
総合評価
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powered by ブクログ本作って既に「しきたり」という恋を邪魔する要素がどでんと居座っている作品なんだけど、ここで更に恋路の邪魔が追加されますか。しかもそれは慶一郎を守る諜報の人間というのだからユーリとしては堪らない 春日の慶一郎への忠義はピカイチ。おまけに隠密の家系だからユーリや慶一郎の裏をかく形での妨害もお手の物 そんな人物が本気で邪魔をしたなら一般的な高校生であるユーリには為す術がない……そんな風に思っていましたよ。でも、この人、普通にダメダメな人では……? 登場回である7話こそ底知れない表情とあっさり態度を翻す柔軟さ、そして驚愕の行動からなんて恐ろしい人物が登場したんだと思っていたけど、続く8話ではユーリに顔面の真ん中を殴られ慶一郎からはボッコボコにされ…(笑) 恋愛モノにおいてお邪魔キャラは恋を燃え上がらせる装置として機能することが多いけど、それにしたってここまで邪魔できず返り討ちに遭うお邪魔キャラは珍しい(笑) そんな春日の登場に拠って燃え上がった慶一郎とユーリは初デートですか。というか、この二人って既に結構なラブラブだけど、まともなデートってこれが始めてだったのか だからこそ、これを邪魔してはダメですよ春日さん……。まあ、ユーリからは一切相手にされなかったし、いつもの如く慶一郎の逆襲に遭っていたけども ただ、それによって邪魔が入らないデートをすることが出来たのは怪我の功名か 邪魔が入らないから「しきたり」に縛られない接触が出来るかもしれない。そう意気込むユーリの躱し方が予想外の斜め上過ぎるよ!なんで試着室の天井に潜れるのさ!? 一方で本作の最も恐ろしいところはそういうギャグ展開をやった後にきちんと恋愛展開をやってくるところなのだけど 監視のない状況に暴走しかけたユーリと同じように慶一郎だって暴走の虞を抱いている。だからユーリをきちんと愛せるまで自分を制限しようと考える だからってズルいわー。「俺を好きになれ」とかズルいわー そして交換ノートなんて小学生っぽいもので和ませた後に権力を容赦なく使ってくる慶一郎は妙な方向でギャップがあるね!これ、二人の恋物語に巻き込まれた人はトンデモなく迷惑な気がするよ!?
0投稿日: 2022.04.27
powered by ブクログユーリと慶一のむずがゆい距離感がたまりませんね。 ちょいちょい「俺が本気を出したら秒でヤバイぞ」感をかもす慶一。 181日と12時間35分後が楽しみです。 ノートの‘えしりとり’の黒い丸は本当になんだろう… 1刷 2021.1.26
0投稿日: 2021.01.26
