あまりにもドシリアスなダラさんの過去話と、ゆるっゆるな現代のコメディが交互に来るので、もうどう読んでよいやら。あと弟があまりにも性癖破壊セットすぎる

ニコニコ動画で有名な、TRPG動画の製作者の方の漫画です。 個人的に、タイトルを覚えて間違えやすいマンガ３選の一つです、あとは、となりの百怪見聞録、孤独のグルメです。 過ぎ去った日々がもたらした、子どもと、ダラさんとの交流が素晴らしい 子どもが、子どものまま大人に接する感じと、それを慣れたものとして許容しているダラさんが本当にいい 私にとっては、蛇女が、魅力的なジャンルとして閃いたマンガでした

ホラーと笑いは相性がいいらしい。 かなりグロテスクな外観と凄惨な過去をもつダラさんだが、やっていることはほぼコメディ。 何かありそうで今後何かあるのか、今のところはなにもないけど。 人物紹介が早すぎて先にネタバレしていたのは残念だった。 ほんの数ページなんだから遅らせて欲しかったなあ重要な情報だし。

山中にて精霊的な、妖怪的なモノときょうだいが出会って交流を深める話って、語弊を恐れず申し上げるならズバリ令和版の『となりのトトロ』ではないですか！ 本質は『トトロ』でありつつも、ところどころが令和のダイヴァーシティなヴァリューにマッチアップするようにヴラッシュアップされている、どこか懐かしくてしっかり新しい物語の幕開けでございました。 特筆すべきはしっかりと練られた設定と世界観。ぶっちゃけよくある凡百の出オチ系漫画かと高を括っていましたが、どっこいしょ。 元は人間であった〈ダラさん〉が異形となるに至った哀しく恨めしい過去の出来事の’真相’が太い伏線として引かれつつ、きちんと彼女の怖さや気色悪さを描いた上で無神経なきょうだいとの漫才的でコミカルなやりとりのギャップがたまらなく可笑しくて愛おしい。 『令和の』のタイトルに恥じない、老若男女怪異みんなが互いの価値観を尊重しあって否定しない、狙い澄ました’現代っぽさ’と古き良き’怪談’との化学反応が魅力だと思う本作。 個人的な推しは〈五十子美和〉さん。 まだ1巻しか読んでないですが、巻末おまけ漫画およびカバー下の隠し漫画はおろかオビ袖まで手抜き無しの、文句無しに丸っとお薦めできる一冊ですね。 ぜひもっともっと読まれてほしい！語り合いたい！ 3刷 2023.7.11

twitterの時からずっと見てました。 ニコニコ版も見てました。 原作版（あえてそう言う）も、読みたい。