
総合評価
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powered by ブクログ欲望だだ漏れのハーレム展開の小説が苦手なのだけれど、この作品はヒロインを複数配置しながらも、それぞれが本命にふられながら、そのあれやこれやのトラブルに主人公が巻き込まれていく・・・という展開で、なかなか楽しく読める。アニメ化された、負けヒロインたちそれぞれの負けエピソードを語るところまではとっても楽しかったのだけれど、そこから先は、惰性でだらだら続くのでなく、いい感じで終わってくれると良いのだが。
1投稿日: 2025.09.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
楽しく読み終えた。 1巻で完結しても良さそうなくらい、気持ちのいい終わり方だった。アニメを見て、内容は知っていたが、小説の方が細部まで知ることができ、面白かった。 4敗目の温水くんの話が好きで、温水くんのやなみさんの好きな気持ちを無かったことにするなという言葉が良かった。
1投稿日: 2025.08.28
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「負けヒロインが多すぎる!」読了。 アニメでハマって小説を読み始めましたが、期待を裏切らない面白さでした。温水くんの静かなツッコミには何度も笑わされました。 本作はタイトル通り負けヒロインのドタバタコメディで、八奈見さん、焼塩さん、小鞠さんのメインヒロイン3人が好きな人から振られるところから始まるので掴みが良かったです。しかも、好きだった男子は既に他の人と付き合っているというダメ押しっぷりで、作中でしっかりと「負けヒロイン」と決まっているのが、彼女たちが恋愛以上の何かを探し求める感じがしてこれからの展開にすごく期待が持てました。 ストーリーとしては、偶然出会った八奈見さんに食事代を立て替えたことをきっかけに、焼塩さんと小鞠さんと知り合い、文芸部に入ることになるというもので、ストーリー展開に大きな起伏はないのですが、ヒロインたちの掛け合いが常に面白くて、場面転換も滑らかで一気読みしてしまいました。 温水くんとヒロインの関係性だけでなく、ヒロイン同士も仲良くなっていく様が描写されていて、この4人がすごく良い関係なのが伝わってきました。学園モノに付き物の恋愛に固執せず、友情を育む感じが素敵でした。 文学部も単なる要素ではないのも良かったです。なんだかんだで全員が文芸部に入り、物語を創作し、読者は実際に彼らが創作した物語を読むことができるのが珍しいなと思いました。 また、4人の主要キャラだけでなく、妹の果樹や生徒会のしきやさんなど登場人物が全員魅力的で嫌な人が一切出てこなかったのも読む上でストレスがなく、純粋に楽しく読書ができました。 文章は読みやすく、ヒロインは全員可愛いし、ギャグとツッコミも自分に合っていたので、早く続きを読んでいきたいです。
1投稿日: 2025.08.13
powered by ブクログ2025年5月19日に最新8巻が発売されるのを機に、紙媒体の既刊を全巻購入。電書では全部読んでたけど紙で読むとまた味わいが違うね
2投稿日: 2025.05.13
powered by ブクログアニメを見て興味を持って原作も読んでみたが面白かった。1冊の本に3人のエピソードが詰め込まれているものの、散漫にならず、どの話にもどこか人間臭さがあって親近感が持てるものだった。 またいむぎみるさんのイラストも雰囲気づくりに一躍買っているし、脇役のキャラクターも存在感があり、良かった。
2投稿日: 2025.04.03
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あまりにも有名になったけど 全く触れられていいなかったからこそ 読んでみました こんな物語なんだね こんな物語だったんだね こういうのも ラブコメ こういうのが ラブコメ この先 どうなっていくんだろう
0投稿日: 2025.03.22
powered by ブクログアニメを見て、面白かったので購入。 キャラ全員が魅力的で、個性豊かで最高。 とくに妹の佳樹がかわいすぎる。 主人公のツッコミはゆるめだけど、的確でクスッと笑ってしまうような箇所が沢山あった。 早く続きを買って読みたい!!
0投稿日: 2025.03.17
powered by ブクログ失恋した負けヒロインたちに囲まれる主人公が余りにラブコメ向いてなさ過ぎてバランス良い。 実際失恋して速攻主人公に靡いてたら、負けヒロインっていうより惚れっぽい女って感じになるし全然恋愛方面に進めるきのない造形した主人公が丁度良いよね。 あと、負けヒロイン全員癖が強すぎて、これは負けるって感じ好き。 温水と八奈見の会話が面白過ぎる。唯一のラブコメ主人公っぽい要素であるブラコン妹の佳樹気になるな、存在が露呈した時の周囲の反応とか、兄の現状を知った時の反応が。
0投稿日: 2025.03.03
powered by ブクログアニメが面白かったから原作にも手を出したわけだけど、この作品割と文章で読んでこそな部分あるかも。 映像ではどうしても表現しきれない温水くんのモノローグや地の文のテンポ感が面白い。 アニメ見てた時点から小鞠ちゃん好きだったけど、文章媒体でセリフや動きの表現見るとますます可愛いなー。
8投稿日: 2024.12.20
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著者初読。KU。主人公の温水和彦はツワブキ高校1年C組ではまるで空気のような存在で趣味はラノベ読書。そんな彼が新作ラノベをファミレスで楽しんでいたところ、クラスメイトの八奈見杏菜が幼馴染に振られている場面に遭遇。所持金なしに気付かず大食いする杏奈は温水に借金生活。一冊に付きヒロインが一人ずつなのかと思っていたら他にも陸上部の焼塩檸檬、文芸部の小鞠知花、文芸部部長の月之木古都が登場。妹の佳樹や、その他の男性キャラも物語に彩りを添え、なかなかなドタバタコメディで面白かったw。
0投稿日: 2024.12.16
powered by ブクログこのラノベがすごい総合第1位を読むことで今のラノベが分かるのでは!?と思い読み出した。本作では友達1人もいないモブのような男子高校の温水が、いつの間にか可愛い女の子に囲まれて高校生活を過ごすことになる王道ラノベになっている。魅力は温水君のツッコミの才能。主に地の文でのツッコミが笑える。また、学生に起きがちな気持ちの移ろいを描いていて、ファン層が拡大していったのだろう。もちろん大前提、アニメからの参入勢は多かろう。メディアミックスに成功したラノベがまた一つ生まれた。
0投稿日: 2024.12.15
powered by ブクログヒロイン(なのか?)の八奈見杏菜(声優は遠野ひかるさん) 「う゛わ゛き゛た゛よ゛」 (ト書きには「クソデカボイスで」と書いていたそうな) といセリフがありました このセリフの破壊力は凄まじいものがありまして その後 半月たらずでラノベ全て(Audible)とマンガアニメを制覇してしまい 旅のついでに件の喫茶店に足を運ぶ …という昔話がありました。はい。 これもコトバの力です。 ラノベではあり そんなことないだろ現実は、 …ということ多々あるとは思いますが そこら辺をあまり考えなければ、楽しく読めますよ
1投稿日: 2024.12.03
powered by ブクログこのライトノベルがすごい!で上位に入っていたので購入。 学園モノのラノベでは『千歳くんはラムネ瓶のなか』をとりあえず一巻だけ読んだけど、自分には本作の方が合っていた。 とにかく嫌なキャラクターがいっさい登場しない。 ラノベの売りであるヒロインはもちろん美少女といえ、ただかわいいだけではなく「フラれている」という設定が親近感が抱けていい感じだし、メインヒロインの八奈見さんは可愛らしく、フラれた相手のくわえていたストローをこっそり口に含んだり、やたらと大食いだったりちょっとお馬鹿だったりとめちゃくちゃキャラが立っている。 主人公のツッコミも面白い。さらにヒロインたちといい感じになりそうでならないのもこれまた好印象だった。 とりあえず一巻を買ったけど面白かったので全部まとめて買ってみたい。 というか最近自分はラノベばっかり読んでいるけど、大丈夫なんだろうか。笑
1投稿日: 2024.11.25
powered by ブクログ今話題の「負けヒロインが多すぎる!」の原作(ライトノベル)。 今夏放送されたアニメ(未完走)を観てハマった上に舞台が地元ということで、最近ラノベブームでもあるし読んでみました! それこそラノベ大好きなぼっち主人公がアニメ界隈で耳にする「負けヒロイン」枠の子達に巻き込まれるお話で、新視点の学園青春モノで面白かった。 タイトルからも伝わるように、失恋をテーマにしつつも基本的に明るく賑やかに青春を描いていて、気軽に楽しく読める。主人公の心の声も面白い。 登場人物のキャラクター性は結構王道な印象。それでも、それぞれに魅力があって、よく出来ているなぁと。 主人公がいちいち理不尽な扱いを受けるシーンもあってベタだな〜と思ったけど、たぶんこれよりキツイ作品は普通にある。もしやラノベ読者はMだと思われている?笑 アニメほどではないけど、普通に地元の描写があるのでやっぱりその時点でテンション上がりますねw あと、佳樹ちゃんがすごくかわいいから出番もっと増えてほしい! 次巻以降も楽しみにしています!
0投稿日: 2024.11.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
アニメから原作へ。5巻まで一気読みしてから感想を書いている。失恋がテーマでありながら負けたことで暗くなりすぎずにいい感じ。女の子たちの変な行動やら温水君の心のなかでのツッコミの具合(頻度や度合い)がちょうどいいアクセントになっている。メインヒロイン3人のうち2人が負けて、この二人がこんなに感情的になることはこのあとないなあ。3人の中で唯一突撃したのが小鞠ちゃんだけで、その行動力にびっくり。「勇気」って後先考えないことと同義なのかも。ラストのオチはこれ以上ないほどきれいに決まっていてこのシリーズを象徴する締め方だと思う。
0投稿日: 2024.09.28
powered by ブクログ作品タイトルの引きだけでなく、しっかりと内容が伴っている良作。 恋に破れた所謂「負けヒロイン」が次々と登場する。それでいて安易に主人公に惚れる展開にはならない。 主人公は男友達すらいない本物のボッチであるが、彼女達との関わりあいの中で友情や恋愛を学んでいく。 1巻では3人のヒロインが登場するが、3人とも主人公との距離感が違う所を描き分けているのが素晴らしい。 主人公とメインヒロインの八奈見の感情ラインが1巻の時系列の中で微妙に動いていくのが見える構成も最高。
0投稿日: 2024.08.13
powered by ブクログはちゃめちゃ感が面白い小説。 アニメがこの年の夏からやっていたので、 原作からアニメを視聴するパータンに試みました。 原作からアニメだと細い設定や背景がわかるのでアニメがより一層楽しく視聴できました。 ヒロインは勝つのに逆の発想はなかったです。 色々な青春が詰まっていて、ラブコメ感もありなかなか楽しめました。 意外に癖になりそうな小説でした。 『女の子は2種類に分けられるの。幼馴染か、泥棒猫か』このセリフは結構好きです。
1投稿日: 2024.08.04
powered by ブクログアニメ3話まで視聴して面白く、Kindle Unlimitedにあったので読んでみる アニメ版では、イベントや流れがわかりやすくかつアニメ表現に合わせて整理されていたことを実感する 後半の流れ、特にラストは爽やかで読後感良かった
0投稿日: 2024.07.31
powered by ブクログ主人公はラブコメラノベによくいるぼっちキャラの高校生。ただ、登場するヒロインがそれぞれの好きな人に振られる「負けヒロイン」という斬新な設定。 主人公がモテまくるとかそういう要素はなく、主人公はあくまでも負けヒロイン達の失恋の傍観者ではあるが、なんやかんやで巻き込まれたりする。 ラノベにしては「オタクの妄想を詰め込んだ感」がなくて読みやすいなと思ったが、急にオタクの妄想ハッピーセットみたいな妹が登場してかなり違和感を感じた。 兄に対してお兄様とか呼んでるし、敬語だし、兄の厄介オタクみたいなキャラだし、この作品にこのキャラ必要?と疑問に思わずにはいられなかった。ただ、まだ1巻だしそれも含めて続きを楽しみにしようと思った。
0投稿日: 2024.07.29
powered by ブクログ健気な負けヒロインを堪能できるが、3人登場するので熱量に少し差はあるかなーといった感じ。1巻でみんな振られるので、今後の展開をどうしていくのか少し気になった。文章は読みやすいけど、途中の小説の文章はあんまり読む気にならなかった。 なんだろう…負けヒロインっちゃ負けヒロインなんだけど…自分の中に微妙な引っかかりがあった。 丁寧な描写があった上で主人公への気持ちが実らない負けヒロインは惹かれる。が、よくわからない別の男に振られる負けヒロインは少し違うのかなぁとも思った。
0投稿日: 2024.03.27
powered by ブクログ久々に事前情報なしでライトノベル読んだけど面白かった。ハルヒがSFとしての土台があって面白かったのと同様、おれはこの作品が純文学として面白いと思う。 「思いを言葉にして伝えること」の困難さと大事さ、それをめぐる描写が面白く、そしていろいろ思い出して身にしみる。 昨年来、アニメ「リコリコ」にハマっており、そのキャラデザインのいみぎむる先生が挿絵をしてるという作品「負けヒロインが多すぎる!」って題名だけはあちこちで目にしていた。 この4月、愛知県豊田市から静岡県浜松市へ転勤したが、浜松市の西隣、湖西市も仕事の範囲なので車でときどき行っている。湖西市は愛知県豊橋市との県境で、ファミリーマートに寄ったところ、「豊橋市が舞台の作品!」と当作品のポスターが貼ってあった。それで気になり、別の日、浜松駅ビルの大きな書店でついに買ったのだった。買ったあとは一気読み。
1投稿日: 2023.06.07
powered by ブクログ受賞してるだけあって、綺麗にまとまってて読みやすかった。設定も面白くて、アニメ化したら映えそうな印象。 続きが出るだろうけど、一巻にしてはキャラクターが多くて、そこが少しごちゃついてしまった。でもこの展開を描ききるには人数が必要なので、バランスが難しいところ。
0投稿日: 2022.12.12
powered by ブクログ結構面白いです。 好きな人に振られ、その人は別の人と付き合いだしたけど、未だにその人ことを忘れられないヒロイン(=負けヒロイン)のお話。主人公は負けヒロインを集める属性持ち。つまりいい人。現実だと相手にされない人? ヒロインズや主人公との掛け合いが面白い作品でした。本巻はメイン負けヒロインが心の中で整理をつけるまでのお話。でも読んでて思ったけど、君まけてもしょうがないよね。そういうとこだよ?
0投稿日: 2022.04.28
powered by ブクログいやあ、面白かった。 好きな人に振られた負けヒロイン=マケインに焦点を当てた青春物語。 その目の付け所が斬新。 普通の物語では振られた方のヒロインのその後はあんまり語られないもんな。 でも、その娘にもその後の想いや青春があるわけで、そうだよなあ。 ぼっちだけど割と巻き込まれ体質の主人公との関係が、適度に淡白で、振られた相手を取り戻そう的な展開にならないところがとても現実的。 それでも次第に仲良くなっていく様がホント青春だ。 三人のマケインそれぞれの個性が立っていて、それも楽しい。 ラストのクスッとする展開もあり、読後感も良好だった。
0投稿日: 2022.01.20
