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グレイラットの殺人
グレイラットの殺人
M・W・クレイヴン、東野さやか/早川書房
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総合評価

130件)
4.4
59
50
11
0
0
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズ4作目。安定して面白いし、700ページの長さだが無駄な描写があまりない。 今回は「MI5」という英国の暗躍組織が登場。日本の公安警察みたいなもの? 毎度犯人当て・動機の解明で終わらずに、犯人が判明してからの1対1での対決という劇的な展開に定評のある本シリーズだが、今回はそれに加えてMI5との諜報戦要素もあり。イギリス政府が隠蔽したかった秘め事がまるまる動機に繋がっており、スケールの大きい作品に仕上がっている。政治色もあり、英国民ならさらに評価は上がっただろう。 「ワシントン・ポーの出生の謎」というサイドストーリーがシリーズを通して着々と進んでいくのもシリーズ読者としては気になるところ。実はMI5はこのためだけに登場させたのでは?

    0
    投稿日: 2026.02.14
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    ワシントン・ポーシリーズ4作目。 700ページを超えるボリュームなのに全く長いと感じさせない面白さでした! タイトルの「グレイラット」がなかなか出てこないのですが話が面白くて全然気にならず…1/3ほど読んだところでようやく出てきて、そういえばそんなタイトルだったっけ…と思い出しました。 物語はイギリス国内どころかアフガニスタンでの戦争の話も出てきて、かつてないほどの規模で展開していくのですが、最後の最後まで緊張感を保ちつつ読者を飽きさせないのはさすが!

    6
    投稿日: 2026.01.13
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    安定のワシントン・ポーシリーズ。 今回も面白かった! 登場人物の名前と、国の関係、覚えて理解するだけで必死だけど、それを乗り越えてなお余りある登場人物たちの魅力よ。 ポー&ティリーは言わずもがな、フリンがいなくて寂しいのを他のニューカマー達がまた埋めてくれる。 売春宿で死んだ男から国家的な事件へとつながっていき、二転三転の真相にも驚愕。こいつが怪しいんやろうなあ、あれ、でも実は…、的な。 次回はフリン復活、さあボタニストの殺人も読まなきゃ!続きがあることの喜びよー

    23
    投稿日: 2025.12.30
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    ワシントン・ポーシリーズ第4弾。売春宿でサミットの要人移送のパイロットが殺された。事態を重くみた政府はポーをMI5に協力させる。またアメリカからもFBIがやって来る。隠し事がある政府はMI5にポーと捜査をコントロールしようとするがポーは真実へと突き進む。 とても長い。事態は二転三転すると裏表紙に書いてあるがまさにそのとおりで真相に辿り着いたと思えば、次々と新しいことがわかる。ただそれが単調でで読んでいる内にどうせまだ何かあるんだろとあきてしまう。

    0
    投稿日: 2025.12.25
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    ポーシーリーズに出会ってから、ストーンサークル、ブラックサマー、キュレーターとそれぞれ2回ずつ読んで、本作読んだけど今回もとてもおもしろかった! 一気読みできるほどとても好きでおすすめしたいシリーズ!

    0
    投稿日: 2025.12.08
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    Audible!! iPhoneやFacebookみたいな現代のツールが普通に出てくるのに、物語の雰囲気はどこかアガサ・クリスティーの古典ミステリーをぎゅっと濃縮したみたい。この時代感のズレがすごく面白くて、今の話なのにちょっと懐かしい、不思議な感じが味わえる作品でした。 ポーとブラッドショーのコンビが二人でポワロの役割をやってるように感じたかな〜 ポーの大胆な行動力や勘の良さと、ブラッドショーの柔らかさや天然のユーモアの組み合わせが絶妙で、二人が一緒に動くと、自然とポワロ作品っぽい空気が漂ってくる。 一人の名探偵が全部こなしてた魅力を、二人で分担してるような感じで聴いていて妙に心地よかった。 途中中弛み感はあったけど、解決パートは怒涛の伏線回収&どんでん返しラッシュで大満足な読後感でした。 完全にティリー推しになったんでシリーズ聴き込み確定☆彡

    46
    投稿日: 2025.12.06
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    冒頭、歴代007俳優のお面を被った銀行強盗たちのシーンから始まる今回のワシントン・ポーのシリーズは、スパイ合戦の様相を呈する。 懸案事項だった裁判が優位に進行していたポーのもとにMI5の職員が現れ、ポーとティリーに協力を要請。さらに前作で声だけの登場だったFBIのメロディ・リーが姿を現して、ポーはよくわからないまま事件に巻き込まれていく。MI5の仲介役であるハンナ・フィンチの妨害もポーの苛立ちは増すばかりだ。 というより、読んでいるこちらも事件の全貌がまるでわからないまま、続けて起きる様々な出来事を消化しきれない。節目が変わるのは400ページを過ぎたころ、守勢だったポーが攻めに回るのだ。 次々と事実が明らかになる快感。あれほど起こっていた出来事が、見事に収束していく。最後はいくつか残ったパズルのピースを一つひとつはめていくようにして物語は着地する。まったくお見事。 愛すべきティリーの存在が今回も光る。しかし、ポー…、友人がいないといいつつ、彼の周りに集まるのは女性ばかりなのは、どうして?

    15
    投稿日: 2025.11.22
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    今回もおもしろかった! 700ページを超える厚さだけど、おもしろいし先が気になるから一気に読めた。 犯人はなんとなくすぐわかったものの、動機などはわからず、動機がわかったと思ったら今度はそこから……という感じで最後のページまで楽しめた。 今回初めて登場したアラスター・ロックがいいキャラしてて気になるけど、今後も出てくるんだろうか。 その点も楽しみにしておく。

    1
    投稿日: 2025.10.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    《ワシントン・ポー》シリーズ第四作。 要人の搬送を請負う会社の社長が売春宿で撲殺される。急遽捜査に加わることになったポー達。次第に明らかになる過去の戦地での事件、強盗団達、ラットの置物。最後に辿り着いた真実とは……? 中々のボリュームだけど一気に読み進めてしまった。途中までは過去の事件とか色々と情報量が多くてどうなるんだ…?と思ってたけど要らぬ心配でした。笑 今回も犯人の動機は重いけどまだ救いのある終わり方で良かった。 クッキーが出てきた時の絶対スケープゴートだろ感。 ティリーの話には耳を傾けるべし。 謎の贈り物には気をつけよう。 ポーの反骨精神の凄さはもう笑ってしまう。 家問題が解決したから次こそ実の父親が判明するのかな? エステル・ドイルの出番が少なくてちょっと残念。 次作ではフリンが復帰フラグたったから楽しみ!連続殺人事件で植物学者?気になる〜。

    0
    投稿日: 2025.10.26
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    ワシントン・ポーのシリーズ、4作目。初読は2023年。 再読してレビュー。 5作目の「ボタニスト」がとてもよかったのですが、脇役が多くて、それぞれの描写が少ないため、前にどう出てきたか確認するために、再読しました。 プロローグで、貸金庫の強盗事件が発生。 これが007ジェームズ・ボンド役の歴代俳優のお面をそれぞれにつけているという設定で、その奇妙さ面白さからいきなりの展開に、引き込まれます。 3年後、英国北西部のカンブリア地方では、サミットの開催を前に、警備が強化されていた。 ところが、とある建物の中で男が殺されているのが発見される。男は、会議参加者を運ぶヘリコプター会社の社長で、サミットと無関係とはいえなかった。 急遽、FBIやMI5も絡む、捜査チームが結成される。 ワシントン・ポーは、国家犯罪対策庁(NCA)重大犯罪分析課(SCAS)の刑事。 自宅の土地をめぐる裁判で勝ちそうになっているところへ、急な呼び出しが。 突然、名乗りもしない捜査官により秘密めいた建物に護送されるが、ポーはすぐに正体を喝破し、揉めるのも辞さない体勢になる(笑)。 規則を超えてでも力づく?で捜査に邁進し、他の人間にない洞察力を発揮するポーは、早急な解決のために招かれていたのだった。 現れたFBIの特別捜査官メロディ・リーは、前の事件で電話やメールでやり取りした関係。カッコいい黒人女性だった。 情報を秘匿したり、リードを取りたがったりするMI5のハンナ・フィンチに手こずりながらも、相棒の分析官ティリー・ブラッドショーと共に、どんどん先へ進むポー。 かっての強盗事件の際に置かれていた謎の置物(グレイの鼠)と同じものが置かれていることに、気づく。 二転三転する展開がテンポよく進み、分厚いのに読み進むのがらくらく~心地よい。 有能だが頑固で古いタイプのポーと名コンビとなっている、若いティリーの天才と無邪気さのバランス。 何しろ、ティリーが才能豊か過ぎるほどなので、何かで行き詰っても大丈夫! そして、武骨なポーとの信頼関係に心あたたまります。 もう読んだ5作目がまた、いいんですよね。でもその次も楽しみ!(笑)

    38
    投稿日: 2025.10.24
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    とても難しい政治的な話が多くて何度も読み返した箇所もある でも、その難しさが読み応えになっていてとてもおもしろかった 少しずつワシントン・ポーシリーズの読み方が理解できて伏線がわかるようになってきた

    1
    投稿日: 2025.10.22
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    4作目にしてスケールと物語の重厚さが一段上がったような気がする。 犯人はこれまでの狂気を孕んだ人間とはまた違うタイプで新鮮だし、アフガンでの出来事を含め本当の意味で国家レベルに達した事件で非常に重たい。 ただ、規模や表面的な見え方の違いから一見関係のない要素にもきちんと繋がりがあって、徐々にパズルのピースのようにハマっていく感覚が楽しい。 ポーとティリーのコンビネーションの安定感もかなり増していて、互いを補った時の噛み合い方がやっぱり好きだな。ティリーは徐々に常識を獲得していっているけど、要所で見せるぶっ飛び具合は健在で面白い。今回ポーの危険を顧みない行動力は鳴りを顰めていたものの、彼の正義感と真実を追い求める姿には尊敬を覚える。MI5組のハンナとアラスターも濃いめのキャラクターでとても好き。また出てきて欲しいね。 今までは海外ドラマらしい印象で、グレイラットの殺人は大作映画のような印象を受けた。ページ数はもちろんのこと、丁寧に張り巡らされた布石とテンポの良さから得られる濃厚な読書体験にまた酔いしれることができて良かった。次回は分作?みたいだけど楽しみだな。

    2
    投稿日: 2025.10.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この巻は分厚かったので途中時間がかかったけど後半は一気読み。あいからず一章ずつの区切りが短いので読みやすい。なんやかやハッピーエンド?なのもよい。

    1
    投稿日: 2025.10.09
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    ★3.8くらい 前作までのシリーズ3作より(主人公の身の上が)危なっかしくなく安心して読めた。なのに物語の中心になってくる謎は広大でスケールがあった。700ページくらいあるけど1日ちょいで読んでしまうくらい面白かった。一つの章が終わる毎にどんどん展開していくし、謎が深まるし、でも最後にはすっきりする展開がとても上手だった。主人公の余りある正義感と相棒の天才が愛らしい。いま和訳で出てる残りの2冊も早く読みたい。

    4
    投稿日: 2025.10.08
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    シリーズ第4作となると、ポーとティリーのコンビも安定感があり、2人のやり取りにほっこりしつつ、今回はアフガニスタンの各国の軍の話が絡んできて重ため… 重ためだけど殺人事件に関してはいつもほど犯人の狂気は感じられず。 が! ラスト真犯人についてはあっと驚かされ、流石です、完敗です(笑) 最新作も楽しみ!

    1
    投稿日: 2025.10.07
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    ワシントン・ポーシリーズ4作目。 サミット開催が迫るなか、要人を搬送するヘリコプター会社の社長が殺される。この事件と3年前に起きた貸金庫を襲った強盗事件には、現場に鼠の置物が置かれていたという共通点が。テロを警戒した政府はポーに捜査を命じるが、MI5の妨害で捜査は思うように進まず…。 今回はフリンがお休みしており、MI5との絡みでなかなか思うように捜査を進められないポーですが、変わらず細やかな捜査から、徐々に真相に近付いていきます。少しずつ全貌が見えてきたと思いきや、ポーシリーズあるあるの二転三転、四転五転していく展開に読む手が止まらない!犯人がわかったあとも気が抜けません。最後の最後まで楽しませてくれます。右肩上がりに面白くなっていくこのシリーズ。次作を読まずにはいられない!面白すぎる!

    21
    投稿日: 2025.09.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ポーとブラッドショーの活躍を楽しみたい方向け。警察小説の枠に変わりはないけど、軍絡みで、私にはつかみにくく、これまでの作品と比べるとなかなか入り込みにくかった。個人的には、フリンや解剖医も一緒に活躍する方が、小説としての面白みを感じられる。次作のボタニストは既読だが、こちらはとても面白く、グレイラットが馴染めなかった方も読まれると良いと思う、

    1
    投稿日: 2025.09.27
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    さすがのポーシリーズ。 過去の英雄の殺人事件から、過去の英雄の救出、その救出部隊の全滅、、、 いろんな過去の出来事と今の殺人事件がどんどん繋がって、解決したかとおもいきや更なる真実があるのがさすがです

    1
    投稿日: 2025.09.23
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    最後まで気が抜けない内容だった。 ワシントン・ポーシリーズの4冊目。知らずに読んだので、人々の関係性や前作の事件の内容がわかっていないところもあったが、ポーとティリーの関係や、ポーの性格が際立っていてかなりの読み応えがある内容にもかかわらず最後までなかだるみなく読み終えることができた。 最初の衝撃的なシーンが後の事件にどうかかわってくるのか、ヘリ会社の共同経営者がなぜ殺されなければいけなかったのか、まったく関係ない事件が結びついていく様子は面白く読めた。 犯行に至る動機、また、犯人が分かったあともいろいろ仕掛けがしてあって、最後まで本当に引き付けられた。 アラスター・ロックがかっこいい!!

    1
    投稿日: 2025.09.19
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    M•W•クレイブンによるワシントン・ポーシリーズ4作目。 大人になってから、こんなにワクワクさせられたシリーズは他にない。 今作は、3年前に起きた強盗事件と、新たに起こった殺人事件との共通点を巡るうち国を揺るがす悪辣な真実に辿り着く。 作中でイギリスやアメリカの軍務に関する用語が幾つか登場するが、軍事関係の用語にはあまり明るくないので辞書を引きながら読み進めた。 作中に登場する多様な伏線、違和感…。 ミステリ作品を読む時の楽しみは、自分もチームに加わった気になって推理することだ。 靴の結び方の意味、ラットのもつ意味、ストーリー序盤では多方面に伸びていた推察が、情報を得るごとに行き場を失くし、物語中盤では全く手詰まりになっていた。 物語が進展する中、ひとり手を止め宙を仰ぎ、それまでの状況を整理する。 紙とペンを用意して、現在置かれている状況と関わる人々の情報を書き出しては、新たな真実を見つけようと推理した。 二転三転どころではない。ページを巡るたびに、事件は表情を変える。 これまでの三作も展開が目まぐるしく、とてもエキサイティングだったが、今作はまた一味違うシリアスな作品であったように感じた(前作を読んでからかなり時間が経過しているので、記憶は淡いが…) しばらく読んでいない間に、6、7作目も出ていたようなので、明日早速続きを買いに行こうと思う。

    2
    投稿日: 2025.09.09
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    いやぁ…相変わらず面白くて食事を忘れて読みふけってしまいました笑 物語が後半になるにつれて話がどんどん回収されていくのがページを捲る手が止まらないことの一因です 今回、仕掛けはわからなくても ちょっとこの人怪しい という人の目星はついたのに、そこの繋がりまでは読めなかったなぁ、私の考察まだまだです 次のシリーズも楽しみすぎる!

    3
    投稿日: 2025.09.04
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    ワシントン・ポー シリーズ4作目。 このシリーズの中では今のところ私はこれが1番好きかも。700ページ越えの大作だけど、読みやすくて一気に読めてしまう。真相が2転3転するので最後までハラハラできる。 今回はFBIやMI5も関わって、密輸とか戦争とかスケールの大きな話になっていく。それでもティリーとポーの会話が相変わらずで笑ってしまうぐらい楽しい。

    12
    投稿日: 2025.08.18
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    ワシントン.ポー シリーズ4作目 前作までは、600ページ超えで 毎回うろたえてたけど とうとう、4作目は700ページ超え! もう慣れてしまってうろたえなくなったけど 持って歩くには重い…重すぎる 前作からのFBI捜査官も登場し、 馴染みのないMI5まで登場 過去のアフガニスタン作戦も絡んでくる 今回もすごいボリュームだし 奥が深い 登場人物が多くて頭もかなり混乱 誰が…誰で??  二転三転しながら 真相に近づいていってるようで、ちかづいてないような…わからない 付箋でマークしたり、メモを書いたり 前半はかなり手探りで読むような感じ。 ここは忍耐!    さすがに怪しい人物もいて 今回は犯人がわかりやすい展開じゃない…?  ほら〜!やっぱりね!  4作目ともなると 読者もだいたい特徴を掴むのよね〜…などと 調子よく読んでいたら、そこからがまたすごい! あ~面白かった 今作も楽しませてもらいました。 犯人に対峙している時のポーのセリフ 「こういう細かいことが気になって気になって、  夜眠れないんだよ。」 (たしか、刑事コロンボもよく言ってるセリフ) MI5のロックのセリフ 「きみは流れる水のようだな、ポー  立ちふさがる者がいれば、それを迂回する  あるいは乗り越える。誰にもとめられないし、  制御できない」 この直感的に気になった事をグイグイとことん追求していくところがこのシリーズの醍醐味で ワシントン.ポーがよく表されていて このセリフがかなりのお気に入り。 ワクワクする終わり方もとても良かった!

    3
    投稿日: 2025.08.09
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    中盤まで翻弄される、あるいは五里霧中な展開ですが、中盤以降解かれていく物語と日本人には体験できないし、したくない戦争というものがつながりびっくりするものが明かされる時には、驚いた。 2958冊 今年186冊目

    6
    投稿日: 2025.07.07
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    相変わらずの2転3転で、想像もつかない方向から終わった。 それと並行してポーの居住権も気になるし(今更気づいたけど作者はカンブリア出身なんですね)。 あとがきの作者からのメッセージに、ドキッとする。充電器、、、はい。

    7
    投稿日: 2025.06.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった! 今までで一番引っかかりがなかったというか バーンズの単独犯厳しいやろって思ってた部分も協力者がいたし、アラスターロックの微妙な協力してくるのも変やと思ってたから、ちゃんと説明があってとても面白かった

    0
    投稿日: 2025.06.01
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    シリーズ作でいちばん引き込まれた。早く先を読みたいという気にさせられた。バーンズのバックグラウンドでサイバー系のトリックを張り巡らせることができるというのが納得いかなかったが、ちゃんとその答えが用意されていてよかった。 『ストーンサークルの殺人』から長編4作目、さらにこれを読む前に電子書籍限定の短編3作を読んで、このシリーズ作の特徴とポーの性格、作者クレイヴンの性格がよくわかってきたように思う。例えば、ポーの価値観(真実を明るみに出すか出さないかの判断)や、好意的に描かれている人物が果たしがちな役目、ポーは捜査のために毎回自腹を切りそれを苦にしない(あるいは気前がよい)とか、ティリーは別の組織のヘッドハンティングを断っているとか、ポーの生物学的父親問題を引っ張っていくとか、作者の軍人歴を物語に生かすなど。 先を読みたいが故に飛ばし気味に読んだように感じていたが、本筋には関係ないことが結構印象に残っていることからすると、意外ときちんと読んだのかも。以下、メモしておいたこと。 雑談能力を自主養成中のティリーはかわいい。それに対するメロディ・リーの反応はアメリカ人らしい。 ティリーが自分はうそをつくのも思っていることを隠すのがへたくそだからと、アラスター・ロックがいる間は意図的に席を外していたというのもかわいい。たびたび空気を読まずに話をするティリーだが、アラスター・ロックには(あるいは、ポー以外には)話すまいという分別はあるのだな。 ポーの家からヴィクトリアが帰って行ったのに、「エドガーがそのあとをついていった。」というのも犬らしくて微笑ましい。

    1
    投稿日: 2025.05.27
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    今作も一気読みだった! 毎度、事件が複雑かつ緻密で面白い。 作者のお写真を拝見するたび、リアルポーじゃんと思うw

    2
    投稿日: 2025.05.25
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    これまでの同シリーズ作品に比べ、国家が絡んできてスケールが大きくサスペンス味が強い。 メインの殺人事件に加えポーの家問題、MI5との緊張など色々な要素があるが、あまり混乱はせず読みやすい。この長さで最後まで飽きることなく読めるのがすごい。 シリーズ過去作で出てきた登場人物もちょこちょこ出てきてシリーズのつながりも面白い。 ただ、個人的にはブラックサマーの殺人みたいな方が好みではある。

    1
    投稿日: 2025.05.23
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    裏表紙の紹介文の通り、二転三転する内容は楽しめました。 しかしハードボイルドものに見せかけて、だんだんとハーレムものになってきているのは気のせいでしょうか…笑

    0
    投稿日: 2025.05.18
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    復讐による軍隊の英雄の死  今回の舞台は、英米首脳会議の準備をしている高級リゾートホテル。  イラク派兵の英雄の陰惨な死の謎を解決するために、国のスパイ組織から解決を依頼されるポー部長刑事。  結局は復讐の話なのだが、華麗な舞台とイラク派兵の闇、様々なディテールも深化しており大満足の作品だった。

    0
    投稿日: 2025.05.17
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    最初のページを開いた途端、笑ってしまったw BGMで007を流しながら読みました。 ショーンコネリーとクレイグのしか観たことないけど、暇な時ちょっとずつ観てみようかしら。 そしてたまたまMay the 4thから読み始めて、タイムリーに好きな話題が出たのも楽しかった (私のような人間を表現するとしたら"もしもティリーのIQが50しかなかったら…"という言い回しがちょうど良い気がしている)

    12
    投稿日: 2025.05.07
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    ポー刑事シリーズの4作目 もう間違いない安定のおもしろさ… 今作は歴代のジェームズ・ボンドを演じた俳優さんのお面を被った男たちの金庫強盗から始まる 笑→驚く→ニヤリ→謎→驚く→汗→驚く→胸熱→ニヤリ とにかく こんな感じ…(笑) 胸熱は 物語の終盤〜 ある組織の職員とポーがビールを飲むシーン! この場面はもうね〜 なんというか、込み上げてきた 色々と考えさせられるしね! きっとこの先も彼はポーを助けてくれるんじゃないかしら? エドガーもすっかり心を許したみたいだし…(笑) でもね! これでは終わらないのがね この作品を愛してやまない理由の一つでもあるんだけどね~ さらなる胸熱がラストに用意されていたのよ〜!

    3
    投稿日: 2025.04.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズ4作目。 相変わらずテンポよく進行し、面白い。 動機や真犯人が実際にそれが可能だったかについては少し弱い気もするが、、、。 ただ700ページ強でも楽しく読めた。 次作に期待。

    0
    投稿日: 2025.04.14
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    ポーはお気に入りの家を失いそうになっていた。ティリーに弁護を頼み見事勝利を手にしようとした瞬間呼び出された。 連れて行かれた場所はMI5。依頼はキュレーター事件で知り合ったFBIのメロディ特別捜査官から。時限的に売春宿になっていた空き家で拷問を受け殺された男は国際会議に出席するVIPを運ぶ民間機のパイロット。 というはじまりのお話で、まーいろんな捜査機関が入り乱れそれぞれの思惑が交錯し進展がない中ポーとティリーは我が道を行き少しずつ成果を上げてゆく 最初に家を取り上げられそうになったポーが頼るのが最高の頭脳を誇るティリーで、相手の弁護士などまったく相手にならず実に爽快。一旦スカっとしてから謎に挑むので上機嫌で読み始められます。 色んな人が出てくるしとてもスケールが大きなお話なのでしっかり読み進めたい。フリンも気になるけど少しだけ話題になる。フリンもティリーもポーにとって欠かせない友人であり同僚なんだな~。暴れん坊のポーにきちんと友人ができてよかったな~大事にしてね。 しかしほんとに主要なメンバーはポー以外はほぼ女性。でもポーは浮いてないのが不思議。 ドラマとかにしてくれないかな 見たいな~。 あっという間によんでしまいました。面白かった。

    3
    投稿日: 2025.03.18
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    第四弾でも面白さ衰えず…この止まらない感じ何かに似てると思ってたけど海外ドラマだ、文字だけなのに自分の頭の中の思い出が全部映像。登場人物が多くて途中苦労したけど第一弾を彷彿させる戦いだった。シリーズ通してだけどポーがちょいちょい心の中にメモするのが結構好き。そしてもはや謝辞が楽しみで読んでる感すらある。

    1
    投稿日: 2025.03.13
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    そことそこが繋がるのかと驚いた。 だいぶ前に前半を読み、読書時間に空白期間が生じていたために混乱してしまった。だが最後の方に物語が加速して行って面白かった。

    1
    投稿日: 2025.02.03
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     ワシントン・ポーシリーズ4作目で、二件の殺人事件と殺害現場に残されたネズミの置物、軍事作戦の中で起きた悲劇やイギリスだけでなく他国も絡んだ犯罪組織などシリーズ最大スケールで描かれるミステリーで、ポー&ティリーのコンビとFBI、MI5との合同捜査や最後まで誰が犯人か分からない臨場感、そして更なる真相までまるで上質な海外ドラマを見たような読後感だった。

    0
    投稿日: 2025.01.31
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    人間関係がやや難しくなったように感じるが、クライマックスの盛り上がりは一気に読み進められた。 再読あり

    0
    投稿日: 2025.01.28
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    ワシントンポーシリーズ4作目 毎度のことながら今回も素晴らしかった。 今回も何層にも連なっている物語の構造で、どのような展開になるか予想がつかず、ポーとティリーが過去を掘り進めていくことで、一見全く関連性の見えない事件、人物たちが点と点で繋がっていく。 ボタニストも楽しんで読みたいと思う。

    1
    投稿日: 2025.01.27
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    シリーズ4作目。700ページ超とボリュームが凄い。 ポーとブラッドショーのコンビが今作でもいい感じ。始めから緊張感があってのめり込んでいく。二転三転以上の展開がやばい。

    39
    投稿日: 2025.01.19
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    ワシントン・ポー刑事シリーズの第4作目の本作も、シリーズに紛れずポーの鋭い考察とブラッドショーのデータ分析力が遺憾なく発揮され、波乱の展開で高揚感を与えてくれる非常に面白い一冊であった。 国際首脳会議を控え、奇妙な事件を事前に無くし、綺麗な状態で迎えられるよう、ある事件の解決に要請されたポーたち。そこには、顔や関節など至るところに暴行を受けたあとの遺体とネズミの置物が残されていた。遺体と置物の関係性、そして犯人の目的とはいったい。。

    0
    投稿日: 2025.01.19
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    ワシントン・ポー刑事シリーズ4作目。サミット開催前に、ヘリコプター搬送会社の社長が殺される。数年前、強盗団が残したネズミの置物と同じ物が置かれていたことから、事件が紐解かれてゆく…。 ストーリーはテンポ良く進むのだが、事件の複雑さから、真犯人に辿り着くまでは、少しずつ山を登る感じ。今回も、ティリーの活躍とポーの勇気に感服だ。

    0
    投稿日: 2025.01.16
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    相変わらずテンポがいい!サクサク進むし、謎解き部分が異次元的に展開して、ポーの瞬発力のある閃きとティリーの速攻での資料提供が気持ちいい。読んでて脳からドーパミン出る。 途中出てくる軍隊関連の小ネタや知識がよくわからずやや置いてけぼりになるところもあったけど、カンブリアを中心にして国家レベルの犯罪捜査をするのはなんだか爽快。 しかし、今作で特筆したいのが以下の2点! その1!ポーの周りには有能な女性ばっかり集まるのか!?解剖の天才エステル・ドイル、警察組織の要ジョー・ナイチンゲール、FBIの麒麟児メロディ・リー、MI5のはねっかえりハンナ・フィンチ、ポーの上司ステファニー・フリンも求職中ながらすごい存在感。そして相棒ティリーは言わずもがな。 みーーーんな女性!二流以下の小説ならとっくに誰かが恋愛感情持ってイチャコラしてもおかしくないのに、ハーレム化してもおかしくないのに!しないの!ここ重要!! その2!前作に続き、引きがうまい!続きが気になって仕方ない。ちょい昔のドラマ、24を思い出すわ。次から次へといいところで終わるので、次が気になる。 カンブリアのポーの住居にエドガーとティリー、メロディー・リー特別捜査官、ポーが揃って捜査会議してるの癒された。ポーへの立退命令が一段落してほんとよかった。法廷に立つティリーはめっちゃ頼もしかった。 ティリーの「やだ、もう」が好きすぎて、もっと言わせたくなる。多分ポーも同じ気持ちやと思う。

    24
    投稿日: 2024.12.24
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    シリーズ四作目。最初思い描いていたのとは全然違う方向に転がっていくので三分の二くらい過ぎるまで「今回は登場人物は豪華だけどなんだか掴みどころがないなぁ」と思いながら読んでいた。でも後半の急展開でまた読むのをやめられなくなり最後のシーンで思わず微笑んでしまった。次作も楽しみ。

    0
    投稿日: 2024.12.22
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    ワシントン・ポー第4作。MI5やFBIなどを巻き込んで大掛かりなストーリーだが、最終的に上手く収束させているのはさすが

    1
    投稿日: 2024.12.03
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    やっぱりポーは最高だぜ! もちろんティリーもね。 いつも予想できないので最高です。 何でこんなに面白いんだろうね。 知らないよ。たぶん映像が頭の中に浮かんでくるからなんだよね。 どんどんデカい敵と戦ってる気がするけど、一体は次はどうなるのよ!!

    0
    投稿日: 2024.11.27
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    シリーズ4作目。 なかなかな重量感。 そしてシリーズ増すごとに、戦う相手も大きくなってやしませんか。 今回も二転三転と揺さぶられつつ、いろんな人出てきちゃって忙しいし、 ネズミ気になるし。 なんといってもポーのティリーに対しての信頼感。 着々とコンビ愛が育ってる。 そしてフリン復活の兆し?? やーまだまだ目が離せない!!

    3
    投稿日: 2024.11.11
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    これは楽しいエンターテインメントだ! 俳優の覆面を被った貸金庫強盗からもうNetflixのドラマを観てるような感覚に陥る。(俳優の名前が1人しか分からなかったので無駄に名前が増えて混乱はしたけど) 敵、味方が混交してる中、ブレないポーと天才ブラッドショーが謎を紐解いて行くのが痛快だった。 翻訳物が苦手なのがあって読み始める時に拒否反応がありはしたけど取り敢えずと読んでみたら俄然読みやすい。東野さやか氏の翻訳が凄いのか元々の本が凄いのか…両者だろうな。 ウェットな言い回しも好き。 本文中に「キュレーター殺人」がどうとか異様に出て来るのでなんなんだろうなと思ったらこれシリーズものだったのね! 他のも読んでみよ。 あ、あとこの本、誤植まみれじゃね?

    8
    投稿日: 2024.11.10
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    おなじみの妥協しない警察官ポーとITの天才ティリーのコンビ、第4弾。 今回、ジェームズ・ボンドのお面を被った奇妙な銀行窃盗団の犯行現場から始まる。 そしてポーの住居に関する裁判沙汰。 そのあといきなり国際要人の警護予定の現場へと。 最初から面食らうことばかり。複雑に絡み合った糸。疑わしい人物が次々現れる。犯罪自体がどういうものなのか謎。謎だらけ。 そしてそれが次々つながり始める。 始めから終わりまで、ぎっしり楽しませてくれる。 コンビの2人はじめ、登場人物も魅力的。 ポーの住まいのあるシャップ・フェル地方の豊かな自然を背景として胸に描けるのもうれしい。

    2
    投稿日: 2024.11.04
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    ワシントン・ポーシリーズ4作目。 安定して面白いシリーズ。1作目ぶりに本国で賞を取ったらしい。今までよりも話が複雑でシナリオも凝ってるから評価されるのも分かるけど、1〜3の方が面白かったかな。 そろそろポーの母親の話に進展が欲しいところ。

    1
    投稿日: 2024.11.02
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    このシリーズは本当にいつ読んでも面白い。 ここまで来るとポーとティリーに愛着が湧いてきてちょっとしたやり取りに微笑ましく思う。 物語も、スケールが大きくなってきて、帯にはポーVSテロリストと書いてあり、どんな展開になるんだろう。組織犯罪に立ち向かうとか?それはそれで面白いかと思っていたけれど、いい意味で、期待を裏切ってくれた。 このシリーズの魅力は、犯人役にあると思う。 犯人が本当に魅力的。圧倒的に解決不可能としか思えない犯罪を犯してくれる。謎が不可解であればあるほど探偵役が輝く。 ぜひ読んで欲しい!!

    3
    投稿日: 2024.10.07
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    相変わらず二転三転して事件背景がわかってくる 展開 息もつかせる 700 ページを とても楽しく読み終えた

    2
    投稿日: 2024.10.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    《あらすじ》  首脳会議が開かれる予定のカンブリア。イギリス国籍アメリカ在住のパイロットが殺害された。彼はかつてキャプテン・ジャックと言われた軍の人間。アフガニスタンで人質となって辛い体験をした。さらに彼を救出した部隊タンゴ・ツー・フォーが2日後テロでほぼ全滅した。次の事件が続く。殺害された男性は骨董品取引を行う人物。キャプテン・ジャックと繋がりがあり、アフガニスタンの盗品に関わっていた。さらにタンゴ・ツー・フォーが全滅したのは友軍アメリカ軍からの誤爆であったことが明らかになった。  そして結末。犯人はゴルフ場の男性。障害者を装っていたが彼はタンゴ・ツー・フォー報の1人だった。当時酒の問題を抱えていた彼は、当時の任務を別の人物に替わってもらい生き延びたのだった。さらにアメリカ軍の誤爆だと思われたものも、アメリカ軍のパイロットとキャプテン・ジャックがグルになりアフガニスタンの盗品を独り占めしようとしたのだった。さらにポーだけが気づく。細かい計画は亡くなった兵士の妻の一人が立てたものだった。  ポーは今住んでいるところを追い出されることはなく(嫌がらせで)、強力な政府のコネを手に入れたことで、自分の生物学上の父を探し出そうとするのだった。 《感想》  刑事ワシントンシリーズ第4作。前作「キュレーターの殺人」はなぜか何度チャレンジしても読めなかったので1作飛ばしたことになる。その結果、チームのメンバー。ステファニー・フリンの出産の経緯は分からずじまいだ。  それにしてもこのシリーズ好きなのに、あんまりあらすじを覚えていないのは、多分複雑でこんがらがったストーリーだからだと思う。今回も首脳会議が中心なの?アフガニスタンでの出来事なの?盗品なの?と入り組んだ結果になっている。さらにアメリカから癖の強いFBIの捜査官も加わって、裏切り?味方?読者をミスリード?という展開もまたややこしくさせていた。でもそのこんがらがった事件と捜査を癖の強いコンビが解決するのはとても魅力があると思った。次作は上下巻の長編。さらに入り組んだ展開になるんだろうか楽しみ。

    3
    投稿日: 2024.09.26
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    ワシントン・ポーシリーズ第4弾。 今回は残忍な殺害描写がなく大掛かりな課題を見事に回収していく作風。銀行強盗?軍隊?スパイ??とドンドン膨らんでいく内容だけれどもそう繋がっていくのね!中盤からは一気読み。700ページを感じさせなかった。

    11
    投稿日: 2024.09.21
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    ワシントン・ポーのシリーズ4作目。 銀行の貸金庫で殺された男。そこに残されたネズミの置物。そして3年後、事件が動き出す。 相変わらず面白く、引き込まれる。 最後にもう一捻りがあり、飽きさせない。 最新作は上下巻だが、今から読むのが楽しみ。

    0
    投稿日: 2024.09.14
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    貸金庫を襲った強盗団が現場に残したのは、身元不明の死体と鼠の置物。 その3年後、ポーとティリーは大事な裁判の最中にMI5に連れ出されて……。シリーズ4作目。 MI5とFBIが絡んで物語の見通しが立ちにくい→ 中、ラストに全てをまとめてしまうクレイヴンの筆力はすごい。冒頭の場面を読んであのラストは思い浮かばなかった。 私個人の問題として、映画をほぼ観ないので冒頭のネタから全くわからず、MI5も意味がわからないまま読み進めたのが残念すぎるな、と(ちゃんと調べて読めばもっと楽しめた)→ MI5→Military Intelligence Section 5(イギリスの軍情報部第5課。いわゆる保安局)なので、そうなるとアラスターの態度もハンナの動きもわかるし、FBIはアメリカの連邦保安局なので、メロディの動きも納得。

    4
    投稿日: 2024.09.11
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    ワシントン・ポーシリーズの四作目。 銀行の貸金庫で起きた殺人事件と、娼館で男が滅多打ちされて殺された二つの事件の関係とMI5と呼ばれる英国の保安局の思惑が複雑に絡み合う話。一作目から三作目ほどの派手な猟奇殺人みはなく、どちらかというと硬派な警察小説の雰囲気がある。 何処かに穴抜けがあって掴もうと思っても掴みきれない真実に振り回され駆け回り、最終的にはちゃんと帰結していくのが今回も見事。最後の方まで何が何やら……という感じだった。 今回はポーとティリーの手綱役の上司は休業中だったけれど(前回本当に大変なめにあったので……)、ポーとティリーは相変わらずの良いコンビだったし、フリンも次巻では帰ってきそうなので楽しみ。

    0
    投稿日: 2024.09.08
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    期待を裏切らない面白さ。 このシリーズは本当に読むのを楽しみにしているのに、いざ読み始めると面白すぎてあっという間に終わってしまう。 ただ、今回は、戦争絡みのお話で、そこに高度なIT技術のトリックまで含まれてくるものだから、そういうのが苦手な私にはほんの少しだけ読みにくかった。登場人物も多く、しかも改名までされると、頭の整理が大変だった。 前3作が、現役作家の中で一番じゃないかと思うほどの素晴らしい出来栄えだったので、それらと比べると個人的に今作は星マイナス1かなぁ(作者は今作をかなり気に入っているようなので、申し訳ないなと思いつつ)。

    1
    投稿日: 2024.09.03
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    ポーシリーズで最もスケールの大きい作品。 後書きによると、当初この話を2作目に構想していたというから驚き。 ポーとティリーの関係性は、過去3作品を通して「親友」と呼べるほどになったと見受けられるので、本書のどデカい話が4作目で良かったと感じる。 内容は言うまでもなく、メチャ面白かったです。

    0
    投稿日: 2024.08.29
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    面白かった〜。 一作目や2作目より、ポーについた枷が軽いせいか、フットワークが軽くて難解ながら着実に真相に近づいていく感じにワクワクしました。 個人的にはポーが大ピンチの方が好きです。 ティリーの突き抜けた能力と、まだまだ未熟なコミュニケーション能力のギャップが可愛い。

    0
    投稿日: 2024.08.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画007のようなオープニングが匂わすように、全編を通してスパイ映画のような長編。 なんと700ページ超の大ボリュームですが、読みやすい文体とレイアウトで手が止まることはありませんでした。シリーズの他作品に比べるとグロ少なめなのも読みやすさプラス。 スパイ映画っぽいというのは、登場キャラがFBIやらMI5などいかにもなのと、表と裏の顔のあるキャラがチラホラ出てくるあたり。 物語がどこに進んでいくのか、まったく見通せないまま、ポー刑事や天才ティリーとともに楽しく翻弄されていく時間を楽しめました。 自分のものではない充電ケーブルは使ってはいけない。

    3
    投稿日: 2024.08.15
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    拉致同然で二人が連れてゆかれた先はMI5の施設だった。冒頭の章で過去の銀行強盗が描かれる。強盗団はそれぞれ代々のジェームズ・ボンドを演じた俳優のお面をかぶっていた。その直後にMI5が出てきて、ブラックジョークに気づくという寸法だ。 https://sessendo.hatenablog.jp/entry/2024/08/07/134609

    0
    投稿日: 2024.08.07
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    ワシントン・ポーのシリーズ4作目。ものすごく面白い。超オススメ。シリーズでは1作目とこれが最も面白いが、このシリーズはとても良い。ようやく気づいたのだが、ミレニアム・シリーズが始めたバディ物はかなり面白いが、このシリーズがかなり上回り始めた。ミレニアムは全く面白くなくなったのでもこちらを1作目から読むべし。

    0
    投稿日: 2024.08.04
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    シリーズ4作目。 ポーシリーズは毎回水準が高く全くハズレがないのは驚異。このレベルの作品シリーズは日本・海外を問わずごくごく少数。 今回もいきなりオープニングからのエッジとユーモアの効いた強奪シーン~そして事件の展開、とあっという間に物語に導かれていく。 700ページ超えなのに、テンションは全く落ちない。 無駄な文章は全くなく、全ての文章が状況を的確に表現し、話を進め、キャラを表し、ときおり強烈なユーモアがほとばしる。 今回はじっくり謎を解くというより、ポーらと一緒に全力疾走していくようで、次々に登場するキャスト、舞台転換の早さはシリーズ随一では? ただし、過去作品のキャストも多少絡んでくるから、シリーズを順番に読んでいた方がこの緻密な物語をより一層楽しめる。

    1
    投稿日: 2024.07.27
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    いやー長い。 MI5やFBIが絡んできて、だれが見方でだれが敵なのかわからなくて、やっぱそうじゃんだまされてんじゃん、て何度か思いました。 ティリーがどんどんたくましくなってる(*^-^*) フリンも帰ってきそうで、次作も楽しみ。

    9
    投稿日: 2024.06.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    700ページ超えながら最後までしっかり面白かった! MI5の人、怒ってこないのかしら…といらぬ心配をしながら読了。笑 1作目では、ティリーの才能を理解したポーが彼女をうまいことフル活用するという印象だったけれど、4作目では2人がしっかりバディしているのがとてもいい! ティリーが正論でポーを嗜めるシーンなんて最高すぎた。 そしてシリーズを通して毎回思うけど、出てくる食事がことごとく美味しくなさそうですごくイギリスって感じだった。

    2
    投稿日: 2024.06.25
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    ワシントン・ポー四作目。 久しぶりの翻訳ものでしたが、結構最初からサクサク読み進められました。 どんどんスケールが大きくなって、どうなるのかと思ったけれど、最後までおもしろかったです。ラストは二転三転して一気読みでした。 個人的に「ストーンサークル」と並んでいちばんよかったです。共通点が多いので、間に二作品挟んでるからまた楽しめたのかなぁとも思ったり。 ティリーが成長しているのが少し淋しいけれど温かく見守りたいですo̴̶̷̤ ̫ o̴̶̷̤

    4
    投稿日: 2024.06.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    イギリスのNCA(国家犯罪対策庁)に所属する部長刑事・ワシントン・ポーを主人公に据えたシリーズ第4作。 もう4作目を数え、さらに登場人物がみな魅力的な作品だから、そろそろ「キャラ小説」化してもおかしくないところ、今作も骨太なミステリになっていて嬉しいばかり。 一見無関係な事件を1本の線で結ぶ力量はもちろんのこと、細かい伏線の張り方も巧みで読み応えがある。 ティリーも魅力的なキャラクターだけど、今巻はポーのハードボイルドさが際立っていた。しつこい猟犬のようなポーが、ふと優しい声に変わるタイミングの絶妙さもにくい。 シリーズのキャラクターたちも大勢再登場したけれど、ヴァン・ジルの出番がなかったのだけが残念。 次作『ボタニスト』の邦訳が今から待ち遠しい。

    4
    投稿日: 2024.06.18
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    700ページ程のボリュームがあるものの、最初から最後まで面白かった。 プロローグで明かされる事件に、ポーとティリーが捜査を担当する事件、それぞれの被害者は誰でどうしてその場にいたのかなどなど、少しずつ謎が提示されては明らかになり、またさらに謎を生む構図がとにかく先を読みたいと思わせてくれた。解説で知った「襯染」と呼ばれる技法が多用されていることも先を読ませようとさせてくる。 シリーズを通して熟成されてきたポーとティリーのコンビも相変わらずで、二人の会話を読むだけでも楽しい。 一部犯人側に都合が良すぎないかと思った箇所はあるものの、動機や経緯まで丁寧に描かれており大満足の物語だった。

    3
    投稿日: 2024.06.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回はMI5、FBIとの共同捜査となり、かなり大きく風呂敷を広げたが、全てを回収する展開は圧巻だった。 今回も最後まで二転三転し続ける展開は続き、巻数が進むにつれてますます面白くなっていくのがすごい。

    0
    投稿日: 2024.06.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった!! シリーズどれも面白いけど、わたしは一作目「ストーンサークル」か今作の「グレイラット」推し。 謎が謎を呼ぶ展開、 どんでん返しの猛ラッシュ! 後半の怒涛の展開、途中であたまがついていけないくらいどんでん返しのオンパレード。笑 シリーズ通しての謎、ポーのお母さんのことも、少しずつ進展している。次作もたのしみ〜〜!!

    4
    投稿日: 2024.05.29
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    秘密はそう長くは隠しておけない ワシントン・ポーシリーズ 4作目 今回もまぁ二転三転四転 もう何転したかわからん 政府の闇に立ち向かう ポーを脅したって止まるわけがない FIBにMI5 日本で起こる事件とは 規模とか背景が全然違って これぞ読書の醍醐味 事前の本筋だけでなく ポーの愛する住環境である ハードウィック・クロフトの行方についても ハラハラがとまりません すでに5作目が邦訳を待っている状態のようで ますます目が離せません

    0
    投稿日: 2024.05.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった。 めちゃ分厚いけど、これはサクサク読めた。最初の銀行強盗は、最初の最初だけ、読みにくさはあったが、展開がスピーディーなので面白かった。俳優名なのでイメージしやすい。 作者としては1作目の後から構想はあったらしい。なるほどな。ストーンサークルやシェフ、キュレーターの時に協力しあったメロディー・リーが出てくる。 しかし、ポーの周りにいるのは女性ばかりだな。男はアラスター・ロックくらい? 最初は女性も活躍してて好ましいなと感じてたけど、恋愛感情や関係が無いとはいえ、女性ばかりなのは作者の欲望か読者の欲望に応えてなのか、と考えてしまう。 でも、話は面白い。 捜査は地道だが、真相的にはスパイ映画みたいだった。国家をゆるがすスキャンダルと揉み消し、兵士による復讐なとこが。 ミステリーとしてはわかるわけないだろ!というアンフェアだけど、まあ、エンタメとしてはこれくらいが面白い。 活動家達による録画が出てきたら一発で犯人わかるだろうな、じゃあ、あいつが犯人かもな、とぼんやり考えてた。 早く次が読みたい。 てか、ポーはまた犯罪をもみ消すのか?良いのか?まあ1作目でもやったしな。 いつかそのツケを払わされそうだし、助けられもしそう。

    1
    投稿日: 2024.05.06
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    今回はポーや仲間が痛めつけられる展開はなかったので、シリーズ中でいちばん純粋に楽しめた。 いかにも怪しそうな人物がそうでもなかったり、一周まわってやっぱり怪しかったりと、翻弄されまくり。掴んだ証拠が本物とはかぎらないって前回学習したはずなのに…! 政治や戦争の話になるととたんに想像力が追いつかなくて解像度がぼんやりしてしまうのだけど、わりと丁寧に説明してくれてなんとかついていけた。

    1
    投稿日: 2024.04.22
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    ワシントン・ポーシリーズの第四作目。 今までもトンデモ事件ばかりだが、さらなる規模感で相変わらずの読み応え。 過去三作のおかげでポーもティリーも知名度が上がっている様で、「あのポー部長刑事?」と言われることが増え(本人は喜んでないがw)、ティリーもモグラ人間達を従えてさらに成長している様子が見て取れる。 シリーズ最長の700ページだったが、今回もあっという間に読み終わってしまった。章の最後にポーだけが状況を把握している描写が多くて「おいこっちにも教えてくれ‼︎」となっていたのだが、襯染(しんぜん)というページを捲らせるための技法らしい、しっかり罠に引っかかってる...笑 新作が待ちきれない。

    4
    投稿日: 2024.04.17
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    長いけど読ませる。 007要素として、特殊なペン型の武器の話題が出てきたのかと思う。出てきただけだったような… その後の展開的に無駄足で終わったのなら、検屍官の人と食事行けば良かったのでは? 重要ではないから省略される箇所のチョイスに少し慣れが必要だった(読んでて引っかかってた)

    29
    投稿日: 2024.04.12
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    今回も期待を裏切らない面白さで700ページ越えでしたが,あっという間に読み終えてしまいました。 二転三転の大逆転でビックリな真相に何度声をあげたか、、、次回作に今からワクワクしています!

    4
    投稿日: 2024.04.02
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    ポーとティリーの4作目。 買ったものの分厚くて積読になっていた。 そろそろと思い読み出すと、もう止まらない。 次回はもっとティリーの出演を増やして活躍させていただきたい。

    25
    投稿日: 2024.03.23
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    さすが安定の面白さ! ちょっとした引っかかりから自分なりの謎解きもしつつ、じっくり楽しめた感じ。 既刊よりさらに分厚くてどうしようかと思ったけれど、満足度の高い読書時間なりました♪ シリーズは継続しているようなので、次の邦訳が待ち遠しいです。

    10
    投稿日: 2024.03.20
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    ポーとディリーの活躍第4弾。今までで一番の長編で分厚い文庫本でしたが、序盤から絶妙の謎の提示や、登場人物達の優れた個性、事件の展開のスピーディさに、長さを感じさせません。そういえば、ポーが住んでいる場所、どうなるかと思っていましたが、それも事件との絡みで動きがあって・・・。

    2
    投稿日: 2024.03.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    司書さんから個人的にお借りした本ですが、またしてもシリーズ物の途中から、でした。 「ワシントン・ポー」シリーズ、聞いたことはありましたが、これ以上新たに追いかけるシリーズを増やすのもためらわれ、第一作までさかのぼって読むのはやめようと思いました。 が、面白いじゃん、これ! 700ページ以上もあったのですが、読み進むにつれどんどん読むスピードが速まっていきます。 だって続きが気になるんですもの。 数ページで次々かわる章の、引きが強い最後の一文。 そして、最後の章の最後の一文は、続きを読むことを確定させてしまいました。 まず、シリーズ物なので、人間関係がよくわからなくて、最初はちょっと乗り切れません。 そして、銀行強盗の仲間割れ事件がちょっとだけ紹介された後、ワシントン・ポーの住宅に関する民事裁判のシーンがあって、それから拉致されるような形で殺人事件の捜査に駆り出されていきます。 あっという間に話が展開していくので、「なんでそうなる?」と思いながら読んでいきます。 ポーの相棒のティリーは、一世代にひとりいるかどうかの頭脳を持ち、幼いときから飛び級で学んできた結果、同世代の友だちと接することないまま大人になったため、世間知らずで邪気のない女性。 コンピュータ関係のことは圧倒的にティリーは得意なのだけれど、ポーもまたある種特別な才能をもっていると思います。 状況・状態の違和を察する能力がめちゃくちゃ高いのです。 視覚情報を記憶する能力に長けているのではないかと思いました。 最初にポーが犯人を名指した時、私は該当者は二人いると思っていたので、「あれ?」と思ったのですが、すぐにもう一人を真犯人と見抜きます。 が、どうもスッキリしない描写が続きます。 二転三転する状況で、すべての真実を察知したポーの取った行動は、またしても個人的な復讐に対する個人的な赦免。 今のイギリスって、こういうのばっかりなんでしょうか。 迷惑かけた人は救済しろと言ったって、前科を取り消すことはできないんだよ。 大人が自分の人生をやり直すのって相当大変だよ。 そういうことを個人間のやり取りで決めてしまうっていうのが、ちょっとなあ…。

    3
    投稿日: 2024.03.09
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    シリーズ4作目?個人的には、1番面白かった。今回もよく練られたストーリーだと思う。まだまだ続きそうなので、次作も楽しみ。

    3
    投稿日: 2024.03.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ああやっぱりこのシリーズは期待を裏切らない。 今回も面白かった。 ITや軍隊について全然詳しくない私にも、めちゃくちゃ分かりやすいし読みやすい。 よく練られた構成でとことん振り回して最後まで楽しませてくれる。 700頁超のストーリーは読み応えがあって満足度も高い。 でも疲れないんだよなあ。 今から次回作が楽しみ。

    4
    投稿日: 2024.03.06
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    いやぁ、こんなことあっていいのか!? 犯人に同情してしまうわ… 作者が寝かしてあったネタだけあって、熟成してますね。 終盤、ポーの独壇場だったのがちょっと寂しかったりもしたんですが(ティリー不足…)、秘匿感があって、ザワっとします。 ちょいちょい出てくるロックがカッコよかった。

    6
    投稿日: 2024.02.28
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    <刑事ワシントン・ポー>シリーズ第四作目。過去最長の頁数だが、ページターナーぶりは今作でも健在だ。謎や伏線を過不足なく回収するプロットは正に職人技と言えよう。アフガニスタン戦争を背景にMI5までも介入するスケール感の大きい事件だが、何処か小さくまとまっているのが良くも悪くも著者の特色だと思う。巻を追う毎にティリーの存在が万能ツール以上でも以下でもなくなってきており、彼女の個性をもっと発揮させて欲しいところ。メイン登場人物の多くを女性警察官が占めているが、英国の【ガラスの天井】の高さは如何ほどなのだろうか。

    1
    投稿日: 2024.02.26
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    複雑に絡み合った殺人の裏にある事情を時にさらに絡ませながらも紐解いていくので、読んでてとても引き込まれた。。! FBIやMI5との小競り合いもドキドキした…

    3
    投稿日: 2024.02.24
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    今回も面白かった。 犯人はなんとなく察しがついていたが、そこから更にもうひと回転! 章が短く区切られており、気になる引っ張り方で終わるので次が気になる。 文量も多いとのことだが、特に感じなかった。 小出しになる情報、真実へ一歩一歩近づく警察小説の醍醐味、移り変わる場面と特徴的なキャラクターたち。全く飽きずに最後まで読んだ。 やっぱり1作目が一番好きだけど、毎回違うテイストで読むのが楽しいシリーズ。

    2
    投稿日: 2024.02.18
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    #読書記録 2024.2 #グレイラットの殺人 #NWクレイヴン 700頁に及ぶ大作。首脳会議、アフガニスタン、FBIにMI5も絡み、犯人からの壮大な挑戦にポーが立ち向かう。シリーズで最も複雑な構造の事件。二転三転する展開、でも読み終えてみると事件はとてもシンプル。プロットの良さと作者の展開の上手さが際立つ。 先日、#羊飼いの暮らし を読んだおかげで、ポーが愛するシャップ・フェルやハードウィック・クロフト、ヴィクトリア・ヒュームの生活の様子等、湖水地方の風景を思い浮かべながら読んだ。誌上で聖地巡礼したよ。 #ジェイムズ・リーバンクス #読書好きな人と繋がりたい #読了

    10
    投稿日: 2024.02.13
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    4作の中で1番面白かった! これまでの作品ももちろん面白かったんだけど、メインストーリーに対しで横軸が細かく刺さって、本筋を見失うことがしばしばありました。 本作はメインがきちんと流れていくので、テンポよく読み進められました。 早く新作が読みたいっ。

    3
    投稿日: 2024.02.11
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    ワシントン・ポーシリーズ、第4段。やはり面白いシリーズ。 売春宿でヘリコプター会社の社長が殺される。 重要な首脳会議の輸送に関わっている人物だったので、色々大事に。 ポーとティリーもMI5に引っ張りこまれて、捜査に参加することになるお話。 冒頭の銀行強盗襲撃、売春宿の殺人から、軍事作戦での悲劇や、これでもかと重なってくるのは複雑。なんだけど、それがまた面白い。実行犯のルイスとの対決シーンが結構好き。前半のハンナとの攻防戦も良かったし。最初から最後まで見所満載で飽きない。 ポーの生物学上の父親の件も話が進んでいくし、フリンも復活しそうだし。次が楽しみ。

    5
    投稿日: 2024.02.07
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    鬼★5 政府から依頼された難解事件、現場に残されていたネズミの置物の謎とは… #グレイラットの殺人 ■あらすじ 貸金庫で事件が発生、そこでは単なる窃盗が行われたわけではなく、さらに不可解なネズミの置物が残されていた。数年後、ヘリコプター会社の元軍人である社長が殺される事件が発生。彼の会社はサミットで各国の要人たちを搬送する仕事を請け負っていたのだ。政府から捜査を依頼された刑事ワシントン・ポー、今回も事件を解決できるのか… ■きっと読みたくなるレビュー 鬼★5 おもろい! そして長い。長いけど、この長さがいいんです。この1冊で、10週くらいの海外ドラマになるほどの重厚感。読み応えのある素晴らしい作品でした。 もう最初のシーンが引き込まれる。いわゆる犯罪者が潜入して、悪事をはたらく場面なんですが、いきなりワクワクさせる要素が詰まってる。メンバー、場所、行動の謎…そしてタイトル名にある「グレイラット」も登場するんですが、存在理由も事件への関係性も全然意味がわからない。読者を惹きつける技がマジで上手ですよ。 本シリーズ毎度のことなんですが、特に今回は主役の刑事ワシントン・ポーがカッコイイ。自分の信念とやり方で捜査を進める様は、名作「24 TWENTY FOUR」のジャックバウワーみたい。悪には厳しく、想いを同じくした仲間や被害者には、まっすぐに優しい言葉をかけてあげられる。やり過ぎなところもあるけども、こんなクールな生き方はなかなかできないですよね。痺れました。 そして本作において超推ししたいのは、チームワークなんです。明晰な頭脳と忠誠心が高いブラッドショーをはじめ、上司フリンや病理学者ドイル、FBIのメロディー・リーなどの優秀で正義感の強い人材。一匹狼だったはずのポーを、技術的にも精神的にも支えながら事件解決に導いてゆく。お互いの強み弱み、生きざま、胸懐を理解していないとできないですよ。ホント、理想のチームです。 ストーリー展開についてもお見事ですね~ なんといっても機密事項に関わる事件なので、まず依頼者である政府が信用できない。事件の背景には何重もの秘密があり、一筋縄ではいきません。ひとつひとつ謎解きしていく様子も読みごたえがあるし、犯人の動機、これまで隠されていた秘密に驚愕ですよ。はぁぁぁ?!それは酷くね?って場面が胸に刻まれ、なんともやるせない気持ちにさせられるのです。 今年も新作がでるようですし、次回作が超楽しみ。楽しい読書体験でした! ■ぜっさん推しポイント 物語の後半、ついに犯人を追い詰めるシーンがあるのですが、これが圧巻なんです。緊張感のある駆け引きの中、犯罪と隠蔽と法律と民意の在り様がリアルに語られてゆく。現代における行き過ぎた私刑のありさまと、商業主義だけのジャーナリズムを見ているようで、どうすればみんな幸せになれるのかと、切ない気持ちにならざるを得ない。 結局はポーのように真っすぐな判断をすべきなんでしょうが、国には国の、組織には組織の、人には人の事情があり、何が正しく合理的なのか判断するのはホント難しいです。

    104
    投稿日: 2024.01.28
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    サミット開催が迫る中で起こった殺人事件。テロを警戒し、事件捜査を命じられたポーはMI5と共に行動することになる。自らもとあることで窮地に追い込まれているポーは事件の捜査に挑むものの、犯人の正体はまるで見えてこない。やがて過去の軍事作戦で起きた悲劇に事件が端を発していることを突き止めるのだが……シリーズ中でもかなりスケールが大きい印象の作品です。 一応今回も殺人事件の捜査が主体ではあるものの、MI5との攻防などでスパイものの感もあります。最初の強盗団の事件からして、その雰囲気はありあり(でもある意味ギャグかも)。しかしどんな相手にせよ、ティリーの最強っぷりがなんとも。彼女にかかればどんなセキュリティもほぼザルなのでは、という気がしてきました。 やがてたどり着いた真相では、正義はどちらにあるのかと考えさせられます。兵士の悲哀や苦悩は、体験した当人にしか分かりえないものなのかもしれません。そんな中でポーの犯人への対応は、なんだかほっとさせられました。

    2
    投稿日: 2024.01.24
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    ワシントン・ポーシリーズ4作目。 複数おこる事件の犯人はなんとなく分かるのに、事件の繋がりや最終目的が見えず、最後まで翻弄されました。 あまりにも分厚いので、寝っ転がりながら読むには適さないなと思いつつ、この厚みの分だけ楽しめる喜びを噛みしめました。

    40
    投稿日: 2024.01.24
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    やっぱりポーとブラッドショーの2人が最初から最後まで最高に大好きでした!ポーが強くてかっこ良すぎる…!ブラッドショーも可愛くて頼もしくてかっこいい!!ちょっとポーの気持ちが表記される箇所を見つけると展開あるのか気になってしまうばっかりでした。フリン警部に会いたくなる作品でもあった!次も早く読みたい!!!

    3
    投稿日: 2024.01.23
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     安定の面白さ。700ページ超でしたが、家事の合間でちょこちょこ読み進め、3日程度で読了できました。  今回は犯人を当てることも出来ました。今回もどんどん掘り下げて、捜査していくポーとティリーのコンビは健在でしたが、更にFBIのあの人まで登場してテンションが上がりました。しかも第2作で登場したあの人も再登場でワクワク。ポーもティリーも仲間がたくさん増えて、何だか読んでいて嬉しかったです。  今現在までで出版されているシリーズを読み終えてしまいました…悲しい。早く次の本が読みたいです。

    18
    投稿日: 2024.01.21
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    ポーとティリーの4作目 今回も前半の深まる謎が、後半にどんどん解け、そしてどんでん返しの連続!驚きの連続でした!面白かった! ティリーがやっぱり可愛く格好良い。そして、ポーの正義感も健在。 「きみは流れる水のようだな、ポー。立ちふさがる者がいれば、それを迂回する。あるいは乗り越える。誰にもとめられないし、制御もできない」 本当にそう!それそれ! あと、M15のアラスター・ロックも、ちょっといいキャラクターだった〜

    52
    投稿日: 2024.01.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今作がシリーズの中で1番よかったかも! 捜査の進み方、組織との対立、キャラクターの関係性どれをとっても最高で、もう早く次が読みたくて仕方ない! 現時点で続いてるシリーズもので1番面白いのは間違いなし。 1番好きなのはポーとティリーとのやり取りなので、今作もそれが多くて嬉しい。 1作目で初対面してすぐに同僚のいじめからティリーを助けるところが1番良かったけど今作でもそれが見れて幸せ。 MI5の男が熱々のスプーンをティリーの手に当てようとしていると見抜いたポーが即座に「おいお前!」と声を荒らげるシーンがカッコよすぎませんか? 5巻はもう既に本国では発売されていて、6巻も来年始めには発売予定らしい、まだまだ続きそうで安心

    13
    投稿日: 2023.12.30
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    長かった笑 不気味な銀行強盗のシーンから始まり、ポーの家の行方に売春宿での凄惨な殺人事件とその被害者の意外な正体、密輸組織にFBIやMI6などの組織も登場し、序盤中盤は話が広がりすぎて何が何やらわからず読み進めていたが、最後に全てを回収していく手腕は流石だった。 ポーとティリーのコンビは相変わらずだし、前作で心身ともに傷を負ったフリン警部のその後も描かれていて登場人物への理解度や親近感も深まっていった。 シリーズ通しての謎であるポーの実父についても少しずつではあるが進んでいっているのでそちらも気になるところ。

    3
    投稿日: 2023.12.28
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    『ワシントン・ポー』シリーズに外れなし! 今回は、700頁を越えるボリュームでありながら 途中でやめられない。怒涛の展開と沢山の登場人物がいながら、会話の面白さと的確な表現で全く飽きさせないし、混乱させない。とことんすべての謎を回収してスッキリさせてくれる所も大好き!

    2
    投稿日: 2023.12.14