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おらんだ左近
おらんだ左近
柴田錬三郎/集英社
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総合評価

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    時代は江戸初期。主人公は、異国の学問や技術に興味を持つ風変わりな武士・左近。「おらんだ」とあだ名されるほど蘭学や火薬、天文学に通じていた彼は、権力と陰謀うずまく世の中で、自らの理想と正義を貫こうとする。だが、理想を追うあまりに、時代や権勢に翻弄され、運命は思わぬ方向へ――。テーマは、異端の知と信念をもつ男が、時代とどう向き合うか。封建的な秩序と個の自由・理性との対立の葛藤かな。柴田錬三郎らしい骨太な時代小説。秋の夜長におすすめな爽快感たっぷりの作品。一気読み間違いなしの5☆作品ですよ~

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    投稿日: 2025.10.30
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    明朗快活な左近が、尾道から江戸に戻るまで、様々な事件に巻き込まれ、狙われたりするエンタメ活劇ミステリ 書かれた時代的なものなのか、作中に主人公の自分語りが無いのが好き 短編連作で、宦官の処置方法を知らない人にはエグい描写があったりもするし、現代風配慮など無くサクサク人も殺し殺されますが、剣豪時代小説ってそんなもの 左近は西洋医術を身につけているけれど、救えない者は救えないし、悲観もしない 自分の出来ることと出来ないことを割り切って進むヒーロー 仲間になる元夜盗の左平次がいい仕事しまくるのもテンポを良くしていて読みやすかったです 時代劇(高橋英樹主演)にもなっているようで、続編あるなら読みたい

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    投稿日: 2023.01.29