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村上ラヂオ3―サラダ好きのライオン―(新潮文庫)
村上ラヂオ3―サラダ好きのライオン―(新潮文庫)
村上春樹、大橋歩/新潮社
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総合評価

48件)
4.2
15
20
8
0
0
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    このレビューはネタバレを含みます。

    サラッと読めてよかったです!一話が3ページほどで、内容も全く緊張しないほんわかとしたお話ばかりなので、電車や空き時間でサッと読めて隙間時間のいいお供でした! 話もしっかり面白く、確かになぁと思ったり、それはどうなんだろうと一緒に考えたりしながら読んでいました。 村上春樹の人となりを少し知る事ができ、なるほど、この人ならこの作品を書けるかもなと思いながら楽しみました! 2や1もまた読んでみます

    0
    投稿日: 2025.05.11
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    ノーベル賞を受賞したら大騒ぎになるだろうから、その前に青田買いでフライングして村上先生のエッセイを調達。今年も残念ながら受賞ならずでしたが、この本は読んで正解。ま、エッセイに関しては文句なしに面白い大先生。そういえば20年来、ほっぽり出したままになっている「ねじまき鳥」にそろそろ手を出そうかな〜という気分にしてくれました。

    10
    投稿日: 2024.10.23
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     今回も著者が体験したことや思ったことを書いていく。日本のみでなく、いくつかの国々で生活したこともあってか、日本国内外の話についていくつか言及している。ワシントンDCに住んでいたころ、ホテルのシャワーを利用しようと並んでとき、右派ロビイストから横から割り込んで色々と言われたが、自分の後ろにいた白人男性が抗議するという経験をした。著者はアメリカ人について考えるとき、常にその二人を思い出し、力と金がすべて、あるいは公正を信じる人という図式は、どこの国にも当てはまるのだろうという。この経験から、日本にいる外国人がもしなにか困っているときは、助けるようにしている。本書はほかにも、複数の国で過ごした著者ならでは視点や洞察があっておもしろい。

    0
    投稿日: 2024.09.07
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    「なればこそ我々は、前へ前へと進み続けるのだ。流れに立ち向かうボートのごとくら絶え間なく過去へ押し戻されながらも。」

    0
    投稿日: 2024.06.13
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    村上春樹のエッセイ好き。 私は人と群れるよりもひとりで音楽を聴いたり読書したりする方が圧倒的に好きなんだけど、それを肯定してくれるような静かな世界が広がっている。 ジャズとか食べものとか旅行とか。 そういうものについての描写は読んでいてとても楽しい。

    1
    投稿日: 2024.03.29
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    村上春樹は、初期の頃、すごく読んでたけど、人気が海外まで広がった頃から全く読まなくなって、もう20年以上ぶりにエッセイを読んだ。やはり、読みやすい。すっと頭に入る文体で、いまの話なのに、昔読んだ小説を思い出して、ちょっと懐かしかった。また、村上春樹を読んでみようかな。

    0
    投稿日: 2024.02.09
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    重い小説、難解な小説の後は村上春樹さんの脱力エッセイがおすすめ。中でも、村上ラヂオ2.3はかなり面白い。 ・オムレツを作ろう ・献欲手帳 ・死ぬほど退屈な会話 ・とんでもない距離、ひどい道 ・いちばんおいしいトマト がお気に入り! 特に、村上春樹さんが学生時代、北陸を徒歩旅行した時に、農家の方がトマトをくれた話が心に残る。 能登半島の善意が沁みてくる。 太田幸司さんが決勝戦で18回を一人で投げきり、それでも0対0で決着がつかなかったあの夏の出来事だ。 春樹さんの話を読んでいると、走りたくなる。 そして シューベルトの「アルペジオール・ソナタ」を聴きながらオムレツつくりたくなる。

    37
    投稿日: 2024.02.09
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    村上春樹さんのエッセイに、僕は音楽を感じる。 音楽が、言葉のリズムのなかに含まれていて 心地よいのだ。ちょっと疲れていて、長い文章は 読みたくないなというときに僕は読む。 すると、少し心が軽やかになって 笑顔が昨日より増える気がする。

    1
    投稿日: 2023.12.18
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    「村上春樹」のエッセイ集『村上ラヂオ3―サラダ好きのライオン―』を読みました。 『村上春樹 雑文集』に続き、「村上春樹」作品です。 -----story------------- 「村上春樹」の抽斗(ひきだし)の中には、日々の小さな発見がいっぱい!  「小確幸」エッセイ・シリーズ。 日々の暮らしの中で体験した愉快な話から、人生の深淵に触れる不思議なエピソードまで、小説家の頭の中の抽斗には、話題がいっぱい!  「どうして寝る前に限ってネタを思いつくんでしょうね?」と悩みつつ、つぎつぎ繰り出されるユーモア溢れるエッセイ52編。 「大橋歩さん」のおしゃれな銅版画も楽しい人気エッセイ・シリーズ第3弾。 『サラダ好きのライオン 村上ラヂオ3』改題。 ----------------------- マガジンハウスの発行している雑誌『anan』の2011年(平成23年)3月30日号から2012年(平成24年)4月4日号に連載されたコラムと『GINZA』の2012年(平成24年)4月号に掲載された文章を加筆修正してまとめた、「村上ラヂオ」シリーズの3作目となる作品です、、、 「大橋歩」のイラスト(銅版画)と一緒に愉しみました… 相変わらずリズムの良い文章でテンポ良く、愉しく読めました。  ■まえがき 村上春樹  ■忘れられない、覚えられない  ■ブルテリアしか見たことない  ■愛は消えても  ■真の男になるためには  ■オペラ歌手のシャム猫  ■ギロチンを待ちながら  ■オムレツを作ろう  ■裁判所に行こう  ■スーパーサラダが食べたい  ■献欲手帳  ■死ぬほど退屈な会話  ■チップはむずかしい  ■知りません、わかりません  ■シェーンブルン動物園のライオン  ■この曲を聴くと  ■僕の好きな鞄  ■ああ困った、さあどうしよう  ■とりあえず小説を書いているけど  ■プレゼントする人、される人  ■ジャズは聴きますか?  ■占い師としての短いキャリア  ■ブルー・リボン・ビールのある光景  ■岩にしみ入る  ■いわゆる新宿駅装置  ■すまないな、ルートヴィッヒ  ■楽しいトライアスロン  ■さあ、旅に出よう  ■秋をけりけり  ■そうか、なかなかうまくいかないね  ■自分の体で実験する人たち  ■カラフルな編集者たち  ■私が死んだときには  ■たくさんの人の前で  ■昼寝の達人  ■ムンクの聴いたもの  ■犬も歩けば  ■コップに半分  ■二番じゃだめなのか?  ■猫に名前をつけるのは  ■無口なほうですか?  ■愛欲の根っていうか  ■高いところが苦手  ■貧乏そうに見えるのかな  ■とんでもない距離、ひどい道  ■信号待ちの歯磨き  ■こういう死に方だけは  ■ワシントンDCのホテルで  ■想像の中で見るもの  ■濡れた床は滑る  ■ひどいことと、悲惨なこと  ■いちばんおいしいトマト  ■椰子の木問題  ■あとがき 大橋歩 意外と面白いのが、エッセイの後に描かれている『今週の村上』という僅か2行の文章、、、 「肉食系女子とか、草食系男子とかはあるけど、魚食系おばさんとかはないんですかね。」とか、 「犬の名前ではポチというのがわりに有名だけど、ポチっていったい何のことなんだろう?」とか、 どうでも良いけど、ちょっとクスっと笑えるんですよね… 実は毎回の愉しみでした。 本来のエッセイでは、 『献欲手帳』の、「エネルギー手帳」をつくって、街角にバイクマシーンを並べて発電をしてもらい、健康増進とクリーンエネルギーの両立を目指そうという提言?や、 『この曲を聴くと』の、音楽が意識をスルーして何かに直結しているという意見… 何かをしていると意識せずに思い出す曲や、ある曲を聴くと思い出すシーンってありますもんね、 『岩にしみ入る』の、『アリとキリギリス』は元々『アリと蝉』だったけど、北方のヨーロッパでは蝉は馴染みのない虫で意味が理解できないことからキリギリスになっちゃったという逸話… そもそも、この物語はギリシアで作られたのを初めて知りました、 『さあ、旅に出よう』の、旅の荷物を減らすために、捨てても良い服を持っていくという意見… これ、私も実践してました、 等々が印象に残りましたね… 「村上春樹」作品は、エッセイや紀行を中心に何冊も読んでいるせいか、どこかで読んだことあるなぁ、と感じる作品も多かったですね。

    1
    投稿日: 2023.04.08
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    なんでもないような エッセイなんだけど 言葉選びとか表現が 村上春樹なんだなぁと思うし 脳の言語野を 刺激するようで 面白い ブックオフ武蔵新城店にて購入

    1
    投稿日: 2023.04.07
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    やっぱりおもしろい。この時点ではラジオは出たことなかったんだな、とおもった。 大橋さんの銅版画もとてもいい。

    2
    投稿日: 2023.03.31
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    「草食系男子」というけれど、身近には思いつかない。それこそ「サラダ好きのライオン」くらい矛盾した言葉で、どうせ羊の皮をかぶった狼じゃないの?と思ったりする。 それはともかく、村上春樹さんにとっては、眠れない夜はサラダ好きライオンくらい珍しいそうです。 『アンアン』連載エッセイ3巻目。

    1
    投稿日: 2022.09.07
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    カズオイシグロさんはとても好感のもてる作家さんでした。(今週の村上春樹、引用) 好きな作家さん同士がお互いに好感をもっていたら良いです。イシグロさんは、村上春樹にどんな印象を受けたかわからないけど。

    2
    投稿日: 2022.08.23
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    村上春樹のエッセイは内容もさることながら、文章を読むことの心地よさを感じられるということに気がついた。

    1
    投稿日: 2022.04.26
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    単なるエッセイだと侮れない、村上春樹だから膨らますことのできるストーリー。 気楽に、だらだら、ニヤニヤと読書を愉しみながらも、知的好奇心もそそられる深い世界観。

    2
    投稿日: 2022.03.05
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    こんなにくだけた、ほとんど役に立たない内容なのに最後まで読んでしまうんだからすごいです。作家としての技量とか迫力が感じられます。全然力が入っていないのに。ほんとうに不思議です。 「ラヂオ」とうタイトルの通り、空いた時間に気楽に読むのに最適なシリーズです。連載が終わってしまったようなので、第4弾が出版されそうにないことが残念です。

    3
    投稿日: 2022.02.20
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    おもしろかったー お話しの中に出てくる映画や音楽や本を、いちいち見てみたい!聴いてみたい!と思ってしまいました。1と2も読みたいです。

    2
    投稿日: 2022.02.05
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    村上春樹さんのエッセイは好きで、『村上ラヂオ』の2と3が特にお気に入りです。音楽、お酒、国内外の作家など様々なジャンルに関するエピソードがあるので、いろいろと学びがあります。本書を読んで、「木山捷平全詩集」が欲しくなりました。 軽く何か読みたいな〜というときにおすすめです。

    3
    投稿日: 2021.12.07
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    たまに無性に春樹のエッセイが読みたくなるけど、そんな時にはこの村上ラヂオが1番丁度いい。 長さも手軽に読めてすいすいすすむし、書いてある事も相変わらずいい意味でしょうもないような笑える事で読んでて癒される。

    3
    投稿日: 2021.08.31
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    良い感じに力が抜けていてゆるゆる読めました。 テレビも出た事ないし、ラジオもやったことないっておっしゃってましたが、後に村上radioという番組持たれました。楽しい番組です。 村上春樹は小説より翻訳やエッセイの方が好みだと改めて感じました。サラダバリバリ、食べたくなります。 大橋歩さんの挿絵も好きです。

    2
    投稿日: 2021.04.24
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    村上春樹の小説が苦手でも、彼のエッセイは好きという人は少なからずいるのではないだろうか。 文章のうまさと共に、村上春樹のご冗談が踊っている。

    2
    投稿日: 2021.02.14
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    村上さんの著書は、長編しか読んだことが無かったのですが、ふと手にした「村上ラヂオ」。とうとう3巻まで読み終えてしまいました。寂しい・・・。 エッセイも良いですね。飾らない素の村上さんを(多分)知ることができて。 またどこかで、連載してくれないかな・・・。

    2
    投稿日: 2020.09.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    141p トルーマン・カポーティの短編「最後のドアを閉じろ」の最後の一行 「何ひとつ思うな。ただ風を思え」Think of nothing things,thing of wind. この言葉を念頭に「風の歌を聴け」のタイトル。

    2
    投稿日: 2020.09.27
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    村上春樹のパーソナルな部分が好きだったら、間違いなく好きな本。移動中の電車とかで読むのが吉。 後悔に関するエッセイで、「あのとき、やろうと思えばやれたんだよな」は可能性の貯金であり、寒々しい人生にあとからジワジワ温もりを与えてくれるから後悔すべきではないって考え方に変な納得感があった。匂いとか声とかシチュエーションで、好きだったけど告白しなかった人を思い出すときのあの感じと似てる

    3
    投稿日: 2019.10.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

     若い女性が、村上春樹のエッセイを、どのような思いで読んだのだろう。作者も「まえがき」で、「両者のあいだには共通する話題なんてほとんど存在しない(はずだ)」と書いている。  オジサンが面白く書いているエッセイと読むのか、内容が意外と重いので、大作家が人生を語っていると読むのか。  語り口の軽さに反して、内容は重い。「愛は消えても」では、遭難救助の順を幾度も譲って自身は亡くなったアメリカ人男性の話題を取り上げて、親切心について考察する。  「裁判所に行こう」では、裁判員制度で裁判員が量刑(死刑を含め)まで決める事に疑義を呈している。

    2
    投稿日: 2019.06.04
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    音楽、小説などの知識。 海外での豊富な体験。 まねしたいけど、とても追いつけないなぁ。 大橋歩さんの版画も素晴らしくて素敵。

    4
    投稿日: 2017.09.05
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    枕元に置いといて寝る前に少しずつ読んでいくと毎日がほのぼのとした気分で眠れそう…そんなエッセイ集ですね。改めて感じたのですが村上春樹さんって引き出しがとにかく多いんですね。ネタに困ることはないんだそうです。 でもこんなに楽しいエッセイを書かれるのに無口でいらっしゃるそうです。そんなところがたいへん親近感を感じました。私も無口な人なので…。 無口な人、がんばって生きてください。僕も陰ながら無口に応援しています。 の1文は私の人生の心の支えになりそうです、ほんとうに。春樹さんの無口な声援忘れません。 「今週の村上」のところに某ホテルのプールサイドで海賊姿のジョニー・デップに遭遇したお話がありましたがその時デップさん、今公開中の映画の撮影中だったんでしょうかね?

    2
    投稿日: 2017.07.08
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    また読みたい。もっと読みたい。 2017.5.12 半身浴のお供に。エッセイがリラックスできる。 2020.10.19

    1
    投稿日: 2017.05.12
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    結局最新刊まで怒涛の勢いで読んでしまった村上春樹エッセイ。 自由で軽やかで、大袈裟でなく本当に心が楽になりますわ。 ”今週の村上”とかいうエッセイの最後に添えられてる一文、しょうもなくてすっとぼけで愛おしすぎる…。 ほんのわずか恐妻家?と思わせる文があったりするのもくすっと笑わせてくれます。 そしてなんといっても「私が死んだときには」がもうめちゃめちゃ良かった。 私も外国の墓石に刻んである墓碑銘を読んでまわりたい。 墓碑銘って、美して潔くてきっと不思議な魅力がある。 「何ひとつ思うな。ただ風を思え」って私も刻みたい。 カポーティ読もう。

    2
    投稿日: 2017.04.28
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    大きい版と中身は変わらんです。 レビューみたい方はそちらを。 文庫本専用あとがきもありません。

    1
    投稿日: 2017.03.09
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    村上春樹さんの小説は一冊も読んだことがないのに、エッセイばかり読んでいる。少し軽いタッチで読みやすいからかもしれない。これが最終巻とのことで、残念。

    2
    投稿日: 2017.01.02
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    日常で起こったり感じた何気ない事柄、たまに結構どうでもいいような、くだらなさそうな事も、そして、小説家になる経緯や若かりし頃のことなど、3ページの短い文章の中だけど魅力たっぷりに、時に面白可笑しく描かれたエッセイ集。 著書が何か国語にも翻訳されている大作家なのに、行きつけの鮨屋の主人に気に掛けられるほど身なりはみすぼらしく、実は人前に立つのが苦手で、くだらんおやじギャグが好きな村上さんがやっぱり好きなんだよなぁ。

    2
    投稿日: 2016.12.23
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    つらつらと読了。女性誌ananに掲載されてた文章を一冊にまとめた村上ラジオシリーズの第3弾。一つの文章が4ページにまとめられており、手軽にほっこり読むことができる。 独特な目線でユーモラがある文章、最後の一文もどこかくすりと笑わせてくれる。次は雑文集にいくか、他の著者にいこうか迷う(笑)

    1
    投稿日: 2016.11.14
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    雑誌「アンアン」に連載されたエッセイ集の三冊目。毎日の暮らしの中で起こった愉快な出来事、不思議に思ったこと、村上さんならではの主張など、ユーモアいっぱいの52編。 御自身曰く、「共通する話題なんてないと腹を括れば、逆に気楽に好きなことが書ける」。まさに逆転の発想の自由でお気楽なエッセイになっている。読み手側も、肩の力が抜けて温かい気分になる。

    1
    投稿日: 2016.09.06
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    休日、料理をやっている合間にでも少しづつゆっくりこの本を読むことは「小確幸」のひとつだと思う。 毎度思うんだけど(直ぐ忘れちゃうけど)アンアンの連載作品何だよな。アンアンの読者の人はどう思いながら読んでいらっしゃるのだろう。 巻末でこの連載が終わりな事を知り、残念。 【どんだけ前向きだよと思うが、そうだよなとも思う。】 新聞に自分の悪口を書かれても、盗撮とかデート・レイプとかで逮捕されて、社会面を賑わしたりするのに比べたら、状況は遥かにましだ。

    2
    投稿日: 2016.08.02
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    サラダ好きのライオンと副題にあるので、それって何だろう?と思ってしまいますが、特に深い意味はなくそれぞれの想像の産物におまかせ、村上さんのエッセイのこのシリーズは文句なく気持ちよく読める一冊です。ところどころに大橋歩さんのイラストと、最後に今週の村上の一文がおまけみたいに載っているのもいつものことながら楽しみです。

    1
    投稿日: 2016.06.24
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    いつもどおり、気楽にフンワリ楽しめるエッセイ。村上春樹を読んだことのない人や、苦手意識のある人には、エッセイをおすすめします。ほんとに気楽に読めるし、クスッと笑えたり、ちょっと考えさせられたりして、普段の生活がちょっとだけ楽しく豊かになります。

    2
    投稿日: 2016.06.17
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    村上春樹にしか書けない雑談集。様々な場所へ旅行したり滞在したり、とにかく色んな知識が豊富なので、近所の物知りのオジサンと気兼ねなく雑談しているようで楽しい。普段の日常生活で考えていることを垣間見れるのは楽しい。 トルーマン・カポーティの短編小説『最後のドアを閉じろ』の最後の一行、「何ひとつ思うな。ただ風を思え」(Think of nothing things,thing of wind.)いい言葉だな。

    2
    投稿日: 2016.06.14
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    2016年35冊目。 村上春樹のエッセイ集。 「死ぬほど退屈な会話」の章で、『ダーク・スター・サファリ』が「唖然とするほど面白い本」と評しているのを知り、読んでみようと。 大橋歩さんのゆるりとした挿絵入りで4ページ完結のエッセイが52篇収録されている。 力を抜きながらも、肩肘張りすぎない話題の中で、でも村上さんらしい視点とユーモアが詰まっている。 「最近読書離れしてたな。読む練習からするか」くらいな時に丁度いい本。 とにかく、読んでいて心持ちが楽。こういう本も好き。

    1
    投稿日: 2016.06.12
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    ・6/2 読了.多田さんに借りて読む.アンアンでの連載エッセイだけあって、軽い話題を軽快な語り口で述べていて、肩の力を抜いて読める.まあ対してためになるような話題はないんだけど、暇つぶしには悪くないと思う.前作も読むかっていうと疑問だけど.

    1
    投稿日: 2016.06.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初読。さらっと読めて、くすっと笑えるお手軽エッセイ。でも、きちんと計画的に書き上げられ、何度も練り直されている文章なんだよな。村上さん、墓碑銘なくてもいいって書いてたけど、別の本で「少なくとも最後まで歩かなかった」って墓碑銘にすると読んだ気がするんだけど、記憶違いかな?

    1
    投稿日: 2016.05.30
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    村上春樹の村上ラジオ3を読みました。 村上春樹がアンアンに連載していたエッセイ集です。 いろいろな視点での村上春樹らしい意見が書かれていて面白く読みました。 「女性は怒りたいことがあるから怒るのではなく、怒りたいときがあるから怒るのだ」 そうですよね。一般に「地雷を踏んだ」状態です。 「イソップは「ありとせみ」という寓話を書いたが、北ヨーロッパには蝉がいないので「ありとキリギリス」に変えた」 確かに蝉は夏の間はうるさいですが、秋になるとぱったりと声が聞こえなくなりますよね。 あっという間に読み終えてしまうのが困りものです。

    1
    投稿日: 2016.05.26
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    面白い。さすがです。トライアスロンまで出て、サラダ好きで、素敵な小説を書く。そんな村上さんがぎっしり。

    1
    投稿日: 2016.05.20
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    アンアンで連載されていたエッセイなのであっさりしていてとても読みやすいです。 村上さんの考え方や捉え方がとてもいい。 普通っぽいけど、ちょっと違う。 そして挿絵がいつもゆるくてでも村上さんの文章に合ってる。 以前何かで「エッセイや短編を書いてストーリーがまとまってきたら長編」とか「長編書いてから短編やエッセイ」という話を見たので次は長編くるのかな?と心待ちにしてます。

    1
    投稿日: 2016.05.18
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    面白かったです。 自分もこんなエッセイが書けたらなと思いました。 他のエッセイも読みたくなり、「村上ラヂオ2」も注文しました。

    1
    投稿日: 2016.05.17
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    村上さんの本を投げ出さず読めたのは初めて。読みやすいエッセイでした。でもこういうエッセイを一気に読むと、思い出せることが減りそうだし勿体無い気もするなあ、読んじゃったけど。

    1
    投稿日: 2016.05.15
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    「へえー」とか「ふうん」とか思いながら読んでいたけれど、52週分のエッセイ、思い出せるものがほとんどない。「犬も歩けば棒に当たる」は本当は違う意味だったとか。本当はどういう意味だった???「一番じゃなくて二番じゃダメなんですか」に対して、二番になろうと思って二番になるのは結構難しいとか・・・。たしかにね。で、三十三間堂に田中マー君そっくりの像があるっていう話のすぐ後に出てくる某女子大って、もちろんK女ですよね。仏教系の学校とも書いてあるし。「愛欲の根を断たなければ、人生の苦悩は永遠に去らない」そんなことどこに書いてあるのだろう。今月の格言みたいな感じだろうか。なら、いま行ってももうないよなあ。たしかにどう思って書いてあったのだろう。女子大生だけじゃなくって、女子高生だって、中学生だって通るのになあ。ところで、なぜか京都弁がうつると書いてあったけれど、僕も実家に帰るとなぜか「・・・やさかい」ということばが出てくる。それは、うつるというより自然発生的に出てくる。ふだん全く遣わないのに。なんでやろ。

    1
    投稿日: 2016.05.12
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    ラジオを聞き流すみたいに読めた。ためになるようなものからどうでもいいものまでバラエティの広さ。世界的小説家に少しだけ近づけたような気になる。もし車の中で歯を磨いている人がいたら村上さんだろうな。髭を剃っている人はたまにいるけど、歯を磨いている人は見たことがないもの。

    1
    投稿日: 2016.05.07