
総合評価
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powered by ブクログ何年ぶりに読み返しましたが今読んでもとても面白かった 走る事が大好きな2人と走る事とは無縁な日々を送くる8人、10人ギリギリで挑んだ箱根駅伝の物語 現実には有りえないかも知れないけど後半はテレビで毎年見ている画面が頭に浮かびます、 私は徹底管理された運動部が嫌いでスパルタ式の運動部に長年疑問を持っていましたが 青山学院大学が出て来たときにこの小説を思い浮かべました 他の大学に無い楽しそうな学生達が印象に残り毎年テレビの中継に釘付けになりこの「風が強く吹いている」も共感出来て大好きな小説の1つです皆さんにも読んで欲しいです。
0投稿日: 2026.02.14
powered by ブクログ走と清瀬に焦点が当たりつつ、終盤に各メンバーの背景や考えなどにスポットライトが当てられていて感情が揺さぶられる場面が多かった。また、読んでいるうちに話にのめり込んでしまっていた。駅伝を見る目が変わり、見たいと思った。
0投稿日: 2026.02.14
powered by ブクログ毎年、お正月に楽しみにしている箱根駅伝。伝統あるこの大会に、たった10人の部員で挑もうとする若者達の、青春の記録です。 設定にはちょっと無理があり、陸上をやってる方からみたらどうなんだろうとは思いましたが、物語を素直に読むと、疾走感と同時に読後には達成感がありました。 個性的なキャラが多い10人のなかでも、突出していたのはハイジです。目的のために用意周到に事を運ぶ彼の執念は圧倒的でしたし、周りを巻き込みながら、周りを活かし切るその采配はお見事でした。ただ、近くにいたらちょっと怖い存在かもしれません。 これからは、今までとは違った視点で、箱根駅伝を観ることができそうです。
27投稿日: 2026.02.10
powered by ブクログまず、チームで何かを成し遂げる・箱根駅伝に興味が無い。そんな人が読んだら、面白さも半減だろう。 毎年、箱根駅伝を欠かさず観てる人。何となく、ぼんやり観てる人。観たことは無いけど、タイミングが合えば観てみたい人。そんな人達にお勧めです。 箱根駅伝には、花の2区や、山の神が誕生する5区等。それらの区間で、新記録を出すことの凄さや、その区間を派手さは無いけど支えてる他の区間の選手。 駅伝が好きな人は、その季節が来ると、視聴前に(あ.....また読み始めようかな)と、思える作品です。 きっと来年の年始は、号泣で箱根駅伝を視聴する事になりそうです。 また、スポーツをしてる人、していた人にもお勧めの作品です!
1投稿日: 2026.02.09
powered by ブクログ・現実的ではないが、話としては面白い。 ・襷だけではなく、想いを繋ぐのは駅伝の良いところだと思った。 ・早く、腰を治してメンバー集めてレースにでてみたい。 (評価)3.9
1投稿日: 2026.02.09
powered by ブクログ箱根駅伝が題材でありながら、現実のランナー界隈ではほとんど話題に上らない本作。一応いち駅伝好きランナーとして読んどこうか…と思ってページをめくりましたが、なるほどな、と思いました。 こんなの本気で走ってる人に対する冒涜ですよ。
0投稿日: 2026.02.01
powered by ブクログ初めてしっかり読んだ小説。 陸上競技経験者(短距離種目だけど)として、レース前の緊張感とか、リアルな雰囲気とか、応援する人、される人の気持ちとか言語化されていて気持ち良かった。 さすがに素人集団のくせに5km、10kmのタイム早過ぎだし、駅伝中もあっさり抜かれてしまう他校の選手が気の毒になった。 そこに関して現実味はなかったけど、目標に向かって頑張る描写だとか、仲間同士喧嘩するけどリスペクトしたり、青春系としてベタなんだけど、やっぱりそこが面白かった。
0投稿日: 2026.02.01
powered by ブクログ第4回本屋大賞第3位 第5回耀く!ブランチBOOK大賞寺脇康文賞 久々に胸熱な小説が読めた。 さすがに無茶な挑戦だし、トラブルもラストも予想通りでベタ。 でも長い670ページ(解説含む)を飽きさせずに惹きつける作者の文章力が際立った。 メンバー10人は個性豊かで、早々に読者に親近感を持たせてくれる。 なので、10人の走る区間の発表だけで泣けた。 ついでに、監督がいいキャラで笑わしてくれる。 走り始めたらもう、あっという間で一気読み。 近くで観ているかのような気持ちで、あと少し!持ち堪えて!!というドキドキした気持ちで応援した。 もちろん、こんなうまくいく訳ないというのはわかったうえで、純粋に楽しめる。 特に、走(かける)の走りの美しさの描写がよかった。 声を出して笑ってしまった場面と、泣いてしまった場面はどちらも数カ所ずつあり、素敵な言葉も散りばめられている。 「届かなかったと感じるかぎりは、無限に「次」があるのだ」など。 徹底管理型の指導ではなく、選手が心を縛られずに走ることの自由を体感できることを是としているのもよかった。 満足な読了感の星4.7
45投稿日: 2026.02.01
powered by ブクログ青春系小説としては、結構ベタだったかなといった印象です。 登場人物の性格がそのまま走りにつながっているし、捻りなしのドストレート勝負しています。 単純に感動したい場合は有効ですが、捻りや深さが欲しい人には、少し物足りないかもしれません。
0投稿日: 2026.01.31
powered by ブクログよかったです。 分厚くて怯みましたが、後半は読む手が止まらなくて夢中になって読みました。 メンバー達が悩んだり苦しんだり、ぶつかり合いながら真剣に練習に打ち込む様子が、青春そのもの!って感じでした。 今まで駅伝を見たことがなかったですが、 来年は見てみようかな。
11投稿日: 2026.01.30
powered by ブクログ芦田愛菜ちゃん著作の、「まなの本棚」より紹介あり読んでみた初の作家さん。ほとんどが陸上素人の10人で、箱根駅伝出よう!!頂点見よう!! 夢のようなファンタジー!! 文句垂れながらも、練習がんばる、個性溢れるキャラクターもまた、魅力的!! 1ファンとして、駅伝の描写、応援してしまった。 先が気になって気になって仕方なく、目が離せず、一気読み(笑) 臨場感溢れる描写に、感動し、キャラクターと共に、泣いたり、笑ったり。素敵な青春でした笑 走やハイジ通して、人間として強くなるとはなにか...ただ速いとか結果が良いとか、そういうことではなくて、もっと深い部分で、生きていく強さとはなにか、考えられる作品でした。私も、走のような気持ちで、頂点夢見て、走ってた経験あり、妙に共感してしまった。最高でした!!!
0投稿日: 2026.01.30
powered by ブクログ箱根駅伝のお話だが びっくりする設定に最後まで納得いかず読了 なので大好きな作家さんですが 星は3つ そこそこ厚い本なので読み手を選ぶ感じがするが 趣味でランニングをしている読者の1人として ストーリーは面白く泣ける 「この走りにどれだけの体力と気力を注いでいるか、 理解してもらいたいとは思わない。 走る苦しさと高揚は、走るものにしかわからない。」 「もしもハイジさんの言うとおり、走ることに対するこの気持ちが、恋に似ているのだとしたら。恋とはなんて、報われないものなんだろう。 一度魅惑されたら、どうしたって逃れることはできない。好悪も損得も超えて、ただ引き寄せられる。行き先もわからぬまま、真っ暗な闇に飲まれていく星々のように。 つらくても、苦しくても、なにも得るものがなくても、走りやめることだけはできないのだ」 この2つのシーンがとにかく良かった 結局人生を楽しむには 熱中できるものに いかに早く出会えるかだろう 走るって最高だとつくづく感じた 箱根駅伝の景色が物凄く丁寧に描かれている所も 高ポイント
0投稿日: 2026.01.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
寛政大学10人のみんなの話が描かれていたのがすごくよかった! そして来年も箱根駅伝みたくなったし、もっと選手や大学についても知りたくなった。 P546 l11 「そしてわかったのは、無意味なのも悪くない、ということだ。(中略)生きるうえでの勝利の形など、どこにも明確に用意されていないのと同じように。」 キングのところの、走ってるときの気持ちも好きだった。 総合タイム見たとき、うるうるしたな〜
1投稿日: 2026.01.28
powered by ブクログ昨年「新潮文庫の100冊」で購入した作品。 駅伝の時期に読もうと思っていたのですが、手に取るのがすっかり遅くなってしまいました(((;°▽°)) 箱根駅伝出場を目指す、個性豊かな10人の大学生たちの青春を描いた物語。 竹青荘の住人たちの掛け合いがテンポが良くて、コミカルで面白すぎた! 前半は軽やかで笑えるのに、後半になればなるほど胸にグッとくる展開に。 この物語は現実的に考えるとかなりレアだけど、決してゼロではない奇跡を描いているんだな、と感じた。 読んでいる間、気付けば彼らのことを全力で応援していて、何度も胸が熱くなって、何度も涙した。 実は私、ハイジとある共通点があって、彼のしんどさ、辛さが他のメンバーより想像しやすくて。 それでも、彼が自分の全てを賭けて勝負に挑む姿を見て涙が止まらなかった。・゚・(ノД`)・゚・。 彼らが「どうして走るのか」「何を背負い走っているのか」ということを丁寧に描かれていたことが、とても印象的だった。 何か一つのことに懸命に打ち込むということは、結局は自分と向き合うことなのかもしれないし、その結果として、前に進めたり、違う景色を見れたりするのかもしれない。 私はこれまでの人生で本気で何かに打ち込んだことがなくて… 森見登美彦さんの作品を読んで、自分の人生を肯定してもらったばかりなのですが、なんか人生をやり直したいと思っちゃいました( 'ᵕ' ; )笑 まぁ、でもそれは無理な話なので。 これから先、自分が本気で打ち込める何かに出逢えたらいいな、とも思ったけれど、日々の育児に読書。 自分ではそう思っていないだけで、実はこれが本気で打ち込んでいる何かなのかな、とも思うのでした( ´ᐞ` ).。oO ✎︎____________ いいか、過去や評判が走るんじゃない。いまのきみ自身が走るんだ。惑わされるな。振り向くな。もっと強くなれ(p.169) きみには才能と適性がある。だからね、走。もっと自分を信じろ。あせらなくていい。強くなるには時間がかかる。終わりはないと言ってもいい。老人になってもジョギングやマラソンをするひとがいるように、長距離は一生をかけて取り組むに値する競技なんだ(p.207) 強さとはもしかしたら、微妙なバランスのうえに成り立つ、とてもうつくしいものなのかもしれない。(p.209) ああ、と走は思った。もしもハイジさんの言うとおり、走ることに対するこの気持ちが、恋に似ているのだとしたら。恋とはなんて、報われないものなんだろう。 一度魅惑されたら、どうしたって逃れることはできない。好悪も損得も超えて、ただ引き寄せられる。行き先もわからぬまま、真っ暗な闇に飲まれていく星々のように。 つらくても、苦しくても、なにも得るものがなくても、走りやめることだけはできないのだ。(p.256) 幽霊を怖がるのは、幽霊について考え、想像するからだ。走はそういう、曖昧なものが嫌いだった。「いると思えばいる」ような、まどろっこしいものに煩わされたくない。「ある」か「ない」か、はっきりしてほしい。脚を交互に動かせばまえに進むのと同じように。(p.281) 残酷なもんだ、と走は思った。長距離が、いくら努力でなんとかなる割合の高い競技だとはいえ、やはり持って生まれた身体能力や資質は厳然とある。それに加えて、選手が競技に打ちこめる環境や設備や指導者をそろえられるかどうかには、大学の資金力も関係してくる。 それでも、この場に集ったものたちの、箱根を目指す真剣な思いには、なにもちがいはなかった。どんな立場であれ、境遇であれ、走りのまえでは、全員が同じスタートラインに立つしかない。成功も失敗も、いまこのとき、自分の体ひとつで生みだすものだ。 だから楽しく、苦しい。そして、このうえもなく自由だ。(pp.302~303) 日本人選手が一位になれば、金メダルを取れば、それでいいのか?断固としてちがうと、俺は確信している。競技の本質は、そんなところにはないはずだ。たとえ俺が一位になったとしても、自分に負けたと感じれば、それは勝利ではない。タイムや順位など、試合ごとにめまぐるしく入れ替わるんだ。世界で一番だと、だれが決める。そんなものではなく、変わらない理想や目標が自分のなかにあるからこそ、俺たちは走りつづけるんじゃないのか(p.327) 走る姿って、きれいだから。だから箱根駅伝を見たひとは、いいなと思って、応援したり自分も走ろうと頑張ったりするんだ(p.358) 一人ではない。走りだすまでは。 走りはじめるのを、走り終えて帰ってくるのを、いつでも、いつまでも、待っていてくれる仲間がいる。 駅伝とは、そういう競技だ。(p.404) どんなに必死になったって、届かないときもある。でも、だからこそいいんじゃないか(p.475) 意味とか無意味とかじゃない。自分たちがしてきたことの証しと誇りのために、いまできるかぎりの走りを見せる。(p.549) 「努力ですべてがなんとかなると思うのは、傲慢だということだな」 (中略) 「陸上はそれほど甘くない。だが、目指すべき場所はひとつじゃないさ」(pp.592~593) 走りとは力だ。スピードではなく、一人のままでだれかとつながれる強さだ。(p.599) 走る苦しさと高揚は、走るものにしかわからない。でも、この場所の楽しさをわけあうことはできる。大手町までつらなる熱と歓声を、一緒に感じ、味わうことはできる。(p.603)
95投稿日: 2026.01.27
powered by ブクログ走る目的や良さや信念ってものは、走った人にしか分からない、それでもこの小説で走らずともそれを体感できるほど繊細かつ強い内容で感動した。フルマラソンへのモチベが上がった。
0投稿日: 2026.01.26
powered by ブクログこんなこと現実に起こるわけない、ファンタジーだとわかってる。わかっていてもなお感動する、させる三浦しをんの筆力。個人的にはニコチャンに惹かれた。
0投稿日: 2026.01.25
powered by ブクログそれぞれの人物像がたっていて、とても楽しめました。まあ、現実的には難しいストーリーかもしれませんがね。走の2年時、3年時、4年時の話も書いてほしかった!
7投稿日: 2026.01.25
powered by ブクログ走るという本来はとても寂しい行為が、襷をつなぐことで人と人とのつながりに変わっていく物語だと感じました。 走は最初、長距離走における強さとは速さだけだと考えていましたが、清瀬の速いだけなら車や電車に乗ればいいという言葉に出会い、その価値観を大きく変えていきます。 駅伝は一人では完成しない競技であり、十区間すべての選手が走り終えて初めて成立する戦いなのだと、物語は何度も示していました。 神童さんは体調が限界に近い中でも、これは駅伝だと自分に言い聞かせ、投了はありえないと走り続けます。たとえ見苦しくなっても投げ場を失うことになっても、それでも前へ進む姿から、苦しくても進み続ける力や、自分との戦いに挑みつづけ、自分の限界をさらに超えていこうとする粘りこそが強さなのだと伝わってきました。 また、この物語は特定の誰かだけではなく、メンバー全員の背景や思いが描かれているところが好きでした。最後の駅伝当日は、自然と全員を応援する気持ちになり、誰が走っても胸が熱くなりました。 区間賞を二秒差で逃してもその時間を受け入れたユキ先輩の姿や、泣きそうな顔で必死に応援する母親の場面には、思わず涙がこぼれました。 そして最後に清瀬が問いかける頂点が見えたかいという言葉に、読者である私も彼らと一緒に頂点を見せてもらったと感じました。 この物語を読んで、来年も箱根駅伝を見たいと思いました。
9投稿日: 2026.01.25
powered by ブクログハイジの執念と観察力と言語化能力と行動力にやられました。 最初は、えー箱根駅伝とか無理やろ王子とかまったくの初心者じゃん❗とか思いつつ読み始めたんですが、読みやすいし、どんどん応援したくなるし、みんなが眩しいし、キャラが皆素敵だし、読み終えるのが惜しくなりました。何度も笑ったり泣いたり…600ページ越えなのに、あっという間に終わっちゃいました。 1つの目的に向かって皆が努力する姿に心打たれます❗
19投稿日: 2026.01.23
powered by ブクログこんなにも青春と呼べる学生生活を送ってこなかった自分は羨ましくもなり自分がちっぽけに感じた。 新年1発目に相応しい本だった。
6投稿日: 2026.01.19
powered by ブクログもう何度目か覚えていないくらい読み返しています。 往路が終わり明日の通勤時には復路がスタートします。グッとくる場面が多く泣くのを堪えて鼻を啜りながら電車に乗ります。 終わらないで欲しいなーと思いつつもテンポよく読めてしまう。 清瀬くんありがとう。箱根駅伝にみんなを導いてくれて。
3投稿日: 2026.01.18
powered by ブクログ最初は同名タイトルのアニメがきっかけでした。 箱根駅伝という夢舞台に異色の10人の大学生が挑むというストーリーに魅了され、ぜひ原作を読みたいと思って読み始めた。 「目標・夢に向かって諦めず本気で取り組む」ということの尊さを教えてくれた小説。 何かを始めたいけれど、なかなか一歩が踏み出せない、そんな人にぜひ読んでほしい本です。 大学生たちの繊細な心情を描写しつつ、箱根駅伝についてもきちんと描かれていて、箱根駅伝に興味がなかった私も、来年は絶対見たい!!と思っています。 記録に関しては、非現実的な部分もありますが、直向きに走る彼らの姿に胸が熱くなります。小説を読んで号泣したのは初めてです笑 なんとなく日常を生きている私のような人間でも、何かに挑戦してみたい、と思わせてくれた本でした。
2投稿日: 2026.01.18
powered by ブクログ本域の選手たちが箱根を目指すストーリーかと思っていたら、のっけから想定外の展開で驚いた。 自分自身スポーツに打ち込んでいた経験があるだけに、ハイジがなかなかに無謀、物語とはいえかなり無謀で、こんなことありえないよ!と思うのだけど…。 不思議と物語の世界に引き込まれ、不思議とあぁこういう世界があってもいいなぁという気持ちになった。 なぜ走るのか。強いとはどういうことなのか。 勝つことだけが全てではない。それはキレイごとという人もいるだろう。 勝ったのに満足できない。それも理解できない人もいるだろう。 ハイジのいう「頂点」とは。 寛政大学の10人がみたそれを、見られる人でありたいなと思う。
2投稿日: 2026.01.18
powered by ブクログ今年の正月に「箱根をみて!!」と友人から連絡をもらったことをきっかけに手に取ってみた。 寛政大学の10人に対してそれぞれの本番当日の想いに対して「わかるよ!!!!」と思わず叫びたくなるし、癖がないとは言えない10人それぞれのことを嫌いにならず、手に汗握る応援したくなるだけの描写があって、内容が自分にとって良かったこともそうだし、ああ小説が好きだなを実感できたことが嬉しかった。 走りたい気持ちも止まりたい気持ちも全部本心なんだよな……
1投稿日: 2026.01.11
powered by ブクログ箱根駅伝、ちゃんと見たことなかったけど、この本読んで絶対見ようと思った。10人で繋ぐのがいいな。 選手の練習状況、走行中の心理状態とか、駆け抜ける躍動感がすごくリアルに描かれていて、丁寧に取材されたんだなぁと感心した。 時々涙しながら、選手と一緒に走っている気持ちになって、特に後半ページをめくるのが止まらなかった。 「陸上を通して感じてほしいことは、速くなることじゃない、大事なのは強くなることだ。」 息子の陸上部の顧問の先生が入部の時と、卒部式のときに話してくれたこと。 この本にも清瀬さんが同じことを話してた。自分自身も初心者ランナーとして日々走ってみると、なんかわかるような気がしてきた。「走ることで強くなる」って良い言葉だな。私もがんばろう。
12投稿日: 2026.01.10
powered by ブクログ恥ずかしながら本書を読むまで駅伝やマラソンに興味がなかった。テレビで駅伝中継が流れてもただ走っているだけでつまらない、とすぐチャンネル変えてしまったり、家の近くでマラソン大会が行われていても邪魔だなぁとしか思っていなかった。 しかし本書を読んで、その考えは一転した。 ただ走ってるだけとは、なんとも浅はかな考えだったと思い知らされた。長距離という競技は自身の持つ体力やスピードをいかに使い切るかが問われる。1秒でも早くゴールに辿り着くために、ペース配分を秒単位で調整し、どこで勝負をかけるか考え続けながら戦う過酷なレースである。そして走っている時は一人だがゴールでは仲間が信じて待っていてくれる。みんなの思いを襷で繋いでいく、そんな美しいスポーツなのだと感じた。 自身との対話の中で、なぜ走るのか、強さとは何かを問い続けながら、それぞれが自分なりの答えを見つけるために走り続ける。見つけた者だけが、それぞれのゴール、高みへと到達する。決して優勝とか記録を打ち立てることだけが勝者ではない。本書では頂点とは何かを、それぞれの走者の視点から教えてくれた。アオタケのみんなは本当に最高だった。それぞれの強さを見せてくれた10人の勇姿に何度も涙を流した。走ることの美しさをこれでもかと教えてくれた作品であった。
5投稿日: 2026.01.10
powered by ブクログこの本が大好きで大好きで。 確か中学生のときにお父さんが借りてきてくれたんだけど、これを読んで毎年箱根駅伝を見るようになった。ぜひ読んでほしい
2投稿日: 2026.01.09
powered by ブクログスポーツで青春を描いた王道の小説と言いたくない、なんとまあ出てくる登場人物が素敵で美しくて眩しい物語!!最高に好きな一冊を見つけました。仲間って素晴らしい、その一言で片付けたくないくらい、駅伝の理想と美しさと時に残酷さが詰まっていると一冊だと思います。
1投稿日: 2026.01.08
powered by ブクログこの本を読んで箱根駅伝を観たくなりました。読み終わり、来年の箱根駅伝は観て応援しました。この本のおかげで、箱根駅伝が観るのが楽しく応援できました。 読み返す所は何故箱根駅伝に出たいのかを知れる所です。理由は様々あり皆が一丸となり箱根駅伝を目指す所は感動しました。
17投稿日: 2026.01.07
powered by ブクログ年始の箱根駅伝をより楽しく観れるかと思い本書を読み始めたが箱根駅伝が終わるまでに読みきれず笑 結果として15年程前に出版された本書と現在の箱根駅伝の記録等を見比べられて面白くもあったが。 常連の強豪校ではなくほとんど初心者で構成されたチームを題材にしてるため箱根駅伝に詳しくない人でも楽しく読める。 仲間と全力で打ち込むことの素晴らしさを感じられる感動作。
34投稿日: 2026.01.07
powered by ブクログ自分がジョギングを始めてから、走る人の気持ちを知りたくなって手に取った 駅伝も好きだし、個性的な大学生のワチャワチャとした雰囲気も好きで、好きがたくさん詰まった本だった そんな彼らが繰り出す、心身研ぎ澄まされたレースは最初から最後まで胸が打たれる 読み終わるのをしぶるくらい、ドキドキしながら涙しながら大切に読んだ1冊
3投稿日: 2026.01.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
丁度箱根駅伝が行われる時期になったので読みました。三浦しをんの中で描かれる頑張っている人たちは気持ちよく応援したくなる人がたくさんいます。今作も全員応援したくなりました。特に神童が山登り区間でふらふらになりながらもゴールした時には涙があふれていました。たった10人しかいないけど大手町から芦ノ湖に行き、そこから大手町まで襷をつないだ竹青荘の住民たちには最大限の拍手を送りましょう!
2投稿日: 2026.01.05
powered by ブクログランニングから派生してたどり着いた本。強さとは何か、勝利とは何か、走るとは何か。これを問い続ける熱い本だった。
4投稿日: 2026.01.03
powered by ブクログ今年の箱根駅伝迄には読みたいと思い立って、年末に購入した一冊。間に合ってよかった! 駅伝経験がない、でも素質も結束力もある10人が補欠が1人もいない状態で箱根駅伝に挑戦する。スポーツとは自由で平等な場所であり、改めて、、そういう場所でないといけないんですよね。あり得ない設定ではありますが?、予選会のあたりから笑いあり、涙ありで引き込まれて一気に読めました。今年から駅伝の見方が変わるかも。
26投稿日: 2026.01.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
何とか今年の駅伝に間に合った。(読了) 小さい頃は画面越しに苦しそうな選手を見る度、頑張れと応援する気持ちと、なんでそこまでして毎年こんなに長い距離を走るんだろうという気持ちが行ったり来たりしていたが、長距離走についてあまりにも理解できていなかった。彼らは彼ら自身と仲間のため、走ることでしか見れない景色を見に行くために己と戦っていたのか、と素人ながらに走ることの核心に触れさせてもらえたと思っている。個人的には神童さんから走ることの強さをまっすぐ感じた。
1投稿日: 2026.01.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2025年ラストの作品。 ラストにいちばん良い作品に出会えた。今出会えて良かった。とりあえず年始は駅伝見ます笑笑 たった10人で選ぶ箱根駅伝の物語。 後半は自分の涙腺に引っかかりまくりで、いちいちグッときてた。 こないだ人生初フルマラソンに参加してみて、この1年間ずっとランニングもしてきて市民ランナーやったんやけど、それもあいまって長距離の中身も読み込めた。 個性豊かな10人の選手で、それぞれをしっかり深ぼって、視点もころころ切り替わってるねんけどそれも違和感が全然なく、みんなに感情移入してしまった。 一見ありえない展開なんかもしれへんけどそれでも、寛政のみんなの努力はしっかり描かれてたし、全員が超一流の選手なんじゃなくて、それぞれの個性を活かした走順にしたり。 これからもランニングは続けたいし、この本はまた改めてずっと読んでいきたい1冊になりました
3投稿日: 2025.12.31
powered by ブクログ「そんなに急いで行きたきゃ、ロマンスカーにでも乗って行け。」 かなり昔に読んだ本だが、10年近く経った今でも印象に残っている台詞。 軽い冗談のようでいて、実はこの物語の核心を突いていると思う。 箱根駅伝は速さを競う競技だが、著者は「速さ」そのものを価値として描いてはいない。多分。問われているのは、なぜ走るのか、誰と走るのか、どこまで行きたいのかという点で、これは人生やビジネスも一緒だと感じる。 ロマンスカーは、速く、楽で、確実に箱根に着く。だからこの言葉は「急ぐこと自体を目的化してないか?」という問いではないか。 最短で成果を出す方法、効率よく評価されるルート、正解らしきフレームワークは常に提示されている。 けれど、それに乗って到達した先が、自分や組織にとって本当に意味のある場所・過程かどうかは別の話だ。 才能や近道よりも自分の足で進みながら、走る意味を書き換えていく…それがもうひしひし伝わってくるものだから再読しても泣ける。
21投稿日: 2025.12.30
powered by ブクログ文庫で650ページ超の大傑作。 新年、箱根駅伝が始まるまでには読み終えるかなと読み始めたけど。とにかく面白いからページ捲る手が止まらないよね。
21投稿日: 2025.12.29
powered by ブクログ30年以上、毎年母校を応援しながら箱根駅伝を楽しんでいるファンとしては、トントン拍子で進む展開に「そんなに甘くねえーぞ」と思いつつ、いざ箱根駅伝が始まると、涙が止まらなくなった。 なぜ走るのか。走ることに意味はあるのか。 走るために、なぜ己は強くならなければならないのか。 主人公の走をはじめ、全員が自問自答する。 答えは出ない。でも走ることで見えてきた景色はあった。 そして目に見えない信頼が駅伝を通して育まれていた。 9区、スタート直前、走は緊張から震えがきて、思わずハイジに電話をする。 そしてハイジから、「きみに対する思いを、『信じる』なんて言葉では言い表せない。信じる、信じないじゃない。ただ、きみなんだ。走、俺にとって最高のランナーは、きみしかいない」。 人より早く走ることだけが価値じゃない。 ハイジにとって、走はかけがえのないランナーだった。 走は走ることすべてを理解してくれたハイジの言葉で、これからもずっと走り続けることができる。 もう、ここで涙腺崩壊。 「出来過ぎ」と思いつつ、しっかりと感動。 これで正月の箱根駅伝も勝手に思いを馳せて、勝手に感動して涙を流しながらテレビを見ることになりそうだ。
0投稿日: 2025.12.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読んだきっかけは会社からの課題だったが、あまりの面白さに引き込まれ、そして時々涙ぐみながら読み切った。個性豊かなメンバーを箱根駅伝へと導く清瀬。毎年箱根駅伝が好きで見ているからこそ、そこに出場し、さらに上位を目指すことの難しさはよく分かる。フィクションだからといえばそれまでだが、練習の様子まで緻密に描かれる様子を見ると、本当に現実の様な気がして、本戦に入った時なんかは本当に祈る様な気持ちでページを捲って行った。 厚めの本だったが、読み終えて何だか寂しい気持ちになる。三浦しおん、素晴らしい。
0投稿日: 2025.12.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
走の走ることが好きという真っ直ぐで純粋な部分が美しくて好きになる。 走はずっと我慢できずに手が出てしまう性格に向き合ってた。走はそれを弱さだと認めて、清瀬という強い人を見て、自分も強くなりたいと思い、成長していく。走は素直で逞しい人間なんだなと思った。 駅伝は、足が速いだけでは乗り越えられないいくつもの壁があるものなんだと知った。 走が駅伝を目指す過程で強さの秘密みたいなものに徐々に触れていく瞬間が印象的だった。 「強さとはもしかしたら、微妙なバランスのうえに成り立つ、とてもうつくしいものなのかもしれない」という言葉が印象に残っていた。 そうして強くなった走が9区でみせた走りは美しくて、走の研ぎ澄まされた世界に引き込まれるような力があった。
1投稿日: 2025.12.24
powered by ブクログ展開が目まぐるしく、どんどん読んでいる私自身も一緒に応援をし、走り、起こっている出来事の一部になれるような感覚になれる本。 何度も再読している本。久しぶりに改めて再読。 やっぱ、なんか、良いですねぇ。(個人的に何度読んでもなんかいいなぁと思う本ってあると心がほくほくする感覚がします。) 主人公の成長も凄まじいですが、参加する10人それぞれの生きてきた過程、向き合っていく描写。皆、違うのに、でも、『箱根駅伝』という1つのことで繋がる。 目先だけのことが全てなのか?真に大切なことはなにか?主人公達があまりにも早く走るので、読んでるスピードも勝手に上がっていく感覚があります。でも、そんな中でも考える大切さを学べる本だと思います。
1投稿日: 2025.12.24
powered by ブクログ箱根駅伝のバックストーリーから知ることができた。駅伝ランナの「強さ」とは速さではなく、自分と向き合い、仲間を信じ、最後まで走り抜く心の在り方なのだと学んだ。目標に向かって努力するプロセスで得られる成長と絆の尊さ。結果だけでなく、そこに至るまでの一歩一歩に価値があることを教えてくれた。スポーツの本質、人生の本質を見つめ直すきっかけになった。次回の中継では本書を片手に観戦することになるだろう。
6投稿日: 2025.12.22
powered by ブクログ作家の取材力、表現力に関心する。 読んでいて、その情景が浮かびあがってきます。 個性のあるメンバーの姿や、走り方がイメージ出来てしまうから凄いです。 途中からいつの間にか涙が溢れていました。 実際に駅伝を見ていたかのような読後感です。 感動できる小説に出会えて良かった!
1投稿日: 2025.12.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
竹青荘というオンボロアパートに住む10人の学生。大半は陸上経験無し。そんな彼らが箱根の頂点を目指す物語。 とにかく熱い。心も身体もアツくさせてくれる。 自分も部活をそこそこしっかりやっていた事もあって共感できる部分や尊敬できるところがあってとても面白かった。 良いシーンは山ほどあるけど一番好きなのはハイジが走に対して「お前は最高のランナーだ」と、言ったシーン。その前のセリフ含めて最高すぎる。 読み終わってから割とすぐにこれを書いてるけど興奮しすぎて上手く言葉にできない。 今すぐにでももう一回読みたい。号泣不可避。
2投稿日: 2025.12.11
powered by ブクログ陸上未経験者含む10人で箱根駅伝を目指すなんて、現実じゃ絶対無理じゃん! って思ったのも忘れるくらい、応援しながら読んだ。 信頼し合える仲間と出会えて、目標に向かって 一人ひとりが努力している姿に、青春っていいなあとうらやましくなった。 爽やかな読後感。
2投稿日: 2025.12.08
powered by ブクログ箱根駅伝を描いた作品を何冊か読んだが、本書がスポットを当てている点も実に魅力的です。 個人的に6区を魅力的に描く作品には出会えていなかったので、そこが印象的だったのと、復路は見た目と総合順位が違うことがあると意識させられたのも新鮮でした。 1年間の物語を疾走感をもって、読み進められます。
0投稿日: 2025.12.06
powered by ブクログ読み始めたら続きが気になって読書の楽しさを久しぶりに味わえた一冊。 箱根駅伝を来年は見ようと思う。走るという単純に思われるスポーツの奥深さと、想像を超える練習内容、普通の人にはできない。素晴らしい。
0投稿日: 2025.12.05
powered by ブクログランニングをしていて下り坂に差し掛かるといつもユキ先輩を思い出します。あまり興味がなかった箱根駅伝ですが、この本を読んでからは熱中して応援するようになりました。箱根駅伝のテーマソングの中でBUMP OF CHICKENの『ロストマン』が個人的にはこの本に一番合っているように感じます。大好きな作品です。
1投稿日: 2025.12.04
powered by ブクログ青春エンタメ小説。 キャラクター、ストーリー等全てが漫画みたいだなと思いながら読んだ。 分かりやすく、頭の中で映像化するのが容易なのでどんどん読めるので、高校生くらいで読むとすごく面白いと思う。 走ることと駅伝に興味が湧いた。
0投稿日: 2025.12.04
powered by ブクログ素晴らしい!!青春×スポーツで感動必至! 走、ハイジ、そのほかのみんな、それぞれの苦悩や生きる世界があり、皆がまとまって一つの目標を目指す美しさ。時に脇役に徹することができる強さ。何度も涙しました。
1投稿日: 2025.12.04
powered by ブクログこれまで箱根駅伝のみならず、走ることとは無縁な人生を40年以上送って来ました。 たまたまこの作品を知り、走ることへのひたむきさ、厳しさ、人間模様、その全てが新鮮で、面白くて仕方がありませんでした。 これがきっかけとなって、他の箱根駅伝にまつわる小説にも興味を持ち、箱根駅伝自体にも興味を持ち、ゆかりの地をウォーキングしたりしています。 世界を広げてくれた作品です。
2投稿日: 2025.11.23
powered by ブクログ【短評】 久方振りの三浦しをんは、箱根駅伝を描いた青春小説である。 長距離走は学生時代の持久走程度しか経験がない。その経験も「キツイツライ」という思い出で満ち満ちており、走る喜びとは無縁な私だが、まんまと夢中になった。 魅力的なキャラクタを産み出し、動かすのが上手な作家と改めて思った。 暴力事件により高校の陸上部を退部した蔵原走(くらはらかける/カケル)は、寛政大学『竹青荘(通称:アオタケ)』の住人・清瀬灰二(きよせはいじ/ハイジ)にアオタケへの入居を勧誘される。ハイジには密かな野望があった。 地方出身の秀才「神童」、漫画を愛する美形「王子」、双子の「ジョータ」と「ジョージ」、弁護士志望の「ユキ」、国費留学生の「ムサ」、クイズ好きの「キング」、ヘビースモーカーの「ニコチャン」という個性的なアオタケの面々を前に、彼は突如として宣言する。 「ここにいる10人で箱根駅伝を目指す」 漠然と駅伝強豪校の物語を想像していたため、素質はあれど素人同然の面々で箱根駅伝を目指すという展開に驚かされた。そして一気に惹き込まれた。現実と虚構の塩梅が考え抜かれており、ともすれば「ありえないだろう」と思われる突飛な挑戦に一定の説得力があったのが非常に好感が持てる。 登場人物が兎に角魅力的であり、動いているのを見るだけで楽しい類の作品。駅伝という内省の極地とも言える行為を通じて、各人の思いを掘り下げていく構成も良い。誰にも彼にも愛着があるので、声援を送るように、一心不乱に読み進めることが出来た。途中で止められない類の作品である。 【気に入った点】 ●十人十色の素敵なキャラクタが勢揃いな作品だが、個人的には「ハイジ」を推したい。「アオタケ」の精神的な主柱であるのは勿論だが、自堕落な大学生を文字通り走らせるため、時に手段を選ばないギャップも良いではないか。超人めいたカケルも良いが、頑張るハイジも良いのである。 ●走ることの意味。強さの意味を考えさせられる。「新幹線に乗れ!」は良い指摘だと思う。厳然とした「差」を認めつつ、彼らは何故走るのか。正月には一度駅伝を見てみるのも悪くもないかもな、と思った。 【気になった点】 ●エピローグが少々薄味と感じたが、まぁ、いちゃもんの類である。全てを出し切っており、きちんと最後まで燃えきった作品だと思う。 読み始めると止められなくなるので、時間を確保したうえで挑戦することを強く勧めたい。
24投稿日: 2025.11.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読んでいてずっと楽しかった。 10人のキャラクターが愛おしい。 最後、箱根本番を読んでいるときにそれぞれの区間によって読み心地?が全然違く感じて驚いた。ニコチャンやキングのときはページをめくるのも苦しくペースが落ちたが、走の区間では文もサクサクと進んだ(ような気がする)。 情景が沢山描写されていて場面が浮かんでくるから、普段漫画とかアニメとかがメインな人もチャレンジしやすいんじゃないかなと思う。
1投稿日: 2025.11.14
powered by ブクログ個性豊かな10人のメンバー。 人物描写が丁寧なので、まるでそこにいるかのようにそれぞれの人物像が浮かび上がる。 最初はてんでバラバラだが、やがてひとつの目標に向かって団結していく様は、とても爽快で温かい。 ボリューミーだけど捲る手が止まらない。 辛い時や苦しい時、またそうでない時でも何度も読み返したくなる本。
5投稿日: 2025.11.12
powered by ブクログ神去シリーズで三浦しをんさんの世界観に惹かれたので、こちらも読んでみました。 メンズが良いんだよな。青春。 本当の男というのは、もっと馬鹿でもっとくだらない生き物だと思うのですが、三浦しをんさんの描くメンズは青い。 文末の解説で、こんなの空想だファンタジーだという話に触れていたが、そんなことは読み始めた段階からおおよそ想像に難くない。 その結末に向かっていく過程を楽しむのだ。
0投稿日: 2025.11.10
powered by ブクログとても読みやすくて、面白かった!箱根駅伝は予選会に出られるだけでもすごいことがわかった。またいつか再読したいと思った一冊。
2投稿日: 2025.11.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
清瀬灰二の少々強引な提案の下、竹青荘の面々は箱根駅伝を目指す。 同じ釜の飯を食い、原っぱを駆け抜け、泥のように眠り…一癖も二癖もある個性的な10人の本気の一年を共に駆け抜けよう。 いやー、めっちゃくちゃ面白い!! 頁を捲る手が止まらずに夜ふかしすることもしばしば。箱根駅伝当日は集中して一気に読みたくて、リビングが無人になるのを待ってから午前2時までかけて読破した。久しぶりに夢中になれる読書ができてとてもわくわくした。深夜に思わず手に汗握って応援観戦してしまった。 キャラクター小説としても満点。 陸上経験者は灰二、走、ニコチャンだけ。あとの7人は素人同然。王子に至ってはスポーツの経験すら怪しい。それでも歯を食いしばり、血反吐を吐きながら急成長する彼らには、読者をのめり込ませる確かな魅力があった。 箱根駅伝当日は、誰の章もとても面白かったのだが、ユキの走りが爽快だった。ユキは特に気に入りのキャラクターではなかったのだが、箱根の山を猛スピードで下る爽快感にやられた。特に、平地ではとても体感できない速さで駆け下るうちに走の走りを擬似的に体験するシーンが良かった。「走、おまえはずいぶん、さみしい場所にいるんだね」の台詞がしんとした冷たい空気と共に肺に入ってくる。一瞬で部屋の中が箱根のお山。なんてすごい表現力。完敗だ。 アニメも見たかったなあ。 流行ってる物を流行ってる時に見ないとこういう恩恵にも預かり損ねるんだよなあ、と嘆息。読了後も竹青荘の面々と別れがたくてアニメのキャラクターデザインを見て嘆息。せめて今流行っているものは確実に掴みにいけるようにしよう、と一層読書に励む決意を胸に、次の読書に向かおう。
6投稿日: 2025.11.08
powered by ブクログ箱根駅伝を通して走る事の美を表現している。 単純な走る行為の究極を追い求める。 箱根駅伝を目指すチームの結束や個々のドラマや感情の変化など見どころが多く一気に読める作品。
13投稿日: 2025.11.06
powered by ブクログ未経験なのにあんなに練習を頑張って箱根駅伝出るアオタケの住民たちすごすぎる。王子…っ!! 私は10kランでももう死にそうだったから、彼らの凄さが尋常でないことがよくわかるよ。かっこいいー! 後半はちょっとうるっとシーンもたくさんでした。
1投稿日: 2025.10.30
powered by ブクログかなり良かった 今回は、走るようになってから読み返したので、キロ◯分ってのがどれぐらいか分かるのは良かった あと、忘れていたけど一人一人が走る時は一人一人にフォーカスしていたんだなと思った
3投稿日: 2025.10.24
powered by ブクログ知人の勧めで読書。 陸上や箱根駅伝と全く縁がない私でも、純粋に物語を楽しむことができた。 同じ"竹青荘"に住む10人で箱根駅伝を目指す話。 陸上未経験のメンバーもいる中、出走人数ギリギリで各自の個性を発揮して奮闘する姿に感動を覚えた。 "速さ"を求めざるを得なかった走と"強さ"を理解し駅伝の頂点を目指すハイジが対照的に描かれており、それぞれの苦悩があるからこそぶつかり学び成長していく姿が軸となって物語は進んでいく。 区間を走る中で各メンバーの背景が描かれている部分もとても印象的であった。 マラソンと駅伝は似たものと考える人もいるが(過去の自分含め)、"タスキをつなぐ"という大きな違いが存在し、駅伝を通して全員で大きな目標を目指すことに繋がっていると感じた。 また、文章の中に細かく情景が散りばめられていることで、登場人物の目を通して臨場感のある世界観が楽しめた。 当書籍を読むことで日課のランニングをより楽しんで継続できるようになった。 勧めてくれた知人に感謝を伝えたい、そんな一冊であった。
3投稿日: 2025.10.24
powered by ブクログ251023*読了 noteで書いているエッセイで、読書の秋は食欲の秋、芸術の秋、スポーツの秋いずれにも結びつくよね、という証明を書きたくて、筆を進めながら(スマホをフリックしながら)はたと気づいた。 「スポーツ小説、あんまり読んでこなかったな」と。 それならば読んでみようじゃないか。どの小説を選ぼうかと思案し、好きな作家さんでありながらも自身が運動音痴なこともあり、なんとなく避けていた本作を手にとった。 運動神経が存在していないのではないかと思うほどに運動が苦手だ。走るなんてもってのほか。 冬の体育で何かと催される、学校マラソンや持久走、所属していたダンス部で毎年実施される神社までのマラソン。なんだってしんどい思いをして走らなきゃならないのか?意味わからん!ほんまに嫌!!と嫌悪も嫌悪、できるだけズル休みをしてでも避けたかった。 そんなわけなので、駅伝走者の気持ちなんて1ミリもわからなかったし、わかりたくもなかった。 関東在住の人にとっては、特に沿道近くに住まう人にとっては、毎年の箱根駅伝は大きなイベントなのだろう。でも関西に住んでいる、走る行為に興味のかけらもないわたしにとっては、箱根駅伝は距離的にも心理的にも遠い。だから、お正月は駅伝!なんて思ったこともなければ、駅伝の予選を気にしたことも、本選の結果を意識したことすらなかった。 そんなわたしが何度も何度も感動をして、肌にさぶいぼ(関西弁)を出して、電車で目を潤ませたと言えばこの本のすばらしさが伝わるだろうか。 ストーリーはあらすじを読んでいただくとして。 竹青荘にたまたま住むことになった面々が、清瀬によって人生において考えもしなかったであろう箱根駅伝にかかわっていく。 それぞれの気持ちの変化と、走ることを通して自分を見つめる様子がまずいい。 そして、スポーツ小説として展開が予想できたとしても、願いを込めずにはいられないハラハラドキドキ感。 走ることが人生そのもののような走や清瀬の心情は、読み終えたって共感はできないのだけれど、彼らの目指すところ、見える景色や世界を、こんなにも走りたくない自分にも味わわせてくれる。 それが小説の力。 三浦しをんさんの描く登場人物たちは、個性的でぐっと芯がある。強くたくましくなっていくその過程に、ぐっとくる。 また一冊、好きな小説が増えた。
2投稿日: 2025.10.23
powered by ブクログ三浦しをんさんの本は好きなのに、分厚いからという理由で読んでなかったため、夏のフェア 新潮文庫の100冊の栞欲しさに購入しました。 読後、なぜもっと早く読まなかったのかという気持ちになりました。純粋にとてもよかった。おもしろかったです。私のような理由で読んでない方には早急にお勧めしたいです。 この本で直木賞か本屋大賞をとったに違いないと勝手に思って調べましたが、受賞作品は違っておりました。
15投稿日: 2025.10.20
powered by ブクログ箱根駅伝が始まる時点で、まだこんなにページ数あるの?!?!と思ったのに走り切るまでがあっという間でした。 長距離走が苦手で、陸上競技に対して努力をしたことがない私でも、走ってみようかなと思えるような作品でした。
7投稿日: 2025.10.19
powered by ブクログ新春の箱根駅伝をみる見方が変わるかも! まぁ言うても弱小無名大学がわずか1年で箱根駅伝に出るなんて…小説ならではの良くできた話 キャラクターもめちゃくちゃ良い! 脳内では双子キャラがどうしてもザ、タッチのお二人になってしまった…
16投稿日: 2025.10.07
powered by ブクログお互いを信じるからこそ、チームが生まれると感じました。 実際に行動するのは1人かもしれませんが、支えてくれる人、応援してくれる人、ライバル、仲間などお互いに信頼関係があり、信じているからこそ、一体感が生まれる。 そして、成果に繋がる。 チームビルディングのすごさを感じました。
9投稿日: 2025.10.06
powered by ブクログ最後は根性論というと聞こえが悪いかもしれないけど個人的にはその考え方はスポーツに置いてあまり好きではない。ただこの駅伝という競技においてはその考え方こそが大事なのかもしれないと毎年の駅伝を見ていて思う。作品のような展開が現実的にありえるのかという話はさておき、各々が走ることに意味や理由を見出してそれぞれのゴール、その先にある景色を目指して駆け抜ける瞬間瞬間が颯爽としていてゆっくり読んでいたつもりが箱根駅伝本番の章からは一気に読み切ってしまった。スポーツ系だとよくある因縁のある相手も当然登場するけど必要以上にそことの決着をはっきりさせようとはせず、部員、監督、マネージャー、後援会の人たちとチーム寛政大学全員で見た景色を大事にしてくれたのが読者として嬉しい。
1投稿日: 2025.10.05
powered by ブクログ宣言します!私は来春の箱根駅伝を観ます!(あわよくば沿道で応援したい) 寛政大学の男子学生が住む竹青荘という家賃激安ボロアパートを舞台に、突然大学4年生の清瀬を筆頭に箱根駅伝を目指す物語。 私があまりスポーツをやってこなかった人間なので、今までスポ根小説を読んでもどこか他人事のように感じてたけど、この物語は陸上未経験のメンバーもいる中で話が進んでいくから、めちゃくちゃ共感しながら読めた。 今まで、箱根駅伝の面白さが全くわからなかったけど、「駅伝は団体競技にして、個人競技」という言葉を見て、一気に見え方が変わった。確かに、、走る時は孤独だけど、でも自分がここで走るのをやめたら、チームとして失格になってしまう。すごい世界だ、、。 陸上部メンバを始めとして、登場人物の個性が光っていて、みんな愛すべきキャラで、最初から最後まで、とーっても楽しかった。 何回かウルウルもしてしまったよ、、。
2投稿日: 2025.10.05
powered by ブクログこれを読みながら世界陸上も観たし、走るということもしてみた。走る人たちが何を思って走るのか、何に魅了されているのか、ちょっとは想像できるようになった。かも。
1投稿日: 2025.10.02
powered by ブクログスポコンジャンル、久しぶりに読んだがとても面白かった。ハイジと走のコンビがよい。双子もキャラが立っていてかわいい。そして何よりこれをきっかけに走り始めた作品。きっかけをくれてありがとう
2投稿日: 2025.09.28
powered by ブクログ一人一人にフォーカスが当ててあって面白い。 長距離にとっての1番の褒め言葉はなにか。 「速いじゃなくて強い」 よく言葉では聞いたことがあったけど、言っている意味がよくわかった。強い選手になりたい。
1投稿日: 2025.09.27
powered by ブクログまさに疾走青春物語。読み終わった後の満足感が高い作品でした。まるで自分もランナーの1人になったかのような気持ちで物語に入り込んでしまう。個性豊かな10人が襷を繋いで箱根駅伝を走る姿に心打たれる。
1投稿日: 2025.09.26
powered by ブクログ箱根駅伝を題材したスポ根。つまらないかなと思ったら、意外と一日で読めた。ストイックに速さを追求するだけでなく、強くなるために言葉や人間関係、生活の全てを磨いていく。かっこいいな、こんな男の子。
7投稿日: 2025.09.24
powered by ブクログハイジさんが大好き推し 駅伝のルールなんにも知らなかったけど 感動して泣けた みんなでタスキを繋ぐ、青春ものがたり 三浦しをんさん好きだなあ
4投稿日: 2025.09.21
powered by ブクログ一年前にアニメを見て、これは絶対に小説も読まなければ…!と思っていた本。走り出したくなる一冊です。 アニメよりみんな、いいやつだった。 走はハイキューの影山タイプなのかと思ってたけど、思っていたよりずっと自分の不器用さを自覚していてそれをなんとかしたいと思っているしちゃんと友達もいる 一番印象変わったのはキングかな アニメでは練習来なくなったりしてたけど、原作を読むとどうも違う。原作のキングは、ボイコットなんてできない人だ。この作品の中で自分が誰に似ているかと聞かれたらもう即答でキングだと思う。でもキングには何年だって宝物のように大事にしようと思える思い出ができたから、これから変わっていけるんだろうな、きっと。 あとムサの心と言葉が美しくて、ムサパートほぼ全部うるうるしながら読んでた。
2投稿日: 2025.09.20
powered by ブクログ箱根駅伝の雰囲気が文字から伝わってくるようでした。 10人のランナーそれぞれがとてもいいキャラをしていて、大好きな10人になりました。 今年の箱根駅伝が今から楽しみです。
75投稿日: 2025.09.20
powered by ブクログ箱根駅伝に弱小チームで出場する話、それだけでも面白い。チームが短期間でここまでの成績を残すことへの賛否はあるが、作者が一番伝えたかったのはそこではないのではないか。恐らく駅伝でないスポーツでも話は成立するだろう。 読んで強く感じたのは、頑張る者に対する圧倒的な肯定と主人公である走の成長だ。 タイムに拘る指導者に反発をしていた走が、他のメンバーに対しては速く走ることを要求してしまい、そのジレンマを言葉で解消できるようになる物語。 途中でもっとエピソードを挟みたくなりそうだが、伝えたいことを際立たせるためにそれをしない作者の姿勢も清々しい。読む度にメンバーの走る場面では涙があふれます。
1投稿日: 2025.09.14
powered by ブクログ申し分無く面白い! 前半のチーム結成迄と予選通過 後半の箱根駅伝の激走 シーン毎に楽しませてくれる 様々な葛藤から一歩後退、二歩前進、更にステップアップ 特に襷渡し前のサポートメンバー達とランナーにかける長くはない言葉が一つ一つ心に響きました 2度読みでしたが全く色褪せない作品でした
18投稿日: 2025.09.13
powered by ブクログ駅伝なんて興味もないし、暑い中、雨の中、何が楽しくて走ってんだ?と思って生きてきた私が正座してお正月に駅伝を観るまでになった作品 何もわからなくても大丈夫 読んでみたら貴方もお正月にテレビの前で応援して、なんなら選手名まで覚えて、次にランニングシューズ買って、でも1kmも走らずに「あの人達凄いわ」と言っています
4投稿日: 2025.09.10
powered by ブクログ2025年 27冊目 駅伝小説にハズレなし! 練習期→本番で描ける 1人1人に順番にフォーカス当てやすい から、いいんだろうな
1投稿日: 2025.09.03
powered by ブクログアオタケの仲間たちの真摯さ、絆が尊く美しい。 学生のときに読みたかったな、この本。 単なる青春ものではなく、内省的な描写が冴えていて、走ることを通して人生の素晴らしさを教えてくれるような小説だった。
12投稿日: 2025.09.02
powered by ブクログ素人が箱根駅伝を目指す、途方もなく無謀なお話しと最初思って読み始めまたが、どんどん面白くなってくる。箱根の応援で、ゴール近くで優勝する選手の走りを見た事があったが、上下動全然なくて美しいと思った。私の場合は競技の記録とは全く関係なく、走り終わった後気持ちよくなるから、出来るだけ永く走りたいと思うだけ。この本を読むと自分ももっと走りたいと思うようになる。色々な走りがあると思う。
14投稿日: 2025.08.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
1. 前半と後半の構成の面白さ 前半はハイジと走を中心に物語が進み、二人の関係や葛藤が軸になっていた。ところが駅伝パートに入ると、各メンバーにスポットライトが当たり、それぞれの背景や走る理由が明かされていく。読み手としては、その掘り下げが面白い一方で、駅伝の行方が気になりすぎて「早く次を!」とじらされる感覚もあった。この“焦らし”は、物語を一気に読む没入感を高めていたように思う。 2. 喧嘩の場面の熱量 特に印象に残ったのは、メンバー同士が感情をぶつけ合う喧嘩のシーン。言葉を選ばず、ストレートに相手に向けて本音をぶつける様子からは、青春の衝突の眩しさと痛みが同時に伝わってきた。『舟を編む』の静かな熱意とは対照的で、こちらは炎のような熱量。自分は普段、感情を抑えてしまうタイプだが、時にはこんな風にむき出しの気持ちを出せたらと思わされた。というかあの時に戻りたい。。 3. 「走る意味」をめぐる会話 「きみの価値基準はスピードだけなのか、だったら走る意味はない」「走ることに理由や動機は必要ない。ただ呼吸するのにも似た、俺が生きる為に必要な行為だ」こうしたやり取りが繰り返され、物語全体に「走ることは何か?」という問いが響いていた。大人になると、行動には必ず目的やインセンティブを求めがちだ。だが、この小説は「理由などなくても、自分にとって欠かせない行為は存在する」と教えてくれる。自分にとってそれは何かを考えたくなった。
0投稿日: 2025.08.24
powered by ブクログ「箱根駅伝はおじいちゃんが見るもの」でした。この本を中学生のときに読み、そこから箱根駅伝の大ファンに!箱根駅伝を長年見ていると、ニューイヤー駅伝も楽しみになってきます。地元を山の神が走ったときは盛り上がったなぁ。部活などを頑張っている若者に読んでほしい1冊です。
14投稿日: 2025.08.19
powered by ブクログ最高に面白かったです。 毎年駅伝シーズンになると読まずにはいられません。 メンバー10人のなかに自分に似ている誰かがいる(ちなみに私はキング)。 ニコチャンの走る件が印象的。陸上を愛して選ばれず、陸上をやめた瞬間から走っていいといってくれる声を待っている。そしてその物思いが終わろうとしているという辺りがすごく好き。
2投稿日: 2025.08.16
powered by ブクログこんなに面白い小説に出会えてよかった鳥肌もの ミステリー除いて圧倒的一位を叩き出してくれた 解説読んだら執筆に6年も要してくれたみたいで、もう感謝感激ありがとう三浦しをんさん 面白いからなのか文体なのかすごく読みやすいし読む手が止まらない ジョータ以外みんな好きだけど特に王子、神童、ユキが好き でもやっぱ王子が1番すごいと思うわ ジョータが嫌いな理由 まず予選の段階で清瀬に反抗的態度を露わにした部分ね この時は双子どちらも嫌いだったでも双子の気持ちも理解できた 自分も結果至上主義なのでこれでは頂点いけないじゃんって当事者になったら思うだろうが露わにはしない控えがいるならまだしも10人ピッタリで自分に変えが効かない状況で、は?子供すぎるだろと思った点で双子を嫌いになった 自分もこうはならない様に気をつけようと思った そして特に駅伝中である ジョージは天真爛漫で無邪気だが自分はそうではないとか言い出して こうしたら人に好かれるだろうとか計算して行動するとか言い出しては?じゃあ何で予選会終わってジョージと一緒に清瀬に反抗的な態度とったんだよと 沸々と再度怒りが湧いた この時ジョージは清瀬に頂点みせると言われてピュアすぎて反抗してたんだと納得できたがジョータのバカ、計算できるなら考えて行動しろタコ 大家にすら集中しとるか?別のこと考えてないか?と言われる始末 そんで何でわかったんだろじゃねーよ集中して走れ そして決定打となったのが最後ジョージに襷を渡す時に「葉菜ちゃん、もしかしたら俺たちのこと好きかも」じゃねーんだよ 考えれるならそれを聞かされたジョージがどんな心理状態で走るかとかわかるだろクソが そんでニコちゃんになんで今まで教えてくれなかったんだと逆ギレ、は?俺こんなやつが友達にいたらマジでぶん殴ってる お前が真剣に走ってジョージにそんな事言わなければ、ジョージは初駅伝を後悔することもなく、清瀬は今も走れたんだぞって言ってやりたい あと走がニラ持つために袋置いた瞬間に奪い取る様にニラを受け取った所とかもうギィーってなった 神童の登りとユキの家族応援が感動もの 基本ハッピーエンドは好きではないと思っていたがそれはミステリーだけなのかも? 途中にちゃんとした努力なり心理描写なりの過程が描かれていれば好きなのかもと思わせてくれた 来年箱根駅伝を真剣に見てみたくなった 走とハイジが心通じ合って友情を超えた愛を感じてキスでもするんじゃねーかとか思ってしまった 初めてBLもいいんじゃないかと思わせてくれた 取材対象の大学が元カノの出身大学で元カノを思い出した 伝えたいこんな面白い小説の土台なんだよって
4投稿日: 2025.08.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ここまで夢中になれることってなんだろう。神童やユキ、そしてハイジがここまで想えるような仲間に出会うには、一体何が必要なんだろう。それは同じ苦しみを乗り越えることではなく、同じ目標を持って努力することなのだろうか。 ハイジは二度と走れなくなっても、最後に希望を見つけ出せたんだと感じた。鶴見中継所で襷を受け取る瞬間、走ってきた走を見た瞬間、ここで終わっても構わないと思ったのだろうか。 作品を通して一貫して「強さ」が語られていた。長距離走においての「強さ」とは、ただ「速い」だけではないのだとハイジはわたしたち読者にその言葉で、走はその実感で教えてくれる。 箱根駅伝出場が決まってからの章は、スピードを感じるためにも一気に読んで正解だった。正月にテレビで見る道を、車で通る道を思い浮かべながら読む。本当にそこに寛政大学のあの十人がいる気になる。 ハイジがスパートをかけたことだけではない。十人全員の「あと一歩」が重なって、二秒差でのシード権獲得を達成することができた。陸上競技は総じて孤独な戦いだが、一人ではない。駅伝という競技における仲間がいることの大切さは、精神面におけるものだけではない。それに気づけた寛政大学の面々はもっと「強く」なれると思った。反対に、走だけではなく同じ大学の仲間までも敵だと思っている(キング考察)榊には、とうていたどり着けない場所なんだな。
1投稿日: 2025.08.11
powered by ブクログ走るときは1人。 みんなにそれぞれ物語があって、そのどれもが素敵 個人的には最後の方のニコチン先輩の言葉が好き。
7投稿日: 2025.08.11
powered by ブクログ爽やかで眩しくて竹青荘のみんなを好きになる。 まるで自分が走っているようなそんな気持ちを味わうことができた。 駅伝を見る目が変わりそう、世界が広がった気がする。
2投稿日: 2025.08.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【あらすじ】 寄せ集めの大学生10人で箱根駅伝を目指す話。 とあるボロ学生寮には寛政大学の学生9人が住んでいた。年も学部もましてや国籍も違うバラバラの9人。そんな寮のまとめ役である清瀬 灰二(きよせ はいじ)は、10人目の住人を探していた。 そして清瀬はみつけた。10人目はコイツしかいない、そう思える人物を。それが、蔵原 走(くらはらかける)だった。 蔵原が一瞬で駆けていくのを見た時、清瀬は感じた。(この時、蔵原は万引きして逃走していたわけだが…) 『──もしもこの世に、幸福や美や善なるものがあるとしたら。俺にとってそれは、この男の形をしているのだ。』 蔵原を半ば無理やり寮生とした清瀬は、面々の前で宣言する。「俺たちは箱根駅伝に出る!」と。 もちろん非難轟々。10名のうち陸上経験者は3人で、他は全くの素人だった。 陸上のルールも辛さも、箱根駅伝が何たるかすら分からない素人達と1年以内に箱根駅伝に出るなど無謀の極みだが、清瀬の口車(や脅し)に乗せられ、なんやかんやで箱根駅伝に向けての口火が切られたのだった。 ───────────────────────── 最近読んだ本の中で一番読みやすかった。 文書が小難しくなく、キャラクターが10人以上も出てくる割に色付けがしっかりしてあるので混乱しない。「あれ、これ誰だっけ…?」とならない作品はストレスフリーでありがたい。 葛藤や困難を乗り越えながら一つ一つステップアップしていく様が少年漫画を読む感覚に似ていてワクワクした。 清瀬は高校時代に脚を壊してしまい、もう伸び伸びと走れる身体ではなかった。そんな彼が、「俺にとっての最高のランナーは、お前以外有り得ない」と言ってのけるほど走る才能に恵まれた蔵原と出会って箱根駅伝を目指す姿は、清瀬なりの走ることへの問いと挑戦と執念を感じた。 蔵原といえば元々高校陸上で活躍している期待の選手だったが、監督とソリが合わず、監督への暴行事件を機に陸上部をやめた。 誰にも縛られず、自分一人で走り続けられる場所を選び、陸上のない寛政大学に入ったのだった。 蔵原を見つけたのは清瀬だったけど、蔵原がいなければ清瀬の夢も、清瀬がいなければ蔵原の陸上人生も潰えていたと思う。 物語終盤で蔵原は言った。 『俺の居場所も、行くべき道も、全部あんたが教えてくれたんだ。』 最初は清瀬の夢も清瀬自身のことも疑ってかかった野生児・蔵原だったけど、清瀬が今までの監督とは違い、タイムとか順位に縛られたつまらない物差しで蔵原をみていないことで徐々に心を開いていく。 結局10人で箱根駅伝への出場権を得るのだが、アンカーは清瀬。脚に爆弾を抱える清瀬は、もう二度と走れなくてもいいと思い、徐々に脚が壊れていくのを感じながらゴール目前までやってきた。あと少しのところでパキッと骨が剥離する音が聞こえ、決定的にランナー人生を終えたことを実感し、痛みに耐えながらゴールする。 そして清瀬の脚が今まさしく目の前で壊れた瞬間を、他の誰でもなく、蔵原だけが気づいた。聴覚とか視覚とかを超えた別のところで、清瀬の身体に起こった致命的な異変を感じ取っていた。 走ることしか頭にないあの蔵原が、清瀬の走りを止めたいと泣きそうになる姿にうるっとした… 走ることは孤独で、自分と向き合ってればいいとある種周りを拒絶していた蔵原を、清瀬と仲間達が溶かしていく。そして最終的に、有名実業団の誘いを蹴ってまで清瀬についていく入れ込みよう。 三浦しをん作品はこれが初めてだったけど徐々に『仲間』になっていく様子がとても自然で、人間模様を書くの上手い作者だな〜!読みやすいし面白いし言うことなし! 特に本作はブロマンスのエッセンスが詰まったグッとくる作品だった。清瀬がランナーとしての蔵原にどれだけ惚れてるか、蔵原自身気づいてないんだろうな。勿論、蔵原にとっての清瀬も自分のランナー人生を変えてくれた唯一無二の存在。 爽やかで熱くて素敵な物語だった。 アニメ化してたのを知らなくて今視聴中、これもまた良作だった。細かな話の内容は少し違うけど、なるべく原作から外れないようにという意図を感じる。アニメも面白いから色々な人に見て欲しいな。
1投稿日: 2025.08.02
powered by ブクログ面白かった。 熱中したーーー!!って感じ。 箱根駅伝を目指す10人の話。 長い本を読む時いつも構えてしまうが、それだけ深く深く入り込めるということなんだと毎度感じる。ずっとその世界の中にいられて楽しかった。もう自分では味わうことのない青春だった。 長距離を走っている人を一度間近でみて涙が出たことがある。この本を読んでいても、じわーっと心の中が熱くなるのを感じた。涙が出た。本ってすごい。 箱根駅伝は毎年テレビがついていてもほぼ興味なかったが、これからは見方が変わるかもしれない。 清瀬ハイジ、蔵原走(かける)、ジョーダ、ジョージ、王子、神童、ムサ、キング、ニコチャン、ユキ。 大家さん、葉菜子、藤岡、榊。 寛政大学。竹青荘(ちくせいそう)
23投稿日: 2025.08.01
powered by ブクログハイジ、走以外にもそれぞれのメンバーにそれぞれの背景があり、そこをしっかり描いてるのがすごく良かった。 六道大の藤岡や、東体大の榊もまた、主人公の敵でありながらもそれぞれの心情を考察して、ただ悪く描かないあたりも良かった。 ただただ走りたくなった。以上!!
1投稿日: 2025.07.31
powered by ブクログ「速い」選手と「強い」選手の違いは何か、 考えさせられる。 陸上は未経験でもブランクがあっても 上の世界を、記録を 目指すことができると奮起させてくれる作品。
1投稿日: 2025.07.28
powered by ブクログ本当にすごく面白くて、分厚い文庫本だったけど結局一日で読み切ってしまった。やめどきが全くわからなかった。ひたむきに走ることを追い求める彼らの姿に何度も涙が滲んだ。葉菜子ちゃんが予選会で彼らの走りに涙ぐんだときには私も涙ぐんでいた。走る人ってなんて美しいんだろう。そして、誰かのために、この襷を繋ぐために、その一心で走る彼らはあまりにも光り輝いていて、眩しくて貴い。誰かのためにって、全く実体のない気持ちだけど、その実体のない気持ちが人に爆発的な力をもたらすことがある。私はその瞬間がとても好き。箱根駅伝は毎年楽しみに見る派だけど、その解像度が爆上がりしたと思う。これで来年の箱根駅伝はもっと楽しく、熱く見ることができそう。 清瀬と走、出会いからしてBLか? と思ったけどすぐ何でもかんでもBLか? と思ってしまうこの心の癖、やめたい。
14投稿日: 2025.07.20
powered by ブクログ箱根駅伝に参加するチームの物語。強豪校によくある強烈な締め付けで勝利至上主義を否定し、チームメンバーの絆と努力する目的をテーマにする。壊れかけたアパートで育む一体感も青春を感じる。2025.7.19
1投稿日: 2025.07.19
powered by ブクログ長距離競技に人生を捧げて、途方もない努力と与えられた才能をもつ一握りの選手達がしのぎを削る箱根駅伝に経験者2名と素人8名で挑戦することは苦笑せざるおえないほど無謀だと最初は思ってしまった。ただ、清瀬が断言すると読んでいるこちら側も不思議と達成できるのではないかという気持ちにさせられる。多分これは選手達が感じている安心感なのではないだろうか。 特にお互いがバラバラというわけでもなく、仲良しに見えるアオタケの10人達の抱える家庭環境、走りに対する思い、好意を寄せる相手への想いが団体競技でありながら個人競技でもある駅伝の最中に見ることができる。 自分は高校卒業までサッカーに取り組んでいたが、高2の時に足首の靱帯損傷を経験し今まで通りのプレーが出来ない自分に嫌気がさしてマネージャーになった。そんな自分を清瀬と重ねて故障をした時のやるせなさ、そこから立ち直るまでにどれほどの苦悩があったのかを少し想像できて、清瀬の強さを尊敬できた。中学生の時に有志で走った駅伝大会を思い出した。自分に与えられた距離はたった3キロだったが沿道の声援や仲間との青春をこの本で思い出すことができた。 この本は努力をしても報われなかった経験がある人、これから何かにチャレンジしたい人、駅伝に興味がある人多くの人におすすめしたい。
1投稿日: 2025.07.19
powered by ブクログ何かに没頭する経験があることはいいことだ。それを仲間と共有する事が出来るなら、言うことはない。時にぶつかり、時にたたえ合う。喜び、笑い合う。未完成だから出来る事もある。 これこそ青春の醍醐味。 竹青荘に住む10人が1年間をかけて箱根駅伝に挑戦する物語。求めるのは、速さではなく「強さ」。 走ることの意味を問いながら、登場人物が成長していくストーリー。 要所で書かれる著者の言葉はとても洗練されていて、しばしば震えた。浸ることの出来る文章に出会えて、大変楽しかった。
29投稿日: 2025.07.13
powered by ブクログ「速く」ではなく「強く」走る、とは。 個性的な登場人物たちと一緒に、その意味について考えさせられる小説でした。 強豪チームではない仲間たちとどこにでも居そうな大家さん、ニラに親近感がわく。 箱根駅伝の裏舞台にそれぞれのドラマがあるのだなと思うと、これからの駅伝の見方と正月の過ごし方がちょっと変わるかも。 再読したいと思う作品。
4投稿日: 2025.07.11
powered by ブクログ何回か読んだ。努力は大切だけど 挫折したり、何もしたくない時期はある でもそこでぷつんと切れてしまうほど 人間は一筋縄にはいかない。
1投稿日: 2025.07.10
