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うらおもて人生録(新潮文庫)
うらおもて人生録(新潮文庫)
色川武大/新潮社
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総合評価

74件)
4.1
23
28
11
3
0
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    あとがきで西部邁氏が看破した通り、これは愛情あふれる「劣等生向けの教育書」でした。 私も五十を過ぎたので、いくらか人生を学んだと思います。 その中で、ここに描かれているのは生きづらさを感じる人たちに生き甲斐を感じさせるような、作者の経験だけでなく、溢れるような愛情の詰まった本だなと感じました。 もし我が子が人生に行き詰まった時に読めるよう、本棚にストックしておこうと思います。

    2
    投稿日: 2025.10.26
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    色川武大さんの生き方に痺れた。 時代も違えば環境も性格も違うが、死線を潜り抜けてきた生き方がかっこいい。 全く同じに生きることはできないが、生き方の参考、学びになった。

    15
    投稿日: 2024.08.24
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     著者は、阿佐田哲也名義の『麻雀放浪記』が有名で、"ギャンブラー"という負のイメージが私には障壁でした。そう、過去形です。  なぜ本書を読まれた方々が、こぞって「永久保存版」「座右の書」「生涯大切にしたい一冊」などと表明するのか‥、確かめるべく手にしました。  結論から述べます。本書は、阿佐田哲也さんが本人名義で書いた素晴らしい一冊でした。今更の読了は遅きに失した感じですが、読んでよかったです。  色川さんは、戦後数年間、放浪と無頼、博打など、職を転々とアウトロー生活を送っていたそう。後にカタギとして生きると決心し、出版社に就職。最終的には作家になり、麻雀小説から直木賞作品、純文学まで幅広く執筆し、平成元年(1989)に60歳で逝去されました。  本書は、1983~1984年に毎日新聞日曜版に連載された著者唯一の全国紙連作作品だそうで、1984年の刊行となっています。  自称劣等生の著者が、悩める学生たちに向けた、劣等生がよりよく生きるための指南書と言ってよいでしょう。ただし、指南と言っても生きるための技術より、ものの考え方や進むべき方向を導くヒント満載の書かな。"俺流セオリー"です。  若者が陥りがちな悩みを細かく55に章立てて、語りかける口調の文体がとても優しさにあふれています。とにかく独特の言い回し、言葉も平易で、嘘や偽善が微塵も感じられません。説教臭さがなく、不器用ながらすーっと心に沁みてくるメッセージです。なにしろ強烈な実体験に基づいてますから‥。  大人が読んでも唸らされ腑に落ちる、どんな世界でも通用するヒント満載の書でした。折々に読み返したい気持ちがよく分かりました。40年前の書という古さを感じさせない、まさに発掘本でした。

    56
    投稿日: 2024.04.04
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    自分がエリートではないと感じる人に贈りたい一冊。 話題に上がる9勝6敗の話はもちろんのことだが、 一貫して負ける方法、その後に勝つ方法を記されていたように感じる。 よくある自己啓発本は即効性のある栄養ドリンクのようで効き目は一瞬だが、 本著は長期的なダイエットのメニューのような 着実に立つための方法を述べているように感じた。 定期的に読み直して自分に当てはめていきたい。

    4
    投稿日: 2024.01.25
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    読書マラソン感想カードより; 「全勝を狙うのではなく9勝6敗を目指せ」など上手い生き方について著者色川の人生と供に語るエッセイ。共感できる話もあればなんやこれ!ってなる話もある。発刊は1987年らしい。ほへ~ あたらし(海洋政策文化学科)

    4
    投稿日: 2024.01.24
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    2015/9に読んでいたことを忘れて再読。 9勝6敗、先行、うまく負ける等々の示唆に富む言葉の数々が響く。

    1
    投稿日: 2023.10.29
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    著者、色川武大さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 色川 武大(いろかわ たけひろ、1929年〈昭和4年〉3月28日 - 1989年〈平成元年〉4月10日)は、日本の小説家、エッセイスト、雀士。筆名として色川 武大(いろかわ ぶだい)、阿佐田 哲也(あさだ てつや)、井上 志摩夫(いのうえ しまお)、雀風子を名乗った。阿佐田哲也名義では麻雀小説作家として知られる。 ---引用終了 で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 一度、ためしに、小さく負けてごらん。 優等生がひた走る本線のコースばかりが人生じゃない。愚かしくて不格好な人間が生きていく上での〝魂の技術〞を静かに語った名著。 優等生がひた走る本線のコースばかりが人生じゃない。ひとつ、どこか、生きるうえで不便な、生きにくい部分を守り育てていくことも、大切なんだ。勝てばいい、これでは下郎の生き方だ……。著者の別名は雀聖・阿佐田哲也。いくたびか人生の裏街道に踏み迷い、勝負の修羅場もくぐり抜けてきた。愚かしくて不格好な人間が生きていくうえでの魂の技術とセオリーを静かに語った名著。 ---引用終了

    17
    投稿日: 2023.07.07
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    雀聖と呼ばれた作家、阿佐田哲也さんのご自身の人生を振り返りながらの生き方の指南書的エッセイ。ペンネームは、たくさんお持ちのようで、その理由もエッセイの中に書かれてます。 ご本人さんも周知の如くいわゆる不良少年で、どちらかといえば、劣等感を持っている人達への生き方の技術伝授。 文体は語り口調で、色川さんの不良なところも書いているので、軽くみてしまうと深い言葉にびっくりします。 何事も9勝6敗を目標とする。負けた6敗をきちんと受け入れる。 運をコントロールする。実力と運を分けて考える。 人生は長く、何もかも上手くいくとは限らない。 全て上手くいくわけないんだね。わかっていたつもりでも、ピークの時に欲張ってスランプになる。 一生を6分4分で生きて、生きていくフォームを作る。なんか、少し気が楽になった。 この作品は、昭和59年に刊行、文庫化は昭和62年。古い作品です。色川さんは平成元年に亡くなれてます。そして、4月10日が雀聖忌で文学忌だったので、「麻雀放浪記」以外でと図書館予約したら2月に予約数16で、3ヶ月かかりました。この時代の文庫では、さすがに珍しい。メジャーな本とは思えないのだけど、知っている人は知っているんでしょうか。 ばくちという言葉や賭け事への比喩がでてくるので、そこがダメな方は、読みにくいと思います。

    46
    投稿日: 2023.05.17
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    劣等生に向けて生きていく上での技術をつらつら語る。みないな内容でしたね。 文体のせいか、年配の方に酒場で話しかけられてるような印象を受けました。 色んな人を好きになること。 勝負や運に対する考え方。 弱点の活かし方。 その他もろもろのお話しを、色川さん自身の体験に基づいて書かれている感じですかね。 博打場での経験を例にして、勝負や運について書かれている部分は独特な視点があって面白かったです。 私自身が劣等感を抱えてきたタイプなので、自分のマイナスな面や弱点を見つめ直しながら読みました。 正直、よくわからない部分もあったのですが、時がたったらまた読み返してみたいですね。 全体として下地には愛があり、不思議と優しさを感じ言葉があり、読後少しばかり劣等感を受け入れられるような気がした一冊でした。

    1
    投稿日: 2023.01.30
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    色川武大(1929~89年)氏は、小説家、エッセイスト、雀士。中央公論新人賞、直木賞、川端康成文学賞等を受賞。阿佐田哲也名義での麻雀小説作家としても知られる。 本書は、学校生活に馴染めず、中学中退のまま、担ぎ屋、闇屋、街頭の立ち売り、プロの賭博師等の職を転々とし、アウトローの生活を送った後、ライターとして数々の実績を残した著者が、「学校の成績でいえば十番以内のエリートよりも、それ以下の成績の若者を念頭において」、「生きていくうえでの技術」を語ったエッセイ集である。初出は毎日新聞への連載で、1984年に単行本として出版され、1987年に文庫化された。 通読してみると、苦労人の著者らしく、とても味わい深いエッセイが並んでいるのだが、白眉はやはり、著者が賭博(特に麻雀)の世界で学んだ人生哲学の部分だろう。例えば以下のようなものである。 ◆プロはフォームが最重要・・・「フォームというのは、これだけをきちんと守っていれば、いつも六分四分で有利な条件を自分のものにできる、そう信じることができるもの、それをいうんだな。・・・プロは、六分四分のうち、四分の不利が現れたときも平気なんだ。四分はわるくても、六分は必ずいいはずだ、と確信してるんだね。・・・フォームというものはけっして全勝を狙うためのものではないんだ。六分四分、たとえわずかでも、いつも、どんなときでも、これを守っていれば勝ち越せるという方法、それをつかむことなんだ。」 ◆九勝六敗を狙え・・・「九勝六敗の、六敗の方がむずかしい。適当な負け星を選定するということは、つまり、大負け越しになるような負け星を避けていく、ということでもあるんだね。」 ◆運は結局ゼロ・・・「運というものは、通算してみると、結局、ゼロなんだ。ゼロというより、原点、といった方がいいかな。・・・本来はプラスマイナスゼロでも、一瞬一瞬はゼロではない運を、どう利用し、どう使っていくかということだな。だから、星勘定をして、運の使い方に対する自分の作戦をたてていく必要があるわけだね。」 ◆実力は負けないためのもの・・・「実力の部分では毅然と、運の部分では用心ぶかく、手さぐりでおずおずと。・・・実力というものは、負けないためにあるのです。負け越さないために、実力を習練するのです。」 更に、著者が亡くなった年齢に近づいた私にとっては、次のような一節が特に心に沁みた。「年をとるにつれて運がツクということが、すくなくなってくるんだね。そのうえ、身の回りには、負け越しにつながるような大黒星がぐるりととりまいているんだ。健康の面でも、事故運の面でも、人間関係もそうだし、仕事もだんだんむずかしくなる。もう、負けをひきこんでバランスをとるなんて、キザなことをいっていられない。一生懸命、白星をひろっていかないと勝ち越すのもむずかしい。俺の今の年齢になったら、八勝七敗なんて、奇蹟に近いね。若いときの十三勝二敗くらいと同じことだ。だからもう今は、内容的には七勝八敗、六勝九敗目標。それ以上の大負け越しをしないようにということになる。」 (尚、丁半博打の必勝法「一一三の法則」は目から鱗であった) 昭和最後の「無頼派」ともいわれる著者ならではの、優しさに溢れた人生論である。 (2023年1月了)

    4
    投稿日: 2023.01.12
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    これは時代を超えて読まれる本。 座右の書にする。 参考になったことは枚挙に暇がないが、取り急ぎメモしたポイントは以下の通り。 人生を俯瞰して眺める。9勝6敗の勝ち星・負け星を目指す。適当な負け星を拾っておく。 禍福は糾える縄の如し あたらしい世界に入っていったときは、納得するまで眺める。新しい職場では、まず白紙。能力を隠したり、とぼけたりする必要はないが、要領やテクニックは最初は出さない。小さなところでは先に陣を張った人を尊重する。礼儀、あらゆるものの下につきながらも、眺めてる。他人の様子を実例にする。基本セオリーを多く発見する。 大きなところでは、自分の生地をいくらか配慮しつつ、出していく。どの能力がたぶついており、どの能力が足りていないか。 一段ずつ。少しずつ、昇る。そして自分の決め球で勝負する。

    2
    投稿日: 2022.10.08
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    劣等生に対する人生の生き抜き方を教えてくれる本。戦争、退学、博打打ちなど経験し「どろどろ時代」も過ごしてきた著者が、様々な場所で様々な人を観察してきた経験を基に、人生をしのぎ勝つ方法を教えてくれる。 特に、9勝6敗論、先制点を取得、自分の駄目なところを守り育てる重要性は、いつも目の前のことや自分のことで必死になってしまう自分に対して、とても必要な観点だと感じた。 この本に出会えてよかった。

    4
    投稿日: 2022.03.26
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    1.著者;色川氏は、小説家・随筆家・雀士です。学校生活に馴染めず、学校をさぼって、映画・寄席・喜劇に熱中しました。人生哲学は、「ツキの流れを読んでそれに従う」「欲張りすぎず、九勝六敗を狙う」と言われています。著書の「黒い布」は、三島由紀夫・伊藤整・武田泰淳に激賞され、中央公論新人賞を受賞。「離婚」で直木賞、他にも泉鏡花賞・川端康成賞・読売文学賞を受賞。また、“阿佐田哲也”名で発表した「麻雀放浪記」で脚光を浴び、麻雀ブームの火付けとなりました。 2.本書;アウトローの道を進んだ色川氏のエッセーです。「1.“さて、なにから”の章」~「55.“おしまいに”の章」までの55章構成です。若者向け人生論を説いています。勝負師らしく、著名な人生論にはない言霊の数々に共感します。「もう手おくれかな」「まず負け星から」・・・。 3.個別感想(気に留めた記述を3点に絞り込み、私の感想と共に記述); (1)『“学歴というもの”の章』より、「昔だったら、手に職をつけにくい条件の者が必死で勉強したんだけどね。今は皆、免状を取ろうとするね。・・学歴を得たからって、それで終わりじゃないんだ。学歴はパスポーなだけで、入り口を入って、実生活は別にあるわけだから、学歴さえあれば人間が空っぽでいいというものでもない」 ●感想⇒確かに、猫も杓子も大学進学する時代です。大卒でなければ希望の職に就けない人、取り敢えず進学する人もいて、動機は人それぞれでしょう。高校生では、世の中が十分に見えていないので、止むを得ないと思います。問題は入学してからです。充電期間として、勉学は言うに及ばず、部活やアルバイトで人間修養するべきです。読書もいいでしょう。親は学資を出すのは良いとして、遊びの為の車を与える等は言語道断。若い頃に、何らかの挫折を味わう事も場合によっては必要です。某メーカーでの話です。職場の新人を現場応援に出したそうです。二日程して、応援先の責任者から連絡があり、「連れて帰ってくれ」と。理由を聞くと、「仕事が出来ない事を言っているのではない。現場の若手に学歴差別的発言をした」と言います。若手に仕事を教えて貰っている時に、「僕は、(大卒で)こんな仕事(現場仕事)をする為に入社したのではない」と。著者が言うような「学歴さえあれば人間が空っぽでいいというものでもない」の事例です。本人は親の庇護の下で、叱られた事もなく、苦労知らずに育ってきたのでしょう。プライドが高過ぎるのです。成人の性根を直すことは難しく、三つ子の魂百まで。 (2)『“嫁に行った晩”の章』より、「一番大切なのは、生地がずるくないこと。これから成人しようという人たち、まず要領だ、なんて思ったら、それははじめからマイナー指向になっちゃってるんだよ。まず、誠意だ。これが正攻法だ。そうして誠意や優しさや一本気な善意がスケールにつながるんだ。だから、人格形成期に、まずスケールを大きくしていくことを考えよう」 ●感想⇒要領が良いという事は、悪い事ではありません。しかし、要領だけで世渡りは出来ません。要領だけの人間に、重要な仕事を任せられないと思います。そういう人は、得てして仕事をなめてかかり、雑になります。自信過剰なのです。鈍間でも愚直に、正直な人の方が信頼できます。また、若い時は失敗を恐れずに、何事も果敢に挑戦してほしいと思います。他人を見る眼を持った人は必ずいます。豊田佐吉の名言、「障子を開けてみよ、外は広いぞ」。 (3)『“球威をつける法”の章』より、「友人は、障害児という、自分の外の、しかし身近なものを、生き方の軸にしている。俺は、小さい頃の感性、というか、思考の癖を、自分のモラルのようなものに置き換えて、やっぱりそのことが生き方の軸になっている。・・人間は、結局、ここだけは死んでも譲れないぞ、という線を守っていくしかないんだ。その、ここだけは、ゆずれないぞ、という線を、いいかえれば、自分の生き方の軸を、なるべく早く造れるといいんだがな」 ●感想⇒“軸”は難しく考えないで、何でもよいと思います。著書では、「障害児を抱えた親が、何よりも長生きをポイントに置くようになった」と言います。子供を守る事が生き甲斐なのです。気の毒な人生と思う人がいるかもしれません。私には真似る事の難しい、大変立派な軸と思います。「お前の軸は何か」と問われれば、「事実の前には謙虚にありたい、嘘をつかない事」で、キーワードは“誠実と感謝”です。十分には実践出来ていませんが、今後も行動を律したいと考えます。 4.まとめ;色川氏は、“はじめに”で、「私は不良少年の出で、どこから見ても劣等生です」「この本も、学校の成績でいえば十番以内のエリートよりも、それ以下の成績の若者を念頭において記しだしました」「思想めいた、或いは道徳めいたことの示唆がこの本に欠落しているという御批判もありましょう」「この世の原理原則、不確実でないと思える部分については、一生懸命に記さなければならない」と書いています。わたしの読後感は、『①若者全員と子育て中の母親にも読んでもらたい ②道徳めいた本を凌駕する人生訓の数々 ③物事の原理原則を逸脱してはいけない』です。机上の理論ではなく経験に裏打ちされた本書は、自己啓発本にはない、思いやりと優しさがあります。某新聞のコラムの一節にありました。「自分に嫌気が差した時に決まって手に取る本(うらおもて人生録)。毎度すがるような思いでこの本を開く。確実にこの本は新しい一歩を踏み出す力を与えてくれる」。( 以 上 ) ★明けましておめでとうございます。昨年は、皆様に“いいね”や“コメント”を頂き、有難うございました。このレビューが私の書初めです。本年もよろしくお願い致します。

    106
    投稿日: 2022.01.03
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    とても面白かった。 いままでと違う視点、感性を知れたよう。会うべき時に会うべき人と出会うように、本もまた然りだなと思う。 人生の中には幾つかのフェーズがあって、そのいくつかのフェーズを経ていないとわからない観点のお話だなあと随所随所で思った。 自分の弱さやどうしようもなさ、しょうもなさに気づいて受け入れられているかどうかは人生のすすめかたにおいて大きく影響することだなあと思う。でもそれって、簡単じゃないなって思う。だって若さはそういうことを美しいほど綺麗に拒絶したりして、勝手にだいぶ深い傷を負ったりすることだから。それって誰もが通ることで、ありきたりで格好悪くてどうでもいいねって言いたくて、言えなくて、やっぱりなにより眩しい。だから、この話をやすやすふむふむと受け取れるようになるときはずっとずっと大人になった時だと思う。 そういうことを受け入れられる心の受け皿みたいなものはいつどんなふうに変わっていくかわからないし、ものは捉え方次第だなあと思う。認識次第で世界の色は変わって見えるのだろう。 自分がすごく大きいものなんて、あほくさいこと言ってないでさ。肩の力を抜いてごらんよ。って。 面白い生き方は面白い見方から生まれる。 知的でユーモアがありながら、とても深い味のあるの話である。  ザ生き方をズバズバ指摘する本よりも、こういうわかりそうでわからなくて、わかりたくてわからなくて、多分まだまだ長い人生の秘密が隠し味でつけられているんだろうな〜、また読んだときに一つや二つは気づけるかなあ、みたいな本がやっぱり素敵だと思う。       

    7
    投稿日: 2021.11.18
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    結局、最後まで読み終わるのに、ものすごい時間を要した一冊。どこか達観してるような視点を自分も読むなかで味わえればと思っていたが、最後の最後まで「?」が消えないままだった。悪書とは思わないので、もう少し歳を重ねてから読み返してみようと思う。

    0
    投稿日: 2021.09.05
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    色川武大 「 うらおもて人生録 」プロ論であり人生論。若い人 向きに書いているが、若い時には わからない 現場感がある 著者の博打打ち人生から プロとして細く長く生き抜く術を論じた良書。共感する言葉が多々ある 共感点 *プロはフォームの世界 *9勝6敗を狙う *運をコントロールする〜運は 公私を問わず 生涯で通算すると、プラスマイナスゼロになる *生きているだけでも、かなり運を使っている プロはフォームの世界 *プロは強弱を問題にしない〜プロに弱い者はいない *プロは ほぼ一生を通して メシが食えねばならない *選手の目標は 年間打率であり、通算打率 *フォームは 今日まで 守ってきた核 *明日を考えず一回の勝負ならプロより強いアマもいる *フォームに 既製品はない〜自分で手縫いで作る 9勝6敗を狙う *6敗が難しい〜適当な負けを選ぶ(大負けを避ける) *運をコントロールする〜運は生涯でプラマイゼロ *実力はコンスタントに戦える部分〜運はコンスタントではない *生きているだけでも かなり運を使っている

    1
    投稿日: 2021.08.13
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    北連一「うれしい定年、さびしい定年」より 人生9勝6敗でよいという話が引用されていて、興味を持って読んでみた。 一言でいうと、ギャンブラーによる人生論の本ですね。ひたすら勝ち負けを論じているなあといった印象。酔っ払いオヤジのしょうもない話を聞かされている気分で、何も頭に入ってこなかった。

    1
    投稿日: 2020.12.10
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    名著。 2020年8月18日讀賣新聞朝刊に「没後30年 底知れぬ魅力」と色川武大の記事が出ていた。人気だそうだ。 ほぼ日の読書会第1回課題図書。以前から「麻雀放浪記」とか、「友は野末に: 九つの短篇 」は読んだことがあった。「霧中の読書」 荒川 洋治 がこの本を絶賛していて、まずこれから読めと、言われて、読んでみた。 暖かい気持ちになれた。劣等生でもいいんだ。 「9勝6敗を狙え。8勝7敗では寂しい。10勝を狙うと無理がでる」有名な文章である。 新聞連載であった。

    1
    投稿日: 2020.08.18
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    色川さんはやさしい人だなと思った。押し付けるでもなく、自分が感じて考えた経験を読者のことを思って伝えてくれている。色んな考え方があって、それを知ることは楽しいことだと、より強く思えるようになりました。 色川さんが亡くなったのが1989年。自分が生まれた年だ。自分が生まれるよりも前に生きた方の本を読むことができる今の環境もありがたいなと感じる。

    0
    投稿日: 2020.08.07
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    長年読もうと思いつつ初めて読んだ色川武大。自らの劣等生としての半生を踏まえつつ、自身と同じような劣等生に対して平易に語られる独自の人生論。 麻雀という博打の世界で身を立てていた著者らしく、人生論の中心になるのは”9勝6敗こそ理想”という勝負論である。そしてその勝ち方や負け方にも、生き馬の目を抜かれるような博打の場で磨かれた独自の哲学があり、めっぽう面白い。

    0
    投稿日: 2020.04.26
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    自らを劣等生と称し、阿佐田哲也名義で麻雀放浪記等を手掛ける元博打打ちの著者が、自らの経験から得た人生に対する聡明なしのぎ方を記した、暖かみと愛を感じる人生録。

    1
    投稿日: 2020.03.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

     今にして思うと、高校ぐらいまでの学校というものは、知識を身につけるところというよりも、物事を教わる癖、物事を覚えるという癖、そういう癖を身につけていくところなんだろうな。一応、自分をできるだけ白紙にして、基本のところをなんでも素直に呑みこんでいく。知識というよりも、自分が偏頗(かたより)にならないように、バランスを拡げていくところだったんだ。(p.46)  フォームというのはね、今日まで自分が、これを守ってきたからこそメシが食えてきた、そのどうしても守らなければならない核のことだ。  気力、反射神経、技、それ等の根底に、このフォームがある。まず、自分流のフォームを作らなければならないんだがね。それは一生を通じて自分の基礎になっていくものだから、あやふやな概念で組み立てるわけにはいかないだろう。(p.110)  再スタートといっても、そっくり同じことをやるわけじゃないんだ。また時間がたって同じ道をくりかえすと、わずかでも実力がちがってきているわけだから、そっくり同じにはいかないだろう。(p.277)  勝ちも、負けも、両方を味わうことで、つかめてくるんだね。ひいては、勝つコツ、負けるコツ、それがわかってくる。負けるコツというと変にきこえるけれどね、これは重要なんだよ。負けることに大きく負けない。フォームが崩れるような負け方をしなくなるんだな。(p.360)  スポーツをやったら、坐禅を組んでみろ。都会に住んだら、田舎に行け。大酒を呑んだら、禁酒してみろ。殺人をしたら、人のために死ね。これはちょっと極端だな。勝ったり負けたりとはそういうことなんだよ。そうしているうちに、両方の最高がわかってくる。(p.362)  鹿児島の人たちは、眼の前に桜島があるものだから、いつも自然の大きさ、恐ろしさを眺めているからね。物事というものを、なめることができにくい。いかに生くべきか、というと、結局は、あの桜島のように生きなくちゃならない、と思うんだな。(p.379)

    1
    投稿日: 2019.10.08
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    とても読みやすいけれど、なんとなく流して読んでしまうと頭に入ってこない内容なので、何度か読んだ方がいいと思った。またその価値がある本だと思う。 大人が読むと、強くうなずける部分があるので、子供に読ませたいと思うけれど、果たして中学生ぐらいの子が理解できるかどうかは分からない。

    4
    投稿日: 2019.04.27
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    開始3ページでこの著者はとんでもなく優しい人、なのではないかという気がしました。 そして、全編通して読んでみて、当たっていた、と思いました。

    4
    投稿日: 2019.01.15
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    『麻雀放浪記』の作者が、劣等生だという自身の経験をもとにして、人生を語る。「運の通算はゼロになる」「九勝六敗ぐらいの星をいつもあげる」などのセオリーを、経験談を使って説明してくれる。力を抜いて、完璧を目指すのではなく、自分をよく理解して、人生を楽しんでほしいというメッセージだと感じた。

    2
    投稿日: 2018.12.09
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    洗練された欠点とは何か。考えさせられる。規格外の子供を持つ身として、ヒントになりそうなことがいっぱい。図書館で借りた本だけど、傍線や付箋貼りまくりたくなった

    4
    投稿日: 2018.10.24
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    自らを劣等生と位置づける著者のその同じ生きにくさを抱える若者への暖かい言葉の数々。本音で家族や友人に語るような調子で語っていてとても親近感が湧いた。物の考え方が所謂世間で言われている事の逆であったり、人間心理を見事に捉えていたり、ああやはり勝負師として生きて来た人なんだなあと思った。特に運の良い悪いを自分の代だけではなく二代三代先まで遡って捉えるという発想は凄いと思った。考え方のスケールが大きいなと思う。また改めて読み返したい一冊となって。

    1
    投稿日: 2018.06.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人に関する興味を根底に、すべての人がうまく共存ができるようにしていくためには、つまり劣等生も優等生も含めて「どう生きるか」ということを実体験から描いている。 キーワードとしては、フォームを持ち、つねに勝ちすぎず、負けすぎず、これを貿易という形で続ける。連勝も連敗も通常ではないし、また勝ち方も器量的な勝ち方か、負け方も怪我をしすぎないものか。 また、新しい場所での溶け込み方も指摘がある。まずは、白紙状態でいき、うまく弱点を笑いに使う。そうすることで場に馴染む。 ある程度のレベルにいくと、能力に差はないので、いかに先を制するか、相手にミスをさせるか、の世界に突入するので、運の使いどころなどを意識する必要がある。実力とはあくまでも負けないためにある。 随所で述べているが、人生はマラソンであり、常の勝ち負けではどのポイントの勝ち負けなのか分からない。そういったところからも自分を客観的に認識する、ということも必要。 自分も含めて人に興味がないとなかなかむずかしいが、これは案外に思考の切り替えであり、現状に良い具合に満足すること。そうすると、冷静になれるのではないか。 筆者の戦争体験がはさまってのことであるため、むずかしいかもしれないが、代替品としてはそのようなところだろう。 度量や迫力をきっと感じるであろう、ということが文章伝いに伝わってくる。

    4
    投稿日: 2018.05.04
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    麻雀小説で有名な阿佐田哲也。 彼の色川武夫名義でのエッセイと言うか、もっと重い「言葉」。 「もう俺先が短いんだよ」 「くだらん男なんだよ」 と言いながら、「人に何か教えようとしようとは思ってはなく」「おれ自身の事を話すだけ」というスタンスで世の‘劣等生達’に‘生き抜く技術’を語ってくれる。 お人柄が出てそうな飾り気ない口調と、自分の‘つかんだもの’しか話してないように思える誠実さに心打たれる。 『雀聖』と呼ばれるくらいの稀代の雀士の豪快なイメージとは違って、子供の頃は引っ込み思案で友達との遊びにも入れず、ちょっと離れた場所でじっと見つめていたのだそうだ。 何をしていたのかというと‘観察’して‘感情移入’していた。 じっと‘観察’していると友達の‘個性’が分かってきてだんだん好きになってくる。それは周りの大人達に対しても同様で ゴミ屋さん、電車の運転手さんも好きになっていく。 イメージとは違うと思ったが、もしかしたらそれが色川さんの人生の基盤なのかもと思った。 ‘観察’と‘対象者に対する好意’。 「相手を立ち直れないほどに負かしちゃいかん。」 「上手に勝て、上手に負けろ」 「長所と短所は布の表生地と裏生地のようなもの」 「生きる『権利』なんてないんだよ。自分は周りになんとか 許してもらって生きている」 「生きていくのに不便な『欠点』をひとつだけ、一生大事に育てていく。あとの欠点は直そうと努力する。」 「持ってる運の『バランスシート』を考えながら生きていく」 帯で糸井重里さんも書いているが、「親でも、先生でもない人からしてもらえる話」なのである。今となっては遠い戦中、戦後を生き抜いてきた‘劣等生’。 個人的には「人生負けたときは潔く負けたと認めよう」が心に残った。 「どんな場合でも、こうすれば楽勝できる、そういう無責任な嘘は、俺は絶対につかない」

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    投稿日: 2018.02.11
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     著者の人間的魅力がにじみ出てくる作品。  作品、といっても、若い人……特に劣等生……に対して、いかに人生を生きていくか、を自らの体験を踏まえて説いている。  著者の体験だから、博打は出てくるし、己のだらしなさもおおっぴらにされている。  そして思った以上に精神論にはならず、むしろ理論的というか、見方によっては計算高い処世術と受け取られる箇所もちらほら。  また「こう思う」ではなく「~なんだよ」とはっきりと言い切っていることも多く、その点で反感を覚える人もいるかも知れない。  僕は全く反感を覚えなかったし、逆に「そうそう、そうなんですよね、色川さん」と思わず相槌を打ちたくなるような事柄ばかりだった。  著者の人間的魅力だけでなく、劣等生である僕自身も随分と歳をとり、著者の年齢に近づいてきたからかも知れない。  一度でいいから話をしてみたかった、出来れば一緒にお酒を飲みかわしたかった、と本気で思える人です。

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    投稿日: 2018.01.06
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    いいですか。9勝6敗をコンスタントに維持するのが大事なのです。 そっか、全勝を目指さなくていいんだ、っとホッとされた作品でした。この他にも生き方の指南が色々とあり、それらにはどれも温かみがあります。

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    投稿日: 2017.12.10
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    劣等生の為の生き方を説く本書。 今までには聞いたこともない内容も多くあり、とても新鮮に読むことができた。 著者自身が自分を劣等生として認識しており底辺から人生をどのように戦ってきたのかがベースにある為、非常に説得力のある内容になっている。 これは何度も読み直したい本だなと思う。

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    投稿日: 2017.11.28
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    近所のおっちゃんみたいなゴツゴツとした話し言葉で綴られる文章のひとつひとつに、良くあるHOW TO本や自己啓発本とも違い「この人は、ほんとうのことを言っている」と感じるのは、勝ち続けることの危うさや上手く負けることの大事さをもしっかりと説いてくれているからだと思う。

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    投稿日: 2017.09.24
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    本人いわく劣等生へおくることば。 就職前によみたかったなぁ。 C0195 note 色川 武大(いろかわ ぶだい)、阿佐田 哲也(あさだ てつや)、井上 志摩夫(いのうえ しまお)、雀風子。

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    投稿日: 2016.06.22
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    浅田哲也氏人生録と言うことで興味を持つ。 最初は劣等生への言葉と言うことで、つらつら有ったが、イマイチぴんとこず。が後半のギャンブル、運の話はそう考えたこと無かったなと思いおもしろく読む。 読んでいて、「昔は怠け者でも仕事があり生きて行けた。今は文化が成熟してきて、勝パターンが出来てしまい、それに添えれば旨く行くが、それ以外での勝パターンが少なくなってしまったのだろうな。それも、昔は豪快な男がいたが今は小粒ばかり論に繋がるのだろうな。」と少し寂しくも思う。 【感心】 プロはフォームが大切 運のコントロール 良いことがあると実力に応じたものか、運の問題だったのかを考える 全勝ではなく(無理)6勝4敗位を目指す。

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    投稿日: 2016.02.12
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    運についての考え方が著者の人生観に如実に反映されていた。 勝負の世界において、連勝はしないという考え方もおもしろいなぁーとおもう。 著者の経験を通した身近なアドバイスは、現代の抽象的、科学的な手法より、すっと心に入ってきた。 2915.10.25 船橋 喫茶あずみ

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    投稿日: 2015.10.29
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    素晴らしい人生の教えての数々。 人は一人ひとり個性や能力が違うのに万人に伝えてくれようとしてくれていた。 連載を一冊にまとめた本。 最初に劣等生向けと書いてあるが、優等生こそが読むべき珠玉の本。 普通は速読をするのだが、この本だけは黙読してしまった。

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    投稿日: 2015.10.07
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     ソフトな文体だが内容は極めて高度。なんというか…すべての人間に共通する「人生の原理原則」が全編に亘って書かれていると言っても過言ではない。著者が持っている経験はとても特殊なもので、接点を持つ人はそれほど多くはないかもしれない。しかしその特殊な経験から抽出された「生き方のセオリー」とでもいうものは思わず唸ってしまうほどの説得力がある。  色川さんの語る体験は、戦後の特殊な状況とも相俟ってドラマ化されてもいいようなドタバタ劇で、この部分だけを読んでもエッセイとして十分な価値がある。しかしノンビリと語られる個々のエピソードは事実の羅列だけで終わることはなく、そこから引き出された教訓を丁寧かつ厳しく読者に伝える。小難しい文体で本書の事実を省いた箇所を書籍化すれば一冊の「思想書」として通用するのではないかという気すらしてくる。ギャンブル、放浪といった追い込まれた状況が深い考察を促し、やがて結晶化して強固な「思想」となっていくのだろうか。  この世に存在する物事には常に二面性があり、それを同じ割合で両取りできるということはほとんどない。そこに「選択」というものが生じ、その結果が今後を左右することとなる。こうした構造はギャンブルそのものであり「博打的な思考」とでもいうものは生きていく上で必須のものではないかと思われる。賭博を一般的に禁止することは、こうした考え方を否定し「選択」というものを奪おうとしているのではないか、という穿った観方ができないでもない。  「全勝ではなく九勝六敗」「一歩前進・二歩後退ではなく一歩後退・二歩前進」のようにギャンブラー故にか、数字の用い方が秀逸。また、この充実した内容からすれば最早どうでもいいことではあるが、挿絵もなかなかいい味わいがある。

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    投稿日: 2015.04.13
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    【本の内容】 優等生がひた走る本線のコースばかりが人生じゃない。 ひとつ、どこか、生きるうえで不便な、生きにくい部分を守り育てていくことも、大切なんだ。 勝てばいい、これでは下郎の生き方だ…。 著者の別名は雀聖・阿佐田哲也。 いくたびか人生の裏街道に踏み迷い、勝負の修羅場もくぐり抜けてきた。 愚かしくて不格好な人間が生きていくうえでの魂の技術とセオリーを静かに語った名著。 [ 目次 ] さて、なにからの章 男女共学じゃないからの章 俺の中学時代の章 何を眺めるかの章 嫁に行った晩の章 だまされながらだますの章 つけ合わせに能力をの章 野良猫の兄弟の章 桜島を眺めての章〔ほか〕 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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    投稿日: 2014.10.25
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    マジメなアウトロー、人生の教訓。 わたしはこの著者のことをあまり知らなかったけど、いわゆる”優等生”じゃなかったこと、そして、愛することの大切さを知っていて、しかもそれを実践していることは、ありありとわかる。次の世代に対する著者の視線は優しい。この人の生き方を真似したって、わたしの人生は生きられないけれど、著者のくれたことばを大切にして生きることはできる。

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    投稿日: 2014.10.03
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    アウトローとしてあまりにも有名な筆者のエッセイ。 運のやり取りについて、日常レベルでも考えているとは知らなかった。 個人的には8勝でも何でもとにかく1回は勝たねば…と思った。

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    投稿日: 2014.07.25
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    麻雀放浪記、阿佐田哲也のネームの方が、先だったと思う。 ナプレコロジー。サラリーマンには向かない人。

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    投稿日: 2014.05.13
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    ひさびさに出会いたい本に出会いました。 前半はとても優しい文章でこのままこの調子なのか?と少々心配でしたが中盤からは実に機微に飛んだ含蓄のある文章に目から鱗の落ちる心持ちでした。 長い間、暗闇を歩いていた私にとっては遂に見つけた指導書です。最高の出会いでした。

    2
    投稿日: 2013.10.26
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    麻雀やってる人は知ってるのかな・・・ 色川武大・・・ またの名を阿佐田哲也・・・ 雀聖と呼ばれる男・・・ 故人ですが・・・ 二十歳前後の頃はギャンブルに明け暮れ、ギャンブルで生計を立てていた元アウトロー・・・ ただでさえ厳しい世の中の、さらに厳しい裏道を歩いてきた人の・・・ 裏道を歩いてきたからこそ言える、人生のセオリー・・・ 生きてく上でのコツ・・・ 若い人向けに書いたものだそうな・・・ アウトローなのに・・・ 厳しい裏道を歩んできたのに・・・ その文章は・・・ その言葉は・・・ すっげー温かい・・・ すっげー優しい・・・ や、もちろん厳しいことも言っております・・・ でも、優しさを感じずにはいられない・・・ や、ホントに・・・ 読めば感じるはず・・・ 勝負師なのに・・・ 厳しい世界で生き抜いてきた人なのに・・・ 『自分の都合しか考えない。自分が勝てばいい。これは下郎の生き方なんだな。』と、言っちゃう・・・ この人の生地は、ずるくないですね・・・ 誠意をビンビン感じますね・・・ だから著者の言うように、誠意から来るスケールを感じる・・・ だからこのオッサンの言うことなら、と結構スッと入ってくる・・・ どっかで一度は目にしたような、聞いたことあるような話でも、素直に聞けちゃう・・・ 何だか説教臭く感じない・・・ 無理にとは言わないけどさ・・・ まぁまぁ、一杯飲みながらちょっとだけ聞いてごらんよ・・・ ってな感じ・・・ なもんで、こちらとしても気楽に、自分に合いそうなものを、合いそうな時に拾えばイイ・・・ きっと何かしら助けになるコツが書いてあるはず・・・ ああ、世の中ってこういうものか、と・・・ これはオススメ・・・ 幸運も、不運も、別に決まった量があるわけじゃないけど、一生通してみるとプラマイゼロ・・・ 運、不運はあるようにも見えるし、実際に瞬間的にはあるけども、結局はないのと同じ・・・ だから、(運という性質上、自由なコントロールはできないけども)ロスなく、効果的に使っていかないといけない・・・ ここが勝負というときには、限度に近く力を出す・・・ そのかわり、そうでないときは1円の無駄も惜しむ・・・ ひとつ、どこか、生きる上で不便な、生きにくいという部分を守り育てていく・・・ そうして洗練された欠点にしていく・・・ 生きにくくて悩むくらいでちょうどいい・・・ 欠点はまた裏返せば武器にもなる・・・ 負け越していいことはないね・・・ ただ全勝しなくちゃ、と思う必要はないんだ・・・ 勝ったり負けたりしていって、結局勝ち越せばいい・・・ 全勝は無理だし、むしろ危険・・・ 理想は9勝6敗くらい・・・ 現実は五分五分だけど・・・ 何かを得たら、別の何かを失っているはずだ・・・ これはほとんど避けられない・・・ 何を得、何を失ったか、そのバランスシートをできるだけきちんと認識するくせをつけよう・・・ とかね・・・ これは読んで良かった・・・

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    投稿日: 2013.08.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    生き方、人生の捉え方という点で勉強になる。 連敗は避けるべきだけど、勝ちも負けも経験しておくべき。

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    投稿日: 2013.02.03
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    「運(=ツキ)は決まった一定量。全勝もないし、全敗もない。致命傷となる大負け越しにならないように、適当に負けを拾っていく」15日間で勝負のつく相撲の一場所での勝ち星・負け星になぞらえて、人生では九勝六敗をよしとする筆者の教えは、人生の真実を突いていると思います。どうでもいいところで、ツキの無駄遣いをしないように、ここぞという勝負どころで実力も運も出し切れるよう、普段から鍛えておく必要があると痛感しました。とても楽しく読めました。

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    投稿日: 2012.10.22
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    なんか優しくて、まるで小さな飲み屋で人生のあれこれを思い出して語りかけてくれているようで。若い人達やお母さんだけじゃなく、何か馴染めない若い日々を送った自分にも響きます。近所にこんなおいちゃんが、いて欲しかった。いや、成ろう、こんなおいちゃんに。そう思わしてくれる深い内容ですね。良くあんなに深い感情が言葉になるもんですね。感動。

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    投稿日: 2012.10.15
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    私は原理原則が好きだ。 先を取る。そして9勝6敗を目指し、けがをしないこと。 秋場所での3大関の休場と、日馬富士の全勝優勝、横綱昇進を見ながら、このことをすごく納得した。 自分の欠点を1つだけ大事に育てる、一病息災の考え方。欠点とは、その欠点のために必ず不幸に見舞われること。そうでなければ他者は愛してくれず、笑ってもくれない。自分の育てていく欠点はなんだろうと真剣に悩んだが、そう簡単に出てこない。いまだに出てこない。欠点はたくさんあるが、一つだけにしてあとは直さなければならないという。うーむ。難しい。 自分が生きているということを、大勢の人がなんとか許してくれている・・・この表現は嫌いじゃない。どちらかといえば好むが、これを理解するにはまだまだ時間が必要で、再読が必要だと持った。 人間は二代も三代も前からトータルで考えなければならないことも何か納得した。3代の長い時間をかけて人間はつくられる。生まれる前からの養分が大切。自分は幸運だと思うから、子どもができなくてよかったのかもしれない・・・そう本気で思える日は来るのかなあと思った。

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    投稿日: 2012.10.11
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    人生の大切な"読み"を教えてくれた。常にトップでいることの危うさ。ビジネスでも同じ。継続していくことの大切さ。

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    投稿日: 2012.05.29
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    戦後の賭博師・阿佐田哲也こと、色川武大先生が送る、劣等生へのメッセージ。 9勝6敗のセオリー、大きく負けないために自ら負けることの必要性、先取点の重要性など…。時代背景、環境は違えど、何故かすんなりと腹に落ちる。

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    投稿日: 2012.05.02
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    人間が持つ力と運の総合を実力と考えた場合,運に頼った生き方(勝負)はプロではない。運は巡り合わせであり不確定要素。自分自身の力を見極め,下手をなるべく打たず,自分の力を発揮できる時勢を捉えて生きていく。そうすればクンロク(9勝6敗)のプロの生き方ができる。 運を実力の一部として捉え,且つ,不確定要素として捉えることによって自分の力をいかに出して「負け越さないか」を著者の体験をもとに若者に説いている。学生にぜひ読んで欲しい。 時勢を見極めるための知識を得るために最初は「見(けん)」に徹底するという考え方に感服。いろいろ体験になると思って好奇心のままに首を突っ込む私には勉強になった。

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    投稿日: 2012.03.16
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     著者は戦後にばくちを打って生計を立てていた人らしい。むかしマガジンでやってた「哲也」っていう麻雀漫画のモデルになった人だとか。  麻雀の話はまったくない。「運の量は決まっていて、実力が拮抗すると運の奪い合いになる」とか「全勝も全敗も良くない。九勝六敗が理想」とか「一病息災」とか、独自の勝負観をわかりやすく語ってくださってる本。  本を読んでるとき、いいフレーズがあるとそのページの角を折り曲げるようにしてるんだけど、この本はいっぱい折ったなぁ。

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    投稿日: 2012.01.21
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    出張に行く時は必ず持っていく本。気軽に読むことが出来るし、重たく読むことも出来る。なんど読んでも飽きない。 博打で身に付いた勝負論で世の中の原理原則を色川流に説いてゆく。

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    投稿日: 2011.12.08
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    色川さんの文章を読んだのは、この『うらおもて人生録』が初めて。行間から滲み出ている色川さんの人柄、なんともいえない好感を持てる。「若い人たちが色川さんを訪ねてくる」エピソードがいくつかあったけども、その訪ねていった若い人たちも気持ちが、私にもよくわかるんだ。だって私も、色川さんが生きていたら是非会いたいなって思うから。「たぶん、この人は嘘をつかないんじゃないかな、私っていう人間をないがしろにはしないんじゃないかな」っていう信頼。文章だけで、そう思わせるって本当にすごいなあって思うんだけど。 人に優しくしたい、人を愛したい、そういう想いが伝わってくる、こっちまで誰かに優しくしたくなる。私は思わず、おじいちゃんに電話してしまいました。 「人を愛したいし、自分も大切にしたいよなァ」って、しみじみと述懐するんです。そのくせ、ひどい仕打ちをしてしまったりする人間の裏腹な気持ちも一緒に綴る。そこがいいと思うんだよ、生きるって愛だけじゃないないですか。残念ながらまっすぐな気持ちで、愛し続けるなんてぜったいむりじゃん。憎んで、蔑んで、憎まれて、蔑まれて、そして愛や優しさがあって、積み重なった過去があって、今があって。そういうのをちゃんと理解してて、きれいごとだけしか言わないわけじゃないのが色川さんの魅力。「うらおもて」っていうのは、作中では「勝ち負け」の話で、多く割かれてるけど、何かの現象/人間の感情、ひとつとっても、「うらおもて」っていうのは常にあるんだよなあって、当たり前のことだけど、立ち止まって考えさせてくれる良作でした。

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    投稿日: 2011.09.23
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    若いときは随分な無茶もしたらしい、、今はなんとなく落ち着いて見える近所のおじさん。 そのおじさんが、若い落ちこぼれに対して訥々と言葉を掛ける。自らの半生を振り返りつつ…。 そんな優しい哀しみとユーモアに満ちた人生論。 いわく、「魅力的な弱点を持て」、「負けかたには巧拙がある」。 伊集院静「いねむり先生」を読まれたら、この本も是非。

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    投稿日: 2011.09.16
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    はじめて色川武大の本を読んだ。 あるラジオで幻冬舎の社長である見城徹氏が、「色川さんは本当にやさしくていつまでも一緒にいたいと思える人だった」という主旨のことを言っていた。編集者として色々な人に出会ってきた人が、一番に名前を挙げる色川武大と言う人はどういう人なのだろうと興味が湧いた。 それも、もう何年も前の話である。 そのほか、著者に対する知識と言えば「阿佐田哲也」の名前で「麻雀放浪記」を書いていたことと、マンガ「哲也~雀聖と呼ばれた男~」による知識くらいだった。 イメージとしては勝負の世界でしのぎを削ってきたという得体の知れない怖さとやたらと存在感の大きな人というのがないまぜになっていた。 本書は劣等生の青少年に贈る人生の書である。 上から見下ろしてああだこうだいう本や宗教はいくらでもある。それらが気持ちを導いてくれる場合ももちろんあるが、所詮人徳者の言うこと。凡人には真似できない部分が多い。 しかし、本書の著者は隣に寄り添い「俺はね」と語りかけてくる。運をロスしないこと、自分のフォームを崩さないこと、相手を逃げ場のないところまで追い込まないこと。そして、その根底にある愛。著者が肌で学んだことをやさしく包み込むように教え諭してくれる。 私にとって大切な一冊になった。 子供たちにも伝えていきたい。

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    投稿日: 2011.09.12
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    「がんばれよ」のメッセージが温かい人柄と共にじわっと滲み出てくる本。 立ち止まった時に再び読むと思う。

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    投稿日: 2011.07.27
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    この本を通じて得た人生訓は、自分の骨肉になっていると思う。「勝ったって人が許してくれなければ勝ちがつながらない」「難しいところなんだが、一生懸命に自分の限界まで見せてしまうのは、ちょっとまずいんだな」とか。若いうちに読むべき本。

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    投稿日: 2011.07.02
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    この人はホントにやさしい人だと思う。文体から人間性が伝わってくる。劣等生から劣等生へ向けた人生の教訓はどんな人にでも当てはまる、完璧な人間など絶対にいないのだから。こんな人が身近にいればもっと色々とご指南頂きたい。

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    投稿日: 2011.06.27
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    旧制中学を中退。映画三昧。博打うち…。青春時代を裏社会で生きた作家・色川武大の、劣等性に向けた人生訓。 優等生が走る本線だけが人生じゃない。一病息災、人間はひとつくらい欠点(=病気)を持って生きたほうが長生きできる。その欠点を守り育てて、活かしていくことも大切なのだ。 そして、自分の都合ばかりで生きてはいけない。たとえ勝負事であっても、相手への配慮、愛し合い、助け合い、その気持ちを持たなければならない。ただ、勝ちさせすればいい、というだけでは、それは下郎の生き方だ。 恰好いいことばかりが人生でなし。どこか抜けていても、自分の軸をぶれさせない。 色川武大が自身の人生と照らし合わせて語った、等身大の人生訓。説教臭くなく、実に腑に落ちてくる言葉ばかりだ。

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    投稿日: 2011.04.18
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    「雀聖」と呼ばれた偉大なバクチ打ち、阿佐田哲也氏による、要領よく生きていくのが下手なワカゾーたちへの手紙。 ついつい大勝ちを狙えと囁かれてその気になって、そうはいかずに大怪我をして、後々まで引きずる大負け越しをしてしまう危なっかしい若造たちに、生き延びるための他にはない指南をしてくれる本です。 何度も繰り返し読んでいます。

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    投稿日: 2011.03.09
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    阿佐田哲也から、劣等生諸君へ http://d.hatena.ne.jp/holypp/20110220/1298213889

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    投稿日: 2011.03.04
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    生きているだけで運をつかってるって言葉がなんだか響きました。 9勝6敗て、いいね、それくらいゆるく生きたい。

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    投稿日: 2010.09.10
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    阿佐田さんの優しさがよく分かる本だった。ほんとに親身になって私のことを考えてくれているようだった。 また阿佐田さんのすこし臆病もところも見えた。たぶんそこも阿佐田さんにとっては計算のうちなんだろう。

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    投稿日: 2010.07.15
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    優しいおじさんが 「わかるかなー。おめーにはまだわかんないよなー」と言いながら お話してくれる。 人生は博打。生きてるだけで、運をつかってる。 だから自分で自分のツキをコントロールできるようにならなきゃいけない。 もし今日悪いことがあっても、そのツキは次に使うためにとっといたのかもしれない。 大好きな編集者、Mさんが就活がうまくいかない学生に勧めたかった本。

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    投稿日: 2010.05.18
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    絶対に読んで欲しい-『うらおもて人生録』 http://d.hatena.ne.jp/kojitya/20100325/1269470830

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    投稿日: 2010.04.21
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    書いてある事がとても難しい。気軽に読めて、非常に読みやすくて、入りやすくて、ついつい長時間読んでしまう程だけど、噛み砕いて理解するには経験を伴う必要がある。なんとなくわかる範囲で留めてはならないような事がなんとなくしかわからない。セオリーと言いつつ理屈を話している訳ではないから理解よりも体感するしかない、或いは心に留めておく事で、道を道を外さないようにするルール、法則のようなものが散りばめられている。若い劣等性向けの、人生の歩み方本です。

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    投稿日: 2010.03.27
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    [関連リンク] ハタチのわたしに読ませたい「うらおもて人生録」: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2010/02/post-7ee8.html 文壇高円寺: フォームとセオリー その一: http://gyorai.blogspot.jp/2014/02/blog-post_27.html

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    投稿日: 2010.02.17
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    自分のことを一番理解してくれてる人から借りて読んだ本。 とてもパーソナリティが似ていると思った。 あらゆる人間に対していとおしさを感じるところや でも、自信が無くてコミュニケーションが不得手なところとか むっつりなところ。 不器用なところとか、 根っこになるところがすごく似偏っているんだと思う。  

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    投稿日: 2009.04.26
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    雀聖 阿佐田哲也が書いた人生論. 人生9勝6敗論を読んで,負けることもアリなんだなぁと思った. 若い頃は全勝したくなるから無理がかかる.納得. 勝つときは勝つ,負けるときは負ける. トータルで勝ち越せば上出来. 運は最終的に足し引きゼロ. 阿佐田哲也に言われると納得してしまう.

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    投稿日: 2009.03.10
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    せめて魅力的な劣等生になってやろう。優等生でなんであれ、同じ年頃の連中が、どこかで君を認めて、そばによって来るような男になってやろう。 なぜかというとだね、負けも勝ちもどこかに魅力がないと駄目だ。人が何らかの意味で許し認めてくれるようなものでないとね。負けも勝ちもこの点では同質なんだ。同質なものにしていかなきゃ駄目だぜ。勝ったって、人が許してくれなかったら、勝ちにつながらないからね。 この魅力というやつが、ひとくちに説明しにくくて困るんだが、いずれ後でみっちり記すことになるだろう。 今、強引に一言で言うと、自分が生きているということを、大勢の人が、なんとか、許してくれる、というようなことかなぁ。 生きる権利なんてものは、ただ法律かなにかに謳ってあるだけで、原則じゃありませんよ。生きる権利なんてものは、あるように見えて、ないんだよ。 (抜粋) 何回も何回もぼろぼろになるまで読み返しているバイブルっす。今でも落ち込んだときなどに読んでます。 別名「阿佐田哲也」麻雀放浪記の作者です。 踏切り

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    投稿日: 2008.08.06
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    著者の人生論。ゼロサムの考えを持っている。大きく勝とうとするよりも、小さくたくさん負けることが大切。謙虚、ともつながりそう。

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    投稿日: 2007.02.11
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    某スペシャボーイズにおいて、ゲストの糸井重里が「これから人生が始まる若い人に読んでほしい。」「僕は子供に贈った。」などベタボメだった作品。作者は別名阿佐田哲也。内容はクズのような主人公が、最後まで救いようのない人生を送るもので、読後にはなぜか爽快感さえ漂う本です。「松子」とならぶ、反面教師的人生黙示録。

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    投稿日: 2007.01.17
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    私の幸福論と合わせて読むといいと思う。あちらを教科書とするなら、こちらは副読本、というと聞こえが悪いだろうか。 どちらが勝るということではなくて、はぐれ者にとってものすごく実践的な努力の仕方、認識の仕方がこの本には書かれていて、とても貴重な本だと思う。

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    投稿日: 2004.10.03