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総合評価

209件)
3.9
43
91
51
2
1
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    感想は下巻で 須玖くんが小説や映画に没頭するようになったきっかけが現実逃避だということ。ドキッとした。私もそんな時期があった。まさしく逃避だった。 須玖くんは芸人の又吉さんぽいなぁ。 歩から見る男性は単純で優しくて分かりやすい。 女性達は皆個性的でマイペース。

    0
    投稿日: 2026.03.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    歩は人のことをよく見ている。自分のこともよく分かっている。客観的に見ている。動悸は不純でも、物事を楽しんでできる。本人が意図しなくてもできてしまう。本当に上手くやっている。羨ましい。そして疎ましい。 この小説は声に出して笑ってしまう描写がちょこちょこある。 姉は巻貝になっていたっていうのもウケたし、サトラコヲモンサマの正体について、知った時は本当に爆笑してしまったし、でもその冗談じゃなくその名前にした矢田のおばちゃん、本当にすごいなって……悩める人が悩まなくてもいいように、信じれる対象や場所を作ってあげたこと、すごいなって思った。 祖母が死に、母は再婚し、姉は大量の巻貝を作り、最後に父が出家することになって、涙がちょちょぎれた……山に母と姉がこもればいいと歩が思っていたことが父が叶えてしまう面白さと、悲しさとやりきれなさと……すごい小説だと思った。これは直木賞とるわと思った。

    7
    投稿日: 2026.02.24
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    家族のいざこざの深みが分かる。と同時に自分の家族は本当に平和だったのだと気付かされる。家族の問題は考えや判断に直に影響をする。もしも然る立場になるのだったら、家族を持つ責任感を強く持たないといけない。けど、重い雰囲気を感じさせない面白さが沢山あり、ラストのおばちゃんの話は特に好き。面白すぎる笑

    2
    投稿日: 2026.02.24
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    父の海外赴任から日本に帰国し、母と姉の三人での日本での生活が始まる。 歩の思春期にフォーカスした「中」では、承認欲求(私を見て!)はたまたプライドが至る所に描写されている。 歩は自身の家族の影響もあってか、その特徴をもたない者に関心を抱き、魅了されていく。 ライターになったのも、文章を書くことが他人の目につかない行為だったからだろう。 自分も他人からの見られ方は気にするし、よく見られたいと常に思っている。 SNSの影響で承認欲求の箍がはずれている現代で、そのような人はとても魅力的だし、自分もそうでありたい。

    40
    投稿日: 2026.02.05
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    中巻。なるほど何か大きなことが起きるというわけではなく進んでいく物語なのか、と思い他読み進める。主人公の感情が比較的薄い分周りの登場人物が十人十色で魅力的。下巻を読んだ時にどのような景色を見ることができるのか、と思い読み進める中巻。

    3
    投稿日: 2026.02.03
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    サトラコヲモンサマ、、 人の心の支えになるもの、たいそうなものでなくていい、信じられるものなら何でもいい、自分たち人間では手に負えないこと、自分たちのせいにしていては生きてゆけないこと、それを一身に背負う存在、 きっと必要なものだろう。

    3
    投稿日: 2026.02.01
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    『サラバ!』2015年直木賞受賞作、西加奈子の自伝的小説。イランで歩が誕生してからお話がはじまる。僕、歩はイランで幼少期を過ごし、父の転勤に伴い帰国後の多感な青春時代を経て、現在は雑誌のフリーライーターとして独り立ちしている。ここまでが上巻から中巻までのお話。 物語の主題は家族である。両親の離婚後は母方の実家の近所で暮らすのだが、姉の暴走は止まらない。猟奇的な姉と自分が一番大好きな母、世捨て人みたいな父そして、家族から離れた反動で大学時代はヤリチンになってしまった僕。家族の成長物語がサラバである。

    3
    投稿日: 2026.01.30
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     直木賞受賞作「サラバ!」の中巻。本書では、第3章・4章が書かれている。  両親の離婚、カイロからの帰国を契機に、主人公の家族が精神的にバラバラになり、あの1995年を迎える。1月に阪神淡路大震災があり、3月には地下鉄サリン事件が起きた。主人公が心の拠り所にしていた友人とは地震以降疎遠になり、地下鉄サリン事件を契機に実家近くのおばちゃん(周囲から慕われており何も知らない人には宗教団体の教祖のように思われた)の所に出入りしていた姉は同じく拠り所をなくしてしまう。

    1
    投稿日: 2026.01.26
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    上巻(1、2章)で蒔いた種が芽を出して来ているような、いわゆる伏線回収が上手い。阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件のような過去の出来事と、それによって揺り動かされる登場人物たちの心情のリンクが自然で、実際に生きている人間のリアリティがある。

    1
    投稿日: 2026.01.25
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    中巻も面白かった!♡ 須玖っていう友達に出会えてよかった。わたしもそんな友達がいるから歩むの気持ちすごくわかる。

    1
    投稿日: 2026.01.23
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    中巻もとてもおもしろかったです。すごい変な人たちの突拍子もない話のようで、絶妙なリアリティも感じられて、どんどん物語にハマってしまいます。

    2
    投稿日: 2026.01.22
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    中巻も面白いのだけど、主人公歩がちょっと腹立つ。 いつだっていい子ちゃん狙いでずるい奴。 宗教や性別、普段の生活で自分に関係ない限り踏み込まない、見ない、分野がとても身近に考えさせられる。 腹の立つ歩ではあるけど自分だって直接関係なかったら歩のように単なる傍観者や触れないように過ごしている人間かもしれない… と思うとこのズルい、という感覚は案外多くの人に当てはまるのかも。 と、自分にも残念に思う…。 と同時にスグの意見は公平ですっとする。 こういう風に考えられると人を尊敬し、大切にできていて良いな、と思う。

    1
    投稿日: 2026.01.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    僕 今橋歩。両親が離婚し、母親に引き取られる。帰国し、祖母と同じ町内に住む。苗字が圷から今橋になる。存在を消すという伝家の宝刀を持つ。男らしくなるため、サッカーを始める。高校2年で優子の家で童貞を捨てる。東京の大学に進学する。大学2年で映画サークル「キネマトクラブ」に入る。小さなレコードと本を売っている店「オッド」でアルバイトをする。大学を卒業しても就職せず、そのままオッドにいる。オッドでポップを書く。 ゼイナブ エジプトのメイド。 僕の母 今橋奈緒子。離婚後は様々な恋人を作る。再婚して小佐田となる。 僕の姉 圷貴子。父についてドバイに行く。帰国して、神出鬼没のアーティストとして、ちょっとした有名人になる。 僕の父 圷憲太郎。ドバイに転勤になる。 増田 エジプトでの姉のクラスメイト。帰国するため恋を終えた。 夏枝おばさん 母の姉。三人姉妹の二番目。祖父似。独身で実家に住んでいた。 僕の祖母 歩の母の母。母の容姿は祖母から引き継がれた。 ヤコブ エジプトでの僕の親友。 会田 僕のクラスメイト。 長木 転校して初めて僕に話しかけてくれた。 大津 オーツ。僕の親友。僕をイマバと呼ぶ。お父さんは柔道の先生をしており、小さな頃から柔道を習っている。 室井 僕のクラスメイト。いつも同じ服を着て、痰をからませていた。 大嶽 姉のクラスメイト。 治夫おじさん 好美の旦那。紅茶や茶器などを輸入、販売する会社を経営。自殺未遂。 好美 母の姉。三人姉妹の一番上。祖母似。 矢田のおばちゃん 「サトラコヲモンサマ」という神様のようなものを祀っている。姉に影響を与える。僕らが小さな頃、ローラースケートパークだった土地の一角にサトラコヲモンサマの新しい家が建った。 安井 姉は美人のヤンキー。 小池 サッカークラブで一緒で、中学でも同じクラス。 大垣 サッカークラブで一緒で、中学でも同じクラス。 長内 環境クラブという地味なクラブに所属しているが、恋愛ブームに最初に火をつけた。 土生ちえり 環境クラブ。長内とつき合い始めた。 雑賀真琴 サッカー部内で4人が好きな陸上部のショートカットの女子。バスケ部の須崎と付き合う。 遠地香苗 すね毛が渦になっている。 城之内より子 眉毛が繋がっている。 有島美憂 僕の初めての彼女。部活に所属してない。 八幡恵子 僕のクラスメイト。美憂と仲が良かった。 滝谷 顧問。 溝口 一番好きな玖波沙織にフラれて、2番目、3番目と告白してゆく告白アディクトみたいになっていた。7番目に好きな子に告白して成就する。サッカー部。 高知 サッカー部の雑賀を好きだった4人組のひとり。 青田 ブルー。僕の高校の担任。髪をびちゃびちゃに濡らしてる。理由は3年間分からなかった。 高岩 のちに仲良くなる。ニキビだらけの顔。 須玖 サッカー部。サッカーがうまい。普段はおとなしいのに、ピッチに出ると人が変わったようにアグレッシブになる。「今俺がおる世界以外にも、世界があるって思える。」という言葉が、後に歩に影響を与える。 吉行 ナヨナヨしていて、とても分かりやすい生徒。気持ちは女。同級生や上級生に、果敢に告白していた。 林 ナヨナヨしていて、とても分かりやすい生徒。気持ちは女。同級生や上級生に、果敢に告白していた。須玖のことが好き。 明日香 文化祭に来た女子高生。ボブヘアー。 裕子 文化祭に来た女子高生。髪の長い女の子。僕の彼女。母子家庭。母はバリバリのキャリアウーマン。 阿部 高校の時の鉄道オタク。 山岸 高校の時のアニメばかり見ているやつ。 若田 映画サークルにいる同級生。同時に文芸部にも所属。 水木 映画サークルの女子部員。4年生。副部長の彼女。 高崎 映画サークルの副部長。 小杉 法学部の生徒。映画サークル。異常なまでのSF映画マニア。 六田 社会学部の生徒。映画サークル。映画には明るくないが、つげ義春に関しては、誰にも負けない知識を持っている。 鴻上なずな 映画サークルに入った女子。股のゆるい女の子。14人いた部員のうち、12人とやった。僕の人生において初めての女友達。 晶 僕の恋人。アルバイト先のCDショップで知り合った1歳年上の女の子。 尾上レイ 鴻上の毒牙にかかってない。ハーフ。敬虔なクリスチャン。 唐島 レコードと本を売っている小さな店「オッド」のオーナー。 まなみ 義一 文也 雑誌「VOL」の編集長 僕のコラムを面白がってくれて、仕事をくれるようになった。 紗智子 僕の恋人。ふたつ年上。フリーのカメラマン。 石崎 地元に残った中学の同級生。 小佐田 母の婚約者。

    1
    投稿日: 2025.12.29
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    高校の同級生須玖の人格が素晴らしく、震災を機に塞ぎ込んで閉まった時は須玖はもう登場してこないのかと残念に思った。後半、姉の奇行再び!キタキタ!そして最後に母の再婚と父の出家という怒涛の展開。家族の物語を読んでいるだけだが、出てくるキャラクターが強烈で物語として面白い。でも主人公はこんなにも強烈な家族で可哀想に思う。矢田のおばちゃんのサトラコヲモンサマ、読みにくい新興宗教でなんなんだとおもっていたが、その謎が解けてスッキリ。なんとも面白い種明かし。信ずるものはなんだっていいんだ。

    0
    投稿日: 2025.12.27
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    両親の離婚、帰国 父のお金で大阪に住み 母は恋人を作り続け 姉は矢田のおばちゃんの サトラコモンサマの信仰にのめり込む 歩は高校生活を満喫していた 何事もないような なんかおかしいような チグハグな家族 そして1995年の地震 そこからまた何かが変わり 姉、元父はドバイへ 歩は大学生として東京へ 元圷家はさらにバラバラになる 姉、母、元父は 何を求めて動いているのか 歩には知る由もなく 知ろうともせずただただ 日々楽しく生きる いよいよ最終章へ 今のところなんだかなあ と言う感じ

    82
    投稿日: 2025.12.23
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    エジプトからの帰国。 11歳になった歩のなかにある「帰る場所」だったはずの日本。けれどその懐かしい場所には、友ヤコブの姿はない。 心のなかで「サラバ、サラバ」と唱えながら過ごした日々は、やがて成長とともに遠い日の記憶になり下がってしまう。 しかし上巻から引き続き見えてくるのは、「さらなる出会いの瞬間」だった。 中高生という多感な時期に湧き出てくる家族へのやりきれない思いや、とてつもなく苦い恋愛経験。 好きなものをまっすぐに称えることのできる友への尊敬。 今自分が立っている場所以外にも世界は広がっていることに気付き、音楽や小説が人のよりどころとなるものだと知ることは、喜び以外の何ものでもなかっただろう。 そして大学時代には、今まで受け身ばかりで生きてきた彼が能動的に「書く」ことにたどり着いたことに、幼少期からの彼を見てきた私は嬉しくなる。 書きたいという欲望に背中を押されながら、今までのどの体験よりも彼を異世界へと連れていってくれる。 どうしょうもなく寄り添ってくれる一行を見つけ、体中が悦びに震える。 彼だけのものが見つかった瞬間だった。 しかし歩は傷ついた。 いや、ずっと傷ついてきた。 どこか普通ではない自分の「家族」というものに。 人は皆、幸福への執着でできている。 もちろん自ら不幸になろうとする者はいないだろうが、今までの歩が受け身の人生を歩んできたことも、姉が得体のしれない何かに祈りを捧げ続けることも、母の母親らしくない振る舞いも、父親が出家したことも、すべてはその人自身が願う幸福になぞられる。 しかしそれぞれの求める幸福は、一家をひとつにするものとは限らない。 家族がばらばらになったことへの絶望は、一般的な家庭も「どこか変」だと感じる家庭も同じなのだった。

    4
    投稿日: 2025.12.20
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    無条件に面白かったです。 生い立ちからおっさんになるまで、ひとりの人生を覗かせてもらいました。 三巻あるので読む前は一瞬躊躇しましたが、読み始めたら止まりませんでした。

    0
    投稿日: 2025.12.06
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    上巻から少し間が空いてしまいましたが、中巻読了しました。あと一冊! 中巻は、歩の帰国から始まり中学、高校、大学を経て20代半ばまでを描いています。相変わらずの家族の激動ぶりと新要素である恋愛絡みの描写が目を引きます。 圷家の良心であるお父さんのはずがあなたもだったのか、という最後から、下巻でどう終わりへと向かっていくのか楽しみです。

    25
    投稿日: 2025.12.01
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    両親の離婚、それに伴う帰国から、歩がライターとしての仕事が軌道に乗り始めた26歳まで。 日本に帰国して母子3人の生活が始まるが、当然雰囲気は最悪である。歩は相変わらず、ハイスペックをひけらかすことなく、しかしそつなく学生生活を送っていく。恋愛事情とかも、いかにも男子中学生の恋愛、って感じで、男友達といる時の心地良さと恋が成就した後彼女と過ごす時間を天秤にかけて悶々とする描写のリアリティには驚かされる。 そして須玖との出会いである。どうしてもヤコブと重ねながら読んでしまう。歩は曲者揃いの圷家、あるいは今橋家で揉まれて育っただけあって、人を見る視点が一貫(その軸を作ったのは主に、というかほぼ姉である)しているし、その歩のお眼鏡にかなった友人はとても素敵な人物に思える。しかし須玖との関係もあまり長くは続かず。 中巻の最後、父と母の離婚の事情がまだわからないとはいえ、どこまでもお人好しな父を歩が責める場面では、歩が父を想う複雑な、歯痒い感情を爆発させている。身勝手に自分の道を進む母や姉に求めていることを、父がやってのけてしまった。ちゃうねん、そっちじゃないねん。みんな何にも言わんと決めて。こんな感情自分は味わったことないけど、歩に共感させられてしまう、そんな描写だった。 父と母はなぜ離婚したのか。姉はどこに向かうのか。歩は、最終的に鴻上を選ぶのか。この話は最終どこに着地するのか。下巻が楽しみです。

    13
    投稿日: 2025.11.22
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    圷歩は父のエジプト赴任に帯同したが、母と先に帰国する。エジプトの親友ヤコブとの別れ、両親の離婚、恋愛、高校時代の親友との親交と別離、東京での大学生活、少年期から青年期までが語られる。そこに信仰宗教みたいな要素もテーマを絞りきれない物語だが散らかることもなく引き込まれるのが不思議。 不思議すぎる歩の姉はどうなるのか下巻が楽しみ。

    2
    投稿日: 2025.11.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    僅か2回の通勤時間で読み終えてしまった…! 歩の学生期が淡々と(色々起こりはするものの)過ぎていくだけかと思いきや、喪中に返り咲く母、巻貝の姉、俗世を捨てた父…圷家イベント起こりすぎ。おかげで最後の1行まで、絶対に読み落とすものかと、かじりついて読みました。残り一巻しかないなんて…!(もっと読んでいたい!)

    1
    投稿日: 2025.11.14
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    いつまでも姉と母に振り回されてる主人公。笑 のらりくらり人生順風に過ごせてる人ってこんな考え方なのかなーと。 姉が強烈過ぎて凪のように流されていないと心が疲労する気持ちは分かる。

    0
    投稿日: 2025.11.06
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    上巻はなんとなくありうるなあとか、登場人物に共感したりしていたけど、今回の話はあまりにもドラマ的展開が続いていて複雑すぎた。小説としてめちゃくちゃにおもしろい。

    0
    投稿日: 2025.10.27
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    文庫で上中下とあるのが、読めるか不安だったが、中を読み終わり、あと一冊しかないという感覚になるぐらい没頭できている。

    0
    投稿日: 2025.10.21
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    幼少期の上巻から、中学生〜高校生〜大学生、そして社会人になっていく。 徐々に感情の機微も成長していって、普段、人が心の中で感じてる葛藤のようなもの、不遜で不文律な思いが言葉にして表現されてるような感じ。 LGBTQ、宗教的なこと、性に対して開放的で遊び感覚な表現、、、アーティスティックで文芸的な表現、音楽や映画への論評、コトバの選び方、、、 姉や母に対しての嫌悪感は歩に自分がなったんじゃないかって思うくらい、気づいたら入り込んでしまってる。夢中になって読み進めた中巻! 下巻が楽しみ!!

    16
    投稿日: 2025.10.20
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    両親の離婚、エジプトからの帰国というイベントから始まる歩くんの、主に学生時代が描かれている中巻 離婚して離れてもなお家族を養い続けるお父さんにぶら下がる、相変わらずクセツヨな家族たち 祖母、親戚、近所のおばちゃん等女性が多い中できっと耳年増みたいになっちゃったんだろうなぁ変に達観してるつもりの歩くんは男子校に通い、ヤコブに代わる親友と呼べる須玖くんと出逢い、映画や音楽などのカルチャーにとても影響を受けていくところはものすごく青春な感じがしてうらやましいほどだ しかし度々語られる自意識過剰? 自分の容姿に並々ならぬ自信を持っているところやクセツヨ家族の中で当り障りなく過ごすために手に入れた処世術で世の中うまく渡ってる感じが癇に障るというか気になっちゃう 大阪→東京と場所を変え、学生からライターとなる大人になるまでの歩くんとその家族の激動の歴史を怒涛のように浴びせれた感 なんていうか、例えば「国宝」のように何かを成した人の人生ならば興味も湧こうものだが、ちょっと変な家族のもとに生まれた帰国子女の男の子の人生を延々と語られてもなぁって思うけど、結構気になるもんで、読む手が止まらんのですよ この中巻で判明するサトラコヲモンサマの正体には…笑 あと巻貝の存在感www 下巻も楽しみです!

    17
    投稿日: 2025.10.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    歩の中高大社会人初期までが描かれていた。 この小説での好きなポイントは性的ではないが男性同士が人間的に強く惹かれる様がテーマの一つにあること。 須玖との関係は性的関係さえないが、恋人のそれに近い独占欲と好意を感じる。 他にもエジプト時代の少年や、いとこの義一、高校の同級生の林など、同性愛、ゲイがかいまみえるシーンが多い。 また精神的な衰弱、関連した宗教・信仰心もテーマの1つである。 何か頼る先を求めている人にサトラノコヲモン様をつくったおばちゃんの、純粋な気持ちには、宗教者としてのあるべき姿を感じてしまったし、いかに自分が宗教的なものに忌避感を覚えているかも感じた。 とにかく純粋であってくれたことが嬉しかった。 そして、名前の由来には大いに笑った。 あの話のトーンであんなことになるとは。笑 女姉妹の中で育ちゲイ、精神的に不安定になった経験のある自分と重ねざるを得ないシーンがいくつかある。 歩の中の人生の中で大きく爪痕を残してきた人物たちとこの後どうなるのかすごく気になる(特に須玖とお父さん)、早く下巻が読みたい

    1
    投稿日: 2025.09.18
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    歩にとって姉は疎ましく恥ずかしい存在のように書かれているけど、読み手からしたらそんなことはない。この子はいつも姉のことを心配している、優しい青年だと感じた。

    0
    投稿日: 2025.09.15
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    主人公が両親と対峙する場面が印象的。奔放なお母さんと真面目なお父さんとそれぞれ一対一で向き合うことで主人公の本当の気持ちが湧き上がってくる。

    0
    投稿日: 2025.08.30
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    主人公の歩が高校生〜20代の話。 人の顔色を伺っていたそれまでと比べ、ヤバい家族から離れることでようやく自分らしく生活できるぜ!と思っていたが、どうしても家族が関わってきてしんどって話。 この家族のもとで生まれ育ったら発狂しそう。 少し共感性羞恥に近い何かを感じる。

    4
    投稿日: 2025.08.29
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    歩がサッカーに夢中になり、魅力的な友人が出来たり、めちゃくちゃ奔放な女の子に出会ったりといろんな経験をしてる。 そんな中姉はずっと破天荒。姉がもうキテレツすぎて笑ってしまう。もしこれが自分の姉だと思うとゾッとするけども。笑 宗教てのに自分はなんの馴染みもなくて、何をそんなになんだかわからん宗教にはまったりしてんだよと思ってたがこの本読んで、あのイケてるばあさんのセリフを聞いて、なんかこうなるほどねと腑に落ちたと言いますか。。 たまたま自分は恵まれてただけで誰しもが何かに縋るしかないんだよ!ってタイミングがくる可能性はあるんだなぁと考えさせられました。 いよいよお父さんも転換期がきて、さぁ下巻はどうなるんだい!どーなって終わるんだい!! と思いながら明日から下巻を読みます。

    0
    投稿日: 2025.08.27
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    中巻は歩の思春期から青年期にかけての成長と、 家族との距離、社会との関わりが描かれている。 そう物語はここからかなり深く、重くなっていく。 エジプトでの生活を終え、日本に帰国した歩。 両親は離婚し、母と姉の貴子と共に大阪で暮らすが その関係は次第に崩れていく。 特に、姉の宗教団体へののめり込み方は異様にリアルである。 大学進学を機に東京へ移り住んだ歩。 卒業後、フリーライターとして順調なキャリアを築くが、ふいに訪れた姉との再会。 自分の価値観や「信じるもの」を見失うさま、 周囲の目を常に気にし、空気を読みながら生きていく。 いわゆる「普通さ」、これが大人になった時に意味が逆転する。 子供時代に感じた呪いとまた違う呪いとなって自分の前に立ちはだかる。 一体自分の軸とは何なのか、 この物語を読み進めるのが段々と怖くなっていく。 そんなリアルさ、身近さが詰め込まれている。 まるで自分自身と向き合っているかのように。

    1
    投稿日: 2025.08.18
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    主人公、歩の人生は形は違えどほぼ全ての人間が体験する人生の悩みに近いものに感じて、深く共感すると共に、自分以外も同じような人生を経験してることに安心感を覚えた。 p.s ニーナシモンとセルジオメンデスが出てきたのはテンション上がった笑

    0
    投稿日: 2025.08.12
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    歩と母と姉が日本に帰ってきてからの話。 中学校、高校、大学、そして働き始める歩くんの姿に一緒に育っているような気にさえなってしまう。 圷家は異常に見えるけど、離婚や引きこもりはどの家庭でも起こりうることだし、どうしたらこうならなかったのかなぁ、、と読み終えて考えさせられる。 最終的にそれぞれが幸せなら良いのかな...。 お父さんが何をしでかしたかが気になるところだけど、家族が幸せなら、、とお金を提供し続ける姿は愛。。なんだろうけど、他にもっとできることがあったんじゃないか、とも思う。 姉や父視点の本も読みたいな。。

    7
    投稿日: 2025.08.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    日本へ向かう飛行機の中で、僕の耳に残っていたのは、 ゼイナブの泣き声だった。ゼイナブには本当に お世話になったし、時には、自分の母親以上の 親しみを覚えることさえあった。 その時に泣けなかった歩くんも飛行機のトイレで ゼイナブの泣き声に寄り添うように泣きました。 いつか必ず、エジプトに戻ってくるんだと 誓いました。 そして父は、遅れて帰国する事になっていましたが、 カイロでの別れが、事実上僕たち親子の別れになって しまいました。 祖母の家と同じ町内にある新しい家は小さいながら 庭もありました。この家の購入資金、生活費、 養育費、お母さんは働かなくても生活していけるだけ のお金は全てお父さんが出していました。 両親の気持ちが離れてしまった理由を知らない 歩くんは大好きな両親を思いながらも これから始まる新しい生活や学校への不安が重なり 緊張していました。 貴子さんはやはり学校でうまくやれなくて不登校に なってしまいましたが、たびたび祖母の家に顔を出し 夏枝おばさんと映画や小説の話をしていました。 帰国後、歩くんたちがすぐに会いに行ったのは 矢田のおばちゃんでした。おばちゃんの家には 大きな祭壇が出来ていて、そこに知らない人たちが 出入りしていること、そして 「 サトラコヲモンサマ 」 という、 なんだか声に出したくなる神様のようなものを 祀っていることを、姉がどう思うか、 歩くんはおおいに興味がありました。 お母さん、お姉さんのようすを伺いながら 学校での自分の位置を無難に保つ努力をして 生活をしていた歩くんも高校生になりました。 そこで親友となる須玖さんと出会います。 大好きな音楽や映画などを語り合って かけがえのない青春時代を過ごしていました。 しかし 1995年1月17日大きな災害にあって しまいました。家族や友人は無事でしたが、 無事を喜べないほど、沢山の人達の命が失われて 残った人の心にも今までと同じようには 出来なくなってしまう人がいました。 歩くんの親友須玖さんもその一人でした。 友人とのバランスや家族との関係も不安定になり 歩くんはそこから逃げるように東京の 大学に進みました。歩さんも今までの事が 重なって自分自身を傷つけていくように 生活をしていました。 そんな中、サークル 「キネマトクラブ」 に 入ります。男ばかりのサークルでした。 そこに 鴻上なずなさんがやって来ました。 歩さんの人生で初めての女友達になった 鴻上さんとの時間はこれからの歩さんにとっても 凄く大切な時間をつくっていきます。 モノがどんどん増えて、それが捨てられないのが、 凄く恥ずかしくて。 鴻上さんの心は綺麗で繊細で、その事を気づき 近くにいる事のできる人に出逢ってほしいと 願っていました。 大学を卒業して歩さんはフリーのライターになり 仕事は順調、美人の彼女も常にいますが 何時も自分に芯がない事の不安を感じていました。 そんな中、お父さんと貴子さんが日本に帰って 来ました。 歩さんの不安は的中してしまいます。 サトラコヲモンサマの意味を知り 「 なんでもどうでもよくなるんよ 」 それこそが大切だった。 姉が受けたであろう衝撃を想いやり おばちゃんは、姉のあらゆるものに飢えた姿を 何時も見守り愛していたんだと思いました。 祖母が亡くなって直ぐにお母さんは再婚に 向けて精力的に動きます。 「私は幸せになるからね」 この意味を私自身もよくわからない中 読み進めていました、、、、。 大量の巻き貝を作った貴子さん、、、、。 山寺にこもって生活するお父さん、、、 お父さんのお金で生活して幸せになろうと 必死なお母さん、、、。 なにが悔しいのか自身の事も含めて お父さんに想いをぶつけるけど優しく 「ほんまに、すまん。許してくれ」 といわれて、ますます腹がたった歩さん、、、。 しばらくしてから、僕の通帳に、 金が振り込まれていた。 悲しくなるくらいの大金だった。 いよいよ物語も終盤になっていきました。 同じように家族の事を言っているのに 思いは生きてきた分だけより重くなり 探していたものはかたちもみえなくて 苛立ちはますばかりの歩さんでした。 私はどうしても貴子さんが気になって 歩さんのお話の向こうに何時も貴子さんを 感じ、思いながらの時間でした。

    321
    投稿日: 2025.07.27
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    誰しもがいづれかは経験する、離婚、再婚、自殺、死別、放蕩などが描かれていた巻だった。 私には、歩がすごく恵まれているように見えた。

    3
    投稿日: 2025.07.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    歩の人生にどんどん入り込めてきて、上より読みすすめられた。映画を見ているようで読みやすくなってきた。 家族のあるべき姿というか固定観念に、なぜ自分の家族はこうも違うのか、に苦しむ主人公に同情するも、父が何をしてしまったのかがまだ明かされない。そこが気になるところ

    0
    投稿日: 2025.07.08
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    好き嫌いが分かれるだろうなあと思う内容だけど、私はスラスラページをめくってしまうほど好きです。最後どうなるのかな…ワクワクしながら今から下巻読みます。

    0
    投稿日: 2025.06.07
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    上巻は楽しめたけど、中巻は終始重苦しかった。 主人公の歩が、変わり者な家族達に振り回される状況には同情する。 歩の未来に希望が全く見えないのだが、ここまで来たら下巻も読まないといけない気持ちになった。

    0
    投稿日: 2025.05.18
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    変わった家族の中で育った歩。日本に帰国し、少年時代を過ごす。別れも辛いことも経験し、成長していきます。家族とはなんだろう。下巻が楽しみです。

    7
    投稿日: 2025.05.10
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    先が読めない展開がテンポよく続き面白い! 歩の事なかれ主義に何度もイライラした。だけど、母と姉の我の強さなど、家庭環境が影響していると思うと憎みきれない。そう考えると、私が本当に苦手なのは親であることより、女であることを優先する母かもしれない。 姉が巻貝になっていたのが1番笑った。姉は悪い人ではないけど生きずらくて可哀想。自分らしい生き方を見つけられるといいな。 今回の方が上巻より圷家の人達に感情移入できたので、益々楽しむことができた。下巻がどんなラストになるか全く読めない。続きに期待!

    13
    投稿日: 2025.04.30
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    主人公の圷歩の両親が離婚して、主人公と姉、母が今橋の姓に代わるところから中巻が始まる。 主人公の歩はサッカー部の高身長イケメンに成長し、友達も多く女の子にモテまくり、順風満帆な毎日を過ごす。一方で、姉はエジプトから帰国後日本の学校に馴染めず不登校になり、サトラコウモンサマというエセ宗教のようなものにハマっていく。 1995年の阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件を経て、サトラコウモンサマが崩壊するとともに、姉の貴子の精神も崩壊し、日本から離れて暮らすために姉は父の新たな赴任先のドバイへ赴くことになる。一方で歩は、大学に入学し映画サークルで活動しながらも彼女を作って学生生活を謳歌する。 文章はとても読みやすいものの、相変わらず物語にあまり起伏がなく、びっくりするような展開もないため、あまり感想を抱きにくく印象に残るシーンもあまりなくついダラダラと惰性で読んでしまう。

    5
    投稿日: 2025.04.22
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    上巻に続き、なかなかページが進まなかった。特に話が盛り上がるわけでもなく、主人公が大人になるにつれて家族との関係が変わっていく様を淡々と描いているだけ。下巻はどうだろうか。

    2
    投稿日: 2025.04.06
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    大人になっても家族に振り回されてる歩。 でも子供の頃とは違って、自分で物理的な距離をとることができて、やっと自分のペースで生活ができるようになってきます。 でも好きになる友達や女の子の基準が家族の影響を受けている感じが悲しくも微笑ましくもあります。 後半の母の言動はもう、子供が可哀想としか言えません… 父に至っては、ホントすごい人だ!というかです。 今後どうなっていくのか、下巻が楽しみです。

    2
    投稿日: 2025.03.30
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    小学校高学年~26歳 思春期の気持ち悪さや痛さがよく描写されていた 周りから逸脱することは怖いくせに同じであることは許さない気持ち、自分は普通ではないと信じてるくせに圧倒的にはなれないと卑下する気持ち、須玖みたいな人になりたいけどそう思っている時点で自分はなれないだろうなと思った 物語の着地が気になる

    1
    投稿日: 2025.03.24
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    両親の離婚、そして歩がモテ期を経ての低迷まで 詳細な感想は下巻でまとめて 以下、公式のあらすじ ------------------------- 両親の離婚、そして帰国。母の実家のそばに住む母子三人は、次第にバラバラになっていった。 母は頻繁に恋人をつくり、サッカーに興じる歩は高校で同級生の須玖に影響を受けていく。姉は、近所に住む矢田のおばちゃんが宗教団体の教祖のように祀り上げられていくなか、次第にそこに出入りするようになった。 そして、阪神淡路大震災が起こった。それは歩の生活にも暗い影を落とし、逃げるように東京へ向かう。脳が蕩けるような学生生活を経て、歩はライターになった。だが、その先で、ある取材を依頼される。そこには変わり果てた姉が絡んでいた。 -------------------------

    1
    投稿日: 2025.02.22
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    少年は幸か不幸か大切な出会いをする そして、家族の人生がバラバラに動き出す この物語の終着点はどこに向かうのか

    0
    投稿日: 2025.02.06
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    歩は確かに「何考えてるかわかんないけどモテる」雰囲気を醸し出してるんやろうなぁて思う 家族めちゃくちゃすぎて歩が不憫(実姉が変なアーティストになってるの嫌すぎる)、イケメンに生まれてよかったな 茶トラの肛門は確かに神的に可愛いよなぁ あたしは歩のおかんみたいな女は大嫌いなんだが、お父さんは一体何をしたんや…下巻も頑張って読む

    0
    投稿日: 2025.02.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    何とも充実して読み応えがある作品で、それ故に読み始めよう!と本に手をつけることがすごく億劫で時間かかるんだけど、一度手をつけたら何時間も読み進めたくなるような、そんな読み物。 人が宗教にのめり込んでしまうのって、実は人間として自然なことなんだろうなってのを感じた。特に感受性豊かな人なら尚更。 中巻で出てきた須玖くんの誠実さと人間としての出来の良さに、歩くん動揺凄く心が打たれていたんだけど、悲しいことに段々と物語からフェードアウトしてしまってショック...下巻でその後の彼がどうなってるのか知りたいな、と須玖くん信者の私は少し期待しながら下巻にゆっくり手をつけようと思います。

    0
    投稿日: 2025.01.25
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    2時間弱で読了。 上巻ほどの爆圧力はなかったものの、マインドギャルの優等生を演じ続けてきた私にはできなかったことを追体験できるのはやっぱり面白い。

    0
    投稿日: 2025.01.11
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    すげえ面白い。 上巻はエジプトが特異点過ぎて没入し切れなかった感がある。舞台が日本に戻ってきて地に足が着いて読める。 まったく思春期の男の微妙な自意識をなぜこうも見事な解像度で再現できるのか?男だけで群れて盛り上がってムレてる感じ。いったいどうやって摂取すんの?何人の息子を育てたら得られる解像度なん?実は男なんか?「スカしてる」奴の心理を言語化してくれて今やっと理解したわ。 わかるよ。同性だけの方が楽である部分は多分にある。異性間には生じ得ないと思っていた、ジャイアンでいう「心の友」。肉体的な繋がりではなく文化的に繋がれる関係。しかし大学に進んでわかる。異性でも友達になれるんだということ。 ヤリまくってたのは羨ましい限りではあるけど、そういった刹那的な関係や、修羅場というのが物書きにとっては生命線といおうか、経験が活きる部分は多分にあると思う。色んな意味で羨ましい。

    13
    投稿日: 2024.11.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    歩が成長して、高校生、大学生、社会人になって、大人びた思考と年齢が合ってきて、上より違和感なく読めた。母、姉、父、友人やサトラコヲモンさま、震災など、周囲の人や環境との関わりに順応しながらも傷付く歩の気持ちが伝わり、共感しながら読むことができた。

    1
    投稿日: 2024.11.19
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    2024.10.23 読了 相変わらず歩のことは好かんいっそ清々しいくらいに(笑) 残すところあと一巻 圷家崩壊のその後が気になる! 特に貴子! 全然関係ないけど歩は耳フェチなんかな?

    1
    投稿日: 2024.10.23
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    もし自分が主人公の歩だったらと思うと、どう生きていったらいいのか分からなくなりそう。 何が面白いのかうまく言えないが、どんどん物語に引き込まれて行く。 早く下巻が読みたい

    0
    投稿日: 2024.09.26
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    なんだろう、全然面白さがわからない… そもそも自叙伝が合わないのかも。 取りあえず下巻まで頑張ろう。

    7
    投稿日: 2024.09.14
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    主人公の成長に合わせて思考が変化していく様子を表現する書きぶりが見事。上巻で、もやもやした印象をもったのは、描かれている主人公の子供っぽさが原因だったのかもしれない。そう考えると、まさに作者の書きぶりに印象を操作されたということか。下巻が楽しみ。

    13
    投稿日: 2024.09.12
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    まだ面白さが分からない。ただ読み続けられるだけのさすがの文章力。これからどうなるんだろうというか、自分が読み終わった時にどんな感想になるんだろう。変わらなかったりして…

    1
    投稿日: 2024.08.26
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    主人公、歩が家族に振り回され、孤独になっていく。 お父さんとお母さんの離婚のわけは? 歩、お姉ちゃんはどうなっていくのか? 先が気になる。

    0
    投稿日: 2024.08.15
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    これは家族崩壊っていうのかな? もう上巻で壊れていたようにみえたけど。 姉の苦しみが辛すぎる。 はたして、下巻でカタルシスを得られるのか…。

    1
    投稿日: 2024.06.03
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    僕の大学時代までを追ってるけど 上、中と読んでいくうちに 僕の人生を見届けたい気持ちになった 下もすぐ読む! お父さんが一体何をしたのか 最後にお父さんに不満をぶつけられたの こっちまで胸が苦しくなった 自分で、自分の信じるものを見つける って1番難しい 歩の学生生活全て、青春謳歌してて濃いけど、その辺含めて感想書ける語彙力なさすぎる

    0
    投稿日: 2024.05.26
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    上巻に引き続き面白かったです。 初めて彼女ができた頃の話はその年頃の男子と女子の違いがわかりやすく、興味深かったです。 女子はませていて、男子は子供っぽいってよく言いますもんね。 男の子同士のわちゃわちゃが楽しくて仕方ないんだなーと妙に納得。 お父さん一体何をしたんや…。 それが気になって仕方ない!! どこをどうとっても素敵なお父さんなのにな。 その真相を追い求めて下巻へ!

    55
    投稿日: 2024.05.05
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    上中下3冊共通のレビューです 文庫本で3冊なので気合い入れて読み始めたけど、結構なスピードで読破。子どもの成長を話し方や、話す内容から上手く描けていると思った。主人公の兄の取り扱いが私は好きではないが、そういう描き方もあるのかと思った。文庫本の最後には作者と参考になった陸上部員との対談があり、その分の本の厚みがそこそこあるので、読了感がすっきりしなかった。三部作のタイトルが子気味良いので好き。 で、彼は短距離走の才能を持ちながらも、自身の才能に気づいていません。その中で、天才ランナーの親友が刺激となり、主人公と親友は互いに切磋琢磨し、困難や挫折に立ち向かいながら成長していきます。友情と競争の中で、主人公は自身の枠を超え、一瞬の風のようなスピードで走り抜けるのです。物語は彼らの成長と情熱を描きながら、友情と情熱が交錯するドラマチックな展開を進めていきます。

    0
    投稿日: 2024.05.02
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    小説を読むと、今俺がおる世界以外にも、世界があるって思える 全く違う世界で、全く違う物語が始まっている中に、自分にどうしようもなく寄り添ってくれる1行を見つけると、この言葉は僕だけのものだと思えた だから小説すきなのかもと思った

    1
    投稿日: 2024.04.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上巻に続き面白かった。父は出家、母は最高、姉は巻貝、主人公はフリーのライター、家族がバラバラになっていく、、、

    0
    投稿日: 2024.04.09
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    主人公の学生生活が楽しい、お姉ちゃんは社会からドロップアウトしていくのかな。 初めての彼女と付き合って後悔するくだりが最高! 主人公が意識していない周りからの評価が思っているより高く、彼女の友達まで調子に乗りだすところも楽しい。

    30
    投稿日: 2024.04.03
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    環境と家族の変化が多かった上巻と比較して、中巻は主人公の心情や行動にスポットを置いている。周囲に気を配らず行動することで経験を積み、主人公の人格が形成されていく様子が心地よく、男感のあるストーリー展開が微笑ましい。

    2
    投稿日: 2024.02.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    3巻まとめて↓ 本当に出会えてよかった。もっと早く出会いたかった。なんで上中下巻に怯えてずっと積読にしていたんだよ自分、、、と思いました。 エジプトの魅力的な描写から引き込まれ、周りの顔色を伺わざるを得ない環境で育ったが故の、他責思考の主人公。それはそのまま彼の人間性になるけれど、本人も気付いていない(ふりをしていた)それに気付かせたのは、その他責思考の人間をつくった張本人で。 だけどやっぱりそれは彼の人生だから彼がコントロールするべきだと、結局はそう思わせてくれるのがすごいです。 めちゃくちゃ主人公に感情移入してしまったし、たぶんみんなこういう気持ちを少なからず抱えて生きているし、それは、そう考えないと生きていけないようなことが本当に多すぎるからだけど、でも結局は自分の人生なんだから嘆いているだけでは変わらなくて「自分が信じるものを自分で決める」ことでしか生きていけないんだ、と本当の意味で気づく物語でした。 「私は歩を愛している。それは歩を信じているからではなくて、歩を愛している私を信じているからだ(趣意)」という台詞には本当に震えました。 あーーーーもっと早く出会いたかった、素晴らしかった!!!

    1
    投稿日: 2024.01.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上に続いてスルスルと読み終えた。 女性に囲まれ、男社会で生きることに喜びを見出していた歩が、いかにも、な大学生として生きていく。 その生き方は現代っ子らしさがあるが、阪神・淡路大震災で深くまで沈んでしまった友人、須玖が隣にいれば、歩は全く違った生き方をしていたと思う。 姉は身近に頼るものがなくなった、サトコラヲモンサマがなくなったとき、どうしていいかわからず海外での宗教に染る。人ってなにかに縋りながら生きていくものだから、姉の宗教に頼る気持ちはわからなくもない。 ただ巻貝アーティストとしての道に至った経緯はまったくわからない。笑

    1
    投稿日: 2024.01.23
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    家族、友情、恋愛、自意識、宗教、災害、過去、思春期のキャパでは背負いきれなくてパンク寸前。逃げたって別にいいじゃないか。

    3
    投稿日: 2024.01.04
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    下巻を読んでしまうと感じ方や考え方が変わりそうな気がする予感がする。 そんな、中巻であった。立ち止まっているように見えてたくさんのことを感じ、たくさんのことを乗り越えている圷家、今橋家が今後どうなるか。

    3
    投稿日: 2023.11.29
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    別れた夫が買った家に住んで、別れた夫から振り込まれる金で暮らして、自分の祖母が他界してすぐ再婚してその家で男と住もうとする母親の幸福への執着すごいなぁと思った。 「自分の信じるものを見つけなあかん」 自分の信じるものってなんだろう 「酔うと、なんかそうなっちゃうんですよね でも、セックス した後は、みんな自分のことをすごく話してくれるから、楽しいんです。小さな頃のこととか。なんていうか、壁がなくなる感じ? 私、50人位の過去と悩み知ってますよ! 私、神社みたいでしょ?」 p209 でも内心は、まだ愚痴ってくれていた方が楽だと思っていた。 晶は弱みを見せるような女ではなかった。だからこそ晶の愚痴は尊かった。弱っている晶を、僕は可愛いと思った。でも晶は、ある時期を境に、まったく愚痴を言わなくなった。言うまい、としている晶の頑なさが、僕らの間の空気を何か尖った、硬質なものに変えてしまった。 p244 晶の声を聞いていると、晶が最初から僕に何ごとかを言うつもりだったことが分かった。「無理せんときな」はちょっとしたきっかけであって、他の何であっても、きっとこうなった。つまり晶は最初から臨戦態勢だったのだ。 晶はコーヒーのカップに、手をかけていた。その、骨のように白いカップは、ふたりで出かけた美術館のスーベニアショップで買ったものだった。僕はそのカップを見て、胸が苦しくなった。おそらく、そのとき僕はもう、別れの予感を強く感じていたのだ。 「歩って、いつもそうだよね。」 女の子が「いつもそうだよね」と言う時は、悪い事に決まっている。その言葉に続くのは、きっとこうだ。 「何考えてるか分からない」 「自分の意見がないの?」 「どうしたいのかはっきりしてよ」 今まで答えてきた時のように、こう言うしかなかった。 「うーん、まあ」 この態度のせいで、女の子がますますヒートアップすることは分かっていた。でも、それ以外の言葉を発して、積極的にその雰囲気に介入することを避けてきた。僕はいつでも受け身でいたかった。勝手に怒り、さらにヒートアップしてるのは、そっちだけだよという態度でいたかった。 「歩は、いつも、頑張ってる人のことを見下してる。」 「自分はいつも、努力してないのに選ばれる、そう思ってるでしょ?いつだって受け身で。それで、努力して努力して、何かを得ようとしてる人を馬鹿にしてるんじゃないの?」 その日僕は晶と別れたのだったが、晶が別れの言葉を発する前に、もう晶のことを嫌いになっていた。あれだけ好きだった、素晴らしい女性だったのに同じレベルにいたくないと思えるほどに。晶は遠い人だった。 p246 「なんでサトラコヲモンサマやったん?」 「見てみ」「猫?」「チャトラや」 「うちの家によう来てたチャトラがおったやろ。」 「あの子が伸びをしたら、お尻の穴が、ぶぶぶって震えるねん。それが可愛くてなぁ。それを見てたら、おばちゃん、なんでもどうでも良くなるんよ。」 「チャトラの肛門ってこと?」 「せや」 「なんでもどうでも良くなるんよ」 それこそが大切だった。立派なものであってはいけない。こちらを畏怖させるものであってはならない。この世で起こっている様々な出来事を、「どうでも良くなる」と思わせるもの。 自分が信じたもの、心から信じ、寄り添ったものは、大いなる力ではなかった。偉大なる何かではなかった。それは、猫の肛門だったのだ。 今まで散々見てきた、どこにでもある、取るに足らないものだったのだ。 「あの子には、自分で、自分の信じるものを見つけなあかん、て言うたんや」 p300

    1
    投稿日: 2023.11.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初の方は、ヤコブが出てこなかったりサラバ!が出てこないことで、こんなにひと(歩くん)の成長に大きなインパクトを与えた出来事やひとでもその姿が薄くなってしまうんだって悲しかったけど、それはこちらが勝手に期待してたストーリーの展開だったのかなって反省。 須玖くんはめちゃくちゃセクシー!sophisticated でありサッカーにも熱を出しちゃう、好きになってしまうわ!笑 最後の自由奔放なお母さんと正反対にいる何もかも悟っているようなお父さんにもう涙が出てしまった。お父さんの価値観、ちょっと母に似ててどきっとする。幸せであればいい、楽しそうであればいい、そんなこと言えちゃうひとに勝ることはできない(勝ち負けではないんだけど、手も足も出ないってこと)。

    1
    投稿日: 2023.11.04
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    家庭環境に難があるものの、主人公の容姿と性格が出来すぎていて、ベタなドラマぽさを感じてしまう部分はある 人の人格形成を1から辿れるのは面白い。 普通の人はこんなに立ち回りについて色々考えているのだろうか 自分がどれだけ何も考えずに人生を歩んできたか 祖母が亡くなった直後に再婚する母 自分の幸せへの執念 父としての役目を終え出家する父 母である前に、父である前に、1人の人間。 今まで両親と1人の人間として接したことがないな。家族という役とでしか

    1
    投稿日: 2023.10.24
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    父の赴任先のイランで生まれた歩。イランと日本をまたぎ、父、母、姉、祖母、叔母、友人たちの間で悩み揺れながら生きる長い長い物語。 歩はいつも家族が抱える問題や人間関係に揺さぶられている。上がったり下がったりどん底に落ちたり。人生曲線ぶれぶれ。人間なんてそんなものなのかもしれない。特に若い頃なんて。姉の言葉「自分の信じるものを見つけなさい」が響く。

    1
    投稿日: 2023.10.09
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    西加奈子『サラバ!』小学館文庫 読了。「あなたが信じるものを、誰かに決めさせてはいけないわ。」 姉のこの言葉で重要なのは、”何を”信じるか、ではなく、”自分が”決めること。他人の顔色を窺ったり、体裁を気にしたりすることから決別することで、幸せな人生を歩み始められるということなのだろう。

    2
    投稿日: 2023.10.08
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    高校の3年間はその時しかないから学費は心配するな、と言い、別れた元妻の住居費を支払いづける父、自分の幸せを追求しながら幸せになりきれない母、うまく立ち回りながらも満たされない僕。 優しすぎる須玖君との友情と終了、姉との関係、その中で苦しみながらも周りとの調整弁を担ってきた僕の東京の生活が面白かった。 下巻も楽しみ。

    2
    投稿日: 2023.08.27
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    ヤコブの存在はすっかり忘れてしまい、中では須玖が素敵な登場人物だった。 高校生ですでに人格者。その心の中をもっと知りたかった。 歩が大学の映画サークルに入り知った"知識は人を輝かせる"ということにとても共感した。 何かに夢中になりそれに詳しい人に確かに惹かれる。 再婚するお母さん、巻き貝のお姉ちゃん、出家するお父さん、はちゃめちゃな家族の行方を下巻で引き続き読んでいきたい。

    2
    投稿日: 2023.08.02
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    歩君、小学生から26歳まで。 歩少年家族は、エジプトから日本へ帰国。エジプトで親友と別れを惜しみながら。 両親は、訳あって帰国同時に離婚。 小学5で編入、中学、男子高、東京の大学、フリーのライターへ。 姉は日本の学校制度、社会生活に馴染めず、引きこもり生活、知り合いの宗教的おばさんのところには出入りしている。結局、父親の海外赴任先に再びついていく。 兄弟も息子もいないので、その時期の男の子が、わりあいとくだらない事を考えたり、じゃれあったりしている事を知れて面白かった。 小説が大河風になって、その時の社会情勢や事件事故に触れてくる。多少は、彼らに影響を与えるが、覆すほどではないかな。 何処へ向かっているのかわからないけれど、退屈しない小説です。

    62
    投稿日: 2023.08.01
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    常にどこかに逃げ場を作りながら、キズを負うことなく生きる人もいる。いい子であり、いい人であり続けることを良しとする受動的な本能が、いつの間にか相手を傷つけ、やがて守っているはずの自分を追い詰める。 家族だってそれぞれに心に何かを抱えながら家族としてのつながりを持って生きる。 多くの出会いとサラバがあっての人生。人生とは、生きるとは、何となく問われているような気になる物語。時に涙腺を緩ませながら面白く読ませていただきました。

    5
    投稿日: 2023.07.27
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    自分の学生時代を思い起こしながら読んでいました。周りに1人はいるんじゃないかという登場人物の描写に、つい読み入りました。

    2
    投稿日: 2023.07.02
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    伊坂幸太郎のような、伏線があってのあっと驚くような場面は少ないけど、わかる〜っていうような情景や、場面の描写が細かく伝わりやすいと思う

    2
    投稿日: 2023.06.25
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    この1冊で歩もだいぶ大人に!思ってた成長の仕方じゃない!!(笑) でもそれもなんだかリアルだった、、、 空中分解した圷家、サトラコヲモン様に傾倒する姉、幼少期のヤコブに代わる歩の心の拠り所になった須玖とその関係性の結末、放蕩する歩、、、もちろん上巻にも不穏要素はあったが、この中巻の方が数段色濃かったと思う。 歩目線で見ているとどうしても姉のことを勝手な想像の斜め上をいく変わり者と思ってしまうけれど、須玖や鴻上、矢田のおばちゃんはそうではなくて「感じやすいところのある人」として捉えているのが興味深かった。 お父さんとお母さんの間に何があったの?!

    2
    投稿日: 2023.06.08
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    両親の離婚・帰国、そしてサッカー部での出会いや大学時代の恋愛といった沢山の出来事がある中で、歩は喜怒哀楽を味わいながら生きている姿が描かれていて面白かった。新たな人生観が知れた。 「下」も楽しみ。

    8
    投稿日: 2023.05.06
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    読書記録 2023.5 #サラバ!(中) #西加奈子 未だに、これを何小説と呼ぶべきかつかめない。自分の心の中での分類ができなくて、すごくモヤモヤしている。でも確実に、心のど真ん中の、とても大きな面積を占めていて、続きが気になって気になってしかたない。 自分がどんなレビューを書けるのか、全く予測できないまま、でもすごく楽しみにしつつ最終巻へ。 #読書好きな人と繋がりたい #読了 

    4
    投稿日: 2023.05.05
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    中間になってどんどんおもしろくなってきた 西加奈子さんは女性なのに男の思春期の心情をよくわかっていてすごい 主人公が幼いころから描かれているので、だんだん自分のことのようにおもえてくる 下巻も楽しみである

    17
    投稿日: 2023.04.26
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    上巻に続きすらすらと読み進めました。主人公の人生により深くのめり込み、考え、実際に体験したかのような感覚を覚えます。

    4
    投稿日: 2023.04.15
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    めんどくさいのでブクログから作品紹介のコピペ。 2015年本屋大賞2位!作家10周年作品 両親の離婚、そして帰国。 母の実家のそばに住む母子三人は、次第にバラバラになっていった。 母は頻繁に恋人をつくり、サッカーに興じる歩は高校で同級生の須玖に影響を受けていく。 姉は、近所に住む矢田のおばちゃんが宗教団体の教祖のように祀り上げられていくなか、次第にそこに出入りするようになった。 そして、阪神神戸大震災が起こった。 それは歩の生活にも暗い影を落とし、逃げるように東京へ向かう。 脳が蕩けるような学生生活を経て、歩はライターになった。 だが、その先で、ある取材を依頼される。そこには変わり果てた姉が絡んでいた。 ん~、正直いってストーリー展開はちょっとつまらない。 ただ、そんなに退屈することもなく、スルスル読めちゃう。 続けて下巻に行きます。

    1
    投稿日: 2023.03.30
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    歩君がどんな青年になるかと期待していたら、私が思い浮かべていたのとは、かなり違う感じに・・・そこが面白いのだけど。

    3
    投稿日: 2023.03.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自分自身に満足いってないから、他人が思い通りに動いてくれないと、傲慢すぎるけど腹立てる気持ちわかる。

    3
    投稿日: 2023.03.15
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    上・中・下巻とかなりボリュームのあるこの作品だが、 中巻にきて冗長することなく、エネルギッシュに突き進んでる。 「いい子」から一転、退廃的な青春を送る歩に目が離せなくなった。 それでも周りが生きづらい連中だらけの中、しれっとお洒落でこなれた大人になっていく歩。 そういや世を渡る術は幼少期から長けていたなぁ。でもなんだか器の狭さの自覚が薄れたようで、いけすかない奴になってきた。ヤコブとつるんでた頃の純粋さが懐かしい。 巻貝の再登場に思わず笑ってしまった。 須玖くんの再登場もお願いします!

    14
    投稿日: 2023.01.07
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    高校から26歳までの話。 旧圷家がバラバラになっていく。 父の過去はまだ明かされない。 下巻のエンディングに期待。

    1
    投稿日: 2022.11.05
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    中に入ってしまいました。主人公の歩の気持ちに。私の立ち位置としては、親や父親の側で…実話というか、息子たちにそういう思いをさせてしまったのだろうかって。何ともこう複雑な気持ち、取り返しのつかないことをしてしまったと。離婚ってそういうことか、と。

    2
    投稿日: 2022.10.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ライトな読み口でとても読みやすく、しかし、人生や人間の本質をついていてとてもリアルであるところに魅了された。 人は何かしらの拠り所を求めているのではないか。すがれるものを求めているのではないか。 何に縋るかよりも、縋る行為自体が重要な役割を果たしているのでないのか。 このように考えると、信じることの定義を改めて考えさせられた本だった。

    11
    投稿日: 2022.09.28
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    この本、今の日本で問題になってること考える上でめちゃくちゃ重要な話題取り扱ってるよ(宗教と、それに対する批判) やっぱオウムの問題から宗教に対する嫌悪感って蔓延ってるんだろう 苦しさをから救われたいために縋っているだけなのに。 宗教を考える、学ぶ前に信仰と、縋るっていう行為について考えねば

    1
    投稿日: 2022.07.30
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    だんだんおもしろくなってきた。主人公目線で人生を追っていたが、ある瞬間に「この主人公はなんて奴だ」と距離をとった心理になる。自分の家族はみんな変だと気づく瞬間。そこからがめちゃくちゃおもしろい。 そうだ!この主人公もひとりの登場人物で、個性と偏った考えを持つそこらへんにいる「変な人」なのだと気づいたとき、おかしくて愛おしくなる。続きが楽しみだ。

    3
    投稿日: 2022.06.14
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    存在感抜群の姉に隠れて、影の薄い主人公。 すべてに達観したような主人公が徐々に自我に目覚めていく。 それにしても主人公がモテすぎな感じがするけど……ずるいなぁまったく!

    1
    投稿日: 2022.06.04
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    歩の学生時代が濃厚に綴られてた それは家族関係、友人関係、恋愛関係、どんな角度からも余す所なくだったと思う いよいよ次は下巻 大人になった歩はこんな濃厚な過去を受けどう生きてくのか楽しみ

    2
    投稿日: 2022.05.20
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    どんどん引き込まれる。上で描かれた非日常に比べて中はどこにでもいそうな思春期の男の子の話になり、それが一層この家族の異様さを際立たせているように感じた。下ではどうなっていくのだろう?はやく読みたい!

    7
    投稿日: 2022.05.17
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    上を乗り越えて、中読了。だんだん面白くなってきました。文調も何となく変わってきてるような気がします。

    4
    投稿日: 2022.05.10
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    1巻に引き続き、リズミカルな語り口、話の展開、個性的なキャラクターにどんどん引き込まれます。 お姉さんがどんどんおかしくなったり、高校で阪神淡路大震災を経験して仲の良かった友人が闇堕ちしたり。 それでも東京にでてなんとか生きていく歩くん。 早く続きが読みたい。

    3
    投稿日: 2022.04.17