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マドンナ・ヴェルデ(新潮文庫)【電子特典付き】
マドンナ・ヴェルデ(新潮文庫)【電子特典付き】
海堂尊/新潮社
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総合評価

96件)
3.4
8
30
39
7
1
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    海堂さんの作品を時系列で読むシリーズ 小山さんやら 武蔵の奥様とか 考えさせられますね 附箋 ・女性は好きな男の子どもを産みたいもの、とよく耳にするがそれは間違いだ、と初めて理解した。女性は単に自分の子どもを産みたいだけ。そして、どうせ産むのなら、せいぜい好きな男が相手であって欲しい、と願っているだけなのだ。

    0
    投稿日: 2025.10.11
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    【要約】娘の曾根崎理恵から「自分の子どもを産んでほしい」と頼まれる母親のみどり。彼女は、理恵の母親としての姿勢に、悩み、苦しむ。私が産む子は誰の子か、割り切れない気持ちとは裏腹に出産を迎える。 【感想】 本作は『ジーン・ワルツ』の「舞台裏」で、理恵の母であるみどりの視点で描かれる。ちなみに、ヴェルデはイタリア語でみどり。つまり、マドンナ・ヴェルデは「聖母みどり」。 理恵が代理母親を子供を産む道具としか認識してない態度や行動に理解できなかった。結局、理恵は自分の主張に説得力を与える為の手段として子供が欲しいだけであるように感じられた。ただ、親子間で気恥ずかしいものがあった為、素直に母親に感謝できなかったのかとも思った。 みどりは、最初は理恵に従順であるが、胎児が大きくなるに従い理恵に疑念を抱くようになる。子を産む母親としての意識が強くなってきたのだろう。

    0
    投稿日: 2024.10.09
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    ジーン・ワルツで主人公の女医・理恵の代理母となった実母みどりの気持の流れ。 かなさんにお勧めいただきました。 ジーン・ワルツでの代理母出産は、合理的で理性的な女医が中心。そこ姿勢に納得はしていたが、そこで書かれなかった、元夫の考え方、出産した双子を、理恵と母親が一人づつ育てることになった流れが描かれる。 娘にも母親にもなんとなく欠落しているものがあるような、誰しもどこかは不足があるのだから、と思ったり。 元夫は興味深い人種だった。息子へ「ようこそ地球へ」と言えるような理性的な理論派。でも、何かが足りないような。 代理母について、医療的な事、法律的な事、社会的な事。そして、母親となる心情的な事。 人工授精、代理母、将来的には人口子宮となってくれば、倫理観も変わってくるでしょう。 「ようこそ地球へ」という感覚が、一般的になっていくのかもしれません。

    69
    投稿日: 2024.02.23
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    「ジーンワルツ」の同じ時間軸の別視点(代理母)からの作品。なのでやはりテーマは代理出産。 両方で一つのストーリー。「ジーンワルツ」だけではもやもやとしていた疑問点が解決した。 クールウィッチ(冷徹な魔女)という言われは今回の作品の方が、不快に思うほど感じ取ることができた。しかし何より人間愛に勝るものはない。というのが私の結論。

    7
    投稿日: 2024.02.17
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     『ジーン・ワルツ』と同じ時間軸で山咲みどり視点で語られる。歳時記と共にゆったり時間が流れている感じが心地良い。みどりのような丁寧な暮らし憧れるなぁ。伸一郎との手紙のやり取りが多いのも書簡集好きには嬉しい。  前作のラストで語られた理恵の所業の理由が判明するが、感情が伴わないのでやはり納得できない。崇高なお考えとは思うけれど。少なくとも夫婦の同意は必要。血液型だけではないその他の遺伝の部分で違和感を感じることもあると思う。

    1
    投稿日: 2023.04.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あの娘にしてこの母親あり。理恵の行為に対して、母親がそう言うならまぁいいか、と思わせてくれる話。理論がどうとかは抜きにして、生まれてきた子の幸せを願う。この子たちが大人になったとき医療は、司法は、社会は変わっているのだろうか。

    0
    投稿日: 2023.01.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ジーンワルツの裏物語。 みどりと理恵の価値観の攻防。ジーンワルツでは書かれていなかったみどりの感情の流れがよくわかる作品。 理恵も伸一郎もよくここまでドライになれるなといった感じ。この前に『医学のたまご』を読んだので伸一郎が息子に対して人並みの愛情を注いでいることが分かってはいた。もし読む順番が逆であったらまた違った感想だったのかもしれない

    0
    投稿日: 2022.06.19
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    『ジーン・ワルツ』を読んでから本作を読むことをおすすめします。産婦人科医・曾根崎理恵は母のであるみどりに代理母出産を依頼する。そのみどりから見た代理母出産‥娘のためが赤ちゃんのためにと変わっていくのはある意味自然なことなのかも感じました。続編、読みたいですね! 

    4
    投稿日: 2022.05.14
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    テーマは代理母。 日本では今のところ法律で認められていないが、今後法整備が進み選択肢の1つになるのだろうか。 「産む」から母なのか、「遺伝子」から見て母なのか。 そのどちらでもなくても養子を迎えて親子になる場合もあるので、難しい。 代理母を引き受けた女性自身も、この経験を通してしっかりした考えを持って「母」として強くなっていった気がする。

    0
    投稿日: 2021.04.15
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    読み終えたのは結構前でしたが 感想を書くのを忘れていました。 代理出産がテーマ。 正直なところ 読んでも分からなかったし 読み終えてもよく分からなかったし うん。 その立場にならないと 分からないよなあ。。。と思いました。 ただ硬い倫理観を持つ者としては 一生理解できない分野かもしれない 理解しようとしないだけかも。。。 と一人で結論。

    0
    投稿日: 2021.03.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    娘に頼まれ代理出産する母の話。ストーリーは面白かったが、生まれた双子を1人ずつ引き取るというラストが少し納得いかなかった。信念を持って動いていたはずの理恵が、母と院長先生に説得されただけであっさり折れるのは違和感があった。もっと理恵の信念や葛藤も見たいと思ったが、そのあたりはジーンワルツで描かれているということかもしれない。今度読んでみようと思った。

    0
    投稿日: 2021.01.02
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    「 ママ、私の子どもを産んでくれないー? 」 冒頭から、なんと!びっくりするフレーズに度肝ぬかれてしまった。 日本では近年、代理出産は賛否両論激しいテーマであるが、この作品を読み進めると女性の視点で切実に語りかけている。 また、母娘の微妙な感情表現が出ていて、すれ違いもあるが、やはり親子だと思うところもあってホッとした。

    0
    投稿日: 2020.02.19
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    「チーム・バチスタ。。。」の作家さんですね 内容は代理母出産話! 見たことも聞いたこともないお話の数々 閉経後に女性ホルモンの貼り薬で生理が来るとか 代理母出産すると、法律上の母は卵子提供者でなく実際に子供を産んだ人だとか 女同士の静かな戦いの行方も気になるとっても興味深いお話でした こわっ NHKでドラマにもなってDVD化もされてるようです 惜しむらくは、この本を読んだ順序 私は、書評など読まずに本を選ぶんですが、知らないが故のワクワクや感動を味わうことができますが、たまに2作目や3作目から読んでしまうことになります この本は、「ジーンワルツ」の後に出た関連本だったみたいです 今、その分取り返そうと「ジーンワルツ」を読んでます でも、なんだかさらに前にお話があったのでは?って内容です どうなってんだ くぅ~

    0
    投稿日: 2019.09.28
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    代理母というテーマで興味深く読んだ 子どもが産めない体という所は理解できるが、当たり前になってしまうと それを拒否する母親は 非難されてしまうのではないか 理恵さんは娘としても医者としてもちょっとこわい。 旦那の影が薄すぎる

    0
    投稿日: 2019.07.10
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    「ジーン・ワルツ」のもう一つの物語。代理母となったみどりの側のストーリーです。心情的にはこちらの主人公の方が近いかもしれません。日々を淡々と、しかし大切に生きてきた主人公の前に突然の代理母のお願い。ただひたすらに戸惑います。しかも単身赴任中の夫とは離婚するという。お腹の中の子どもたちの事を考えどうするのがいいのか…答えは簡単には出ませんね。生殖医療の難しさを突きつけられました。

    1
    投稿日: 2019.02.16
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    20181113読了 ジーン・ワルツの別目線のお話 ジーン・ワルツは完全に理恵目線で話を読み進めていてみどりがどんな経緯で代理母出産を了承したか、など謎だった部分が描かれていて納得できる事が多かった。 マドンナ・ヴェルデはみどりの視点で話がすすむ。 勝手なもので、理恵目線で見ると周りにイラっとしたが、みどり目線だと理恵自身にイラっとさせられる事が多かった。 それぞれの葛藤が最終的には良い方向になってホッとした。 ジーンよりマドンナのほうがあたたかい印象。

    0
    投稿日: 2018.11.13
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    娘がいる私はみどりになったり、理恵先生になったり大変だった。 でも、やっぱりまだまだ理恵先生側でみどりさんには程遠い。 私個人に限るのかもしれないが、世間で言う立派な大人の年齢になってるはずの娘的立場ですら母親には結構な言いたい放題をはなってしまう。 本作はテーマは代理出産なる深いもので、そこらにありふれている親娘の微妙な関係はステージが違うものであるのだろうけれど、私はそちらの関係性の方か気になりながら読んでいた。 海堂先生、男性なのにすごいな。

    1
    投稿日: 2018.08.28
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    美貌の産婦人科医・曾根崎理恵、人呼んで冷徹な魔女。彼女は母に問う。ママ、私の子どもを産んでくれないー?日本では許されぬ代理出産に悩む、母・山咲みどり。これは誰の子どもか。私が産むのは、子か、孫か。やがて明らかになる魔女の嘘は、母娘の関係を変化させ…。『ジーン・ワルツ』で語られなかった、もう一つの物語。

    0
    投稿日: 2018.06.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2018/2 13冊目(通算31冊目。)同じ作者の「ジーン・ワルツ」の別視点での物語。主に理恵の母みどりからの視点から話が進んでいく。ここで触れられている代理母出産については、男性の自分からはあまり言えることは無い。ただ、物語を読んで、生まれてくる子供が幸せに生きていけるように、その出産に関わった全ての人が考えてあげることが大事だと思った。月並みな感想ですがこんなところです。

    0
    投稿日: 2018.02.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2017/11/21 ジュンク堂神戸住吉店にて購入。 2024/9/30〜10/3 1年半ぶりの海堂作品。「ジーン・ワルツ」の裏側ということであるが、記録を見ると7年半前に読んでいて、すっかり忘れてしまっていた。「ジーン・ワルツ」は娘の理恵の視点であったが、今作は母親のみどり(だからヴェルデか)の視点で代理母問題が描かれる。さらに、産婦人科医に置かれている状況なども織り込まれており、現代の医療について考えさせられる名作。

    0
    投稿日: 2017.11.21
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    代理出産というとても重いテーマにしては、軽く処理をし過ぎてしまった印象。 医療現場が抱える課題や矛盾に真正面から挑むところが海堂氏の特長であるはずなのに。。

    0
    投稿日: 2017.10.09
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    ジーン・ワルツ読了後の期間が長く、常に復習する感じで本書を読む。マリアクリニックに集う訳あり妊婦の中でも山咲みどりは際だって異常な存在だった。代理母問題を作中人物に語らせるのは海堂ワールドの常套手段。終盤、妊婦達が同時に産気づき、その対応に出た三枝院長のシーンに何故だか目頭が熱くなった。出産直後のみどりやユミが問題解決のために活躍する場面に「帝王切開後や通常分娩後の痛みはどうしたの?」という違和感あり。それとは別に、ジーン・ワルツを再読しようと思った。

    0
    投稿日: 2017.09.03
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    どんなに医療技術が進歩したとしても、触れてはならない聖域があるのかもしれない。 母として、父として、子どもに果たさなければならない責任とは何なのか? 生めば親になるのか。育てていく過程で親になっていくのか。 みどりの選択が正しかったのかどうかはわからない。 ただ、理恵はきっと、以前とは少しだけ違う人間に成長しているような気がする。 理恵なりに良い母親になるような気も・・・。 現在、代理母の法的問題はどうなっているのだろう。 自分に関係のないことは、たぶん報道されていても目に止まらない。 不妊治療の問題も含めて、きちんとした話し合いはされているのだろうか?

    0
    投稿日: 2017.02.22
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    バチスタをよんでから海堂作品のファンになり、いろいろ読ませてもらってます。 「代理母」に焦点をあてた作品でした。 う~ん。。なかなか難しい。読むことはさくっと読めましたが、この作品の中にあるテーマみたいなものを、どう考えたらいいのか。 自分には関係ない世界だと言ってしまえばそれまでだけど、医学の進歩はまさに「神の領域」に届いてしまっていることを改めて実感しました。 医学の進歩がほんとに困った人の希望になることを切に望みます。

    0
    投稿日: 2017.02.05
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    実の母親に代理出産をさせるとは⁈ 夫婦とは、親子とは?母親とは? 深刻ですごく悩ましい内容なのに、サクッと話しが進んでいくのに違和感があったが、まぁフィクションとして面白かった。

    0
    投稿日: 2016.12.22
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    「ジーン・ワルツ」のスピンオフ作品です。 母・娘の関係性、夫婦のあり方、そして妊娠・出産への向き合い方などなど、とても考えさせられる一冊でした。 「神の領域」をある程度操ることが可能となった現代の医療技術は、ほんとうに素晴らしいことだと思います。 けれどもそこにひとが持ちうる傲慢さが顕れてしまうと、今度は数式や経験値では割り切れない軋轢が生じてしまう。 「天からの預かり物は天に返してもいいの」 みどりのことばが印象的でした。

    0
    投稿日: 2016.09.21
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    最初は代理母と言う題材なので、読みづらくなかなかページをめくる事が出来なかったのに、三分の二程読み進めると サクサクと読み進めれた作品でした。

    1
    投稿日: 2016.09.20
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    ジーン・ワルツでは省略されていた、理恵とみどりの母娘のやりとり及びみどり視線でのお話。  ここでのメインは双子を分け合うことになった経緯かな。  最初はただ単に二人いるから一人ずつっていう単純な話かと思ったら、そこに至るまでにえらい複雑な思考回路があったみたいで、何をそんな難しく考えているのかと呆れてしまった。  世の中ってほんと不自由ですね。もっと自由になにものにも囚われずに生きたいものです。

    0
    投稿日: 2016.09.12
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    産婦人科医師に育ち理恵の子供を代理母とした。訳のわからん娘。夫と不倫相手の受精卵を戻す。医学的にもおかしい。55さいの母親が双子をすんなりお腹の中で育てられない。しかも、4人同時に出産!!ばかか。

    0
    投稿日: 2016.03.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ジーンワルツのスピンオフ作品。ジーンワルツと並行して進んで行くストーリーだが、主役は、年配の女性みどり。タイトル「聖母みどり」を「マドンナ・ヴェルデ」としたところにセンスを感じる。

    0
    投稿日: 2016.02.23
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    代理出産した母・みどり側からの『ジーン・ワルツ』の裏版。 理恵とその夫の考え方には理解に苦しむ。 生命って本当に尊いものだと感じた。 『ジーン・ワルツ』読んでおいたほうがいい。

    0
    投稿日: 2016.01.16
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    2016.1.6 ~ 11 読了  「ジーン・ワルツ」の裏側ストーリーで代理母の視点で物語が展開する。

    0
    投稿日: 2016.01.12
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    『ジーン・ワルツ』の内容を今ひとつ思い出せないので感想を述べる資格も無いと思われるのですが、敢えて一言、「あんまり面白くないし不愉快」。 生命科学的な観点は当然ながら、人間にとっての自己出自に関する認識の不確実さ等深い命題が潜んでいる題材をエンターテイメントとして仕上げようとした作家の試みは評価しないといけないかと。 それでも本作には「人間」がいないかと。みどりもユミも差し障りなきように配置されたキャラのような感じがして、逆に深刻さというか現実の厳しさを曖昧にし、軽さに終始している。 率直に言って、このテーマをエンターテイメントにまで昇華させる力量がこの作家には備わっていないのではないかと少なくとも本作からはそう疑わざるを得ない感ありです。

    0
    投稿日: 2016.01.10
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    最後は丸く収まったのか・・・ 完全なハッピーエンディングではなく、色々なことが歯がゆく終わる感じは、現実的ではあるが。 キャリアウーマンの流産、甘利の死産、丸山の秘められた恋etc.短い中に色んなことが散りばめられていた。 何かが欠けている娘、理解し合っているというその夫。 ただのヤンキーだと思ったら、意外と真理をつく優しいユミ。 みどりの気持ちも分からなくもないが、私はやはり理恵のことが理解できる気がする。 ある種冷めた人生観をもっていることもあり。 理恵も全くのクール・ウィッチというわけではない。 四人一斉にお産が始まってしまい、みどりが「理恵ちゃんはこんな大変な中頑張ってるのね」と呟いたところ、ちょっと泣けた。 理恵も理恵なりに一生懸命なの。 「娘に辛く当たる親なんていない」というみどりの言葉に対する「そんなこともない」というユミの言葉の裏にある影。 ユミは両腕のない子供を一人でどう育てていくのか? みどりはシッターとしてずっと“かおる”を育ていくのか?双子たちの未来は? セント・マリアクリニックの今後は? 理恵は子供のことを清川には言わないのか? 続編が書けそうな。もっと知りたいことが盛りだくさん。 曾根崎伸一郎が想像していた“あの”ステルス・曾根崎よりも人間らしく、意外だった。

    0
    投稿日: 2015.08.31
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    子供にとっての親とは誰を指すのか? 日本では許可されていない代理出産を、技術を有する産婦人科医が自らの親へ依頼する。 自身では妊娠が不可能であり、借腹としての女性の存在。 物理的に子供を腹に宿す女性、卵子を提供した遺伝上の母親としての女性。子供の取り扱い方の考えが異なる場合、子供の親たる権利はどちらへ帰属するのだろうか。 上記に加え、戸籍上の母親、成育担当女性も親として考えられうる。 技術が進歩すれば、母親候補は更に増えるのかもしれないが、現段階では4者かと。(父親の場合は借腹を外し、精子提供の男性、成育担当、戸籍上の男性の3者かと) 個人的な考えでは、成人まで法的な親は戸籍上となり、その後は養子縁組なりで本人の意志により親を決める仕組みがあれば良いと思う。 選択肢が増えるのは良いと思うが、その中で1つに決めなければいけない場面は往々にしてある。その際に决定指針を早急に整備し、更には少数ケースの場合は机上の空論を適宜修正できる法整備が必要と思われる。(完璧と思われる理論でも、技術の進歩によりこれまで考えられなかったケースが出てくるだろう) 私の親は、だれ?

    0
    投稿日: 2015.04.29
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    美貌の産婦人科医・曾根崎理恵、人呼んで冷徹な魔女(クール・ウィッチ)。彼女は母に問うた。ママ、私の子どもを産んでくれない――? 日本では許されぬ代理出産に悩む、母・山咲みどり。これは誰の子どもか。私が産むのは、子か、孫か。やがて明らかになる魔女の嘘は、母娘の関係をも変化させ……。『ジーン・ワルツ』では語られなかった、もう一つの物語。新世紀のメディカル・エンターテインメント第2弾。

    0
    投稿日: 2014.11.25
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    代理出産がテーマの小説。ジーンワルツの続編。 卵子の提供者ではなくて、母体の方が母親と認められるという法の不備のようなものは理解できた。確かにへんだ。 曽根崎夫婦は一見異常な感じがするけど、アカデミックな世界では、ああいう性格も普通なのかなと思ったり。

    0
    投稿日: 2014.11.06
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    子育てナメンナヨ。 とは別に、社会的に真剣に考えるべき不妊治療の程度、代理母の話を題材にするのに、全く平均の外にいる夫婦の形を設定してどうするのかな。

    0
    投稿日: 2014.10.18
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    ジーン・ワルツの裏側。 最初、みどりと理恵の距離感に正直、驚いた。 代理出産をするくらいやから仲良し母娘かと思いきや、、、。 それにしても、みどり、、、。 理恵が可愛いのと可哀そうって思いもあるんやろうけど、理恵に「ママって、冷たい」って言われたくない自己防衛の気持ちも働いたんじゃないんかなぁ? なんて思うアタシは意地悪やなぁ。 アタシも、みどりと同じくらいの母親になれば考え方は変わってくるのかも?

    0
    投稿日: 2014.08.25
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    ジーン・ワルツに登場した山咲みどり、曽根崎理恵親子の代理母出産の物語。 今回はみどりの視点から物語をつづっている。

    0
    投稿日: 2014.08.06
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    ジーンワルツのお母さん側の話。 感情に重きを置いて、娘との対比させている。論理的ではなく、愚かな感情も見せるがそれがリアリティを感じさせる。 一部、どうしても理解できない感情があったが、そこが理解できればもう少し前半の読み方も変わったかもしれない。

    0
    投稿日: 2014.07.11
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    ジーンワルツが産婦人科医の立場から書いたもので こちらはその産婦人科医の母親が代理出産で娘の子供を産むお話。 ドラマで松坂慶子さんが主人公のみどりを演じていたので、松坂慶子さんのイメージのまま読みました。 不妊治療や代理出産はその立場になってみないとわからないことがたくさんあると思います。 医師,母親、さまざまな立場から考え方を提案されたように感じました。

    0
    投稿日: 2014.06.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    つまらん。テーマは良いが 内容がおそまつ。言いたい、書きたいことは山ほどあるが止める。みどりのおっぱいからお乳は出ないのだろうか?理恵からは出ないだろうが!

    0
    投稿日: 2014.05.28
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    代理出産がテーマ。科学の進歩と倫理の関係は脳死移植を代表によく取りだたされる。子を産めない人には福音に違いないし、時代経過に伴い倫理観が変わるのも確か。興味深いテーマ。14.4.10

    0
    投稿日: 2014.04.10
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    対となるジーンワルツと比べ、ふざけた言い回しがなく、登場人物の親子の心やりとりをストレートに書いていたいた分感情移入しやすく面白かった。 いやー、母となる親は偉大だ。

    0
    投稿日: 2014.02.28
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    ジーンワルツは娘の理恵の話だが、これは理恵の母親であるみどりの話。 相変わらずユミが覚醒している。 みどりみたいな可愛くて優しいお母さんに憧れる。

    1
    投稿日: 2014.01.31
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    今回はジーンワルツで登場した産婦人科医師の曾根崎理恵対彼女の実の母、山咲みどりとのいわば裏話です。遺伝子を解析したり操作する分野は日進月歩の世界です。人間の誕生にまつわる部分に関わるのはいわば神の領域と考えるのは、もはや観念的なものにすぎないとも思えるような現実世界のできごとがあります。 子宮を摘出して妊娠できない身体の理恵は、授精を操作して、55歳のみどりを受胎させ、代理出産を企てます。日本では法的に認められていない行為なのですが、自分の立場を利用して隠密裏にものごとを進めていきます。理恵の夫婦関係や、彼女の後立てともいえる出身大学の教授清川、マリアクリニックの院長の三枝医師の関与、そのクリニックに通う若い妊婦ユミとの交流などが、俳句をたしなむみどりの心理になぞらえ風流なタイトルがついた章ごとに描かれています。実の母であるだけに理恵の行動に疑問を抱き、おなかの子供の母であるという実感も伴う複雑な事情の中で、揺れ動く心理がテーマになります。科学の進歩がこれまでの社会の規範を崩していく中、夫婦関係や親子兄弟などどうやって結びつきを強めていくのか考えさせられるものがありました。

    0
    投稿日: 2014.01.25
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     美貌の産婦人科医・曾根崎理恵、人呼んで冷徹な魔女(クール・ウィッチ)。彼女は母に問うた。ママ、私の子どもを産んでくれない――? 日本では許されぬ代理出産に悩む、母・山咲みどり。これは誰の子どもか。私が産むのは、子か、孫か。やがて明らかになる魔女の嘘は、母娘の関係をも変化させ……。『ジーン・ワルツ』では語られなかった、もう一つの物語。新世紀のメディカル・エンターテインメント第2弾。

    0
    投稿日: 2013.12.22
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    ジーンワルツの続編です。 続編と言っても時系列的には同時です。 ジーンワルツでは患者の一人として扱われていた理恵の母、みどりの代理母出産の話です。 私がジーンワルツを読んだのはもう結構前なので、いろいろ忘れてるところもあったんですが、ユミ、荒木さん、甘利さんなどの患者さんが出てくると、ちょっと思い出しながら読めました。 できればジーンワルツももう一回読み直したいなぁ。 代理母出産について、私は大学で半年間自分の研究テーマとして取扱い、自分なりの考察もしたんですが、私はどちらかと言えば日本でも認められるべきという考えです。 自分の遺伝子をもった子供が欲しいっていうのは自然な感情だと思います。 でもこの小説は代理母の立場、産みの親としての子供への愛着の主張が書かれていて、その意見ももっともだと思います。 理恵とみどりの意見がぶつかったように、代理母問題についてみんなが納得の結論を出すことは難しいんでしょうね。 出産は、神聖なものだと私は思います。 私が子どもを産むのは何年後になるのか分かりませんが、痛みとか危険とかいろいろあるとは思うけど、きっと産んだ瞬間はそんなこと全部忘れちゃうくらい感動的なんじゃないかなと思うし、そうあってほしいです。 そんなことを考えさせられる小説でした。

    0
    投稿日: 2013.12.16
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    海堂尊のマドンナ・ヴェルデを読みました。 ジーン・ワルツの続編で、同じ期間の物語でした。 曾根崎理恵は日本ではまだ許されていない代理母出産を自分の卵子を使って行おうとします。 理恵は代理母の役割を理恵の実の母の山吹みどりに頼み込むのでした。 ジーン・ワルツが表ならマドンナ・ヴェルデは裏ということで、物語の期間は同じですが、人物の描かれ方も対照的です。 今回はライオン・ユミちゃんの「大切なのはこの双子ちゃんたち」という言葉が気に入りました。

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    投稿日: 2013.11.18
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    前作から続けて読んだのだけれど、理恵先生の印象がとても変わりました。 私は、じゃあどうすれば良かったのかと言うことはできないけれど、最後の結末が正しかったとは思わないなあ。これも、私が妊婦になり母になったらまた読み返したいです。

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    投稿日: 2013.11.01
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    所々のセリフにぐっときた。特にみどりと不良娘ユミのやりとり。母親の大変さを経験してるみどりだから言える、赤ちゃんを堕ろす権利。重みを感じた。 結果として、みんなの納得のいく解決策、妥協点を見つけていたけれど、本当にそれが最善なのだろうか。 双子が離れ離れに育つことって寂しいと思う。せっかく兄弟として生まれてきたのに。この考えが古臭いのだろうか。双子のために出した結論ということだけど、本当に彼彼女のことを考えてるの?私がこの双子の立場だったらいやだ。大きくなって真実を知った時、大人たちに反発する。それに理恵や伸一郎のように、論理的には考えられない。大人たちの出した結論がただ小説に衝撃的な一面を与えるためのものとしか考えられない。

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    投稿日: 2013.10.21
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    前作とは視点を変えて 前作を読んでからでも、こちらからでもどちらでも読めるのはいい。 視点を変えているので、前作で理恵が語らなかったことがわかって面白いし、前作の謎となっていた部分もとりあえずは回収されているように思う。 ただ、これは感情移入ができる物語かというと、言葉に詰まる。 クール・ウィッチこと、曽根崎理恵。 その母親である、みどりが理恵の子を宿すことになった経緯が語られる。 主人公はみどりだが、理恵の物語でもある。 しかし冷徹な理恵。 これが以前にも増して冷酷というか、.........。 彼女の目的は、子供が欲しいと願う親の気持ちに答えきれない法律と、当事者を置き去りにして問題を解決しようとしている今の社会を変革しようとするところにある。 そして、お産は絶対安心、という間違った認識を変え、産婦人科の窮状を訴えようとしている。 彼女の意志、目指すところは私は間違ってはいないと思う。 一方でみどりがいう、子供をただの宣伝道具にしようとしているだけではないかという訴えもわかる。 どちらが正義か、そうでないかという問題ではない。 どちらも正論であるとは思う。 ただ、どちらにも、肩入れしにくい。 あえてそうしているのかもしれないが、理恵は生まれたあとの子供の気持ちを無視しているような気がするし、みどりはみどりで感情論で語っているような気もする。 子供は自分の所有物ではないのだ。 みどりの妊婦時代は思っていたより語られない。 美味しそうな食事の風景が心を和ませる。 妊婦の10ヶ月に主眼をおく、というよりも、二人の心の動きを追うところに主眼をおいているからかもしれない。 それにしても理恵の夫、伸一郎は、「彼女に任せてますから」とか「合理的」とか、暖簾に腕押しとはこのことだ。 イクメンになれとはいわないが、妊娠はひとごと(まあ、そうだが)と見ている節がある。 合理的か云々と言ったら、そもそも人間存在そのものが非合理的じゃないか、と怒りをぶつけてみたくなるが.... それにしても妊娠、出産という行為は本当に不思議なもので、人生を変えてしまう。 神の領域にあるそれは「当たり前」ではない。 命をつなぐこと、それが遺伝子の使命。 それに操られているのだと感じながらも、小さな子供を見つめる眼差しの先に見えるものがある。

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    投稿日: 2013.09.26
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    前作、「ジーン・ワルツ」(http://mogura7.zenno.info/~et/xoops/modules/amaxoop2/article.php?lid=5546)の代理母出産の中では語られなかった、もう一つの物語。 本当(卵子)の母の気持ちが最後まで謎のまま・・・という印象で、なんと言ったら良いのやら。 (2013/6/10)

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    投稿日: 2013.09.16
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    ジーン・ワルツの山咲みどり視点のお話し ジーン・ワルツでなぜ最後にあんな展開になったのかがよくわかる そして理恵さんの冷徹っぷりがことさら強調される ただ、その冷徹さは母親への甘えと見えなくもないけど… 代理母の問題は根深い 遺伝的な母と法律上の母と出産上の母 それらが一致していなければどこで折り合いを付けるのか? 伸一郎さんも手紙で書いてたけど 遺伝的な繋がりがなければ親子ではないとするのならば、里親はどうやっても親子になれないという部分 生態学を学んだ立場からすると、遺伝的な親子関係が重要なのは理解するものの 実際に自分の立場とか、遺伝学へのアンチテーゼとして親子間での信頼関係が一番重要だと個人的には考える ま、要は子供が一番幸せな選択が一番なんだけど、それこそケースバイケースなので画一的に決められないんでしょうねぇ

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    投稿日: 2013.08.16
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    「ジーン・ワルツ」のもう一つのお話。産む母親側の目線で見た理恵先生は“クール・ウィッチ”ではなく“1人の女性”だなと感じた。

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    投稿日: 2013.08.05
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    「ジーン・ワルツ」を産む側から描いた話。前作はミステリ仕立てでしたが、今作は色々な人の感情がメインとなっていて、別の作品として楽しめる。エアメールのやり取りがとても印象的。これがなければ、息詰まる物語になっていたのかも。

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    投稿日: 2013.07.26
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    「ジーン・ワルツ」と対になった作品です。 「ジーン・ワルツ」は産婦人科医・理恵視点のお話。 本書「マドンナ・ヴェルデ」は理恵の母・みどり視点のお話です。 「ジーン・ワルツ」を読んだ時には、さほど感じなかったのですが、今回は理恵の身勝手さが際立っていたように思います。 同じ出来事を書いているのに、やっぱり視点によってこうも印象が変わるのかと思いました。 テーマは代理出産。 娘の子供を妊娠・出産するみどり。 代理出産って本当に難しい問題だなぁと思います。 代理出産の場合、卵子提供者ではなく出産した人が母であるという制度。 「代理」出産なんだから、出産した人は母ではないだろうと単純に思うし、生物学的にも卵子提供者が母なのは間違いないんですよね~。 そういう制度の矛盾や、実際代理母として出産する人の気持ちの部分を主として物語が進みます。 制度上の母が誰なのかはともかく、やっぱり自分のお腹で赤ちゃんを育てると、愛おしくなると思うんですよね。出産って命がけですし。命がけで産んだ赤ちゃんを、即切り離されるってのが想像つきません。お金で割り切れるものなのかな・・・ この場合は娘の子を産んだので、出産後も近くに居れたりするのでしょうが全くの他人の代理出産だったらそうはいかないですし。 本当に考えさせられる内容でしたが、難しすぎてモヤモヤしたままです。

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    投稿日: 2013.07.19
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    論理よりもまず立場が大切だと気づかせてもらった。正しさを組み立てるよりもまず自分の寄って立つ立場が大事。倫理と論理と現代社会性との素敵なワルツ。

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    投稿日: 2013.07.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2013 6/28読了。ジュンク堂京都店で購入。 『ジーン・ワルツ』の裏で展開していた、クール・ウィッチとお母さんの、代理母出産をめぐる物語。 お母さん視点で、ゆったりしているような、娘と対峙しないといけなかったりして振り回されているような、物語があるっちゃあ、あるんだけど、すごく盛り上がるとかそんな感じではないような話。 風呂場で読むのに適当だった。 ・・・しかしこれ、女性視点で見るとどうなのかね?

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    投稿日: 2013.07.03
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    ジーン・ワルツを別の登場人物を主人公に再編した本。 題材は体外受精と代理母出産と医者の倫理に絞ってございます。 題材は真面目でございます。 えーえー。 でもなんか1作目が売れたんで作っちゃいました(パイレーツオブカリビアン2)感がしてございます。

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    投稿日: 2013.07.02
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    ジーン・ワルツを読んでから。 もう一つの視点からの物語。 う”~ん、違和感がかなり。理恵も変だけど、この母親も相当。 気持ち悪いと思う。

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    投稿日: 2013.06.24
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    代理出産という重いテーマに、軽〜いユミという女の子が繰り出す言葉に意外と本当の意味合いがあるのかなぁっと。 私自身は反対。 夫婦だけでも暮らしていける素敵な生活があると思うから。

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    投稿日: 2013.06.22
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    『ジーン・ワルツ』を、もう一つの視点からみた物語。 アチラをどこか冷めた寒色の物語とすれば、 こちらは太陽のような光に彩られた暖色の物語、でしょうか。 「生命」を作る、「生命」を育む、、そして産む。 母と呼ばれるのは果たして、誰になるのでしょう。 題材は同じであるにもかかわらず、人が違えば変わるものですね。 たとえ母と娘と言う、血のつながりのある親子であっても。。 『医学のたまご』とも仄かにつながっていて、ラストはなかなかに味があります。

    5
    投稿日: 2013.06.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ジーンワルツを読んでいたのである程度あらすじは知っていた のですが、舞台裏と言うか、ジーンワルツで描かれていなかった 部分などが読めて面白いです。本作品の主役、山咲みどりが 妊娠する前とした後で考え方や言動、行動力などどんどん 変わっていきます。曾根崎伸一郎なんかは他の作品ではあまり 触れられてなくてどんなタイプかよく分からないのですが 本作品を読み進めていくにつれ、人間らしい意外な一面が見れます。 そして元々芯が強いんだろうと思う青井ユミはギャルから 強い母親になる過程がみられ、山咲みどりや理恵にもいい影響を 与えてました。ジーンワルツを大分前に読んだのですが、 舞台裏っぽい「マドンナ・ヴェルデ」なかなか面白かったです。 海堂さんの作品って色々な作品がリンクしているので読めば 読むほど背景やつながり、その後の展開や後々へのフラグ なんかがあってほんとおもしろいです。

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    投稿日: 2013.05.16
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    みんなのレビューを読んで、意見が別れる作品なのかなって思った。わたしにはすごくしっくりきたんだけどな。 子どもを残したいという遺伝子の意志がある、というのはなんか納得。私の中で、自分の子どもがほしいって気持ちがすごい大きいもんな。別に今の彼氏との子じゃなくてもいいから欲しい、とか思ってしまうとこがあるし(笑) 母になるってことは、やっぱり理屈じゃないなーと思った本でした。

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    投稿日: 2013.05.11
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    代理母問題を取り上げた作品。そして母と娘の関係や“子どもを生むかどうか”という問題も。妊娠や出産にはいろんな思いが取り巻いている。 結末はイマイチ納得いかないけど、句会のくだりや娘の夫との手紙のやりとりとかは、なんだかよかった。

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    投稿日: 2013.05.06
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    娘(産科医)のこどもを、代理出産する母親の視点で綴った話。 娘の視点で書かれたジーンワルツと対になっている。 出産後、双子を二人の母親で分けるという結末が、ちょっとしっくりこない。

    0
    投稿日: 2013.05.04
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    もっかいジーンワルツ読みたくなる。母のこの心の動きが新鮮というか、現実どうなんだろう…と。自分の子しか産んでないからなぁ。なんとも複雑な気持ちになる。その違和感とか、複雑さをもって問題提起してる部分もあるんだろな。

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    投稿日: 2013.04.30
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    代理母の問題を、医師である娘の理恵の目線から描いた「ジーンワルツ」に対し、これは母、みどりの目線で描かれている。「ジーンワルツ」に比べ、母と娘、妻と夫という家族のあり方により目が向けられている。 他の方のレビューにもあったが、また「ジーンワルツ」を読み返したくなった。

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    投稿日: 2013.04.28
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    ジーン・ワルツは産婦人科の女医、理恵の物語だった。医療の現場で奮闘する彼女は惚れ惚れするほど格好良かったが、最後に僅かな違和感を感じた。清川医師へのブラフかもとも思ったのだが。 本書は理恵の子供を代理出産する母、みどりの物語。同じ話を繰り返し読んでもね~と思ったが、海堂先生は色合いの違う物語を示してくれた。 ちょっとした違和感なんてものじゃない。母から見た娘は違和感有りまくり。理恵の夫の伸一郎もかなり変。 最後は落ち着く処に落ち着いたかな。この後に続く、「医学のたまご」を読んでいるから、そう思うのかも。 伸一郎とカオルくんて、ここから親子になるんだよな~。なんだか不思議だ。伸一郎がカオルに送るメールの原型がこんなところにあったのか、とか、海堂ファンをニヤリとさせるところもある。 みどりが自炊する料理やユミと作る料理、理恵が作る料理の記述がいかにもって印象。海堂先生って上手いなと思う。そんなところ褒めたら失礼だろうか。

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    投稿日: 2013.04.16
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    マドンナ・ヴェルデ (新潮文庫) 海堂尊 人を強くする力のうち、母性はその頂点にある。だがもしも胎内に宿した命が、遺伝的にわが子ではなくて娘の子ども、つまり孫だったとしたら。医療の、科学の進歩は、誰にどんな幸せをもたらすのだろう。 品位を欠く表現をすれば「借り腹」。先天的な子宮奇形により代理母を頼んだ産婦人科医を主人公にした前作「ジーン・ワルツ」を、代理母の視点で描いた。 クール・ウィッチ(冷徹な魔女)とあだ名される美しき産婦人科医が、50代の実母を言いくるめるようにして、ホルモン投与で子宮を若返らせ、自分と夫の受精卵を着床させた。それは、おばあちゃんが孫を産むという行為だ。米国やインドで見られる代理母だが日本は認められてない。 現実では向井亜紀・高田延彦夫妻が、米国での代理母による子供を実子とするよう提訴した。長野の根津八紘医師は、本作品のような代理母出産を実施している。 科学技術の進歩は、神の領域を狭くした。国が設置した日本学術会議が、産みの親こそ実の親という提言をしている。向井夫妻は最高裁で敗けた。判決は、代理母に触れた法律がない不備を指摘しながら、産みの親を実母とする結論を下した。ただ医師であり作家である海堂は、遺伝子上の親子関係が法的にも認められて当然と、登場人物に何度も語らせている。 子ども自身の幸せのために、法が邪魔すべきではないと、繰り返す。子どもは親を選べない。その子に罪はないという姿勢が物語を統べる。

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    投稿日: 2013.04.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【ジーンワルツ】を読んで面白かったで、この本を見たときは 即買いしました ヴェルデはイタリア語で緑という意味だそうで、母のみどりの話です。 【ジーンワルツ】は娘の理恵の視点からみた表の話で 今回は裏の話という感じ。 娘のためにと考えて行動するんだけど、なんかよそよそしい母子関係と 娘の自分勝手さは読んでて、う~ん・・・と思うけど・・・・ ジーンワルツで分からなかった気持ちとかが、今回わかって良かった ・・・・でも、最後の解決方法はさすがは、小説だなっという解決方法 というか、解決になってないような

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    投稿日: 2013.04.05
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    海堂尊のシリーズ。 ジーン・ワルツと同じ時間を別視点から描いた一冊。 ジーン・ワルツをもう一度読みたくなる。

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    投稿日: 2013.04.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    代理母問題。 子どもを宿すことができない夫婦にとっての道かもしれないが、新しい命に関することで、難しい。 最後は両方とも納得できて良かったが、子供が将来どうなるか。

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    投稿日: 2013.04.03
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    母娘の関係が複雑。 クール・ウィッチの異名を持つ理恵の言動に今ひとつ納得がいかなかったのは、みどりの視点だったからだろうか。「ジーン・ワルツ」を読んだ時にはあまり違和感を感じなかったが…… 「理恵ちゃん」、「ママ」と呼び合うのにそれとは裏腹に2人の間にある距離感と緊張感がアンバランスな親子関係を表している。 青井ユミの存在がホッとさせる。

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    投稿日: 2013.04.03
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    夜中に読むと内容が頭に入りませんね…w そして、ジーンワルツを読んでから時間たちすぎてるので、内容忘れてます。 ジーンワルツと続けて読み直した方がよさそうな…。 でもその気になるかどうか…。

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    投稿日: 2013.04.01
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    「ジーン・ワルツ」のラストで主人公曾根崎理恵の代理母だったと明かされる実母、山咲みどりを語り手として、物語の裏側が描かれる。 「ジーン・ワルツ」では重要人物でありながらほとんど表に出てこなかったみどりや伸一郎がようやく姿を現す。 それでもやはり「ジーン・ワルツ」で感じた理恵への違和感は消えなかった。 それどころか離婚の真意や患者を巻き込んだ受精卵の操作の動機が、ますます分からなくなった。 問題提起として読むならいいのかもしれないが、物語としてはちょっと。

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    投稿日: 2013.03.31
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    産婦人科医である実娘の代理母となる母親のお話。 ジーン・ワルツで描かれたシーンを母親側の視点から書いています、ジーン・ワルツ再読決定。 誰の幸せを願って生きるのか?そもそも幸せって何だっけ? 子どもの人生の方向性は誰が決めるのか?そもそも本人以外が決めていいのか? 社会を変えるのもいいけれど、私は理恵にもっと個人としての幸せに対して貪欲に、利己的になってほしいと思います。 まぁそもそも幸せって何だっけ?ですけど。 公園のシーン、堕胎をめぐるみどりとユミの会話。 綺麗事ではない現実的な考え方として、非常に意義深いシーンです。

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    投稿日: 2013.03.29
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    代理母になる女性の話。 『ジーン・ワルツ』別目線の1冊。 母となるにはなるなりの迷い悩みがあるべきなんだ。 母娘の関係も良くなるといいですね。

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    投稿日: 2013.03.24
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    ジーン・ワルツのサイドストーリー。産婦人科医である理恵の代理母を引き受ける母のみどり。理恵の身勝手さが気になってしまい、あまり入り込めなかった。

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    投稿日: 2013.03.18
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    「ヴェルデ」はイタリア語で「緑」とゆう意味だそうだ。 そうわたしの名前と同じ。 日本では許されない代理出産、 しかも自分の娘の代理出産に悩む、55歳の母みどり。 こどもが欲しいと思うのは女性の遺伝子の意思なのか? わたし自身が40歳とゆう年齢なのでもう無理かも しれないとゆう気持ちとどうしても重ねてしまう。 それでもやっぱりこどもが欲しいと思う気持ちがあることを なんだか隠さなければいけないような気がしたり。 けれど遺伝子の意思がそうさせるのなら隠す必要はないのかな。 ただ、思っているだけでもいいのかもしれないな。 命を繋げるとは?日本の産科医療の行く先は? いろいろ考えさせられる本だった。

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    投稿日: 2013.03.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『ジーン・ワルツ』をもう1度読みたくなった。 結末が双子にとって、本当に幸せな未来につながるのか。 今の私にはわからないけど。 みどりと理恵の関係は修復していくのだろうと感じられた。 --- 美貌の産婦人科医・曽根崎理恵、人呼んで冷徹な魔女(クール・ウィッチ)。彼女は母に問う。ママ、私の子どもを産んでくれない--? 日本では許されぬ代理出産に悩む、母・山咲みどり。これは誰の子どもか。やがて明らかになる魔女の嘘は、母娘の関係を変化させ……。『ジーン・ワルツ』で語られなかった、もう一つの物語。新世紀のメディカル・エンターテイメント第2弾。

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    投稿日: 2013.03.16
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    ジーン・ワルツを読んだ後、とても気になっていた作品。やっと(?)文庫本化され、期待して読んだ。 冒頭「あれあれあれ?」と思っていたがすぐに解決。 それなりに楽しめたが、ジーン・ワルツを読んでから、結構時間が経っていると思うので、期待していただけにちょっとあっさりし過ぎていた感じが拭えない。

    0
    投稿日: 2013.03.16
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    ジーンワルツの裏側ってことですが、なんだかね…。 作者が柄にもなく文学的表現を駆使して美しい文章に挑戦してみたところ、失敗してただ読みにくい文になっちゃったような感じ。 話の中身もなんだか薄いし、海堂さんの作品のなかでは、一番面白くなかったかな。

    1
    投稿日: 2013.03.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ジーンワルツの続編という位置づけ。 最近の海堂作品は途中までの展開での期待感に比べて終わり方がすごくあっさりしちゃっている。尻すぼみという感じ。ただ、この作品に限らずだけど医療の内部の問題を医師の視点から切り込んでいる点は見ごたえがあるし、考えさせられるものも多い。 55歳で妊娠や理恵が産んだことにするっていうのもどっかでばれそうだし現実的ではないんだろうけど、この小説ではそういう部分を度外視して代理母についての問題提起をしたいんだと思う。

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    投稿日: 2013.03.14
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    ジーン・ワルツの裏の物語。 ジーン・ワルツはとても好きな話で、読むのをとても楽しみにしていた。理恵がこんなに変わった人だったとは、前話では気づかなかった。 ジーン・ワルツを読んでたとき、おばあちゃんが出産!?となんで母親は代理母を引き受けたのか気になっていたので、理解できないところはあるけど、裏話がわかってよかった。 自分に娘がいて、同じことを言われたら、代理母を引き受けるだろうか…。 みどりくらいの歳になったらまた違う見方で読めるかもしれない。

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    投稿日: 2013.03.13
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    代理母に纏わる問題を,海堂節全開で訴える.極めて個としての問題を種として解決せむとする国家は,それは当然法的停滞となる.守るべき相手を間違えてはいけない.

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    投稿日: 2013.03.11
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    ジーンワルツの裏面。ジーンワルツ読んでから時間経ってて、思い出しながら読んだ。ジーンワルツの裏面やけど、お母さんの視点で一貫して描かれていて、また描写も今までの海堂尊にないくらい繊細な書き方になってたんが新鮮やった。

    0
    投稿日: 2013.03.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    うーん。代理母出産という、女性にとっては興味深いテーマだったけど、タッチが軽すぎ?理恵がみどりに対して冷た過ぎだし、もういい歳した子どもに「理恵ちゃん」とか読んじゃってるのがドン引きだし、もう少し重い文章でもよかったのではと思う。ちょっと残念。

    0
    投稿日: 2013.03.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ジーンワルツの主人公の代理母を務めた母目線の物語。 テーマは面白く、医師としての問題への挑戦と知的好奇心の探求としては面白く読めたが、全体の話のまとめかたが多少強引に感じた。 主人公は良くも悪くも傲慢 その旦那や愛人も変 その母も何かかけている部分が感じられる ヤンキー娘はいつからそんないいやつに変わったんだ?という感じ。 そして55歳の妊婦の経過が良すぎ。 などといった疑問はちょこちょこ浮かんだが、 海堂さんの話はすべてのキャラが個性的なのでこんなものなのかなと思う。 ジーンワルツの時から理恵のチャレンジは個人的には少し不愉快なのであまり感情移入できなかったが、しっかりと考えて行かないといけないテーマだと思う。

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    投稿日: 2013.03.07
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    クールウィッチの母はやはりクールウィッチだった。論理的な理恵に対してあたかも細やかな感情を示すみどりだが、彼女もまた感情や状況に流されないクールな一面が見てとれた。 「ジーン・ワルツ」を読んだ後だったので、前作ほどの衝撃はなかったが、これはこれで後味スッキリとはいかない。 とはいえ、脇を固める男性陣、真一郎と吾郎がとぼけたコミカルな役割を担っていて、何故か安心させられる。特にみどりと真一郎の往復書簡は姑と婿でもなく、親子でもなく、勿論夫婦でもない、そういった関係を一掃した友情のようなものが垣間見れて面白い。

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    投稿日: 2013.03.05
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    松坂慶子さんのイメージが強くなってしまいましたが、この著者の他の本より、落ち着いた文体が好感が持てました。

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    投稿日: 2013.03.04
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    「ジーン・ワルツ」のSide-B的なお話。残念ながら、「ジーン・ワルツ」は相当昔に読んだので、細部を忘れてしまっていたのが残念。続けて2冊読んでいたらまた感じ方が違ったのかも。 ということで、面白いのだけども残念ということで★3つ。

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    投稿日: 2013.03.04
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    医学と科学は異なるものだと思う。 運命だとか、天命だとかは、 そんなこと思わないけれど、 神秘とか、神聖なものは 尊重したい。 何よりも 偶然とか、たまたま・・・って、 人生を豊かにするとても大事な要素だと思う。

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    投稿日: 2013.03.03
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    映画化された「ジーン・ワルツ」のもうひとつの物語です。母と子の間に横たわる物語がやっぱり一筋縄では行かないものがあって、それが読み応えのあるつくりになっております。 この本は映画化にもされた「ジーン・ワルツ」の続編、というかそれと並行」して語られたもうひとつの物語といったほうがいいのかもしれません。ちなみに僕はドラマ版のほうは見ていません。機会があれば見てみますが…。物語を簡単に書くと山咲みどりは「クール・ウィッチ」の異名をとる曾根崎理恵の母親で、その彼女から子宮を失う自分のために、代理母として子どもを宿してほしいというのだ、という提案から話はスタートします。 まさか、母親にこういう提案をする曾根崎理恵もそうですが、それを了承して、彼女の子供を身ごもるみどりにも複雑なものがあるんだなぁ、ということを感じながら読みました。そして、みどりの視点から、曾根崎理恵が院長代理を務めるマリアクリニックにかよう妊婦たち、特にユミとの交流がすばらしいものでした。ハイライトは院長の三枝茉莉亜をはさんで、曾根崎理恵に母として何かが欠落していると感じたみどりが夫の理恵の夫(作中で離婚)の曾根崎伸一郎 の手紙を武器にして生まれてくる子供の真剣をめぐって母子で争う場面です。 鬼気迫る場面で、「クール・ウィッチ」と呼ばれ、医局の中でも恐れられる医師としての曾根崎理恵ではなく、娘として、これから母になろうとする女性としての曾根崎理恵の姿が垣間見える瞬間でした。生まれてくる子供たちの運命はご自身で確認していただきたいのですが、「フツー」ではない曾根崎伸一郎・理恵の二人と、みどりの出した答えに、僕は読んでいてため息が出ました。彼女の言うとおり、これがベストであると、そう思いました。

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    投稿日: 2013.03.02