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インフルエンス
インフルエンス
近藤史恵/文藝春秋
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総合評価

112件)
3.8
23
38
42
3
0
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    中学生の時、遡って小学生からの付き合い。少女たち3人の関係に絡む殺人事件。誰にも言えない事ばかりの人生が絡み合う。すごい。

    11
    投稿日: 2026.03.06
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    3人の友達関係が ある事をきっかけにどんどん変わっていく お互いの為を思っての行動が 後に重荷になり あの出来事がいつも心の中にある 苦しみと憎しみと愛情 団地 秘密を共有 祖父 お互いのため

    11
    投稿日: 2025.12.06
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    なかなか区切りが見つけられず、続きが気になり一気読み。80年代後半ごろの中学生がモデルとなっていて、そんなに学校が荒れていたのか…と驚いた。 登場人物3人の女の子が、それぞれに変わってお互い殺人をして、関係が疑われないように連絡手段を交換しない…。それは大人になってからも、ずっと繋がっている関係で、既に友達ではなく秘密を共有している仲間、同志、共犯者?…といった感じ。 内容には引き込まれるけど、スッキリはしない。 なんとなく『白夜行』の暗い関係を、女3人バージョンにしたストーリーみたいだなと感じた。

    19
    投稿日: 2025.11.30
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    近藤史恵さんって、ちょっとイヤミス系とコージーミステリーに大きく別れるのかな。 この作品はイヤミス系。 団地で出会った3人の少女たちが、近付いたり離れたり、愛しんだり憎んだりしながら過ごす半生の物語。 とても重くて壮大だった。 大事な友達の為に何でもしてあげたい。という気持ちは分からなくもないけれど、それが自分の人生に傷をつけても構わない。という覚悟までは共感出来なかった。 読んでいて楽しい気分にはなれないけれど、傑作だと思う

    3
    投稿日: 2025.11.18
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    近藤史恵さんのちょいとイヤミスな作品、相変わらずいいですねぇ。 ライトな作品もよいですが このなんとも言えない粘着質な女ごころ?。 しかも、昭和から平成初期のヤンキーが もてはやされた時代を過ごした主人公たち。 ワタシには刺さりました! 表紙も内容を表現していて雰囲気◎。 作品の印象は解説から引用すると、 インフルエンスを訳すと『影響』、ピンとこないが『影が響く』と訳すと、3人がお互いの影を踏みあう絵が浮かぶ、と。 まさにそれ。 いわゆる交換殺人なんですが、3人の女子が それぞれ仲良くなり、好きになり、でも嫌われて、また惹かれ合って? 交差していく人生、面白いのですよ。 10年以上会ってもいないのに、声を聞くと 惹かれあっちゃう。親友とかで片付けられない、 相手のために・・・。 登場する大人や、男たち、ジジイは碌な人が出てきません。この割り切りは作品を読みやすく、読者を没入させてくれますね。近藤史恵さん、素晴らしいです。 なぜか2冊文庫が本棚にあるというミスをおかしております。誰かにあげたいけどこの世界観楽しんでくれる友達がわたしにはいないなぁ。

    52
    投稿日: 2025.11.17
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    大きな団地で過ごした友梨は友達が祖父から虐待されていることを知りながら、助ける事ができなかった事が心残りだった。そんな時同居から引っ越して来た子が暴漢に襲われた時に揉み合い殺害してしまう。なぜ正当防衛にならなかったのか…人生が大きく変わってしまった。

    1
    投稿日: 2025.11.11
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    おもしろかったです!!最後、えどゆこと?どうなってるの?となったのでまた再読したいです。ちょっとモキュメンタリーっぽくなってて、と言うか実際の事件を題材にしてるの?本当に、真帆のモデルになった人が作者の近藤史恵さんに連絡してきて語った、とかなのかモキュメンタリーなのかほんとにわからなくて混乱。

    3
    投稿日: 2025.10.22
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    主人公は友梨⋯なのかな?幼なじみの里子、同級生の真帆の3人を、不穏な事件が繋ぎ続ける 語り手の小説家は、誰だったのだろう⋯

    1
    投稿日: 2025.10.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

     久しぶりに近藤さんの小説を読んだ。そして、どうなっていくのだろうとストーリーの先が気になってしまい、最後まで一気に読んでしまった。  主人公の友梨たちとまさに同じ世代なので、彼女たちの幼少からの時代背景が手に取るようにわかり、当時のことを懐かしくも思い、自分もその中に生きて存在しているうちの1人のような感覚におちいってしまった。  本当に、小学校、中学校時代の当時の大人や先生たちの価値観が、いい面も悪い面も、とても忠実に描写されていたと思う。 また、女友達の関係も成長につれて変化していく、その一言で表せない不安定さもすごく共感できた。  予想外の結末に、彼女のことを思うとちょっぴり悲しい気持ちになったけど、彼女自身はどうだったのだろうと、聞いてみたい気もした。

    3
    投稿日: 2025.10.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初めて読む作家さんだった。 けんごさんが紹介しててすごく読みたくなった本。 短いし面白くて2日で一気に読んだ。 休みの日に半分以上時間を忘れて没頭できた。 昭和時代の話から始まって団地に住む3人の女子中学生の不思議な繋がりが主の話でミステリっぽいかんじだった。 主人公は地味な友梨、そして顔のいい里子、都会的な真帆の三人の話。 里子の受けた虐待が性被害で祖父と寝てたってだけで(当時まだ小学生)そんな恐ろしいことになる?って信じられなかったけど本当に起きてたみたいで気持ち悪さと話としての信じられなさが強かった。 隣の部屋で他の家族寝てるのに?しかも両親もわかってた上で?そんなことあるのか?未だに理解できない、、異常な世界線過ぎてここだけリアル感がないように感じた、、 中学校の荒々しさも印象的だった。 障害のある子が特別学級とかではなく、普通のクラスに数人いて凄惨ないじめ、暴力を受けて一人は死んでしまった。 よく考えたらこれもなかなかやばくて信じ難い、、昔はこんなこともあったの? 学校が荒れているっていう自分の中にあるイメージよりもだいぶ上をいった荒れ具合で昭和やばいなって思った。先生も悪い状況ガン無視でびっくり。 三人の友情とも言えないなんとも奇妙で歪な関係性が不思議だった。 結局三人ともお互いのことを守るため?に人殺しだったりあえて罪を被ったりしていて、でもその関係は綺麗とも言えない、、 感動もしないし共感もできないただ不思議な気持ち。 多分三人の気持ちが理解できないから上手く入り込めなかったのかなと思う。話としては面白かったけど。 もっとスッキリする終わりかなと思って期待して読んでたからなんか呆気なく終わったように感じてしまった。 でもドキドキするところが所々にあって全体としては面白かった。

    1
    投稿日: 2025.09.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    友梨と里子と真帆の3人の切っても切れない深くて苦しくて強い関係を読んで、縁って恐ろしいなと思った。 苦しんでいるのを知っていたのに助けなかったとか、助けてほしくなかったのに助けてしまったとか、一度してしまったことにずっと囚われている友梨は、楽しいことでもどこか俯瞰してみていたり、線を引いて自分の人生を早い段階で諦めていたように見えて悲しくなった。 そう思って読んだから、最後の文が私にとっては救いだった。 「幸せか、価値があるかということを、誰かの基準にゆだねたりはしない。行けるところまで三人は走って行く。立ちはだかるものを破壊し、なにものにも従わない。 少しは悔やんだり、反省したりはするかもしれないが、すぐに忘れてしまえばいい。 傷つこうが、しくじろうが、失おうが、歳を取ろうが、未来はいつだってわたしたちの手の中にあるのだ。」 あまりに壮絶な物語に気分がどんよりした。 読み終わってお風呂に入ってたら不安感・寂寥感に襲われて知人に電話してしまった。

    1
    投稿日: 2025.08.22
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    ミステリといっていいのか分からないが、一気読みできた作品。 三人の女性が、学生時代からの歪んでいて逃れられない縁のようなまるで呪いのようなもので縛られていた。 物語は主人公の女性が小説家の女性に、自分達3人の関係について語る、という形式で進んでいく。 Wowowでドラマ化もされ、Netflixでも観れるので是非観てみようと思う。

    13
    投稿日: 2025.07.20
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    団地や荒れた中学校の情景がありありと目に浮かび、私の地元でも起きていたかもしれないと思えてきた。 性虐待、強姦、DV…彼女たちを苦しめるものからお互いを守るために闘ったシスターフッド小説なのでは。

    0
    投稿日: 2025.06.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    続きが気になりすぎてページをめくる手が止まらなかったです!!ずっと主人公(小説家)が何か関係あるドンデン返し系かと思っていたので、最後そっちかー!と騙されました。笑 女性の友情特有のドライなベトベト感(?)といい、終始付きまとう罪悪感の気持ち悪さといい、完全に友梨に感情移入して読むのがどんどん苦しくなりました。ほんとリアルすぎてこわい… こちらの作者の方の本は初挑戦でしたが、 他の作品も読んでみたいと思います!! 新しい推し作品が見つかって嬉しい!

    1
    投稿日: 2025.05.01
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    怖かった!中学生で同級生をなぶり殺しに…でも現実でもそういう事件あるものね。 女同士、友情だったんだろうか…

    0
    投稿日: 2025.04.28
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    友達の基準って一体なんだろうと思わせてくれる作品でした。 あらすじと書き出しだけだと女同士のドロドロが始まるのかなと思ったのですが、良い意味で裏切られました。周りの大人達が手を差し伸べていたら、あるいは彼女たちの気持ちを汲み取ることができていたら、三人はもっと幸せで犯罪とは無縁の人生を送ることができたのかもしれません。 でも裏を返せば3人の歪な友情は成り立たなかったでしょう。 彼女たちの友情が歪かどうかはきっと当事者じゃなければわからないと思います。少なくとも私にはみんな良い友達だねとは言えない。ただ、友達同士なら一方的に尽くすことは正しいことではないと思うけど、お互いがお互いに救われていたということだけは分かりました。 誰かを救おうとすることに正解も不正解もない。友達の基準は分からないけど、3人は間違いなく友達だったんだろうな。 重たい内容だったけど、不思議と嫌な気分にはならず、むしろ読み終わったあとはどこか爽やかな気分にすらなりました。ミステリーというよりサスペンス色の強いヒューマンドラマを見た感じです。

    0
    投稿日: 2025.04.06
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    重い作品で読み終わったあとに装丁を眺めて ゾッとした。 罪を罪で重ねていくことが読んでいて苦しくなったし、どこかでなにかのきっかけで負の連鎖が止まって欲しいと思いながら読み進めた…。 でもさすが近藤史恵先生。最高でした。

    2
    投稿日: 2025.01.06
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    40代の女性小説家に、同い年の女性から手紙が届く。内容は、その女性(友梨)と友人2人の30年にわたる関係を小説にしてほしいというもの。 友梨の4歳から40代までの人生の話。 同じ団地に住む幼馴染の里子と、中学で転校してきた憧れの存在の真帆。3人の関係が複雑に絡みあい、罪が密かに重なり合う。そして大人になった3人の運命と驚愕の真実。 女子特有の独占欲や執着がリアルに描かれ、子供の頃の“友達が人生の全て”という感覚が呼び起こされた。三人はお互いのために罪を犯し、友情を封印する。もし悪意ある大人に出会っていなければ、彼女たちの関係は幸せだったかもしれない。この物語は、大人の無責任やその重さを強く感じさせる。 終始重い空気が漂う作品ながら、先が気になりページを捲る手が止まらなかった。非常に面白い内容で、ぜひお勧めしたい。

    20
    投稿日: 2024.11.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読んでてつらかったけど、最後の50ページくらいからは一気に読めた。 中学校時代のマンモス校で荒れてる感じが懐かしくもありキツさもあり読むのがしんどかった。

    1
    投稿日: 2024.10.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    三人の少女の思惑により三つ巴の連鎖殺人が行われる。ただ利用してやろうとかじゃなく、衝動的に助けたい思いからくる行動なので、あまり気分は悪くないが悲しくなる。 本格警察小説ならこんなにうまくいかないだろうなと思うがここは上物のサスペンスとして、深く考えず楽しめた。 この小説家は作者の近藤さんがやはりモデルなんだろうな、名乗っていないけど。

    8
    投稿日: 2024.08.28
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    同じ団地に住む少女達の、互いに断ち切れない関係性。この時代じゃなければ、大人達が気づいて助けてあげていれば…と読んでいてやりきれない気持ちになりました。 不良を美化する文化は、今思うと巻き込まれる大多数には迷惑でしかなかったと思う。

    3
    投稿日: 2024.08.14
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    帯に惹かれて購入 だけど期待しすぎたかも。 人間関係については面白く絡んで進んでいくのでとても好き。 良くないことではあるけど、性的虐待についてもう少し深く書いてくれた方が心情移入出来たのにと思った。 後半特に、殺人含め淡々と書かれてしまう事に物足りなさを感じてしまった。 もっと焦りとか、恐怖とか、色んな感情を読みたかった。 と思うけど、どんでん返しがアレなので仕方ないのかな? どんでん返しと言うほど返されなかったし、その後も面白い展開がなくて残念な印象。 ミステリーだと思って読んでしまった私のせい。 ミステリーではなく、女3人の複雑な友情の物語として読んだ方が良かったのだと思う。 団地という独特な世界の中での関係ってあると思う、そして幼い女の子同士の友情もなかなか難しい。 友情が崩れるときは呆気ないし、でもそれが永遠に続くし。 女ってめんどいなぁという物語として読めば複雑で好きでした。

    1
    投稿日: 2024.08.03
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    中学時代は,大人という人間が,たいした人間では無いことに気付くころ。そんな中学時代を生き抜くのは,本当に大変です。

    0
    投稿日: 2024.06.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一気に話に引き込まれて読み終わった。 有り得ないような、有り得るような、そんな話。 最初から不幸な境遇があって、どんどん悪い方に悪い方に人生が絡み取られていくのが辛かった。 この先に少しでも希望があればいいのだけれど。

    0
    投稿日: 2024.05.29
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    読みやすかったので一気読みしました。 友達の為に殺人を犯すってのが釈然としない。が、人生一度レールから外れてしまうとなかなか戻れないもんなのかなぁと思いました。

    0
    投稿日: 2024.05.02
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    面白かったです! 読んでも読んでも拭えない不安感と息苦しさの中、あっという間に最後まで読んでしまいました。(褒めてる) 語られる罪の連鎖の結末が一体どうなるのか気になる一方、目の前で語る友梨は果たして何者なのか。 物語が進むにつれ、私は今どの辺まで騙されてるのだろう?ととても不安でした。読み終えた今でも、まだ何か騙されてるのでは…?と反芻してしまっています。

    1
    投稿日: 2024.04.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2024.3.23 ひとりがひとりを守るために殺人を犯し、ひとりがそれを庇うことをきっかけに、誰にも言えない秘密を重ねていく。 “幸せか、価値があるかということを、誰かの基準にゆだねたりはしない。行けるところまで三人は走って行く。立ちはだかるものを破壊し、なにものにも従わない。 少しは悔やんだり、反省したりはするかもしれないが、すぐに忘れてしまえばいい。傷つこうが、しくじろうが、失おうが、年を取ろうが、未来はいつだってわたしたちの手の中にあるのだ。”

    0
    投稿日: 2024.03.23
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    団地に住む少年少女。 その団地内で起こる事件。 大人になってからも、過去を引きずりながら生きる登場人物。何も感じていない登場人物。 3人の少女にまとわりつくしがらみ。 登場人物のほとんどが幸せになれなかった、そんな物語でした。 せめて、物語のその後は一人一人が幸せになっていてほしいなと思いました。

    1
    投稿日: 2024.03.04
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    彼女たちのいる環境が少しでも違っていれば、出会わなければ、それぞれが違う運命を辿っていたのかな。 "殺人"がこんなにも彼女たちの身近に存在しているという点においては、なかなか現実味が感じられなかったけれど。。

    2
    投稿日: 2024.02.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    3人の女性の長期的交換殺人?とでもいうのかな… しかもはじめの2回は頼まれたわけではない。 こんな展開あるんだ…と心をざわつかせながらページをめくるうちに、あっという間に読み終わっていました。 現在の一人語りと過去の描写がところどころ入れ替わって、面白い作品でした。

    2
    投稿日: 2024.02.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    性的虐待、荒れる中学校をメインに書いた作品かと思いきや、中身はもっと深く読んでいて胸が苦しくなった……。 読み終わった後は「友梨も里子も真帆も救われるといいな」と思った。

    2
    投稿日: 2024.02.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    結末が、バッドエンドなのか、それともある意味ハッピーエンドなのか、、、 何度考えても私には分からない。 でも、やっぱり哀しい。あと怖かった… 小学校から47歳まで描かれる3人の女性。 女ならではの群れる感じとか、その時仲が良くても学校が変われば疎遠になって、そのくせ久しぶりに会うと盛り上がれるところとか。 その辺りの「女子」ならではの描写が本当に上手で、特に中学校のあの感じは容易く想像できた。 もし3人が出会っていなければ、3人ともに殺人を犯すことなんてなかったのかもしれない。 やっぱり子供の頃に置かれている環境って大事なのかもと思わざるをえなかった。 どこかで引き返せなかったのかな、とも思うけど、3人が引き返すことを望んでいなかったようにも思う。特に友梨は。 友梨は自分のことを「罪悪感の薄いサイコパスなのかもしれない」と分析していたけど、私からみる友梨は全然違った。 真面目で、不器用。失うことが怖いから距離を取ってしまうけど、本当は誰よりも友達想いで、友達との縁を強く求めていたような気がする。 友梨が病気で亡くなってしまっていたのは悲しかった。天国で、3人でのんびりゆったり散歩できてたら良いな。 近藤史恵さんの作品は何作か読んでいるけど、こんな雰囲気のお話も描いていたとはイメージになかった。すごい…!

    3
    投稿日: 2024.02.06
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    勉強を頑張っていた子供の近くで他の子がゲームを始めると、今まで頑張っていた勉強を嘘のようにやめて子供はゲームに夢中になることがあります。 環境が全てではありませんが、自分や人生を作り上げていく中で欠かせない要素であるのは間違いないと感じました。 「人は自分を語ることばを欲しがるものなのかもしれない。」 「未来など、いいものであれ悪いものであれ、思い通りにはならないもので、それならば曖昧な方がいいのだ。」

    18
    投稿日: 2024.02.03
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    きっかけと環境の大切さと怖さが印象的 このふたつ次第でどうにでもなれてしまう 共有できる友達に縋って固執してしまうのは 仕方ないなぁ、と

    1
    投稿日: 2024.01.25
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    湊かなえさん味があるなと、、。 え、主人公があまりにスムーズに人を殺すものだから、また登場人物がすぐに殺すと言う発想に辿り着くのがさすがに現実味が薄いように感じてしまったが、 解説読んで学校の風景とか私が知らないだけで共感をされるような部分でもあるんだなと新鮮に感じた。

    1
    投稿日: 2024.01.24
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    少しも共感できる部分は無いけれど、こういう友情もあるのかな。 きっかけは親友を守るため暴漢の男を刺したこと。 そこから事態は思わぬ方向に転がっていく。 少女から大人に成長する過程で影響し合う友梨・里子・真帆の罪。 複雑に絡み合って、どこへ着地するのか検討もつかなかった。

    1
    投稿日: 2024.01.13
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    小説家に届いた手紙から話が始まる。 30年ぐらい前からの3人の女の子の生きてきた人生について1人の主観からの語りで話が進められていく。その内容はかなり衝撃的。 色んな意味で複雑だけど気持ちも共感できる。 まさかの最後だったけれど、面白かったけれど.....ラストシーンはわからないままだった。

    8
    投稿日: 2024.01.09
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    すごく面白かった。 最初は淡々と物語が進んで特に大きな展開も無さそうだったのに気づいた時には取り返しのつかない世界に足を踏み込んでいたギャップで最後までサクサクと読めた。 3人の女性の不思議な関係性と絆で、見えている世界だけでなく本人たちしか知らない世界があるんだろうな。と考えさせられるサスペンスだった。

    0
    投稿日: 2023.11.24
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    まずはここに登場する小説家を、年齢や職業で近藤史恵さん自身なのでは??と匂わせている背景に、安心感を抱いた 登場人物達と年代がほぼ重なるので、背景が重なり、自分自身のほろ苦い当時の教室の記憶が徐々に蘇っていった 今となっては死語の様な「ツッパリ」という言葉が飛び交っていた、全国の公立中学が荒れていた独特の時代である( ̄▽ ̄) 地域に差はあったと思うが、教師が生徒に与える体罰、生徒が教師に奮う暴力、生徒間のいじめ、それらを横目で見ながら取り上げようとする声はなく黙認されていた メディアでは、生徒と一緒に奮闘する中学教師が主役であるドラマが一躍話題となり、その後は一つ歯車が狂うと積み木の様に簡単に崩れてしまう人の心を題材にした体験記等、観るのが辛い映画やドラマも世の中を騒がせていた 作中にも出てくる何棟もある団地も近所にあり、団地は団地、それ以外はそれ以外と、大人も子供も付き合いを意識していたのを覚えている それ以外の子供だった私には、その作られた線引きが理解出来ず、寂しかった事を思い出した 作品の語り手は友梨 助けてもらいたかったのに周りの大人は見て見ぬ振りして助けてもらえなかった同じ団地の同級生の里子 彼女をきっかけに、もう一人加えた団地住まいの三人の同級生の『インフルエンス』(=人に与える影響、感化)が展開していく 時を経て、助けてもらいたいという気持ちから、今度は誰かを助けたいと気持ちに変化していく三人ではあるが、 それが友情なのか支配なのか理解する間もなく、相手のためにあっさりと殺人を犯す、妙な関係性である 三人の関係はどう変わって行くのか。。。 話にも出てくる自分の友達を全部自分のモノにしたいという節度のない子供の頃の独占欲 ああ、自分にもあったあった、その気持ち 実践する他の子の姿もよく見る光景だった 自分にも同じ気持ちがあったくせに、自制できない他の子のそんな行動は見たくなかった 笑 近藤さんの『サクリファイスシリーズ』がお気に入りの私には、今回は共感出来ず好みの話ではなかったが、あの頃の息苦しい記憶が重なり、思い悩んだ多感な時期の出来事に、大人になった今だから理解出来る事もあれば、今でも理解出来ない事もあることを知った これもある意味この作品に『インフルエンス』なのだろうか?

    89
    投稿日: 2023.11.18
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    性虐待、暴力、スクールカースト、こうゆうテーマ、本当に嫌になる。救われない感じ。大人は守ってくれない。だから、自分たちが…。 一気読みです。

    9
    投稿日: 2023.11.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    友達ってなんだろな。。特に女同士は。 登場人物の名前がややこしくなってきた頃、ああこれはミスリードなのかと気付かされた。 これまで著者の作品はほのぼの系ばかり読んでたけど、こういう作品も上手いな。他のも読んでみたい。

    8
    投稿日: 2023.11.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    近藤史恵さん、二作品目。 「私の命はあなたの命よりも軽い」で一気読みしてその面白さに衝撃を受け、今作品。 5時間ほどであっという間に読み終わりました。 小学生から中学生になった時の学校での描写がリアルだったり、女子特有の友人関係のユニークさだったり。頭の中で、友梨や里子、真帆が勝手に想像されて面白かった。 夏目は本当に友梨に惚れていたのか? 友梨(真帆)から話を聞いている、同級生という人物は一体誰だったのか?(本当にモブキャラだった?) そこら辺のどんでん返しも勝手に期待しちゃっていたので、意外にすんなり終わって拍子抜けしてしまいました。 他の近藤さんの作品も読んでみたい!

    6
    投稿日: 2023.11.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

     全283頁、4日間、登場人物の名前などメモしながら頑張って読んできましたが、180頁で読み進めるのがしんどくなりました。近藤史恵「インフルエンス」、2021.1発行。

    2
    投稿日: 2023.11.05
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    あっという間に読み終えた作品。 日が経つに連れて重なる密かな罪。 読みながらも苦しくなるけれど先が気になる展開。 友達ってなんなんだろう、、と深く考えさせられた。

    41
    投稿日: 2023.11.02
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    どこかに行きたくなった。 新幹線でも夜行バスででも。 学生女子特有の悩みがリアルで、胸が苦しくなった。

    0
    投稿日: 2023.10.31
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    テレビドラマを見て、原作が読んでみたくなって読んだ。 ほぼテレビと同じ内容だったように思う。 生きにくさの描写が上手いなと思った。 テレビじゃなくて、本が先ならもっとドキドキしながら読めたかな、、

    8
    投稿日: 2023.10.14
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    文章が読みやすくて、続きがきになりすぎて列車乗り過ごしそうになるくらい惹き込まれました。 表面上はもろく危うくドライな関係なのにここまでの行動力を掻き立てるのはなんなんだろう?? 殺しには殺しで返す。 借りたノートを返すくらいのテンションで 行動できるのがまず凄い、、、。 小説家が誰なのか気になってます。

    4
    投稿日: 2023.09.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    また面白い小説に出会ってしまった。 少女の秘密。 秘密の少女たちのはなし。 うーん、面白い。 女子特有の、いやーな感じとか、あー分かるわぁとか、共感もしつつ。 あとこの近藤史恵さんの本を読むの初めてだったんだけど、文章がいくつも自分が思ってるけどうまく言語化できないことを的確に表現していて、好き…ってなりました。 たとえば、夜行バスに乗るシーンの 『夜の中をバスは走っていた。過去に起こった悲しい出来事や、重苦しい記憶もバスの速度に紛れて、夜の中飛び去っていくような気がした。』とかね。 夜行バス、また乗りたいなぁ。って懐かしくなったり。 また違う作品も読みたいなぁ。

    1
    投稿日: 2023.07.10
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    04月-17。3.0点。 小説家の主人公、小説のネタを提供したいという女性に会い、話を聞く。 児童虐待・DVなどを織り交ぜた、女性の半生記は主人公も知っている人物も登場し。。。 ページ短めで読みやすい。少し不気味な感じの話。

    1
    投稿日: 2023.05.01
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    3人の女性と3つの事件。依存も支配も愛情も、さらには友情も無さそうに見える3人が、相手のためにいともあっさりと犯罪を犯す、不思議な関係性。インフルエンスとは人に与える影響や感化という意味らしい。なるほど、感化か。ちょっとわかった気がする。

    1
    投稿日: 2023.04.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    3人の団地に住む少女の話 友梨は小学生の時、ある日遊びに来ていた親友里子が、「女の子はおじいちゃんと寝ないといけないんだよ」と言い出す。それを聞いた友梨の家族は表情を固くした。その後、友梨は里子が虐待に遭っていたことを知る。 中学生になり転校生の真帆と仲良くなる。 ある日真帆が痴漢に襲われそうになり、友梨は真帆を助けようとしてその痴漢を刺して殺してしまう。 その場から逃げてしまった二人、しかしのちに痴漢を殺したとして里子が捕まる… なぜ、友梨を里子が助けたのか… その後三人の複雑な関係は切れることがなく続いていく とにかく暗い。けど気になってどんどん読み進めてあっという間に読了

    1
    投稿日: 2023.04.06
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    ダークで重いサスペンスなのに、するすると1日で読了しました!3人の女性を中心に展開するヒリヒリした心理戦。さすがの近藤史恵さん作品でした。相変わらずハズレなし!

    0
    投稿日: 2023.02.12
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    東野圭吾みを感じた。 近藤史恵が大好きなので、文章が肌に馴染む感覚はいつものことながら、エンタメ感を抑えた東野圭吾ぽいなぁとふと思った。 考えてみればサクリファイスの読後感も近しかったかもしれない。 相変わらず綺麗な文章。 語り手の作者の気持ちは近藤史恵の思いと同じなのだろうか。

    1
    投稿日: 2022.10.21
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    内容は決して明るくない、むしろ私には重苦しく感じた。それなのに結末がどう落ちるのかが気になってしまい、あっという間に読了してしまった。 幼少からの友達と秘密。 途中でお互い連絡を取らない時期が続いたとしても何かの拍子にまたその人の人生に現れ、関わっていく。 そしてお互いがお互いを重ねるように庇い、増え続ける秘密事項。 ここまで来るともう昔からの友情だけが彼女たちを繋ぎ止める糸であり、彼女達が生きていく糧のような気がしてならなかった。

    16
    投稿日: 2022.10.08
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    物語は淡々と進む。 罪からは逃れることはできない。 影が常につきまとっているような。 一度黒いインクが混ざったら元には戻せないような。 ありそうで、今までにない物語でした。

    0
    投稿日: 2022.09.15
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    ❇︎ 日常から多幸感が少しずつ溢れ落ちて、 右下がりの現実こそ何の価値もない 自分にふさわしいと納得しながら 成長していく主人公。 後悔の苦い記憶が主人公を常に苛み、 わずかな楽しい思い出すら裏切りの芽に変わる。 牽制しあっているようでいて、その実、 無自覚な独占欲と隠れた思慕が彼女たちの 微妙な心情を垣間見せてくれます。 あっと驚く大展開ではなく、淡々と進む話が じわじわと結末に導きます。 ーーーーー 同じ団地に住む同級生。 自分と彼女に違いなんてなく、このまま時間が 続いていくと信じて疑わなかった小学生の頃。 誰より仲良くて大切だと思っていた友達なのに、 自分の気持ちとは無関係な大人たちの見えない 圧力から不意にできてしまう溝。 亀裂は気付けばお互いの関係性を大きく変え、 触れてはいけない存在になっていた。 積極的に何かをしたのではなくて、 何もしなかった事で友達を見捨てた後悔。 罪悪感はその後の友人関係や主人公の 人となりに影響を与え続けていく。

    10
    投稿日: 2022.09.09
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    面白かった。とても読みやすくて2日で読了。 3人の少女が大人になっていく間の、すごくまっすぐですごく歪んだ友情の話。 帯に書いてあった「不連続殺人事件」という言葉は読む前には意味が分からなかったけど読み終わってみるとそういうことか、としっくり。 誰かの為に人を殺す話は他にも何回も読んだことあるけど、この話はなんか趣が違っていて面白い。 学校と家が全てだと思ってたというか、それ以外の世界を知らないが故に全てが全力だった頃の感情が淡々とだけどうまく表現されてて、読みながら自分の幼少期を思い出して切ない気持ちになりました。 わたしは主人公たちが学生だった時代に生きていないからこの目では見ていないけど、読んでいるとその情景が痛いほど伝わってくる。割とシンプルな文章で淡々と綴られてるのにすごいなあ。荒れた学校での生活を暴風雨と表現するのも面白い。 いつでも大人が守ってくれると思っていたけど成長するにつれて大人は子供なんて守ってくれない事に気付いていき、少しずつ絶望していく主人公の感情、大人になって自由になっても急に何かが大きく変わることはないと淡々と生きている主人公、そして何より恋愛によって人生が突然色付く!みたいな陳腐なストーリーもなく常にリアルなところが好きでした。 全部がつながる、納得できるいい本でした。 

    0
    投稿日: 2022.09.02
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    同世代の話で生活環境が似ていた。学校は荒れてはいなかったが親の発言がリアルで、同じように息が詰まった。華やかな主人公ではなく、地味めの主人公というのも現実的で良かった。

    0
    投稿日: 2022.08.24
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    読む手が止まらなかった。30年に亘る3人の話。 友達が世界の全て、苦悩から助けてくれる友人、団地での繋がり、見栄や暴力。子供の頃の自分をふと思いだす。狭い世界、友達は絶対不可欠だったあの頃。 「未来はいつだってわたしたちの手の中にある」

    0
    投稿日: 2022.08.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    3人の女子中学生による息詰まるサスペンス。作家が証言者に会う書き出しから、半ば真実なのかと考えつつ、終盤で物語の必然的要素であることに気がつく。中学生の時の代理殺人を大人になってもう一度実行させるドラマチックな展開には驚愕するし、そこに至らせるための心理的要素の積み上げには感心する思い。ただ、大人になってからの殺人については、一度だけ会った昔の友達のために人を殺せるかな、若しくは依頼する方も何だな、とは思ってしまう。 話の流れは確実に悪い方向に向かって行き読んでていて辛いけど、読み応えはありました。

    4
    投稿日: 2022.08.15
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    戸塚友梨、日野里子、坂崎真帆。 三人の女性の30年に渡る、複雑な関係。 ある日、小説家の"わたし"に、一通の手紙が届く。 差出人を含む三人の関係は、きっと興味を引くだろうから、会って、話を聞いて欲しいと言う。 何故、自分に白羽の矢が当たったのか、不思議だったが、会うことにした。 その女性・戸塚友梨と名乗る女性は、自分達の30年間の過去を話し始める。 中2の時、男に襲われそうになった真帆を助けるため、その男を刺した友梨。 身代わりに、自主した里子。 少年院から出た、里子は、小さい頃から、虐待を受けていた自分の祖父を、友梨に殺すように言う。 それを、真帆が、代わりに行う。 今度は、真帆が、DVの夫を殺すように、友梨に頼む。 何故、問題の解決が、殺人なのか。 周りに、相談できる、大人が居なかったのか。 もやもやしながら、それでも、やめられず、一気読み。 最後は、なんとなくではあるけれど、そんなに悲劇的な終わり方ではないのが、せめてもの幸い。

    28
    投稿日: 2022.08.05
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    最近読み始めた作家さん。 こういう話も書くんだ〜! 著者とはほぼ同年代 作品で語られる時代も私の中学時代とほぼ同じ。 作品は大阪だから、私の学校より荒れていたはず笑 腐ったミカンの加藤君の頃…若い人達にはわからない時代だと思う( ̄▽ ̄) 窓ガラス壊して回った尾崎豊の「卒業」みたいな笑 巨大な団地ができ、公園、病院、その中で生活が成り立つ一つの街になる。 今のように「いじめ」と言う言葉は無かったけど、 差別はやめましょう!と言う時代でもなかった。 不良とそれ以外の人。 体罰する先生としない先生。 特殊学級の子と普通学級… 中学時代に団地と言う世界が全てだった彼女達 共感する事はなかったが凄く引き込まれて面白かったです。

    11
    投稿日: 2022.07.13
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    希望のない未来を生きるって辛い。 でも未来に希望を持てない時期が自分にも あったからわかる気がする。 友達への妙な独占欲とか裏切られた気分とかも。

    4
    投稿日: 2022.07.09
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    面白い。 学校が荒れていた時代が設定とはいえ、 クソジジイの性虐待の話は今も起こってることだし、しょうもない奴に人生の生殺与奪の権を握られるのも同じ。 親が世間の目を気にして子ども自身を見ず、問題が起こっても無いこととして放置、なんて、昔から今も連綿と続いてる。 私は子どもの目線で(主人公たちと同じ目線で)読み進めた。 感情や、関係の移り変わりをきめ細かく描いていると思う。 もしこんな関係性を作れたなら、私も加担したかもしれない。 うまく説明できないが、これは女性ならではの関係性だなぁと感じた。

    0
    投稿日: 2022.05.24
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    WOWOWのドラマを見て原作を知り、読んでみました。ドラマも結構面白かったけど小説は登場人物の微妙な想いなどが語られていて苦しくなるほどでした。1つの事件から3人の少女が不幸の連鎖へと落ちていく。中々スゴイお話でした。友達の為に犯罪に手を染める話は良くありますが、これはちょっと趣きが違っていました。友達を思う心、自分さえ良ければという心。見て見ぬフリをする大人達。事件の背景には色んなものが交錯しますが、友梨の心情が余りにも絶望的でそれでいて大人達を見透かしていて少女でありながら考え方は友梨が嫌いで信用ならない大人そのものなのも皮肉な感じがしました。いずれにしても、こんな形でしか結ばれることがなかった少女たち。彼女達にも無邪気で幸せな学生生活を送る権利はあったはず。そう思うとラストの小説に中で3人幸せになってほしいと思いました。

    0
    投稿日: 2022.04.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    3人の女性が主人公 殺人を依頼し合って、各々が秘密を抱えたループ形成。って感じ。 後味悪いけど、ストーリーは面白かった。 ハッピーエンドではないし、んーって感じだったけども。

    0
    投稿日: 2022.02.26
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    女性三人の関係性 その一人が小説家の女性に話をもっていった その話の内容が物語でした 小さい頃からの友達 彼女たちに起こった出来事がのちのちまで つながる結果にもなり・・・ 終盤の展開はありがちではある

    9
    投稿日: 2022.02.25
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    中学校の同級生から繋がる殺人事件。その物語を当事者の一人がある作家に語っていくという構成も面白い。最後にストーリーの謎が解き明かされるまで楽しめた。女の子たちが犯す事件の信憑性やリアリティにツッコミ過ぎないのも良い。

    0
    投稿日: 2022.02.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    息の詰まるような閉塞感。途中思いっきり深呼吸したくなったわ。ぶはーって。 中学時代も高校時代も振り返ってみればあっという間に過ぎ去った日々なのに、こんなにも人間関係に執着するのってなんなのかな。幼さゆえの仕業なのかな。もう思い出せないや。 これを友情と呼ぶのかどうかは正直よく分からないけど女同士ってやつを分かりやすく表現してるようなそんな気もする。 友情と裏切りって紙一重なのね。

    0
    投稿日: 2022.02.16
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    ミステリーだけど、いちいち心に残る言葉がある。 ぼんやりと思っていたことを、誰かがちゃんと文字にしてくれているのは、とてもありがたい。 「小さい頃、いちばん仲のいい友達は宝物だった。どこか恋人めいた親密さと、独占欲。友達を失うことほど悲しいことは、他にはあまりなかった。 その感覚はいつまで続いただろう。中学生くらいまでは確実に存在していて、そのあとは冷静さで抑え込みながら、いつか忘れてしまっていた。」 「幸せか、価値があるかということを、誰かの基準にゆだねたりはしない。」 「少しは悔やんだり、反省したりはするかもしれないが、すぐに忘れてしまえばいい。 傷つこうが、しくじろうが、失おうが、年を取ろうが、未来はいつだってわたしたちの手の中にあるのだ。」

    3
    投稿日: 2022.02.16
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    偶然とは言え、人を殺してしまう主人公。そこから、弱味を握られ、歯車が狂って行く。僕は同情的に読みましたが、受け入れれない人もいるかも。でも、話しとしては面白いです。偏見かも知れませんが、女子特有の人間関係ではないかと思います。 普通、友達を守るために人を殺したなら、正当防衛を主張するような気がします。

    0
    投稿日: 2022.01.03
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    読む本が無いなあ。。。 と、昨日は読み終わった大量の本をブックオフに売ると共に、また数冊仕入れてきた。 近藤史恵先生のお名前は存じていて、多分何冊か読んでいたと思う。 先生のお名前で目が止まり、そこからブクログを検索して評価の高いものを手に取った。 この本は、フィクションなのか? ノンフィクションなのか? 物語は小学校二年生にまで遡る。 当時の友達、里子が虐待されていることを知るも、何も出来なかった友梨。 中学で新たに親友となる真帆を救う為、男を刺してしまう。 その後大人になった3人にある事件が起きる。 肌にザワザワと恐怖の予感を感じるような書き方で、物語の期待感が一気に煽られる。 女であるからか?主人公の心の機微も、何となく理解できる気がする。 昨日の夜から読み始めたが、どんどん面白くなり、朝の時間で一気に読み終わってしまった。 面白かった。

    31
    投稿日: 2021.12.30
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    一晩で読んでしまいました。 ドロドロした人間関係のもと、学生時代のいじめや性虐待、暴力が次々と出てきて振り返ると重いストーリーでしたが、それ以上に続きが気になってぐいぐい読んでしまいました。作者の近藤史恵さん、初めてでしたが他の作品も読んでみたいです。ドラマ版は後味が悪そうなので活字だけにしておこうかと思っていますが、ちょっと気になります…どうしようかな…

    0
    投稿日: 2021.11.16
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    一気読み。 色々と人間模様が交差し、更に交差し、更に?!というのがストーリーとして面白いのはもちろん 所謂、ミステリー以外の部分も個人的に刺さる部分があった。 また、作中に出てくる作家さんが、近藤さん?という感じなのでリアリティが増すのが どのようにドラマ化されてのか気になる…

    0
    投稿日: 2021.11.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    刺さりすぎて、フレーズいっぱい登録しちゃいました。ヒロインの境遇が自分のそれと重なって、もうなんか、他人事と思えない。中学が校内暴力で荒れていたこと、高校で疎外感を味わったこと、親や教師を信用も信頼もできなかったこと。でも、ヒロイン友梨には、真帆と里子という存在があった。人殺しという強い絆で結ばれた2人が。 単なる仲良し3人組とは断じて違う。友人とも呼べないような疎遠な関係なのに、人を殺すことまでしてしまう、なんだろう忠誠心?義務感?贖罪?ものすごい閉塞感。 最後、友梨は自首することで、この閉じた世界から脱するのです。絆って尊いものだと思うけど、時に重くて厄介だよね。

    0
    投稿日: 2021.10.09
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    まず、語り口が先日読んだ同じ作者の「私の本の空白は」によく似ていると思いました。 女性の一人称で語られるせいだと思います。 語っているのは戸塚友梨。40代女性ということになっています。 それを聴いているのは同年代の小説家。 話は友梨が小学生の時からです。 友梨の最初の友だちは日野里子。 里子は祖父から性的虐待を受けています。 そして次の友だち坂崎真帆のために中学生の時、友梨は真帆を襲った変質者を誤って殺してしまいます。 しかし友梨の罪は里子が被り、里子は少年院へ入ります。 少年院から出てきた里子に友梨は「うちのジジイを殺して欲しい」と言われますが…。 読んでいて、頭がおかしくなりそうな展開の話でした。 子どもの性的虐待や夫のDVなどの言葉は出てきますが、特にそれを社会的に糾弾するための書かれているとは思えないストーリーティングでした。 もちろんただの布石ではないかとは思いますが(「性犯罪は魂の殺人だ」という言葉も出てきます)。 社会性よりも、ミステリーとしての面白さ、奇妙さを追求するストーリーではないかと思いました。 三人の少女だった女性たちのの奇妙な繫がりを描いた、暗黒童話のような作品だと思いました。

    69
    投稿日: 2021.09.09
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    作中にタルトタタンが美味しい店、なんていうのが出てきて、著者にハマったきっかけとなった『タルト・タタンの夢』の舞台、「ビストロ パ・マル」を思い出す(祝ドラマ化)。 が、実は日常系、ほんわか系の柔らかな春の日差しのような物語は著者の一面で、結構ダークな物語も多く書いている。 本作の始まりは、とある作家が、ある人からこんな話を聞いた、というもの。 多くの作家が描く手法だけにどんな物語が来るのか期待が高まる。 戸塚友梨という女性は、団地で生まれ育った。 同じ建物が十棟以上立ち並び、人間関係はそこから始まり、そこで終わる、 そんな思いまで抱かせる。幼なじみの里子は親友だったが、どうも何かがおかしい。 そして、その違和感は小学校、中学校と成長するに従い、嵐を呼び起こしていく。 そして新たな友人、真帆が登場し彼女たちの人生は複雑に絡み合い、一心同体となり…息が詰まるような、そんな時代の空気がまとわりつく。 逃れられない運命というものがあるとしたらこれなのか。 絶望が不幸を連れてくる。 誰も助けられないまま、物語は悲しみを膨らませる。 だが…作家は灯台に灯を灯す。 人生を暗くは終わらせない、それが真実か嘘か、それとも偽善か、それはわからない。 わからないけれど、そこで私は息を継ぐ。 苦しみばかりの、悲しみばかり、後悔ばかりの人生がたとえ真実出会っても、それは一側面にしか過ぎない、そう思わせる著者の力量に、私は惚れ込んでいる。

    5
    投稿日: 2021.07.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    再読。p.75「わたしたちが自由に旅に出ようとしたら、殺されるかーーそれとも、殺すか。そのどちらかだ。」再読でもやはりこの一文の衝撃は大きかった。少女のときも女性になっても、その性別ゆえにありとあらゆる暴力にさらされながら、何とか生き延びようと殺人を犯す。しかも友人のために。緻密な構成と謎解きで小説としては面白いのに、何ともやりきれない気持ちにさせられてしまった。

    0
    投稿日: 2021.06.20
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    大きな団地に住む少女たち、性的虐待や学校での友達グループのもめごと、いじめなど暗い空気感のまま話が進み、殺人まで起きる。 話は重苦しいのに、何故かどんどん読んでしまう。 性と死が入り混じり、中学高校、そして大人になっていく3人の女たち。 暗い過去を振り切って大人になった筈のある日、またあの頃の影が追いかけてくる。 とても、苦手なテーマの話なのだが、読ませる力を感じる作品でした。

    8
    投稿日: 2021.06.08
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    団地には、昔子供が沢山居て生活の全てが そこには詰まっていた時代。 三人の子供達の何十年にも渡る仄暗い記憶と 思春期の最中の友情と愛憎と孤独が 一気に迫って息苦しさを感じさせる。 親族からの虐待、団地の変質者、学校のいじめ 大人達が少しずつ見過ごした事が、後々 彼女達三人の人生を大きく変える事件となり その連鎖はそれぞれの人生に大きな影と孤独 を生み出す。 それでも、見えない何かで結ばれていた 少女たちは、大人なり自分は一人では無い事に やっと気づくのだ。

    0
    投稿日: 2021.06.05
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    団地や中学校という小さな枠に押し込められた少女たちの閉塞感や歪な関係を、巧みな心理描写と程よいスピード感で読ませてくれる。思わず一気読みしてしまう作品だった。

    0
    投稿日: 2021.05.31
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    読み終えて思わず ため息とともに すごいな 近藤史恵 と呟いてた。 読み応え十分 この途方もなく重い題材を 暗すぎず一気に読ませる。全く想像しなかった展開と結末。それにしても ほんとこの人は読ませるのが上手いな。

    12
    投稿日: 2021.05.23
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    近藤史恵の長編サスペンス 大阪郊外の団地に生まれ育った少女の視点から、2人の親友と成長する過程での友情と葛藤を描いています。 ストーリーのキーワードは「殺人事件」「スクールカースト」「子育て」「孤独と希望」「繋がり」・・・ イヤミス感満載の展開に一気読みでしたが・・・ え?ここで終わっちゃうの??続編は・・無いよね??? ちょっと・・いや、大分消化不良です。もう少しキチンと落して欲しいと感じました。

    0
    投稿日: 2021.05.23
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    『友達同士など、いざこざや問題が起きない方がうまくいくに決まっている。喧嘩をして、心を割って話すほど関係が深まるなんてわたしは信じたいない。適度な距離を保ち、相手を尊重して傷つけないこと。そして一緒にいる時間は楽しく過ごすこと。… 長いつきあいになる友達で、過去に傷つけあってしまったことのある人はいる。でも傷つけずにいられるのならその方がよかったはずだ。そしてわたし自身は、ひどいことを言われたり、された人とは友達関係を続けたいとは思わない。喧嘩はしないが、そっと距離を取る。』  序章、導入部からの一文。既視感?というのだろうか。親友だと思っていた相手の何気ない一言で距離を取った。 『大人になってから気づいた。たぶん、わたしの人生にはもともと縁というものが欠けていたのだ。孤独になるべくして、孤独に生まれたのだと思った。』  そうなんだよね。結局は子供の頃から遊び相手ではあっても、友ですらなかったんだね。それに気づいたのは、大人になってからなんだ。そして今、孤独を楽しんでいると強がっている自分がここにいるんだ。 回想。団地で生まれ育ち、校内暴力が蔓延する年代というのもリアルタイムの経験。 よけいに憑依していく自分がいる。 ひとつ気になるのは【生徒諸君!】で初音ちゃんの事件はもう少し後じゃないかな。 実際に突然連絡がくることを妄想する。でも、嬉しさを想像することはなく、拒絶を選択しているんだ。やり直すことはない。 一度くらいは、寄り添う妄想をしてみようかな。一度くらいは。

    0
    投稿日: 2021.05.15
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    小説の題材を売り込みに来た女性の話を聞くところから、急に物語の本編が始まります。 ぐいぐい引き込まれる物語です。 団地、秘密の約束、裏切り。そんなキーワードでは語り尽くされないほど、どきどきしました。 ラストは近藤さんにしてやられました。

    4
    投稿日: 2021.05.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自分が育った環境に近い舞台設定で中学時代を思い出し苦しくなった。私もあまり中学時代はいい思い出はない。そのこともあってか、物語に感情移入してしまった。後半は寝る間も惜しんで読み切ってしまった。最後の結末に驚いたし、友情でも長く思い続けていた友情が事件につながっていく話に切ない思いが下した。

    2
    投稿日: 2021.05.05
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    ありえないけど本当にありそうで、こんな人達が実在していそうと思ってしまった。 メインテーマではないが女性独特の閉塞感とか生きづらさが自然にかかれていてかつ説教くさかったり主張めいたことが無いので感情移入しやすかったせいかもしれない。 あと、凄く読みやすい。

    0
    投稿日: 2021.05.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    子供の頃の友情関係ってなにか独特なギスギスした世界というか、独占欲とか嫉妬心とか微妙な上下関係とかそういうのあったなぁと思い出した。 それにしても友梨だけ損してて不憫でモヤモヤした。 3回とも真帆が一番関わってるのに真帆だけお咎めなしで不公平だ。

    0
    投稿日: 2021.04.27
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    WOWOWのドラマが面白かったので、最終話直前にやっぱり原作を先に読んでおきたいと思い、急遽電子書籍を購入。久々の一気読みだった。 団地住まいの3人の少女たちが巻き込まれ、引き起こしていく殺人事件。そこに至るまでの家庭や学校の環境、団地での生活がリアルに描かれ、荒唐無稽な話なのにまるで自分にも起こりうるように身近に感じられた。女は無事に生きていく事すら難しいとしみじみ。どう着地するのか興味津々だったが、割と普通に終わってしまい名残惜しい。

    0
    投稿日: 2021.04.12
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    リアルタイムで過ごした時間が描かれていたので、共犯者になった気分がした。人との繋がり方の難しさやモドカシイ感じ、無視や見て見ぬふりなど今でもある事だけれど、なぜ、自分はそうするのかは理解しておくべきだと思った。

    0
    投稿日: 2021.04.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    流星の絆ぶりに一気に読んでしまった。 多分二時間弱。 表紙が綺麗で買ったが、物語に一気に引き込まれてしまった。 女子同士の友情は恋情を孕んだようなものであるのはもうわかりきっていることだけれど、強烈な依存があったにもかかわらず、環境が変われば離れていくけれど、昔の繋がりは消えない、ところがとても心に残った。 殺人は、悪いこと。倫理的に考えれば、すぐにわかるけれど、最近読んだ本(高校事変)のせいで、まず最初それに違和感を覚えなかったことに本当に自分はやばいのではないかと思った。真帆の、正当防衛、という言葉に深く同意していた。 友梨が真帆であったこと、作者と同級生だったこと。 分かった時は、心臓が止まるかというほどの衝撃を受けた。近藤さんの作品は初めて読んだが、本当に伏線がうまいなあ。と思った。 色々感じすぎて、色々書きたいことがあるがうまくまとまらないけれど、重い内容のわりに本当にのめりこんでしまった。『ファーストラヴ』とはまた違う、なにか希望が見えるものでもなかったけれど、最後の一ページは本当に、心が救われた気がした。精一杯生きてやろう、と思えた。 解説を読んで、60年代後半に生まれた人たちの中学時代はみんなこんな感じだった、らしいことを知り、母もこんな中で過ごしていたのだろうか、とふと思った。 表紙を開けた時、はっとした

    0
    投稿日: 2021.03.29
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    親の「あなたの為を思って」言ったことは 大抵わたしたちを傷つける 生きていく上で、他人から見た""失敗""を 避けることができるかもしれないけど 自分の大切にしているものを否定されたり 自分の意志ではない判断で手放してしまったことの方が もっとずっとわたしたちを傷つける 大人と呼ばれる年齢になっているのに 未だに""子供""である事から抜け出せない 未だにわたしたちは親の思う正解に こころを振り回されて続けている

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    投稿日: 2021.03.15
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    大好きでも読みにくい文体の作家はいます。たとえば森見さんとか京極さんとか。大好きなのにさくさくとは読めない。それに対して、リーダビリティが高いとはこれを言うのだなと思ったのが本作。行き帰りの電車の中で約2時間。降車してから我慢できずにベンチで30分。 そこに友情と呼べるものがあったかどうかわからない、でも歪な絆は存在したように思える3人の少女の話。そのうちの1人により、時を経てから作家に持ち込まれる形で語られます。 誰かと競争して幸福や豊かさを勝ち取るなんて別世界のことだと言いつつ、小学生のときから住む地域できっちり友人を分けている。皆、妬みや嫉みの感情を持たない人間でいたいのに、大抵どろどろ。それでも、自分にだけは何でも話してほしい、自分だけは彼女の「特別」なのだと信じたいものなのですね。

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    投稿日: 2021.03.14
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    私自身は友達と毎日のように行動するというような濃い関わり方が苦手なので、やっぱり距離近すぎるとおかしなことになるな(笑)と小説とはいえゾクっとしました。

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    投稿日: 2021.03.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    終始陰鬱だった。(団地が物語展開の起源となる話は数多く存在するがどれも暗い話が多い。団地とはそういった感情が発生しやすいのか?) 中学時代の友梨の感情描写はリアルだった。友達との関係性も障害をもつ女の子とは踏み込んだ仲にはなれないことも偽りがないと感じた。 真帆の身代わりとなって友梨が男を刺したこともその場の勢い、真帆の身を案じて行動にしたこともストーリーとして有りがちだし、実際にありそうだと思う。 その事件が原因で3人の少女が複雑に絡み合っていくのだが、どうも友梨が不憫としか思えなかった。 里子も真帆も友梨を利用しているようで、友梨はその性格からか従うしかないと第三者(読者)は思ってしまう。最終的にも友梨のみが刑を背負い死に至ることで、3人の拮抗が安定したように思える。 人を1人殺してしまうと、殺人に対しての意識が麻痺してしまうのかは分からないが、気持ちがどうも軽すぎると思った。特に里子と真帆に関しては。 それぞれが庇って殺人を犯さなければこのような負のスパイラルは止められたのかもしれない。友達を思って自主できない、負い目を感じてまた殺人に加担してしまう。これは男ではなく感情を読み取る事に鋭敏な女だからこそ成り立つ物語であると感じた。そして3人は本来人に対して固執しない性格であったが、全員がお互いに依存し依存され囚われてしまったため、ここまでの悲劇が起きてしまったのだと思う。友梨にとって人間関係の壁の内側に存在するのが真帆と里子だけであった事もまた不幸だ。

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    投稿日: 2021.03.08
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    日常に寄り添った作品。 遠く知らない誰かのお話だけど、どこか身近で知っている気さえした。 罪を犯すか踏みとどまるかは紙一重だなと改めて感じた。

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    投稿日: 2021.03.05
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    大阪の団地に暮らす同級生3人が罪で罪を償う なんとなくイヤミスなのかと思ったらそうでもなかった 起きた事件 起こした事件 奪った罪 返す罪 事柄は突破で呆気なく なんだかふわふわしたまま終わってしまった

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    投稿日: 2021.03.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    WOWOWドラマ化を知り読んでみた。この著者の作品は「サクリファイス」のシリーズを数冊読んだだけだが、こういうミステリーも書くんだと感心した。同じ団地内で友人?友梨・里子・真帆の30年間の間で起こる三つの代理殺人そしてその数奇な運命、「一度レールから外れてしまうと、もう戻れないんだ」という言葉が重い。しかしあまりにも簡単に人を殺してしまうところはやや違和感を感じたが今までにないサスペンスは面白かった。ところでここで登場する作家、同級生ってまさかアリサってこと?

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    投稿日: 2021.02.26
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    冷静に考えるとあり得ない話だと思いますが、怖しさと緊張感に包まれながら一気に読んでしまいました。今はまだ不思議な読後感の中にいますが、さすが近藤さんだと思います。

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    投稿日: 2021.02.19
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    推しているグループの子が出演するので読みましたが、平日なのに一気読みしてしまいました。するすると、「友梨」の話に聴き入ってしまいます。 私もニュータウン育ちかつ中学受験した身なので団地の閉塞感やそこから脱したい気持ちに身に覚えがあり、そして、誰しもそうだと思うのですが、勝手に線を引き、勝手に他人を軽蔑し、そして勝手に孤独になる、一連の所作に身に覚えがありすぎてゾッとしました。 「友梨」の話を聴いている最中は、一体どうなっちゃうのだろうとドキドキして手が止まりませんでしたが、最後のオチは、まぁそうかという感じでやや失速(少しベタだなと)。映像でどう表現するのか楽しみです。

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    投稿日: 2021.02.18