
総合評価
(53件)| 16 | ||
| 22 | ||
| 9 | ||
| 0 | ||
| 0 |
powered by ブクログ映画を見て原作を手に取った作品。 映画より一人一人の過去が深いのでより楽しめた。 特に阿内の過去と現在がかなり衝撃的だった。
0投稿日: 2026.03.12
powered by ブクログこういった類の小説は、凄惨であればあるほど、グロテスクであればあるほど良いものだが、全体的に中途半端。 ハードボイルド感はあって好かったのだけれども、終盤かなり雑。
0投稿日: 2026.02.21
powered by ブクログ悪事に手を染めながらヤクザの世界で出世していく潜入捜査官の話。実写化もされているらしく、キャスト情報だけ知った状態で読みましたが、かなり面白かったです。 戦闘シーンのこと細やかな描写、緊迫感のあるやり取り、ハラハラドキドキの展開等、読み応えが抜群でした。 全編を通して主人公の視点で物語が進むので、ヤクザに自分の正体がバレるのでは無いか・警察に見捨てられるのでは無いか、という主人公の不安や葛藤がひしひしと伝わってきます。 シリーズ物らしいのですが、どう続くのか分からないくらい良い雰囲気で終わったので、続編が楽しみです!
0投稿日: 2025.12.23
powered by ブクログ暴力的な描写が多く苦手な場面も有りました。 物語としては面白く、久々に没入できました。 登場人物がみんな魅力的で、最後は、、、 もっと読んでいたいと思いました。
11投稿日: 2025.11.30
powered by ブクログヤクザへ潜入した捜査官の葛藤。 最後は辛くて読んでられなかった。 香川照之さん、西島秀俊さん主演の映画「ダブルフェイス」(知ってる人いると嬉しい)を彷彿とさせる。任侠、裏切り、怒涛の暴力に読んでいる手が汗ばんでくる。 しかし、この本で心奪われるのは、細部まで作り込まれた世界観と、愁い、人情の心理描写。なんとも切なくてかっこいい。 初めてアウトローな小説を読んでみたが、なぜだろう悪にに心洗われた。 あ、今調べたらすでに映画化されてたみたい。岡田准一さん主演。めっちゃええやん。
7投稿日: 2025.09.20
powered by ブクログ映画に興味を持ったところ原作があることを知り、手に入れた本。 読書で動悸がしたのは初めてだったと思う。 心臓に悪い映画を見ているよう。 500ページ超の長編だが、先が気になってがんがんページを捲っていたらあっという間。 別世界をリアルに感じられて、小説にのめり込みたい自分にはぴったりだった。
1投稿日: 2025.03.05
powered by ブクログ*東京のやくざ組織・東鞘会に所属する兼高昭吾は、弟分の室岡と沖縄に飛び、ターゲットの喜納修三を殺害した。その夜、一人になった兼高は激しく嘔吐する。実は兼高は警視庁組対部に所属する潜入捜査官だったのだ。後継者問題をめぐり、東鞘会では血で血を洗う抗争が続いており、喜納殺害はその一環だった。兼高の最終任務は東鞘会会長である十朱の殺害。十朱は警視庁を揺るがす、ある“秘密”を握っていた。ボディガード役に抜擢された兼高は、身分が明かされた瞬間に死が迫る中、十朱への接近を図るが……* めちゃめちゃ面白かったー! バオレンス度はかなりハードですが、ストーリー展開が文句なしに素晴らしく、あっという間に惹き込まれます。 登場人物それぞれの個性もとても豊かに描かれていて、一人一人が本当に魅力的。 とにかく全てが熱い。濃厚。目が離せない。 続編、一向も早く読みたいです。
0投稿日: 2025.01.14
powered by ブクログストーリーの先が非常に気になる文書の為、あっという間に読破しました。 ただあらすじから想像できる通り、暴力表現がきついです。
0投稿日: 2025.01.06
powered by ブクログ元旦から激しいハードボイルド…。手に汗握り過ぎて怖くて最後まで読めるかドキドキ。想像を超えて怖過ぎた…。
0投稿日: 2025.01.03
powered by ブクログなんとも激しい… グロい描写もあるけどハラハラしながら夢中になって読んでしまった。 暴力団の恐ろしさよ。
9投稿日: 2024.12.29
powered by ブクログ映画に比べて。 潜入捜査官としての出月の苦悩がよく描かれている。 あと、原作では阿内の存在感が強い。映画では兼高、室岡、十朱の3人にあえて焦点を集めていたんだと思う。
0投稿日: 2024.12.24
powered by ブクログ潜入捜査官の話、ですが、一筋縄ではいかない関係、潜入するために手を汚さないといけない。心のバランス含めて何が正義なのか考えさせられますね。
1投稿日: 2024.11.01
powered by ブクログすごく面白かった。この本に出会えて良かった。 警察の人間がヤクザ組織に入ってなんやかんやする話だが、最初は極道となっても元は警察官なので一線は超えないかと思っていたら全くそんなことはなく、殺し屋として活躍する潜入捜査官の兼高を主人公とした物語。 兼高が組の人間に本当の身分がバレてしまわないか、そもそも実はすでにバレているのではないか、このまま兼高は心まで極道になってしまうのではないかとか考えながら読まされていたので常に緊張感があった。物語自体も意外な展開の連続で全くだれることがなかった。
1投稿日: 2024.07.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最近、精神的な不安定さから読書から遠ざかってしまってる中で出会った一冊。ヤクザ物という刺激が強すぎて受け入れられないと思いきやあっという間に読み切った笑。 某漫画サイトでヘルドッグスの漫画版を何気なく読んだ。数話を読んでヤクザの残虐さを知った。タッチに迫力があり、面白くて圧倒された。待てば0円…続きが待てない笑。 さぞ人気のある有名な漫画なんだろうと検索すると、まず岡田准一・坂口健太郎の映画が表示された。あらすじを読んで、ヤクザの世界への潜入捜査と知る…漫画の数話読んだだけだと警察官というのはまだ明かされてなかった為、ストーリーに違和感を感じた。純粋なヤクザの話ではないのか?あれ、別の作品?残虐な殺しをするのが警察官のはずがない汗。 毎日待って0円でチマチマ漫画を読み進める。容赦なく、レンチで殴り殺す。全身に入った見事なまでの刺青。やはり警察官のはずがない。 しかし、さらに読み進めると殺しを終えた後に嘔吐する姿が描かれている。警察官である事、潜入捜査をしている理由…ストーリーが展開されるにつれてチマチマ待てない気持ちと原作があるなら深く読んでみたい思い。漫画で先を知ってしまうのがもったいない衝動に駆られ、原作を読み始めた。 序盤から終盤まで全く気が抜けない展開。兼高と室岡のコンビは殺しは残酷であるが、2人の掛け合いは信頼している兄弟そのもの。室岡は無邪気で空気が読めないから十朱会長の前でも周りが肝を冷やす事ばかり言う笑。憎めないキャラ。 極道の方が人情があって、上の為に盾となり命を落とす。十朱が寝返ったように兼高の心が揺れ動くのは分かる気がする。 続編が2冊あり、読み切ったと同時に迷わず購入したが届くのがやっぱり待てない笑。待つくらいならネットで買わなきゃよかった…後悔。
56投稿日: 2024.07.07
powered by ブクログある警察官が顔を変え、刺青を入れて、関東最大の暴力団に潜入する。ただ潜入するだけでなく、えげつない殺人を繰り返して、幹部にのしあがっていく。確かに規格外の警察小説だった。550ページ、残虐なシーンも多かったが、面白かった。
25投稿日: 2024.02.07
powered by ブクログ久し振りの本格派の極道物の作品。 主人公は関東最大のヤクザ組織の内部に潜り込んだ警察官、兼高。 映画「インファナルアフェア」を彷彿させる物語でとても面白い作品だった。 グロすぎる描写や悲痛が伝わってくる場面や状況が凄く多く、読んでいるだけなのに自分まで呻き声をあげそうになる。 途轍もない殺人や拷問が繰り広げられ、そのバイオレンスが凄すぎる。 この作品の凄い所は警察もヤクザも両方を外道として描いている所。どちらか一方からの作品は数多く読んできたが、両者が外道で非道な作品はあまりないのでは?と思う。それを圧倒的なバイオレンスで描ききっている。 主人公兼高のどの道も外道になっていくその過程もとても苦しくて奥深い。 正義がなんなのか?その正体も正義の形をしてない物ばかり。どの道も精神的には地獄への道。サブタイトルの「地獄の犬たち」ピッタリと当てはまる。 兼高が極道組織内の人情味溢れる結束力の方に惹かれていくのも分かる気がした。現に同じ潜入捜査官だった十朱が七代目会長になったのも頷ける。 兼高も十朱の道を歩むのだろうと思っていた。 だが彼は最終的に両者を敵に回すという人生の選択をとる。彼なりの後悔、反省、そして新たな正義が生まれたからだろうと推測。 凄く収まりのあるラストだと感じた。
88投稿日: 2024.01.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
インファナルアフェアぽい作品 ヤクザ組織に潜入している警察官が任務遂行のため、悩み、闘い、苦悩していく姿を描く。 面白かった 続編に期待
1投稿日: 2023.10.18
powered by ブクログ人のおすすめ本を読もうキャンペーン 久々のバイオレンス小説。 ヤクザものを読むと高校生の頃を思い出して楽しくなりました。 中盤から展開が怒涛ですね。
1投稿日: 2023.09.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
東京のやくざ組織・東鞘会に所属する兼高昭吾は、弟分の室岡と沖縄に飛び、ターゲットの喜納修三を殺害した。その夜、一人になった兼高は激しく嘔吐する。実は兼高は警視庁組対部に所属する潜入捜査官だったのだ。後継者問題をめぐり、東鞘会では血で血を洗う抗争が続いており、喜納殺害はその一環だった。兼高の最終任務は東鞘会会長である十朱の殺害。十朱は警視庁を揺るがす、ある“秘密”を握っていた。ボディガード役に抜擢された兼高は、身分が明かされた瞬間に死が迫る中、十朱への接近を図るが……。 ターゲットである十朱の秘密。それは、彼自身も潜入捜査官であったことだった。開始早々に語られるその真相に続きの展開がどうなるのかがとても楽しみになった。 警察官を志し、刑事になったはずなのに命ぜられたのは殺人を厭わない暴力団への潜入捜査。果たして彼の行為は罪になのだろうか。 阿内や十朱の企みの中、兼高は警察官に戻ることを決意する。親兄弟分を裏切るとともに、十朱からの誘いも断る。そして、自分が潜入捜査官であったことにもケリをつける決心をして物語が終わるところが良かった。
1投稿日: 2023.07.30
powered by ブクログ潜入捜査モノの皮を被ったバイオレンス・コメディ。 冒頭からエンディングまで間断なく主人公の身に降りかかる不幸がいちいち超ド級過ぎて途中から笑ってしまった。どんだけ胃腸薬や睡眠薬あっても足りないですね、この職場。
1投稿日: 2023.07.27
powered by ブクログ暴力団への潜入捜査の物語といって思い出すのが、以前西島秀俊が暴力団に潜入した確か「ダブルフェイス」というタイトルのドラマである。ハラハラ、ドキドキしながら観ていた。 ヘルドックスもそのドラマに負けず劣らず、読み進めれば進めるほど作品の世界に引き込まれてハラハラ、ドキドキだった。 あらためて警察官が暴力団に潜入捜査をするなんて事が現実にあるのだろうか…と思った。
2投稿日: 2023.07.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
Netflixで映画を観れるようになったため、後追いで原作を読了。 映画は現在日本最強のアクション俳優岡田准一の格闘術で「こらすげえ!日本映画もなかなかやるやん!」となって期間をおいて2回観た。 その後、原作である本作を読み終わり、見えてきた映画の粗とか原作との違いを考えると面白かったのでここにメモします。 ・「タッカは私の男だよ」 映画ならではの艶出しのために原作にはない男女要素を盛り込んでおり、それ自体はよくあることだが、ダークブロマンスである潜入捜査官もの結末を「相棒関係より男女関係を選ぶ」とするのは明らかにパンチが弱いと思う。 潜入捜査官ものの結末は100%「相棒関係と使命」を天秤にかけた結果を描くべきだと思うが、原作は室岡⇒十朱の順で引導を渡すところ、映画はおそらくラストカット(Hell Dogs : in the house of bamboo)とのつながりを重視してその逆となったたのだろうと。 ただ、坂口健太郎はとてもいい演技だったと思う。 ・阿内能無し疑惑 原作では阿内が自身の別れた妻娘を巻き込んだ上、自身を贄にしてまで東鞘会の分断を図るシーンを以て、十朱抹殺にかけるその執念の凄まじさを兼高同様読者は知ることになるのだが、映画の阿内はというと、兼高との会合中に鉢合わせした恵美裏に対し「何だ、お前ら出来てたのか」と笑いかける無能っぷり。 部下というか手駒が男女の仲になってることも把握できてない、ってのは警察側の大ボスとしてはダサすぎでしょ。 ・お歯黒面白過ぎ 一応、原作にでも出てくるものの、お歯黒君の映画での存在感のデカさは何なんだと考えてしまう。はんにゃ金田演じる三神(原作では三國。映画にする上では三上組の三國、ってのがややこしかったろうことは容易に想像ができ、こういう改編はとても良いと思う)との掛け合いは、2回目観たときは笑ってしまった。 「お歯黒、案内しろ!」 「お歯黒、案内します」 お歯黒役を演じたのは吉田壮辰さんという方らしい。応援してます。 ・北村一輝がとても良かった 原作同様、独断で暴走した十朱に腹パン入れて説教するシーンは最高でした。
1投稿日: 2023.05.12
powered by ブクログ内容(「BOOK」データベースより) 「警察官の俺に、人が殺せるのか?」関東最大の暴力団・東鞘会の若頭補佐・兼高昭吾は、抗争相手を潜伏先の沖縄で殺害した。だが兼高はその夜、ホテルで懊悩する。彼は密命を帯びた警視庁組対部の潜入捜査官だったのだ。折しも東鞘会では後継をめぐる抗争の末、七代目会長に就任した十朱が台頭していた。警視庁を揺るがす“秘密”を握る十朱に、兼高は死と隣り合わせの接近を図るが…。規格外の警察小説にして注目の代表作。
1投稿日: 2023.04.15
powered by ブクログ警察がヤクザ組織に潜入し、殺し屋としてのし上がりながら使命を果たそうとする話。 反社会的勢力と認定されている昔ながらの組織より無茶をする人たちがいる令和の時代より昭和の終わり頃の匂いがするところが少し現実とはズレていますが、緊張感があって一気に読むことができました。
2投稿日: 2023.03.23
powered by ブクログ03月-10。3.5点。 暴力団へ潜入し捜査する主人公、最終目標は会長の持っている秘密。会長の正体は。。 面白い。残虐な描写が多いが、それに耐えられれば、一気読み出来ると思う。濃厚な物語だった。
2投稿日: 2023.03.20
powered by ブクログ最初はあまり読み進まず、何回も読み直した。中盤にかけて拍車がかかり終盤は夢中になって読了しました。続きを読みたいです。
2投稿日: 2023.03.09
powered by ブクログ6年ぶりに読んだけど、こんなに凄まじかったかな? ヒリヒリ感がとんでもなかった 映画観てみようかな
3投稿日: 2023.03.02
powered by ブクログ読書メーターより。2022.11.8読了。 映画はアクションが激しくて見応えはあったものの、内部事情や人間関係が把握しきれず「はて、こいつらなんでこうなったんだっけ?」と置いていかれがちだったので、原作を購入しました。 結果、なんでこのまま実写化してくれなかったんだとさえ思ってしまうほど面白かった。 読んでいくうちに土岐や室岡、外兄弟の本並、海老原など全員に情が湧いてしまって私もきつかった…みんな本当にいい奴だし家族だから…! 警察、政治家、暴力団すべての関係がわかりやすくて、暴力の描写も生々しくて最高でした。天才だなあ〜〜〜
3投稿日: 2023.02.27
powered by ブクログ最初からアクションがあるなど終始ハラハラしっぱなしでした。すごく面白かったですが、グロい描写もあるので、なかなかオススメしにくい作品ではあります
3投稿日: 2022.12.03
powered by ブクログ最初は読み進めるのがきつかったけど後半はとまらなくなるほどおもしろかった。寝不足です。 なんで潜入してるのかとか早々にわかるのになぜか次が気になってどんどん読み進めてしまいました。 今回はKindle Unlimitedでよみました。 オマケでちょっぴり救われたので次作もよんでみようかなとおもっています。
15投稿日: 2022.11.30
powered by ブクログいきなり情け容赦無い「暴力」恐怖さえ覚える、しっかりとした手応えを感じながら読み始める、いつも暴力団と警察の闘争となると、それぞれの組織や上下関係を理解するのに時間がかかる。進んでいく中で「誰だったか?」案外悩まされる、著書においても複雑な人間関係、組織の力関係は重く感じながら進んでいくが、しかし次々と迫り来る圧倒的な「暴力」の破壊力にただ驚く、目を覆いたくなるような描写が画像でなくて小説だから伝わる事もある、読みながら手に汗握るシーンが多数出てくる、しかし個人的には越えてはならないラインは守られ読後は安心感さえ感じる所もあり、後半一気読みしてしまう緊張感は、ある意味素晴らしいシリーズ化も納得出来た。
6投稿日: 2022.11.24
powered by ブクログ今年(2022年)9月に岡田准一と坂口健太郎主演で映画化されたものの原作。映画見て、特に良かったわけではないが、原作小説があると云うので読んでみた。映画も結構ハードだったけど、原作はもっとえげつなかった。スタートは同じなのだが、そこからの展開はすごいわ。そして、最後の戦いは・・・ まあ、悪くない小説とは思うけど、好きなテイストじゃないわ
3投稿日: 2022.11.06
powered by ブクログ読み応えのあるノワール小説。 後半に差し掛かり残りページが少なくなると、もっと読みたくなり終わるのが惜しくなった。 なので後半をもっと書き込んで、もっと長いストーリーにして欲しかった。 いい意味で。
4投稿日: 2022.10.30
powered by ブクログ映画の影響で読み出したが、内容がかなり違う。 しかし、…原作で語りたい内容が映画に詰まっててどちらも良かった。 兼高大好きな室岡も良いし、 兼高を口説いている十朱もいい。 やるかやられるかのギリギリの男達の関係が良い。 ラストシーンを岡田くんで再現してくれてると更に良かったのになぁ〜と思う今日この頃。
4投稿日: 2022.10.27
powered by ブクログ映画を見て、息つく間もない展開で激しい格闘の連続だった。その抗争に複雑に絡む果たし合い。ただ、バイオレンスなだけではないストーリーと感じて原作に興味を持った。 映画とは異なる部分が幾つもあったが、書籍だから、映像だからと感じる要素があってのことだと解釈した。むしろ違うストーリーに触れられて新鮮さがあった。 本の方について触れる。と、言いつつ映画と比較してしまうが、映像では脇役だった人が後半に暴れまくっている感じでした。主役からすると釈然としないノルマを次々と強いられて、自身を超える狂気に唖然としながら役務をこなす様はむしろ真っ当と感じてしまう読者側の自分も何か変か?と現実に戻されて忙しがった。 登場する人たちの、各々の葛藤に幾つも触れられる作品でした。
8投稿日: 2022.10.24
powered by ブクログ映画を先に観て、原作も気になったので読んだ。 映画と原作では幹のプロットの部分は基本的に同じだが、映画のほうは原田眞人作品らしい脚色が施されており、そこは深町秋生原作にはない要素であり、個人的には映画はそこに惹かれた。 小説のほうは映画には描かれていない部分やディティール面、心理描写の部分はやはり映画より厚い。 これは映画と小説、どちらが優れているとかそういう話ではなくて、近いところもあれば離れているところもある。 自分は映画からハマった口だが、小説も全然違った物語が展開されるので、これはこれで楽しめた。
3投稿日: 2022.10.08
powered by ブクログヘルドッグス ただただ、兼高に比べたら俺の仕事なんて大した事ないな!って思って仕事を頑張れるようになった。 今現実で仕事が大変だと感じてる人には別な意味でバイブルとなるかもしれない。 途中から、誰が事実を知っているのかどうかについてヒヤヒヤしっぱなし。 暴力描写も中々えげつない。 しかし、警察がヤクザ組織にスパイとして潜入してヤクザになるという話はよくできていると思った。 そして、こんなにも暴力だらけの作品があののどかな山形県で書かれてるというのも、山形出身の自分は少し面白く感じてしまう。 とにかく、次の話が楽しみだ!
3投稿日: 2022.10.06
powered by ブクログ映画めちゃくちゃ面白かったけど、同時に原作を読みたい欲に駆られるまま再読。満たされた。 暴力に次ぐ暴力に、体中をアドレナリがかけ巡る。兼高の葛藤が狂おしいほどに愛しい。 映画が面白かった方は、ぜひ原作読んでほしい。暴力描写は映画よりもエグいけどさ笑
2投稿日: 2022.10.01
powered by ブクログ関東最大の暴力団・東鞘会の若頭補佐・兼高昭吾は、抗争相手を潜伏先の沖縄で殺害した。だが兼高はその夜、ホテルで懊悩する。彼は密命を帯びた警視庁組対部の潜入捜査官だったのだ。警視庁を揺るがす“秘密”を握る十朱に、兼高は死と隣り合わせの接近を図るが…。規格外の警察小説にして注目の代表作。(e-honより)
2投稿日: 2022.09.29
powered by ブクログ少し話題の映画の原案になている小説ということで、御近所の書店では出入口に近い辺りの目立つ場所に少し前から積まれていた。チラチラと視ながら、なかなか手にしなかった。が、手にしてみれば「何故、もっと早くに手にしなかった!?」という程度に面白かった。素早く読了に至った。 所謂「ノワール」というのか、組織犯罪や、手段を択ばずにそれらに対抗しようとする捜査機関や、そういう場で生きる者達の物語ということになる。「フィクションの中」だけに留まって頂きたいという内容を含む物語である。 物語は、「組織のヒットマン」が敵を襲撃しようと、東京から乗り込んだ沖縄の或る地点で待機しているというような場面から起こる。 このヒットマンが2人居るのだが、兼高という男が場を仕切っている。室岡という、何時も組んでいる少し若い男を引き連れているような体裁だ。物語は、粗方この兼高を主要視点人物として展開している。 各地の暴力団の様子も“対策”が強化される中で変わっていたが、東京を本拠地に関東で展開する組織の中では東鞘会(とうしょうかい)が抜きん出た存在になっていた。 東鞘会は秘密主義を徹底して組織の規律や結束を強め、合法も非合法も含めた活動を密かに展開するというような“マフィア化”を果たし、果敢に国外進出もして力を蓄えていた。警察はそういう形で力を蓄える路線を敷いた5代目会長を逮捕する等したが、やがてこの5代目会長が病死してしまった。 5代目の路線を確りと受け継ごうとする神津が6代目となるのだが、5代目の実子である氏家勝一が反主流派を糾合し、和鞘連合(わしょうれんごう)を興して東鞘会を離れる。そして東鞘会と和鞘連合との抗争が繰り広げられる。 和鞘連合側は東鞘会6代目の神津を暗殺し、抗争が泥沼化して行くが、東鞘会の7代目となった十朱の指揮下に巻き返し、和鞘連合は壊滅に追い込まれ、氏家勝一は姿を眩ませてしまっていた。 兼高が沖縄で襲撃しようとしていたのは、この和鞘連合の陣営で主要な位置に在ったという人物なのだ。兼高自身は東鞘会神津組に在るのだった。神津組内で短い期間で台頭して重要な任務を任されている兼高であるが、実は「重大な秘密」を有していた。 自身も「重大な秘密」を抱える兼高であるが、密かな狙いが在った。それは東鞘会の会長に収まった十朱が有するという「秘密」に迫ることであった。 なかなかに凄まじい暴力が溢れる中で展開する謎解きのような感じで、少し夢中になってしまった。散々に色々と在って、行き着いた先に何が在るのか?読後に「微妙な余韻」も在るように思う。 多分、少し話題の映画とは味わいが異なると想像する。(現時点で映画は観ていない…)それはそれとして、小説はなかなかに好い!アクションや謎解きや謀略というような感じが好きな方には御薦めしたい。
3投稿日: 2022.09.28
powered by ブクログ読んでみて、こんなことが現実であったとしたら怖いなーと思いました。一方でリアリティーもあり、映画化されると知って読んだのですが、どのように映像にするのか、見てみたいなとも思いました。地獄の犬ってのが意味分かりました。しかも、「達」ってとこが、なるほどって思いました。
2投稿日: 2022.09.24
powered by ブクログ神津組若頭補佐・兼高昭吾こと出月梧郎、警視庁組対部の潜入捜査官である。 兼高の最終目的は、警視庁のトップシークレットを握る東蛸会会長・十朱義孝を抹殺すること。 兼高昭吾がどうやって、十朱を抹殺するのか? 正体はバレないのか? ハラハラしながら、ページが進んでいく。 自分の家族まで犠牲にしてまでも、十朱抹殺にかける阿内の執念、凄まじい。 まさかそこまで… 阿内対十朱、凄まじかった。 ひとりとなった、兼高いや出月はどこへ向かうのか… 続編が楽しみである。
4投稿日: 2022.08.14
powered by ブクログ映画化されると知る。 おぉ、岡田くんと坂口くんではないか? え? 坂口くんがある意味いっちゃってるキャラクターを⁈ なんか違うような… 原作読まなくては!と読み出した。 脳内キャストはもうしっかりオフタリです。 これ、映画にするの? どこまでするの? 期待はずれにしない? あんまり読書しない夫さんにも「読めるから読んでね」と無理矢理押し付けた。 オフタリに映画館で会える事をとても楽しみにしている。
2投稿日: 2022.07.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2022/07/06 読了。 図書館から。 映画化すると聞いて手に取ってみましたが、 読んでても痛い…描写はかなりくるものがありますね…。 坂口さんがヤクザ役っていうのが気になった要因だったのですが、思い切った役受けたなーと。 ビジュアルで言えば室岡ぴったりだと思うけれど、 横に岡田さん並ぶとどうなるんでしょうね。 岡田さんに持ってかれそう…。 潜入捜査で且つヤクザのトップも元潜入捜査官とか、 警察組織より冷酷だけど義理人情の絆が固いヤクザの方に揺れる心情とか…兼高昭吾から始まるし、 舞台がほぼヤクザ側の中だからか、そっち方に愛着が沸くわ…。 阿内さんとかもう…ね。 最後にやってのけたのは兼高なのか出月なのかっていったら前者だよなぁ…。 後、他作品のやくざ物が盛り上がったから、これも映像化したのかなとか思っちゃう。
2投稿日: 2022.07.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
久しぶりに滾りました。素晴らしいストーリーです。ありがとうございます。 洋画の「新しき世界」に似ており、警官がヤクザ社会に潜入して、ヤクザの秘密をブン捕ろうとするのがメイン。標的はトップの十朱(とあけ)であり、実は十朱も元潜入捜査官であることが判明。元警官からヤクザを生み出してしまったこと、警察という組織が、潜入捜査をして殺しを認めていることなどがあり、警察として十朱に手が出せないでいたところに、主人公である兼高(本名、出月)が組織の駒として潜入を命じられる。 最初から最後までグロいシーンばかりで、警察小説と言うよりはヤクザ小説。ハードボイルド。兼高としての視点で物語が進むため、兄弟や親父がたくさん出てくるが、みんな魅力的なキャラすぎて、次々と死んでいくのが悲しかった。特に兼高の兄弟分の室岡はキラーマシンと言われるほどぶっ飛んでるけど、兼高を慕ってて、コンビ技なんて本当にカッコイイ...お互いが心の底から信頼してるってのが分かる。土岐(兼高の親父)も漢気溢れる人で、自分の親父(十朱)に拳を見舞った上でエンコ詰めしようとするなんてもう...。笑 阿内(出月の上司)の執念深さには震えた...自分の元妻、娘に危害が及ぶのを平気で許して、それでも十朱を殺したくて、その強い憎しみって尋常じゃない、異常すぎた。たかが親友のためにそこまでする?ちょっと納得はいってないかも。 最後は十朱、阿内、兼高での激しい銃撃戦。 十朱は死に、警察の秘密であるSDカードも奪い取れる。 阿内は銃弾にあい、命を落とす直前で「俺を撃て、もう警察には戻れない」と、兼高にヤクザとして生きる道を提示する...。私個人的にはそのままヤクザとして、兄弟達と生きて欲しかったが、兼高はヤクザと警察両方を裏切る道を選ぶ。(警察に残ってもいつか消される恐れがあった?) 警察の秘密をマスコミにばら撒き、警察組織すらも裏切った兼高は1人で生きる道を選ぶ。兼高の最後の決断はなぜなのか、分かるようで分からないこのモヤモヤした感じがたまらなく好きで、単純明快ではないところが「新しき世界」と違ってまた良い。笑
3投稿日: 2021.12.26
powered by ブクログ潜入捜査官が沖縄に行き裏切り者を始末する冒頭から引き込まれていってどうなっていくのか最後まで読む手が止まらなかった。 潜入がバレるかどうかには重きはおいてなくて、兼高が犬をやめて十朱のようになってしまうのかどうなのかが気になっていたが、最後の結論は予想してなかった。
3投稿日: 2021.03.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
広域暴力団に潜伏中の警視庁刑事の主人公は、殺し屋として組内で頭角をあらわしている。 狙いは総長。彼も警察からの潜伏者なのだが、警察を裏切っている。 主人公の狙いは総長の秘密のデータを取り戻して、彼を消すこと。 そんな荒唐無稽なストーリーと血腥いアクションシーンが延々と。 反吐を吐いたり、血がドバドバ出たり、後で誰が片付けるんだろうなんて考えていると読めないな。 まあ、そんな感じ。
22投稿日: 2020.12.26
powered by ブクログ警察とヤクザのコンゲーム。 組織を潰す為に潜入し、上層部に取り入る為に、罪を犯しながら成り上がり、周りの人間との絆も深めてしまい葛藤する主人公と。相変わらず暴力の描写は容赦ないので、過激な作風が苦手な人は避けた方が良い。その過激さ故に主人公の命も常に危険に晒され、ハラハラしながら読むので肩に自然と力が入り凝った(笑)
2投稿日: 2020.12.05
powered by ブクログ映画ディパーデッドみたいな内容なので、ストーリーは面白い。が…、なんか文章の情報量が多すぎる気がして疲れた。
1投稿日: 2020.11.13
powered by ブクログ文句なくおもしろかった。 人間は、あんなに追い詰められた状況でも正気を保てるのかと思うと脆い生き物なのか強い生き物なのか判断がつかないな、と思う。 けっこうな残酷な描写も多い作品だったけれど、それを夢中で読んでしまう自分にもちょっと驚いたんだけど、よく考えたら今さらだな。昔から好きだったもんな。
12投稿日: 2020.10.01
powered by ブクログまさにハードボイルド。かなり凄惨で過激な表現も多く、実写化してみて欲しい思いがある一方で、ここまで過激でリアルなグロさとか痛さとかを感じれるのはやっぱり本ならではなんだろうな。とても面白かった。
3投稿日: 2020.09.13
powered by ブクログ本の中から血の臭いがが漂ってくる様でした。それなのに読むのを止められない。誰も彼も幸福な死に方をしないにもかかわらず・・・兼高こと出月の運命や如何に・・・多分幸せな最期は望めないかなあ?
2投稿日: 2020.09.08
powered by ブクログ深町秋生『ヘルドッグス 地獄の犬たち』角川文庫。 深町秋生の最高傑作と呼ぶべき超ハードなピカレスク警察小説。解説は北上次郎で、深町秋生のデビュー前の短編小説の文体をジェイムズ・エルロイの『ホワイト・ジャズ』に似ていると論じている。 予想を覆す全く先の読めない展開に手に汗握りながら読み進む。ここまでやるのかという描写の連続に血圧が上がる。ヤクザよりも恐ろしい警察組織。手段を選ばぬ正義は悪としか言えない。 血生臭い展開から物語は始まる。東京の東鞘会に所属する兼高昭吾は組からの依頼で、弟分の室岡と沖縄に渡り、ターゲットの喜納修三を殺害する。ここまで読めば、ヤクザの抗争を描くピカレスクかと思うのだが、そうは問屋は卸さない。 なんと兼高昭吾こと出月梧郎は、警視庁組織犯罪対策部特別捜査隊の潜入捜査官であり、兼高に課せられた最終的な任務は東鞘会の会長・十朱の抹殺だった。兼高は次第に東鞘会で頭角を現し、ついには十朱のボディガードを任されるのだが…… 実は十朱も是安という名の警視庁の潜入捜査官であり、悪と暴力に取り込まれたというよりも、警察組織に嫌気がさし、自らの意思でヤクザ界に骨を埋める決意をしたという驚愕の事実。しかし、驚愕はこれだけではない…… 本体価格840円 ★★★★★
22投稿日: 2020.07.23
