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チ。―地球の運動について―(3)
チ。―地球の運動について―(3)
魚豊/小学館
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総合評価

43件)
4.2
16
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    どの国でも男尊女卑などの差別はある…。 自由って幸せなんだなぁ。 積み上げてきたものが否定される恐怖。 人生が意味のないものだったと気づく恐怖。 今までのしてきたことは無駄だった?

    25
    投稿日: 2026.03.19
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    2021/4/4第1刷発行 2024/11/26第18刷発行 諸君はこの時代に 強ひられ率ゐられて 奴隷のように 忍従することを欲するか むしろ諸君よ 更にあらたな 正しい時代をつくれ 宮沢賢治「生徒諸君に寄せる」

    1
    投稿日: 2025.12.10
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    決まりを交わしたい 時間と資源は限りがあるんだ有益に使え 神と真理の為なら退きたくない きっと、それが何かを知るという事だ。 では、もし…積み上げた研究を一瞬で否定する力があって、個人の都合や信念を軽く超えて、究極に無慈悲で、それ故に平等な、そんなものがあるとしたら、それを何と言うと思いますか? 私達の人生はどうしようも無く「この時代」に閉じ込められている。だけど、文字を読む時だけは嘗て居た偉人達が私に向かって口を開いてくれる。その瞬間この時代(セカイ)から抜け出せる。文字になった思考はこの世に残って、ずっと未来の誰かを動かす事だってある。そんなの…まるで、奇蹟じゃないですか。

    0
    投稿日: 2025.09.29
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    ヨレンタさんがオクジーに文字の持つ力について説明しているシーン、感動的すぎる。やっぱり最後に残るの言葉なんだなきっと。たしかチャーチルも似たようなこと言ってたっけ。 今私たちが、何百年、何千年も前に書かれた文章を読めること、そしてそれによって学びを得たり感動したり古代に思いを馳せたりできること、これがどれだけ奇跡的で感動的なことか、ヨレンタさんの言葉で改めて再認識させられました。 いやあこの漫画、壮大な歴史ロマンであると同時に思想書でもあるのかもしれない。ほんとにすごい漫画だ。

    0
    投稿日: 2025.08.23
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     バデーニは、「惑星の中心は太陽である。軌道は真円である。惑星は一定の速度で運行する。」ということに、不具合があることを感じる。そして、そのことの質問を掲示板に貼り出した。  それを半日もしない間に、解答した少女ヨレンタがいた。  女が学問をすることが許されなかった。ピャスト伯の講義にも参加できず、講義室の地下で聞いていたのだった。そして論文を書くが認めてくれない。自分の名前で出せないのだ。ヨレンタは絶望していた。  そして、ヨレンタは、バデーニとオクジーに会うのだった。  そのバデーニとオクジーの疑問を解決するには、一番資料を持っているピャスト伯に合わせるのだった。ピャスト伯は、プトレマイオスの天動説を完成させる立場があり、資料は古のものから全て集めていた。その図書室の鍵を、バデーニとオクジーに渡すのだった。  異端審問官のノヴァクの異端者に対する拷問は、本当に厳しい拷問だ。爪を剥がす。指を押しつぶす。口の中の歯を破壊し、唇を引き裂く。    地動説を唱える異端者に、そのようなことが史実としてあったのだろうか。もしあったとしたら、宗教って、残酷な行為を容認することに驚くばかり。宗教の名で戦争が起こるって、いったい宗教とはなんだろうと思う。バタイユのいう蕩尽としての一つとしての宗教が、戦争を生み出している。  不思議なテイストの、天文学と宗教の葛藤の中に、自分の人生を重ねていく。

    3
    投稿日: 2025.08.22
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    第12回流浪にビブリオバトル・大和郡山ビブリオ共同開催onlineで紹介した本です。 チャンプ本。 2022.4.23

    0
    投稿日: 2025.05.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「物理の前提が「嘘」だとしてもそれは公表されない。 何故なら、絶望した研究者が自死を選択するから」と 言っている人がいる。そのことを教授とピャストを見て 思い出した。 そして思い出すのが「不正解は無意味を意味しない」。 不正解だったとしても、それまでの観測や記録や計算 は無意味なものじゃないし、その中での発見も多いと 思う。命をかけてでも取り組む研究に成果がどれほど 重要かは想像はつくけど… 希望も夢も見出せない世界で、ひたすら「天国」へ行 けるよう教会の教えに沿って生きる - そんなオクジー の発言は聞くのも辛い。格差ある世界を作ったのも、 維持しているのも神様ではなく人間なのに。

    0
    投稿日: 2025.04.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ヨレンタが巻き込まれるのが心配だったので 一応安心したものの、やりたいことがやれないのは しんどいなとも思う。 とは言え命懸けで研究するのは恐ろしすぎる。 文字は奇蹟、という言葉にはぞくっとした。 文字があるからこそかつての人たちの思いを知ることができる。 確かに奇蹟だと思う。

    0
    投稿日: 2025.04.03
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    メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1902588559305142281?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw

    0
    投稿日: 2025.03.20
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    才能も発展も人生も、いざって時に退いたら終わりだ。 この世は、 最低と言うには魅力的すぎる。 「不思議だ。ずっと前と同じモノを見てるのに、 少し前から まるで違く見える。」 「だろうな。」 「え?」 「きっと、それが何かを知るということだ。」 「もし・・・積み重ねた研究を一瞬で否定する力があって、 個人の都合や信念を軽く超えて、究極に無慈悲で、それ故に平等な、 そんなものがあるとしたら、それをなんと言うと思いますか?」 「それは・・・真理だ。」 文字は、まるで奇跡ですよ。 200年前の情報に涙が流れることも、 1000年前の噂話で笑うこともある。 そんなの信じられますか? 私達の人生は どうしようもなく この時代に閉じ込められてる。 だけど、 文字を読む時だけは かつていた偉人たちが 私に向かって口を開いてくれる。 その一瞬 この時代(セカイ)から抜け出せる。 文字になった思考は この世に残って、 ずっと未来の誰かを動かすことだってある。 そんなの・・・  まるで、 奇跡じゃないですか。 以上はネタバレでは無いですが、 第3集に出てくる、深い名言の数々です。 本書のシリーズは全8冊ですが とても内容の濃い、現代人向けの実践的な哲学書 だと私は感じました。 個々の登場人物が、出自も考えかたも価値観も違うのに、 それぞれ相互の関係性を通して自問自答しながら 生きかたを模索し続けていく。 その姿に感銘を受けました。 まだ読んだことのないかた、 漫画でもアニメでも構いません(どちらも、それぞれのよさがあり素晴らしいです)、是非ご一読ください、、、!

    0
    投稿日: 2024.12.18
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    第3集、神回本じゃないか! 凄すぎて感動して泣きそうになる。 漫画で初めてメモした。 難しい言葉なくても伝わってくる。 「真理」とは 魚豊さんのこのメッセージ 誰にパスしようか。

    7
    投稿日: 2024.12.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    感想 個人の都合や信念を越え究極に無慈悲に故に平等、それが真理。1人の人生を1人の歴史をそして人類2000年の歴史全てが間違い。だがこの漫画のように多くな人が人生をかけて真理を追求し続けてくれたおかげで今の俺の生活がある。ありがとう、過去の偉人たち。

    0
    投稿日: 2024.10.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この世の中で上手く動くより、この世の中自体を動かしたいんですが、それは無謀すぎるでしょうか? この世は、最低と言うには魅力的すぎる。 文字は、まるで奇跡ですよ。 ヨレンタ君

    0
    投稿日: 2024.09.30
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    ヨレンタさん、めっちゃ「男なりせば」って感じ。才能があり努力もしているのに報われず、それを受け入れてしまっているのが辛いし共感を呼ぶ。

    0
    投稿日: 2024.08.26
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    2023/5/20 女性への差別は今よりも凄まじいもので 今よりもずっと死が近くて苦しい世界で 文字が読めない人の方が多い時代 文字が読めるということがどういうことなのかって そういうことすら考えたことなかったけど 過去と容易に繋がることができるのはすごいこと 16:37

    0
    投稿日: 2023.05.20
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    文字は奇跡だ。私達の人生はどうしようもなくこの時代に閉じ込められているけど、文字になった思考は時間と場所を超越する。

    0
    投稿日: 2023.01.24
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    ・13話 女性キャラの波動を感じる。 ・14話 ヨレンタ。 ピャスト伯の元で働く研究員。まだ14歳。 ・15話 異端者扱いされるのと魔女扱いされるのってどっちがやばいのかしら。 ・16話 普遍論争?唯名論?後々調べてみよう。 ・17話 この世の中で上手く動くより、この世自体を動かしたい。 ピャスト伯というのは天動説、プトレマイオスモデルの完璧な証明に人生を捧げてる貴族だった。 ・18話 アストロラーべってどうやって使うんだろ。 苦悩の梨の使い方は覚えた。 ・19話 「満ちてない」とは? ・20話 大地と宇宙が一つなら、どんなに汚してもこの世から輝きは簡単に消えない。 満ちた金星と言うのはあってはならないと思われてたんですね。 金星が満ちてるとか満ちてないとか気にした事無かったので、私も「知ること」が出来ました。 ・21話 奇跡という言葉すら簡単に言ってはいけないんですね。 1話での神扱いも駄目でしたもんね。現代人がこの時代に飛んでボキャブラリー炸裂させたら即アウトってわけ。 またしても一人、誰かに何かを託して死んでしまった。

    0
    投稿日: 2022.12.22
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    ヨレンタさんの登場。 女性であることから論文発表も研究会にも参加させてもらえず、しかしながら学習欲があり真理を突き詰めたい意欲が高い。 そこから2000年の間受け継がれてきた天動説の第一人者ピャスト伯の登場。 長い歴史の間受け継がれてきたことを間違っていると認めることがどれほど難しいことか。。。

    0
    投稿日: 2022.11.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    バデーニとオグジーはより多くの記録を手に入れるために、天文学の問題の張り紙を出す。その問いに回答してきたのは天文研究所の助手をしている少女ヨレンタだった。彼女は天文学についてのたぐいまれなる才能を持っているが、女であるがゆえにその功績は先輩コルベに奪われていたのである。 協力しはじめる3人に次ぎの一歩を提供したのは、天動説を強力に主張する天文学研究所の主催者ピャスト伯だった。高齢で視力を失いつつあった彼は満ちた金星という地動説ではどうしても説明できないものを観察するようにバデーニたちに求めるのだった。 オグジーが満ちた金星を観察したと報告すると、ピャスト伯は観察記録の詰まった図書室のカギをバデーニに渡してこと切れる。 話は面白いんだけれど、もうちょっと絵が綺麗だったらな。あと、人々の思考の流れの中に、今の若者の発想的な発言がちょいちょい入っているところが、純粋な歴史物語と違って、そこは私は違和感しかないけれど、この作品の読者層には訴求するのかもしれない。

    3
    投稿日: 2022.10.13
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    p.175 文字は、まるで奇蹟ですよ。もちろん、救世主様が起こす奇蹟とは全く別種のものですよ。でも、本当に文字はスゴいんです。アレが使えると、時間や場所を超越できる。200年前の情報に涙が流れることも、1000年前の噂話で笑うこともある。そんなの信じられますか?私たちの人生はどうしようもなくこの時代に閉じ込められてる。だけど、文字を読むときだけはかつていた偉人たちがわたしに向かって口を開いてくれる。その一瞬この時代(セカイ)から抜け出せる。文字になった思考はこの世に残って、ずっと未来の誰かを動かすことだってある。そんなの、まるで、奇蹟じゃないですか。

    0
    投稿日: 2022.10.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おもしろ!!最終巻まで一気読み。 3-4巻あたりが好きなので感想はここに。 星空、朝日が見たくなる。 好奇心に突き動かされること、就職やら仕事やらに役立つとは思えないことでも知識を求めるのと、考えることの本質について、考えさせられる。 正解がないこと、疑うことなど。

    0
    投稿日: 2022.08.21
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    続きをお借りしてきて 少しずつ読もうと思ったのに 気がついたら全巻制覇していました。 知識欲オレ様なバデーニと純朴なオクジー 意外といいコンビかも。 そこに加わった少女ヨレンタ。 女性は講義にも加えてもらえない時代 床下に潜りこんで聞くという行動力の塊! 天動説を信奉するピャストにも過去が。 そもそも天文の研究自体が 低くみられていた頃もあったんですね。 「文字は奇蹟」というヨレンタ。 見知らぬ場所に行ける喜びは何者にも変え難い。

    2
    投稿日: 2022.08.21
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    女であることも罪の1つか……まあそれはキリスト教だけじゃなくて仏教も同じだからなぁ。 あれ?そう考えたら何でなんだろ……

    1
    投稿日: 2022.07.02
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    「言葉」は「奇跡」。 文字を読むとき、言葉を深く脳に刻んでいきたいと思えるセリフ。 そして、「真理」に到達することも、また奇跡のひとつであろう。

    0
    投稿日: 2022.05.30
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    時には大胆さが必要なのです。 現実の昔の研究者たちも相当凄かっただろうな。 真理を求めるために信仰を否定するかもしれない。相当な覚悟だよ。

    0
    投稿日: 2022.05.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「私の心は学者です」 「だから私は、神と真理のためなら退きたくない」 「才能も発展も人生も、いざってときに退いたら終わりだ」 「文字は、まるで奇跡ですよ」 少女ヨレンダは問題文の前で佇む 世界は真理にも女性にも厳しい時代だ 〇人生をかけた仮説が崩れた2人 それでもその研究があったからこそ 一人だけで辿り着ける場所はないのだなと 〇自らの才能を恃むバデーニ。先人の研究を踏み台とうそぶき、真理に手を伸ばす 〇地動説は体感以外に“真ん中”のおごったような説の一面もあると思ってたけど、宇宙の真ん中に磔けられているとか全ての最下層であるという考えは無かった。そこにとらわれた人は怖ろしかっただろうな

    9
    投稿日: 2022.04.24
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    第3集から出てきた、ヨレンタという少女の言葉を書き留める。 「文字は、まるで奇跡ですよ。」 「アレが使えると、時間と場所を超越できる。」 「200年前の情報に涙がながれることも、 1000年前の噂話で笑うこともある。 そんなの 信じられますか?」 「私達の人生は どうしようもなく この時代に閉じ込められてる。」「だけど」 「文字を読む時だけは かつていた偉人達が 私に向かって口を開いてくれる。 その一瞬 この時代(セカイ)から抜け出せる。」 「文字になった思考は この世に残って、 ずっと未来の誰かを動かすことだってある。」 「そんなの…」  「まるで、」 「奇跡じゃないですか。」 。。。これらの言葉は、尋ねたオクジー、 読んでいる私の心 に 大きく響いた。ので書き留めておきたくなりました。。。

    58
    投稿日: 2022.02.13
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    真理を求める人々の執念というヤツは何と狂おしく、そして切ないのか。 オクジーとバデーニの行動はさておき、ロレンタの苦悩はなんとも…。 やりたいことができない、という呪縛は地動説を信じる人々だけでなく、生まれ持った性別にすらかかってくる。 そのやるせなさがあの行動力に繋がってる、というのはなかなかに強烈ではあります。魅力的。 そして何より、ピャスト伯。 「2000年」と言ったその悔しさは…我々には伺いしれないものがあったのではないでしょうか。 でも、同時に「師匠」の最期の後悔は同じようにピャスト伯をも苛んでいたのだろう、と。 だから「真理」をこそ求めたのでしょう…。 ただ「知る」という自由を得る事すら、こんなにも苛烈な時代があったんですねぇ…。

    3
    投稿日: 2021.11.19
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    天動説が有力な世界で、 意義を唱えたら異端だと拷問されて殺されてしまう世界で、 それでもなお志を持ち、命をかけてでも、気高く真理を追求していこうとする話。

    0
    投稿日: 2021.11.03
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    修道院の天才副助祭・バデーニの人間的に最低な部分が露呈されるところから始まる第3巻。 女だからと才能を認められない、いとも簡単に手柄を奪われるヨレンタも、その漫画がここまで一貫して描いている、この時代の暗くて救いのない部分を体現している存在として描かれる。 (今のところまだ殺されなくてよかった、と安堵した) それにしてもこの漫画、なかなか天才にすぐ出会えるもんなんだな、とは思う。笑 老い先の短いピャスト伯のように、誰かが一生を賭けて、あるいはユダヤ教以来2,000年のあいだ人類が追い求めた「真理のはずのもの」がそうではなかったと認める転換というのは、今の時代のどの価値観よりも重く大きなものなのだろうな、とは思う。 ただ、その重みを自分ごととして共感するのはなかなか難しくもある。

    3
    投稿日: 2021.10.05
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    おぉぉ、むちゃくちゃすごい。 この巻は、キーマンが新たに登場し物語が進んでいく。以前のような宗教的な縛りの描画は少なく、社会的ヒエラルキーが絡んだ世代交代が物語の主題になっていた。 話の内容は、確信に迫ってる(と思われる)こともあり、実際の史実(着色はありつつも)や天体の理論に触れていて難しさは増しつつあるなと感じる。 前巻より画力が上がった気がする。画の違和感が圧倒的になくなった。 終盤は探究心やコトバに関するかなり深い内容が描かれてて心が熱くなる。 マジで本当に起きたことが描かれているのかというくらいリアルだった。 賢さだけでなく、たまたま巡り合った人たちの大胆さや好奇心といった各個性が合わさっているのが面白い。 時代制約が多い中、壮大な真理に迫る物語は留まることを知らない。

    2
    投稿日: 2021.10.03
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    文字は奇跡だというヨランダの言葉に感銘を受けた。200年前の情報に涙が流れることも、100年前の噂話で笑うこともある。よく考えると、それってすごいことだ。

    2
    投稿日: 2021.09.11
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    今まで出てきた学問を志していなかった市井の人たちの一人だった登場人物に、さらに当時人間として一人前には扱われてきていなかった(そして今でも差別が存在する)女性が加わる。 学問をしていて悔しいことは力及ばない時、そこに入れてもらえない時だろう。その二つが描かれている。学問の世界が今、開かれているのは今までの反省によるものだと知っている。権力に独占されないか監視を不断に重ねていく必要があると思う。

    1
    投稿日: 2021.08.27
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    読むのがストレスになるくらいには疲れる。 3巻一気に借りるんじゃなかったし、 絵が下手すぎて何言われても説得力に欠ける。 博学な作者さんが、頑張って漫画描いて そのキャラクターたちを通して めちゃくちゃ 博学アピールしてくるような印象の作品。

    0
    投稿日: 2021.08.18
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    「チ。地球の運動について第3集 魚豊 小学館 2021年」扱うネタは古いが、男女差別に打ち勝とうとする話は現代的。流行る要素が揃っている漫画。面白いんだが、3巻にしてちょっと飽きて来た。地動説の証明をして、当時の常識を覆して、それにどうフィクションの面白さを付け加えるか。4巻楽しみ。

    0
    投稿日: 2021.08.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【あらすじ】 絶望の淵で、意志を穿つ、覚悟はあるか? 「地動説」に魅せられたグラスの想いを受け継いだオクジーは、一縷の希望を胸に、孤高の天才修道士・バデーニの元を訪れ、石箱を引き継ぐ。そして、オクジーとバデーニが「地動説」証明のための新たな協力者を募ったところ、「女性に学問など」という時代に押し潰され、世界に絶望する少女が一人。 一度見えた希望を失い絶望の淵へと突き落とされた人間は、再び希望を求め、意志を貫き通すことはできるのか? 持てる選択肢は二つ。それでも意志を貫くか、否か。 ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 感想は最終巻にまとめて記載予定です。

    0
    投稿日: 2021.06.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    真理を求めることはつまり、人生をかけた自らの研究を自ら否定することになる。それは研究者にとって、最大のよろこびであり最大の挫折であるのだろうか。 託した者の気持ちを思うたび目頭が熱くなり、続巻が楽しみになった。

    2
    投稿日: 2021.06.12
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    ピャストさんの生き方、わかってしまって辛くなる三巻です。 でも、間違っているわけにはいかない理論という時点で自己矛盾。すでに間違えていることを半ば自明しています。自分の無知にを認める難しさにじわじわ来ます。 後味のエグミが好きな方にオススメです。 あと、ヨレンタ、がんばってます! うちの娘にもこの逆境を経験して欲しいな(社会差別も含めて体験して欲しいと思うのは親のエゴでしょうか)

    1
    投稿日: 2021.05.16
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    pp.173-177 のくだり全文書き下して共有したい ネタバレになるから自重するけど 素敵やん その勢いのままガリレイ『星界の報告』を読むともう 素敵やん

    4
    投稿日: 2021.05.05
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    前巻からのエピソードはこの巻でも終わらず長めのエピソードに。 才能があるのに女性だからという理由で排除されてしまうヨレンタはもう退場なのだろうか?これだけで終わるのはなんだかもったいないキャラクター。 生涯をかけてそれが世界の真理と信じて天動説を追求し続けたピャスト伯も良い。

    4
    投稿日: 2021.04.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「この世は、最低というには魅力的すぎる。」 「きっと、それが何かを知るということだ。」 「文字は、まるで奇跡ですよ。」 セリフがみんなかっこいい。 ヨレンタのお父さんの顔が全然でてこないの気になった。 ヨレンタの生きづらさは大昔のもののはずなのに、何故かわかるとおもってしまった。

    4
    投稿日: 2021.04.02
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    研究者にとって自分のライフワークを否定される事実を突きつけられることは自分の人生を否定されるようなものだ。それでも研究の蓄積は確かに意味を持ち、後進に受け継がれ真理の探究の礎となる。真理に辿り着く道にいなかった悔しさは消えないにせよ。 ラスト近くの描写がそれを克明に物語っている。

    4
    投稿日: 2021.03.31
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    今回も面白かった。タイトルのチ。って恐らく地球の地でもあるけれど、知識の知も含まれるのかなぁと思う。 実は1巻が面白くて2巻を読む勇気がなかったのだが、書店で3巻が出ていたので本日2.3巻を続けて読みました。 受け継がれる知識のバトン。 これまで積み上げてきたものが根本から違っていたと受け入れることの難しさ。渡されるバトンの手が多ければ多いほど歴史がある。その歴史の根本が間違えていたと認めるのにはあまりにも時間がかかり過ぎている。 単なる数字上の学問と捉えたら、解答間違え、で終わる話だけど、そこに人の人生が加わると、「正しいと思って人生を捧げていた自分たちは何だったのか」となるわけで。 3巻は、「真理を追求する者たち」と、「これまで信じていた真理が真理ではなかったのではないか。いやそんなはずではないと己に言い聞かせる者たち」の話でした。続きが気になります。

    4
    投稿日: 2021.03.31