池澤夏樹がなにかの書評で山田詠美をひどくほめていて、それは確か『「キスしたときに暖められた歯のにおいが云々」という表現が。。。』とかいう内容だったと思ったけれど、そのころ山田詠美をそんなふうに読む人がちゃんと存在することを嬉しく思い、それ以降、かなり長い間この人の書評を自分にぴったり合ったガイドにして、いろいろな本を読んできた。池澤夏樹経由多し。「瞬発力」みたいに池澤新語を作ることに執着している気持ちがちょっと透けて見えちゃったりするところもかわいい。