
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
率直な感想、同じアイドル兼業作家なら加藤シゲアキに軍配かな。と言っても、別にこの本自体は悪くはないと思う。 最も馴染み深い土俵である「アイドルになりたい少女」を描いたストーリーは悪くないんだけど、少し背伸びしてそうな難しい表現と単調すぎる流れが微妙。 起承転結をしっかり事前に練ったんだなってのが良くも悪くも伝わる。 ただ、「並みだな…」と思った感想は最後の瞬間にぶっ壊された。 あとがきが本当にいい。 このあとがきが書けるんだから、下手に打算的で友情を利用するアイドルじゃなくて、ひたすらにハートフルでもっと心温まる優しい路線で書いてほしかった。
1投稿日: 2025.09.25
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アイドルを夢見る女の子がアイドルになるために奮闘するお話し。というとよくありそうな話しなのだけど、アプローチが面白い。アイドルグループとして声をかけてもらうため、いろんな人を巻き込んで、チャンスにつなげるための行動を着実に積んでいく。いい目線だけど詰めも甘いので、ハラハラし通しで、やっぱりきちんと転がくる。でもちゃんと友情は残って帰結するいい青春群像劇だなと思いました。やみくもに目指すところに重きを置きたかったのはわかるけど、終わりはちょっとバタバタと締めすぎた印象。アイドルになりたい主人公の手段だったり、気持ちだったりは、アイドルを目指してアイドルになれた作者だから書けるんだろうなというリアル感があって面白かった。
0投稿日: 2025.09.18
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東ゆうという行動力オバケが主人公。1人でオーディションを受けるのではなく(多分落ちていたから)、東西南北というテーマを決めた上でそれに則った美人や可愛い人たちと友達になり、遠回しにメディアにアピールし、アイドルという夢を叶えようとする物語。 ところどころユーモアのある表現がかずみんらしくてよい。 映画の評判で「主人公が自分勝手すぎ」と酷評されていたので、映画だけの誇張表現だと思っていたら、原作からまあかなりの自分勝手だったw 1つひとつがじっくり展開していくというよりはスピーディにことが進んでいく。もう少し丁寧に描いてもよかったのだろうけど、高山一実さんはアイドルやりながら書き上げてるので、それなら仕方ないし、それならすごいと思った。 最後の3連続かぎ括弧は、誰が誰に発言したかを想像しろってことなのだろうか…。あそこだけ勝手に東ちゃんからの言葉と思ってしまったけど、逆か?逆なのか?アイドルに写真家が告白したのか?どうなのよ!!!!
0投稿日: 2025.08.09
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ふと入った本屋さんで現役アイドルが描くアイドルを目指す女の子の物語との触れ込みに惹かれて購入。 仲間集めに東奔西走する序盤、主人公の目的は伏せつつみんなを巻き込んで色々と活動する中盤、集めた仲間と夢を叶えて活動を開始した終盤。 単なる成功ストーリーとしてキラキラした女の子たちがキラキラした世界で華々しく活躍していく物語ではなく、彼女たちの未熟さゆえの失敗も衝突もすれ違いも高山さんだからこそ描くことができる様な心情が随所に散りばめられており、リアリティさも伝わってくる作品だった。 読む人によっては物足りないなと思う内容、書き方もあるかもしれないけれど、アイドルが描くからこそ表現する事が出来る人間模様だと思うのでその点は読んでいて非常に興味深いものだったと思う。
4投稿日: 2025.07.21
powered by ブクログアイドルを目指し、アイドルになった著者が書く、アイドルを目指す高校生の物語、という事で気になっておりました。 アニメ化されるとの事で読んでみました。 正直、初の長編と言う事と、本職の小説家の方では無いとの事で舐めておりました。 キャラクター一人一人もしっかりと描かれており、文面も爽やかで語り口も面白く、フィクションならではの展開はあるものの、素晴らしい内容でした。 読んだ後が清々しく、自分も前向きに何かに挑戦してみたい、と思わせてくれる様な、とても良い作品でした。
0投稿日: 2025.07.01
powered by ブクログピア・サポーターズKさんのおすすめ本です。 「この本はアイドルを目指す少女「東ゆう」の10年間を描いた青春物語です。彼女が掲げた「SNS禁止」「学校では目立たない」「彼氏は作らない」「東西南北の美少女を仲間にする」という4箇条を通じて夢を追いかける姿が描かれています。元アイドルである著者ならではの視点や、若者の苦悩や葛藤が丁寧に表現されています。」 最新の所在はOPACを確認してください。 TEA-OPACへのリンクはこちら↓ https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00616627
0投稿日: 2025.05.15
powered by ブクログ地道なコツコツとした努力が描かれていた。大きな展開というか逆転劇!みたいなのがないのが現実的。本としてはどんどん読める!みたいな感じではなかったけれどアイドルってみんなこんな感じななのかなって。
0投稿日: 2025.04.26
powered by ブクログ手に取っては戻しを繰り返してたトラペジウムやっと読めた!主人公達も高校生で共感できるとこが多かったし読みやすかった。高専に転校して私もモテたい…^^;。アイドルってすごい!
0投稿日: 2025.04.20
powered by ブクログ終盤のアイドルをやった人にしか分からない彼女の叫びの展開は、個人的に趣を感じた。 アイドルが初めて書いた小説としては現実味があり、それでいて夢がある小説だった。 ただ物語の構成でグループ結成まで長い、アイドル期間短い、終盤が駆け足とか色々言いたいところはあるけれど、映像化された作品は綺麗にまとまっているのかなと思った
0投稿日: 2025.03.23
powered by ブクログ作品に登場する東西南北の4人の徐々に明らかになっていく感情には共感する場面もあった。自分の叶えたい夢が全員の共通の夢と錯覚し進んでいく姿にハラハラした。終盤の雰囲気のまま終わるかと思ったが、ハッピーエンド(?)の形で良かった。
0投稿日: 2025.03.21
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アイドルになりたい高校生が周囲を巻き込み、さあどうなるでしょうかという物語。 ピンと来るような来ないような。 主人公が「アイドルになりたい」と視野狭窄になっているのは周囲も読者も分かる。 それを解消しないまま最後まで突っ走ってしまったのはどうだったのかな。 あとがきが一番良かったかな。
0投稿日: 2025.02.25
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【あらすじ】 主人公・東ゆうがアイドルになるために、東西南北の美少女たちを集め、4人組のグループを作るという計画を進める物語だ。 ゆうは、これまで数々のオーディションに落ちてきた過去を持ち、それでも夢を諦めず、緻密な戦略を立てて動いていく。しかし、彼女は**「アイドルになりたい!」という自分の夢をメンバーには一切話さず、「ただのボランティア」と偽り、3人を自分の計画に巻き込んでいく。** 例えば、南の華鳥蘭子とはテニス対決をきっかけに友達になり、西の大河くるみとはロボット技術大会を通じて関係を築く。そして、北の美嘉は整形によって美しくなった少女で、外見を強みに加わる。しかし、3人は「アイドルになる」ために集められたことを知らず、ゆうの一方的な計画に振り回されることになる。 さらに、ゆうは「アイドルになるために過去をクリーンにしておく」という考えのもと、ボランティア活動などを積極的に行い、世間に好印象を与える準備を進める。彼女の先見性や行動力は確かにすごい。しかし、その過程で3人の意見を一切聞かず、「みんなも同じようにアイドルになりたい」と勝手に決めつけていた。 結果的に、テレビ番組のボランティアコーナーに出演し、ディレクターのコネで事務所入りを果たす。しかし、くるみは人の注目を浴びることが苦手で、自暴自棄になってしまう。 他の2人も、ゆうの独断的なやり方に戸惑い、最終的に3人は事務所を解雇されてしまう。それでも、4人の友情は続き、ゆう自身はアイドルになることに成功し、物語はハッピーエンドを迎える。 【読んで感じたこと】 物語としては、ゆうの行動力や計画性は目を見張るものがある。 夢を叶えるためにここまで周到に準備し、着実にステップを踏んでいく姿勢はすごい。しかし、その一方で、「なぜそれをするのか?」という説明をせずにメンバーを巻き込むのは、読んでいて気持ちのいいものではなかった。 特に、「みんなもアイドルになりたいはず!」と自分の価値観を押し付け、他の3人の気持ちを一切考えなかった点には賛同できない。結果的にアイドルになれたからよかったものの、もし途中で計画が崩れていたら、3人の人生を大きく狂わせていたかもしれない。 『トラペジウム』は、夢を叶えるための「戦略」と、それによって生じる「人とのすれ違い」が交錯する物語だった。自分の夢を叶えることと、他人の意思を尊重することのバランスの大切さを考えさせられる作品だったと思う。
0投稿日: 2025.02.13
powered by ブクログ終わり方が見えないストーリーだったけど、なんだか丸く収まったなぁという感じ。刺激を求めてしまった!笑 「格好悪くて、格好よかった」 私は斜に構えてダサいことできない人間なんだけど、ダサいって格好いいよなっていつも思う。時間が経ってこう思えるように過ごしていきたい。 高山一実さんが書いたってことで知ってたけど、映画化もされてたの知らなかったな。
0投稿日: 2025.01.28
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2024年アニメ映画化で話題になったということで、駆け込みで読んでみた。 発売当時も読んだが忘れていたので新鮮な気持ちで読めた。 なんとも評価が難しく、面白いと否かという自分の感想すらよくわからない。 この作品はアイドルになるまでの物語というか、物語の8割近くが仲間を集い注目を集めるまでの過程となっている。 この作品を表する際、主人公がやばい!というのが取り出たされがちで、確かにアイドルになる目的のために手段は選ばない。 人間関係にもぎごちなさがある。 ただ、昨今のガールズバンドなどの作品で、人間関係のゴタゴタやギスギスといったものが見慣れているのもあり、そこまでの激しさは感じられない。 アニメ映画は話題なっていたので、声や絵が着けば印象が変わるかもしれないが、小説だけだとアイドルになる物語としても、東ゆうの物語としても中途半端という感想になってしまう。
0投稿日: 2024.12.17
powered by ブクログ登場人物のキャラクターがはっきりしていて、起承転結も綺麗で読みやすかった。ストーリーの進みも早くて、すぐ読めた。主人公以外の心情の描写は多くなく、主人公以外の登場人物が主人公に対してどう思っていたのか気になった。
0投稿日: 2024.12.15
powered by ブクログ読みやすさ★★★★☆ 誰かにあげたくなる★★★☆☆ 満足度★★★☆☆ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 綺麗な形ではない、でも、確かに繋がっている4人が眩しかった。 きらきらという表現には遠い気がするけれど、確かに輝いている。 この手はかすり傷しかついていない、という一文がどれだけ力強くて勇気づけられただろう。夢を掴もうとする人は、強い。
0投稿日: 2024.11.09
powered by ブクログアイドルを目指す女子高生の計画を描く青春小説。 現役アイドルが執筆し、すでにアニメ映画化もしている話題作。知人がアニメ映画を視聴したと聞き、ぜひ小説版を読みたいと思い手に取った。 まず、主人公の女子高生・東ゆうのおてんばっぷりが愛おしい。 無謀でいて毒舌、さらには厚かましさも持ち合わせているのだが、それも含めてこの少女の魅了なのだろう。 物語の中で東と交友関係を紡いでいく華鳥蘭子・大河くるみ・亀井美嘉の3人もキャラクターが濃く、彼女ら4人が過ごす青春のイベントの数々は見ていて心躍るものばかり。 しかし、東の計画の全貌が明らかになるのは中盤以降。あらすじにあるため多少のネタバレは許してほしいのだが、計画の内容は「地元の東西南北に住む美少女を仲間に引き入れ、アイドルグループを結成する」というとんでもないもの。 計画と呼ぶにはあまりにも無謀で稚拙なものなのだが、東はこの計画に一縷の望みを託し、共犯者となった他校の男子生徒・工藤真司と共に着々と準備を進めていく。 物語はテンポ良く…というよりもかなりスピーディに進行していく。 読みやすいと言えばそうなのだが、各メンバーとの出会いの辺りはもう少し深掘りしてもいいのではないかと感じた。 とはいえ、このスピーディな進行が読者をぐいぐいと引っ張り飽きさせないのも確か。「もうそんなに作品内の時間が経ったの⁉︎」とついついツッコんでしまいそうになるものの、貪るようにページを巡り続けてしまう不思議な魔力を持っていた。 少女たちは東に促され運命に身を委ねるものの、次第に重圧に押しつぶされていく。 また、東と3人のアイドルグループとしての話は僅か30ページほどしかないため、彼女らの活動とすれ違い、そして挫折についてももっと深掘りして欲しかったように思う。 しかし、あくまでも序中盤は自身の住む地区の東西南北から可憐な女子生徒を集めアイドルグループを作るという東の計画を描いており、これ以上女子高生らしい日常を過ごす4人というのは描いても蛇足になってしまうのかもしれない(私はもっと見てみたいと思ったが)。設定が好みだっただけに、内容をより濃くし上下巻として読んでみたかったというのが正直な感想。 アニメ映画化されている作品のため、そちらではこれらの場面がより詳細に描かれていると嬉しいと思う。 本編とは関係ない部分ではあるが、文体の綺麗さと独特な表現に強烈に惹かれてしまった。特に「あとがき」は読んでいて心地よさを感じる綺麗な文章だった。 コタツでみかんを食べながら学生時代の記憶に想いを馳せる18歳。想像できるのはシンプルなワンルームとみかんの入ったダンボールなのに、奇妙な愛しさと切なさが込み上げてくる。 独特のテンポと強烈なキャラクターによって紡がれる本作は、美しい文章力の成せる技なのは間違いないだろう。
17投稿日: 2024.10.05
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最後、アイドルになっててちょっと驚いた。 調べたら乃木坂46の子が書いてるんだ? 実話?ではないよね??
0投稿日: 2024.09.18
powered by ブクログ主人公がアイドルになりたいが為に、それを言わずに可愛い子に声をかけて仲間をつくる。そしてアイドルになった時に悪い評判が立たないよう今からボランティア活動をするという…。主人公の私利私欲で物語が展開しており、あまり感情移入できませんでした。
0投稿日: 2024.09.11
powered by ブクログ映画を先に見ていたので頭に入りやすかったです。 でもお友達、人が良過ぎない? 文章自体は悪くないのかもしれないけどストーリーが好きじゃない。 怒るとか一悶着あるとかそういうのがあったほうが流れがきれいな気がします。 そして映画でも思ったけど主人公も好きになれない。 友達を勝手に巻き込んだり勝手に辞めたり…。 ハッキリとは謝らないし。
0投稿日: 2024.09.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
東西南北から集めた可愛い女の子達がアイドルデビューするきらきらした話かと思ったら、いい意味で裏切られた。 アイドルグループをやり続けるより、自分の進む道がなんか違うなと思って軌道修正して、それぞれの道に行く方が四角形が広がっていいなと思いました。 結構好き
0投稿日: 2024.08.25
powered by ブクログ映画がとてもよかったので原作も読んでみました。 全体のクオリティはプロの目線で再構成された映画版のほうがまとまりがあるのはそうなんだけど、原作を読んで東ゆうのモノローグに触れるとさらに作品の深みが増すというか。 題材はアイドルだけど、描きたいことの本題は友情と成長の青春物語だと思う。 作者さんは「敢えて自己中な主人公にした」と語っていたけれど、東ゆうは自己中というより夢に目を向けすぎて周りを省みる余裕のない等身大の一生懸命な女の子だよね。
8投稿日: 2024.06.17
powered by ブクログ2024年上半期に読んだ本の中でもかなり上位にくるような作品です! 元乃木坂46のメンバーである高山一実さんの作品。 どうしても芸能人の方が書かれた作品は手を出しにくいのですが…映画化もされたので、この機会に読んでみたら…。 もう、ほんとによかった! 主人公の東ゆうは、『絶対にアイドルになる』と決めている女の子。 ゆうは、『東西南北』のアイドルグループを作るために、西、南、北にある高校に足を運んで、それぞれの学校の美少女たちとお友達になります。 そして、四人はどんどん仲良を深め、夢に近づいた…と思いきや。 少女たちのすれ違いと、近くて遠い夢への距離。 思春期のさまざまなな感情が入り混じった、青春小説。
1投稿日: 2024.06.15
powered by ブクログ1話を見てギブアップ この話が悪いわけではないけれども、私には合わなかった 一つの文章に説明が詰め込まれすぎている。そして文言を曲げて表現すれば、カッコよくなるだろ感。本人に落とし込めていないので、いまいち伝わってこない。そして1ページに詰め込まれ過ぎている人の名前。 私には合いませんでした
1投稿日: 2024.06.09
powered by ブクログ乃木坂46のかずみんが、現役アイドル中に書き上げた作品。 2年くらい積読してましたが、映画化されるということでようやく読了し、映画も観てきました。 東ゆうは、あまりにも独善的な人なのかもしれないが、若い時ってそれくらい周りのことが見えてなかったり、見えていても他人に優しくできる余裕がなかったりするものだと思う。 東ゆう性格悪すぎwという感想を多く目にしたが、アイドルという狭き門の夢を叶えるためには、少なからず他人を蹴落とす必要があり、独善的でも、凄まじい行動力と胆力がある彼女は、最終的に夢を実現させる力があったんだと思う。 映画にだけ付け加えられていた好きなシーン。↓ ゆうがお母さんに「私って性格悪い?」と聞く場面があったが、「良いところも悪いところもあるよ」と娘の全てを見透かしているのか、理解し受けいれているお母さんの言葉は素敵だなぁと思いました。
8投稿日: 2024.06.04
powered by ブクログアイドルになるために手段を選ばなかった主人公が友と出会うことで、成長する物語。本当の夢ってのはここまでしないと叶わないんだろうなぁと思わされる。東はオーディションに落ちまくっていたのに、自分で企画をし、挑戦する心を持ち続けた。
0投稿日: 2024.05.26
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【内容】 主人公である東が東西南北の女子高生を集めてアイドルグループを作ろうと目指す物語。 一度その目標は達成するが、東以外はアイドルを望んでいなかったのですぐに解散してしまう。東だけは諦めず夢を追いかけ有名アイドルグループのリーダーとなる。 【感想】 前半は自分のじゃない表現や度々出てくる固有名詞が気になったがそれでも読みやすく、後半にかけてはそれらもなくなってかなり読みやすくなった。 主人公が終始他の三人の意見を全く考えずに行動するため、共感がしづらかった。 また、一場面一場面が盛り上がらないうちに終わってしまうのでいまいち入り込めなかった。 終盤に出てきた男子生徒が言っていた「ちゃんと夢持ってる人っているのかなって不安だった」という一言は作者の意図が感じられてよかった。
0投稿日: 2024.05.17
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2024/05/14 ずっと気になっててやっと読めた あんまり響かなかった、それぞれのキャラを立たせるのが長すぎて、あんまり感情移入できなかった。主人公の存在が逆に薄すぎるのはあえてなのか、、そこまでアイドル願望があるならもう少し東が目指した理由とか意味付けが欲しかった
0投稿日: 2024.05.14
powered by ブクログ都合の良すぎる展開、人の良すぎる登場人物、対照的にわがまま過ぎる主人公。 わりかし高評価が多いイメージだっただけにちょっと期待外れ。
0投稿日: 2024.05.11
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アニメになるらしいって聞いて 読んでみることにしてみた一冊 目指す場所があって 目指そうとする方法があって その方法を重ねながら目指す 自分の夢を伝えることで 相手の夢を形にする 相手の夢と自分の夢は同じではない 何をどうするのか 何をどうしないのか 一緒じゃないよね 一緒じゃないからこその時間を それぞれの場所で咲くためにある
0投稿日: 2024.05.06
powered by ブクログ東ゆうはアイドルになることに憧れ、東西南北の高校からメンバーを募ってアイドルグループを結成しようと試みる。 ボランティア活動やロボコン、テレビ出演など、機会に恵まれる。果たしてアイドルになれるか、4人の高校生による青春ストーリー。 女子の会話ってこんな感じなんだなー、と読みながらむず痒い気持ちになった。 東ゆうは、身勝手で薄情なところはあるが、行動力がありありなのは見倣いたいと思った。
0投稿日: 2024.04.27
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アイドルなんて丸で関心ないが映像化されると聞いて読んでみた、そして驚いた結構面白いのだ、まだ読んでないが「成瀬は天下を取りにいく」ってこんな感じなのだろうかと思っちゃった。自分のアイドルになりたいという思いを他の女子高生を巻き込んで策を労する東、しかし全部が全部アイドルに成りたいなんて思っていない、最後は東ひとりがアイドルになるのだが、高校時代の仲間たちとの友情は続くといったものだが、読んでいてアイドルのどこがいいのか全く分からなかった、もう少し膨らませてほしい逸話もあったのだが、その辺は素人ってことか。
0投稿日: 2024.04.24
powered by ブクログ当時、現役のアイドルだった著者が執筆したアイドルを目指す少女の物語ということで気になって本作を手に取りました。内容としては、キラキラした青春系の小説でしたが、歳のせいか、あまり内容とか主人公の感情には移入出来なかったのかなと思います。 物語としてはアイドルに憧れる少女、東ゆう。高校生である彼女はある計画のもと、他校へ出向く。その計画とは、彼女の住んでいる町の東西南北にある高校からそれぞれ選抜しアイドルとなる計画だった。 物語の終盤までは、なぜここまでまわりくどい方法でアイドルを目指すのかわからず、正直ずっと妙な引っかかりがあったような感じがありました。まぁその行動理由は終盤で明かされる訳なのですが、それにしてもそこまで諦めずに夢を追いかけられるものなのかなぁと思ったので、それが捻くれ者である私には刺さらなかったのかなぁと。 こういう若さゆえのバイタリティみたいなものとは程遠い性格や趣向をもった保守的志向の私なので、主人公のチャレンジ精神と人を巻き込む力などは見習うべきなのかなと思いました。
54投稿日: 2024.04.14
powered by ブクログ夢を叶える難しさとそれを真っ直ぐに叶えようとする女子高生の姿に心打たれました はじめは読んでいて主人公がアイドルグループを作りたくて奮闘する話なのかなと思い読んでいるとボランティア活動などを行なう場面が続きいつになったらこの話の趣旨に追いつくのかなと少し退屈していましたが、最後になってその行なっていたことと夢を叶えた主人公とがつながりさまざまなことに挑戦し、経験し、恥をかき、諦めないことが大切なのだと学びました作中に「夢を叶えた喜びは夢を叶えた人にしかわからない」とあり何事も上手く行くわけではないけれども行動していくことが大切でがむしゃらに生きていくことのかっこよさを学びました最後のページの「方位自身」という曲の歌詞が載っているのですが映画でどのように作曲されるのかが楽しみです♪
0投稿日: 2024.04.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
どうしてもアイドルになりたいゆう。 仲間を探すために高校に突撃していく行動力と胆力に驚くものの、表現者はそのぐらい本気で情熱がある人が成るんだろうなぁと納得もできる。 ゆうがシンジと最初に会ったときの目線が、何を意味していたのか、ずっと気になってた。 女子とあまり関わりのない男子の、照れるとか恥ずかしいとか嬉しいって単純な感情ではなさそうな表記が引っかかっていて、最後の一文で回収されて読後の気分がめちゃくちゃ良かった。 個人的に乃木坂のオタクを長い間やっているので、著者の人となりを知ってしまっているから、なんだか不思議な感じで、評価が難しくなってしまう…。
1投稿日: 2024.02.12
powered by ブクログ私もアイドルが好きなのもあり 夢に向かうゆうの姿に尊さを感じたし 後半の展開にはドキドキした。 チャンスってある日突然巡ってくるんだろうな… 読み終わってから冒頭のイラストを見ると グッとくるものがある。 アニメ映画化されると知って その前にと読み始めたけど、 映画も観たくなった!
1投稿日: 2024.02.04
powered by ブクログ高校生で職業としての夢がきちんとあるのは羨ましいと思った。 それと同時に叶えることの難しさという現実もきちんと読みとれた。
0投稿日: 2024.01.31
powered by ブクログ映画化するって知って読んだ。 私自身もアイドルが好きだから、推しグルにゆうみたいな子が入ってきて欲しいと思った。 映画も観たい
0投稿日: 2024.01.31
powered by ブクログかずみんの処女作。主人公のアズマ(東)が東西南北の4人でアイドルをするために尽力する過程を様々な出来事を介して書く。アイドルになることが第1の東に対して他の3人の個性とのぶつかり合いなどもあり、はらはら展開。
0投稿日: 2024.01.30
powered by ブクログアイドルを目指す女の子が主人公のお話。著者がアイドル時代に書いた本。きちんとした小説でしたが、個人的にはイマイチ。
2投稿日: 2024.01.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
・主人公である東の、少し怖いくらいにアイドルへの想いが伝わるような行動が印象的 ・また、心の中で東が思うことと、表面に出しているものの違いが至る所で表現されている感じがして、東自身の聡明さや、ある種ドライな性格が文章から読み取れた ・文章に関してだと、お洒落な言い回しも多いなと思った。例えば、優しい人を表現する言葉として、飴と鞭の甘い方のみを装備している人みたいな表現が印象的だった ・物語としても、感動した。アイドルになりたい東は考えて考えて行動して、グループでアイドルになれたがそれは挫折した。やってきたことは間違っていたのかと悩むこともあったが、その結果かけがえない友(それ以上の関係も)と出会うことができ、その友の応援を支えにしながら、アイドルへの第2歩目を進めていく。グループでのあの時間は決して無駄じゃなかったこと、それに気づいて前に進んだ東に感動した。 ・トラペジウムの意味を知り、内容を思い起こした時に、改めてすごくあっているなあと思った
0投稿日: 2024.01.06
powered by ブクログ初かずみん。解説がもうすべてを的確に説明していた。アイドルが描いた小説と侮るなかれ!著者のアイドル愛が詰まった、良き青春小説でした(^^)
4投稿日: 2023.12.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
主人公の東に全く同感できない。最近の子らはこういう考え方が普通なのか?最後に三人に謝るが、ききわけのいい友達で良かったねー。
0投稿日: 2023.06.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
昔読んだ作品。 この本は、主人公である東が、アイドルになる夢を叶えるため、自らの足で仲間を探していき、3人の仲間を手に入れるのですが、アイドルを題材にした小説なだけ、3人の仲間はかなり個性的です。 それぞれが個性的故に、会話が面白くなったり、時にはぶつかり合ったりします。 そんな中、4人はどの道を選ぶのか。 そしてこの本の魅力的な部分は、アイドルはキラキラしてて素敵な職業だと思われがちですが、実は想像以上にハードで精神的にもかなり追い込まれるのです。 そんなアイドルのプラスではない裏側なども知れます。 これから先の将来に不安がある時など、是非手に取ってみてください。
0投稿日: 2023.06.17
powered by ブクログ乃木坂46から初の小説家デビュー!ということで、当時現役トップアイドルだった高山ちゃんが、アイドルを目指すある女の子の10年間を描いた青春小説。 アイドルになりたい気持ちやアイドルとしての葛藤が、本当にみずみずしく描かれている。テレビで見る元気な姿とは、また一味違う彼女を見たような気がする。
0投稿日: 2022.11.30
powered by ブクログいろんな壁を乗り越え、無我夢中で夢にしがみつこうとする。挑戦したって上手くいかないことだってある。それでも出会った仲間が自分を支えてくれた。 最後はみんなが救われて良かった。
1投稿日: 2022.11.22
powered by ブクログ芸能人のデビュー作としては、上出来なのではないかと思う。 例えや言い回しを丁寧に行ってくれているので、 情景を思い描きやすい。 少し、伊坂幸太郎の話の書き方に似ていると感じた。 台風で読書する時間を設けて、 図書館で借りて良かったです。
0投稿日: 2022.09.18
powered by ブクログアイドルになりたい女子高生が、地元の西南北の高校から一人ずつ友達になって、アイドルデビューを企むお話 「現役アイドルがアイドルの小説を書く」という触れ込みの作品のため、評価に余計な要素が入ってしまうなぁ ・気になった点 カギ括弧の終わりに句点を入れるのは違和感を感じるけど、プロ作家でもする人はいる(よしもとばなな とか) 同じように、三点リーダーを一つだけで使っているのは違和感を感じる ただ、これも校正のルールで厳密な決まりではないからなぁ 表現方法の一つとしてもよいのか? 修飾語の順番のせいなのか、どの単語にかかるのかわかりにくいところが多数 誰のセリフなのかもわからにくいところが少々 比喩表現がわかりにくく、実感できない部分がいくつか ただ、そんな素人っぽさを感じるのも序盤から中盤にかけて 後半から終盤はそんなに気にならなかったかな 10年間を描くという煽りだけど、大部分は数ヶ月の出来事で、10年後がエピローグ的にちょっとあるだけ 誇大広告じゃないですかね? それらを差っ引いてよかったところも結構あった アイドルへの憧れのきっかけ 「初めてアイドルを見た時思ったの。人間て光るんだって。」 最近読んだ小説でも頑張ってる人が光って見えるような描写があったし、私自身もそんな錯覚を覚える経験があったりするので、この表現はよかった 「理想は一人で描くもので、期待は他者に向けてするものだ。もう期待することはやめよう。」 自分の道は自ら切り開くという意思はいいよなー あと、アイドルという存在にも意味がかかっているんだろうか? ファンはアイドルに対して何を求めてるんでしょうね? 自分の理想を期待をするのは勝手だけど……、という意味もある気がする 終盤の展開に関しては芸能界の闇を感じる 「美嘉ちゃんが笑わなくなった。見ず知らずの人たちからの、言葉の暴力によって。芸能人ってこういうのが普通なんでしょ。」 「おかしいじゃん。お金のため? それとも名誉? どうしてみんな有名になりたいの?」 「自分という存在を大勢の人に受け入れてもらいたいんじゃないかしら。」 「くるみにはわからない。他人の意見なんていらない。自分のしたいように生きられればそれでいい。」 この辺は著者の実体験に基づく要素が大きいのだろうなと邪推してしまうのも致し方がないのでしょうね アイドルではないけど、子役からの芸能人を描いた小説で 綿矢りさ「夢を与える」を読んだときの事を思い出した そりゃぁまぁ全てがキラキラしたきれいな業界ではないのは容易に想像できますわなぁ 「初めて見た時から、光っていました。」 というのも序盤から仕込んであった伏線っぽいところもあるし、小説として見た場合の及第点は十分あるよね 他にも馬場さんがらみのボランティアのあたりは、後半にかけてもっとストーリーに関連させることもできたような気がする 伏線っぽいところがあったけど、何も触れられずに終わってしまった 文章が後半にいくに従ってどんどんよくなっていくので、全体としてとてもバランスが悪いものになっている 連載を作品化したという経緯が故の特徴なんでしょうけど、まぁこの辺も含めて作品性かなぁ 一から改修したバージョンも出せばそこそこ売れそうな気もする それよりも、2作目を書く方がいいかな あと、映像化向きの作品に思えるんだけど、映画化やドラマ化といった話を聞かない なんででしょうかね?
0投稿日: 2022.03.22
powered by ブクログ集めたメンバーがアイドルとして成功する話かと思ったら違った。自分だけが苦しんで人を動かすのはつらい。
0投稿日: 2022.01.27
powered by ブクログ前置きがやたら長くてしかもラストにあんまり繋がっていかない、構成のバランスが悪い作品になっていると思う。元々連載だったらしいからそのせいかもしれない。最後の終わり方はいいが逆に言えばそれだけとも言える。
0投稿日: 2022.01.14
powered by ブクログ1度はアイドルを諦めるが夢を持ち続けて行動していると夢が叶う。自分も若者ではあるが夢を持ち行動することで将来が少しでも明るくなるのではないかと感じた。
0投稿日: 2021.11.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
主人公東ゆうがアイドルになる為に、自身好みの女の子たちに声をかけ勧誘していく物語。文字数は少なめで短時間で読了することが出来た。中盤あたりからはちょっと退屈になってきて、読み進めるのが苦痛と同時にアイドル活動を始めるあたりで他のメンバーはアイドルになりたいわけではないので、メンタルが崩れていくところが辛かった。
1投稿日: 2021.10.29
powered by ブクログ情景描写よりセリフ回しでどんどん進んでいく。ある女子高生が、アイドルを目指す計画を立ててアイドルになっていく過程や設定はおもしろく、青春のいくつかのシーンを見ているような気持ちになる。最後の回収がやや慌ただしいなぁと思ったのだけど、主人公の「視野狭窄で、決めつけが激してくて、言ってしまえば自分勝手」(文庫本解説の吉田氏の言及から)な様子を鑑みるとある種等身大さでバランスを取っているような作品なんだなと感じた。
0投稿日: 2021.10.12
powered by ブクログアイドル目指す女子高生のお話でした 東西南北っていうグループを目指してメンバー集めから 展開の都合よさもちょっと感じましたが 流れはいい感じだったのではと思いました メンバーのイラストがありましたが あまり合っていないような感じもしました
2投稿日: 2021.10.03
powered by ブクログかずみんが書いたから読んだ。 すごい読みやすくて一日で読み終わった。 現役アイドルがここまで書けるのは本当にすごい
0投稿日: 2021.09.04
powered by ブクログご存知乃木坂46の一期生。高山一実さんの小説デビュー作。話題作であったこと、乃木坂メンバーのマルチタレント能力に関心があったので購入。 ただ、やはりこの手の小説は読み慣れていないので、どうしても入り込むことができなかった。読者としてのターゲットに入っていないので当然であろう。
0投稿日: 2021.08.08
powered by ブクログ途中で読むのをやめてしまった。わたしには合っていなかっただけなかのか。図書館の期限が来てしまったので返したが、また時間をおいたら読めるのかもしれない。
2投稿日: 2021.07.15
powered by ブクログさっぱりしすぎてレポみたいだけど所々の文学感がちらっと横切ってきてて、これからもっと書かれる違うお話も読んでみたいな
0投稿日: 2021.05.15
powered by ブクログ乃木坂46のファンの息子から、読んでみてと言われて読んでみました。 思っていたよりかなり良くて、アイドルとしても活躍しているのに、こんな本まで書けるなんてすごいなぁと、ただただびっくりでした。 主人公の東ゆうちゃんは、「アイドルになりたい」という夢を持っています。 夢を実現させるための行動が目に余るところが多々あって、苦笑い。 でも、その自分勝手さと突っ走る感じが、女子高生の若々しさをすごくうまく表せていて、いい作品だと思いました。
0投稿日: 2021.05.14
powered by ブクログ本作の何よりの魅力はやはり、終盤で描かれる主人公の決断であり、成長だろう。〈私は、状況が変わるのを待っていた。しかしそんな日など待っていても訪れないのではないか。〉大切なことは『変わりたい』と願い、そして行動することなのだと、この物型は教えてくれる。ここに書き込まれたもう一つ大事なことは、彼女が変われたのは、仲間の存在が、あったからだということ。視野狭窄で、決めつけが激しくて、言ってしまえば自分勝手で。そんな女の子が、仲間と過ごす日々を通して、自分以外の立場や相手の気持ちになって考えることを学んだ。一人の部屋で妄想し、膨らんだ自信をしぼませる存在は、他人だ。しかし、自分を作り変えてくれるのも、他人なのだ。
0投稿日: 2021.04.14
powered by ブクログ星3.5だけど、アイドルが書いたという事でオマケ4 事前情報はほとんど無しで読みましたが、 読みやすいし、「どうなるの?」と先が気になり、あっという間に読了 主人公にあまり共感出来ませんでしたが、アイドルを目指す人というのは、一般人とは違うのだろうと逆に納得しました。
2投稿日: 2021.04.10
powered by ブクログ読みやすい文体だったが、中弛みを感じた。 また、最後まで読んでも、踏み台ポジションの人は踏み台として存在するよね、という乾いた感触が拭えず、読後感のよいものではなかった。
2投稿日: 2021.04.07
powered by ブクログ•アイドルがアイドルの物語を描くって、ありきたりのようでなかったような。 •アイドルへの道のり、学校生活、プライベートの様子、自分や他のアイドルと重ねながら描いたのかな。 •乃木坂(かずみん)ファンとしては、高山一実としても、かずみんとしても、異なる角度から読める小説だと思う。 •文章は所々、伝わりにくい、理解しにくい箇所があったから、これからの成長に期待しちゃう。 •サラッと読める小説を探している人には◎。 ありがとう。
0投稿日: 2021.03.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
アイドルを目指す女子高生が、近隣高校の生徒を巻き込んで夢を叶えようとするストーリー。主人公が自己中心的で、アイドルになる人はこれくらいの自己主張や顕示欲がないとなれないのかな、と感じました。母親が主人公の変化に気付いていた節もあり、そこで軌道修正してあげないとと親目線で感じました。最後、素直な気持ちをみんなに伝えられたこと、気付けたことで、グループのリーダーになるまで成長できたのだと思います。読後感、最高でした。次回作も楽しみにしています!
0投稿日: 2021.03.15
powered by ブクログ読みやすい。これを現役アイドルが書いていると思うと、より刺さるものがある。序盤から中盤にかけて(東西南北の仲間探し)は特に良かった。
0投稿日: 2021.02.27
powered by ブクログ何かに熱中しすぎて周りが見えてないのは逆に羨ましいとも感じてしまった。ただ、オチが期待していたよりもちょっとなーって感じだった
0投稿日: 2021.02.22
powered by ブクログ東西南北から1人ずつ少女を集めて、アイドルグループを結成する。すぐに解散するが、そのグループがどうなる関係なく、主人公の『東ゆう』のアイドルに対する敢為邁往な心が忘れていた夢への貪欲さを思い出させる。 . シンジという男の見え方も少し癖があり、アイドルから見た男性ファンの見え方なのかなと。どこか高山一実自身を主人公に寄せている様な感じがする。 「夢を叶えることの喜びは、叶えた人だけにしかわからない。」 最後のこのフレーズは、著者が心の底から思っている事だろう。 . 彼女自身どういう思いでこの作品を完成させたのだろうか。アイドルが書いたとは思えません。
1投稿日: 2021.02.04
powered by ブクログアイドルになりたい女子高生の主人公が、 身近なかわいい女の子を探し募ってアイドルデビューを目指す、 という設定・走り出しは面白かった。 文章力・表現力の拙さは気になるものの、 前半は心地よく読める。 アイドルの作家デビュー作にそこまで期待しちゃいけないのだが 中盤以降、それがちょっと続かなかったな、という感じ。 驚くほど大きな省略を連発するのが、新人らしからぬ大胆さと創意工夫とも言えるし、 書く力が無かったとも取れる。 特に期待と不安、葛藤の入り混じる終盤(アイドルデビュー以降)はもっとじっくり読みたかったなと思う。
0投稿日: 2021.01.13
powered by ブクログ現役アイドルが書いたアイドルを目指す子の話。 主人公が結構自分勝手でたまにむかっとする。 アイドルっていいなって思った。 かずみん応援したくなる。
0投稿日: 2020.12.02
powered by ブクログ友達に借り読了。良くも悪くもアイドルの書いた小説だ。正直いつも読むようなタイプではないからわからないが、普通の小説だという印象。 ただ特徴的なのはあらゆるブランド名が出てくるところだ。読者にイメージを持たせようとしたのだろうか。 恐らく、高山一実自身アイドル好きということで当人の高校時代を思い返したのだろう。
1投稿日: 2020.11.25
powered by ブクログ序盤の仲間を探しにいくところが面白かったです。 主人公がアイドルになりたい理由が、よくわからなかった。
0投稿日: 2020.11.05
powered by ブクログ乃木坂46のメンバーが小説を書いたということで読みたくなった。スラスラと読めるわりには特別なところはないかなと思っていたが、終盤になって人間関係や人生の違いが出てきて、リアルになっていって面白くなった。東西南北の支店に目をつけたところが読みやすくさせた一つの方法かもしれない。
0投稿日: 2020.10.14
powered by ブクログ乃木坂46の現役アイドルが描いた小説。 主人公の東ゆうが、憧れのアイドルを目指す物語。 他の方々も書いてますが、 アイドルになりたかった動機、 登場人物の感情模様、 もっともっと物語に奥行きがあったら 更に面白かったのにな、と思います。 各個人のスピンオフとか読みたいです。 さらっと読めるので、久しぶりの読書にはぴったりの一冊でした。
0投稿日: 2020.10.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
乃木坂の高山一実ちゃんの作品って事と、表紙の可愛さで手に取った本。最初の方のページに絵があったから4人のイメージも掴みやすかった。トラペジウムというタイトルも良い。 とても期待しすぎて読んだので、少し内容が薄いかな〜と思った。てっきり4人でアイドルを目指すのかと思ってたら、アイドルになりたいのは主人公の東ユウだけだった。ユウちゃんが強引で、友達を利用している感じもしたけど、アイドルってそのぐらいじゃなきゃ、なれないし出来ないのかな、とも思った。終わり方が良かったから、夢を追いかける女子高生の爽やかな物語。みたいに上手くまとまっていた印象。 そしてこの本を読んで、比喩が極端に多かったように感じた。あと、難しい表現やあまり聞き慣れない単語も多く使われていた。自然に、でも少し個性を出しながら文章を書くのはとても難しい事だと思った。
6投稿日: 2020.09.29
powered by ブクログ高校1年生の東ゆうは「絶対にアイドルになる」ため、己に4箇条を課して高校生活を送っていた。「SNSはやらない」「学校では目立たない」「彼氏は作らない」「東西南北の美少女を仲間にする」・・・努力の末、“輝く星たち”を仲間にした東が、高校生活をかけて追いかけた夢の結末とは。人気アイドルグループ・乃木坂46から初の小説家デビュー作。現役トップアイドルが、アイドルを目指すある女の子の10年間を描いた感動の青春小説。あとがきと全18点のイラストを収録。 私はアイドルに詳しくないので、筆者のことを知らないし顔も分からないです。だからといってアイドルのことをバカにするつもりはないし、今はジャニーズでも本を出すくらいの人もいるので、評判を聞いてわりと楽しみでした。でもうーん、これはよく分からない。そもそも主人公がそこまで強い思いを抱く理由も結局曖昧だし、この主人公、かなり自己中心的じゃない?と引いてしまった。南北西に会いにいくときもいきなりすぎるし、そりゃあ自分の期待ばかり追いかけて周りはついていけなくなるわ。アイドルになりたいが為にたくさんのことを努力する姿勢はすごいと思うけど、そこまで素晴らしい職業と思う人は君が思うほど多くないよ・・・(私は絶対なりたくない人だから余計に分かり合えないのかもね)
1投稿日: 2020.09.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
もと乃木坂46の現役アイドルの執筆。お蝶夫人のような見かけと振る舞いの聖南テネタリス女学園の華鳥蘭子、ロボコンにも出場するリケジョの西テクノ工業高専の大河くるみ、昔の面影がなくなった整形美女の城州北高校の亀井美嘉、アイドルに憧れローカルアイドルからのし上がろうとする城州東高校の東ゆうは彼女たち3人を計画的に寄せ集め、ボランティアで、山登り・城案内そしてテレビ局に見初められてローカルアイドルになったものの、、、幸せは人それぞれだが逆にいえば自分には幸せに見えない姿がその人にとって幸せだったりするという、売れっ子芸能人がもつ皮肉も入っており、2時間ドラマや映画にはぴったりのラノベで数時間で一気に読めた。ただし傷ついてもお互いが根に持たず誰もが幸せになるラストは余計だったかも。東ゆうのルックスが全く描写されていないのは著者自身がアイドルだからか。カメラマンのシンジふくめキャラを最小限度に絞っているのも上手いつくりである。
0投稿日: 2020.09.19
powered by ブクログストーリー展開は、突拍子もないとこがあるが、あとがきが良い、それがあってストーリーがあるのかという感想
2投稿日: 2020.09.06
powered by ブクログ高校1年生の東ゆうは「絶対にアイドルになる」ため、己に4箇条を課して高校生活を送るが――。現役トップアイドルが、アイドルを目指すある女の子の10年間を描いた感動の青春小説!(e-honより)
0投稿日: 2020.09.01
powered by ブクログ単行本で読了。 序盤から中盤までの盛り上がり?を読んでいてページをめくるのがどんどん進んだ。後半の少し早足感というかそれがもう少し読みたいなと思った。でも狙って書いたのかもしれないし、読んでいて気持ちの良さは感じたし最後まで気持ちよく読めた。一風変わった高校生たちの友情の物語をそっと眺めていた感覚。数年前の自分と比べて行動的な登場人物たちの日常に触れられて、自分とは違うな、彼女たちみたいにもっと動いていれば何か違ったかもしれないのかなと思った。読んだ後の爽やかな感覚は心地良い。続編読みたい。
1投稿日: 2020.08.30
powered by ブクログアイドルが書いたアイドルを目指す女子高生たちの物語。どうしてアイドルになりたいのか、それをもっと知りたいと思った。
0投稿日: 2020.08.29
powered by ブクログ現役アイドルが執筆ですが、意外としっかりした物語が作られていました。ただ4人のキャラクターをもっと知るシーンがあれば良かった。続編としても読んでみたい。
1投稿日: 2020.08.26
powered by ブクログバラエティ番組で見る限り高山一実は頭のいい子なんだと思っていた。なのでこの小説を書いたということにも大きな驚きはなかった覚えがある。 実際読んでみるとなかなかこなれてる。アイドルグループのメンバーを東西南北で探すって設定もいい。なんか七人の侍を連想してしまった。ゆうだけはしたたかな計画を持って活動している流れもワクワクさせてくれた。 ただ、後半がやや尻すぼみの印象。 もっとドロドロとした芸能界の話や衝撃的な展開があるわけではない。アイドルを目指した女の子が高校時代に築いた、少し変わった友情の話だった。でも、終わり方は爽やかだったし、読後感はいい。次の作品も読んでみたい。
0投稿日: 2020.08.16
powered by ブクログベタに、アイドルになるまでの苦労話なんだろうなと勝手に思っていたが全然そんなことなかった。例えたがる文章が後半は気にならなくなったのは、著者のクセに慣れてきたからなのか、現役アイドルが書いたという先入観が無くなったからなのか。
1投稿日: 2020.08.03
powered by ブクログよくあるアイドルものとは違うアプローチ方法で描かれた作品。行動力のある主人公がすごいなと感じたと同時に、自分には無理と思い共感は出来なかった。
0投稿日: 2020.08.01
powered by ブクログこの設定でこの文章、ラノベか何か?どの文にも要らない装飾が山ほど付いていて邪魔だった。どうしてもこの言い回しがしたかったんだろうなというのが透けて見えて冷める。もっとシンプルに書けばいいのに。
0投稿日: 2020.07.25
powered by ブクログ大人気アイドルグループ・乃木坂46のメンバーである高山一実さんが 書いた小説です。 私は、今年の初めくらいにYouTubeでたまたま「しゃべくり007」に 乃木坂のメンバーが出ているのを見て、面白いなぁと思い そこから関連動画を見るようになり、今では結構乃木坂に関して詳しくなった いちファンです。笑 高山一実さんももちろん知っており、可愛いのはもちろん 何事にも一生懸命な姿から、いい人なんだろうなぁというのが 画面ごしに伝わってきて、好きなメンバーの一人です。 実は、高山さんを知る前に本書「トラペジウム」の方を 先に知りまして、その時はどこかのアイドルが小説を書いたのか…くらいしか 思わず、特に気に留めていませんでした。 その後、乃木坂を知って、高山さんを知り、 本書と高山さんが繋がって、あーそうなんだ!と一人で驚いていました。笑 これまで、私はアイドルに関して興味を持ったことがなかったのですが、 乃木坂を知って色々と動画を見ていく中で、 アイドルの存在意義というかそんなものが なんとなく理解できるようになってきました。 それは見ている人を喜ばせること、楽しませること、 癒したり笑顔にしたりすること、なのかなと思ったのですが、 当のアイドル本人はどんなことを考え、 どんな気持ちで活動しているのかな、と思い、 今まさに、現役でアイドル活動をしている高山さんがアイドルについて 書いているこの本を読めば、その一端が垣間見えるかもしれない、 と思い読んでみようと思いました。 主人公はアイドルを目指す女子高生・東ゆう。 電車が1時間に一本しかこない田舎の半島で、東西南北にある 高校から一人ずつ女の子を仲間にして、アイドルグループを 作ってデビューを目指す物語。 読んだ感想としては、終盤からの展開・物語の締め方が自分は好きで 読後感も爽やかで楽しめました。 少し意外だったのが、高山さんの普段のキャラクターから、 主人公は純粋で真っ直ぐな女の子を想像していたのですが、 心の中ではまあまあ悪態をつくし、目的達成のために色々と利用して、 それが無意味になったら切り捨てる、などドライな感じだったことです。 そのため、正直途中まで主人公に対してあまり好感を持てなかったのですが、 終盤にあることが判明する一言があり、そこから過去の悔しい思いとか 心の傷とかを想像し、愛おしさを感じるようになりました。 また、アイドルならではの描写や、感じているであろうこと、 アイドルが好きという気持ちが、多くはないですが描かれており興味深かったです。 あと、女性特有の空気感が描かれていた箇所が何箇所かありハッとさせられました。 これはアイドルというより女性ならではの描写だなと思いました。 ただ、全編を通じて疑問に思うところ、登場人物のキャラクターが少々テンプレート すぎるのでは?と感じるところ、あと私の読解力不足もあるかと思いますが、 会話の流れの中で人物の顔が浮かんでこないところもあり、少し気になりました。 しかし、恐らくめちゃくちゃ忙しいであろう乃木坂46・高山一実が その合間を縫って小説を書き上げたこと、それ自体が凄いことだと思います。 これからも陰ながら応援していきたいと思います。
0投稿日: 2020.06.12
powered by ブクログ一度読了し単行本が出たということで2度目でしたが1度目より特に響くこともなく読み終わりました。 やっぱりストーリー系は初見大事
0投稿日: 2020.06.08
powered by ブクログ作者のことを知らないで読みました。 アイドルだから、アイドルのことが分かるから書けた作品かな? 最初の頃の、友達になっていくあたりのところは 読み進めるのが面白かったけど だんだん、終わりに近づくあたりでペースダウン
13投稿日: 2020.06.08
powered by ブクログアイドルになりたい女子高生が、東西南北の高校から可愛い女の子を友達にして、アイドルを目指して行動しているお話です。 物語の描写が軽く、ストーリーに引き込まれることがないように感じました。 色々な出来事も特に伏線があるわけでもなく、詰め込んでいるだけのような・・。
0投稿日: 2020.06.03
powered by ブクログ乃木坂46の高山が描いた、主人公が仲間を集めて、アイドルグループを目指す物語。主人公である東ゆうは、南西北にある高校からそれぞれ可愛い女子高生を集め、アイドルグループを結成しようと試みる。そのためには、時間と労力に目もくれず、どのようにしたら、自分たちが売れるのかを、知的に、そして懸命に書かれている。主人公が「輝ける人になりたい。」という思いから、アイドルへのあこがれを常に持っている姿に、そして、夢を追い続ける気持ちに心を打たれた。自身の夢のために、周りを巻き込んだ主人公の運命とは!?
0投稿日: 2020.05.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
女子高生4人の友情、未来への道を見つけていく青春物語。自分のやりたい事に向かってガンガン行動する主人公に引っ張られて、周りの友達も前へ歩き出す。流されるだけでなく、その中で自分は何をしたいのかを見つけ、それぞれの道を行く彼女たちの姿が「青春」で眩しい。読みやすい一冊。
0投稿日: 2020.05.07
powered by ブクログ現役アイドルが書くアイドル小説ということで気になり、手に取った。 初小説とは思えないほど、スラスラと読みやすい。 輝いているアイドルになりたいと夢に向かい、邁進する主人公の東ゆう。 最初は計算高く、策略家な主人公ゆうに嫌悪感を抱いていたが、仲間との出会いを経て、夢を追いかける姿は輝いて見える。 また青春小説で読みやすく、夢を追いかけている途中、未だ目標が分からない同世代の10代にお勧めできる。 収録されているイラストは登場人物もイメージしやすいのもポイント。
0投稿日: 2020.04.30
powered by ブクログいつも読んでるような小説となんとなく違う。 読みづらいわけではないし、むしろ読みやすいんだけど。 若い女の子の普通(じゃあ無いか)の生活の独り言のような。
0投稿日: 2020.04.26
