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他人を支配したがる人たち:身近にいる「マニピュレーター」の脅威
他人を支配したがる人たち:身近にいる「マニピュレーター」の脅威
ジョージ・サイモン、秋山勝/草思社
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総合評価

34件)
3.5
2
17
8
1
2
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    あまりにもマニピュレーターの標的になりやすいので対策の為に読みました。 マニピュレーターの種類、傾向など詳細に分類されており、分かる分かる!と納得の事例ばかり。 ただ、対処法についてはかなり高度で、私のような凡人がなんとか出来るものでは無いのかもしれないと思いました。自分の中の結論としてはマニピュレーターとは距離を取るのが一番、ということです。 翻訳本のせいもあるかもしれませんが、もっと具体的で子供でも出来る様な表現で対処法を学びたかったです。

    0
    投稿日: 2026.02.19
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    『笑うマトリョーシカ』の参考図書から辿り着いた本書。人間は欲望を叶えるためにエネルギーを使う。それに飲み込まれないように守りを固めたい…。 感想はここまでで。やや学術的な内容でちょっと読みきる気力を作れず、途中で断念。

    1
    投稿日: 2025.07.22
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    ドラマ「私の夫と結婚して」が面白い理由がよくわかった。 あのドラマとこの本を併せると、マニピュレーターがイメージしやすい。 ドラマの主人公「美沙」がターゲットにされるはずだよね。 そして、私の人生にもマニピュレーターがチラホラいたんだなと思う。今頃、あのマニピュレーター達、何やってんだろ。 そして、今もマニピュレーターの対人操作の罠にかけられてる気がしてきたのは、気のせいだろうか。あの人......もしかして...。

    34
    投稿日: 2025.07.19
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    思い返せば、自尊心の弱さに漬け込まれるばかりの人生でした。自責の念が強すぎるので相手を疑うことをせず、心が疲弊することが多い、今も時々ある。 神経症は精神的な不安や恐れの防衛反応としての攻撃性に対し、潜在的攻撃性パーソナリティ障害は相手を屈服させ目的を成就させるためだけに行動し、精神的な障害はこれっぽっちもございません。こういう症例があることを知れたのが、大きな収穫。 さらには対応策として、自分が漬け込まれる隙があるということを自覚すること、相手の策略を認識し毅然とした態度で対応すること、最終的には相手に罪があり変わらないこともありうると認めることなどなど。 精神症と混同して、相手の心理を深読みすることは機能しない。あくまで相手の行動によって判断するという態度も心に留めておこう。 後半にかけてブーストがかかっていき、Kindleで読者のハイライトが後半に集中してくるという珍しい書籍。裏を返せば、前半はケース紹介が続き少し緩慢で読み進めずらい。そこを我慢して乗り越えれば、きっとあなたにも有益な金言が。あなたをすり減らす知人への正しい評価と距離感の取り方が分かるかも。

    8
    投稿日: 2025.06.16
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    信州大学附属図書館の所蔵はこちら→ https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB17918294

    0
    投稿日: 2025.01.20
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    さんざん攻撃性パーソナリティのやつに面倒かけられてたので、この本を読んですごく共感しました。思い当たる人をイメージして読みました。自然に対応策をこうじてたなと思えたし、感覚的だったものが言語化されてスッキリできた部分もあり有益だった。読むのにだいぶ時間かかってしまったので、忘れてる部分もあり、いずれまた読もうとおもつまてます。

    1
    投稿日: 2024.11.13
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    親を翻弄する子どもたち(主にティーンエイジャー)を「未熟で甘えている」のではなく一種のパーソナリティ障害と認定して冷静に対処しようとする著者に、バッサリ切り捨てる(というと言いすぎかもだが)冷酷さと同時に子どもを一人の別人格として捉えている敬意のようなものを感じた。これくらい子離れ(子供は親の所有物ではなく、一人の人間である)している人間の方が子供とまともな距離で接することができそうだ。

    1
    投稿日: 2024.06.03
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    以前、職場にいた理解できない人 (おそらく自己愛性パーソナリティー障害) の言動について理解したくて 検索していく中で見つけた本。 ようやく読むことができた。 この本は1996年が初版で 私が読んだのは、これの改訂版で 2014年に出版されたものだ。 潜在的攻撃性パーソナリティーについて 30年近く前から指摘されていたのは驚きだ。 第1章では、 攻撃性パーソナリティーについて 分類や説明がなされている。 翻訳だからなのか、文章としては読みにくい。 というかとっつきにくい。 ただ、第2章から実例が出てくるので 想像してしやすく理解が進んだ。 著者は、 古典的な精神医学が対象とした 患者たちは神経症患者であり、 こうした従来の精神医学では 攻撃性パーソナリティーを見誤る という指摘をしている。 現在は、重い神経症患者は減ったが パーソナリティー障害が急増している。 そして、顕在的攻撃性に加え、 潜在的攻撃性パーソナリティーが増えていて この事実の普及と被害者救済を目的に この本は書かれているようだ。 古典的な精神医学を当てはめると、 彼らの行動には 深い意味や物語があるかに誤解してしまうが、 彼らはシンプルに 自分の勝利や権力にのみに関心があり、 それへの障害を排除するために あの手この手を使って攻撃してくるという。 そのやり口、手口については 第9章、10章にまとめられている。 彼らの被害者にならないためには、 彼らの餌食になりやすい 自分の特性に気づき変えていくこと、 彼らの攻撃にいちはやく気づき 毅然と対処することと述べられている。 「寛容社会にはびこる攻撃性」と題して エピローグがかかれていて、 著者が現状と今後を憂えていることがわかる。 ここからは、個人的な感想。 規律や規範に抑圧された時代には 神経症が蔓延していたが、 社会が自由をもとめ、時代は変わってきた。 多様性が許容されつつある現代の世の中は 良くなってきたかに思えるが… 顕在潜在を問わず攻撃性が急増している。 ここ日本でも猛威を振るっている。 モラハラや今話題のカスハラ、煽り運転など 攻撃性があらゆる場面で噴出している。 家族や職場などで この攻撃性パーソナリティーと 不運にも出会ってしまい 苦労する人たちが増えてきている。 だからこそこの本が 沢山の人に読まれているのだと思う。 攻撃性を備えてしまった人は 自身の対人戦略が他人に迷惑をかける 甚だ迷惑で誤ったものであるとは 全く気づいていない。 だから、本人は受診につながらない。 周囲の巻き込まれた人たち (多くは途中で気づき逃げ出すか、関係を断つが) 中でも不幸にも忍耐強い人が 被害者として受診に至る。 精神科現場で30年も前の時点で こうした事象が増えていることは実に恐ろしい。 私自身もいろいろな本や動画にあたったが 逃げられるなら逃げろ!が主な対処法だった。 本人は長い目で見れば正体がバレて 寂しい老後を迎えるとする意見も。 徒労に終わった被害者への慰めなのか。 内省する、自省する、 自制するシステムを備えていない 攻撃性パーソナリティーの人は 行動や言動を改める余地もなく ただただ他責するのみ。 この世に生まれる意味が、 さまざまな経験を積んで、他人だけでなく 自分自身への理解を深めることだとするならば 彼らは何の前進も改善も得られない 虚しい存在だと言える。 社会の大多数が、 こうした攻撃性をもって 欲しいものを手に入れようとする人 ばかりになってしまったら、 世の中はどうなってしまうのだろう。 エピローグにあった古い言葉の引用 「道徳を法律にすることはできない」 が重く響いてくる。

    6
    投稿日: 2024.06.01
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    manipulative, 権力性、無自覚な特権性。 万人にはささらない本だと思うけれど、レビューを書いている被害者側の方の様相に共感と想像をしてしまう。

    0
    投稿日: 2024.01.10
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    なるほど。マニピュレーターと呼ばれる人達の中でもとりわけ潜在的攻撃性パーソナリティ障害とされる人達の事や対処法の書いてある本。途中のケーススタディは面白くなかったけど、エピローグは良かった。ただ俺が気になるのは、この人達にどう対処するかではなく、こんな修羅の生き方を選んだマニピュレーター達はどう満たされてどう安息を得てるのか、だったな。

    1
    投稿日: 2023.07.03
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    今まだp45あたりまでしか読んでいないが面白い。 マニピュレーターの話の前段として包括的に語られているフロイトやユング、人格、性格などの話に納得する。 私は精神医学や心理学の専門ではないので、このあたりの包括的な話は、あるいは専門家からは「ざっくりまとめすぎて不正確」という批判もあるかもしれないけれど…専門家がこの本をどう捉えるか、知りたいなー。

    0
    投稿日: 2023.03.16
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    期待していたけど、翻訳本はやっぱわかりづらい。 例の名前も覚えづらくていちいち戻るのがややこしかった。 マニピュレーターの手法 矮小化 →自分のやったことは大したことないことだと主張する 虚言 →嘘とわからないような巧妙な嘘をつく 否認 →攻撃の事実を認めない 選択的不注意 →相手の要望を無視 合理化 →攻撃を正当化して相手を騙す 話題転換 →不意をつくように、話題をすり替えてはぐらかす。 はぐらかし →意図的に問題を回避するために問題の論点とずれた回答をする 暗黙の威嚇 →わかりづらい脅しで不安を煽り、支配したままにしようとする 罪悪感を抱かせる →自分より良心に勝る相手に対して皮肉を言い、相手を当惑させる。そして、反省を迫る。 羞恥心を刺激する →さりげない皮肉や当て擦りで相手の不安をかきたてて、相手の能力や価値観に揺さぶりをかける。自分が支配する側に居続けることができる。 被害者を演じる+犠牲者を中傷する →「自分を守るためにこうするしか無かった」と見せかけることで被害者をさらに守りに入らせる 忠実なるしもべを演じる →自分の目的をあたかも崇高な理念に奉じているかのように取り繕う。下心の隠蔽。 人をそそのかす →相手の欠乏や依存を満たすために賞賛や承認、高い評価、かけがえのない存在だと認められたと思わせる。 責任転嫁 無実を装おう 無知・混乱を装おう →相手が話す内容に対して無知を装い、しらばっくれたりする。 これみよがしに威嚇 →怒りからくる攻撃ではなく、目的のために怒る。 対処法 危険な誤解から自由になる →人間は皆同じではない。同じことを経験しても、気持ちや受ける影響は全く違う 人格をさらに正確に判断する →攻撃性パーソナリティーの特徴を覚えてよく考える 自分の性格を熟知する →①過剰にナイーブかどうか  ②過剰に良心的か  ③自信に乏しくないか  ④理詰めで物事を考えすぎるかどうか  ⑤依存感情があるか 展開を読んで手を打つ →注意深く相手の話を聞く。つけ込まれるので絶対に動揺しない。 負け試合には手を出さない 自分の得意にエネルギーをそそげ 言い訳を聞き入れない 意図ではなく行動で判断する →なぜ?と深読みしない 個人的な限界を設ける →どの程度なら許せるかを考え、限界を超えたら関係を改めるなどを決めておく。 はっきりと要求する →「私は」と付け加え、曖昧な表現をしない。明確に伝える。 ダイレクトな返事だけを受け入れる 集中して目の前の問題を考える →話題転換やはぐらかしをされないように目を逸らさない 問いただすときは責任を突きつける。 →理由をつけて責任を押し付けてこようとしても、その行動そのものに注意を集中させる 露骨な攻撃・脅迫は避ける →攻撃しすぎると、否認や選択不注意反撃で攻撃をされる。 行動は素早くり →心のブレーキがないのが攻撃性パーソナリティなので、勢いづかれると止めるのに何倍も大変になる 妥当な合意を結ぶ →必ず成就させるという強制力があるものでなければいけない。ウィンウィンの約束を交わせば、攻撃性パーソナリティの人は負けてはいないため受け入れることはできる。 相手の反撃に備える みずからに対して正直に

    1
    投稿日: 2023.01.21
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    こんな人にオススメ! ・この人と関わるといつも自分が貧乏くじ引くよ  な〜って思っている人 ・自分の頼みは聞いてもらわないと機嫌が悪くなる  のに、人の頼みは完全に断る人が近くにいる人 ・自分の本気の質問に対していつも、曖昧にしか答  えなかったり、話しをそらす人が近くにいる人 印象に残った言葉 惨めな思いに苦しむ患者がいて、もしも自分ひとりで苦しんでいるようならその患者は神経症。 そして、周囲の者皆すべてを苦しめているようなら、おそらくその患者はパーソナリティー障害に違いない。 感想  幸いなことに自分の近くにはこういった特徴の人  がいないことにホッとした。  最後の章で対応策が載っていたので参考になっ  た。

    0
    投稿日: 2022.02.14
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    あらゆる手段を使って他人を操作しようとする「マニピュレーター」の話。 どんな人にも、自分を有利にしたいと思う心はあるはずで、今直面しているマニピュレーターに対しての理解だけでなく、自分自身が同じことをしてしまわないようにするためにも理解できる内容だった。

    0
    投稿日: 2021.07.23
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    マニュピーレーターという他人を支配する能力が高い人がいるということを知るだけで、未然の防御策になる。善人と見られている人がこのマニュピーレーターであったりするので対策が難しい。

    3
    投稿日: 2021.06.12
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    人を追い詰め、その心を支配しようとするものー「マニピュレーター」。人当たりもよく、うわべはとても穏やかなのだが、その素顔は悪知恵に溢れ、相手に対して容赦がない。ずる賢い上に手口は巧妙。人の弱点につけ込んでは抜け目なく立ち回り、支配的な立場を我ものにしている。そんな人に使われないよう、まずは自分が理解する本。 詳細は下記 https://note.com/t06901ky/n/na9b14c3a99e6

    0
    投稿日: 2020.08.23
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    臨床心理学者による、他人の行動を支配したがる「マニピュレーター」の特性と対処法についての本。 精神医学のちゃんとした学説があるわけではなく、著者の臨床例からの演繹がメイン。 ずっと気になっていた本だが、率直に言って期待はずれな内容だっと。 本書では、マニピュレーターは闘争的・攻撃的なパーソナリティを持った人物であるという前提に立って話が進む。 だが、自分の経験則では、人間は過度に攻撃的な人でなくとも、自分を守るためやリスク許容度の低さから他人の行動を支配しようとする。そして、その手段として自分が被害者だと振る舞う(当人は演じてるわけではなく本当にそう感じている!)。 そういった行動と感情について何か知見があればと思ったのだが、本書では上述のように、マニピュレーターは「一般人とは異なる人」という考えが根底にあるため、「他人を支配したがる」のは人間には共通して備わっている特性という見地からの記述はない。 確かに攻撃的で他人を道具視する人はいるのだが、果たしてそれだけを見てればよいのだろうか?私達が日常ひどく心を砕いている相手は、そうくくるには「普通」過ぎる人と思うのだ。 ただ、本書終盤でマニピュレーターへの対処方法として「自分を知る」ことが挙げたられていたのは非常に納得した。 過剰にナイーブである、過剰に良心的である(自責的)、自信に乏しい(自分の欲求を放棄しやすい)、理詰めで考える(相手の行動に客観的な利点を見出そうとしてしまう(そんなものはない))、依存感情(被害者である自分が心地よい) こういったパーソナリティはマニピュレーターに付け入られやすい。 また、具体的な対処法として挙げられていた中では以下の点が有用だと感じた。 言い訳を聞き入れない(不適切な行動の合理化にはおかしいと言う)、意図ではなく行動で判断する(相手が傷ついているとしても自分を中傷していいわけがない)、はっきりと要求する、ダイレクトな返事だけを受け入れる、集中力を持って対峙する(はぐらかし、雑な責任逃れを流さない!) そう。疲れて流してしまっては相手の思うつぼなのだ。

    0
    投稿日: 2020.06.18
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    翻訳作品にありがちな、訳のわかりづらさ。「自分」とは誰を指していて、「相手」とは誰を指すのか、しょっちゅう混乱した(*_*)グルグル 第2章~第8章は、具体的な、身近に潜むマニピュレーターのエピソードに入るので、サクサク読めた。 が、第1章は様々な攻撃性のタイプ(反応的攻撃性、略奪的攻撃性、道具的攻撃性、受動攻撃性等)が出てきて、結構混乱した。さらに、攻撃性パーソナリティの5つの基本分類に加え、能動的非依存性、受動依存性なんてワードもでてきてもう大混乱(゚∀゚)ファー 「いかなる攻撃性もそれ自体を問題とは考えず、攻撃性の背後になんらかの障害や不安感、無意識の恐れを抱えているのではないかと、攻撃性をある種の兆候として捉えてはいないだろうか」という問いには思わず、えっ違うのと声が出た。わたしはずっと、プライドが高い人やマウントを取ってくる人、突然牙を向く人に対してもこんな風に思っていたわけですが、「これでは、患者(攻撃性パーソナリティを有している人)は“葛藤”を抱えているという仮定に目を奪われ、問題を引き起こしている元凶の攻撃性の存在を見落としてしまうことになる」。そして「この考えは、筋金入りの強者を恐怖に脅えて逃げまどう弱者と見なすものであり、こんな風にして状況の本質をなしている事実に誤解が生じていく」。また、この考え方は、攻撃性パーソナリティとは真逆の性格である「神経症的人格の特徴を過激に一般化し」ているものだそうだ。なるほど、一読者であるわたくしもこの作品が定義づける「神経症的人格」側にいるので、いつも攻撃してくる人たちの心をどうにか理解しようと試みてもうまくいかないのは、攻撃性がベースにある人たちがいる、という考え方をしてこなかったからなんですね。 衝撃はさらに続く。これまで多くの攻撃性パーソナリティに心をズタボロにされてきたわたくし、異動や転職を余儀なくされたことも。この本に出会ったきっかけは、DaiGoさんの動画で「カバートアグレッション」という概念を知ったから。それが今までわたしをズタボロにしてきた人とがっつり重なって、それで読むことにしたんだ。この作品の中で著者は「彼ら」を、パーソナリティ障害と断言する。 しかし、「一人ひとりに対して『あなたは神経症タイプ』、『あなたはパーソナリティ障害だ』と単純に振り分けることはできるものではない。が、人格の軸線上では神経症からパーソナリティ障害を両極にして、どんな人であろうとこの線上のいずれかの地点に位置づけられる。神経症とパーソナリティ障害のふたつに大きく分けて、どちらの傾向に属しているのか比べてみるのもとても有効的な方法だろう」。 なるほど、いわゆるスペクトラム、という考え方。 同時に思ったこと。 様々な職場でわたしの心をズタボロにしてきた彼ら。同僚や友人と話すと「やっぱりおかしいのは彼らの方だよね」と思ったからこの本を手に取ったわけで、つまりわたしは作者と一緒になって彼らのことを罵ってもいいはずなのに、なぜだか途中から、その「明らかに悪いのはあっちで、こっちは絶対おかしくない」というスタンス・考え方に疑問を持ち始めるようになっちゃって。すごく心の中がざわりざわりとして集中できなくなった。過去に攻撃性パーソナリティから受けてきた数々の攻撃、それらは心に封印してきたけれど、この本を読むことでその封を開けてしまったことによるものなのか、今関わっている攻撃性パーソナリティを有していると思われる人との立ち向かい方を思い描きながら読んでいるからなのか、自分では圧倒的に神経症タイプと思いながらも、パーソナリティ障害の割合が少なからずある、と気付かされたからなのか。 この本を読んでしばらくして、自分の周りにいる人たちへの見方が変わった。攻撃性ベースで関わってくる人がいる、と知ってから、これまでなんとなく苦手だな、と思っていた人達の背景に、攻撃性、操作性、マウンティングが垣間見えた。そして、彼らの発言を振り返って傷ついたこととか思い出して、やっぱり今までの「なんとなく苦手」の感覚は間違ってなかったんだなって思ったりもして。その直感は信じていきたい。 作中にもあるけれど、彼らは、こっちの弱いところをついてくる。だから、自分の弱点は彼らから自分を守るためには、向き合っておかなくてはならない。そこを突かれても動揺しないように。今まで自分の弱点が何か、うまく言葉にできなかったけれど、最近同僚と話して、少しだけ言葉にすることができた。だから、まずは今の人間関係の中で、相手の発言に違和感を覚えたら、その時に自分の弱点を突かれたことに気付くこと。これが、スタート。で、それができたら次。彼らが「どのような手口で操作しようとしているか、そのかけひきの手口を見極め、それにふさわしい方法で対応する」ということ。 ハードルが高い。人間関係、ずっとこれを繰り返して終わりたくない。

    29
    投稿日: 2020.03.21
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    翻訳したものにありがちだけど、冗長で読みにくい。他人を支配したがる人=「マニピュレーター」に対する対処法が書かれているけれど、それまでが長いので彼らがどういう人たちかある程度知っているなら斜め読みでいいかも。この本の前に読んだ『他人を攻撃せずにはいられない人』も似たような内容だったけれど、あちらは関わらないことを第一にすすめているような感じなので、より積極的な対処法を知りたいならこちら。ただし、実践するのは難しそうだ。

    2
    投稿日: 2020.02.05
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    マニピュレーター、ダークトライアド、カバーとアグレッションにまつわる基礎的でわかりやすい知識が学べる。 従来の王道的心理学では触れてこられなかった現代病とも呼べるパーソナリティ障害について分類、解説している。 ただ、心理的要素とは多種多様なもので、占いよろしく、自分や他人を完璧に重ね合わせたい方にはあまりわかりやすい本では無いかもしれない。 あくまでこういう思考パターンの人たちがいて、どういう態度を取るのが良いかという参考にはなる本だと思います。

    2
    投稿日: 2019.12.15
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    思うところがあり購入。 一読目では、具体例を読むだけで、強く共感したり、もっと強烈な境遇例にすっかり疲労してしまい、内容を受け取り切れなかった。 最近、改めて拾い読みする。 特に、第10章「相手との関係を改める」を、自分が現実に取ってきた対応と比較しながら、噛みしめるように読んだ。 たくさん付箋を貼る。 今後も、自分の血肉になるまで、何度か振り返ると思う。 全受容では、益々エスカレートしていく相手との、関係性の改善の糸口や、対応時の心構えなどを具体的に知ることができ、深く感謝。

    9
    投稿日: 2019.10.31
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    うーむとうなりながら読了。 何度も読み返しておきたい。 情に流されず。訴えかけず。 あくまで理知的に感情的ならないよう自分を守るためにアンガーマネジメントを心掛けたい。

    0
    投稿日: 2019.10.26
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    人を追い詰め、その心を操り支配しようとする者―「マニピュレーター」は、聖書に書かれた「ヒツジの皮をまとうオオカミ」に実によく似ている。 本書の目的は、そのオオカミの正体を見抜き、何を相手がたくらんでいるのか予想し、関係操作の被害をの免れる為の方向性を示そうとする。 また同時にそのようなオオカミへの対処として、フロイト派の古典的な心理学理論ではもはや対処出来ない旨を訴える。 類似の専門用語の整理が難しい部分で★-1個とさせていただいた。 様々なパーソナリティのそれぞれの傾向を把握することで、適切な対処を促すものであり、例えば攻撃性パーソナリティは、やりたくもないことを強要されたり、自分がやりたいことを妨げられたりすることを嫌う・・・。 ・人間関係をめぐる大半のトラブルは、かたや精神的には独立して他社に対して攻撃的である側と、その一方で、不安定な自分を抱え、他社に対してすがろうと必死になっている者のあいだで起きている場合がほとんどだ。 ・虐待関係において攻撃する側の真のねらいとは、被害者本人に向けられているのではなく、支配する地位を得ることにあるのだ。 ・神経症の患者はささいなことをつねに過大な問題と受け止めて頭を抱える。つまり些細なことを大惨事と考えてしまう。一方、攻撃性パーソナリティ―は、つねに自分の悪事をありきたりのものに見せかけようとする。そうすることで自分を問いただす者に、その非難はあまりにもひどすぎるとか、自分の立場に対する評価が十分ではないと思い込ませようとしている。…

    7
    投稿日: 2019.09.15
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    世の中には「他人を支配したがる人」がいるため、その支配から逃れるためにはどうしたらよいのか、が書いてある本。 支配したがる人はどういう種類の人なのか、という解説から、支配したがる人の類型を紹介し、ではどのように我が身を守ったら良いか、が記載されている。大なり小なり人に支配されて嫌な思いをしている人は、読んでみると良いと思う。 特に参考になった部分は、「支配される側もつけ込まれる隙があるため、自覚し、隙を塞いだ方が良い」事や「理屈で考えては理解できないため、相手の不本意な行動を注視する」事や、「相手の嫌な行動に対して、毅然とした態度を取り、妥協しないのが何よりも大切」という事かな。 これ、ふと思ったけど外交も同じかもね。

    3
    投稿日: 2019.09.11
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    人を追い詰め、その心を繰り支配しようとする者--「マニピュレーター」うわべは穏やかだが、悪知恵にあふれ他人に容赦がない人のこと。潜在的攻撃的パーソナリティを備えている。 そういう人たちの事例と特徴、攻撃されやすい人の特徴と対処方法が書いてある本。 職場はコンサル会社らしく潜在的ではなく明示的な攻撃性を示す人が多いので、あんまり気にはならなそう。むしろ、自分がそういうものになってないか注意を払いたい。 家庭ではどうだろう。子供が親をあやつる事例もあったけど、ロジカルのかけらもない受け応えには気をつけたい。 なんらか苦しんでいる人にはヒントになる本かも知れません。攻撃する人は変えられない。

    5
    投稿日: 2019.09.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2019/4/1 Amazonより届く。 2019/4/5〜4/7 現在、まさにこの手の同僚との闘い?に忙殺されていて、ネットニュースでこの本の紹介を観て、これだ!ということで購入。今問題の人は、ここで書かれているほど、巧妙ではないが、その分、逆に厄介な感じ。後半、対策が書かれていたが、結局相手の変化に期待してはいけないんだな。辛い闘いだ。

    3
    投稿日: 2019.04.01
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    自信を持ってアサーティブであることが出会わないことへのデザインに繋がるような気がしてきた。とはいえ出会わざるをえない場所もあるので、もし出会ってしまったら毅然とした態度であること。そのときは、いずれ分かり合える、いずれ変わってもらえることには過度に期待しない方がよいかもしれない。いわく、犠牲者たちが挑み続けた "勝ち目のない闘い" とのこと。

    5
    投稿日: 2019.03.16
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    本書では、搾取する側と、搾取される側を例えて「ネコとネズミの関係」で説明している。 ただ実際は『攻撃』でローレンツが描いたのような、敵対闘争・順位競争を繰り広げる、人間という社会性動物の社会における「種内淘汰」についてなので、ネコとネコの縄張り争いのように捉えてイメージした方がよりしっくりくる。 著者は、こうした問題となるパーソナリティは生得的ではなく、どちらかというと学習するものという捉え方で、上書きできるという立場をとる。 この考え方が正しさを証明する説明はあまりなく、実際に学習療法などで効果が見られるということは事実なのだから、と論を進めていくのはなかなか清々しい。 またフロイトの防衛機制を利用して「彼ら」の思考を説明しているのはなかなかおもしろい。 本書の結びでは、支配して搾取する体制としての共産主義への批判、逆に自由市場における問題のある行動が助長されている可能性などについて問題点を指摘し、人格形成について保守的な立場から提言を行う(そもそも書名が『in sheep’s clothing』とかなり保守的というか宗教的)。 本書は「搾取される側としての保守層」に向けたものであるようで、彼らが持つ規律重視の限界を説き、まったく別の価値観を持つ人が社会には存在するとこを理解して人間関係を築くことを勧める。 そのため、この結びのあたりを何度か読み返していると、なんとなく「ネコとネズミ」という例えも正しいような気もしてくる。

    2
    投稿日: 2019.01.18
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    サイコパス。 日本にいると、なんだか中二病な感じでとらえてしまうのだけれど、彼らは普通に周囲にいるといて、隙あらば支配しようと目を光らせているというから怖い。 この本ではサイコパスとは言わずにマニピュレーターを書かれている。 他人は自分が勝つための駒にすぎなくて、弱いものをかぎ取る能力が高い。 彼らと対峙せざるを得なくなったときに対応とか、交渉術が書いてあるんだけれど、こちらがちょっとでも弱気になればあっという間に食いにかかってくる相手に、どうしろと(笑) 話し合いでなど、どうにもならない相手。 人間が全員誠実とは限らないのだ。

    4
    投稿日: 2018.02.05
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    パーソナリティー障害:マニピュレーター。潜在的攻撃性パーソナリティー。 はじめに パートⅠ マニュピレーターの正体   プロローグ 誰も気づかない「攻撃性」   第1章 「攻撃性」と「隠された攻撃性」   第2章 勝つことへの執着   第3章 満たされない権力への欲望   第4章 虚言と誘惑への衝動   第5章 手段を選らばない闘い   第6章 こわれた良心   第7章 相手を虐げて関係を操作する   第8章 親を思いのままに操る子ども パートⅡ マニュピュレーターと付き合う   第9章 人を操り支配する戦略と手法   第10章 相手との関係を改める   エピローグ 寛容社会にはびこる攻撃性

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    投稿日: 2017.06.04
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    何でもかんでも神経症と思って分析しちゃだめだよ、当たり前じゃん! 本来感情由来の行動を戦略に用いるなんてあたり前だよ、、 こんな当たり前なことに1冊費やすなんてゴミだよね。

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    投稿日: 2017.02.04
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    他人の心を操作する「マニピュレーター」という人格について書かれた本。 同じ攻撃的人格でありながらサイコパスとは違うみたい。 私自身、こういうタイプの人にいいように使われることがちょいちょいあるので(鈍感なのであとから気づく)、傾向と対策が言語化されてるのはとてもありがたい。ただ、訳が回りくどいのが残念。

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    投稿日: 2016.12.02
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    訳がよくないのか、とにかく読みにくい本。文字のサイズのわりに行間がつまっていてレイアウトも宜しくない。 内容は似たカテゴリーの本「平気で嘘をつく人々」に比べると薄く、整理されていないように感じた。

    2
    投稿日: 2016.07.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    冷酷を極める人格、なぜその正体を見抜けないのか 1.自分が攻撃されていることに気付けない 2.「傷ついているのは相手のほう」と思わせる 3.自分でも意識していない「弱点」をひそかについてくる 4.「問題があるのは自分のほう」と思わせる パーソナリティー障害、5つの基本タイプ ・非抑制的攻撃性パーソナリティー ・擬似適合的攻撃性パーソナリティー ・加虐的攻撃性パーソナリティー ・略奪的攻撃性パーソナリティー(サイコパス) ・潜在的攻撃性パーソナリティー 選択的不注意 ・合理化 ・話題転換 ・はぐらかし ・暗黙の威嚇 ・罪悪感を抱かせる ・羞恥心を刺激する ・被害者を演じる ・犠牲者を中傷する ・忠実なるしもべを演じる ・責任を転嫁する ・無実、無知、混乱を装う 自分の性格を熟知する ・過剰にナイーブである ・過剰に良心的 ・自信に乏しい ・理詰めで物事を考えすぎる ・依存感情 対策の仕方 ・展開を読んで手を打っていく ・負け試合には手を出さない ・自分の得意にエネルギーをそそぐ 具体的には、 ・言い訳を聞き入れない ・相手の意図は深読みせず、相手の行動で判断する ・個人的な限界を設ける ・はっきりと要求する ・ダイレクトな返事だけを受け入れる ・集中力を保って目の前の問題を考える ・相手を問いただす時は、責任をつきつける ・あざけりや憎しみ、露骨な非難は避ける ・脅迫するような真似は避ける ・行動はすばやく起こす ・自分の考えを話す ・妥当な合意を結ぶ ・相手の反撃に備える ・自分の直感を信じる

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    投稿日: 2015.11.19