
総合評価
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powered by ブクログ子供の不登校をきっかけにどんどん家庭が壊れていくのはなんだかわかる。当事者になってみないとわからない感覚。第三者の目で見るとそんなのに騙されるなんてあり得ないと思うのだが、それがそうでもない。 常に自分を客観的に見る目がないと誰でも陥る罠がそこにはある。さすが森沢さん、最後まで読みごたえがありました。
0投稿日: 2025.10.26
powered by ブクログ少しサスペンス的要素の入ったストーリーで、ドンドンとページが進みました。が、読み終えて、特に無くてもいいようなエピソードが結構あったと感じてしまいました。 ま、サスペンス要素があるということは、そういうことなのでしょうか・・ 私は「嘘」というのが、必ずしも「悪」「いけないこと」とは思っていなくて、相手のことを想ってこその嘘だったり、また自身も心傷つきながらの思いやりだったりすることもあるのではと思っています。 千恵子さん(紫音さん)の人物像だったら、嘘が暴かれなかったとしても、きっと春香ちゃんが良い方向への進むよう導いてくれていたのではないかと思ったりします。 いっそのこと金もうけ主義の人を騙すことを何とも思っていないどうしようもない人物像の方が、面白かったような気がします。森沢明夫氏の本は、あまり悪者が出てきませんが、今回はそうして欲しかった。 千恵子さんとお母さまが、ちょっと不憫に感じました。 ただ春香ちゃんは、騙されるカラクリと、上手に騙される優しさ・・を学んだのかもしれません。
0投稿日: 2025.09.15
powered by ブクログ編集者をしている川井淳は奥さんと、中学生の娘春香の3人家族。 春香のひきこもりをきっかけに、奥さんは怪しい霊能者にのめり込み、家族はおかしな方向へ迷走し始める。 自称霊能者の紫音、ネタを提供していた瑠美、春香をいじめていた人達。 「人を傷つけた」「人を騙していた」と言ってしまえばそれまでだけど、裏に隠された純粋な気持ちまでは裁けない。 もちろん、傷つけた事を許すことはできない。 春香の賢さや寛容さによって、家族も周りの人も救われたのではないかな。 千太郎先生の 「人は誰でもそれぞれ事情を抱えているもので、そういう事情を抱えながら右往左往して生きてきた結果、いまのその人がある」 この言葉で、人は人を受け止める気持ちになれるのかも知れない。
0投稿日: 2025.08.03
powered by ブクログ今まで何度かチャレンジして最後まで読了できた初読みの作家さん。 出版社に勤める川合淳は、中学生の娘・春香がいじめをきっかけに不登校になったことに悩んでいる。理知的な妻・杏子はこの現状を打破しようと怪しげな霊能者に心酔。霊能者って本当に居るのかしら? 洗脳される人たちはどんな風にして偏向していくのだろうかという疑問を持ちながら読み進む。本文にシンクロニシティという言葉が出て来た。ユングが発表したシンクロニシティという概念は興味深い。「意味のある偶然の一致」で『原因と結果が説明できないが、意味のある現象が同時に偶然におこる』現象らしい。或る人のことを考えていて当人から電話が来たとかは経験している。世の中には「原因と結果」で説明できない事柄があるというのだ。検索して調べたがきちんと理解できたとは云えない。 でも森沢明夫さん推しの読者さんの気持ちが解って良かった。 雨が好きな私にとって梅雨を厭う登場人物たちの心理は読み辛かった・・・。
40投稿日: 2025.07.31
powered by ブクログ今まで読んだ森沢作品とはなんとなくひと味違う印象を受けました。 途中、ん?謎?なんだか微かなミステリー?みたいな…ネタバレになってしまうのでこれ以上言えませんが… でもそれはそれで先が気になり470ページあっという間の読書時間でした。 コールドリーディング…難しくて自分には使えないなぁ てか、自分の一言一言をこんなふうに分析されていると思うとコールドリーディング…恐るべし^^; いちいち考えていたら何も喋れなくなりそう。
19投稿日: 2025.07.16
powered by ブクログ森沢さんの作品は家族もので心温まるものが多いのだけど、今回はイマイチ乗り切れず…設定と登場人物たちの相関図に無理があるな〜と思いました。
1投稿日: 2025.05.07
powered by ブクログ満足感のある作品でした。 そして、以前にも読んだことがあり 今回の読了後と違う印象を受けた記憶があります。 春香ちゃんの名前が途中から「青春」と目に映りました 気のせいなんですけどね。 引きこもりだけど、学校に通っていないけど 多くの大人に囲まれて、学校では学べないことを沢山学んでいて。 その色んな大人の目線の心情も書かれていて 「今日は、久しぶりの平穏な休日だった」 その一言がずっしりと心に響きました。 「誰もが自分の平穏な日常を守ろうと必死なんだ。」 と思えた作品です。
7投稿日: 2025.04.19
powered by ブクログやられた。 最後の最後まで読まないと、しかも起承転大転のタイプの本。 このくらいならネタバレにならないよね。 「森沢文学」。 また味わってみたい。 一読をお勧めします。
15投稿日: 2025.02.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
森沢明夫さんの本、初めましてです。 娘がいじめにあい不登校になる。 そのせいで不安定になる妻が次第に怪しい者に洗脳されていく。 誰しも自分には当てはまらないと思ってしまうけれど、そこに救いがあると思い込むのは実は自然なことなのではないか。 春香とのセッションで紫音の洗脳の仕方が描かれているが、とても自然なやり方で、それぞれが取り込まれていく過程も頷ける。 最後に春香が全てのネタバラシをするのは非常に痛快で、且つ納得できる流れだったのが見事だと思った。 千太郎が心理学の講師であるのもまたみんなにとっては良い出会いであったし、登場人物全てが優しく思いやりのある人たちばかりなのも、読んでいてとても暖かい気持ちになった。
2投稿日: 2025.02.17
powered by ブクログ母は「娘の不登校を治したい」と強く願うあまり、怪しい霊能者に心酔していく。その過程は一見、大袈裟にも思えるが、妙にリアルで、どこか切なさを感じさせる。不登校児の親の苦悩や迷走が、生々しく描かれていた。 本の最後には、お笑い芸人・髭男爵の山田ルイ53世さんによる解説がある。自身の引きこもり経験をもとに語られた言葉の中で、特に「主人公の春香が最後に『転校』という選択をとったことに納得感があった」という一文が心に残った。 私自身、高校生のときに不登校になり、うつ病になり、山田さんと同様に引きこもり、逃げるように転校した。そのため、周囲から「甘え」や「今後も同じように現実から逃げる」と言われ、自分を責めてきた過去がある。だからこそ、この言葉には特別な重みを感じた。「納得感があった」という表現は、決して直接的な励ましの言葉ではない。しかし、不登校を経験した山田さんだからこそ持ち得る深い共感がにじんでいて、どんな慰めの言葉よりもじんわりと胸に沁みた。 春香の選択は単なる「逃げ」ではなく、彼女なりの生きるための一歩だった。
7投稿日: 2025.02.04
powered by ブクログ騙されてる!早く気付け!と思いながら夢中で読む。宗教や詐欺って、やっぱり心が弱っている時に引っ掛かるんだよね。。最後は丸く収まり、本当に良かった。
65投稿日: 2025.01.27
powered by ブクログ不登校になってしまった娘、霊能者の登場でこの先どうなるのだろうといった心配も、読み進む中で消えていき…..謎ときのような面白さもあり、読了後は、ほんわかでした。優しさが、たっぷり溢れていたからだと思います。「今日のふたつの空は、熟したマンゴー色をしていた。」など、情景描写が素敵でうっとりしました。 「人生の梅雨明け」、なんて清々しい言葉なんでしょう。「雨上がり川」という題名、さすがとしか言いようないです。筆者の森沢さんすごい!
13投稿日: 2025.01.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読み終えて 森沢さんの作品で 初めての 感じの読後感でした。 物語は 川合淳さんが 三階のベランダから見える 景色 見上げると空 見下ろす空 からはじまります。 この始まりの景色の描写が淡く優しく包まれていて 直ぐに物語の中に深く入りました。 娘の春香さんは いじめ が原因で不登校に なってしまいます。 父親の淳さんは 学校へ抗議に行きますが 最悪の対応でした。 家庭では むしろ家に居てくれた方が 安心との思いでした。 娘を心配して 思い悩み日々葛藤する両親。 そんな日々を過ごしていく中 母親の杏子さん の様子に違和感を感じる淳さんと春香さん。 そんな両親の姿を見て 春香さんが懸命に 頑張ります。 淳さんも もちろん頑張りますが、、、、 解決には 沢山の偶然や必然 ひたむきな努力や 近くで支えてくれる人がいて 無事に 家族が立ちなおり 前を向いて 歩いていけるお話でした。 読んでいく中で この物語 感想書けないかも? と思っていましたが やはり駄目でした。 何故だか わかりませんが無理な心の感じです。 素敵な 言葉も 沢山あったのに、、、、。 でも一つだけ 感想として 良かったなぁと思ったのは 春香さんが 紫音さんを 穏やかな声で 好きだから と言ってくれた事 それでも、わたしのね、、、、、、、 お友達、だから、、、、、、 愛すべきたれ目から、 しずくがぼろぼろこぼれ落ちた ことです。
413投稿日: 2025.01.10
powered by ブクログ不登校の娘、霊能者に嵌っていく母親、家族の再生の物語。 これは、ほんわか、すっきり、そして最後は優しくなれる物語でした。 中学生の娘の春香はいじめをきっかけに不登校に.. 父親の川合は学校に乗りこむも、学校はいじめを認めず.. 転校させようと考えていた矢先、妻の杏子は霊能者に嵌っていきます。 全てを言い当てる霊能者。 洗脳から妻を解き放つことができるのか? 近所の釣り好きの心理学者に相談するも、状況は変わらず、さらに悪化.. そんな中、娘の春香も霊能者のもとに通い始めます。 家族はどうなる? という展開ですが、おおよそ展開が読めてしまいます(笑) 父親、母親、娘、霊能者、心理学者、それぞれが語り口となって、物語が進行していきます。 そして、クライマックスへ キーワードはコールドリーディング 一時期、はやりましたね。 こうやって人は騙されていくのだと思います。 最後、すっきりしながらも、優しさにあふれる物語でした。 この手の物語は好きです。 ドラマになったらいいなぁ!
120投稿日: 2024.10.14
powered by ブクログ我が家の娘がこのところ登校できない日があるため、他人事ではなく読み始めたが、ん?霊能者の話?と想像したストーリーと全然違う方向へ。 春香と千太郎、淳のそれぞれの関わり方が面白かった。
1投稿日: 2024.10.02
powered by ブクログ不登校の中学生とその家族の話…。 我が家も不登校の息子おり、気になって手に取った一冊だった。 不登校に陥ってしまった娘に対して苦悩する父親の淳の思いが、自分のそれとリンクして、辛くなってしまうほど。 序盤こそ不穏な展開ではあったが、人との関わりを通して家族がひとつになっていく様がとてもあたたかい気持ちにさせてくれた。 山田ルイ53世さんの解説もよかった。
11投稿日: 2024.08.23
powered by ブクログ☆4 森沢明夫さんの作品と言えば、ぽかぽか心が温まる優しい世界観という印象があったのですが…今作では序盤から不穏な空気が漂っており、いつもの森沢作品とはまた違った印象を受けました。 家族の崩壊と再生が描かれた物語ということで、いつもと違った森沢作品を読んでみたいという方には是非手に取って頂きたいと思いました!
31投稿日: 2024.06.04
powered by ブクログ見出しを見たら、うーんどんなもんかな深刻なイジメの立ち直るまでの道のりかな、新興宗教も絡んでる、盤根錯節の話かとためらいがあった。読み出したら止まらないので、3日でした。春香の春の字が意味があるのがまた良い、元々明るく表情のある娘だった、最後の種明かしではそんな表情が浮かんで、余計安心出来たよ。謎解きの様だけど、種明かしを痛快にするのではなくて、森沢明夫さんらしい人間味がある、とてもいい物語です。出だしの暗鬱な場面から家族が戻って安心する淳よかったじゃん。千太郎と孫の物語も出来ると思う見たい
13投稿日: 2024.04.04
powered by ブクログ不登校、霊能者とあるのでドロドロした物語かと思いきや、読後感のとてもいい物語でした。 途中からこの人は誰?と謎が増えてきて、謎解きも素晴らしかったので、とても楽しめました。 「夏美のホタル」とチラッとリンクしていたのも嬉しかったです。
9投稿日: 2024.03.19
powered by ブクログ読み終わった後、心が清々しくなる物語でした。 終盤に近付くにつれ、伏線が回収されていくのがとても気持ち良かったです。 物語の構成、そして読みやすさがとても秀逸だったと思います。 是非、気になった方は読んでもらいたいです。
2投稿日: 2024.01.30
powered by ブクログ3章のうち1章が読むのがつらくって、、、 その分3章、特にラストは圧巻。 読後感はすばらしい。 苦手な霊能者、詐欺。 家族がバラバラに。 この時点で読むのを止めようかと思ったけれど。 キーワードはコールドリーディング。 森沢さんらしいキャスティングで、登場人物にまったく無駄がない。 その収まり方も面白い。 読んでよかった、人に優しくなれる1冊でした。
117投稿日: 2023.12.20
powered by ブクログ12月-01。3.5点。 中2の娘がいじめで不登校に。更に妻は新興宗教のような怪しげなものにはまり。娘も新興宗教に通うようになり。。。 面白い。家族の再生物語、途中ドキドキさせられるが、良かった。
2投稿日: 2023.12.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
不登校、いじめ、家族、母娘、居酒屋で知り合った知人、洗脳する人される人、いろんな人たちの心の動きがうまい具合に混ざり合って、最後はホワっと温かくなります。でも今まで読んだ森沢明夫さんの本よりも、少し怖さを感じました。コールドリーディングの怖さでしょうか。 「人は誰でもそれぞれ事情を抱えているもので、そういう事情を抱えながら右往左往して生きてきた結果、今のその人があるんだよ」 「人を傷つける人は、自分の心が傷ついている可哀想な人。人を騙す人は、人に騙されて世界を信頼できなくなった淋しい人」 印象に残ったことばです。
4投稿日: 2023.10.24
powered by ブクログ作者さん大好きですが今まで読んだ作品とはちょっと違っていてびっくりしました。 結末はやっぱり優しいのですけどね。 コールドリーディング、怖いな。 人の優しさや柔らかい部分に触れて信じ込ませるって辛いな。 この本のお話は良い形で再出発出来るけれども、現実には同じような体験をして深く傷ついたままの人もいるのだろうな、、、と。 ヒヤリとする作品でした。
23投稿日: 2023.09.30
powered by ブクログミステリーやちょっと重い本に疲れたら、定期的に森沢さんの本を読みます。 家族崩壊、霊能者、不登校…と何やら不穏なキーワードが並びますが、それらを軽やかに扱いながらいつものほんわかな結末になるのはさすがの手腕。 『人にはそれぞれ事情がある』。そんな風に思えれば人生も好転しそうだけど、なかなか難しいんですよね。
3投稿日: 2023.09.08
powered by ブクログ珍しく推理小説的な要素を持たせたお話。 いじめをきっかけに歯車が狂っていく家族が、霊能者にすがる。 はたから見ると洗脳されつつある。 本人たちは、幸せになりたい一心であるのに、そこに付け入る詐欺ビジネスは、どこにでもあるのかもしれない。 この本では家族が取り上げられていた。 世の中には多くの宗教があり、詐欺ビジネスがある。 本人がどのように捉えるか、ではあるが、はたからみると詐欺である。 でも、抜け出すことは容易ではないのだろう。 統一教会と政治家の癒着がうやむやになってきている。 うやむやにしようとしているのはマスコミであるが、これは腐っているから仕方がないとしてもだ。自分たちだけでやってほしい。国民を巻き込まないでほしい。 昨今の世界情勢を見て、自分が信じてきたものがことごとく揺らいでいることに驚く。歴史はもちろん、大きな事件やニュース、天候(気象)までが偽りであるかもしれない。PCRやマスクは洗脳だと感じている。日本人は目覚めてほしい。すでに日本だけになってきていることに。 本書では、霊的なものを詐欺としています。 一般的にはそうだと思います。 でもいちど、ロズウェル事件の本を読んでみてほしいです。 私達は洗脳されているかもしれない、すべてのことに対して。
32投稿日: 2023.08.04
powered by ブクログほぼハッピーエンド、春香ちゃんが新たな道へ進みたいという前向きな気持ちになってよかった。 人はだれでもそれぞれ事情を抱えているもので、そのうえで右往左往しながら生きている 千太郎先生のこの教え。 本を読むたびに毎度思う。ほんとそれ、って。 春香ちゃんも、パパさんも、この人生の先輩に出会えてよかった。 しおんさんは詐欺働いていたけど、その優しい理由を知れてよかった。 温かい気持ちで読み終えられました。 面白かった。
1投稿日: 2023.07.18
powered by ブクログ3 不登校になった子ではなくそーなってしまった家族の変化を描き、この家族はうまくやっていけるのか気持ちが沈むが家族の関係性、空気感が良くハラハラする所もあるものの心地良く読む事も出来た 他の人物のストーリーもほっこりポイントはあるので読み続けられるだろう作品だと思う
1投稿日: 2023.07.11
powered by ブクログマンションの前に川が流れている。川面にも映る2つの空を幼い娘も気に入って、ここに住むことに決めたのだ。川面に映る空は、人の心に宿る逆さの気持ちの表れか‥。 しかし彼女が中学2年の時、陰鬱ないじめを受ける。ありふれた日常が少しずつ壊れていく。それから近隣に住む人たちの、それぞれの物語が語られる。 その登場人物はひょんなところで繋がっていて、推理小説のようにどうなるのだろうと先の展開が気になる。 舞台は梅雨の陰鬱な天気の中で、読み進める私も心配になる。 しかし、事態は一気に解決へと導かれる。恨みはなし。なんとも爽快な終わりかたをする。
1投稿日: 2023.06.27
powered by ブクログお互いに支えられる家族の絆や、人と人との繋がりがほのぼのと書かれていて、こんな関わりが持てたら平和な世の中になるのだろうと思いました。 ホッコリとした気持ちになりました。 沢山の人に読んでほしいですね!
1投稿日: 2023.06.26
powered by ブクログ虐め、不登校、洗脳、心理学、 日常に起こりうる問題を家族がそれぞれに 問題に向き合う。その向き合い方に ついて考えさせてくれて 最後は、清々しい終わり方をする。 家族の問題に向き合っているだけ救われる。 現実には、毒親から逃げるより方法が ない場合もある。 この本では心理学の知識がキーパーソンに なる。 読書から現実の生き方のヒントになる人が いると良いなと思った。
2投稿日: 2023.06.25
powered by ブクログかなりハードな状況だけど、 この作者さんだったら、重くなりすぎないんだろうなと思って読んでみたら、確かにそうだった。 なにか酷いことをした人にも、そうせざるを得ない事情や誰かへの愛情があったというふうに捉える平和な世界。 世界への信頼感がベースにあるんだろうなと思った。
1投稿日: 2023.05.22
powered by ブクログ陰鬱とした感じから始まり最後の爽快な終わり。また最後まで一気に読み進めました。 千太郎さん良い味出してて好きです。
1投稿日: 2023.05.14
powered by ブクログかなり前に購入して、積読にしてしまっていた本。 結構厚みもあるし、持ち歩くには重いし、、と読んでいなかったけど、今日読み終わって、どうしてこんなに面白い本を積読にしていたんだ!!と後悔しました 最初の展開が、不安な気持ちになった分、後半の面白さが増すような展開です!
8投稿日: 2022.11.17
powered by ブクログあらすじを読むと、ちょっと不穏な雰囲気。 お父さんのこの状況は色んな意味でキツイ。 中学二年生 不登校の娘・春香。 霊能者に救いを見出だしてしまった母親。 日常に忍び寄る不穏な空気…。あ~、やだなぁ。 拠り所にするくらいならまだしも、霊能者に傾倒しすぎてお母さんの方が危うく感じる。 いじめを扱った作品では、いつもハラワタが煮えくりかえる思いです。 読み進めるうちに心配のハラハラから、ちょっと企みを感じるドキドキへ。 人は誰でもそれぞれの事情を抱えていて、右往左往して生きてきた結果、いまのその人がある。 本当にそのとおりだなぁと思う。 川合家みんなが、それぞれに家族のためを想って行動を起こしている。 作品を通して春香ちゃんの成長をとても感じました。 あと、釣り好きの著者を窺わせる登場人物もちょっと嬉しかった。 清々しい気持ちでニヤリ。 こういう終わり方も好き。
3投稿日: 2022.11.04
powered by ブクログ「川合淳」の中学生の娘の「春香」は いじめにあって不登校になる 妻の「杏子」は 黒猫を飼うと幸運がおこる 水晶を身に付けるとよい などと口にするようになっていく 春香の不登校をきっかけに変わっていく家族と 洗脳する「紫音」 家族の危機をどう乗り越えていくのか 壊れた心をどう治していくのか 登場人物の思いを丁寧に描いている 物語の描き方もユニーク 家族の物語でもあり ミステリー要素もある作品
7投稿日: 2022.10.23
powered by ブクログ最初から中盤までは雲行きが怪しく、ハラハラして読んでたけど、最後の最後にすごい伏線回収があって、やられたーー!って感じになった! 森沢さんの伏線の張り方とかほんとに大好きやし、いつもそれに引っかかるのも楽しい笑 終わり方がいつも私好みで、やっぱり1番好きやーー!
2投稿日: 2022.10.16
powered by ブクログ今まで読んだ作品とは少しテイストが違っていたが人との繋がりなどの作風は読んでいてどこかホッとするものがある。 伏線回収もさすが
3投稿日: 2022.07.22
powered by ブクログ終わりがハッピーエンドなのでよし。 コールドリーディングということを学べたのでよし。しかし何故母親が子供と同じ方法をとるのか、壊れているから仕方ないのかもしれないけど、ちょっと唐突だった。
1投稿日: 2022.06.23
powered by ブクログ2022.05.06~05.10 「誰が悪者なの?」 誰だろう。 こんなストーリーを書いた作者? 面白かった。 梅雨が終わって、良かった。
3投稿日: 2022.05.10
powered by ブクログ人と人との絆がテーマに多い森沢さんの作品。家族愛は物語の中心にありますが、ちょっとミステリータッチな雰囲気でドキドキします。でも、崩れる家族の物語は読んでいて胸が痛みます。
1投稿日: 2022.01.17
powered by ブクログ目次を読むと、「崩れていく家族」「エスカレート」「騙されたのは誰?」とある。家族崩壊の暗い話かと思いきや、最後は予想外の展開で、一気に読み進めてしまった。普通ってなんだろう。という私も、普通にとらわれすぎているのかもしれない。悩みがあればあるほど、一呼吸置いて、視野を広く持つことが大事なのかな。あっぱれ、一人娘の春香ちゃん。
2投稿日: 2022.01.09
powered by ブクログ娘の春香が中学校でいじめにあい、登校拒否をするようになった。母は娘を助けるため、リビングの模様替えを始めた。春香の部屋のベッドの向きも変えた。春香が大事にしていた亀を川に逃がし、黒猫を飼い始めた。浄化と言い、ブレスレットを買ってきたり、岩塩を風呂に入れたりした。 それで効果はあったのか?いい方向に向かったのか? 父は娘だけでなく、妻までも洗脳され、家庭が壊されてしまうのではないかと思い、何とかできないかと心理学者の千太郎に相談する。
0投稿日: 2021.12.11
powered by ブクログお互いの幸せを願っているはずの家族でも、きっかけがあれば歯車が噛み合わなくなり関係が壊れてしまいかねない…心が弱った時に何かにすがりたくてスピリチュアルの世界にのめり込む気持ちはよくわかります。心理学の知識でスピリチュアルのネタばらしをする所は爽快で面白かったです。
0投稿日: 2021.11.29
powered by ブクログ学校でいじめられ不登校になった娘を心配して、霊能者を信じ込むようになった妻を、夫と娘が近くに住む心理学者の助けで洗脳を解くというお話。いじめ話がかわいそうで読んでられないという感じだったのだが、後半謎解きっぽい感じになって読みやすくはなった。
0投稿日: 2021.11.26
powered by ブクログ読み進めるうちに色々な人が出てきて、その人がどうつながっていくのだろうか、誰がマトモなのか。心理戦が見えてきて先が気になるし読み易く一気に読めた本だった。著者の作品には映画化されているものもあるらしいが知らなかったので、他の作品も読んでみたい。
0投稿日: 2021.09.30
powered by ブクログ久しぶりの森沢さんの作品。 中学二年生の娘がいじめで不登校に。 その事で少しずつ家庭が崩れそうになっていく。 そこで母親がすがったのが知り合いからの紹介の霊能者。染まっていった。 登場人物、それぞれを思いやる気持ちは森沢さんの作品らしく優しく描かれている。 結局、一番しっかりして逆転ホームランを打ったのは不登校の娘だった。 学校へ行けなくても、あんなにしっかりとして思いやりのある子なら大丈夫だと感じた。 現実なら難しいかもしれないけど。 でも、先を飛ばして読むくらい面白かったし、読みやすかった。
11投稿日: 2021.07.27
powered by ブクログ森沢さんの作品には珍しく重めなストーリー。身近にありそうな怖さ。人は弱っているとき救いを求めて頼れるものにすがって簡単に洗脳させられてしまう。最後までハラハラドキドキしながら読んだ。
6投稿日: 2021.07.12
powered by ブクログそういう仕組みかー、そういうことかー、なるほどなるほどといろんな意味で納得したり、感心したり。 あっという間に読んでしまった。面白かった!
6投稿日: 2021.06.05
powered by ブクログぐいぐいと引っ張られる展開にページをめくる手が止まらない。今の自分の置かれている状況をみて、普通の良さを再認識。んっ❓洗脳させられたか
1投稿日: 2021.05.05
powered by ブクログいじめがきっかけで不登校になってしまった娘春香。怪しげな霊能者にのめり込んでしまった妻。 妻に続いて娘も霊能者の元へ。 出版社勤務の川合淳は、家族崩壊の恐れに戦々恐々。 そして、居酒屋で出会った心理学者に打開策を相談するのだが・・・ 風雲急な展開に、この家族はどうなってしまうのだろうかと、不安な思いに駆られながら頁を捲る。 宇宙意識や宇宙エネルギーとか、あるいは集合的無意識とか、怪しげな言葉が飛び交い、この小説はオカルト小説かと読者も惑わされてしまう。 しかし、作者は森沢明夫さん。 逆転一発ともいえる大団円が待っている申し分ない読後感。 春香が心理学者の先生から教わった言葉。 「人を傷つける人は、自分の心が傷ついている可哀想な人。人を騙す人は、人に騙されて世界を信頼できなくなった淋しい人」
12投稿日: 2021.04.01
powered by ブクログ人を傷つけるのは 自分の心が傷ついている人 人をだますのは 人にだまされて 世界を信頼できなくなった人
0投稿日: 2021.03.31
powered by ブクログ最後の怒涛の展開の前にある程度ストーリーは読めてしまうのだけど、わかっていても面白くすっきりとした気持ちで読み終えることができました。 春香ちゃんがいい子すぎて話が出来過ぎのような気もするけど、素敵な家族のお話でした。
0投稿日: 2021.03.27
powered by ブクログ小さな出版社に勤める淳は、家族に悩んでいた。娘は「良い子ちゃん」扱いされたがためにいじめをされるようになる。それは執拗になり、不登校にまで発展してしまった。妻は、娘のいじめをきっかけに自分の不安な気持ちを落ち着かせようと怪しい霊能能力者にハマるようになる。 そんな時、淳は元心理学者の千太郎に相談する。 単なる家族の再生物語と思っていましたが、よくよく読んでみると、色んな仕掛けが施されていて、面白かったです。 一人の視点だけでなく、様々な登場人物の視点で物語は進行するので、同じシーンでもそれぞれの心情がわかるので、より奥行き感が拡がっていました。 また、一部主軸となる淳の家族の物語以外で進行する別の家族の視点が登場します。それが一つの物語に集約した瞬間、推理小説で読む「伏線回収」のような味わい方もあったので、ちょっとしたお得感がありました。 全体的に 「これは何かが起きるのでは?」 「これは裏があるのでは?」 と匂わせるような文章だったので、軽めな推理小説としても楽しめました。 最初は冷たかった家族との距離が、段々とゆっくり温かみのある姿に変わっていくので、読んでいる側もほっこりとしました。方向性は違えども、それぞれが今の現状を打破しようとしている姿には共感する部分もありましたが、もっとこうしたら良いんじゃないかといったもどかしさを思わずにはいられませんでした。 しかし、それぞれの思惑があったからこそ、最後が…でしたので、最終的には良い余韻が残りました。 ちなみにこの作品の最後には、髭男爵の山田ルイ53世さんの解説が載せられており、意外な人選でしたが、的確に捉えられていて面白く、ついつい最後まで読んでしまいました。
0投稿日: 2021.03.13
powered by ブクログとても良かった。中学生のひとり娘のいる3人家族の物語。うちと同じ家族構成なので入り込みやすかった。 娘の春香はとってもいい子なのに、理不尽な理由からいじめを受けて学校に行けなくなる。その時の本人はもちろん、家族のつらさがわかりすぎて心が痛くて。だからわかる。母の杏子が藁をもつかむ思いで怪しげな霊能者に心酔していってしまうのも。 崩れていく一家のあたり前の幸せな日々。そこに絡んでくる釣り師の心理学者、霊能者の事情と正体。ラストに向けての解決への盛り上がりが素晴らしい。そういうことだったのかぁ。じわじわと優しい気持ちになります。だましたりだまされたりしたかもしれないけど、悪意を持っていた人は誰もいなかった。人それぞれに事情があって。みんなに誰かの幸せを願う優しさがあるんだよね。 家族再生の物語。読後感が良くておすすめの一冊です。
0投稿日: 2021.03.04
powered by ブクログ森沢さんの作品が好きなので何冊も読んでいますが、 今回は今までと少しテイストが違って全体的に少し 重めな印象でした。 春香が学校でいじめに遭い不登校になったことをきっかけに 妻の杏子が怪しげな霊能者に嵌っていく。 一方、出版社に勤めている淳は近所に釣り好きな心理学者の千太郎と出会い家庭内の相談をする。 家族のそれぞれが人の幸せのために生きていこうと していく姿を描いた家族再生物語。 春香のいじめをはじめとして他の人の辛い過去が描かれたものは かなり陰湿で暗く描かれているので読んでいる時には とても心が痛みました。 こんなにいじめを受けていても教師や友達などは 何もしてくれないのだろうかと思うと悔やんでしまいます。 けれどそれにも負けずに両親はそんなに酷いことを するのなら学校に行かなくても良いと言ってくれたこと そして少しでも不安にならないようにと守っていて くれたことが最終的には春香にとって 成長が出来て良かったかと思います。 杏子の行きつけの美容師から言われた言葉で 「いじめられたときの悔しい気持ちとか、 淋しい思いとかを、しっかりと胸に刻み付けて、 その経験がなかった場合の自分より、 ぐっとひと回りしてやるの。じゃないともったいないよ」 というのが印象的でした。 物語の途中で突然な今まで登場しなかった名前の人物が 出てきたので、何処で交錯するのかと思い読み進めていたら 思わぬ展開になっていたの吃驚としてしまいました。 こちらの登場人物の過去も春香とは違った過酷な人生を 歩んでいたので胸が痛くなる思いでした。 この彼女が言ったふつうじゃなくても、幸せだから・・・」 というこの言葉が普通の人のような人生が送れなくても 今は慎ましく日々を送れていることが幸せというような 意味にもとれてとても重みがある一言だと思い胸に迫ります。 また淳が相談していた千太郎さんも家族との辛い過去があり このエピソードがとても切なかったです。 ある人がいなくなった時に咲いていた紫陽花。 その咲いていた時期を思うといつまでも時が流れることなく そこで時が止まっているということが更にその人を想い 寂しさを増幅させて涙をそそられました。 家族の誰かが幸せでなかった場合、 一人だけでその重みを背負うことなく それぞれ家族の一人がその人のために何かをしようと している姿を見るとやはり家族は良いものだと思い 家族の絆を感じます。 例えそれが少し変わった形で表れたとしても 最終的にそれが幸せに繋がる道であったら その方法であっても良いのではないかと 今回の作品では思えました。 いつもとは少し違う森沢さんの作品でしたが、 心が温まり家族の大切さを味わえる一冊でした。 ここに出てきた登場人物の全ての人達が これからもっと幸せになりますようにと願いたくなる作品でした。
0投稿日: 2021.02.05
powered by ブクログちょっと盛り上がりにかける話し。もう少し千太郎さんを掘り下げて欲しかった。春香ちゃんは、良い子すぎるかな。
0投稿日: 2021.01.23
powered by ブクログ珍しく解説から読んでしまった 不登校も引きこもりも、馴染んだ言葉である 杏子のように、怪しさ満点に洗脳されていた 世の中の「ふつう」をどうしたって求めてしまうのか… やはり、みんなそれぞれ、事情を抱えているのだろうか… 「ふつう」に憧れてしまうよな 私も人生、ずっと梅雨だ 誰もが、良い方向に向かおうとしていて、それでも何か冴えなくて… でも、最後に、梅雨は明けたから、 それは、とてもよかった
8投稿日: 2021.01.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
途中でシナリオが読めてしまうけど、森沢さん作品にしてはめずらしいトリックのある作品となっています。涙するほどではないけど楽しめました。
1投稿日: 2021.01.01
powered by ブクログ面白かったです。 騙されていたようで騙されてない。 騙されてないようで騙されていた。 自分は騙されていましたね。
2投稿日: 2020.12.15
