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さよならを言えないまま、1000回想う春がくる
さよならを言えないまま、1000回想う春がくる
分玉雨音、焦茶/集英社
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総合評価

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    このレビューはネタバレを含みます。

    記憶力というものは人に大きな影響を及ぼすものだと感じた。記憶力が人よりずば抜けて良い人と記憶をなくしていく人。そんな2人の物語。 悲しみや辛さを前回感じた時と全く同じように感じてしまうのは喜びや幸せなら良いとしても辛いことを何回も思い出してしまうのはしんどいなと思った。 だがその一方で大切な人との記憶がなくなっていくのも恐怖を感じるし自分が誰なんだろうという不安と共に毎日生きるのも辛いなと思った。 これは認知症の人にも言えることなのかな?と感じたが自分の記憶があいまいになっていく恐怖。誰にもわかってもらえない不安感を抱いている人も多いのかなと感じた。

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    投稿日: 2025.10.06
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    集英社主催の恋愛小説大賞受賞作ということで、エンタメ色のつよい作品であることを期待して購入。ちなみに紙媒体の本はお店で売ってなかったので電子書籍で購入。 端的にいってしまうと、記憶力がよすぎて苦悩する女性と、徐々に記憶が喪失していく男性との恋を描いた物語。 ヒロインは記憶力がよすぎるあまり、今までに体験したあらゆる出来事をなにか外的な要因をきっかけにして追体験してしまう。その外的な要因を彼女は『キー』と呼び、『キー』が増えれば増えるほど過去の記憶にとらわれてしまうので、もうこれ以上『キー』を増やさないようになるべく外部との接触を断とうとおもっていた。しかしそんなとき、とある男性と出会って…というのが物語の発端。 よくある記憶ものに一捻りを加えていて設定はよかったと思う一方で、二人の出会い方が意外と淡白に描かれていたり、付き合い始めて一番楽しいときの 描写が言葉足らずでいまいちだったり、終盤になればなるほど作者の筆力不足を感じた。というわけで星二つ。 とりあえず一ついいたいのが、恋愛小説ってヒロインを殺しすぎだと思う。

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    投稿日: 2022.03.18