
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
7年も愛する人と会えない中で、想い続けられるだろうか 上巻から続いていた危機的状況は、現実化し最悪な流れの展開で始まった下巻だったけど、ラストは胸熱でした。風の神様に愛を誓うって素敵。 上手くいきすぎ、リアリティがない こんな声もあるとは思う作品だったけど、リアリティ云々より純愛を感じさせてくれた素敵な作品でした
0投稿日: 2026.02.10
powered by ブクログ上で「理想を語ってる」って言って酷評したが、下は2人の間の愛だけに集中して感情移入できたのでまあまあ良かった。なんで彼氏がいる状態でこの本はスタートしてしまったのだろうか、それだけほんとに気に食わなくて申し訳ない。あとやっぱりところどころ綺麗すぎるやろ!っていう描写に腹たっちゃった。理想ではなくて、もっと現実的な人間の話を読みたかった。
1投稿日: 2026.01.06
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ラストの誓いのシーンは胸が熱くなった。こんなにも誰かを好きになれる人生ってそうないんじゃないかなと思った
0投稿日: 2025.12.26
powered by ブクログこれほど一途に想い続けれる人に出会ったことが奇跡 運命の人はどれだけ寄り道しても必ずいつか一緒になる
0投稿日: 2025.12.09
powered by ブクログ同性愛の物語ではない 愛していてもセックスは無いよりも やっぱりあった方が絆は深まるのかな ならば性愛の物語? …いやもう純愛、でよくないか
0投稿日: 2025.12.01
powered by ブクログこれまでのアイデンティティを打ち破るほど心震え特別な愛を感じる相手との出会い。異性/同性を超えた唯一無二の存在との関係性が描かれる。しかしその賞賛や感動はそもそも自らの偏見ゆえではないか、と釘を刺してくださる水上文さんの解説がまた鋭い気付きに。
0投稿日: 2025.11.14
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▼メモ ・逢衣(あい)、彩香(さいか) ・私は完璧じゃない。だから他人にいくら笑われてもしょうがない。でも自分だけは自分を笑っちゃいけない。私の頑張りを一番近くで見ているのは私だから。 ・どんな退屈な毎日の連続でも、同じ場所には留まってはいられない。絶えず時間を移動し肉体を衰えさせて確実に死に近づいていく。骨や肺や塵になる、それまでの短いひととき、なんで自分を、もしくは誰かを、むげに攻撃する必要があるだろうか。同じ時代を生きているだけでも奇跡のような巡り合わせの周りの人たちを。
1投稿日: 2025.10.21
powered by ブクログぐんぐん加速していった下巻。一目会うことさえ叶わなかった7年をはさんで、二人が一度クロスし、そして再び一本のラインとして交わりあっていく様子が、鮮やかに描かれていた。一方がむかし言っていたことをもう一方がずっと覚えていたり、現在と過去がシンクロしたりと、このふたりの長い年月を読者としてずっと追ってきた喜びが感じられた。 一度固く閉ざされてしまった彩夏の心がほぐされていった直接的なきっかけや、逢衣と両親のその後など、はっきりとは書かれていない。納得いかない読者もいるだろうが、現実って実際はこんなものだろうなと、むしろ自然に思われた。なにもすべてにおいて、はっきりした出来事をきっかけに心が動いていくのではない。ひかれあってしまうものはどうしてもそうなるというような、傍から見れば曖昧な、でも当人にとっては必然的な、自然な成り行きというものはたしかにある。 逢衣と彩夏が交わるシーンが全編を通して複数回、濃密に描かれるが、そのどれもがまったく同じでないことがすごいと思った。そこには二人の関係性における微妙な変化が、これ以上ないほどこまやかに映し出されている。私自身にはそんな経験が(たまたま)ないからなのかもしれないが、先入観にとらわれることなく、愛する人の身体をひとつずつ知っていく幸福をリアルに感じることができた。 同性愛に対する世間の風当たりがやや極端で画一的なのはちょっとひっかかった。とはいえ、本作の初出から7年が経っても、いまだに日本のトップに立つ政治家でさえ同性婚反対を声高に叫んでいる。これが現実かと思うと、逢衣と彩夏がたどり着いたラストの意味をあらためて考えさせられる。
0投稿日: 2025.10.16
powered by ブクログ7年もの時間が過ぎたのに、お互い結局ずっと想い合っていたところが本当に運命の2人って感じで憧れた。病気になって弱ってしまった彩夏を強引に引き取って看病していく中で徐々に2人の仲が以前と同じように深まっていくところがすごく良かった。
2投稿日: 2025.08.17
powered by ブクログ愛の物語、たまたま女同士なだけで…な話 愛し合う幸せ、好きな人と身体を重ねる幸せ、理解されがたいがゆえに乗り越えなければならない苦しみ、愛に生きる人生が詰まってた 表現が艶めかしくて、刺激が強くて、ドキドキしながら一気に読んでしまった
1投稿日: 2025.08.04
powered by ブクログお互いの恋愛がすんなり受け入れてもらえない社会(人間関係)で在り続ける方法を模索し、全員に受け入れて貰えなくてもそのままで居ようと決意。 タイトル通りの恋愛を紆余曲折ありながら体現した。 世間にはありのままで居られなくても、自分自身はありのままでいる選択をし続けていて、真っ直ぐで気持ちいい。
0投稿日: 2025.06.06
powered by ブクログ最後まで一気に読み切り、解説を読んで、同じことを考えてくれていた人がいて安心した。 これは同性愛の物語ではない、という書評が多かったのは自分も認識している。でも、実際物語の登場人物たちが窮する立場に置かれているのは当人同士が同性同士だからに他ならない。ふたりが同性愛者かどうかと、社会の中で同性同士のカップルであることは、全く別の次元の話ということに気づいている人はまだ少ないのだと感じた。 同性愛の物語ではない、愛の物語なのだと語ってしまうことが、むしろ問題を矮小化してしまう。漂白されてしまう。愛の物語であることは否定しないし、ふたりにとってただ世の中で唯一の関係性なのはその通りだと思う。でも、第三者が困りごとを矮小化することは、その関係性を差別していることに他ならないと思う。
0投稿日: 2025.04.13
powered by ブクログ女性の同性恋愛小説。 題材は別に興味をそそられるわけではなく、むしろ苦手な部類。 しかし、読み進めいていく、引き込まれる。 性描写がある題材は、「キレイ」だと受け取れるか、「ちょっと気持ち悪い」と受け取れるかで、その作家さんの次の作品を読むかどうかを判断する。 人気の作家さんでも、自分に合わない性描写は、次の作品を読むことは無い。 綿矢さんの描写は「キレイ」と思える。 途中、バッドエンドになるのではと思いながら読んでいたが、素晴らしい終わり方。 惹かれ合うのに、性別は関係ない。 自分にも子供がいる。親の葛藤もわかる。 でも、本人達の気持ちに偽りがなければ、背中を押せる存在になりたい。
0投稿日: 2025.02.20
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哀しいエンドを想像していたけれど、この上なくHAPPYエンドでした。 プロポーズってこんなに嬉しいものなのだな、添い遂げてほしいなと心から思います。 この話を読んで時間も立つけど、胸の中にすぐには消えない柔らかな温かさを刻んでくれました。 素敵なストーリーでした。
2投稿日: 2025.01.07
powered by ブクログ2人がお互いのことを考えるあまり、どんどんすれ違っていく様子は読んでてもどかしいものがあった。これだけすれ違えるのもすごいな〜と思いつつ、さすがドーベルマンだなって(笑) ひとはどうやっても生きられるし、なんなら何回でもやり直せる。大切にしたいひとに寄り添えるような生き方を選べたらいいな。
0投稿日: 2024.12.28
powered by ブクログ衝撃的な下巻の幕開けから、怒涛の。 単なる百合に落とさず、かと言って最近ありがちな多様性を強く説くようなものではなく、だからこそかリアルな当事者の心境が感じられた。 絡みのシーンでは、興奮してしまうほどの描写であったが、官能だけにとどまらない、心境の描写があった。
1投稿日: 2024.12.21
powered by ブクログこの時代に出会えたことですら奇跡なのに、どうして人を傷つける必要があるのだろうか!そうだ!あたしの今ほしい言葉はこれだった 読み始めはXで流れてきて何となくだったけれど本当に読んでよかった
2投稿日: 2024.12.12
powered by ブクログ運命の赤い糸が離れてもつれ絡み合う__思わぬ試練が襲い、切ない決断をくだした2人の行く末は。 綿矢さんに愛することの喜び辛さをこれでもか!というぐらい見せつけられた...(深い余韻)
6投稿日: 2024.12.08
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一気に読んでしまった。とても良かった。 どうしようもないくらい好きになった人が同性だったら。彩夏のような芸能人はまた違った苦労が多いのかもしれないが、逢衣が直面した家族や職場へのカミングアウトの問題はリアルだった。最後の方で逢衣の両親が彩夏のことを認められないながらも、逢衣を愛する気持ちは変わらず、受け入れようと努力している描写は涙ぐましかった。 とにかく2人が一緒に生きていく道を選べて良かった。
1投稿日: 2024.10.06
powered by ブクログ異性愛だったら用意されている道が二人には無くて真っ新に近い状態から自分達の生き方を選択していく姿が眩しかった。でも同性愛者は自由だよねという物語でも同性愛は困難だから綺麗だよねという話でもなくて。一人の女性と一人の女性が裸の心のまま打つかったり撫でたり抱き締めたりするような関係が読んでいて幸福だった。彩夏の介護をする逢衣は別人のように頼もしくて一人の時間を二人の未来のために使ったのだと分かる。私も心を強くしたい。
1投稿日: 2024.08.22
powered by ブクログ途中悲しくなって涙目になったりもしたけど、2人が幸せそうでよかった…よかったよ… すごく純愛だった。二人共お互いをすごく大切に思っていて、すごく応援したくなってしまう。 女同士という壁がいろんなところで立ちふさがってきて、解決すべきことはまだあるのかもしれないけど、穏やかに二人が過ごせたら良いなと思えた。
1投稿日: 2024.08.09
powered by ブクログ1時間ぐらいで読んだ。けっこう介護、ケアの部分がフォーカスされていたのが意外だったけども、最も現実的な話題でもあるよなぁとも思った。逢衣の心象風景なのか詩的な文章が紡がれた段落が挟まったりして、上巻と比べてだいぶ印象が変わった気がする。性描写も丁寧、というかシチュエーションにあまり「できすぎ感」がなくて良い。適度にエロかった。 全体的に下巻の方が地に足ついた印象。実際、親とか友達とか同僚とか元恋人の反応とかそのテンションはこんな感じなんだろうかなあと想像できるくらい自然だった。上巻冒頭での彩夏→逢衣のアタックが、下巻では矢印の向きが反対になった関係(直接のセリフ引用もあった)になっていたのも、会えないブランクが生んだ変化をひしひしと感じさせ、逢衣に近い目線を持つ三人称語りに乗っかった私は、七、八年の時の流れや変化を感慨深く思ったりしながらページを繰った。
1投稿日: 2024.07.26
powered by ブクログ2人の愛がもう一度一から確立されていった。 これが確かな愛だと2人もそして読者もわかったとき そこに社会に祝福されないという壁が立ちはだかりこれがマイノリティとして生きることの 生きづらさなのだと心が痛んだ。 特に親が変わらぬ愛で理解しようとは してくれつつも拒絶を示す点や 最後に2人で愛を誓い合う際にも いわゆるフツーの結婚式をいう形をとれず 社会を超えたところで2人だけが納得する形で 行わざるを得ないということに 心を痛めた。 同性愛についてあまり関心はなかったけど この作品のおかげでもっと 寛容な社会が築かれていく必要性を感じる ことができた。
2投稿日: 2024.06.21
powered by ブクログ再開してからの逢衣の覚悟と動き方がとても好き。嘘に対しての2人の感じ方が、都度変わっていくのもすごく感情移入できて良かった。
10投稿日: 2024.03.27
powered by ブクログすごい良かった 余計な部分を感じなかったのに 描写は細かく書かれているから2人を空中から見ているような感覚で読めた その場の空気感までリアルに伝わってくる 実写化して欲しい 最後地元が出てきてびっくりした 聖地巡礼します
1投稿日: 2024.03.11
powered by ブクログとてもよかった。 上巻は他人の人生を傍観してる感じで、人ごと感があったが、下巻からはなんだか応援している自分がいて、不思議と世界に引き込まれていく作品だった。 下巻はつらい場面が続く。 やっと再開できたねラブラブラブ、とはならないところが現実を突きつけられた感じがしてよかった。 かなり後半は営みの描写が描かれていて、でもいやらしいというより、お互いの想いを確かめ合うこれ以上のない会話のようで、「人」と「人」が愛し合うということは、その事実だけが大切で、その他は不要なもののように思えた。 「人」が「人」を愛することはとても素晴らしい奇跡だと改めて思った。
1投稿日: 2024.02.01
powered by ブクログ上巻の(官能小説のような)俗っぽさが抜けて、恋愛文学作品としてとても楽しめました。 逢衣と彩夏のもつそれぞれの自我(愛)はなかなか相寄らない振り子のように、でもときにリズムを合わせて仲良く時を刻むように、、 2人の織りなす独特のリズム感がそのまま物語の抑揚として胸を躍らせてきました。 対外的にも内面的にも、苦しみながら、真実の愛を築き上げていく姿が美しくて微笑ましくて、 最後どういう結末なのかなぁとハラハラしながらも内心は安心感もあったり。 心が洗われる作品でした。
2投稿日: 2024.01.06
powered by ブクログ再会シーンはめちゃ泣いた。 最初から最後まで何もかも良かった。 幸せそうな2人がみれて良かった( ; ; )
1投稿日: 2023.12.01
powered by ブクログ上巻ラストでスキャンダルとして扱われた二人の恋。普通なら許されぬ恋として展開し、お互いに別れていくのだが、その後の二人はそうはならなかった。彩夏がリードした上巻と対比するように、逢衣が失意の彼女に献身的に尽くし、お互いをかけがえのない存在として再認識していく。どんな恋人たちでも生の自分を愛し愛されて幸せになってほしい。そんな強い思いが込められているように感じた。 逢衣と彩夏には本当の意味で、Happy Together であってほしい。
1投稿日: 2023.08.08
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わたしにとって綿矢りさは合う合わないが極端に分かれる作家なのだけどこれは合わない方の綿矢りさだった。 物語の展開はシンプルというか何かのテンプレートか?と思うくらいにお決まりのものばかりで、まあ、あるよねこういう物語…という感想。劇的な恋の落ち方、彼氏との別れと反発、同居、見え見えな感じで入ってくる邪魔、そこからの別れ、からの復縁、などなど… ただ、逢衣のモノローグはとても鮮やかで、綿矢りさの力はここに表れているのだなと感じた。抑えめながらも情緒的で情熱的。すばらしいと思う。 そして彩夏が逢衣の存在を周囲に明かさないと選ぶこと、逢衣の家族の反応など、読者に夢を見させない展開も綿矢りさの意図するところなのだろうなと思うと同時に切なくもあるのだった。 物語はハッピーエンドで終わるけど、この物語がいつか時代遅れの古臭いものになってくれればいいなと思う。
3投稿日: 2023.07.23
powered by ブクログ同性愛の話かなと思って購入しましたが良い意味で裏切られました。 逢衣と彩夏の純愛の物語。 作者の美しい文章の表現力に読んでいて心を奪われました。 男とか女とか関係なく、 逢衣だから好きになった。 彩夏だから好きになった。 人を愛せることって素敵ですね。 そう思える作品です。
2投稿日: 2023.07.22
powered by ブクログ一昔前に比べたら、多様性が叫ばれるようになって、ずいぶん生きやすい時代にはなったけれど、 好きになった相手が同じ性別だから、家族になることを諦めざるを得ない状況、なんとかならないか。 場合によっては未だに同調圧力が凄まじいことも多く、マイノリティは蔑ろにされがち。 ただ、心の性を偽るのはいかがなものかと思う。 心の性がどうであれ、性別でトイレや更衣室の使い分けることには特に何の思い入れもないし、それをありがたく享受しているわけでもない。それらに対して強い拘りを持っている時点で…とは思う。 いくら心の性が女性だからって、男の外見をした人が入ってくるのはこわいし、同性ならそれがわかるはずなんだけどなあ… 自分がマイノリティだと公言するのは、まだ少し憚られるような気がする。 いろんな人が胸を張って、それぞれの人生を生きられる時代が来ることをただただ願うばかり。
2投稿日: 2023.05.28
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かわいそうだね?を読んでみて、同じ作家の他の本も読んでみたくなり手に取った本。 同性愛についての話で結構読んでいて辛くなることも多かったけど、想定よりは世間から貶められることなく(本人たちはかなり傷付いてはいたけど)幸せな結末を迎えられてよかった。 彩夏は頭の中では今田美桜のイメージ。 人生の短いひととき、なんで自分を、もしくは誰かを、むげに攻撃する必要があるだろうか。同じ時代を生きているだけでも奇跡のような巡り合わせの周りの人を。 がほんとそのとおりだなと。
2投稿日: 2023.05.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
社会の様々な障壁を乗り越えられずとも、二人の中で納得できる結末を迎えられて安心した。最後まで描写が美しく読み終わったあとの余韻が長く続く作品。
3投稿日: 2023.02.13
powered by ブクログ上巻と併せて。 面白かった 自分の愛を貫きながらそれぞれ生きる2人がかっこよくて 周りの人に受け入れられない場面はすごく胸が苦しかった
0投稿日: 2023.01.18
powered by ブクログなんだかんだで最後まで読んでみたけど、いまいち現実感がないのか、どこか冷めた目で見てしまう自分がいた。別に女性同士の恋愛モノが悪いというわけではなく、芸能人が相手っていうところなのかなぁ。綿谷りささん芸能人が出てくるお話はたくさん書いていて嫌いじゃないのにこれはちょっとなぁだった。
1投稿日: 2022.12.18
powered by ブクログ少し苦手だと思いつつ読んだ上巻。下巻はどうかと思ったが思いのほか、面白かった。 最後の解説を読み、気が付いたことがある。この作品は、当初同性愛の物語ではないと称賛されたという。なるほど、何度も感じていたこれは同性愛の話か?という感想を世間には称賛されていたのかと。そう考えると、私は「同性愛の物語」に何かを期待していたのかもしれない。 この作品は、生のみになれない読者にこそ、それを突きつけている。という最後の解説の言葉に納得。 綿矢りさは生のみ生のままを描いていた。これは女性達の生のみ生のままの物語。 私は、同性愛の話に勝手な想像をしていたのだなぁと感じた。
4投稿日: 2022.12.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
p131 なんかさ、上手く言えないけど、"その身体が何をして来たか"が分かるのってすごいセクシーじゃない? p132 彼女の話で思い出したのは、私たちが離ればなれになる前に、彼女が自分に傷痕を、一生消えない傷をつけてほしいと懇願したことだった。 p252 なんでもいいから自分たちの愛の証を刻みつけて、見えないものから見えるものへ変化させ、そんな儚いやり方で永遠を見つけていこうと必死なのだ。 p253 私たちを見守る風が、空が、海が、永遠の証人となった。
2投稿日: 2022.11.23
powered by ブクログ続きが気になって2冊とも購入後即読了。最高だった。同性愛について描かれているけれどなぜかそこら辺にある恋愛と同じで尊くて切なくて。両思いって奇跡だと思うから何だか2人が羨ましくなったり、私もこんな恋愛してみたいなと感じました。綿矢さんのつかう言葉が綺麗でとても読みやすい作品でした。
1投稿日: 2022.10.10
powered by ブクログ綿谷りささんは、わたしに一気読みをさせる天才なんだ。あらためてまずそこを実感。 同性愛とはつまり同じ性をもつ人間同士の繋がりなのであって、ことばや思想はさまざま行き交っているけど、 頭のうえを行き交っているだけで、 嫌悪感だったり理解し難いで片付けてしまったり、 わたしはまさしくその側の人間だった。 つまりちがう性をもつ人間同士の繋がりだけが きれいなのか。当たり前なのか。ただしいのか。すばらしいのか。 そこだけじゃない。上手く言えないけど、文章で泣ける物語は、テーマだけではない深いふかい部分があることの証明なんだと思わされる。 いちばんは、生のみ生のままで このタイトルだと思う。 駆け抜けていく最後もよかった。 やっぱり綿谷りささんは、いつもわたしを美しく裏切ってくれる。
4投稿日: 2022.09.18
powered by ブクログ上巻を読み終えてから、下巻を読み始めるまでに別の本を7冊読んでしまったが、読み始めると再び一気読み。 本人同士のびびり合いや意地の張り合いによるすれ違いや、周囲の無理解に会いながらも、最後は一旦(?)ハッピーエンドでやれやれ。 綿矢りささんがこんな濃い目の閨の描写をするなんて意外だった。
4投稿日: 2022.08.21
powered by ブクログ綿矢りさ=芥川賞ということで、文章はお上手だけどストーリー自体は結構退屈という印象だったが、本作を読んでそのイメージが一新された。起承転結がしっかりしていて、ドラマ性もあり、ダイナミックな展開が非常に面白かった。 本作のテーマは「女性同士の恋」。 綿矢りささん、女性どうしの絡みをかかせるとなんだか文章が生き生きしていると思うのは僕だけだろうか。笑 本作が面白かった!という人は『ひらいて』という作品を読んでみるのをオススメします。
0投稿日: 2022.07.29
powered by ブクログあっという間に読み終えた。 すごくよかった。けどどこがどう、ということを語る言葉を持っていない。 ハッピーエンドに思ったけど、どうなんだろう。
1投稿日: 2022.07.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
愛する気持ちが深くてお願いだから気持ちよ伝われと願った 深く愛せる人と出会えるのは奇跡 どんな形であろうと一緒にいるべき2人はあると信じている それが離れた形でも一緒に思い出を作れる距離でも どちらになるかと思いながら読み進め 2人が幸せそうな姿にホッとした 2人の中だけでも、ハッピーエンドであって良かった それでいい
1投稿日: 2022.07.16
powered by ブクログ女性同士の運命の恋。 心理や社会との軋轢描写もだが、何より丁寧なセックスシーンに、「あ、自分が同性と恋をしたら、このようにとまどうだろうなあ」というリアリティがある。 そして、食や洋服の細かな書き込みが、それぞれのキャラクターを浮かび上がらせてて、漫画を読むような楽しさがある(変な褒め言葉かな…)。
1投稿日: 2022.07.04
powered by ブクログ上巻が読み終わって、やっぱり行く末が気になりそのまま下巻を一気読みにしてしまいました。 結構刺激の強い描写もありましたが、強く印象に残るのは葛藤や想いの描写ですね‥。 おすすめです!
0投稿日: 2022.07.02
