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家族終了
家族終了
酒井順子/集英社
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総合評価

21件)
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    ひさしぶりに酒井順子さんの本 『家族終了』という なかなかインパクトのあるタイトル 私自身既婚者ですが子供はいません 高齢の母と 既婚者で配偶者と子供がいる妹がいます のでまだ家族はいる状態です それでも 生活を共にしているわけではないですし 生活という状況の中では 近隣にいる知人友人などの方が 自分の生活のペースを把握していたりもします 著者も書かれている(全てではないですが) これからの日本は家族という形態も変わっていくのだろう というのにはそうだろうなと思います 都会や人口がまだまだ保持されている地域と 私が暮らしている消滅するだろうとされる町では 暮らし方自体も違うとは思いますが 気持ちの中では 血縁者や戸籍上の関係で家族というのでは きっと暮らしにくくなっていくのだろうと 暮らしながら少しづつ そういう選択が来た時に 柔軟に選ぶことのできるように 自分の考え方も変化させていく そんな感じです きっとぐっと若い世代の方々は 私が見ている家族とは違う家族を 見ているのかもしれません

    3
    投稿日: 2024.05.10
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    自分が生まれ育った家族を生育家族、結婚して作った家族を創設家族といい、自分以外の生育家族が亡くなったことによって、あらためて家族について思うところが語られている。 火宅事情についても淡々と語っており、子供ながら、老成した見方をしているのは、当時、子供でいたくても、いられなかったからなのだろうと感じた。 なるほどなと感じたのは以下の部分。 おばあさんという役でしか、見ていない。 子供の手前か、夫婦がお互いをパパ、ママと呼び合う。 妹萌え、兄萌えは、理想からかけ離れているからこそ。 事実婚カップルは、相手に対して、夫だから、妻だから、これをしてくれて当然という期待が薄いので仲がいい。 筆者の本は、なんとなく感じていたことを言語化しているので、共感することが多いが故に、読後に心に深く残ることがないような気がした。

    1
    投稿日: 2023.11.01
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    こうあるべきだ、こうしなければならない、などみんながそうしてるから右へならえしないといけない時代は終わったのだなぁと感じる 妻はこうあるべきだ、なんて古い。 「関白宣言」なんて今の時代だとモラハラになりかねないよね…

    1
    投稿日: 2023.07.24
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    家族に纏わる18のエッセイ。 文章がその人の全てを表しているとは思わないが、本作も非常にクールに物事を捉えている印象を受けた。 自分が生まれ育った家族の事を「生育家族」結婚などで作られた家族の事を「創設家族」と呼ぶ事を初めて知る。 両親、お兄さんが他界され、結婚もされていない酒井順子さんの「家族終了」の言葉にドキリとする。 「生涯未婚率」の上昇は耳にしていたがその数値に驚き、事実婚、シングル親、同性婚、ステップファミリー、ルームシェアする疑似家族、毒親問題など、多様化する家族の形態に家族の在り方を考えさせられた1冊。

    1
    投稿日: 2023.02.14
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    著者、酒井順子さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。 酒井 順子(さかい じゅんこ、1966年9月15日 - )は、日本のエッセイストである。 2003年(平成15年)に発表したエッセイ、『負け犬の遠吠え』(講談社刊)で、講談社エッセイ賞と婦人公論文芸賞を受賞。 自身が30代、未婚で子供もいない酒井は、「独身で子供がいない」自分を幸せだというと周囲から反感をかうことに配慮して、「30代以上、未婚、未出産」の女性を自虐的に「負け犬」と定義したが、その刺激的なタイトルと裏腹に独身女性にエールを送っている内容が評価された。 で、本作の内容は、次のとおり。(コピペです) 親が好きですか? 自分の子供をかわいいと思いますか? 夫婦で同じお墓に入りたいですか? 一緒に暮らしたいのは誰ですか――? 「日本の家族」の象徴である天皇家が抱える諸々、50歳時に未婚の割合を示す「生涯未婚率」(45〜49歳の未婚率と50〜54歳の未婚率の平均)の上昇、事実婚、シングル家庭、同性婚……近年の家族をめぐる状況は多様化した。 『負け犬の遠吠え』『子無しの人生』『おばさん未満』『男尊女子』『百年の女』など、話題作を発表し続ける酒井順子氏。未入籍のパートナーと暮らし、両親、実兄をすでに見送ったからこそ見えてくる家族の諸問題とは。日本の家族観の変遷を辿りながら、現在を考察、未来予測まで言及する。

    10
    投稿日: 2022.08.11
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    酒井さんの家族や結婚に関するエッセイ。 偏った意見もあるけど、 ちゃらんぽらんな私でも このままでいいんだ〜 と思える。 興味のある、同意できる章のみ 読みました。

    2
    投稿日: 2022.06.05
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    生育家族と創設家族。やっぱり歳を重ねて、人生のステージが変わるとそれなりに考えることも変わっていく。 まだまだ子どもが小さくて、振り返る余裕も周りを見る余裕もないから、あまり考えたことなかった。でも著者のいうように、それがいいとか悪いとかでなく、当たり前のことを当たり前にできなかった人の視点なのかも。相変わらずの痛快な自虐ネタ満載の1冊。今回も楽しませてもらえました。

    1
    投稿日: 2022.05.25
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    自分が生まれた「生育家族」も自分がスタートとなる「創設家族」もまだ存在する私には、家族の終了という意識をしたことがなかったけれど、どの家族にもいつかやってくるもので、その時なにを思うのかな?と。 中年期の今、私にとっては家族が暖かいイメージよりも重いという感覚の方が強い。子供の頃から親戚や他人の家族を羨ましく思って生きてきて、自分の創設家族こそ理想のものに!と頑張ったけれど上手くいかず…という状態で。 この国の「家族」という枠組みを維持するために誰かが我慢を強いられる(もちろんそんな努力が少なくて済むケースも多いだろうけど)制度や雰囲気が、私にマッチしてないのか〜。というか私が適応出来なかったのか〜などと考えつつ。 将来的に多様な形の「家族」が歓迎される世の中になれば、少しは気楽に、思い詰めずに生きられる人が増えるのか?とも感じた。

    1
    投稿日: 2021.02.07
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    酒井順子さんのエッセイは割と読んでいる方だと思う。この本はいつも行かない図書館に行った時、たまたま目につき、タイトルが気になり借りた。結構いろいろ考えながら読んだ。縛られてきて、縛ってきて、なかなか縛りが取れない自分がいる。

    1
    投稿日: 2020.11.25
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    家族はいて当たり前ではない。というおわりの言葉が響いた。 生育家族と創設家族。 どんな家族とどんな風に生きていきたいのかは、個人がどう生きたいのかがまずあってのこと。 考えさせられた。 さまざまな家族があっていい。

    6
    投稿日: 2020.09.29
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    バランスある文章を書く人。 ご両親が亡くなったからか、自身の生育家族のことを結構踏み込んで紹介している。 なるほどだからこう感じたんだ、と書いていることに対しての説得力も増している。 いろんなことに、いろんな真っ当な考えがあるもんだなぁ、と思いました。

    1
    投稿日: 2020.08.17
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    なかなか面白い本でしたね! 確かに家族はいつしか終了するものです…子孫を残さなければ、ね。社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー けれども、親なんて死なない、と皆どこかで思っている風ですしねぇ…実際死んでみなけりゃ分からないんでしょうね…その後に襲ってくる悲しみ、とか…社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー 事実婚? フランス婚ともいう?が広まるには少なくとも我が国ではまだまだ時間がかかりそうですね…本当なら一刻も早く広がればいいんでしょうけれどもね…そして、そういったカップルにも法制結婚で得られるメリットを享受できると…そうすれば男女が二人で住む、その敷居をグッと下げることができるんじゃないかと思うのです…社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー とにかく法制結婚しかダメッ!な雰囲気が強すぎますよね、日本は…これじゃあ、少子化も進む一方ですよ! 著者は家族を持つということに懐疑的なご様子でしたが、僕は結婚、アリだと思いますね! どうせ死ぬのなら誰かとぶつかり合ったりね、そうした気持ちのやり取りみたいなのを経験して死ぬるのが良いかと思います…そうした方が思い出深い人生を送れましょうに… さようなら…。 ヽ(・ω・)/ズコー

    1
    投稿日: 2020.08.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    *親が好きですか?子供が好きですか?夫婦で同じお墓に入りたいですか?帰りたい家はありますか?一緒に暮らしたいのは誰ですか?毒親からの超克・「一人」という家族形態・事実婚ってなあに?…他、日本の“家族”を考える全18章* 安定の洞察力といつもながらのシニカルな文体ですが、今作はご自身のご家族のことを詳しく書かれているのが印象的でした。今は事実婚中とのこと、酒井さんにはこのまま独自路線を突っ走って頂きたいところです。

    1
    投稿日: 2019.12.04
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    酒井順子さんの家族に対するエッセイです。彼女が育った家族との関係から、今後起こりうる様々な形の家族の形について書かれています。長男の役割とは?とかお盆とは?とか身近なことをじりじりと説明してくれます。 私はというとトーチャン、お母さん、姉、私の四人家族で生活してきて、現在はトーチャンは店で生活しつつお母さんが家からたまに店に手伝いに行くというほぼ別居生活を送っていて、姉は結婚して旦那と子がいます。私は一人気ままに暮らしています。 姉はできちゃった婚でどういうわけか嫁に行かず婿を取ったわけですが、トーチャンが長男だったから「婿を取らねば!」と思ったのか、仕事上苗字変わるの嫌。という理由とかで婿になってもらったのかはわかりません。 いつまでも結婚しそうにない私について親に聞いたことがあるのですが「いや、今は一人もいいんじゃない?でも、親としては何かあった時は心配…」とヘビーな本音を言われたこともあります。 恋愛感情の伴わない相手と”生活が合うから”という理由でなんとなく同居人ができた酒井順子さん、それ、いいよな。生活合うの最高。と思いつつ読んでいました。 年を取っていくとどんどん頑固になっていきます。その頑固さから私は一人で自分の好きなように、自分の美学を守りつつ生きていくの悪くないな。と思います。

    1
    投稿日: 2019.10.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「負け犬の遠吠え」の著者だとは知らず 題名に惹かれて読みました 家族を終了させる方法が書かれてあるのかと思っていましたが 日本の家族形態の変遷と現状 ご自身の終了してしまった創設家族についてでした 他の作品も読んだことがないので この方への興味がそれほどなく 書かれてあることも 特に深く考えさせられるところはありませんでしたが この方の言葉選びが なかなかシュールで気になりました 目次にもある 「嫁」というトランスフォーマー (嫁と呼ばれることに不満を抱く時代からどんどんと変化していく様を見事に表現) 嫁と姑は同じ男を愛する二人の女 かたや股から出し かたや股に迎え入れたという自信を持つ (なんてストレートでわかりやすい) 今時の家庭科に必要なものは 人生を最後までサバイブしていく能力を身に付けること (そのとおり!) 今の世の中 子どもというのは希少かつ貴重な存在 曲がらないよう 傷つけないよう「宮崎マンゴー」のように大切に育てられている (宮崎マンゴ―のことなにも知らないけど(笑) 家族がつながらなくなった世の中において 歌舞伎の家や天皇家は私たちに「つながる家族」の幻影を見せてくれる (幻影かぁ…)

    1
    投稿日: 2019.09.26
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    著書の中で、きちんとした家庭でのお嬢様育ちを それとなく匂わせていた酒井さんですが、 結婚観や家族と言うものを見る目になんとなく不思議なものを感じていました。 家族の構成員が全員いなくなってしまったからこそ書けたとおっしゃる赤裸々な酒井家の姿に 驚くとともにどこか腑に落ちる部分もあり。。。 多彩な価値観がやっと認められ始めた世の中、 結婚も家族もお墓も葬式もこれからどんどん様変わりしてくのだろうし、それはとても良いことだ。 でも酒井さん、目立たないかもしれないけれど 世の中には普通に結婚して普通に幸せに暮らしている家族が た~くさんいるのです。 結婚も家族に縛られて生きるのも実はそんなに悪いことばかりじゃなかったりするのですよ。

    1
    投稿日: 2019.08.21
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    近年の家族をめぐる状況は多様化した。未入籍のパートナーと暮らし、両親、実兄をすでに見送ったからこそ見えてくる家族の諸問題とは。日本の家族観の変遷を辿りながら、現在を考察、未来予測まで言及する。 初めて著者の作品を読んだけれど、ややあけすけながら率直な意見を書かれる方だなという印象。世代により考え方は違うけれど、私は古い考えの持ち主なんだよなと改めて思ったり。私ならデキ婚も事実婚も嫌だもの。でもまあ、このご時世、何でもありにしないと少子化はどんどん進むし国が傾く一方なのかなあ。

    1
    投稿日: 2019.07.24
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    この人の本は、いつもタイトルが秀逸だと思う。同世代の私にはとても刺さる。 『負け犬の遠吠え』 『子の無い人生』 『ユーミンの罪』 『地震と独身』など。 でも手に取ってみると、あら? と思うものも多い。 この本も、「家族終了」という身もフタもない言い切り方に惹かれて読み始めた。 淡々としたトーンはいつもながら筆致。 ただ、がっかりはしなかったけれど、 あまり残らないのはいつものこと。 いつも思い出す「諦念」という言葉、これは作風なのか。 p53 とても下品な書き方で恐縮ですが、姑は「この男を私は自分の股から出した」という自負を持つ。対して嫁は、「この男を、私は自分の股に迎え入れた」という自信を持つ。 すごくすごく口に出せないけれど、うまいと思う。 p113 分弱の徒 p141 「妹萌え」モノが人気になるのは、私のみならず、世の中の「妹」が皆、兄にとっての理想からかけ離れた存在だからなのかもしれません。 そして、著者自身、「兄萌え」が叶わなかったと書く。 ここは、兄持ちの私としてもいたく賛同。 p147 昔のおばあさん達も、きっと若い頃から信心深かったわけではないのだろうな。年をとるにつれ、心身共に「あちら側」にじわじわと近づき、仏壇とか仏事を身近なものにしていったのだろうな。 p167 青人草 p178 母と自分の似ているところ(しかもイヤなところ)を中年になるにつれて認めたときに 「これも遺伝? それとも身近で母親を見ていたが故の影響?」とぞっとする。 おわりに 仏壇に手をあわせるたびに、「ありがとう」とか従来型の家族を作らなかったことに対する罪悪感を覚えるという著者な、そこに日本人らしさを見ると書く。 等しく同じ感覚がありながらも、それが「日本人らしさ」かと問われると、はなはだギモン。

    1
    投稿日: 2019.06.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「負け犬の遠吠え」の頃は、私も「負け犬」でしたが、「創設家族」ができた今、「一人の時は良かったなあ」と思うことがしょっちゅうです。 生き方が多様化し、家族の形も様々です。自分にないものを持っている人がうらやましい。けれどその人からすると、私も羨ましいがられているかもしれません。 結局、今のこの環境を大事に過ごすのが良いということなのでしょう。 サラッと読み終えたエッセイ。特に何かを得たというわけではなく、「のんびり本が読めて良かったな」という感想。

    1
    投稿日: 2019.06.16
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    お嬢さんとして有名な酒井さんの意外な火宅事情にビックリ。事実婚するなら結婚したほうが良いなあと思う私はちょっと古いのかも。でもさまざまなパートナーシップが日本でも結べるようになればいいのにという点は同意。

    3
    投稿日: 2019.05.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2019/04/11予約 例え方が一つ一つおもしろい。 ユニクロの墓、無印良品の葬式、本当にそのうち出てきそう。

    1
    投稿日: 2019.04.11