
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
白鳥ではなく黒鳥というタイトルになるほどなあと思わせるストーリーでした。 善人が実はというパターン、あるあるといえばあるあるだが、それだけとは思えない。 1番最後の結末だけはまさかのそこに!という驚きがありましたがただ一言。闇は深い。 終始少し重めだが、著者の読ませる力が凄くて飽きずに読めた。
0投稿日: 2025.09.14
powered by ブクログ人の正義はそれぞれで、それこそどれだけ他人に迷惑をかけても守りたいものがあれば一歩踏み出してしまうかも。その一歩が行き過ぎた人、中途半端だったためにものすごく悩む人、色々出てくる話だった。自分を駄馬に例えた娘さんがこの先明るい未来を歩んでいけそうな終わりかたにはホッとした。
0投稿日: 2023.12.18
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拉致した女性の体の一部を家族に送り付け楽しむ、醜悪な殺人者。 突然、様子のおかしくなった高校生のひとり娘。 全ては自らが過去に犯した罪の報いなのか―!? (アマゾンより引用)
0投稿日: 2023.11.20
powered by ブクログ女性の監禁殺人事件と並行しながら、家族の抱える秘密、悩み、そして崩壊が描かれていく。醜悪な心、偽善と善、後半に進むにつれ、どんどん醜いものが溢れ出て苦しくなりました。それでも再生へ進みだせそうで良かった。
0投稿日: 2023.11.10
powered by ブクログ最初、なかなか入り込めなくて先に進まなかったけれど、中盤からはハラハラしておもしろかった。 みんなそれぞれ秘密を持っているだろうけれど、なんだか人間不信になってしまいそうなほど秘密がありすぎ笑
1投稿日: 2023.05.22
powered by ブクログ誰にでも秘密があり、心の奥底に昏い部分を潜ませている。 それは親子や夫婦の間でも同じで、近い関係だからこそ隠さねばならない部分でもある。 健全に育っていたはずの娘の突然の豹変、世間を騒がす女性拉致事件、自身が企んだにも関わらず正体不明の殺人犯、複数の要素が絡み合いながら物語は展開して行くが、徐々にパズルのピースが埋められ、ラストで綺麗に収まる。 自分の予想の上を行く悪意ある者達、正義・善意の言葉を盾にして歪んだ復讐を成し、承認欲求を満たす者、己の欲の為に悪を企だてる者、人間の愚かさが強烈に迫る。 悪の集大成作品。
0投稿日: 2023.02.15
powered by ブクログ犯人が誘拐した女の持ち物を家族に送りつけてくる事件。疾走した高校生の一人娘が事件に巻き込まれたのではないかと憔悴し心配する両親と、その両親が隠している過去の秘密。過去の事件と現在の事件が奇妙に一致し、真相に近づいていくミステリー小説。 読み始めは面白くてあっという間にひきこまれていくが、中盤で「あー、この人がこの人だよね…」となんとなくわかってくる。で、物語の軸はいったいどれなんだ?と思うくらい話があっちこっちへ行き「この話はちょっとあんまりかな…」と思いかけるも、終盤パタパタパタっと全部つながっていき、最後は一気読み!なるほど、きれいに終わったな、面白かった。
1投稿日: 2022.03.26
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宇佐美まこと5冊め。 すごく!とか、めちゃめちゃ!ではないけれど、まあ、普通に面白い。 読んでいる途中で、ある程度は、この人があの人なんだろうなぁ・・・というのは、分かるけれど、 終盤に向かって、出てくる人たち全員がなんらかの関係者で、すっごい狭い世界ですべてのことが起こりすぎ!な感は否めない。 とりあえず、wowowのドラマ見てみます。
0投稿日: 2022.02.21
powered by ブクログ女性が拉致され、その女性が身に着けていた物や、最後には身体の一部が切り取られて家族に送り付けられる「肌身フェチの殺人者」という異名をもつ犯人が世間を震撼させていた。しかし不動産売買で名をあげた「ザイゼン」の取締役社長・財前彰太は、違う意味で恐れ慄いていた。自身が興信所に勤めていた18年前、ある老人から聞いた事件の犯行内容と瓜二つだったからだ。そしてその18年前の事件の犯人は、彰太がある工作をしたがために、逮捕されることもなく、世に放たれたままだった。 作中でも出てくるが、「因果応報」という言葉がぴったりな内容。自身の行いは自身に返ってくる。主人公を含め、秘密をかかえた人物が多く、それが少しずつ明かされ、あれよあれよと繋がっていくのはミステリとしてうまいなぁと思う。少し出来過ぎな感じがしないわけではないし、黒幕の正体もわかりやすいといえばわかりやすいので、衝撃を受けるという程ではなかったが、楽しめた。
1投稿日: 2021.09.17
powered by ブクログなんともざわざわする読後感。今ちょうど、WOWOWで放送されているドラマの原作。読んでみようと思ったのは、ドラマの中で主人公たる男があまりにも簡単に社長を務める会社を乗っ取られそうになってたから。余程のぼんくらでなければあり得ない設定で、原作でもそんな杜撰な設定なのかを知りたかった。だって、株式会社を乗っ取るなら充分な比率の持ち株が必要で、単に取締役会の多数決で決まるはずはないからだ。しかも社長は創業者であり充分な資本金もあったはずの設定なので、持ち株比率が低いはずがない。そうでないとしたら、余程のぼんくらでというわけだ。作品はミステリーであって経済小説ではないとしても、あまりにも杜撰でご都合主義的ではいただけない。原作では一応株保有率への言及はあったが、おざなりで、納得できるものではなかった。ミステリー部分はなかなか斬新な仕立てであるだけに残念な感じ。
0投稿日: 2021.08.21
powered by ブクログ圧巻、言葉がない。何というか、もの凄い作品を読んだというより「読まされた」ことに圧倒されている。 行間はぎちぎちのミステリで充たされているのに、すべてを見渡し終えると、入念かつ綿密に構成=計画され、あらゆるジャンルを跨いで描かれた作品であることに度肝を抜かれた。 読み進めながら、ずいぶん大風呂敷を広げているなと感じていたが、全ての伏線が一本の糸を撚り合げるように回収され、作者の胆力と力量に驚愕する。 必読の書!
2投稿日: 2021.07.23
powered by ブクログ因果応報、しかも自分がやったことの報いが、自分に直接ではなく愛するものに災いが降りかかるという形でやって来たらーー。てんでばらばらだと思ったものが見事に繋がっていって、最後まで一気に読んだ。面白かった。 今度WOWOWでドラマ化するというので楽しみ。
2投稿日: 2021.06.27
powered by ブクログ宇佐美さんの本3冊目。 そして、3冊ともはずれなし。 たくさんの伏線や細い糸が最後きれいに繋がって、いろんな謎がスルスルと解けていくようで爽快。 登場人物全てに表の顔と裏の顔があり、意図して秘密の顔を持った人、意図せず持った人もいて嫌悪と同情が入り乱れ。 7月からWOWWOWでのドラマ化。タイムリー。見ないけど。 読み終わって、ドラマのキャストを見てニマニマ。 若院がV6の三宅くん。ほほーなるほど。大黒様の財前直見は綺麗すぎて微妙だな。
5投稿日: 2021.06.22
powered by ブクログ2021年7月からWOWOWで放送予定の藤木直人主演の連ドラの原作。WOWOWでドラマ化されるものって、こういう陰鬱な事件の話が多いような気がするのは私だけかしら。好きじゃないんだけどなあ。でも、まあこの作品はそれなりには面白かった。ただ、結構これってこう云う事じゃないって思ったのが、ほぼ当たってて、もちろん全てじゃないけど、ああ、やっぱしで終わった。作者の作品って初めてだけど、文章としては悪くない。愛媛出身で57年生まれの女性って毒舌先生と同じなのね。まあ、松山と宇和島なのではあるけど
0投稿日: 2021.06.03
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主人公一家が抱える事情を巡ってのあれこれが絡みあっての展開には悲惨な結末を予感しつつ読み進めたが、それなりの調和的結末にホッとする。 瞑想の呼吸法や静中・動中の工夫など、仏教・スピリチュアル系の情報も興味深く読んだ。 それにしても関係者が近くに密集しすぎでは。 20-46
2投稿日: 2020.09.22
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評価は4. 内容(BOOKデーターベース) 拉致した女性の体の一部を家族に送り付け楽しむ、醜悪な殺人者。突然、様子のおかしくなった高校生のひとり娘。全ては自らが過去に犯した罪の報いなのか―!?推理作家協会賞受賞作家が、人間の悪を描き切った驚愕のミステリー!
0投稿日: 2020.09.15
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(図書館本)お勧め度:☆6個(満点10個)読み終えてなんか、すごく空しく感じてきた。所詮人間は自分の犯した業によって、因果応報の罪を償うものだ。この小説も、仏教的思考によってなりたっているが、たとえ、妻であっても他人には言えない秘密の積み重ねによって、負の要因が現実になっていくというお話。こう書くと難しく思えるけど、全ては自らが過去に犯した罪の報いとして娘の失踪と猟奇的な犯罪~拉致した女性の体の一部を家族に送り付け楽しむ~を絡ませて展開していく。最後にすべてが終息し円団を迎えるけど非常に悲しい結末に終わる。
2投稿日: 2020.03.29
powered by ブクログうーん、どうしても設定ありきの ストーリーに感じてしまう。 愚者の毒レベルを期待するのが 無理なのか。
0投稿日: 2020.03.03
powered by ブクログ1月-11。3.0点。 不動産業社長の主人公、高校生の娘が反抗を始め不良に。 同時期に、若い女性の連続誘拐も発生。 娘は無事なのか。 そこそこ複雑なストーリー。過去、現在の事件が絡み合う。 しっかりとまとめた感じ。結構面白い。
0投稿日: 2020.01.20
powered by ブクログ宇佐美作品を読むのはこれで7作目。「愚者の毒」に心を鷲掴みにされて以来、気になる作家さん。だけど、今回も愚者の毒超えはならず・・・ 主人公・財前彰太が18年前に画策した企みに苦しみ、今起こっている出来事の原因が全て、自分の過去の行状にあるのだはと考えることに違和感を覚えた。怪しい家政婦の存在も、その正体は早々とわかったし、連続拉致殺人事件の犯人も容易に想像がつく。良さそうに見える人が実はみんな悪事を働いているという所がいかにもで、悪のオンパレードに最後は辟易。広げた風呂敷はうまくまとめられたものの、あまりにも複雑に絡まりすぎて読んでいて疲れるし、途中で長々と語られる仏教的な思考過程も異質感が否めなくて、全体としてまとまりの悪さが拭えないのが残念でした。
0投稿日: 2020.01.13
powered by ブクログ仕事にも家庭にも恵まれ、勝者として人生を謳歌する主人公。しかしふとしたことからその幸せが崩れ始め、どんどん奈落の底へと突き落とされるような事態が起きていきます。これはかつて彼が犯し、いまだ暴かれていない罪の因果が巡ってきたものなのか。緻密な構成と息詰まる展開から目を離せないミステリ。 世間を騒がせる「肌身フェチの殺人者」と二十年以上前に起こっていたかもしれない事件との繋がりがメインの謎かと思いきや。それ以外にも次々と繰り出される新たな事件と謎に翻弄され、しかもそれがラストであまりに見事に繋がってしまったことに驚愕させられました。最初から最後まで、すべて集約されたひとつの物語。まさしく因果というものを感じさせられます。 一応最終的には後味の悪い物語ではないのだけれど。途中はとにかくつらい。主人公がかつて卑劣な罪を犯したとはいえ、現在はそれなりに好感を持てる人物になっているだけに、もうこれ以上可哀そうな目に遭わせないでやって、という気になりました。もう誰を信じていいのだか。真相って、知らないままのほうが幸せなのかもなあ。
1投稿日: 2020.01.13
powered by ブクログ「愚者の毒」と同じ作者だったので。 綱渡りというほどではないが、 両脇が崖の細い道を歩いているぐらいの危うさはある。 誰かに感情移入しないように。 描かれている人物像を信じないように。 ひたひたと迫ってくる災いから目を背けないように。 読み方にコツがあると言っては大げさだろうか。 大逆転、というような転回点は無いのに、 少しづつ少しづつ変わっていく人生が、 堕ちている気がしないのは、 主人公が自分の大切にしている者を見失っていないからか。 結局、自分も感情移入してしまっている その娘が自分を取り戻している結末が良かった。 いくら有能なサポートと相続した財産があったといっても、 たいして経験もないのに会社経営に成功するのはちょっと無理がある気もするが、 家政婦のその後に途中で気がつかせてくれた作者の手腕は素晴らしい。 ダークファンタジーも面白いけど、純粋なミステリーも面白い。
0投稿日: 2020.01.13
powered by ブクログ2/3ぐらいまでは、長くて途中でプロットも読めてしまいあんまり面白くない中途半端な話だなあと思っていたのが、残り1/3でガラッと印象が変わり、読みが浅かったことを痛感。全体にまとまっていてプロットの破綻もなく十分面白かった。が、やはり途中は長過ぎる。50頁ぐらいバッサリ切ったらもっとシャープな仕上がりになると思う。
0投稿日: 2020.01.11
powered by ブクログ年の初めの宇佐美まことは、やはり重かった(+o+)。 高校生の娘が、自分の父親が本当の父親じゃないと知り、段々と素行不良になっていき、幸せだった家庭が崩壊していく。その話を中心に、快楽殺人者や泥棒兄妹の話、会社の乗っ取りの話などが入り込んでくる。それらがどう繋がるのか? 一応伏線もあったので、真相の一部は予測出来たが、著者の目論見はもっと上を行っていた。巧いな、流石に。 娘の変貌ぶりと、辿り着く先がイマイチ納得出来なかったけど(今の子はもっとドライだと思う)、それを除けば今回も傑作だった。
0投稿日: 2020.01.02
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てんこ盛りのイヤミス。 目新しくはないんだけど、あれもこれもでサービスしすぎでは?面白いんだけど詰まりすぎかと。 ただ、競走馬に関しては絶対にありえないことが書かれていて、 そんなことがあったら牧場経営の根幹を揺るがしかねない ので、そこは納得がいかなかった。
0投稿日: 2019.12.30
