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広重の浮世絵と地形で読み解く 江戸の秘密
広重の浮世絵と地形で読み解く 江戸の秘密
竹村公太郎/集英社
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総合評価

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    以下、引用 ●「日本人は昔から『太郎』とか『花子』とか家畜に名前をつけて『家族の一員』として飼った。日本人は家族の一員である牛馬を去勢するなど考えもしなかった。それに対して、ヨーロッパや中国では、牛馬を完全にコントロールしようと考えた。そのため、ためらいなく去勢した。だから、大陸の文化では、牛馬をエンジンとする車両が発達していった。日本では去勢されていない突然暴れる牛をコントロールできなかったので、車両の文化が発達しまかった」(中略)つまり、日本人は家畜を去勢する代わりに、地面を掘り込んで車石を敷いた溝に、牛を入れて歩かせたのです。牛に余計な刺激を与えて暴れないようにしたのです。もし暴れた時でも、人に突進したり、荷車を引っ張って暴走しないようにした。安全のために人と牛車が通る場所を分離したのです。

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    投稿日: 2022.03.06
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    元建設官僚の著者が、浮世絵を題材に、江戸の治水における知恵を調査・解説する。江戸も大坂も、かつては湿地帯。川の付け替え工事などで水の流れを御し、土地を乾燥させ、埋め立て、今の形になっている。 『日本堤』を踏み固めるのに、桜並木を作って花見客を呼び、吉原を移動させておっちゃんたちを通わせて、踏み固めさせた、、、ホンマかいな。人の欲求を利用するとは、すごいっす。

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    投稿日: 2022.02.20
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    『日本史の謎は「地形」で解ける』で知られる著者は、元建設省(国土交通省)のダムや河川の土木のプロ。 浮世絵の研究者ではない著者、歌川広重の残した風景画を江戸時代当時の写真として捉え、そこに描かれた地形や風俗からから、独自の謎解きが展開される一冊。有名な東海道五十三次や名所江戸百景を情緒豊かな風景画としてしか思えなかった絵が、畑違いのプロが全く違う視点から見ると、思いもよらない面白いお話となる。

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    投稿日: 2021.10.24
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    想像の5倍面白かった。参勤交代のおかげで日本全国に通じる「標準語」ができ、それが今でも方言がありながら共通の言語で繋がっているという最初の話から引き込まれた。 家康が江戸に来たばかりの頃は、関東は湿地帯であったことなど知らないことも多々あり、何より今と繋がってるのかという驚きが随所にあった。 歴史は面白いのは知っていたが、歴史家が語るもの以外でも新しい面白さを見れた気がする。

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    投稿日: 2021.08.21