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銀河核へ 上
銀河核へ 上
ベッキー・チェンバーズ、細美遙子/東京創元社
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総合評価

3件)
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    深宇宙を行き来するためにトンネルを掘る仕事がある。ワームホールだとかを利用して長距離を移動する話だ。SFの設定としてはよくあるもの。そして、上巻では、なかなか銀河の核に行ってくれない。なぜそんな展開なのかと考えたところ、本作品では、宇宙をまたにかける冒険を描くのではなく、多様性を尊重する生活を描きたかったのではないかと思うようになった。本作品で登場するのは地球人だけではなく、他の星系の人々が多数いて、ひとつの宇宙船に乗って仕事を遂行する。姿かたちや感情表現、食習慣などが異なる状況で、宇宙空間にトンネルを掘る仕事をする。実世界の、白人もいれば黒人もいる、宗教が異なれば物の考えやしきたりが変わる、恋愛だって様々・・・。それらをうまくまとめ上げる世界を示していると読み解いた。

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    投稿日: 2021.01.29
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    戦闘空域との交流(トンネル掘り)と事件とその結論は、現在のアメリカを彷彿とさせます。トランプを支持している人たちはこうなんでしょうね‬ ‪とにかく事件よりも乗組員のグダグダを読ませる小説で、DS9を思い出させました。‬ 続編ありですね。 しかし表題はあまり生きていない。辺境でも同じだあね。

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    投稿日: 2019.08.23
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    前半戦終了。 まずまずかな、ヴォルコシガン比0.7くらいってとこで。 後半で大団円になるのか、それとも「次回の講釈にて」になるのか?

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    投稿日: 2019.07.24