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おいしい旅 初めて編
おいしい旅 初めて編
近藤史恵、坂木司、篠田真由美、図子慧、永嶋恵美、松尾由美、松村比呂美、アミの会/KADOKAWA
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総合評価

47件)
3.5
2
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    「アミの会」という女性作家の集団が書いた他のアンソロジーを読んで興味を持ったので。 旅をテーマにした短編を綴ったアンソロジー。 それぞれが短編とは思えないほど内容が濃い。旅に出たくなる。コロナ禍の状況も、ロシアに行けなくなってしまった状況もリアルに描いている。前向きになれる結末が多くてよかった。

    0
    投稿日: 2026.01.30
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    サラッと読むには良い。 でも何かすごく心に残ったかと言われると難しい。 アンソロジーの良さと限界なのかなぁ。

    1
    投稿日: 2026.01.02
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    『下田にいるか』 坂本司 (『和菓子のアン』の坂本さん) コロナ禍の鬱屈した日常に、ふと「そうだ! 伊豆に行こう」。会社員の主人公が思い立ったが吉日とばかりに、電車に飛び乗って一泊旅へ。美味しい海の幸やご当地グルメに舌鼓を打ち、イルカショーでは童心に返る。 いつもモヤモヤとしていた仕事の悩みも、潮風と旅先の景色に浄化されていく。 ひと言 「まずは行ってみればいい。おいしい景色は逃げない。」 『情熱のパイナップルケーキ』 松尾由美 初読作家さん パイナップルケーキの香りに誘われて、ひとり台湾へ。 職場に馴染めず、派遣という立場の曖昧さに息苦しさを覚える主人公。けれど旅先で出会う味と空気が、凝り固まった視点を少しずつほどいていく。 離れてみると見えてくる、同僚たちのささやかな感情。 彼らの隠していた想いと、自分の本心。その距離感を確かめるような“はじめて”の一歩。 ひと言 「少し遠くへ行くだけで、人の気持ちは案外よく見えてくる。」 『遠くの縁側』 近藤史恵 どこかで読んだ気がする——そんな「既視感」の正体は、きっとこの作者特有の“食と少しの孤独”の空気感。あるいは、ただ忘れただけ。 アムステルダム出張で盗難に遭い、急遽ひとり取り残される女性。 ビジネスでも観光でもない、宙ぶらりんな3日間。 頼るものが消えた時、彼女は少しずつ街に溶け込んでいく。 店先に並ぶコロッケの温度、夕暮れの運河、 見知らぬ地の「縁側」に腰掛けたような心地よさ。 それは日常のきしみをそっと癒やす時間でもある。 ひと言 「知らない街のコロッケは、なぜあんなに美味しいのだろう。」 『糸島の塩』 松村比呂美 初読作家さん 福岡・糸島。海風に磨かれた“美味しい塩”の産地。 けれど主人公の心は、しょっぱさより苦さ多め。 不倫相手が始めた旅行会社で働き、コロナ禍の煽りもあって経営は綱渡り。 詐欺同然のツアーを売る自分に、ときどき嫌気が差す。 そんな境界線の上で出会う、一人の女性旅行者。 まっすぐ旅を愛するその姿に触れて、 「本当は何が好きだったか」を思い出して ひと言 「苦味と塩味があるから、旅はおいしくなる。」 『もう一度花の下で』 篠田真由美 こちらも初読作家さん 幼い頃に祖母と過ごした、あたたかな記憶。 その懐かしさに導かれて、箱館へひとり旅。 香り高いコーヒーが、封じていた家族の記憶をそっとほどきはじめる。 そこで浮かび上がるのは、知らなかった家族の確執。 過去の恋、叶わぬ想い—— ちょっと“耽美な不倫ファンタジー”の気配すら漂って、大人の感傷と子どもの哀しさが混ざり合う。 ひと言 家族の物語は、甘いだけでは淹れられない 『地の果ては、隣』 永嶋恵美 こちらも初読の作家さん 大学卒業前。別れた恋人と行くはずだった卒業旅行を、そのままひとりで敢行した主人公。 行き先はサハリン。日本からほんの少し北へ行けば届くはずなのに、いまや遠い隣国となったロシアの地。 同じツアー客それぞれのサハリンへの思いと、 歴史に引き裂かれた記憶たち。 「旅」と「国境」が交差する場所で、 彼女は自分が見ようとしてこなかった世界を見つめ始める。 ひと言 「遠いと思っていた“隣”は、意外とすぐそばにある。」 『あなたと鯛茶漬けを』 図子慧 コバルト出身の作家さん/初読 家庭にそれぞれの事情を抱えた人たちが集まった、小さな劇団。 忘れ物をきっかけに加わった主人公の女性は、病気の多い家族のもとに育ち、外食経験がほとんどなかった。食事は生きるための作業でしかない。 けれど、新しくできた友との時間の中で、 “おいしい”ことが人生に力をくれると知っていく。鯛茶漬けの湯気の向こうで、 少しずつ、彼女の世界があたたかく開けていく。 ひと言 「誰かと食べるごはんは、明日を変えてくれる。」 出版時期はコロナ禍。 外出や食事に制限がかかったあの頃を逆手に取って、旅や“はじめて”の味の物語がそろっていた。 初読の作家さんも多く、 「まだまだ読書の旅は続くなあ」と思わせてくれる一冊。

    116
    投稿日: 2025.12.18
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    ひらめき図書第二弾。 お題は、「電車」 あ!これは最近新刊が出たばかりの、『ひとり旅日和』だ!と思い借りようと思ったら、借りられてた。 そりゃそうだ。出たばかりだもんな。 って事でまた図書館をウロウロして見つけたのがこの本。 最初の一文、「品川駅、午前十時。東海道線のホームに近いコンコースの端に、僕はぼんやりと立っている。」 から始まる、「下田にいるか」 坂木司 旅はやっぱり電車だよね♪と手に取った一冊。 この本は、文庫オリジナルアンソロジー、とのこと。 『アミの会』という実力派女性作家集団。とやらのメンバー7人の方達が書いた、旅の途中でおいしい食べ物が出てくる短編小説集。 どのお話も良かったけど、印象に残ったのは6番目のお話、「地の果ては、隣」 永島恵美 『ノスタルジック・サハリン4泊5日の旅』をする。 またこの物語の中で歴史が学べた。 隣の国、ロシア。 50年程前まではそこに日本人が住んでた場所、樺太。 短いお話の中に色々ギュッと詰まってた。 うん。良かった。 旅した気分になれたかな。

    31
    投稿日: 2025.12.18
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    旅と食がテーマの作家さん達の短編集。まんまと食べたく、行きたくなっていますw ちょうど季節や状況が、一緒の作品が多くて、するりと作品に入って ご飯共にもぐもぐしたかのようでした。

    1
    投稿日: 2025.04.12
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    隙間時間にほっこりしたいときにはおすすめ あたたかい気持ちになる短編集で、疲れていても頭に入りやすい。インパクトがすごくあるわけではないけれど、気軽に読める一冊。

    0
    投稿日: 2024.10.28
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    「アミの会」がなんだかわからんが、旅と、その物語のなかで出会う食べ物の短編集。 寝る前に1つづつ読むのがちょうどよかったです。 後半の話はちょっと感情移入するまで時間かかって眠くなるやつもありましたが、おおむね面白かったです。 一番印象に残ったのはサフィール踊り子に乗って下田に行く話。割と近いから私も体験できそうだからかな。現存する施設に興味を持ってWEBで調べて想像力を補完するのも楽しかったです。 オランダの揚げ物三昧の話も楽しかったです。 【下田×キンメコロッケ】 坂木司「下田にいるか」 【台湾×パイナップルケーキ】 松尾由美「情熱のパイナップルケーキ」 【オランダ×ニシン、フライドポテト】 近藤史恵「遠くの縁側」 【糸島×塩むすび】 松村比呂美「糸島の塩」 【箱館×コーヒー】 篠田真由美「もう一度花の下で」 【サハリン×シベリア風水餃子】 永嶋恵美「地の果ては、隣」 【松山×鯛茶漬け】 図子慧「あなたと鯛茶漬けを」

    2
    投稿日: 2024.03.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    帯に書かれた、「旅に出たくなる"絶品"アンソロジー!」とても素敵でまさにその通り、という感じでした。どれも前作とは変わって少し遠出をするような料理もですが、旅行もテーマとなっているアンソロジー。 1番好みだったのは図子慧さんが書かれた「あなたと鯛茶漬けを」。タイトル通り鯛茶漬けに注目するのはもちろんですが、主人公が心の中でもがき苦しく、でも食事を通して自分を取り戻す描写に共感しました。食べて美味しい楽しいだけではなく、自分が健やかになる食事、心が満たされる食事を大切にしたいと思わされる作品でした。

    0
    投稿日: 2024.03.23
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    旅と、食の思い出にまつわるエトセトラ。”初めて”と副題にあるだけあって、非日常。旅に出るきっかけもひとそれぞれ。 下田に行ってみたくなった。 台湾へは派遣で働いている彼女が一人旅、のはずが会社のお使いもする羽目に。 函館はカフェめぐり。函館の話の内容は重たかったけれど、カフェには行ってみたいな。NHKの”ふるカフェ系 ハルさんの休日”を思い出した。 糸島の彼女たち。出かける前の後ではさぞ印象が変わったことだろう。

    20
    投稿日: 2024.03.13
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    「アミの会」のアンソロジー。 『初めて編』ということで、七編のストーリーは、初めて訪れる旅先での初めての食べ物が登場する。 料理が美味しそうだったのは、乗り鉄・食べ鉄にも嬉しい「下田にいるか」坂木司さん。なんと言っても下田なら行けそう!と思えるのが嬉しい。観光も楽しそう。 もうひとつは、サハリンでのロシア料理がたっぷりの「地の果ては、隣」永嶋恵美さん。初めて読む作家さん。作中では、既にロシアとウクライナの戦争の気配が描かれていて、今は…まだ、いつになったらロシアに旅行に行こうと思えるのかわからないけれど。 コロナ禍のあと、旅に出る物語が描きにくくなっただろうと思うけれど、むしろ、だからこそ物語の中で旅ができることが楽しい。 活字で世界の料理が食べられる、その気になればリアルに味わえる、食いしん坊なわたしたちは幸せだ。

    4
    投稿日: 2024.01.27
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    こっちのほうが食より旅メインか。知り合いの振りして声かけた結果に驚愕。詰めが甘いとはいえまさかの一言。

    0
    投稿日: 2023.12.26
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    アミの会のメンバー7名による旅と食に関する短編作品集。 いつもながら同じテーマでも各作家の個性が出ておもしろいです。

    1
    投稿日: 2023.12.14
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    7人の作家による旅とおいしいごはんのアンソロジー。おいしいごはんが出てくる話しが好きなので、知らない作家さんに出会えるかもと思って読み始めた。 アムステルダムでコロッケを食べる『遠くの縁側』(近藤史恵)と松山で気の許せる友と食べる『あなたと鯛茶漬けを』(図子慧)がよかった。

    3
    投稿日: 2023.10.27
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    初めての食べ物、初めての旅行先、初めての出会い、色々な初めてが美味しいご飯と土地にあるアンソロジー 坂木司「下田にいるか」 適量が苦手な主人公が勢いで下田にプチトリップするお話 誰かが適当に適量にしてくれるから、好きなものは好きなだけ詰め込んだって良いじゃないか 松尾由美「情熱のパイナップルケーキ」 福引で当てた旅行券で初めての台湾旅行、現地の人や会社の台湾オフィス人との交流を通して少し周りから浮いていると感じていた自分だからこそ気付けることがあると知る パイナップルケーキに関する謎に気付けたこともきっとそう 近藤史恵「遠くの縁側」 海外出張での大仕事を終えた日、パスポート財布など一切を紛失し、アムステルダムに足止めをくった主人公 激しく落ち込むが、足止めによる思いもかけない数日で街を散策し立ち止まることの大切さに気付く 松村比呂美「糸島の塩」 詐欺まがいの手法で旅行プランを販売する主人公、騙されていると気付いている相手とひょんなことから旅行するハメに 他の短編とは毛色が異なる雰囲気だが最後は前向きになれる

    1
    投稿日: 2023.10.26
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    思い出編の感想で、小説内でコロナ取り上げられるの苦手って書いたけど前言撤回。 下田にいるか、すごい良かった。絶妙な閉塞感と解放感。光を掴めた感じがして励まされる。 情熱のパイナップルケーキ、糸島の塩、が好きだったかな。遠くの縁側も面白かった。(近藤史恵が好きだから、期待しすぎてしまった) 初めて編の方が好きなの多かったかも。

    4
    投稿日: 2023.09.13
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    とにかく皆さんの作品読みやすいです。そして人々の感情や、周りの環境、美味しそうな食事たちなど情景の描写が想像しやすくわかりやすい。綺麗でほっこりする作品が多く心が落ち着き好きな本でした。

    1
    投稿日: 2023.09.08
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    アミの会という女性作家達の集団の作ったおいしい旅をテーマにした短編集。 知らない作家さんが多かったがどれもこころあたたまる話だった。 坂木司は、覆面作家なのに女性作家集団に入っているのかと驚いたら、ゲストなのだそう…

    1
    投稿日: 2023.08.05
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    坂木司さんはすごくよかった。 松尾由美さんも面白かった。 近藤史恵さんはもちろん素晴らしい。 松村比呂美さんの「糸島の塩」はユニーク。 あとの三作は、なんだろう、文体に慣れてないせいなのかちょっと引っ掛かりつつ読んだって感じ。

    1
    投稿日: 2023.07.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    旅行をしながら読書 情熱のパイナップルケーキ   台湾に行きたくなる  北投温泉も気になる  李製餅家 パイナップルケーキはお土産で 遠くの縁側   欲張らず何気ない旅行もいいな 糸島の塩  工房とったん 行ってみたい 地の果ては、隣  次はあるとは限らない  旅にでよう  当たり前が当たり前じゃなくなる瞬間なんて、知らないほうがいいに決まっている  楽しく今を生きていこう!  漫画 ゴールデンカムイかな 

    1
    投稿日: 2023.07.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    坂木司さんの「下田にいるか」の適量が わからない彼の気持ちがすごくわかって 読むうちに自分も行ったことのない下田を 旅している気分になりちょっとしたことへの 感動何かがすごく伝わってきた。 上司からわざわざ口頭で伝えてくれた所は 自分だったら泣いちゃうなwww 松村比呂美さんの「糸島の塩」の話は なぜ一緒に旅する気になったのかは 私にはまったくわからなかったけど こういうのも一つの出会いなのかな? その話出てくる「おにぎり定食」は 是非行って食べてみたいと思いました。 どの話も始めて旅をする感じがすごく伝わる 作品で読むとこちらまで一緒に旅している 感じが読んでてすごく楽しくそして 美味しかった。あぁ~お腹減った。

    2
    投稿日: 2023.06.08
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    7人の作家さんによる旅短編集。 坂木司さんの短編、 テレビドラマ「孤独のグルメ」の語りに似ている(笑) 井之頭五郎を20代の若者にしたらこんな感じになるかも。 さあ、旅行に出かけよう!

    2
    投稿日: 2023.06.04
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    とても とても 旅をしたくなった。 海外は、ハードルが高いけど、国内ならすぐ行ける気がする!下田でイルカを見たいし、糸島の塩で握ったおにぎりを食べたい。ようやく、自由に、動ける時が来たのだから。

    1
    投稿日: 2023.05.13
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    すきな作家さんの旅の話は、そこに行ってみたくなる 思い立ったときに気軽に出かけられないこともつらさを感じるけど、あったものがなくなっているのには悲しみを覚えるし、それが壊されてしまったものだったらなおさら非難してしまうだろう “在る”こと自体が奇跡なんだと思えてしまえば、希望を持てるだろうか、絶望するだろうか。それらもすべて自分の在り様に他ならないのかもしれない 人生は旅に例えられるけど、心を揺さぶられること、気持ちのゆらぎこそが、人生の、旅の、読書の醍醐味かもしれない

    4
    投稿日: 2023.05.01
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    旅にまつわる短編集。 松村比呂美さんの「糸島の塩」が良かった。 おむすび美味しそうだったなぁ。 旅先での人との出会いが描かれた作品が多く、ああ、良いなぁ~と思ったけれど、よく考えたら人見知りの私にはハードルが高いぞ??と気付く。それとも旅先のテンションで泣け無しのコミュニティ能力をフル活用出来たりするのだろうか。 何にせよ、旅っていいなぁ。 ⚫ないものばかり並べていたが、あるものを探すと、まだ少し希望が残っている気がした。

    2
    投稿日: 2023.04.19
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    既存の作品を集めたのではなく、 この本のために書いたんだな。 それぞれの作品の主題というわけではないけれど、 現在のリアルな世界が描かれている。 数年後、読み返した時には どんな気持ちになるのかな。

    4
    投稿日: 2023.04.02
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    『おいしい旅 想い出編』と同日発売された作品。 収録作は 「下田にいるか/坂木司」 「情熱のパイナップルケーキ/松尾由美」 「遠くの縁側/近藤史恵」 「糸島の塩/松村比呂美」 「もう一度花の下で/篠田真由美」 「地の果ては、隣/永嶋恵美」 「あなたと鯛茶漬けを/図子慧」の書下ろし7篇。 家が好きで出不精の私だが本作を読むと旅に行ってその土地ならではの美味しいものを食したくなる。 お気に入りは、コロナ禍前に女友達と二人で行ったサニーヒルズ台湾本店のパイナップルケーキを懐かしく思い出す松尾作品と、不穏な展開から反転する松村作品。

    0
    投稿日: 2023.03.26
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    7人の作家さん達による、旅とおいしいものを題材にしたアンソロジー。 坂木司さん、松尾由美さん、近藤史恵さん、松村比呂美さん、篠田真由美さん、永嶋恵美さん、図子慧さん 坂木さん、近藤さん、松村さんのお話が好きだった♡ 読んでると情景が目に浮かぶ様で、なんだか心地よかった。そしてその土地にまつわるおいしそうなものに興味津々♪ サメバーガー、糸島の塩、樺太の白身魚、、etc、、 アムステルダムにはコロッケなど揚げ物の自販機があるらしい!しかも熱々! 旅をすると色んな"初めて"に出会って、非日常を味わえる。ほんと最高のリフレッシュだな〜♬ コロナ禍で旅行ほとんど行けてなかったから、そろそろ私もどこか行きたくなった! 海外で1人はちょっとキツいけど、坂木さんのお話のような行き当たりばったりな旅がしてみたいな〜♡ 初めての作家さんも何人か読めた✩︎⡱ アンソロジーは楽しい〜〜

    25
    投稿日: 2023.03.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アミの会にて7名の作品。 1作目から読み進めてZOOM会議が登場し、発行年を確認。 以前は震災前か震災後、という自分の区切だったが 今はコロナ前、コロナ禍だなぁ。。早くコロナ後 にならないだろうか。 ロシア侵攻の絡む話もあって 今、この空気感に同調できる2023年に読めて良かったと思う。 身近な旅先が多いので、本作を読むと旅行したくなる。 一人旅の話も多いので、身軽に真似したくなる。 坂木司「下田にいるか」 2020年からのサフィール踊り子。知らなかった。 日常の中に潜むリゾート感。 「お値段は最後の決め手にした方が、いい条件が見つかるかもしれません」ナルホド。 社員旅行で訪れたが、本作の主人公のように満喫は出来なかった。(コロナで中止中の駅前足湯は利用したけど。ちょっと日よけとか屋根が欲しい仕様であった) 『その場にいればわかっていたであろうニュアンス。そういうものが、今は本当に伝わりにくい。』本当に。 松尾由美「情熱のパイナップルケーキ」 台湾行きたい。。亡くなってしまったが森永あい氏の作品にも登場したし。いろいろと分かち合いたいので一人旅は敬遠してしまうが、いろいろと考えるきっかけになるだろうなぁ。。 近藤史恵「遠くの縁側」 アムステルダム。未知の世界。いいなぁ。。コロッケ。 先輩の『なにかに急き立てられなくてもいい時間。…ほんの少しだけ、…なにをするでもなく、空を眺めている時間。いつの間にか、そんなものがとても贅沢になってしまった』 老後の不安で働き続けているけれど、給与が低くなっても優先すべき事柄は沢山あるのだよなぁ。。 ちょっと違うけれど 気がめいってお家時間は何もできず、反対に会社スマホやノートパソコンで常にメール対応に追われていて 半身でしか有給を楽しめていない 小心者の自分が嫌だ。。休み明けの進捗状況やメールを気にしない性格になりたい。。 松村比呂美「糸島の塩」 歩合給やノルマの話を読むのはしんどい。。 唐津について調べている時に糸島の存在をしった。 こちらは変わったいきさつでの二人旅行の話。あ~、ぺーバードライバーでなければ旅行もっと幅広がるのに。。 主人公のこれからの未来に期待したい!! 篠田真由美「もう一度花の下で」 函館。謎解き小説。 祖母の気持ち。。辛い。。笑子さんの選択は う~ん。。少しでも歩み寄れていたのならいいのだけれど。。 永嶋恵美「地の果ては、隣」 サハリン。樺太。コロナも驚きだったがパラリンピック開催なのにロシアのウクライナ侵攻も衝撃であった。。 ゴールデンカムイ だろうか?? 自分は海外旅行も仕事も海外とは縁遠いが、本当、生活が一変した人たちの心境は。。 図子慧「あなたと鯛茶漬けを」 松山空港の二階。空間気になる。 羽田や千葉や札幌、大きい空港もお店が多くてワクワクするけれど 熊本空港、鹿児島空港、高知空港。地方空港もゆっくり回れて良かった。 心配性で早めに空港に着いてしまうわけなので 空港のお店を目的にした旅もいいかもしれない。

    1
    投稿日: 2023.01.29
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    読んでると旅をしたくなる話。ほんわかあり、偶然性あり。 糸島は知らなかった。思わず検索してしまいました。行ってみたい。

    1
    投稿日: 2023.01.29
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    女性ひとりの語りみたいな話が多く、生活に何か辛いことあっても旅や美味しいもので元気になったり、変わるきっかけになったり…という話が多かったので、怖いのやファンタジーじゃない、しっとり系で手軽に手に取りたい人にオススメ。私は坂木司と近藤史恵に惹かれて読みました。 男女関係に踏み込んだ内容もあるので、中学生からかな。際どい表現はないです。 「下田にいるか」坂木司 仕事行き詰まり感じてふらりと伊豆熱川に行き楽しむ僕。楽しむ僕。あー、このコースで伊豆行きたい!って思いました。 「情熱のパイナップルケーキ」松尾由美 台湾オフィスの下村さんのお土産はいつも李製餅家のパイナップルケーキ。そのお土産を不思議な取り方する、木元君。私は旅行券の当たりで台湾に行くこととを決めたのだが…。 パイナップルケーキ、私も大好き。最近中華街行かなくてもお手頃のが近所のスーパーにあるので常備してます。作れるのか。 「遠くの縁側」近藤史恵 アムステルダムでの見本市の仕事の打ち上げでとんでもない失敗をして、一人残った私。そこの空気感と、凄く尊敬して憧れていたのに突然辞めて田舎に行った先輩の縁側のある家を重ね見る。 「糸島の塩」松村比呂美 大きな旅行代理店辞めて不倫相手の上司と立ち上げた会社はコロナで行き詰まり、ついに怪しい仕事に手を出し契約しようとした相手は幸(みゆき)の作った糸島観光パンフレット見て、一緒に行こうと無理に誘ってきた。 「もう一度花の下で」篠田真由美 昔を知っている人からの謎めいた手紙で函館に来た私。手紙の出し主には会えるのか? 「地の果ては、隣」永嶋恵美 サハリンへ卒業旅行に一人旅に出たものの、メンバーは年配者多く、場違いな片桐萌衣。戸惑いながらも出されるご飯の美味しさや、旅とともに解っていく周りのひとの気持ちに抱えていた拗れも解けていく。最後タイトルへつながる。 「あなたと鯛茶漬けを」図子慧 家族から介護と虐待と言葉による制約を受けて育ち心が固まっている女性がののさんと知り合い、美味しいもの食べて少しずつほぐれていく…けど、お互いの時間や場所はズレていって。少し切ない。

    4
    投稿日: 2023.01.27
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    アミの会による旅行本。下田、糸島、函館、サハリン、台湾、オランダ…。知らない場所、美味しそうな食べ物。こんな本読んだら旅行行きたくなっちゃうじゃん!特に良かったのは糸島の話。思わず検索して半ば本気で行きたくなった。

    1
    投稿日: 2023.01.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    唐突な飯テロ作品もあるので 空腹時に読むのはきついかもよ…(誉め言葉) 良かったのは、報われない恋をしている女性が それに手を出した場合、もうダメな時点になって 勧誘した女性に救われる物語。 こういう手法って本当にあるんだよね。 多分実際にあったんだろうね。 その女性のおかげで彼女は救われるんですよね。 本当の「彼女」を取り戻したのですから。 そして最後に出てくるのはこれまた闇を抱えた人。 時折その描写は出てくるけど そこにいる彼女は底抜けに明るい。 そして友達がたくさんいる。 食べ物を通して、ね。

    1
    投稿日: 2023.01.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【収録作品】「下田にいるか」 坂木司/「情熱のパイナップルケーキ」 松尾由美/「遠くの縁側」 近藤史恵/「糸島の塩」 松村比呂美/「もう一度花の下で」 篠田真由美/「地の果ては、隣」 永嶋恵美/「あなたと鯛茶漬けを」 図子慧 「下田にいるか」で、もう旅情をかき立てられる。旅に行きたくなるアンソロジー。

    8
    投稿日: 2022.12.30
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    「行きたいところは行きたい時に行く」「次があるかは分からない」 世界で起きているあれこれで、壊されてしまうかもしれないし、パンデミックが起きたら出国すらできない。 ここ数年で分かっていたはずだけど、今一度「今度なんて言って逃げるな」と押された気がした。 おいしい旅、というだけあって、もちろん食べ物が出てくるのだけど、それらが魅力的に美味しそうに惹かれるように書かれているかというと、そこは疑問。 お話は悪くないけど、おいしいにはそれほどフィーチャーされていないと思う。

    2
    投稿日: 2022.12.25
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    旅と美味しいものがテーマのアンソロジー。 糸島の塩、台湾のパイナップルケーキ&北京ダック、アムステルダムのコロッケ。 旅で食べるものは、その空気感ごといただくので、何倍にも美味しくなる。一期一会で出会う人、風景、温度、時に音楽…様々な要素が絡み合って、思い出しても幸せな気分になる。

    1
    投稿日: 2022.12.18
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    アミの会による旅の初めてをテーマにしたアンソロジー7編。 ゲスト:坂木司 「下田にいるか」坂木司 「情熱のパイナップルケーキ」松尾由美 「遠くの縁側」近藤史恵 「糸島の塩」松村比呂美 「もう一度花の下で」篠田真由美 「地の果ては、隣」永嶋恵美 「あなたと鯛茶漬けを」図子慧 想い出編ともにコロナやロシアのウクライナ侵攻 時事要素も結構ストーリーに入ってますね。 ただ美味しいものを食べるグルメ旅じゃなくストーリーがあるものばかりでした。 「もう一度花の下で」が印象的。

    1
    投稿日: 2022.11.28
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    表題のほのぼのさに反して、内容はあまり軽くない。 それがこの一冊にきちんと重みをもたらしていて、良かった。

    2
    投稿日: 2022.11.15
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    下田にいるか 情熱のパイナップルケーキ 遠くの縁側 糸島の塩 地の果ては、隣 あなたとお茶漬けを コロナ禍の今の旅をそれぞれ物語

    1
    投稿日: 2022.10.18
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    食べる事は生きていくうえでかかせないもの。 旅はそれぞれ。 必ず年に数回は旅をする人。そうでない人。 私はそうでない方。行きたくても行けない。 本っていろんな場所に連れて行ってくれるから好き。 私も下田と糸島に行きたいな~

    9
    投稿日: 2022.10.11
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    旅は色々、人生の転機だったり、癒しだったり、日常から離れる事で気付く事があったり気分転換できたり·· 旅を通して人は成長するのかな?と思いました。

    1
    投稿日: 2022.10.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

     大好きなアミの会のアンソロジー。  お気に入りは坂木さんの「下田にいるか」、永嶋さんの「地の果ては、隣」。 「下田〜」は、旅行会社に勤めているサトウ企画は着眼点は良いのだが、詰め込みすぎてイマイチ評判が悪い。そして、その詰め込みすぎた企画を叩き台に改良された物の良さに落ち込む…  コロナ禍で行けなかった旅行のワクワク感など、あれもこれもって詰め込みたい気持ちは判ります。でも、ツアーであんまり詰め込んだ物は疲れそうな気もします。  下田のサトウの個人旅行、凄く楽しそうでホッコリでした。 「地の果て〜」は北方領土が舞台。  片桐萌衣は、彼氏と卒業旅行にイギリスへ行くつもりが、彼氏より先に就職が決まった途端、破局。キャンセルしようと旅行会社を訪れた時に目に入ったサハリンへのツアーパンフレット。思い切って一人でツアーを申し込む…  昔そこに住んでいた住人が、戦後やっと旅行者として降り立ってみたら、そこは完全に異国。それを読んで、何だか切なくなりました。 『当たり前が当たり前じゃなくなる瞬間なんて、知らない方がいいに決まっている』  老婦人の言葉が、とても刺さりました。

    3
    投稿日: 2022.10.05
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    旅をしているような気分に、また、本当に旅もしたくなった。 近藤さんの遠くの縁側がいちばん好きで印象に残った!

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    投稿日: 2022.09.26
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    色々な作家さんのお話が一冊で読める&私の大好きな旅と食がテーマのお話ばかり☆ 私は知らない作家さんの本はなかなか手に取らないタイプなので、こういうので新たに作家さんを知れるのは有難い。 松村比呂美さんの「糸島の塩」が一番気に入りました。最近、福岡を舞台にした小説読んだばかりということもあり、ますます福岡に行ってみたくなりました。 次点は、永嶋恵美さんの「地の果ては、隣」。 どちらの作品も、出てくる女性がかっこいい。

    3
    投稿日: 2022.08.30
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    アンソロジーなので仕方ないのかも知れませんが、前半はすごく面白く、中盤からあんましと言った感じでした。もう一冊に期待!

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    投稿日: 2022.08.27
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    好きな作家さん二人入っているし 題材的にも楽しいだろうな~と 期待していたけれど… どれもなんかモヤモヤして 楽しいリズムに乗り切れなかった。

    2
    投稿日: 2022.08.11
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    私はコロナ禍になってからというもの、旅行はもちろん(元々出不精なんですが)、外食すら一度もしていないという、いくらコロナ禍とはいえ、こんな人いないくらい、引っ込み思案な生活を送っているので、せめて本の中でとこのアンソロジーを読みました。 「下田にいるか」坂木司 コロナ禍の旅行業界。 水族館のイルカのショー。 ホテルの朝食ビュッフェが美味しそうでした。 「情熱のパイナップルケーキ」松尾由美 台湾駐在の一人の男性社員を巡る、元恋人、派遣社員のわたし、男性社員の思惑。 パイナップルケーキって食べたことがないけど美味しいのかなあと思いました。 北京ダックは弟が横浜に住んでいるので何度か食べに連れて行ってもらいましたが、美味しいですよね。 別れる女性との会食に北京ダックを選ぶ男性のしたたかさを感じました。 「遠くの縁側」近藤史恵 パスポートを鞄ごと盗まれたOLが一人で過ごしたアムステルダムでの2日間。フライドポテトにマヨネーズをかけて食べるのと、コロッケパンが美味しそうでした。 「糸島の塩」松村比呂美 旅行代理店ドリップドリームの社長と不倫をしている川上幸がカモろうとした瀬戸優子(まさこ)は実は元添乗員で幸をわざわざ福岡県の糸島への二人旅に誘い、騙そうとした幸に重大なことを教えてくれます。 そこで二人が食べた絶品塩むすび。 「もう一度花の下で」篠田真由美 3歳の娘、絵美子を亡くし夫とも決別した祖母の苦悩を巡る大学生の美南の旅。 箱根のコーヒー店巡り、マトリョーシカの謎。 ワラエというお手伝いさんは果たして待っているのか。 「地の果ては隣」永嶋恵美 彼氏にふられてサハリンに一人旅する大学四年生の萌衣。他のツアー参加者は高齢者ばかり、戦争体験を思い、自分が平和ボケなのではないかと思います。 そこで出会った、シベリア風水餃子のペリメニを始めとする美味しい料理の数々。 「あなたと鯛茶漬けを」図子慧 劇団員の、ののさんとモンちゃんが宇和島に旅して食べた鯛茶漬け。私は鯛茶漬けというものを食べたことがないので、食べてみたいと思いました。

    79
    投稿日: 2022.07.28
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    (仮)が取れたアミの会編。 待ってましたー。 ゲストの坂木司さん、やっぱり好き。 終盤の、あの、電話のシーンがすごく好き。 篠田真由美さんは、函館(作中表記は箱館)が舞台で懐かしい。1本のスプーンが導いたのね。 近藤史恵さんのコロッケ。クリームコロッケかぁ。 道産子としてはコロッケといえばポテトコロッケなんだけどwでも、ああいう風に食べるコロッケ、すごくおいしそうだった。(でも、ポテトコロッケもああいう食べ方、おいしいと思うなぁ、なんていじましいかw) さて、引き続き「想い出編」へ。

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    投稿日: 2022.07.27