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11文字の檻 青崎有吾短編集成
11文字の檻 青崎有吾短編集成
青崎有吾/東京創元社
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総合評価

139件)
3.7
20
57
46
3
0
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    長さもシチュも違う8編の短編集。描写がきっぱりしてて読んでて気持ちがいい。恋澤姉妹なんて映画にしてほしい。

    0
    投稿日: 2025.12.22
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    8つの短編集 併読してた 前髪は空を向いている が登場人物がごちゃごちゃしてて未読のまま 恋澤姉妹と表題作はなかなか面白かった 恋澤の話は師匠の後を追って最強姉妹と戦う物語、少しずつ明らかになっていく戦う動機、姉妹の事、師匠の思想 スリリングがあり1番面白く読んでた 表題作のはいろいろ調べてなるほどとなった 知らない言葉だったけど面白く締めくくってるなと思った

    19
    投稿日: 2025.12.17
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    まえがきで屋根裏部屋のような作品と著者が言うだけあって、なるほどなと。色んな短編が置いてある。表題作と恋澤姉妹が特に好きかな。設定も良かったけど、この二話は登場人物が魅力的で心掴まれる。

    84
    投稿日: 2025.12.12
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    帯には「平成のエラリー・クイーン」との文言があったので読んでみた。 総元推理文庫の短編集ではあるものの、知らない漫画の二次創作や百合、巨大ロボットお掃除話もあり、バラエティ豊か。ただ推理物以外のそれらはあまり面白さがわからず。 福知山線脱線事故をモチーフにした「加速してゆく」、設定された11文字を当てないと釈放されない囚人を描いた表題作「11文字の檻」の二つは期待通りどちらも秀逸。 ショートショートの「your name」「飽くまで」なども挟んでいて、全体的にテンポ良く読み進めることができた。

    1
    投稿日: 2025.12.11
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    表題作「11文字の檻」が天才すぎる 青崎有吾は学園ミステリのイメージが強かったけど、こういうのも書けるんだと驚いた

    1
    投稿日: 2025.12.08
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    青崎有吾さんの短編集。 ミステリは勿論、近未来SF、漫画作品の二次創作もの、百合系ノベルetc・・青崎さんのまえがきによると「屋根裏部屋のような」バラエティーに富んだ八話が収録されております。 各話それぞれの味があって良いのですが、特に個人的お気に入りは、 JR福知山線脱線事故を題材にした「加速してゆく」 書き下ろしの表題作「11文字の檻」 ですかね~。 「11文字の檻」は、監獄のような“更生施設”に収容されて、“11文字のパスワード”を当てなくては脱出できないというシチュエーションは、他の方も書かれていますが“水ダウ”の企画(「新元号を当てるまで脱出できない」、「清春の新曲、歌詞を全て書き起こせるまで脱出できない」等々・・)を彷彿とさせるものがありましたねw 気が遠くなるような膨大な文字をどう組み合わせるのか・・メンタルが病んでしまいそうになる環境の中、コツコツと暗号を解いていくような展開も面白く、その先にいきついたオチも爽やかで秀逸でした。 「噤ヶ森の硝子屋敷」は、全面ガラス張りの屋敷で起きた不可能殺人という設定的には大好物なのですけど、オチがちょっと無理あるかなぁ・・と。 とはいえ、登場した“薄気味良悪”というクセツヨ探偵は気になるので、彼メインの話を別途読みたいですね。 著者解説によると、この話と同著者別作品『ノッキンオン・ロックドドア』と世界が繋がっているとの事(仲介屋繋がり?)。 『ノッキンオン・・』の方はまだ未読なので、こちらも読んでみなくては!と思った次第です。 さらに、百合系アクションロードムービー(?)「恋澤姉妹」も強烈なインパクトでございました。 てか、恋澤姉妹無敵すぎ!この姉妹の生態等色々気になりますよね~。 そういえば「裏染天馬シリーズ」の中にも“百合要素”ありましたし、青崎さんてそっち系が好きなんかな? ・・ということで、様々テイストの“青崎ワールド”を堪能させて頂きました♪ そろそろ「裏染天馬シリーズ」の新作の方もお待ちしておりますよ~。

    42
    投稿日: 2025.12.06
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    “平成のエラリー・クイーン”青崎有吾氏による短編集。書き下ろし短編の『11文字の檻』が面白いと聞いて購入した。 まえがきにも記載されているが、さまざまな場所で発表された短編をまとめているため、テーマが統一されてない感じが良かった。個人的には『恋澤姉妹』が好み。 期待していた『11文字の檻』も読み応えがあり、最後までワクワクしながら読めた。

    2
    投稿日: 2025.12.02
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    同年代っぽい文章だなと思いながら読み終わり、作者紹介で完全なる同い年と知る。 これはオタクの書いた文章だ…笑 この作者の作品はこれが初めてなので、他の作品も読んでみようと思う。

    1
    投稿日: 2025.12.02
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    掌編から中編まで、ミステリ以外も含む様々な作品を収録した短編集。 中でも「加速してゆく」と「11文字の檻」が印象深い。特に後者は、ゴリゴリの暗号解読本格ミステリの逸品で、読者を鮮やかに翻弄し、見事に着地している。

    2
    投稿日: 2025.11.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『体育館の殺人』から10年経った、青崎有吾さん渾身の短編集。色んなお題から作られた物語たちが集まった本作ですが、文章の長い短いは関係なく、面白いものは面白い!青崎先生のテクニック満載の作品でした。 硝子屋敷の話が個人的に好きでした。トリックは単純なのに、まんまとやられてしまいました。文章の巧さに惑わされましたね。探偵が超個性的でめっちゃ好きです。いきなり「犯人はあなた」と決まってしまうのと推理のテンポの良さがクセになりそうです。シリーズ化を期待しています!

    16
    投稿日: 2025.11.20
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    分厚い本が好きな私が、血迷って短編集を買ってしまった。 多くの人が絶賛しているのに、面白さがわからない。残念。

    1
    投稿日: 2025.11.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    恋空姉妹はシリーズ化してもいいくらい魅力的なキャラクター。11文字の檻は設定が面白い。しかし、いずれもわくわくして読んでいた分結末に物足りなさを感じた。 でもいずれ面白い作品作りそうだなと思ったら地雷グリコの著者でめちゃくちゃ納得した笑

    2
    投稿日: 2025.10.04
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    おもしろかった……!「加速してゆく」と「恋澤姉妹」と「11文字の檻」が好きです!青崎さんの作るラノベギリギリ感のある人物の名前が結構好き。薄気味良悪とか。(スピンオフ読みたい) 11文字の檻、舞台設定がだいぶ不穏ではあったけど、先が気になって一気に読んでしまった。無事にハッピーエンドで良かった。時々同居人の飛井さんについて過去形で綴られているところがあって、途中でしんでしまうかと思ったから。 ページ数もジャンルも様々だったけど、3ページで終わっている話とかも見ると、小説って無限大だなって思った。

    2
    投稿日: 2025.09.08
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    ・感想 【加速してゆく】 実在の事件をモデルとした作品。当然リアリティがあり、引き込まれた。 【噤ヶ森の硝子屋敷】 青崎有吾ワールド前回のミステリー。これ続きはどこで読めるの!?裏染天馬シリーズから入った人にはおすすめ。 【恋澤姉妹】 作者が好きなものを好きなように書いたんだなって作品。少しついて行けなかった。 【11文字の檻】 ミステリーというべきか不明だが、オリジナリティのある設定でシンプルに面白かった。地雷グリコから入った人にはおすすめ。 その他の作品は可もなく不可もなく。 ・書籍情報 2022年刊行。 ・作者(青崎有吾)の代表作 体育館の殺人(2012)読了 水族館の殺人(2013)読了 風ヶ丘五十円祭りの謎(2014)読了 図書館の殺人(2016)読了 アンデッドガール・マーダーファルス1(2015)読了 アンデッドガール・マーダーファルス2(2016) ノッキンオン・ロックドア(2016) ノッキンオン・ロックドア(2019) 早朝始発の殺風景(2019) アンデッドガール・マーダーファルス3(2021) 11文字の檻(2022) 地雷グリコ(2023)読了 アンデッドガール・マーダーファルス(2024)

    0
    投稿日: 2025.09.02
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    小川哲がポッドキャストで表題作をベタ褒めしていたので読んでみた。 表題作、テクニカルな部分と、登場人物の信頼関係的なもの、ちょっとした人間ドラマは良い感じだった。でもそこまでビビッときた感じでは、なかったかな・・・感受性が足りないか?

    1
    投稿日: 2025.08.02
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    表題作「11文字の檻」は、論理的謎解きと緊迫感ある人間ドラマが融合した圧巻の暗号ミステリ。 他の短編も「加速してゆく」の誠実な感動、「恋澤姉妹」の情熱、「噤ヶ森の硝子屋敷」の巧妙なトリックなど、知性とエンタメ性がバランスよく共存。特に驚愕したのは「your name」で、たった3ページの作品なのに、本格ミステリとして謎の提供から論理的な解決まで行っている。 どの作品もバラエティ豊かで、青崎のロジカルかつエモーショナルな魅力が光る一冊だった。

    5
    投稿日: 2025.07.26
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    短編集 ジャンル様々、文庫は720円 お買い得すぎる全8編 中でも、中でも!!!!「恋澤姉妹」そして表題作「11文字の檻」この2作だけで金を取れる、いや払いたい しゃべりつくしたい でも楽しんでほしい しゃべれない あああああああ ぼかぁね、日本語で小説を描く以上、言葉のちからというか文字から発するパワーを見せつけられる作品は敬愛したいのですよ 英語ですとthePower、いいですよそれでも想像できます。でもね、僕は日本人に生まれたのです 読んだ人には、わかってほしいなあ

    2
    投稿日: 2025.07.21
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    青崎有吾先生の短編集! 期待していた通りの面白さでした! 個人的にはショートショートの『your name』がとても楽しめたと感じてます。 全体的な感想で言えば、キャライメージがしっかり掴める青崎先生らしい登場人物達が1作品ずつ短い中で個性を出してくる所や、物語の展開から解決に至るまで飽きることなく楽しめた作品だったと思います! 面白い作品ばかりの詰め合わせとなっていました。 個人的に言えば長編小説の方がもっともっと青崎有吾先生の世界を楽しめるとは思いました! 特に、謎解きでの理詰め感は断然長編小説が好みですね! ですが、普通に楽しい小説だったので是非お手に取って読んでみて欲しいです!!

    0
    投稿日: 2025.07.18
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    ミステリー書評 読書レベル 初級〜中級 ボリューム 355頁 ストーリー ★★★★★ 読みやすさ ★★★★ トリック  ★★★★ 伏線・展開 ★★★★★ 理解度   ★★★★ 読後の余韻 ★★★★ 一言書評: 表題作「11文字の檻」が圧倒的に面白い!これだけでも読む価値あり!同著者の「地雷グリコ」が好きな方ならなおオススメ! 8つの短編集ですが、ダントツで「11文字の檻」が面白い!好みのど真ん中!これぞ青崎先生という緻密な構成で、短編なのにミステリの醍醐味を存分に堪能できてお腹いっぱい!最後まで飽きさせないストーリーは圧巻でした!

    45
    投稿日: 2025.06.04
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    帯の通り、表題作が圧巻の話であった。壁一面が余白の監獄で脱出のための11文字のパスワードを当てる必要がある。主人公が官能小説家というのがまた面白かった。 短編が8つあり、「飽くまで」の内容は変態すぎてちょっと笑ってしまった。

    8
    投稿日: 2025.05.26
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    ミステリからSFまでグラデのある短編集。楽しく読んでたらいきなりわたモテが始まってびっくりした。アンソロに書いたものをまとめてるのでいろんな味がして楽しい。「加速してゆく」が1番好き。

    2
    投稿日: 2025.05.08
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    星3.4 初めて青崎さんの文に触れてみた。 キャラクターがラノベにも出てきそうな個性的な人が多く出るので長編も見やすい作品なのではと思った。今回の作品ははまる作品とはまらない作品がわかれやすい本かも。 個人的にはショートショートの「your name」と「11文字の檻」が好きだったな はじめに解説を読んでおくと良いかも。私は解説読まずにすすめたら急にわたモテのアンソロジー作品でてきて驚いたので。 「11文字の檻」ではあのヒントがあっても 私は100%出れない、自信がある。

    0
    投稿日: 2025.04.18
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    本当は、地雷グリコが読みたかったのだけれど、まだまだ先になりそうだったので先にこちらを ミステリーの短編集 この表題の11文字の檻が一番面白かったけれど、途方に暮れるな… 人間の嫌な部分も垣間見える わずか2000文字でミステリーも書けるんだなって感嘆 俄然地雷グリコが読みたくなりました

    8
    投稿日: 2025.04.17
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    自然に内容が入ってくるものもあれば 理解できず読み直すものもあったりと… 様々なテイストが詰まった作品集。 多様な視点で描かれ、凄いライナップだなぁと感心。 表題作目当てで読んだけれど、他作品も秀作揃い。 短編・掌編で唸らせるのは素晴らしい

    1
    投稿日: 2025.04.15
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    図書館にて借りる、第627弾。 (京都市図書館にて借りる、第92弾。) はじめましての作家さん。 読売新聞の書評を読み、面白そうだったので、借りる。読む。 謎解きが必ずある作家さん。本格推理小説とか書いてるのかしら。 短編集だが、「恋澤姉妹」と「11文字の檻」の2作は良かった。 特に表題作「11文字の檻」は最後まで楽しい。 「恋澤姉妹」の長編小説があるなら、読むのだが。 短編集にしては、どれもしっかりとした味のある作品だった。 星は3つだが、満足度は高い。3.7とかある。

    2
    投稿日: 2025.04.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短編でサクサクっと読める感じ!1番短いやつだと2000字?で書こうってなったやつらしいからマジで短かった!でも、ちゃんとオチもあるし、分かりやすい。 11文字の檻は難しいけど、まぁ、字を扱う職業の人があれだけ集まってる環境だからできたことなんだろうなぁ〜と。

    1
    投稿日: 2025.03.20
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    福知山線脱線事故を題材の「加速していく」山の中の全面ガラス張りの館を舞台にした殺人事件の顛末を描く「噤が森の硝子屋敷」、スーパー強い姉妹を追いかける「恋澤姉妹」11文字のパスワードを書かないと出られない未来の監獄を描く「11文字の檻」やショートショートの作品集です。 表題作も面白いが、「噤が森の硝子屋敷」やショートショートの「飽くまで」が良かったと思う。 2025年3月14日読了

    3
    投稿日: 2025.03.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    11文字の檻は途方もない答えの数に諦めそうだが、一つずつ可能性を消し、答えを導く方法を考え出したのはすごいし、こんな忍耐力はない。最後は颯爽に脱走したのが良かった。他の短編も短くきれいにまとめられていた

    57
    投稿日: 2025.03.06
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    著者が各所で発表してきた短編たちを纏めたバラエティ豊かな一冊。それにしても書き下ろしの表題作がごっつい。 思想犯を収容する謎の刑務所から出る為、11文字の正しいパスワードにいかにして辿り着くかの高まっていく緊張感。ぐいぐい引き込まれた。 刊行されて2年が経つのでそろそろ映画化の話が聞こえてき始めてもおかしくないな?な? それ以外だと「加速してゆく」も著者らしい青春の苦さが良い...。非常に恥ずかしながら題材の事件を知らなかった...。 「噤ヶ森の硝子屋敷」、こういう真っ当な密室モノ、久しぶりに読んだので嬉しかったなあ。

    0
    投稿日: 2025.02.22
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    バリエーションに富んでる。▷加速してゆく:その少年はなぜ事故現場にやってきたのか。▷噤ヶ森の硝子屋敷:ガラスでできた屋敷の殺人事件に探偵が舌なめずりしながらやってきた。《密室なんてこだわり抜いて作るほどのものじゃありませんからね》p.103。▷前髪は空を向いている:《友達(ダチ)ってどうでもいい話するためにいるもんじゃねーのか》p.137。「わたモテ」やった。▷your name:一発で探偵にバレた犯行。▷飽くまで:星新一っぽい。▷クレープまでは終わらせない:滅びかけの世界でスパロボ洗浄してるお気楽な二人の女。「マブラヴ オルタネイティヴ」っぽいと思ったけどこれは違った。▷恋澤姉妹:師匠の音切除夜子を殺したと思われる最強の殺人者、恋澤姉妹のことを調べ続ける鈴白芹。▷11文字の檻:11文字の正解を書かねば出られない施設のシステムの解析を始める。小川一水…なるほど。 関係ないけど、後書きで出てきたマジギャザ・・・懐かしい。何十年か前すごく流行ってたことがあってウチにもカードは残っていると思うけど、いまだ現役のゲームでいてくれてるんやなあ。トレーディングカードゲームの原型、ではないのかもしれへんけど、日本では「遊戯王」なんかから始まる隆盛のきっかけになったのは間違いないと思う。

    3
    投稿日: 2025.02.06
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    平成のエラリークイーンの短編集。ジャンルが全然違うが楽しめた。短編を読み終わるごとに著者による解説を読んでさらに楽しめる。

    29
    投稿日: 2025.01.28
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    地雷グリコが面白かったので次に読む本として選択。 表題作の「11文字の檻」がものすごく面白い。 11文字のパスワードを当てるまで出られない牢獄に入れられた主人公が、観察と試行錯誤を駆使してパスワードを推理していく話。水曜日のダウンタウンで見た、新元号を当てるまで出られない生活を思い出した。

    1
    投稿日: 2025.01.27
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    (´∀`) ・加速していく 疑い深くなってイヤミスとまではいかないが近くてクライマーズ・ハイ並のワクワク感。 (´×ω×`) ・硝子屋敷 何でもアリで、強いて言うならマジックショーを言葉で説明した感じ。

    0
    投稿日: 2025.01.20
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    ジャンルがごちゃ混ぜの短編集。 実話を元にした話や館系のミステリー、アニメの同人小説、ショートショート、3ページのどんでん返しミステリーなどなど… ミステリーはどれもそれなりに面白かったが他はあまりハマらなかった。 ミステリーだけつまみ読みが良いと思います。 表題作は読んでいて面白かったがオチが弱かった

    0
    投稿日: 2025.01.14
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    表題作が1番面白かった 好きなのは『噤ヶ森の硝子屋敷』、この屋敷で長編も読んでみたかった 各作品に解説がついているのがよかった 読後感がすっきりした作品が多くて続けて読みやすかった、長編も読んでみたい

    6
    投稿日: 2025.01.10
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    一つだけ妙な掌編があったものの、クオリティの高い短編が多く満足度高め。表題作のどんでん返しも上手かった。

    1
    投稿日: 2025.01.02
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    「噤ヶ森の硝子屋敷」の大胆さは素晴らしい 百合概念を自由自在に操る「恋澤姉妹」も圧巻 タイトル作も設定に工夫があり、ラストの爽快感も抜群 誰をも満足させる短編集になっています

    2
    投稿日: 2024.12.31
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    監獄がときに耽美なのは、自由を強烈に想起させるからだ。翻って、ぼくらの日々の自由さが貧弱に見える。制限があるから自由が美しく見えるんだろう。

    0
    投稿日: 2024.12.28
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    <目次> 略 <内容> 短編集。ミステリーぽいのは、「噤ヶ森の硝子屋敷」最後の「11文字の檻」くらいか。でも最初の「加速してゆく」が福知山線の事故を題材にしていて印象深い。著者自身の解説付き。

    1
    投稿日: 2024.12.21
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    SL 2024.11.16-2024.11.20 地雷グリコが面白かったので短編集を読んでみた。テーマに沿った短編もあり、好みでないものもあった。最後の「11文字の檻」は書き下ろし中編で、他とは比べ物にならないくらい面白かった。ただ、部屋ごとのマストワードはどうなった?

    0
    投稿日: 2024.11.20
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    大人気の作家さんだけど、初読みでした。館ものにショートショート、漫画の2次創作や百合小説など青崎さんの魅力がたっぷり詰まった一冊という印象。特に好きだったのは「恋澤姉妹」と「11文字の檻」。一言に"百合"といっても女性同士の恋愛だけじゃない、恋澤姉妹の唯一無二の関係性がとても良かった。「11文字の檻」の縋田と飛井のコンビもよかったなぁ。

    7
    投稿日: 2024.11.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み始めてから短編集であることを知った。 8話あり、全然毛色の違うお話なので好みが分かれた。 ①加速してゆく 実際にあった福知山線脱線事故を題材にしたお話。 その裏で起きていたエピソードというところに着目した話で面白く読めた。 ②噤ヶ森の硝子屋敷 全面ガラス張りの屋敷で起こる殺人事件、それにどう考えても不可能な状況での殺人とのことで、設定が面白すぎる! もっと長編で読んでみたかった。 探偵役もいいキャラ。 最終的にトリックが窓あると思ったら硝子はまってなかったっていうのはさすがにバレるやろー!と思ったが面白かった。 ③前髪は空を向いている この本はミステリー以外も収録してるんですね!? 私はこの手の緩急のない青春小説のような話が苦手なので、あまり好きじゃなかった。 登場人物の名前がたくさん出てくるが、誰が誰なのかよく分からなかった。 元ネタとなる漫画があるらしいが、そちらもまったく読んでないので… ワースト1。 ④your name 今まで読んだどんでん返しの中でいちばん短編!!3ページ!笑 でも簡潔に要点は掴んでいて面白かった。 これも長編でも読んでみたい。 ⑤飽くまで これも短めだが、狂気が感じられてとても面白かった。 飽き性の究極のような男が自分の妻に飽きて殺す。 その秘密を保持していることにも飽きて自首するとかやばすぎるけど、今までにない発想で面白かった。2位。 ⑥クレープまでは終わらせない あまり世界観の意味が分からなかった…。ワースト2。 ⑦恋澤姉妹 うーんまぁまぁ。恋澤姉妹という百人斬りの最強姉妹を追いながら、その人となりや、除夜子への思いを深めていく。 可哀想な境遇にあった姉妹だが、自分たち2人をそっとしておいてほしいというだけでちょっとでも知ろうとした人を抹殺するってのはやりすぎじゃ…。笑 結局主人公の芹もやられ、最後のページ開いたところにある1行も、おっ十角館か?と思わせる雰囲気だったが、そんな大したこと言ってなくて拍子抜けだった。笑 ⑧11文字の檻 さすが本のタイトル、大トリだけあってめちゃくちゃ面白かったし、続きが気になりすぎてサクサク読めた。 映画プラットフォームにも影響されてるとのことだが、あの映画も見て結構好きだったし、この手の監禁系のシチュエーションの話好きかも。 パスワードを当てるために毎日こつこつシステムのからくりを暴こうとするのが面白かった。 飛井が裏切ってなくてよかった…。 パスワードが分かっても1人で脱出するのではなく、1年かけて収容所の囚人ほぼ全員にパスワードを伝達してから同時に脱出するっていうのが胸熱。 縋田にも飛井にも幸せになってもらいたい。 1位。

    4
    投稿日: 2024.11.08
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    青崎有吾さんの短編集 ミステリーを求めて作品を読んだが、ミステリーだけではなく漫画のアンソロジー作品や、百合作品など様々な種類の短編が含まれていた一冊 求めているミステリーではなかった短編もあったが、短編なため軽く読むこともでき、ミステリー以外にも触れる事ができたのは良かったと思っている。 だがなんといっても最後の書き下ろし作品、「11文字の檻」はミステリー作品として非常に楽しめた。 ノーヒントの中から、ひらがな漢字を含む11文字のパスワード(何兆通り以上もある)を紙とペンだけで論理的に主人公が導いていく様は見ていて圧巻であり、非常に面白かった。 色々な作品があり楽しめたので、青崎有吾さんを知るきっかけにも是非読んでみて欲しい。

    1
    投稿日: 2024.11.07
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    地雷グリコが一作目で、とても面白かったのでこちらを読みましたが、私には合わなかったです。 最後の背景説明を読めばなるほどと思う部分もありましたが、最初はネタバレかもしれないそういう部分は読まないので、それを知らないで読むと、正直意味がわからないお話し、というのが多かったです。

    3
    投稿日: 2024.10.27
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    「恋澤姉妹」は名作百合として後世に残るだろう。 「your name 」が馬鹿っぽくて好き。たった3ページのミステリー。

    1
    投稿日: 2024.10.25
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    芥川賞·直木賞の候補作を読み進めていく所でしたが、「地雷グリコ」は年末のミステリランキングの発表後まで取っておくことにして、未読だったこちらを代わりに読みました。 ①実際の事件を下敷きにしながら、もう一つの事件を繋げるとはなかなか。 ②初出は綾辻行人トリビュートながら、中身は清涼院流水トリビュート感濃い目(④も)。 ③元ネタ未読なので、パスします。 ④ミステリ発想の瞬発力が試される短編。 ⑤これまた、油断してたら、あっという間に見失ってしまう短編。 ⑥姉妹の脳内キャストは、モー娘。OG及びスタッフから「極悪シスターズ」と渾名されている後藤真希と加護亜依。 ⑦いやはや、物凄いメインディッシュでした。お腹いっぱい愉しみました

    1
    投稿日: 2024.10.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短編集。まえがきに「巻末に簡単な各話解説をつけた」とあり、一話ごと読む前に解説を読んでから本編へ移動した。一冊としての纏まりはないが、肩の力を抜いて楽しむことができた。巨大ロボってちゃんと洗浄されてたんだーって、発想がすごい!

    1
    投稿日: 2024.09.18
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    青崎有吾さんの短編集でした。 表題作の書き下ろしも楽しめましたが、私は「恋澤姉妹」、「加速してゆく」が興味深く読めました。 青崎さんはどんなテイストの小説もいけるのだなと驚いております。

    3
    投稿日: 2024.09.17
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    ひぇぇ表題作の書き下ろしが好きすぎる!青崎さんは色んなものを書いて自分の持ち味を確立されたんだろうなと推測。大変面白く読ませて頂きました 青崎さんは新しい探偵を出したいかもしれないけど、ここでちょい出しした探偵も、以前の続編も書いて欲しい。もうずっと書いて100周年してください

    1
    投稿日: 2024.09.12
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    収録されている8編のバリエーションの豊富さからも改めて作者の多彩な才能を窺い知ることができる。特に「11文字の檻」と「恋澤姉妹」が好み。どちらも設定の鬼。あと、「前髪は空を向いている」とその解説を読んで、『わたモテ』を読んでみたくなった。

    0
    投稿日: 2024.08.05
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    8話の短編集。 全てジャンルの違う設定だが、真剣に読まないとオチがわからない。飽きっぽい私には一日一話のちょうど良い気分転換作品。 タイトルになっている『11文字の檻』を堪能し、著者はSF作家なのだと確信した。

    1
    投稿日: 2024.07.15
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    青崎さんの短編集 一編づつの長さも系統も違う 良い言い方をするとバラエティに富んだ 悪い言い方をすると統一感がない 作者の言うように屋根裏小屋のような一冊 個人的には 当たり外れ(好き嫌い)が多かった 「加速してゆく」は、以前どこかで読んでいました。 「your name」と「11文字の檻」は好きですが、 全体を通した感想は⭐︎3つ

    11
    投稿日: 2024.07.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短編集。タイトルになっている「11文字の檻」だけが飛び抜けて秀逸だった。11文字を当てないと出られない檻に閉じ込められた二人はあらゆる試行錯誤を経て正解へとたどり着く。この作品だけなら星5だった。

    1
    投稿日: 2024.06.21
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    超ショートありの短編集8話。どれも趣向が異なっていて面白かった。特に表題作のパズルのような脱出ミステリは凄かった。あとは「加速してゆく」が良かった。

    0
    投稿日: 2024.06.09
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    パッと開いたら字が詰まっている感じがして最初の印象から少し読みにくかったです。 なんとなく読み進めることが出来ず全8編中2編しか読めずに図書館に返却。 ただ、全く面白くない訳ではないのでまた気が向いたら読んでみようと思います。

    4
    投稿日: 2024.06.09
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    短編からショートショートを含む全8篇の作品集。 巻末に著者の各話解説が載っているので、 初めて青崎有吾氏の作品に触れる方でも 安心して読めると思う。とても親切! ※因みに自分もその一人。 もともとは描き下ろしの表題作 『11文字の檻』のタイトルに惹かれて 手に取ったが、 自分のお気に入りは 2篇目『噤ヶ森の硝子屋敷』、 5篇目『飽くまで』、 7篇目『恋澤姉妹』である。 独特な名前の探偵達と軽快なセリフ回しは、 自分も大好きな西尾維新作品を彷彿とさせた。

    1
    投稿日: 2024.06.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ――  書くことに囚われていると。  青崎有吾短編集成。  散らかっている、というのは著者自身の言葉だが、確かに一本筋の通った短編集というわけではない。コラボ作品や縛り有りの短編もあるので、これを読めば青崎有吾がわかる! というわけでもない。  けれど、めっちゃ面白かった。ほんとに、全部。  以下、特に気に入ったものを。 ・加速してゆく  このはじまりは意外。我々の世代だと強烈に映像が焼き付いている、JR福知山線脱線事故を題材にした、ノンフィクションを思わせる書き出し。こういうのも書くんだ、というのが率直な感想だったけれど、しっかりと読ませてくれた。  きちんとミステリであり、そして、心を掴むメッセージでもある。 ・飽くまで  あとがきにある、出来上がった経緯というかその発想が天才的で笑える…けれど内容はいかにもメフィスト。ダークでサイコで、これぞミステリアス。 ・恋澤姉妹  百合と侮るなかれ、というのが昨今の(もう終わったかな)ブームに対して常にあるのだけれど、概ねブーム、というのは巻き起こしたほんの幾つかの作品にしかその本質は無いというのが常ではある。特に今般の情報伝達の速さと雑さに乗っかってしまうと、何が流行ったのかわからない、なんていうのはよくあることで。  なのでそろそろ「百合〇〇」というラベリングも、中身をよく確かめないと危険である。  そのぶん今作は、お見事。こうでなくては、と感じる百合小説であり、名サスペンスである。 ・11文字の檻  圧巻。書くことなし。  考えて考えて、何も考えられなくなる。そのカタルシス。 「毒にだって薬にだってなりますよ。ならない話なんてないんです」  ☆4.1

    1
    投稿日: 2024.05.24
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    様々な作風の短編・ショートショートが収録された短編集。たった5ページですべてが覆る『your name』、特殊な館を舞台にした『噤ヶ森の硝子屋敷』、そして表題作『11文字の檻』が特に面白かった。表題作『11文字の檻』は収監施設からの脱出を目指すミステリ。脱出のためのパスワード当てに加えてパスワードを当てるまでの試行錯誤は読んでいて「そんな手もあるのか」と思わされた。

    10
    投稿日: 2024.05.24
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    最後に著者による各話解説があるので、それを読んでから本文を読むとわかりやすいかも。 ネタバレはされてないので。

    0
    投稿日: 2024.05.10
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    この本、良かった 青崎有吾さん良いです 題名がクレープまでは終わらせないなんて題名からロボット物とは想像できない 恋澤姉妹もよい your name短い 表紙のイラストは他の〜館の殺人シリーズの人で良いです

    0
    投稿日: 2024.04.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    個性がバラバラの短編集だったのであまり馴染めないものもあったけど、表題作の面白さに、そんな感想も全て吹き飛んだ。 ▪️11文字の檻 縋田が少しずつ、本当に少しずつ真実に近づいていく様子、飛田との友情(「俺はお前の味方だよ」)、ブザーまで18秒かかったと分かった時、DAY152の衝撃、DAY527の感動、そしてパスワードの自虐性。 今まで全く読んだことのない設定で、陳腐な言い回しだけど、本当に面白かった。 ▪️加速してゆく 次点。 当時、動機は違えど多鹿くんみたいに思った人は1人や2人では無かったのでは、と思ってしまった。

    5
    投稿日: 2024.04.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    個人的には『加速していく』と『11文字の檻』が好き。『恋澤姉妹』もキャラクター的に魅力がある(戯言に出てきそう)。 初めて知った作者さんでしたが、これから他の作品も読んでいきたい。 11文字の檻はいちばん面白かった。 イヤーな結末を迎えずに済んでホッとする。同室の裏切りとか、死とか。 壮大なスカッとジャ〇ン。 ああいう実験的な謎解き的なストーリーは先が気になってすごく面白い。 最後の一文も11文字だ。

    1
    投稿日: 2024.03.24
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    表題作の11文字の檻が特に良かった。何のヒントもなく政府に恒久的な利益をもたらす11文字の言葉を当てるという途方もないゲームに参加させられる。どう考えても無理だろうという状況で、一つひとつ推論を重ね、状況を観察し正解へとたどり着く。気が狂ってもおかしくない環境にいるのに、淡々と脱出に向け試行錯誤していく過程がいい。ただ脱出するだけでなく、一人でも多くの人を救おうとした主人公も素敵だった。

    1
    投稿日: 2024.03.18
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    表題作の「11文字の檻」は、圧巻でした。 ラストまで向かえた時は、激しく衝撃的で非常に面白い作品でしたね! 今月で青崎有吾先生の作品を7冊読めました。

    1
    投稿日: 2024.02.27
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    今の私の好みではない感じ。 ただ、色んなジャンルの作品が書ける多才な人だと思う。 「加速していく」「your name」は面白かった。 色んな人のオモチャを1箇所にまとめたような良い意味での雑多な本。 あるいは、一粒で何度もおいし飴ちゃん?納豆味あったりするかも。

    0
    投稿日: 2024.02.23
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    短編集。巻末に各短篇の著者解説があり、読むと一層楽しめる。 少し変わった世界観を自然に描くのが上手だなと感じました。特に以下がおもしろかった。 ・恋澤姉妹 ・11文字の檻

    0
    投稿日: 2024.02.20
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    帯にもあるように「なんと、『体育館の殺人』の衝撃から10年!」とは、わたしも年を取るはずだ。それにしても表題作の「11文字の檻」はディストピアもといSFだよなぁ。「恋澤姉妹」も衝撃の一言。

    0
    投稿日: 2024.02.17
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    短編集。面白かった。 他の本に収録されていて読んだことがある話もあったがもう一度読んでもいい。 最後の話が印象に残った。特殊な環境で試行錯誤していくのが面白い。結末もよかった。

    4
    投稿日: 2024.02.09
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    長さもジャンルも違う8つの短編集 「11文字の檻」は評判通りの面白さ 私はJR福知山線脱線事故を題材とした「加速してゆく」と、あるモノの清掃バイトをする「クレープまでは終わらせない」が好み! 「your name」や「飽くまで」もよかった 巻末に作者の各話解説付き!

    4
    投稿日: 2024.01.31
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    楽しみにしてた割に既読短編が多かった。 表題作の11文字の檻は面白かった。ほかはそこそこ〜いまいち程度。 前髪は空を向いているがここに入ってる意味がわからなく てずっとつまんないな〜と思いながら読んでた。あとがきで作者の好きなアニメの二次創作と知って納得。短編の最初に書いといてくれたら読み飛ばしたのに、ミステリかもと思って読み進めたから損した気分。

    1
    投稿日: 2024.01.30
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    幅広いジャンルの短編小説群。 わたし好みは 巻頭の「加速してゆく」。 福知山脱線事故を題材としたフィクションノンフィクションを織りまぜた作品。 表題作「11文字の檻」。 独裁政府に反抗し投獄された『犯罪者』たちが「11字のワード」を解き明かし出所を目指す謎解き?小説。 の、2作でした。 短編なので好きなのから読めるのが良かったです。

    18
    投稿日: 2024.01.17
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    初読み青崎有吾さん 24/1/10『加速してゆく』★★★ 当時の報道を思い出しながら読んだ ドキュメンタリー風で、実際にこんなことがあったかも、と思わせる 読みやすい文体だけど、テーマが実際の事件で辛かった

    0
    投稿日: 2024.01.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    新年1冊目。 色んな所で絶賛されていた『恋澤姉妹』目当てで読み始めた短編集。 それぞれの作品に繋がりはなく、色んな雰囲気が楽しめました。 ①意外に硬派な雰囲気で好き。一部にだけウケる系はシラケることが多いけど、コレはド真ん中過ぎた。 ⑥短くてそこまで説明されないけど世界観の雰囲気が好き。タイトルも素敵。 ⑦噂通り良かった!読者漏れなく〈観測者〉になる事請け合い。邪魔したくない。でももっと読みたい! ⑧圧倒的に不利なゲームを少しずつ攻略して行くのがめちゃくちゃ面白かった。それだけじゃなく同室の相棒とのやり取りも良い。

    1
    投稿日: 2024.01.04
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    バラエティ豊かで読み応え有りの短編集 加速していく、クレープまでは終わらせない、が特にお気に入りです 恋澤姉妹は怖いほどのキレ味の作品だと思いました 作家様の解説を拝読してから読みました。とても良かったです

    0
    投稿日: 2023.12.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    表題作読みたさに手にしたが、実際表題作だけ読めれば十分だった。オチのワード自体は拍子抜けだが、そこに至るまでの過程が面白かったのでそれでよし。表題作が☆4、全体で☆3といった感じ。ことに「恋澤姉妹」あたりはまったく趣味に合わなかった。

    0
    投稿日: 2023.11.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ノンシリーズ短編集。どれも面白かったし、青崎有吾という作家の引き出しの多彩さを見せてくれているようで最高だった。 「こんなのも書くんだ!」の連続。 『加速していく』 福知山線の事故に偶然出くわした報道写真家。その時一緒にいた高校生の振る舞いの不思議さからある謎を解く。 初っ端からガツンとやられて、この短編集すごいぞ、青崎有吾はこんなのも書くのか!と読後ゾクゾクした。あの事故のことは知っているから、これを題材にミステリ?という気がしたんだけど、こう落着させるのかという驚きがあった。 『噤ヶ森の硝子屋敷』 打って変わって壁から床から全てガラス造りの変わった屋敷での「視線の密室」殺人もの。本格好きの読者がニヤニヤするようなシチュエーションの不可能犯罪! これは私の知ってる青崎有吾って感じだった。楽しい! 『前髪は空を向いている』 視点人物からあだ名だか本名だかわからない、関係性もわからない、男女もどうもわからない名前が滔々と並べ立てられて、なんか不親切だな?変だな?と思ったら、人気コミックの二次創作と解説にあってびっくり仰天。小説って自由だな! わからないなと思って読み始めたけど、あ、これは、作者の萌えがよくわかるやつ!とどこかでストンと腑に落ちた。円居挽の影響力すごすぎ。 『your name』 どんでん返し。タイトルを英語にした理由、コミックの二次創作を収録するのにそっちはそんなことを考えるの?!というのでちょっと笑ってしまった。権利関係をはっきりさせておくのは大事なんだろうけども。 『飽くまで』 これも好き。安部公房とかの不条理文学っぽさもあると思った。いいな。 『クレープまでは終わらせない』 女子高生2人とか書かせると本当すごい笑 SFっぽい雰囲気で楽しかった。 『恋澤姉妹』 最近のミステリ作家、百合好きな人が結構いる印象はあって、ちょこちょこ読む。でも、なんか作者の欲望って言ったらなんだけど、なんとも言えない生臭さを男性作家の作品からは感じることがあって、その点青崎有吾は「関係性に萌えている」というのがハッキリ伝わってくるというか、端的に言って気持ち悪くない。さっぱりしてる。まあ殺し合ってるんだけど、でもこういう関係性、オタクは好きよね。私も好き。 『11文字の檻』 これはすごい。最高。ジャンルとしては暗号ものなのかもしれないけど、結構複雑なことをやっていてついてけなくなるかもと思いきやグイグイ読ませる。この内容をこのリーダビリティってすごい。 『しらみつぶしの時計』の影響と言われれば、確かにそうなんだなぁと思ったけど、読んでる間はそんなこと何にも考えずにただ委ねていた。

    2
    投稿日: 2023.11.06
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    8編からなる短編集。誰が読んでも好きな作品に出会える様なミステリーに囚われず趣向を凝らしていて面白い。11文字の檻は、今迄に読んだ事がない斬新な気がした。

    2
    投稿日: 2023.11.01
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    多彩な品揃。表題作が秀逸。 11文字の檻:監獄脱出のパスワードを当てる。正解同居人の裏切り?で混乱。監禁生活の果て,胸のすく開放感。 噤ケ森硝子屋敷:ミステリー クレープまでは:地球裏側滅亡

    17
    投稿日: 2023.10.17
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    ジャンルも異なる短編が複数あり、いろんな楽しみ方が できる一冊です。 加速してゆく、11文字の檻の2作が特に印象に残る。 11文字の檻の単体評価なら星5。

    11
    投稿日: 2023.10.14
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    表題作は本当に面白い。舞台が映画CUBEっぽいなと思ったけど、CUBEが数学の天才が謎を解くのに対して、こちらは文学の専門家(天才ではない)2人が力を合わせて謎解きに向かうのが胸熱でした。 表題作のインパクトが強いので、収録順のとおり最後に読むのをオススメします。

    2
    投稿日: 2023.10.12
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    テーマなく集められた短編集なので、色んな話があって面白いんだけど、好みが分かれるかも。タイトルの11文字の監は面白いけど、ストーリーの起伏からするとちょっと長かったかも。

    0
    投稿日: 2023.10.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    青崎有吾のデビュー10周年記念作品集。 「加速してゆく」を読んでまず驚いた。変わった名前の変わった探偵が出てくる話を書く人、という印象だったが、こんな社会派ミステリーも書くなんて! 「私の前髪は空を向いている」は朝井リョウを彷彿とさせるような青春群像劇! 青崎有吾の引き出しの多さに感服した。 なかでも、表題作の「11文字の檻」は論理的で、地道ながらもスリリングな展開でとても面白かった。しかしあのヒントがあっても間違えた人はたくさんいたのは?私もちょっとうろ覚え。 読み終わった後に表紙を見たら、それぞれの話のキーワードになるようなアイテムが描かれていることに気づいた。「恋澤姉妹」だけわからなかった。 青崎有吾、もっと色々読んでみたい!

    0
    投稿日: 2023.10.05
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    全8編の短編集。 表題作は評判の通り面白かった。 読みやすく、よく考えられているな〜というのが正直な感想。 短編集でジャンルはかなりバラバラな印象。 your name の短さは一番驚いた。

    41
    投稿日: 2023.09.12
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    ジャンルごった煮短編集。表題作の11文字の檻のあらすじに惹かれて購入。表題作面白すぎてひっくり返った。最近の読書の中でオールタイムベスト。読後感もいい。あとは「加速していく」と「恋澤姉妹」が好き。

    1
    投稿日: 2023.09.10
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     レーベル&著者を信頼して何も考えずに購入したため、普通に裏染シリーズと思っていたら違った。  様々なアンソロジーやら何やらに寄せた作品を一冊に集め、書き下ろしを加えた作品集だった。  その中にも、裏染モノは含まれていない。  かわりに奇天烈な名前の探偵達が活躍する世界のシリーズが披露され今後の展開が期待される。  テーマ縛りのアンソロジーなどへの収録を前提に書かれたモノなので、その縛りを把握した方がより面白いわけで、巻末に一通りその手の解説もついている。  ミステリ以外の作品もあるが、どれも論理が素敵。

    1
    投稿日: 2023.08.31
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    青崎有吾さんの作品は初めて読みましたが、ミステリはもちろん、SSから百合まで描くその引き出しの多さと圧倒的な読みやすさに驚きました!話題になったのもうなづけます。 印象的だったのは「加速してゆく」と「11文字の檻」の2作品。特に11文字の檻は世にも奇妙な物語のような、不気味さを感じさせるミステリ作品として最後まで引き込まれました。

    4
    投稿日: 2023.08.28
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    8編からなる短編集 私は「恋澤姉妹」と表題の「11文字の檻」が好みでした。 驚愕のドンデン返し!には感じなかったけれど、やっぱり最後は流石の結末を用意してくれていました。

    7
    投稿日: 2023.08.27
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    見事、表題作にやられた。 パスワードを当てるための試行錯誤も面白かったけど、やっぱりラストが圧巻。 予想外の展開に頭が一瞬混乱したほど。 『加速してゆく』の題材となった事故は本当に身近な出来事で、読みながら何とも言えない気持ちになった。 でも、ストーリーはとても良かったな。

    0
    投稿日: 2023.08.25
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    「加速してゆく」 写真嫌いな少年。 嫌だと思っても誰かが記録に残さなければ、後世に残し伝えることが出来ないもんな。 「噤ヶ森の硝子屋敷」 隠滅された証拠。 いくら最後に火をつけられたからといって、燃えにくい材質だと違和感が残るのでは。 「前髪は空は向いている」 知らなかった事。 誰かから教えてもらわない限り、奇妙な建物を見てホテルという答えにならないかも。 「your name」 言葉を書き記す。 登録をしていた事すら忘れていたのだろうが、日々の言葉は残ってしまうものだよな。 「飽くまで」 あーあが楽しい。 ここまでくると病気なのではと疑ってしまうが、ただの癖である可能性もあるだろな。 「クレープまでは終わらせない」 アルバイト中に。 高さに慣れてしまい感覚が麻痺しているのか、絶対に落とされない自信があるのかも。 「恋澤姉妹」 誰にも殺せない。 連携プレイも勿論凄いが、個々の力を活かす闘い方をしているからこそ無敵なんだろ。 「11文字の檻」 答えに気付くと。 面倒なうえ時間のかかる事ではあるが、実験を重ねたからこそ辿り着けたのだろうな。

    0
    投稿日: 2023.08.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    全8編の短編集。本格推理を含めた毛色の違う話が楽しめる。「加速してゆく」と「11文字の檻」が特に読み応えがあった。本人解説にあるように一部作品の探偵役再登場があれば是非読んでみたい。

    0
    投稿日: 2023.07.23
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    個人的にはどれもハズレなかった 特に「噤ヶ森の硝子屋敷」と表題作が面白い 同作者の長編も読んでみようと思いました

    0
    投稿日: 2023.07.20
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    23/07/17読了。 恋澤姉妹目当てに手に取った。これはもちろんよかったけれど、11文字の檻のカタルシスが個人的には好み。他もどれもよくて、おすすめ短編集。

    0
    投稿日: 2023.07.16
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    ノンシリーズ短編集。 刑務所から解放されるためのパスワードの解明に知力を尽くしてゆく表題作がベストだが、SF、百合、ショートショートなど様々な作品が楽しめる。

    0
    投稿日: 2023.07.14
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    「加速してゆく」 「噤ケ森の硝子屋敷」 「前髪は空を向いている」 「your name」 「飽くまで」 「クレープまでは終わらせない」 「恋澤姉妹」 「11文字の檻」 ショートショートを含む8話収録の短編集。 1話目の『加速してゆく』は、2005年4月25日に実際に起きたJR福知山線脱線事故をモチーフにしたミステリー。 事故に関するデータなど、事実に基づいて描かれている。 物語の鍵を握るのは一人の少年。 想像の斜め上をいく真相、発想の飛ばし方に驚くしかない。 他、現代ものからSFまで、様々な趣向が凝らされたバラエティ豊かな作品集。

    0
    投稿日: 2023.07.10
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    ノンシリーズ短編集。特に表題作は上半期に読んだなかでもベストだった。SFとミステリのおもしろさがつまった傑作だと思う。普段は推理小説しか読まないのだが、設定とキャラクターの魅力にあふれる恋澤姉妹も素晴らしかった。

    2
    投稿日: 2023.07.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初青崎友吾。冒頭に作者自身から「この本は洗練された短編集ではない」的な言い訳…もとい説明があって、そういうスタートは読みづらいなぁ、と思いつつ読み進めたが。 いや、確かに粒をそろえた洗練さはないものの、1つ1つの作品それぞれに独特のうま味があって、想像以上に面白い。良質な豚肉のロース、バラ、カタ等の端部分が詰まったコマという感じ(これエエ例えなんだろうか?) 表題作含む後半2作と福知山線事故を扱った冒頭作が印象に残るが、ミステリー?と思わせる「クレープまでは終わらせない」やショートショートの「Your Name」「飽くまで」も良い。百合リスペクトも良いし、コミック2次創作も原典知らんのに良い。 青崎友吾、エエ作家をまた見つけてしまった。追いかけリストに追加である

    1
    投稿日: 2023.07.02
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    やっぱり好きな作家さん。 こんなに幅の広い短編集、しかも著者の解説付きが読めるなんて、贅沢な一冊です。 2023年、20冊目。

    2
    投稿日: 2023.06.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2023/06/12 読了。 図書館から。 「加速してゆく」 平成ストライクの評判で聞いていて、同じ時期に生きていたので、大きい事故だったし目に浮かぶものがある。 そこにうまくミステリが絡んでいてさすがでした。 「飽くまで」 そうくるかー。 好き。 「恋澤姉妹」 百合分類らしいですが、全然読める。 恋澤姉妹が曖昧なようでいて強烈なキャラクターなのに外側から僅かばかし覗ける分すら分からなすぎて。 恋澤姉妹からの話を見てみたいけれど、 殺されてしまいますねー。 「11文字の檻」 面白かった。謎解き。 映像で見てみたいー。

    1
    投稿日: 2023.06.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    青崎有吾先生の短編集。 それぞれに登場人物は異なり、背景も違う。あるときは実際の事件を元にしたミステリー、あるときはSF、あるときは公式二次創作と幅広いジャンルがこの中に展開されており、飽きせずに読むことができた。 特に面白かったのが最初の『加速してゆく』という作品である。福知山線脱線事故という実際に起きた事故を元にミステリーを展開させていくという所が面白く、さらには主人公の植戸という名字とその当時に放送されていたドラマとを上手く絡ませて少年の秘密を暗にほのめかしている所も上手いなぁと思いました。 青崎さんの作品はまだ読めていない作品も多いのでこれからも読んでいきたいです。

    41
    投稿日: 2023.05.28
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    色々なジャンルの短編集です。 表題作が気になって買いましたがどの話も面白かったです。 「加速してゆく」「恋澤姉妹」「11文字の檻」が特に好きでした。 この作者さんの長編ものも読んでみたいです。

    0
    投稿日: 2023.05.24