明になっていたのです。 ある日レベッカの勤務先にネットメディアの記者エリスが訪れ、レオに取材をしたいと申し出を受けます。ただ母や家族に行方を尋ねてみても、レオに対しては罵倒の言葉しか得られずに孤独な気分になるだけでした。しかし祖母だけはレベッカに寄り添い、父から預かったという一冊の本を手渡すのです。その本は父が娘のためだけに書かれた「おとぎ話」の作品集でした。 ■読書感想文 世界中どこにでもいる、悩み多き20代女性が主人公。幼いころに大きな夢を抱きつつも、現実には非正規な雇用形態で働きながら、慎ましく生活しています。母方の家族には愛され、大切な友人もいるけど、残念ながらボーイフレンドには縁がありません。そんな彼女は、これまでの人生ずっと父親のことがなんとなく引っかかって生きてきました。記者エリスとの出会いや祖母からの本をきっかけに、徐々に父に対しての情熱が膨れ上がってくるのです。 すでに社会に出て、大人の常識や前向きに生きる力を持ち合わせてもいる彼女ではありますが、心の奥底ではいつも繊細な胸の内が揺れ動いています。すべてを受け入れてくれる誰かを待っているようで、生き物としての脆弱さが露骨に伝わってきました。 しかし、そんな彼女に寄り添う家族や友人たちの優しさには、読んでいて心が暖められました。母方の家族がレベッカを守るために、どんなに誠意を尽くしてきたか。そして友人エイミーとの乱雑な会話は、私を青春時代を引き戻してくれる素敵なものでした。さらに記者エリスの友人であるキャムの包容力の高さは、もはや世の中の男子全員が読んでおくべき内容に違いありません。 彼女のボーイフレンドの候補となる記者エリスですが、二人の距離感がなんとも絶妙です。優しく誠実な男ではありますが「心配しないで、すべての責任を負う」と胸を張って言ってくれる関係性ではありません。彼にできないというわけではなく、覚悟というボタンを押す気持ちがあるかだけなのですが、彼はまだ押してくれないのです。レベッカが持つ乙女の心室細動が明々と伝わってきて、胸が張り裂けそうになりました。 本書は父からの「7つのおとぎ話」が物語をけん引してくれます。おとぎ話には、父の人生とともに、人生の優しさや厳しさ、家族や友人の大切さ、勇気や挑戦、社会の怖さや不条理さが描かれています。そのメッセージによって娘は父への想いを膨らませていくのですが、重要なのは単なる娘へのメッセージでは終わらないということです。どんな想いで父が物語を綴ったのか… 既に若くない私ですが、力強い勇気をもらったのでした。 そして物語の終盤、とても涙を流さずに読むことができません。すべての真相が明らかになりますが、なによりレベッカのこの物語に決着がつきます。うす暗い世界で迷い続けてきた彼女が、世界中を敵に回しても味方になってくれる人を感じられた時、さらなる成長と活気のある人生が迎えられたのではないでしょうか。 ■さいごに 私はかつて受験に失敗し、就職に失敗し、失恋や友人の怒りを買うなど、いくつもの失敗を経てきました。それでも地を這うような地味な努力を続け、なんとか人の親になることができたのです。自身の失敗から学んだことを家族に伝えていくことで、間違いなく子どもたちは成長すると信じてきました。しかし今回この本を読んで、それは大きな間違いということに気づかされたのです。 家族を愛するということは、子どもたちの成長や幸福に寄与するのではなく、それはすべて自分自身にも帰ってくるということを。 夏休みもあと一週間で終わりです。明日のお休みには、家族でかき氷を食べに行こうと誘ってみようと思いました。

    100
    投稿日: 2023.08.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本の題名が面白そうで手に取った本だったけれど、ただただ面白かった。 祖母から渡された父からの贈り物の物語から、ぼんやりとした記憶の中でしか覚えていない父を探し始めるお話。 父親との再開とその後の話は読みながら泣いてしまった。

    3
    投稿日: 2023.07.19
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    娘にとって父親の存在は母親とは随分違うと思う。自分のことを考えるとやっぱりそう。今、生きていたらどんなことを話していただろう。ラスト、とても良かったと思う。

    4
    投稿日: 2023.06.30
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    余韻が心地よい。 人が死んだりはしないミステリー要素も多い。 間に挟まるおとぎ話が鍵になるが、帯にある通りそれぞれだけでもおもしろい。 かなり後味は悪いものもあるが、、 また、躁鬱などの表現が独特で、初めて触れる類だった。 影がついてまわる気がして、想像力が飛躍する。 上記のような精神的な病気の症状がわかりやすい。 朝井まかてさんの話を続けて読んだ後なので、全体的なロマンティックさが心地良かった。 父、主人公も父方の祖母も、不遇というか、誰かの悪意によるものというわけではなく大変な状況を味わったのだなぁと。 普通になるってすごいことなんだというセリフに共感。

    35
    投稿日: 2023.05.10
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    家族みんなが辛い思いをしてきたのだと思った。 アデリーンが治療を受けることが出来ていればと思ったけど、夫が医師だし閉じ込めておけば良くなるとの認識なら無理だし、世間体があるのかもしれない。母の遺伝かわからないけれどレオは病気で相当しんどい経験をしただろう。助言されても治療の必要性を感じないから、周りもどうしようもない。排除するしか。 みんなが辛い。 レオが、怪物のようなものに支配されていることに気づかなかったと話しているところがとても心に残った。躁鬱病などではなくとも、自分の思い込みに支配されていると感じることがあるから。 ハッピーエンドが嬉しかった。物語の続きを想像して長く楽しめるのも良かった。

    3
    投稿日: 2023.04.30
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    幼い頃に父親に見捨てられたと感じながら育ったレベッカ。あるきっかけで大人になってから父親を探すことに。捨てられたということや母たちから聞かされていた父親のこと。そういうことから探すのにも積極的ではなかったけれど父が書いた「7つのお話」という本を知り徐々に変化していく。魅力的な登場人物たちや作中作の中に込められた想いがどんどん意味を持っていく終盤は特によかった。ミステリーであり家族小説でもあって読み応えや心地よさのある作品。

    3
    投稿日: 2023.03.07