
総合評価
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powered by ブクログ自らが間違ってる可能性を肯定する姿勢が、学術とか研究とかには大切なんじゃ無いかって事です。 第三者による反論が許されないならそれはーーー信仰だ。 信仰の尊さは理論や理屈を超えたところにあると思いますが、それは研究とは棲み分けられるべきでは? そして、反論してもらうには他人が重要なので、あまり排除するのは… しかし俺は地動説を信仰してる。 このあとオクジーは受洗。バデーニが生き残る。 自分の星に従え。 ダンテ・アリギェーリ「神曲」
0投稿日: 2026.02.15
powered by ブクログ2021/7/5第1刷発行 2025/5/21第18刷発行 自分に星に従え。 ダンテ「神曲」
0投稿日: 2025.12.10
powered by ブクログ誰もが簡単に文字を使えたら塵のような情報で溢れ返ってしまう 装飾と美辞麗句を絶やさないように 第三者による反論が許されないならそれは_信仰だ ちょっと前迄は早く此処(地球)を出て天国に行きたかったけど、今はこの感動(地球)を守る為に地獄へ行ける。
0投稿日: 2025.10.20
powered by ブクログ時代は、1400年初めの頃。紀元前300年代にアリストテレスが終わらない「等速円運動の原理」に基づいて天動説を確立し、それを紀元2世紀にプトレマイオスが火星の逆行の矛盾を補完した。天文学は、暦を作る上で重要であった。紀元前45年にユリウス暦が確立した。1年間を365.25日として閏年を決めて、1年とした。実際は1年間は365.242日で、1000年越えると10日以上のズレが起こる。1582年にグレゴリオ暦に改定された。遠洋航海にとっても不可欠で、占星術にも必要だった。天動説では説明できないことがあった。ピャスト伯はそれを解明しようとした。 ヨレンタと知り合い、ピャスト伯のおかげで、教会の図書室の資料を自由に運び出せるようになった司祭バデーニ。調べる仕事をオクジーの部屋で進める。バデーニは、ピャスト伯のデータに基づき、そして、オクジーの持っていたネックレスから、真円ではなく、楕円運動していることを思いつき、それがプトレマイオスの天動説を覆すものとなった。地動説に確信を持った。 バデーニはオクジーの日記を見つける。そこには、地動説を解いていく過程が描かれていた。オクジーは、「文字は、まるで奇跡」といったヨレンタから文字を教えてもらって日記を書いていたのだ。バデーニは「大半の人が言葉を読み書きできないことはいいことなんだよ。文字というのは特殊な技能、言葉を残すのは重い行為だ。扱うには一定の資質と最低限の教養が要求されるべき。誰もが簡単に文字を使えたら、ゴミのような情報で溢れかえってしまう。そんな世の中、目も当てられん」という。今の情報洪水社会を皮肉り、警告している。オクジーは、特権階級の立場を持っている。オクジーを見下している。 新しい司祭たちが、司教からガイダンスを受ける。混乱と暴力によってバラバラになった人類を統一するのが、C教だった。唯一、希望の光を照らし、社会に文化と道徳を布教し、日々に愛と救済を与えた。C教により人々はつながる。この素晴らしき行いに、信仰を失い破壊する異教異端者がいる。彼らは、救いと希望を放棄し、人々を分断する。異端者を救わねばならん。異端者を救うことを、君らの情熱で、全人類を救ってくれという。 司祭の実習を担当するのがノヴァクだった。ノヴァクは、異端者を救うために効率的に出世できる方法を教える。司教は宇宙論関係を重視しているので、それを重点にせよという。そして、早速異端尋問の実習に入る。女の異端者の指を潰すことで、自供させる拷問だった。新しい司祭は、なぜそんなことをと驚く。そして、ノヴァクは顔色変えず指を潰す。 ノヴァクは、司教に言われて、異端者尋問にいく。バデーニとオクジーと娘のヨレンタが居酒屋でいるところだった。その席で、バデーニが地動説を完成させたといったばかりだった。ヨレンタは、今も、まさに、我々は動いているという。現在でわかっていることは、太陽の周りを1年365日で1周するには、地球は時速約10万7000kmで動いているのだ。地動説を知っているのが、三人だけ。そして、動いている実感が湧かないとオクジーはいう。 バデーニは、「私も、動いている実感が湧かない。惑星軌道の数学的記述は一旦完成したが、自然哲学的には謎が大量にある。これからだ」という。バデーニは発表できるところに移動するという。 オクジーは、目を輝かせて「将来的に大学に行きたい」という。ヨレンタは、自分の名前で論文を発表したい。まぁ、夢見たいですが」という。オクジーは、組合の先輩が夢を持つのはいいといった。「なんというか夢っていうのがあると、とりあえず1週間くらいは悲劇に耐えられる気がする」という。 そこに、ノヴァクが登場する。オクジーは、ノヴァクが異端審問官であることを知っていた。そして、ノヴァクはヨレンタの父親だった。ヨレンタは、父親が異端審問官であることは知らなかった。そこに、大きな悲劇が生まれる。
3投稿日: 2025.08.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
バデーニが気持ちいいくらいに差別的で笑えてしまう。 皆が書くことを学んだら、ゴミのような情報で溢れか えってしまう… 確かにそうかもしれない。 でも、情報を「ゴミ」と判断するは「誰」? 政府がネット情報の規制(検閲)の必要性に言及して るけど、政府に判断させるの? 有識者?TVで偉そうに話してるコメンテーター? バデーニの言うことは検閲以前のことだし、確かにゴ ミのような言葉を吐く人もたくさんいるけど、様々な アイデアを持った人や違う考え方をする人がいて、そ ういう人から学ことも得ること多い。 そこが人間の面白いところでもあると思うんだよね。 学術や研究に大切なのは「自らが間違っている可能性 を肯定する姿勢」と言ったオクジーにバデーニは少な からずハッとさせられたはず。 ろくに読み書きができないとしても、人は皆、思考力 がある。侮ってはいけない。 ある人が言ってた、「最高の量子コンピューターは人間 の脳」だって。
0投稿日: 2025.04.20
powered by ブクログメモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1902588559305142281?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw
0投稿日: 2025.03.20
powered by ブクログなんというか 夢っていうのがあると、 とりあえず一週間くらいは悲劇に耐えられる気がします 『自らが間違ってる可能性』を背定する姿勢が、 学術とか研究には大切なんじゃないかってことです。 第三者による反論が許されないなら それは ーーーーー 信仰だ。 信仰の尊さは理論や理屈を超えたところにあると思いますが、 それは研究とは棲み分けられるべきでは? そういう他者が引き起こす捩れが、 現状を前に向かわせる希望なのかもしれない。 「その姿勢を研究に採用してしまうと、我々は目指すべき絶対真理を放棄することになる。 そして学者は永久に未完成の海を漂い続ける。 その悲劇を、我々に受け入れろと?」 「そうです。それでも、間違いを永遠の正解だと信じ込むよりマシでは?」 以上はネタバレでは無いですが、 第4集に出てくる、深い名言の数々です。 本書のシリーズは全8冊ですが とても内容の濃い、現代人向けの実践的な哲学書 だと私は感じました。 個々の登場人物が、出自も考えかたも価値観も違うのに、 それぞれ相互の関係性を通して自問自答しながら 生きかたを模索し続けていく。 その姿に感銘を受けました。 まだ読んだことのないかた、 漫画でもアニメでも構いません(どちらも、それぞれのよさがあり素晴らしいです)、是非ご一読ください、、、!
0投稿日: 2024.12.18
powered by ブクログオクジーのバデーニに向けた別れ際の言葉が響いた。 「『自らが間違ってる可能性』を肯定する姿勢が、学術とか研究には大切なんじゃないかってことです。」「反論してもらうには他人が重要…」「他者が引き起こす捩れが、現状を前に向かわせる希望なのかもしれない。」
0投稿日: 2024.10.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
感想 この作品のテーマである地動説を象徴する「地。」 地動説を解明するために必要なものである「知。」 異端を許さないため、今の形を守るための「血。」 この三つの要素から「チ。」は形作られている。 自らが間違っている可能性を肯定することは自分の人生を否定すること。だから人々は異端といい、その可能性を抹消してきた。けどそれは意味が無い。自分を肯定したいならその意見を抹消するのではなく、その意見を破綻させ、間違っていると示すべき。
0投稿日: 2024.10.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
誰もが簡単に文字を使えたらゴミのような情報で溢れ返ってしまう。そんな世の中目も当てられん。 文字跋扈する現代、乱世、混沌、無秩序。原初地球を想起させる。混沌から偏りがミニ偏が組み上がる。理想像の生まれ合い。真理探求者にとって、これ程自由で笑みこぼれる謎に満ちた世界は無いだろう。尽きぬことない宇宙、将棋もそうなのだろうか。 託すの本質。 託すとか任せるとか一見 聞こえはいいけれど、思い通りにいくわけじゃない。でも実は、寧ろ反論や訂正をされることが託すことの本質というか、自分の思い通り行かない誤解とか事故とか予想外の存在とか、教会にとっての異端者が。天動説にとって、地動説が。そういう他者が引き起こす捻れが現状を前に向かわせる希望なのかもしれない。 前、なんで本なんか書くんだって聞かれましたけど、それは俺が地動説の意味を知った時、多分、感動したからです。そして、それが日に日に強くなってる。つまり俺は、ちょっと前までは早く地球を出て天国へ行きたかったけど、 今はこの地球を守るために地獄へ行ける。 天動説の教会を、神を殺すために、神に祈りを捧げる。アーメン。
0投稿日: 2024.09.30
powered by ブクログ一つ一つの話を越えて対比を作ることが意識されている。人の変化や思想的なところで特に。進歩のために「知」が必要で、保守のために「血」が必要だというような。それも、それぞれの登場人物が、それぞれ本気でそう思っている。 しかしオクジーは、どこでこんなに相対的なものの見方ができるようになったのだろうか。 伏線が色々張られてるみたいで、続きが楽しみ。
0投稿日: 2024.08.26
powered by ブクログ2023/5/22 知と血と地。 あの子のお父さんがノヴァクとは。。 今から見たらどっちが正解かわかるけどあの時にはそんなこと分からないし正しいと思ってることをしてるだけなんよなー。 8:22
0投稿日: 2023.05.22
powered by ブクログ「自らが間違っている可能性」を肯定する姿勢が、学術とか研究には大切なんじゃないか。第三者による反論が許されないならそれは信仰だ。 他者が引き起こすねじれが、現状を前に向かわせる希望なのかもしれない
0投稿日: 2023.05.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
バデーニは試行錯誤の末、ようやく地動説を完成させる。 ノヴァクは新米の異端審問官に、容疑者への拷問を通じてその精神を叩きこむ。 バデーニとオグジーは酒場でヨレンタに接触。そこに二人が怪しいとの密告を受けたノヴァクがやってくる。ノヴァクとヨレンタは親子であることが判明。バデーニはノヴァクの求めに応じて研究をしているあずまやを見学させる。そこで地球儀のネックレスを発見されてしまう。 ノヴァクはひとたび小屋を去る。証拠隠滅と脱出の準備を始める二人のところに、手下を従えて帰ってくるノヴァク。バデーニが脱出する時間を稼ぐために、オグジーが身を挺して立ち向かう。 この作品、面白いんだけれど、パースがきちんととれていなかったりと、絵柄が苦手。
2投稿日: 2022.12.29
powered by ブクログ・22話 東方の曲で『エピクロスの虹はもう見えない』ってあったな。 「知は適任者だけが丁重に扱うべき」がまさしくその通りかもしれない。 ・23話 オクジーに地下通路を掘るよう命じるバデーニ。 真理に近付いてしまった未知数の歓喜に嘔吐するバデーニ、シリコンバレーのリチャード思い出す。 オクジーの書いてる本には一体何が。 「地動説が完成した」 ・24話 助任司祭に毛嫌いされてる審問官。 人類のためという美辞麗句。 ・25話 「誰でも平等に研究を発表できる自由な知的空間ができる未来の為に一役買えたら」 昔の人の方が未来へ繋ぐ意志が大きいような気がします。 ヨレンタのお父さん、何で顔出ないんだろうと思ってたらノヴァク・・! 本当に娘いたんだ・・・ ・26話 そっか、オクジーは覆面だったし顔は見られてなかったのか。 全てを疑う抜かりなさ、ノヴァク本当怖い。 しかもネックレスを見られてしまった。 ・27話 ノヴァクがネックレスの事忘れるなんて絶対無いでしょうね。 「動く世界でまた会おう」っていいな。平沢進感ある。 「第三者による反論が許されないなら、それは信仰だ」を黙って聞くバデーニも良い。 二人が話してる間にもう異端審問官の馬車が。 ・28話 守るものの為に地獄に行けるって感情は奇跡ですよ。 あ〜オクジーさんの声絶対細谷佳正にやってもらいたい〜。
1投稿日: 2022.12.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
やっと少し面白くなってきたかも!な4巻。 ヨレンタさんのお父さんが、あの異教徒を始末するノヴァクだったとは。。。 にしても、夢を抱いて生きることや 研究は心理の追究でありながらも、間違えも素直に認める視点を持つことなどこの巻は読み応えがあった。
0投稿日: 2022.11.18
powered by ブクログエウレカ!だ。 ついにバデーニが地動説を解明? そんな彼に感化されて 日記を書き始めたオクジー。 それを読んでから 微妙に心境の変化が起きてるっぽいオレ様。 なんか謎の行動に出てるな。 そして、ヨレンタの家族の真実。 ああ…見返したら、うまいこと伏線があったわ。
1投稿日: 2022.08.21
powered by ブクログ託すこと。 託されること。 認めること。 他人の意見を素直に聞けること。 ~~2巻まで~~ そういう感じなのか。 もっと奮闘するものかと思っていた。 そこがまた、リアルでもあるのかな。
0投稿日: 2022.07.31
powered by ブクログ永久に未完成の海を漂い続けることになっても。間違いを正解と信じ込むよりマシでは? ――面白い、という表現が合っているかはわからない。価値観が変わる瞬間。それが凄くゾクゾクさせる。
1投稿日: 2022.07.11
powered by ブクログチ。の伏線回収。 信仰と研究は分離して考え、間違いを受け入れる余力を置いとかなければならないが、だがその人にとっての信仰を捨てた途端、人間は人間ではなくなるだろう。 だから人間ってやめられない。 いろんな国の宗教観ってすごく面白いよね。
0投稿日: 2022.05.19
powered by ブクログ互いに分かり合っているとは言えない肉体労働担当者と、頭脳労働担当者が、一致しているとは言えない目的のための共同作業を通して、心を近づける距離感がいい。 カタカナの表題、「チ」の構成要素が正式に表明される。
1投稿日: 2022.01.09
powered by ブクログ天動説が有力な世界で、 意義を唱えたら異端だと拷問されて殺されてしまう世界で、 それでもなお志を持ち、命をかけてでも、気高く真理を追求していこうとする話。
0投稿日: 2021.11.03
powered by ブクログまだ4巻なのに想像できない展開がずっと続いてすごい 楕円のあたりなんか天才すぎるだろと感じた。 今までの巻で1番静かに物語が進んでいたと思ったら、中盤から思いもよらない出会いがあり、終盤は急激な展開があってすごかった。今まで登場してきた人やモノがいろいろな形で合流していることがわかる。 この巻でかなり表に出てきている気がするが、地動説や天動説などの天体に関する内容だけにフォーカスせず、『コトバ』や『信仰』が扱われて趣が深い。特にコトバ。どんなに天才や学がなくても、言語化しないと伝わらないし遺らないことがわかる。そして、知識の伝達や継承、人生の目的にもなり得るからその重要性がわかる。 次の巻で最新刊に追いついてしまう〜毎週の楽しみだったからずっと続いてほしい
1投稿日: 2021.10.12
powered by ブクログ「間違いを永遠の真実と信じるよりマシ」 …マシかどうかは個人の価値観による、ということなのだけど、これは確かに「信仰」、思考が停止する事の危うさを表しているなぁ、と。 その上で、「信仰している」と言わせるのが熱い…!
1投稿日: 2021.10.04
powered by ブクログオグジーは地を信仰し、知に命を賭けて血を流す覚悟をする。真実を追求することが命がけだった時代と比べると、現代のなんと恵まれていることか。
1投稿日: 2021.09.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
チとは。 地であり、血であり、知である。 「他者が引き起こす捻れが、現状を前に向かわせる希望なのかもしれません。」 「間違いを永遠の正解だと信じ込むよりマシでは?」 オクジーの成長、と言ったらなんか違うな。 オクジーが思っていたことを、知識を得ながら言葉にしたことによって、そして信仰を持てたことが、なんだか響いた。
1投稿日: 2021.08.29
powered by ブクログ突然、1巻の冒頭のシーンがわかってしまった。そして、衝撃の人間関係。これからどうなるのか、ある程度予測はできるものの、毎回そこに何かメッセージを付け加えてくれる作品。今回は物事に目を開いてみるということ。知らない方が良かったことなんてあるだろうか。そんなことはないと信じたくなる1冊。
5投稿日: 2021.08.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
オクジーはもしかすると地球が動いているなんて考えもせず、天国を求めて一生を終えたかもしれない。強く引き付けられ、感動することが人の価値観を変える。そのさらに莫大なムーブメントが世界の変化。 チ。(知)が向き合うのは世界中の人々の、ひとり一人の価値観。自分が常識だと信じて疑わないものと向き合うというのは面倒で恐ろしいと思う。
2投稿日: 2021.08.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【あらすじ】 どれだけ絶望すれば、人は救われるのか? 「天動説」の大家・ピャスト伯から研究を託されたバデーニは、「地動説」証明へとさらに没頭する。一方、オクジーは一連の体験を物語として執筆し続けた。それぞれが希望を胸に行動する中、圧倒的絶望が音も立てずに彼らの元へと忍び寄るーーー 眼を塞げ、耳を塞げ、凡庸であれ。それこそが知性に対抗する唯一の手段だ。 ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 感想は最終巻にまとめて記載予定です。
0投稿日: 2021.08.18
powered by ブクログ熱い。反論や訂正に晒すことが研究と信仰とを分ける事の本質であり、他者が引き起こすねじれが現状を前に向かわせる希望なのかもしれない。という信念のもと、地動説という「知」への火が人から人へ乗り移り、一人一人と命を落としながらも何とか前に進んでいく。 “ちょっと前までは早く地球を出て天国へ行きたかったけど、今はこの地球を守るために地獄へ行ける” って熱い。
1投稿日: 2021.08.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
4巻まで読了。 『チ。』とは、動き続けるこの「地」球であり、心理を希求する「知」であり、また彼ら科学者の流す「血」である、というタイトルコールの変奏曲がまたも見事に決まっていて格好良い。 主人公たちにもそれぞれ見せ場があるけれど、『レ・ミゼラブル』のジャヴェール警部のように異端者を追い詰めるノヴァクも印象的。面白いキャラクターでもあり、また、彼が登場することが第1部と第2部の連続性を保ってもいるけれど、それ以上に彼の内面が今後どう描かれるかが興味深い。
0投稿日: 2021.07.30
powered by ブクログ第三者による反論が許されないならそれはー 信仰だ。 自分の思い通りにいかない 誤解とか、事故とか、予想外の存在とか そういう他者が引き起こす捩れが、 現状を前に向かわせる希望なのかもしれない。
0投稿日: 2021.07.18
powered by ブクログ地動説漫画の第4巻。 だんだんエピソードが長くなってくるな。 オクジーの心境の変化がなかなかに胸アツ。まさに「知」と「血」の物語。 ヨレンタがどうなるのか気になる。
0投稿日: 2021.07.08
powered by ブクログ謎めいた「チ。」というタイトルを噛みしめる第4集。 真理は人それぞれで、それぞれに信じた「チ。」を目指す。 ヨレンタはもうお役御免なのかな、と思いきや、 そうゆう角度で関わってくるの?というビックリ展開。 思わず第3集を読み返して、なるほど。。。と思ってしまった。 それにしてもギャグテイストのノヴァクさんをちょいちょい差し込むのはズルイわー。 緩急効きすぎて怖さ倍増。 おまけ ===チ。辞苑=== 【知】…… この世は非道徳的なことで溢れかえっている。そういう世界を変える為に必要なもの。 【C教】…… 数百年前西ローマ崩壊後、秩序が失われた。そこでは混乱と暴力が蔓延った。 あらゆる権力が生まれては消えバラバラな人類を統一する術はなかった。 誰も彼もが皆、大切なものを奪われた。 そんな狂気の沙汰に唯一希望の光を照らしたもの。 社会に文化と道徳を布教し、日々に愛と救済を与えた。 C教により人々は繋がる。 【異端者】…… 信仰を失い、破滅に存在意義を覚える者。 履き違えた自由を奪い、道徳や倫理を砕き連帯を切り捨て、 救いと希望を放棄し、人々を分断する。 彼らは悪魔に唆された被害者であり、魂は死後、地獄へ行く。 【血】…… 異端者は悪魔と結託してこの世界を変えようとする。 それを阻止する為に最も重要なもの、 世界を今のままに保持する為に必要なもの。 【信仰】…… 理論や理屈を超えたところにあり、第三者による反論が許されないもの。
4投稿日: 2021.07.05
powered by ブクログそうきたかー!という人間関係にちょっと驚く4巻。確かにその伏線は過去の本で触れられていましたね。 1〜3巻同様、地動説に心を揺さぶられた人たちが、C教迫害の中真実に近づきます。 恋愛は障害が多いほど燃え上がる、といいますが、これなんかはまさにその一例でしょう。命がけ過ぎなのが玉に瑕です。 これまでと違って評価を少し下げたのは、画力が圧倒的に落ちてしまったことです。 巻を重ねると画力はどんどん上がっていく。一巻のペンが走っていない頃が懐かしい・・・となりそうなものですが、それを裏切ってくれました。 ストーリーに引き込まれているだけに、画の崩れで現実に引き戻されてしまいます。 この方自身の巧拙の評価ではなく、「なにかあったんじゃないかな?」と思うほどです。 作家の方に届くかわかりませんが、言いたいこと。 創作ペースと、連載ペースにギャップがあるようなら、無理せず、ゆっくり。名作に仕上げてほしい。一読者からの願いです。
0投稿日: 2021.07.03
powered by ブクログ真実って、ほとんど多くの人にとっては見たくないもの。そんなに人間強くない。目を背けない強さがある人だけが世の中を変えることができるのかもしれない。それにしても人間って面白い。 最後、、、なんて展開だろう、、切な過ぎるよ。
0投稿日: 2021.07.03
powered by ブクログ学問から遠いとされていた者が学問のあり方に気づきながらも将来を絶たれる展開の不条理さが何とも切ない。
1投稿日: 2021.07.01
