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騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(上)―(新潮文庫)
騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(上)―(新潮文庫)
村上春樹/新潮社
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総合評価

84件)
3.9
16
34
22
1
0
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    ねじまき鳥クロニクル、海辺のカフカと大きな流れは似ている。 「caveat emptor。カウェアト・エンプトル。ラテン語で『買い手責任』のことである。」

    0
    投稿日: 2026.02.15
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    雨田政彦が思わせぶりなことを言うから、「政彦がユズのお付き合いしているお相手に違いない!そりゃないだろ、政彦!」と1人腹を立て「私」が傷つく様を想像しハラハラし、結局「なんだよー」とガクッとなった読書でした(笑)そして3冊目も相変わらず既視感のあるモチーフのオンパレード。村上ワールドの必須アイテムが勢ぞろい。でも、こんなに夢中になって読んだ本は久しぶり。間髪入れずに4冊目に!

    0
    投稿日: 2026.01.02
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    相変わらず独特の世界観を持った話。 彼の小説はいつも時間の流れがゆっくりに感じる。 今回もひたすら車で旅をしたり、庭から聞こえてくる音の招待を突き止めたり、書くとそれほど大したことない内容をハードカバー1冊の分量を使って紹介している。 その分詳細に丁寧に描かれていると感じた。 また、騎士団長殺しなどといかにもヨーロッパや西洋の話になるであろう期待をあっさりと裏切り、だからこそ面白い ゆっくりと物語が動き出し先がどうなるのかが気になる小説。 下巻が楽しみになる話だった。

    0
    投稿日: 2025.12.02
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    免色の娘だと思われるまりえの肖像画を描く私 雨田具彦の戦争での過去が知ることになる そんな中まりえが突然と姿を消してしまう

    0
    投稿日: 2025.10.30
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    まりえが何となくふかえりのようで、どうしても重ねてしまう… 「もし僕が君を正しく描くことができたらーー君は僕の目で見た君の姿を、君自身の目で見ることができるかもしれない。ーー」 「そのためにわたしたちは絵を必要としている」 「ーーあるいは文章や音楽や、そういうものを必要としている」

    1
    投稿日: 2025.10.29
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    4枚の絵が、新たな謎を語り出す。 ユーモアとアフォリズムに満ちた物語の行方を、 まだ誰も知らない。 森の小径を抜けて、絵画教室の少女と美しい叔母が山荘を訪れる。そして、4枚の不思議な絵がパズルのピースのように一つの物語を浮かび上がらせる。たびたび現われる優雅な銀髪の隣人、奇妙な喋り方で「私」に謎をかける騎士団長。やがて山荘の持ち主の老画家をめぐる歴史の闇も明らかになる。真夜中の鈴は、まだ鳴り止まない――。

    12
    投稿日: 2025.09.09
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    イデアは屋根裏に隠されていた騎士団長殺しの絵を解放したせいで人間界に現れた 目に見える個々の物事の背後にある変わらない真の実在のことをイデアと言うらしい 哲学用語なんでしょうか 2部上巻では期待した白いスバルフォレスターの男もイデア周りもさほどの進展なし P94「すべての女性にとってすべての年齢はとりもなおさず微妙な年齢なのだ...」女性の描き方が片岡義男に似てると感じる

    2
    投稿日: 2025.08.27
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    騎士団長に感情移入してしまいファンになった。 登場人物(?)の中で最もコミカルで最もストレートな言葉を持っていると思う。 ああ、でも不倫相手もそういう意味ではコミカルでストレートかも…。 本作は会話が特に印象に残っている。秀逸かと。

    3
    投稿日: 2025.08.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    雑木林の中の穴の不気味さがうまく描かれている。私や免色より前に穴の存在を知っていたまりえが姿を消したのが何故なのかわくわくする内容。私が穴を描き切った事実、白いスバルフォレスターの男は描き切らなかったし、白スバルと違って穴は写実的に描いたところも違う。穴が第一部で明るみに出て、第二部の前半で作品として完成してしまったことが悪しきものを引き寄せているのではないかと落ち着かない気持ちにさせる。免色が穴に受け入れてもらえなかった理由もまだ分からない。謎がたっぷり残っていて次を読みたい気持ちにさせる内容だった。

    2
    投稿日: 2025.08.18
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    時間が奪っていくものもあれば、時間が与えてくれるものもある。時間を味方につけることが大事な仕事になる。 p27 「あなたの中に何か変更のきかない傾向みたいなものがあって、それが結婚生活の障害となったということですか?」 「あるいはぼくの中に変更のきかない傾向みたいなものが欠如していて、それが結婚生活の障害になったのかもしれません」p177 村上春樹の細かいユーモアほんと好み、おしゃれ 「今が21世紀なのは知ってる?」 「話は」 「今じゃ卵と金玉の違いもわからないだろう」 「落としてみて、割れたら卵だ」 中古の赤いカローラ シルバーのジャガー 明るいブルーのトヨタ•プリウス 白いスバル•フォレスター 赤いミニ 黒いボルボ

    1
    投稿日: 2025.06.10
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    終盤にかけて話が一気に進んでいく。登場人物の個性と少し前の事態から続いてくる関係性が興味深く読めます。

    0
    投稿日: 2025.05.31
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    様々な絵が出来たり出来なかったり。絵を描くときの主人公の描写も描かれていく絵の描写も繊細で、見てみたいと思わされる。 こんな話を実写化などはできないんだろうが、作家本人と画家の協力でぜひ絵に起こされないかな。

    5
    投稿日: 2025.05.25
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    まりえの魅力が詰まったパートだった。“おじさんに、性的な意味を介さず純粋に守りたいと思わせる少女性”についての話を何かの映画で見た気がするが、その少女性を持ち合わせているのがまりえだと思った。

    0
    投稿日: 2025.03.13
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    試練は人生の仕切り直しの好機なんです。 最初に依頼を受けて免色の肖像画を描き、それから白いスバル・フォレスターの男を描き(中断)、秋川まりえの肖像と雑木林の中の穴を並行して描いている。その4枚の絵はパズルのピースとして組み合わされ、全体としてある物語を語り始めているようにも思えた。

    0
    投稿日: 2025.02.22
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    あるところでは真相が明かされてきて、またあるところでは謎が深まっていく話であった。 それにしても主人公の「私」はどこまで渋い人物なのだろう。こういう包容力や余裕があり知的な人物が大人と呼ばれるのだと思う。 随所に出てくるお酒や料理や音楽を調べながら読み進むと、より内容に引き込まれる。

    0
    投稿日: 2025.02.11
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     いよいよ第二部へ。  主人公の画家の周りには何枚かの絵がある。依頼を受けた白髪の紳士免白の絵は寛政し既に依頼主の手元に渡ったが、現在は秋川まりえをモデルにした絵を描いており、また東f北のある町でほんの少し出会っただけなのに妙に印象に残った白いスバル・フォレスターの男を途中まで描いた油絵、そして「騎士団長殺し」。   「騎士団長殺し」を描いた雨田具彦とその弟に関する過去の闇も少しずつ明らかになってくる。それは村上春彦の作品で良く取り上げられる戦争に関連する悲惨な出来事であり、本作でも「騎士団長殺し」を巡る重要なモチーフであることが推測される。  そんなとき、秋川まりえの行方が分からなくなっていると彼女の叔母から連絡が入る。一体彼女はどこに行ってしまったのか。騎士団長の不思議なヒントを手掛かりに、何とか彼女を探し出そうとするところで、以下最終巻へ。  村上春樹の作品はそれなりに読んできたのだが、一体ここからどうなっていくのだろう、謎は深まるばかり。

    7
    投稿日: 2024.12.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    免色はついに秋川まりえと対面する。 雨田具彦の過去がかなり明らかになる。弟の死が関係していそう。彼はなんでスタジオに現れたのか?主人公は雨田具彦と会うのか?会ったらどうなるのか? ユズの懐妊と主人公の夢との関係は?空間を超越した移動はあるのか? 秋川まりえの肖像画、スバルフォレスターの男の肖像画、雑木林の中の穴、そして騎士団長殺し、どう絡んでくるのか? まりえのお父さんの変な宗教が今後絡んで来るのだろう。 村上春樹の小説によく出てくる壁とか穴が、今回はなんの象徴となるのか? 第一部のプロローグで出て来た、肖像画を描いてほしいという、顔のない男が持っていたお守りのプラスチックのペンギンがついに出て来た。まりえの携帯に付けていたものだった。 どのような終わりになるのか?楽しみ。

    1
    投稿日: 2024.11.23
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     ここまで期待してなかったよ…というくらいには面白い。好きです。雨田具彦の生霊、ユズへの性夢、現実は非現実になるし非現実は現実になるというファンタジックな世界が、でも妄想の域に留まらずにめちゃくちゃ説得力もって迫ってくる。すごく抽象的な表現しか浮かばなかったけど、読みながらこれは骨太な大人のファンタジーだなーと思っていました。あの穴は開けるべきではなかった、私たちは高い壁の前では無気力になるし、落として割れた方が卵。ラストどうなるのかな。まりえちゃん、どこにいるんだろう?

    0
    投稿日: 2024.10.24
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    とても面白い 基本的に昔と変わらないが 年を経て表現されるようになったり 理解できるようになった部分がある

    0
    投稿日: 2024.09.01
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    村上春樹といえば、1970年から80年代の人々の生活価値観をとても色濃く反映されている作風が特徴的だが、本作は平成31年に刊行され、いわゆる最近の村上春樹が書いた作品。彼が20年近く昔に書いた作品から多く読んでいたため、現代に生きる彼が70年代から80年代という作風をどう表現するのか、ここは一つ自分の注目だった。読了後の感想としては、レコード、ジャズ、古典、文学、クラシックなどを彼特有の話題は作中にやはりたくさん出ていたが、ネットという言葉が出てきたり、主人公が飲酒運転を当然のように自粛するなど、同じ作者でも執筆した時代が違えば少なからず作品の雰囲気は変化するのだと知り面白かった。令和の春樹がどんな作品を残すのか、今から楽しみである。

    0
    投稿日: 2024.08.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    秋川まりえの絵を描いたり、穴の絵を描いたりした。免色と秋川のつながりもできた。最後に秋川まりえが失踪した。次の最終巻でどうなるか。

    0
    投稿日: 2024.07.23
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    注文を受けて肖像画を描くからには 発注者…つまりモデルの満足する肖像を描かなければ 話にならないのである 人間の心には光と闇の両面があって いずれも個人を形成する重要な部分であるが できれば闇の部分は見たくない・見せたくないと 誰しもが考えている 闇の部分を率直に描かれては 大抵の人がイヤな気持ちになってしまうし かといって光の部分ばかり強調されたのでは なんだか嘘っぽくなるだろう 光と闇のバランスをうまく調整することが肝要である この話の主人公は、そこの匙加減が絶妙だった モデルが持っているセルフイメージの バイアスをとらえるのが、天才的に上手かったのだと思う しかし彼は妻と別れたことで 自らのセルフイメージに疑問を持ってしまったんだ そこから、本当の自分を探すための創作がはじまった あらゆる人間はバイアスを通じてモノを見る それが争いのもとになるってのは 本作品をめぐるネット炎上を見ても明らかだ けれども今じゃ「当時」の現場を知る人なんて誰もいやしない 両論併記したあとは、ウィトゲンシュタインの箴言にならって 沈黙するしかないだろう イデアの掟とはそういうものだ

    0
    投稿日: 2024.07.04
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    ぼちぼちでしたね。 3冊目での終盤でやっと盛り上がってきました。 ちょっと進みが悪くてこずっています。 最終巻に村上ワールドを期待します。

    0
    投稿日: 2024.06.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あらない。 この話し方を英語を含めた多言語でどのように訳すのか気になった。 鈴の音から始まる肖像画家の自分を探す物語なのか?10代の少女が出てくる、なんだか達観した女性が出てくるいつもの感じ。 気に入ったフレーズはない。最後の方でイデアの世界に行く場面が雑な気がして。

    0
    投稿日: 2024.06.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    肖像画家の「私」は、近くに住む免色(めんしき)さんの依頼を引き受ける。 まりえは叔母とやってきて、スタジオで2人きりでデッサンを始める。まりえが気にしていたのは、自分の身体的なことだった。そんなことを口にする少女っていないと思うけど。 妻のゆずから手紙が届く。離婚届にすぐに捺印をありがとう。妻も何を考えているかわからないわー。 叔母は免色に興味をもったようだった。車の話で意気投合する。まりえは警戒している。 まりえのお父さんは、ある宗教団体にのめり込んでいた。妻の死がきっかけ。なんてこと。 友人の雨田(あまだ)から、有名な日本画家の父の弟の話を聞く。戦地に連れて行かれ、壮絶な体験をして生きて帰ったけれども、自分を死に導いた。遺書にはそのことが克明に記されていたそうだ。 「かもしれない。」という描写が多いなー 免色と秋川のおばがつながった!まりえは気づいた。見られていると。 まりえがいなくなった!穴の絵が出来上がったから消えたのではないかと言う「私」の憶測。 免色さんとほこらの穴にいく。ペンギンのプラスチックが置いてあった。まりえのものだった。護符のために置いたのかもしれない。 騎士団長が出てきた。「〜あらない」という言い方が面白い。まりえを救い出すためのヒントは明日の午前中にかかってくる電話に必ず答えること。 次巻に続く。

    0
    投稿日: 2024.04.10
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    少しずつ少しずつ 不可思議の世界へ入り込んで行くから そこが当たり前のように感じてくる。 穴は何処に繋がっているのか? ラストはノンストップで読んだ。 はやく4巻を読みたい!

    0
    投稿日: 2024.03.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いろんなことが巻き起こりますねー。 秋川まりえの行方や、おばさんと免色の関係も気になるところ。 免色さんはおじいちゃんのイメージだったのですが、中年ということなのでもうちょい若いのかな?ダンディーな感じで確かにモテそうだけど、個人的には主人公の方が魅力的に思えます。 続きが気になるので急いで次巻へ!

    35
    投稿日: 2024.03.01
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    第一部で起きた様々な出来事が少しずつゆっくり進んでいくという内容だった。 疾走した秋川まりえはどこに行ってしまったのか。免色の思惑は何なのか。 次で(第二部(下))果たしてこれらの謎めいたいものは収束するのだろうか。 それにしても秋川まりえは1Q84の「ふかえり」と似ているような気がする。

    7
    投稿日: 2024.01.20
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    物語が急速に動き始めて一気に読み切ってしまった。免色、秋川まりえ、主人公の3人の終着点も気になるが、それ以外にも雨田具彦の謎や騎士団長の役割など解明されていない部分が沢山ある。ようやく登場人物とそれぞれの背景が並べられたので、何かしらのイベントが起きるのが楽しみ。

    0
    投稿日: 2024.01.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    絵のモデルになった無口な少女まりえ。その叔母笙子。私は「秋川まりえ」の絵と「森の石室の穴」の絵を並行して描いている。スタジオには雨田具彦の霊(?)らしきものが、そして過去が徐々に明らかに…。四枚の絵が導くその先は——。下巻に続く。

    2
    投稿日: 2023.12.19
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    免色はまるでナボコフ「ロリータ」に出てくるハンバート・ハンバートのようだというのが文庫版3冊目いちばんの感想。

    14
    投稿日: 2023.11.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    第2部上では、秋川家、免色、雨田具彦の過去がだんだんと明かされ始めた。 なかでも印象に残っているシーンは大きく2つ。 1つ目は「私」が秋川まりえをモデルに肖像画を描くシーン。 「何かを与えると同時に何かを受け取る。」まりえを描くことを通して、『肖像画を描くという行為=限られた時間に限られた場所でしか起こらない生命の交流』なのだと気づく。 第1部までの「私」は、『肖像画を描く行為=モデルの内部に埋もれていたイメージの発掘』と捉えていた。ギバーとテイカーではないが、画家→モデルという一方通行の関係から、画家←モデルへと相互的な繋がりを感じた...? 穴に関しても、第1部では肖像画同様の解釈で『内なる無意識のメタファー』として捉えていた。しかし肖像画を描くことの意味合いが上記のように変化したことで、『内と外と相互に作用するもの』的な意味合いも持ち始めそう。そしたら、「私」が最終盤に立てた、穴は実は色々な場所に繋がっているという仮説も成り立ってきそう。現実と非現実の間と か.... もう1つは、肖像画を描きながら「私」が芸術について考えを巡らせるシーン。限られた時間に限られた場所でしか起こらない生命の交流はやがては薄らいで消えてしまう。しかし、その記憶は残り、時間を温めてくれる。そして芸術はその記憶を、温もりを、形に変えてそこにとどめることができる。 私自身、絵を見てその絵を描いた時の気温や風の強さ、周囲の音を想像するのが好きだからとても腑に落ちた描写だった。言語化すると、この感覚はこう表されるのかと感動した。だから絵画は時代を超越して心に語りかけてくるのかと 胸に迫るものがあった。 どんどんまとまらなくなっていくが、「私」と免色が人生について語る場面も考えさせられた。人生における退屈な時間や遠回りを無駄と捉えるか、欠くことできない人生の一部と捉えるか。人生観が違うと、何を第一義に生きるかも全く異なると思うからとても奥が深い問題だと思った。 そわそわするので早く下巻読む!

    1
    投稿日: 2023.10.24
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    第1巻に比べ集中して読めました。 でも村上本らしく独特な内容でしたね。思い出しました。イデアか? ある意味ついていけない世界ですが、村上だから成立させるよですね。 でも完読できたことで、以前の読書付きの自分に戻れたかな?

    1
    投稿日: 2023.06.17
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    (以下、全4巻通じてのレビュー) 過去作との共通点というか、焼き直しのような点が少なくない。 雑木林の石室は『ねじまき鳥クロニクル』の井戸を彷彿とさせるし、地下の世界へ迷い込む件りや、第二次大戦での暴力、夢の中での性行といった要素もいくつかの作品で出てきている。 秋川まりえのキャラクタは、『ねじまき鳥…』の笠原メイと『1Q84』のふかえりのブレンドのようにも思えるし、「免色」は『色彩を持たない多崎つくる…』をどうしたって連想してしまう。そもそも、彼のような、どうやって暮らしているのかわからないとんでもないお金持ちってキャラも、村上作品には必ずといっていいほど登場する。 この小説で、新規性があってユニークなのは、主人公が絵描きを生業としていて、絵を描くプロセスや絵描きの頭の中を、小説の表現として見事に結実させているところ。これには感心させられた。 特に前半部分のオカルトっぽさの発揮も村上春樹にしては珍しい。深夜に鈴の音が聞こえるあたりは背筋が冷たくなる肌触り。「白いスバル・フォレスターの男」のサスペンス性も印象深い。

    1
    投稿日: 2023.06.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公が見つけた「騎士団長殺し」の絵。そして、主人公が描いた免色の肖像画、雑木林の中の穴、さらには少女の肖像画。 これらの絵画を描いたのは主人公だが、描き終わってしまうと、それらは何かを訴えてくる。 果たして、その訴えとは?そしてイデアとは何か。さらには失踪してしまった少女の行方や出生の謎。ユズの子供は誰が父親か。など、最終巻に向けて次々と問いかけてくる形。

    4
    投稿日: 2023.03.31
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    13歳の少女が出てきて、その出生の秘密とか、だんだんと面白くなってきた。 登場人物がみんな魅力的。 村上春樹の小説はみんなそうだけど、素敵な生活をしてるなぁ。 私も古いジャガーとか乗ってみたいよ。 さて、続けて4巻目に行きます。

    1
    投稿日: 2023.03.30
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    物語が動き始める。 イデア的なものの存在、夢での交流、意思の強さ、穴、壁、宗教、オーストリア、クリスタルナハト、南京虐殺、霊的なものの存在、護符、絵画。 記憶が度々思い出されながら、人々が影響を受ける。名づけえぬものに左右される人々。 夢での交流や色を巡るあたり、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』、を思い出す。 そして物語はいよいよ佳境へ。

    1
    投稿日: 2023.03.11
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    率直な感想として。本作では生身の女性との関係しか出てこないのかと思っていたら、やはりそれだけでは終わらなかった。(別に否定的な意味でのコメントではないし、その事実がこの物語の何かを損ねているとも思わない。今のところは。) あと残り四分の一で物語が終わってしまう。イデアであるところの騎士団長は、一体どうなってしまうのだろうか。

    1
    投稿日: 2022.08.31
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    『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』かこの本が村上作品で自分は一番好きです。初期の村上作品の香りを久しぶりに感じられる作品です。 ストーリーはやはり狭い範囲で展開していくものの、個性的(普通は存在しないであろう)人々や存在が多数登場して、その中で主人公が小さく翻弄されていく様はまさに本を読んでいるというより、村上春樹を読んでいると形容できると思います。

    0
    投稿日: 2022.07.11
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    第2部に入り物語は動き出す。不穏な雰囲気を色濃く漂わせつつも、物語の全容は霧のなか。一方、「秋川まりえ」の喪失に対し村上小説では具体的説明と具体的捜索が試みられる。免色渉や雨田具彦といった混沌の象徴的存在に対して、善悪のつかぬ無垢な秋川まりえを配し、物語はどう進むのであろうか。

    2
    投稿日: 2022.06.01
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    あらすじ 妻との離婚話から自宅を離れ、友人の父親である日本画家のアトリエに借り暮らしすることになった肖像画家の「私」は、アトリエの屋根裏で『騎士団長殺し』というタイトルの日本画を発見する。 アトリエ裏の雑木林に小さな祠と石積みの塚があり、塚を掘ると地中から石組みの石室が現れ、中には仏具と思われる鈴が納められていた。 日本画と石室・鈴を解放したことでイデアが顕れ、さまざまな事象が連鎖する不思議な出来事へと巻き込まれてゆく。 感想 村上春樹らしい小説。娘の母とどうなったかな。

    0
    投稿日: 2022.01.14
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    2~3冊目は話がどこに向かって進んでいるのかがわからなかったせいか、中だるみ感があったが、4冊目で話が急に展開して、楽しくなった。

    0
    投稿日: 2021.12.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「目に見えるものが好きなの。目に見えないものと同じくらい」 「試練は人生の仕切り直しの好機なんです。きつければきついほど、それはあとになって役に立ちます」

    0
    投稿日: 2021.11.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ・目に見えるものが好きなの。目に見えないものと同じくらい。 ・世界は年を追ってどんどん面倒な場所になっていくみたいだ。 ・しかし記憶は残る。記憶は時間を温めることができる。 ・自分が自由な人間であることを証明する為に、何か馬鹿げたことをやってみるべきなのかもしれない。 ・ときどきそうやって原点に立ち戻る必要があります。今ある私を作った場所に。人というのは楽な環境にすぐに馴染んでしまうものですから。 ・時間と空間と蓋然性

    0
    投稿日: 2021.10.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ずっとまりえちゃん居なくなってしまいそうと感じてたけれど…一体どこに行ってしまったんだろう。ユズの妊娠がとても驚いた。村上春樹さん2作目だけど表現が素敵で好きです。

    0
    投稿日: 2021.10.24
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    結局この巻までで,主人公の為人を懇切丁寧に描くことで,全ての読者を(視点や解釈の仕方は変わるだろうが)物語を解釈する俎上にあげたのかも.

    0
    投稿日: 2021.10.15
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    途中で心折れて読むのやめてましたが、1年以上ぶりに再開。気がつけば主人公と同じ歳になってました。 この歳で嫁に捨てられるのは辛い…。 読書熱が復活したからか、再開後はすんなり読めました。 登場人物が芸術家や上流階級の人々ばかりなので、会話が世俗的ではないのが読みづらさの要因なんですかね。 伏線たっぷり溜め込んでるので、最終章に期待です!

    0
    投稿日: 2021.06.03
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    村上春樹の長編小説、2部構成第2部の上巻です。 必然なのか偶然なのか、少女の肖像画を描くことになった、主人公。 彼女の登場により、静かな山の上で生活していた彼の身辺は、ますます大きな渦のように動きます。   妻、謎の隣人、少女、少女の叔母、そして彼に話しかけてくる何ものか。 彼を取り巻く複数の人々の動き、それに翻弄される彼の姿が、この第2部上巻では描かれていきます。   その展開を楽しむことに夢中になってしまい、前2巻以上に、ページを捲る手が早くなりました。   この勢いで、最終巻も読み進めたいと思います。   『騎士団長殺し―第1部 顕れるイデア編(下)』 https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/B08N5T33GT  .

    0
    投稿日: 2021.03.16
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    物語では奇妙なことが起こり続けており、次は最終巻であるのに、謎は深まるばかり。 この世界のどこかで、イデアが騎士団長の姿を借りて、おかしな言葉で話しているんじゃないかと思えるほど、物語に引き込まれてしまった。

    0
    投稿日: 2021.02.04
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    観念が肉体を持って現出するこの世界では空想が容易に現実を凌駕する。秋川まりえのうまく説明できないけどわたしにはわかるという物言いがこの世界の特徴をうまく言い得ている。 合理性の極致としての免色とある種イデア的思考をする秋川まりえ。免色がまりえに惹かれれば惹かれるほどまりえにはそれが不自然に思えてくる。その両極端に挟まれる私。 ノルウェイの森にあるような都会的で洗練された言い回しはないかもしれない。が、よりアクがないというかプロットに引き込むようにあえて淡白に書いている部分もあるのではないかと想像する。 ともかく、免色とまりえ、騎士団長と私の関係性がどのように着地していくのか、、楽しみ。

    2
    投稿日: 2020.11.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まりえの口調がふかえり、遠隔受胎のエピソードも1Q84、井戸はまだ読んでないけどねじまき鳥クロニクル、小腹空いたらチーズクラッカー、ウイスキーエッセイの島、めちゃくちゃ村上春樹作品のオマージュある。まりえの失踪あたりからすごいハラハラする。

    0
    投稿日: 2020.11.10
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    この物語で次々と起こる不思議な現象にいつのまにか慣れてきている自分と、これでもかというくらいにやってくる次の出来事にあっとはっとさせられている。次の物語の展開と結末が楽しみ。

    0
    投稿日: 2020.09.12
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    キャラクターが独特で読めば読むほど引き込まれる。あーそうそうこの感じって読み進めるペースが速くなってるのを見て感じた。読み進めるほど先が気になって止まらなくなる。少しづつ物語が繋がっていくのが面白くて堪らない

    0
    投稿日: 2020.08.07
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    でも如才のない免色のことだ その車が静々と坂道を降りて視界から消えていくのを かやば草 秋川笙子しょうこ ジャガーとプリウスとでは 手中に収める必要がある まったく絵に描いたようなフロイト的解釈だ あそこは決して近づいては、ならない神聖にして不可侵な場所になっていた 嘱望 雨田ともひこ具彦 そのおかけで当時の揚子江には子馬くらいの大きさに肥えた鯰がいたそうだ 多くの画家が嬉々として戦争称揚の国策絵画を描いていたことも 小径こみち じゅかん樹幹 それは確固とした意思を持って激しく収縮し、いつまでも私の体液を搾り続けた。 蓋然性がいぜんせい

    0
    投稿日: 2020.08.04
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    少しずつ物語が劇的に展開していく。 イデアが現れだしてから、絵画教室の生徒を肖像画を書くことになる。そして、その生徒は行方不明になる。謎につつまれたまま、つづく。

    0
    投稿日: 2020.07.02
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    絶妙に登場人物が絡み合ってきて 先の展開が気になる、が この少ない登場人物たちが これから、どうなっていくのか これが村上ワールドなのかしら

    0
    投稿日: 2020.07.01
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    起承転結の転に当たる、第2部の上。まりえの肖像画を描くのが中心に進むのかと思いきや、雨田具彦の過去が分かってみたり、ユズの今が分かってみたり。こう拡散させてどう収束させるんだろうと思ったら、事件発生。気になるところで4巻目の下へ。とりあえず、メタファーって何だって気になるな。 5月の週末で読み進め、復活した出張の飛行機で読み終えました。

    0
    投稿日: 2020.06.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あいかわらずの村上ワールド。この作品を適切に評することは難しいのだが、基本的には楽しく読むことができたということは間違いない。ただし、個人的な評価としては『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』や『海辺のカフカ』には及ばない。おもに不満があるのは最終盤で、まず、表現的な問題として、「61」「62」あたりは秋川まりえ視点の文章が、あくまでも「私」が実際に聞かされたという態で綴られているのだが、そこにもお得意のメタファーなどが頻出することが挙げられる。しかし、まりえは「チシテキ」の意味すら知らないような少女で、本人がそのような修辞を使うとは考えづらい。かといって、単に話を聞いているだけの「私」がそのように表現を変えていると考えることも不自然だろう。要はいきなり「著者」が顔を出しているようなもので、物語のクライマックスというべき部分でこのような表現をされてしまうと、どうにも引っかかってしまう。この部分は非常に残念である。また、その結末の内容自体にも引っかかっていて、夫婦は元のサヤに納まりました、「私」はいまだに肖像画を飽きもせず書いています、というのは、なんだか安物の映画を観せられているようである。ではどのような結末ならばよかったのか、それを具体的には挙げることができずまことに申訳ないのだが、すくなくとも本作のラスト・シーンに違和感を覚えたことだけはたしかであるし、こういう「粗」を見るにつけ、著者もそろそろ衰えてきたのではと思わずにはいられない。

    0
    投稿日: 2020.05.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ・秋川まりえの肖像画を描き進めていく。中学生のまりえは叔母や免色には素っ気ないけど、主人公には好意的。二人の会話が淡々と描かれる。二人ともどこか冷めたような、冷静な感じがする。  年の割に妙に大人っぽい登場人物というのも、いかにも村上春樹の作品ぽい。 ・主人公が小田原に来てから描いた絵は4つ。1.免色の肖像画、2.白いスバル・フォレスターの男、3.秋川まりえの肖像画、4.石塚の下にあった穴の写実画。  主人公が絵をどう描き進めて行くかを考えたり、絵を眺めながら取り留めなく考えたりする時間が多く描写されている。芸術家はそんな風に考えるもの?とても精神的な見方が多くて、面白い。芸術に携わる人がこの作品を読んだら、どう感じるだろう? ・この作品では、冒頭から色んな「事件」が起こっている。この3巻の事件は、まりえの失踪。警察に届けないと。でも石塚の穴のことや騎士団長のことを話しても、変に思われるだけだ。「警察」というとても現実的な言葉とファンタジーっぽいことが混ざっている。どこまでが現実でどこまでが非現実なのか、境界が曖昧で読んでいて奇妙な気分になる。

    2
    投稿日: 2020.03.12
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    第2部(上)。 何だか樹海に迷い込んでいるのに、どんどん進んでしまうような。 未だに謎が深まるばかりなのですが、心地よい混沌に引き込まれて一気に読んでしまいました。 次巻で終わりなのですよね。収束できるのかな。ま、結局謎のまま終わるのも村上ワールドではありですから。 とりあえず先に進むしかない感じです。

    3
    投稿日: 2020.03.10
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    村上春樹「騎士団長殺し 第2部(上)」読了。真夜中の鈴の音。様々な伏線が織りなす奇妙な世界観に魅了された。

    1
    投稿日: 2020.01.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    村上春樹作品の主人公(大抵の場合、僕)は大体同じようなキャラクター(クラシックやジャズが好き、料理が好き、読書が好き、色んな女を抱く、などなど)だなと思っていて、恐らく村上春樹本人(あるいは村上春樹にとっての理想像)がモデルだろうと勝手に思っていて、今回もそんなキャラクターだった。というところから、考えて、ひょっとして絵を描くことと小説を書くことというのは似てるのかなと。 例によってちょいファンタジー要素もあり、ちょいミステリー要素(いつも通り解決しない謎多数)もあり、最近の村上春樹っぽい長編作品でした。

    0
    投稿日: 2019.12.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    3/4まで来た。ますますストーリーが絡み合ってきた。いい感じだ。 ここからどのように解きほぐされ、束ねられていくのか。 前巻では「ねじまき鳥クロニクル」を強く感じた。異世界との結びつきがストーリーを推し進めていく感覚だ。 この巻では「1Q84」を強く感じた。時空を超えた、論理的ではないが質感を伴う人と人の繋がり。 もっとも、それは^私^が^勝^手^に^感^じ^て^い^るというだけのことだ。 さあ、最終巻へと進もう。

    0
    投稿日: 2019.12.20
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    まりえちゃん大活躍?の巻。 ふかえり感が抜群。 特異な結び付きを受け負う、巫女的な少女像の裏には宗教あり。 役者が揃ってきた感がある中で、今回主人公の影が薄まらない要因は、その肖像画スキルにあるような気がする。 ラスト一巻に進む。

    3
    投稿日: 2019.12.18
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    絵が仕上がってきます。 少しずつ確実に。 まるでページをめくるようにしっかりと。 祠の下にあった穴 免色とまりえの関係 別れた妻のゆず そして、騎士団長殺しを書いた雨田具彦 確実に物語は進んでいる。

    4
    投稿日: 2019.12.07
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    ここに来て、大きく物語が動いた… どこかに繋がっているのかも知れない、と主人公は言っていたが、どこかってどこだよ!みたいな。 遷ろうメタファー編ってあるだけに、穴は何かのメタファーなんだろうし…うーん…… 私の頭は考察向きではないので、純粋に作品を楽しもうと思います ただ、最初から思ってたけど、1Q84に通ずるものがあるような。まりえちゃんの話し方とふかえりの話し方は似ていると思うし…章があるところも同じだし…主人公は絵画で天吾は小説… 前々から思っていたけど、村上春樹作品に出てくる食事シーンが大好きで、どのご飯もとても美味しそうなんだよね……

    0
    投稿日: 2019.11.30
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    主人公の周りの人物と共にいくつかのイベントが行われ、いくつかの不思議な事象に直面する巻。 1巻の最初と繋がりそうなアイテムは出てくるが、不思議な出来事に関しては3巻時点で断片的に起こっている印象。4巻ですっきりできることに期待したい。

    0
    投稿日: 2019.10.20
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    不気味で非現実的なようでいて、一線は超えない。そんな印象を受ける作品だと改めて認識した第3部。 これまでの村上春樹作品は現実的な物語と非現実的な物語とがはっきりと分かれていたけれど、これはちょうどその中間の、線引きできない領域を狙っているように感じられる。そういう意味で新しい物語とも感じる。 ただ、良くも悪くも村上春樹の”色”をやや薄めたように感じてしまい、これが新しい読者の獲得のためなのか、新しい村上文学の地平なのか、よく分からない…。

    0
    投稿日: 2019.09.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前巻と同じくとても読みやすかった。 秋川まりえの肖像画を書くところの続きから始まり、 秋川まりえと叔母の笙子と免色さんが意図的に、初めて対面を果たす。 そして笙子と免色は男女の関係になる。 これは図ったことではないと免色は言う、。 まりえはそれに気づいており、 夜の森の小径を抜けて私の家を訪ね、 私に伝えてきた。 また、掘り返した穴のことをまりえは知っていた。 そして、あの場所はあのままにしておくべきだった。 と言った。 あの場所が遊び場だったまりえは何を知っているのかどのように関わっているのか謎が残る。 私は無性に描きたくなり、あの穴の絵と白いフォレスターの男の絵を描いた。 この2枚の絵とまりえの絵と騎士団長の殺人の絵。 この4枚の絵が何を意味するのか、、 生き霊なのか幻想なのか、家のスツールに腰掛けていた雨田具彦は何を訴えようとしていたのか、、 さらに、私は衝撃の事実を聞かされる。 元妻のユズが妊娠しているとのこと。 相手は雨田政彦の会社の同僚のイケメンで性格もいい年下の好青年。 政彦はユズからも相談されており、板挟みになっていたとのこと。 私はショックを受けながらも受け入れるしかないといいきかせていたが、あることを思い出す。 ユズに離婚を切り出されてから当てもなく車で放浪していたころ、行き着いた東北である夢を見た。 寝ているユズと交わる夢。 とてもリアルな夢。 妊娠7ヶ月と考えるとその時期と合致する。 さらに、ユズは新しい彼とは結婚しないと言っているらしい。 ユズも同じ夢を見ていたのだろうか、 とここにも疑問が残る。。。 そして、最後にまりえが姿を消した。 穴のことを妙に語っていただけに、 穴が関係しているのではないかと推察はするがどうすることもできないでいると、 また騎士団長の姿を借りたイデアが現れた。 今日の午前中にかかってくる電話で、私を誰かが誘う。 私はそれを断ってはならない。 そんな言葉を告げた。 ここで、第2部上巻は終わる。 たくさんの謎が残り、これがどう解明されていくのか早く続きを読みたいと思わされた。

    0
    投稿日: 2019.08.18
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    このところ多忙につき、読感を書いている時間がない。 とりあえず、読みましたということで、読了日と評価のみ記載。

    0
    投稿日: 2019.07.11
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    第二部上巻。 一つ一つの日常をこなしていくような、一種の倦怠感漂うような物語の中で、読者は世界を受け入れ、そのために異常が異常と感じられなくなっていきます。たっぷりと非日常世界に慣れたところで、いよいよ下巻に向かって物語が動き出す。登場人物それぞれが、これからどのような役割を果たしていくのか。 第一部では「イデア」が早々に出てきたのですが、ここではまだ「メタファー」は出てきていません。遷ろうからでしょうか。下巻が楽しみです。

    0
    投稿日: 2019.06.29
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    3/28発売!『騎士団長殺し』文庫第2部! 4枚の絵が、新たな謎を語り出す。人気作第2部も、まもなく文庫化!

    1
    投稿日: 2019.06.19
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    ◇帯 少女は森の小径を抜けて 真夜中の鈴とみみずくの羽音に導かれ、4枚の絵がパズルのピースのように、一つの物語を語り始める。 …… メモあり。

    0
    投稿日: 2019.06.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一巡目での感想。 (村上春樹氏の作品は、何度も読み返す度にまた違うものが見えてきて、新たな気付きや、新たな解釈が生まれるので) ストーリー展開や結末が分かっていても、再びページを開いてしまうとそこから読み返してしまう。読み返すと止まらなくなる。これは村上作品全てに共通する普遍。 気に入った音楽を飽きることなく何度も聴きかえすように。 村上作品は、文章を追うだけでしっかり体感できる。自分の心の中で描かれた情景が揺るぐことない映像として記憶される。 ピンクのスーツを着たふくよかな女性の後ろ姿だったり(世界の終わり)、イルカホテルに棲む羊男だったり(ダンスダンスダンス)。 村上作品だけは、何十年も前に読んだ本でも記憶を映像として呼び起こすことができるのは、この「心の情景」が描けている稀有な作家だからだと思う。 ●心の情景 まるで女性器のような雑木林の祠の穴。 屋根裏に棲みついたみみずく。 「騎士団長殺し」「白いスバルフォレスターの男」「未完成のまりえの肖像画」が置かれたアトリエ。 谷の向こう側のまるで要塞のような免色さんの白い豪邸。 会話の合間に眺めた、窓にうちつけられた雨の雫。 ●「性」「生」「死」 「性」「生」「死」は、村上作品で一貫して重要になってくる要素。 なかなか消化できないそれらの問題を、全てをまるごと享受して生きていく。 今回は「井戸」ではなく「穴」。 それは、茂みにひっそり隠れた「まるで女性器のよう」で更に「異次元に繋がっている」ことから、子宮を連想する。 無から有に変わる場所(命が有形化され、魂が宿る場所)、無風だけど水がある(羊水)。 別次元に迷い込んだ子宮(もしくは狭くて真っ暗な卵管なのか産道)を潜り抜けて再びこの世に生まれ落ちた時、私はもう一度生まれ変わり、ユズに会う決心をする。 そして、実質的な我が子ではないけれど、ユズの身籠った子供は、自分にとってかけがえのない子だと揺るぎない確信を得る。 ●「イデア=顕れる」 ここで顕れたイデアは、内なる自分。 「罪悪感」「怒り」「内なる悪」「邪悪なる父」の仮の姿、可視化。 大切なものを奪われ、どこにぶつけたらいいのか分からない怒りのようなもの。 表立って出ることなく、心の中だけに留められた怒りのような感情を、ただやり過ごして生きてしまった、未消化のままのもう一人の自分。 昇華しきれてない感情があるものだけに見えるイデア。 雨田具彦にとって、愛する女性を殺された怒りと、自分だけ助かった裏切りと罪悪感(騎士団長殺し)。 私にとって、幼いコミを奪われた病魔と何もできなかった罪悪感、ユズが浮気して突然去っていった怒りとそれに向き合えない罪悪感(白いスバルフォレスターの男)。 秋川まりえにとっては、母の命を奪ったスズメバチへの怒り、心を通わせられない父親への憤り。笙子への罪悪感。(免色家の謎の男) 私が騎士団長を殺したことで、雨田具彦のイデアは救われる。 そして、穴の中に入り、コミを失った現実としっかりと向き合う。 まりえは免色家で、スズメバチや謎の男と対峙する。 喪われたはずの愛する存在は、完全に失われたわけではなく、今も尚、自分を救ってくれている。 ●「あらない」(「在る」と「無い」) 騎士団長の口癖「あらない」には、「在る」と「無い」を両方含んだ「ない」である。 「在る世界」と「無い世界」で判断しがちだけれど、実は「無くなった」ものは、完全に「無」になったのではなく、「在りながらして無い」のだ。 ●「顔なが=メタファー=遷る」 顔ながは、時空や次元を超えた目撃者(冷静に判断できるもの)で、二つの世界の蓋を開ける者。 屋根裏を覗いた私そのものが、雨田具彦にとっての顔なが。 ●「顔なし=二つの世界の橋渡し」 現実の世界(生・肉体)と非現実の世界(死・魂)の橋渡し的存在。 橋渡しが可能になるアイテムが顔なし次第で都度変わる。(鈴、ペンギンのお守り、完成した肖像画) 免色渉=顔なし。 免色渉の肖像画を完成させたから、ふたつの世界を行き来することができた。 私は冒頭のプロローグで、顔なしの肖像画を描こうとしていることから、何らかの理由で再び向こうの世界に行こうとしているのかもしれない。 ●穴の中の世界 穴の中の世界は、子宮の中で命が芽生えることと似通っているように感じた。 有形が無形になり、無形が有形になる、「在る」と「無い」が通り道となる場所。 逆らえない運命のようなもの。 水があれば飲まずにいられないような(羊水) 川を渡るしか選択肢がないような(三途の川) 細い穴を潜り抜けるしか道がないような(産道) ●二重メタファー=免色渉? 「1つの精神が同時に相反する2つの信条を持ち、その両方を受け入れることができる能力のこと。あなたの中にありながら、あなたにとっての正しい思いをつかまえて、次々に貪り食べてしまうもの。そのように肥え太っていくもの。それが二重メタファー。それはあなたの内側にある深い暗闇に、昔からずっと住まっているものなの」 物事には相反する表と裏があり、それがセットでひとつである。日が当たれば必ず影ができる。どちらか一方だけを無くすことはできないけれど、場合によっては影に覆い尽くされてしまうことはある。 目に見える現実世界の出来事だけでなく、別の世界(想像の世界)も信じてもいい。しかし、免色のように想像の世界に現実まで貪られてしまっては元も子もない。 現実世界と想像世界を上手に行き来できる柔軟さ、不確かなものを信じる力も大事、でもその信念は時に行きすぎると盲目的になり現実を脅かすものにもなりかねない。 真実の顕れであるイデア(揺らぎのない真実)観念よりも、メタファー(揺らぎの余地のある可能性)不確かな現実を信じる免色渉は、「まりえが自分の子どもかもしれない」という不確かな可能性を拠り所にするために、半ば強引に豪邸を買い取ったり、笙子を手中に納めたりする。 人間誰しもが、自分の正しさ(信仰)を追求するあまり、結果的に悪をもたらしてしまうことがある。 ●最後のユズのくだり 「私が生きているのはもちろん私の人生であるわけだけど、でもそこで起こることのほとんどすべては、私とは関係のない場所で勝手に決められて、勝手に進められているのかもしれないって。 つまり、私はこうして自由意志みたいなものを持って生きているようだけれど、結局のところ私自身は大事なことは何ひとつ選んでいないのかもしれない。 そして私が妊娠してしまったのも、そういうひとつの顕れじゃないかって考えたの。 こういうのって、よくある運命論みたいに聞こえるかもしれないけど、でも本当にそう感じたの。 とても率直に、とてもひしひしと。そして思ったの。 こうなったのなら、何があっても私一人で子供を産んで育ててみようって。 そして私にこれから何が起こるのかを見届けてみようって。 それがすごく大事なことであるように思えた」 これは、私が18歳の時に日記に綴った言葉とほぼ一緒。 私は免色渉やユズのように、完璧主義で徹底している。 避妊だってぬかりなく、計画外の妊娠なんて絶対に在りえないはずの条件で、妊娠してしまった。 そして、私はユズと同じように「産もう」って決心した。 結局産めなかったし、その後も流産を繰り返し、結果的に子宝に恵まれたなかったけれど。 それでも、あの時思ったこの感情や出来事は、私にとって「あらない」なのかもしれない。 現実には「無い」けれど、今でもしっかりと「在る」。 私の人生の核となっている。

    4
    投稿日: 2019.06.08
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    起承転結の転 何もすべきではなかったのだ、そう思わせるのはなんなのか、物語はどう落ち着きを見せるのか、次の展開が気になる。

    0
    投稿日: 2019.06.07
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    まりえは免色の娘?フォレスターの男は何者?鈴とまりえはどこに消えた?知りたいのに真実がわからないものが増えていく感じ。そしてこれらには何かでつながるのか?オイラの興味はユズとコミだけど、いつになったら出てくるのかな。オイラの知りたいことは4巻目で全部わかるのかな?この物語そのものもちゃんと終わるのかな?投げっ放しジャーマンか!

    0
    投稿日: 2019.05.24
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    真夜中の鈴とみみずくの羽音に導かれ、4枚の絵がパズルのピースのようにひとつの物語を語り始める。不思議な世界に読者を誘う、村上ワールド真骨頂の第2部上巻。 いったい何処に辿り着くのだろう。果たして今が過去なのか現在なのかもわからなくなる。主人公の現在地は、まさに私たち自身の姿を投影しているのかもしれない。

    0
    投稿日: 2019.05.19
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    「これまで確かだと見なしていた物事の価値が思いもよらず不確かなものになっていくみたいに(文中)」という表現に代表されるように、段々と主人公の周囲の物象が歪んでいくような感覚にとらわれました。また、言葉の持つ意味の奥深さ、美しさに浸っています。 物語は下巻に向け大きく動き始めます。

    0
    投稿日: 2019.05.09
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    作中で流れた音楽を聴きながら読んだ。薔薇の騎士、ドン・ジョバンニ、 シュトラウス などクラシック オペラは普段聴かないが、とてもおもしろかった。 阪急線で薔薇の騎士を聴きながら読んですばらしい思いをした。 下巻に出てきた昔の洋楽も聴いてみた、そちらもよかった。

    2
    投稿日: 2019.05.09
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    (第2部の上下巻あわせての感想です) 『1Q84』よりは面白く読めました(『多崎つくる』は未読)。でも『ねじまき鳥』以降に発表された短編にあったような凄みは無いかなと。長編だと『羊をめぐる冒険』とか『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』あたりの頃のドキドキ感が今となっては懐かしいです。 面白かった点 ・免色の人物造形。最初は村上作品でよくある完璧型の人間かと思っていたら、意外とそうじゃなかったりするところがいい感じでした。 ・イデア(他者の認識の基となるもの)とメタファー(思考そのもの)の対比構造に持ち込むあたりがうまい。 ・騎士団長とのシュールな掛け合いが読んでいて楽しい。まるで伊坂幸太郎作品を読んでいるような感じでした。あ、元々伊坂さんは村上さんをリスペクトしていたんだっけ・・・。 残念だった点 ・『1Q84』ほどじゃないけど長すぎ。 ・顔のない男の肖像の件が煙に巻かれた感じでモヤモヤ感が残る。 ・もういいかげんセックスフレンドは登場しなくてもいいんじゃないですかね?本作でも必要不可欠なものだとは思えなかったですし。 ・ラストにもうひとひねり欲しかった。やや予定調和的な印象を受けたので。

    0
    投稿日: 2019.05.06
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    ー あたりが暗くなってくると私は台所に行って、缶ビールを飲みながら夕食の支度をした。ブリの粕漬けをオーヴンで焼き、漬け物を切り、キュウリとわかめの酢の物を作り、大根と油揚げの味噌汁をつくった。そしてそれを一人で黙って食べた。 語りかけるべき相手もいないし、語るべき言葉も見当たらない。その簡素なひとりぼっちの夕食を食べ終えかけた頃に、玄関のベルが鳴った。どうやら私があと少しで食事を終えようというところで玄関のベルを鳴らそうと、人々は心を決めているらしかった。 一日はまだ終わってはいなかったのだ、と私は思った。長い日曜日になりそうな予感がした。私はテーブルの前から立ち上がり、ゆっくりと玄関に向かった。 ー 村上春樹の作品はどの作品も正確に何が起こっているのか分かりにくい作品が多い。今回も本当の意味で何が起きていて何が起きていないのか、よく分からない。 まぁ、最終巻を読むか。村上春樹は最初から村上春樹でしかないのだから。

    0
    投稿日: 2019.05.05
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    主人公は普通では考えられない世界に入り込み、もうストーリーの3/4読んだことになるのに、まだ結末の予測がつかない。先が気になる~。

    3
    投稿日: 2019.05.01
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    おもしろい。 面白いんだが、最近、村上春樹はストーリーおもしろいし文体も私好みだから、サクサク読めすぎてしまうなと思う。 消費しちゃっている気がする

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    投稿日: 2019.04.17
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    第1部の上巻、第1部の下巻、第2部の上巻、第2部の下巻、という阿漕な文庫化商売。 感想は第2部の下巻に。

    0
    投稿日: 2019.04.09