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彼岸の花嫁
彼岸の花嫁
ヤンシィー・チュウ、圷香織/東京創元社
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総合評価

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    マレーシアはマラッカが舞台の冥婚ファンタジー。時代は19世紀頃、イギリス統治下の時代みたい。マレーシア華人文学です。 いまや中国本土では失われた「冥婚」というシステムや紙のお金などのお供物をする習俗、冥界の描写がかなり面白い。お父さんがひどいけど主人公は健気に頑張ってます。 実際、中国本土でも南の方では紙銭(本編中では「冥銭」)や紙でできた模造品を燃やす習慣はまだ根強くて、模造品に至っては最新のiPhoneや外車など、びっくりするようなものが売られてるんだよね。さすが煩悩まみれの中華圏! ひとつ、名前の表記がカタカナなのが読みづらい。なまじ中国語を齧った人間に限ってのことだと思うけど。ネタバレすると「アーラン=二郎」とは思わなかった。阿郎かなと。本文中に「次男という意味」と書かれていたから推測しようと思えばできたんだろうけど、二郎神君なのに犬連れてないし!犬!!大事だよ、二郎神君といえば犬! 本編の他に、著者あとがきや訳者あとがきが作品や時代背景などの解説のようになっていてかなり面白い。Netflixのドラマも見たくなっちゃった。『夜の獣〜』より好きです。

    3
    投稿日: 2026.02.07
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    わがままお嬢様の冒険物語。 幽体離脱したまま冥界を冒険して、絶世の美男に出会うとか、面白すぎる。 テンポよく読めて気持ちよかった。

    1
    投稿日: 2023.07.10
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    前に読んだ本が面白かったので。こちらの方が先に書かれた作品だったんですね。 時代背景が古いので、お金の無い旧家の令嬢なんてロクなもんじゃないな、というのが一番の感想。働く場所もないし、勉強する場もないし、留学や社交するお金もない。家長である父親がやる気を出さないとどうしようもない世界で、娘の存在も忘れているような男に結婚の面倒なんか出来るわけないものなぁ。これだから男には任せられないよな~と現実をみたら奥さんは嘆きそう。 それにしても若くして亡くなった金持ち息子はなんでそれほど彼女に執着してたんだろう?作中語られた気もするけれどもあまり記憶に残らない。そしてマルチエンドのように3人も男性を用意したため、結局どうなるのよ?というあたりで話がボケてしまい、どっちつかずの結末が残念でした。まぁでも実際問題、世間知らずでつぶしも聞かない彼女はカネモの従兄と結婚するしかないのでは?途中までその一択だったのに、なんでそういう展開にしちゃったかな、とちょっと残念に思いました。 個人的には一番かっこよかったのはヒロインの母親だと思うけれども、彼女が亡くなったもの大分八つ当たりのとばっちりだし、それで死後はあれか、というと本当に救いがない。ドラマ版は色々変えているみたいですが、確かに登場人物と、特に恋愛部分をスッキリさせた方が面白くなりそう。舞台背景は面白いなと思ったので。

    2
    投稿日: 2022.04.13
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    Netflix でドラマを視聴後、この本を読みました。 ドラマとはかなり違うストーリーで、本の方がより内容が濃く、詳細に死者の世界が描かれています。 ストーリーとしては読みやすく、普通のYAファンタジーといった感じです。

    1
    投稿日: 2022.03.30