Reader Store
限界風俗嬢
限界風俗嬢
小野一光/集英社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

6件)
3.2
0
3
1
2
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    知らない世界を知ることは楽しい。 私も風俗で働いてみたいなって思った時期もあるけど、決して性的な暴力を受けていたとか、金銭的に困ってという訳ではない。 単に好奇心旺盛なだけ。 知らない世界を知ることは楽しいから。

    0
    投稿日: 2023.12.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    7人の女性の生い立ちと、なぜ風俗嬢になったか、その後どうなったか…がルポ形式で書かれている。文章の読みやすさに反して、“女の子”たちの語る内容の濃さにくらくらしてしまった。ただ、不思議と読後に勇気のようなものを感じるのは、どの女性からも「自分はどうやって生きたいのか」を考えて模索する姿が窺えるからだと思う。

    1
    投稿日: 2022.08.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    風俗嬢というステレオタイプをいい意味で裏切る本。色々な人がいるし、色々な人生がある。 そして作者同様に人は繊細で、逞しく生きてるものだと感じる。 風俗は遠いところにあるようだけど、地続きのとこにあって、何かキッカケがあれば簡単にそちらに行ってしまう怖さは感じた。ただ身体を売る値段がデフレ過ぎて驚く。 あとなぜ限界という言葉がタイトルに入っているのか謎。

    0
    投稿日: 2022.06.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    風俗嬢へのルポルタージュの一冊 読んだがタイトルの限界の意味がいまひとつピンと来なかった 現役女子大生からその20年後などのインタビューはなかなか濃いものがある 見た目は普通の女子高生が援助交際をした後に風俗に自ら入ったり、複雑な家庭に育った後に足を踏み入れたり、同じ女性としてなるほどそういう生き方を選んだのか等、自分にはこえられない一線を軽々と?飛び越える彼女たちに驚く

    0
    投稿日: 2022.02.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    さまざまな風俗嬢の話…ではあるが、ちょっと一辺倒。 だいたい高学歴で、母親が離婚して義父から性的暴行を受けて、中学生ぐらいで援交して、大学生ぐらいからホテヘルやソープにはまる。 稼いだ金は基本的に貯金したり、企業のために使ったり、など。 うーん、もっと人数を取材してるなら色々分析してくれたりパターン分けしたり、見せ方に工夫ができたんじゃ無いかなーと言う感じ

    0
    投稿日: 2021.10.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    男性のベテランルポライターが様々な境遇の風俗嬢(といっても年齢は20代から40代まで幅広い)に、なぜ自らの身体を売るようになったかなどを中心とするインタビュー集。であるが、それ以上でもそれ以下でもなく、単に聞き取ったインタビューが猥雑な要素も含めて再現されているだけである。 少なくともノンフィクションとして成立するための著者ならではのパースペクティブや問題意識というのはここには見受けられない。率直に言って、私はこのような低レベルなノンフィクションを読んだことがないし、これを集英社とあろう大手出版社が出していることに驚きを隠せないでいる。

    0
    投稿日: 2021.08.12