
総合評価
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powered by ブクログ「誰かを本気で救いたいなら、大切なものを捨てなきゃいけないよ。」 自分のせいで子グマ(あなた)のお母さんが殺されてしまった罪悪感から本気で人生を懸けてあなたを救おうとするお話。 そんなことまでしちゃうの!?ってぐらい普通の人間からしたらあり得ないことまでやってのける主人公にびっくりしますが、〝普通〟っていう誰が考えたかわからない基準で生きる大人たちが嫌いな雨子にとっては、自分のやってることが正しいと思ってるんだなあって思うと冷静に読めました 本当にやることがぶっ飛んでますが、最後までサラッと読める作品です。
4投稿日: 2022.05.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自分がいつの間にかつまらない人間になってしまったのかもしれない。雨子にまったく共感できない自分に気づいた。僕はどちらかというと雨子のお母さんや猟銃会や警察などの大人たちの気持ちに近いのだろう。雨子がどうして?と聞くたびに、僕は何で分からないの?と思ってしまう。僕は雨子の純粋さに腹を立ててしまう。あなたを檻から助けて出したところでどうしようもないじゃないか。それで雨子は幸せだった?僕にはそうは思えない。だから、黒豹の目をした園長に雨子を救って欲しかったんだ。
0投稿日: 2022.03.25
powered by ブクログ動物園にいる動物たちは、幸せなのか?檻の中に閉じ込めておくことは可愛そうと思うのは人間の単なるエゴではないのか…読みながら動物園の存在意義を思わず考えてしまった。本作の「あなた」は本当に檻から出たいのか疑問に感じながら読み進めていったが、結果的に山に帰ったということは、このあなたは外に出たかった。主人公の雨子とあなたが会話するシーンは、ずっと雨子の思い込みなのではと思いながら読んだ。 あなたを連れ出して、仙台から北海道に移動するシーンはハラハラした。特に警察官に話しかけられるシーン…結果的にトナカイの角が救ってくれることになるなんて。
1投稿日: 2021.12.29
