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夜の虹
夜の虹
毛利志生子、増田メグミ/集英社
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総合評価

11件)
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    作者の個性が1冊に遺憾なく発揮された一作 少女もの冒険小説のプレリュードで1冊になるところもそうだし 歴史浪漫を題材にしてそこに拠りかからないところもそうだし それでありながらきちんと読ませる独特の作劇 少女小説にせよ少女向け部門ライトノベルにせよ少女を題材にした小説にせよ 娯楽小説としてどれにも満たないが どこにもない位置にある面白い立ち位置だ

    1
    投稿日: 2019.01.09
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    時代については全く無知ですがじんわりと暗い雰囲気のある背景と、そこで生きるオリガの芯の強さに惹かれました。小さな事件もしっかり意味があり、超能力的な能力がありながらも地道な調査をしていてミステリーとして楽しめました。ラブ要素が今のところ少ないのも、今後に期待できるというか……。ペアはできているので。あとワシーリー君の今後の活躍を待っています。オリガの支えになってくれると信じている。タイトルについて、オリガの夜の雷が、今後虹になるのかなとか考えながら次巻を期待します。。

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    投稿日: 2017.01.01
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    帝政ロシア。不思議な力を少女オリガは、少年の失踪事件の捜査に関わるが、行く先々で現れる訳あり副署長ロジオンに、腹が立つやら調子が狂うやら。ミステリアスロマンス。 風の王国でもガル好きなので、レオニードのキャラがすてきでした。 帝政ロシアの設定はめずらしく、予備校でもちょうどこのあたりの歴史をやったばかりなので、大変歴史の復習になりました。二度おいしい小説。 表紙から察するにあの人とくっつくのでしょうが、ガル的キャラとくっつくお話も切に読みたいです。

    1
    投稿日: 2012.07.24
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    “オリガは窓の向こうの風景に意識を戻し、カーテンに手を添えたままうなずいた。 そもそも告白したのがまちがいだったのだ。死者の、死の直前の行動の残像が見えるという力で、だれかを助けたのははじめてだった。そのせいで浮かれていたのかもしれないし、ロジオンに対して的外れな仲間意識を抱いたのかもしれない。 だが、彼はオリガの仲間でも味方でもない。そのことを忘れてはいけない。 「気をつけなくちゃ」 もう二度と、自分の奇妙な力のことは他人に話さない。 オリガは、もう一度うなずき、ワシーリーの様子を確かめるために部屋を出た。” 事件が二つも続いたことには正直そんなに詰め込むかと思いつつ。 主要登場人物同士の掛け合いは少なめだけど楽しめた。 あと食べ物の描写が丁寧で堪らん。 “オリガが鍵を開けると、ロジオンが静かに門扉を押し開いた。 日常的に開閉されていない門扉は、存外に大きなしきみを響かせた。 「油を注したほうがいいな」 ロジオンがつぶやき、オリガに手を差し出した。 オリガが、その手に鍵を載せると、一瞬の沈黙の後、ロジオンが噴き出した。 「ちがうよ。暗くて危ないから、手を引こうかと」 「...わたし、そんなに老人じゃないわ」 オリガはぷいと横を向いたが、ロジオンが手を引っ込めなかったので、しぶしぶ彼の手に自分の手を預けた。 ロジオンの手は温かかった。 そのせいで、オリガは自分がふたたび寒さを感じはじめていたことを自覚し、ロジオンの手の感触に心地よさを覚えた。 馬に乗っていたときと同じだ。目的地を目指して移動している最中なのに、ずっとこのままでもいいという気持ちになってしまう。 だが、そんな気持ちは認めたくなかったし、表にも出したくなかった。”

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    投稿日: 2011.11.24
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    2011年4月26日読了 うっかり帝政ロシアという設定に惹かれて借りてしまった。 おかげで少しロシア的な名称にあたふたしながらも、やっぱり設定がいいなぁとしみじみ。中々、この時代のロシアを扱うことなんてないからさー! 主人公のオリガは上流階級の娘にも関わらず、かなり行動的。そのため、『変人』って言われるのは仕方ないかなぁって思った。何より、彼女が特異なのは死者の残像が見えることだけれど、それに関しては結構頑なな感じ。彼女自身、力を持て余している感じだよね。 ロジオンの性格がイマイチ掴めないんだよねー。職務に忠実なのか、それが性格なのか…。多分、後者だと思うんだけど序盤は全然わからん。オリガが残像の話をしたくないとかなりつっけんどんにしているせいもあると思うんだけど。個人的にはロジオンとオリガはいいコンビだと思います。 ロジオンに反して、アーサーはなんか企みありそうな一筋縄ではいかない男だなと思った。けれど、きちんとオリガの気持ちを慮ったりもするので、余計にミステリアス! レオニードは、非常に素敵というか。ビジュアル見た時点で、なんかべー様のボイスが響いてきたので、台詞は脳内でべー様ボイス再生になっています。なんだろう、ああいう含みがある感じはそっちに直結しちゃうみたいなんだよね(笑) 話は主にふたつの事件。繋がりのない事件だけれど、ロジオンと出会いオリガの気持ちを決めるのに重要な事件でした。 著者の描写が丁寧で、特に心情に関してはとても読みやすかったです。オリガはすごく可愛い娘で、彼女の気持ちが丁寧に描かれるからこその結末だと思う。 これから2人は真相にたどり着くことができるのか!?

    0
    投稿日: 2011.04.26
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    帝政ロシアという舞台に惹かれ購入。ミステリーとサスペンス要素が強く、恋愛色は薄いですが、ロシアの文化が所々に織り交ぜられ、読んでいて楽しかったです。勝気なオリガとゆるいロジオンのコンビが私的にツボでした。これは…萌えるぞ…!今後どうなっていくのか楽しみです!

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    投稿日: 2011.04.17
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    ロジオンの飄々っぷりが好き。 オリガ、ちょっぴりツンデレ? 恋愛色薄いながらも自分的に勝手な妄想してます。 レオニードってつんとしてるけど案外独占欲強そうとか。 自分なりに楽しんでます(笑) やっぱレオニード少佐で!

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    投稿日: 2010.11.20
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    19世紀帝国制のロシア。 主人公のオリガは15歳。 絵を描くことが好きで、華やかなことや女の子らしいことよりも、 日がな動物や植物の絵を描いて過ごしている。 そんな彼女は、7歳のとき、父親の死を発見したときから、 人並みはずれた能力を得たことに気づく。 そのことを一人胸に秘め、 叔父に養われそれでも幸せに暮らしてきたオリガは、 また少年の死を発見する。 少年の死の謎を解明しようとする彼女の前に、 新しく近衛連隊から左遷されてきた警察副所長・ロジオンが現れる。 コバルトにしては珍しいサスペンス。 もはや毛利さんはコバルトではなく一般書から出版した方がよいのでは、と思う。 文章も卓越しているし、内容も十分一般書向け。 だけど、毛利さんのお話しが可愛いイラストで観られなくなるのはやっぱり悲しいから、 ご本人がそのままをのぞんでいらっしゃるなら願ったりかなったりですな。 ロジオンが素敵すぎる。 みんなそれぞれにキャラクターがあって素敵なのだけれど、 ロジオンの、優しい察しの良さ、包容力、しかしてなお朴訥ささえあるという。。。 素敵すぎます!! 表紙からしてオリガとロジオンの話であるということは一目瞭然。 オリガも、大人への成長途中のジレンマが見えて、 今後の成長が楽しみ。 ロシアの世界観も、これからどう広げていくのかも、期待大です。

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    投稿日: 2010.05.11
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    魅力的な男性がたくさん出てくる割には、恋愛色が薄くて全体的にさっぱりした印象がとてもよかったです。 ただ、なんとなく最後の方が中途半端に見えるので、次巻が出るのかどうかが非常に気になる作品でもあります…。出て欲しいなぁ。

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    投稿日: 2010.03.07
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    舞台は19世紀、帝政ロシア。 コバルト2009年9月号掲載の短編では、ハモヴニキに飛ばされてきた副署長ロジオンの視点で話が進められたが、 文庫では公爵の姪オリガの視点で進み、雑誌ではぼかされていたオリガの特殊能力についても早々に判明する。

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    投稿日: 2009.12.28
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    そんなに嫌わなくても……というのが正直な感想(笑) 帯は言い過ぎだったかも。 魅力的な男性キャラが続々登場してるので、続きが楽しみであります。

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    投稿日: 2009.12.22