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ポストコロナの生命哲学
ポストコロナの生命哲学
福岡伸一、伊藤亜紗、藤原辰史/集英社
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総合評価

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    福岡さんの 動的平衡関係、生物と無生物のあいだ に入り込んで、このほんをコロナという切り口から購入! ナウシカのアニメ映画化でも今を写すなあと感動してたのに、アニメの方が更に問題提起が重たかったとは! 買おうかとも思いましたが、この時期にもっと心が重くなるのではと躊躇。 鼎談の内容が高度でなかなかついてはいけなかったけど、気付きを沢山いただきました!

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    投稿日: 2022.07.23
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    直ぐに読む気が失せた。文章がいい学者といえば福岡伸一、池内恵〈いけうち・さとし〉、そして伊藤亜紗の3人を挙げて異論を挟む者はあるまい。その福岡と伊藤が組んだのだから、これはもう読まずにいられない。ところが、である。全く駄目なのだ。 https://sessendo.hatenablog.jp/entry/2022/05/04/204121

    0
    投稿日: 2022.05.04
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    新自由主義の行き詰まりから利他主義が、そしてコロナ禍からも利他のキーワードが出てきた。ポストコロナは、経済も哲学も利他かな。

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    投稿日: 2021.10.21
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    シブ知  7・3 かかった時間 150分くらい? NHKの鼎談をもとにした新書。話題の3人がコロナについて語るなかで、自身の問題意識とか生命とか肉体とかについて語る。読みやすい。 福岡伸一はまあ置いといて、伊藤亜紗の「ままならない肉体との共存」の話とか、藤原辰史の「きれいすぎるものはヤバい」という話は、発見があったり、共感できたりするものだった。 3人の共通点として「ナウシカ」(漫画版)があったらしく、鼎談でも重要な話題になっていた。とても面白そうなので買おうかなと思った。

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    投稿日: 2021.10.03
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    いやあ本当に良い本だった。NHKの番組も見ていて、それも良かったのだけれど、やはり本の方が数倍良かった。一貫したテーマは「ピュシスの歌を聴け」ということ。最近、YouTubeで養老先生の語りを毎日聴いているので、そこにあったことばとごっちゃになっているのだけれど、でもまあ同じようなことを言われているのは間違いない。ピュシス(自然)には良いことも悪いこともあるけれど、それらをひっくるめて受け入れていくよりない。ロゴス(ことば、論理)によって世界を切り開いて来たために、ピュシスの反逆にあっている。いや、それは人間がそうとらえているだけであって、ピュシスにとっては自分たちの振る舞いをふつうに行っているだけなのだろう。養老先生は数字を信用しないと言っていたが、その気持ちもよくわかる。もっと自分の感覚を信じた方が良い。しかし、そのためにはもっとピュシスを感じた方が良い。そこで通学時間を30分以上に設定するなんていう提案をされていた(これは養老案)。知り合いがコロナの後遺症で常にたばこ臭いと言っている。感覚を狂わされてしまうのだとしたら、これはやはりピュシスの反逆なのかも知れない。最後に、伊藤亜紗さんが「『感じる』力を取り戻す」と言っている。大切なことだと思う。美学者が重要だがテーマにしたことがない「なぜ感じると人は元気になるのか」という件を読んで一瞬エロティックな意味にとってしまい「ドキッ」としたのだけれど。さてさて、「ナウシカ 漫画版」を全巻そろえるかどうかが目下のところの悩みだ。基本的にマンガは一切我が家にはない。良いマンガがあるのも知っているし、昔は「ガロ」とか買って読んでいたけれど、もうとにかくかさばるので買えない。かと言って、読むのなら紙の本がいいし。図書館を使うこともできるが、でも良いものは持っていたいし。ああ本当に悩ましい。

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    投稿日: 2021.09.23