
総合評価
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powered by ブクログ表紙がとても爽やかで美しい、小川のせせらぎと両岸に咲き乱れるクレソンの白い花。 何か、この物語を象徴しているようだ。 フードライターとして成功している美穂は美貌と知性をもち、理想的なエリート記者丈二と婚約もしていた。だが丈二は政界に出馬するという野心があり、美穂は将来に不安を感じる。彼の家族、特に母親には軋轢も感じていた。 故郷に帰ったとき、偶然幼馴染の優司に再会する。彼は弟がおぼれそうなところを救ってくれたことがあった。子供のころ「俺はお前のためならいつでも死んでやる」といってくれた優司は、ヤクザ時代に彫った大きな昇り龍の刺青を背負っていた。 美穂は次第に優司に惹かれていく。 先に読んだ「一瞬の光」は嘱望された、将来に向けて開けた生き方を捨て、完璧な恋人も捨てて、悲惨な経験から昏睡状態になっている若い女性の傍で暮らすことを選択した男の物語だった。 今回は過去に傷のある男を選んだ女の話だった。言い換えればどちらも純愛小説で、読者を喜ばせる設定が揃っている、男は男らしく頼りがいがあり見かけがいい。女は振り返るような美人だが、本人はそれが自身の美点だとは思っていない謙虚さがある。 出逢った、今で言う「運命の人」に一途に思いを寄せ、困難を覚悟で人生をかける。勇気のある選択は読後感もいい。 ただ何か美しすぎて眩しい、川の向こうの現実感のない世界を見たようだった。
2投稿日: 2026.02.12
powered by ブクログ本当に彼らしい作品で、 1/5くらい読めばもうどういう話になっていくかは分かってしまうのだけど(水戸黄門的型通り展開)、 それが却って安定感のある読み心地になる。 自分の持っているものを見つめ、 そして自分の心をよく見つめること。 一貫して描かれるテーマにまた触れて、 今回も読んで良かったと思わされた。
0投稿日: 2024.07.15
powered by ブクログ何十年ぶりかに 読み直した、若い頃に呼んだ時の気持ちと 歳取ってからの感じ方が違うので それもまた 面白い、最後の展開は素晴らしくて、一気読みしまいました
2投稿日: 2024.05.25
powered by ブクログ結婚を控えた主人公は、故郷で同級生と再会する。 読んでいて、最初の方の設定を すっかり忘れている状態です。 おぼろげながら覚えているのですが 目の前の現実(?)を読み込むのに必死で…。 最後には驚きの現実も出てきましたが これを『愛』だと言っていいのかは謎です。
0投稿日: 2023.07.26
powered by ブクログ白石一文を初めて読んだ。ヤクザとか超美貌とか、自分と縁のないものばかりだったのもあって、終始完全なフィクションとしての恋愛だった。運命の恋があればいいのかもしれないと思うけど、運命って自分で運命にするものだよな、とも改めて感じた。
0投稿日: 2022.09.19時間軸わかりづらい
相変わらずの微妙なエロス漂う神秘作。 時間軸の移動と謎の明かし方がわかりづらい。
0投稿日: 2020.12.27
powered by ブクログ「眠気が眠る面白さ!徹夜本」の帯に強く惹かれて手に取りました。正直なところ、任侠ものの美学には全く興味すら持ち合わせていない私がこの煽り文句にあえて挑んだ代物ですが、エンターテイメントというよりもファンタジーとしか言いようのない話に何度となく読むのを止めようとしました。 とどのつまりは面倒を見てやった弟分に裏切られて車ではねられて死んで終わるクチだろう、と思っていただけに終盤の下りは読んでて苦痛でした。 鼻についたのはそこだけで、読後の余韻とともに巻末の解説を読んだとき、ああそうか、これは往年のテレビドラマ「赤いシリーズ」のようなわかりやすいプロットのドラマチックな演出を極めたものだったんだなとそこでようやく認識しました。 敢えて踏み込んでみた新境地の世界でしたが、絶賛までいかなくても愉しめることがわかりました。
1投稿日: 2020.04.05
powered by ブクログ幼少のころから一緒だった同郷の美帆と優司、その先まったく違う歩みをするが、出生において悲しい共通点をもつ。それぞれ道を歩みながら、徐々に近いしい関係に。最初からこうなる運命だったんだと感じる事ができる作品。
1投稿日: 2019.09.19
powered by ブクログ【あらすじ】 小柳美帆はエリート記者の黒川丈二との結婚を目前に、故郷の福岡で同級生の仲間優司と再会する。中学時代「俺は、お前のためならいつでも死んでやる」と唐突に謎の言葉を口走った優司。今その背中に大きな龍の刺青と計り知れぬ過去を背負っていた。時間や理屈を超え、二人の心に働く不思議な引力の正体とは―恋より底深いつながりの核心に迫り、運命の相手の存在を確信させる傑作。 【感想】
0投稿日: 2018.06.26
powered by ブクログ2017_035【読了メモ』(171210)白石一文『心に龍をちりばめて』/新潮文庫/978-4-10-134071-5
0投稿日: 2017.12.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
白石作品はまだ二作目だけど、純度の高い激しさが痛いくらいに響いてくる。 もとより傷だらけで、けれどそこから再生するために尚も無傷ではいられなくて。 共感と、憧れ。
0投稿日: 2016.07.12
powered by ブクログ結婚まじかの美人で才能もお金にも恵まれた女性が幼馴染の元やくざに再会し惹かれ結婚をする物語 彼の作品はこういう女性が多くでてくる。とにかく美人。才能があり、お金がある。 作者自身、彼は男性だがかっこいいのでモテた、かつお金もあったから、に投射しているのかも。
0投稿日: 2016.01.11
powered by ブクログいつも通り白石一文の文章に、 彼の描く物語に魅了されてしまいました。 彼の描く舞台ではよく 一定の成功を収めた男、あるいは女たちが それぞれ生きていく上での 本質に触れるような事態に直面し、 自身の生き方を問うて、 惑いながらも最善を選び取っていく。 極端に見えることもしばしばだが、 人生の半ばを過ぎた大人になった自分には、 彼の言わんとしている事柄が 絶妙に琴線を震わせる。 彼の紡ぐ物語をもっと読みたい…
0投稿日: 2015.10.26
powered by ブクログ巻末の解説にもありましたが『一瞬の光』のこじらせ女子版といったところ。 ただ、『一瞬の光』の瑠衣さんと違い丈二はエリートで容姿に恵まれているけど、下衆な男でパーフェクトな男性とはとてもいえません。 かえって、元ヤクザの優司の方がカッコイイ男として描かれているので、『一瞬の光』を読んだ時みたいな、どうしてこっちを選ぶかな?と納得できない訳じゃない。 個人的には非のうちどころのないエリートの婚約者よりも元ヤクザを選ぶ話の方が面白くなりそうなのにと少し残念でした。 後半にあるエピソードには「お前は金八先生における杉田かおるか」とツッコミを入れたくなった。 もう35歳なんだから……そんな中学生みたいなことはやめようよ、と。 ケンちゃんのエピソードからとんでもないバッドエンドがくるのかと身構えて読んでいたけど、バッドエンドにならなくて良かった。
0投稿日: 2015.04.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
優司は、美帆といるときに事故で死んだのでは? 最後に出てくるサングラスをかけた浅黒い男は誰?優司だよねえ。
0投稿日: 2015.01.30
powered by ブクログある女性の 母親の記憶との葛藤がメインテーマ。 エリートと元やくざ(幼馴染)の二人の男は 女性の心的象徴?
0投稿日: 2014.02.05
powered by ブクログ事象が先にポンと描かれて、のちに「実はこういう流れだったのだ」と解説されるスタイルがあまり得意ではないのかもしれない。さらに、登場人物のバックグラウンドというか、ハイブランドが実際にストーリーにどれだけ意味があったのか・・・高学歴、“いわゆる”勝ち組vs元ヤクザ、ヤク中という極端な対比が果たして必要だったのかなという違和感を感じつつも、ストーリーがどこに落ち着くのか見届けたくて一気読み。2時間ドラマの原作を読んでいるような感覚。
0投稿日: 2013.12.07
powered by ブクログどれくらいの愛情→私という運命について→不自由な心→一瞬の光→心に龍を散りばめて と読んできたが、個人的に一番面白くなかった。 白石一文さんが言わんとすることはわかる。文体も読みやすい。だけど、なぜか一番つまらなかった。 肩透かしをくらったといえばいいのだろうか。 確かに心にぐっときた台詞はあったけれど、不自由な心を読んだときほどの余韻はなかった。 わたしは男性視点の物語の方が好みなのかもしれない。
0投稿日: 2013.06.25
powered by ブクログ読みながら、そうだろうな、そうなるだろうな、と思ってました。 生い立ちに複雑な背景を抱えた人たちのお話です。 優司は最初からブレない感じでしたが 美帆は不安定な感がありました。 でも、そんなふうに、私たちの日常だって不安定ですよね。 数分先には主義主張がガラリと変わってしまうこともある・・・。 でも、優司の愛は変わらない。強い想い。 時に厳しく。激しく。 だからこそのラストだったんでしょう。 けれど、また生い立ちの複雑なこどもが生まれてしまうのだから・・・。 運命は巡るんだよね・・・。
0投稿日: 2013.05.05
powered by ブクログ表紙とタイトルに惹かれてジャケ買い?みたいな感じでかったんですけど、内容は表紙のイメージとはちょっと違って、恋愛?なのかな、一人の女性の恋愛というか人生というかを描いた作品でした。 作家さんが男性って言うのが信じられないような女性の描き方。 女性視点での物語がすごく自然でしたね。 恋愛とかに対する姿勢?もすごく緩やかで、逆にひきこまれました。 背中に龍を背負った男がすごいかっこよかった・・・。 最後のクライマックスでドキドキしました。
0投稿日: 2013.04.26
powered by ブクログ白石一文さん、3冊目。 「俺は、お前のためならいつでも死んでやる」 久しぶりに、小説の中の男性に恋をしました。 私が言われた訳でもないのに、まだドキドキしています。 私は、仲間優司さんが大好きです♪ 相変わらず、女性陣はみんな強いですね〜。 今回の主人公、美帆は特に強い! しかし、それ以上に強い男が仲間優司!! それと、優司の博多弁は痺れるほど色気があるのは何故!? 生きるべき義、死すべき義を語る優司の言葉は、すぅっと胸に入ってきて、かなり納得。 結末も私好みで、久々の大ヒット小説になりました(^O^)
1投稿日: 2013.04.23
powered by ブクログ白石さんの作品でも結構好きな部類。種明かしがちょっとずつちょっとずつあるので飽きずに読める。一度きりの人生をどう生きていくか、主人公の美帆の生き方は共感した
0投稿日: 2013.01.31
powered by ブクログ仲間優司がとてつもなくカッコいい!! エンターテイメントととしてよくできていて、すごく引き込まれてページをめくる手が止まらなかった。 ヤクザ、夜の仕事、覚醒剤、朝鮮等々なんだかドロドロして胸やけしそうなキーワードが沢山盛り込まれるけどその割にはどっしり重い印象はなく、読後感はほっこり。
0投稿日: 2013.01.22
powered by ブクログ久々に小説を読んで泣いた。 家族愛に関する話はどうしても心が動いてしまう。 言葉がすっと入ってくる、いい小説。 家族の想いは伝わりにくいけど、 生きているうちに許すことができれば。
0投稿日: 2012.12.06
powered by ブクログ一つの出来事から深く深く愛する気持ちが芽生える。本当に愛するというのはこういうことかな、と思えた小説。
0投稿日: 2012.11.20
powered by ブクログ白石さんの作品はどれもこんなタッチだなあと良い意味で思う。 男女の恋愛や愛を実にいい感じで描写していて引き込まれていく感じがいい。 結末にはこれまたいい意味で裏切られ、ひとりニンマリかな。
0投稿日: 2012.07.14
powered by ブクログエンターテイメントとしてすごく面白かった。人の業であったり、欲望を色濃く描きつつも、物語としての軽やかさを失っていないように感じた。設定だけみたら美男美女で鼻白む。でも、その設定の必要性であったり、何を読ませたいかは、きっちりとわかる。おごがましいけど、密度の濃い小説だと思いました。
0投稿日: 2012.06.18
powered by ブクログ任侠マニアの僕としては、この作品をどのような位置づけでどう評価していいものかとても迷う。 そもそも「任侠」というジャンルで捉えること自体間違っているのは重々承知の上なのだが、主人公のひとりである人物がヤクザなのだし、ヤクザ的シーンが多いのも確かなのでそういう目で見てしまうのも致し方ないところである。 このように書くとソッチ系の作品か、と思われるかもしれないが、実は主題はそうではなく、「恋より底深いつながりの核心に迫り、運命の相手の存在を確信させる」恋愛小説であってヤクザがドンパチする小説ではない。 恋愛小説といっても好いた惚れたの青春系ではなく、ヤクザが出てくるくらいだからそこはきっちり大人の恋愛小説となっている。それもちょっとディープな方のやつ。政治家とかヤクザとかクラブのママとか・・・。 それなりに面白い作品なんだけど、ヤクザをここまで全面に出すなら物語がスマートすぎる感じは否めない。あくまで任侠マニアとしての意見ですが・・・。そりゃヤクザだって人間だしひとりの男だからロマンチックな恋愛をするだろうけど、やはり極道なら、仁義なき戦いの菅原文太みたいに「あとがないんじゃ、あとが・・・」と荒々しく女を抱いて欲しいし、千葉真一みたいに「わしらうまいもん喰ってよ、マブいスケ抱くために生まれてきとるんじゃないの」とか身も蓋もない台詞を言って欲しいのである。 とはいうものの、そこは直木賞作家の作品ですからそこいらの三流暴力映画や三流恋愛小説とはわけが違います。大人たちが抱える心の闇、人を愛するとはなにか、人を守るとはなにか、しっかり考えさせられます。
0投稿日: 2012.05.24
powered by ブクログ久しぶりの白石一文。 「僕のなかの壊れていない部分」以来、ずっと敬遠していたのだけれど、これはそこまで嫌悪感を持つことなく読了。 読後感は、「私という運命について」に似ている。 ただ、この人の描く登場人物には基本的に共感しにくい。 白石作品はキャラクタ造形も含めて究極のエンターテインメントなのだと解説されていたものの、ところどころで現実世界とリンクする部分があることも入り込めない一因かもしれない。 私にとって、読書は現実逃避の手段である場合が多いから。
2投稿日: 2012.05.06
powered by ブクログ落ち着いた文章でじっくり書いてある作品なのに、何故か入り込めなかった。 登場人物の殆どが実の両親とは離別しているという設定までは受け入れたとしても、背景が実親が朝鮮総連の活動家、元覚醒剤中毒で売春させられていた女性、孤児院出身の元やくざでおまけにマグロの遠洋漁船に乗せられていた、自殺した愛人の子を本妻が養子にしたなど、昭和のやくざ映画さながらの極端な事例のオンパレードで、笑えるぐらい「やり過ぎ」ていることが理由でしょう。 エンターテイメント性と受け止めれば良いかも知れませんが、自分には合いませんでした。
1投稿日: 2012.04.25
powered by ブクログなんか薄っぺらい。ヤクザ家業を書くのにこんなに綺麗なのかと思う。ヤクザマンガ読んだ知識で書いてるような内容だった。 これが気になって内容が薄く感じたのかな。
0投稿日: 2012.02.29
powered by ブクログ一気にぐいぐい読んでた。 人間は見た目じゃないとか言いつつ綺麗な人を「綺麗、綺麗」ともてはやすのは、嫉妬してるからなのかあと思った。
0投稿日: 2012.02.20
powered by ブクログ前に読んだ『一瞬の光』に似てる話だった。 主人公が怒り、啖呵をきる場面に痺れた。 そして、文庫本の表紙がジャケ書いするぐらい綺麗。
0投稿日: 2012.01.21
powered by ブクログこの人の本は初めて読んだけど、みんなのレビューでよく美男美女を描く作家さんなのだと知った。 美男美女で他にどんな物語を作るのか?となんとなく気になります。 美人が美人に生まれたことで得ばっかりするわけじゃないのはわかるけど、美人には美人の生き方の型のようなものがある気がして。他の型も読んでみたいなあ。
0投稿日: 2011.12.19
powered by ブクログなかなか状況が読めない本でした 最後の方になりやっとわかってきた 二人のこと 残念ですが私的にはもうひとつな作品
0投稿日: 2011.12.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
仲間優司がものすごくかっこいいっ! 最後はハッピーエンドだろうなぁと簡単にわかるんだけど、 陽も陰も受け入れる、そんなところが惹かれます。 どんな風にして、どんな形で、 2人がハッピーエンドになるのか・・・ 運命というにはちょっとイマイチな感じもあったけど。 なぜかこの人の前ではこうなる自分があったり、 なぜかこの人はずっと近くにいてくれるような感じが つながりってそういうものというか、 愛情というのはどんなときもただそばにいることだなぁと思った。
0投稿日: 2011.11.26
powered by ブクログするっと読めた。息をするみたいに。 はらはらと降ってくる言葉をただただ受けた、という感じ。 『僕の中の壊れていない部分』では読了まで時間がかかったのだけど、この本には、「ワカリヤスサ」があった。 多分わたしは、関係と、行動と、結果を読むのが好き。
0投稿日: 2011.11.15
powered by ブクログ白石さんはわたしの好きな作家さんの一人だけれど、 どんどんお話が読みやすくなっているような気がします (笑) こちらは長編の恋愛小説で、 じっくりとした落ち着いたストーリー展開です。 心のつながりや人と人のつながりを丁寧に 成熟して書いたようなお話。 読み終えたあとの充足感も、味わい深いです。
0投稿日: 2011.10.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
美帆と優司の運命がちょっと見えづらい気がしながら読んだ。 しかし美帆の執念はかなり怖い。 美人はなかなか幸せになれないだの言われたり、その複雑な生い立ちの環境からすれば、そんな発想に行き着いてしまうものかと思った。自分にはとうてい同じ考えはうまれない。
0投稿日: 2011.10.10
powered by ブクログ主人公がやっぱり「美人」だったり「生活レベルが高い」という設定なのは置いておいて、話の先がとても気になる展開に、一気読みした。 ところどころ疑問に思う点があったけど、それでも「運命」や「つながり」を軸に進む物語にはぐいぐい引き込まれた。 仲間優司というキャラクターと博多弁がなんとも言えず良かった。 白石さんの作品を読み始めたばかりで、今のところ「私という運命について」が一番気に入っているけど、これはそれに次ぐ好きな作品。
0投稿日: 2011.09.28
powered by ブクログ人の心を支えるものには、人生の中のいろいろな瞬間である。その描き方がとても良かった。また容姿端麗な方々ですねハイハイと思ったら、けっこう感動。
0投稿日: 2011.09.21
powered by ブクログ「自分には、非の打ち所がない彼がいてくれるのに、最後のその一歩が進めないなにかがある。 何かがひっかかる。 そんなときにどうしても心惹かれてしまう人が現れる。 なぜその人に惹かれるのか、なぜ彼でなければならないのか、自分でもわからない。 自分でもわからないことだけど、どうしたいのかははっきりしている。」 ・・・理屈では解決できない、説明できない人の心を描写できている作品。 読んでいて「そういうことだったのか」と自分自身の解決し切れていないものへの答えが探せた気がする。 複雑で、でももしかしたらとても単純なのかもしれない感情がアップダウンする中で、何かが整頓されていくような感じで読み終わることができた。 自分自身の存在に何かを感じている人、どうしようもない運命を背負っている人、みえない何かに縛られている人、この世に生を受けたことに疑義を持つ人、断ち切ることのできない人間関係、血縁関係に縛られている人に何かしらの指南があるような気がします。 単純な恋愛小説ではない、とても重たい課題を突き詰めていく話です。 さすが白石文学。 自分の人生の路頭に迷った時にもう一度読む価値のある本だと思う。 何度も言う。さすが白石文学!
0投稿日: 2011.09.06
powered by ブクログどういう内容かの前情報を持たないまま、衝動的に購入したけど、おもしろかった。愛の話?いや、ただの恋愛じゃない。人と人とのつながりや、縁や、運命を感じるようなお話だったと思う。
0投稿日: 2011.09.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
新潮文庫の100冊に入っていたので読んでみた。 なんか、この作家の作品は、読むたびに「生きる」ってことはしんどいけど、尊いってことなんだなーと感じる。 おすすめです。
0投稿日: 2011.09.02
powered by ブクログ仲間優司という人物がとても魅力的。 主人公ではないけれど、どうか、この人が幸せになるようにと願って読み進めていた。 彼が経験してきたものは普通とはかけ離れた凄まじい世界だけれど、 ドロドロというか、人間の黒い部分が沢山描かれている作品の中で 彼の変わらない真っ直ぐさが素敵。 happy endingでとても嬉しい
0投稿日: 2011.09.01
powered by ブクログ「何か知らんけど、魂は心の真ん中にドカンとあるんやなくて、心の一粒一粒に入っとると。俺の心にも小さな魂がいっぱい詰まっとった。」 「仏様や神様にはちゃんと掌を合わせないと駄目じゃない」 「俺は神様に顔向けできんことばしすぎとるけん怖かと」 今の自分にぴったりくる本やった。 いいです。 仲間優司の博多弁がかっこいい。 仲間優司の思いやり、見習いたい。 装丁も好き。 刺激的な内容やのにこんなに穏やかな気持ちになれて、幸せです。
0投稿日: 2011.07.25
powered by ブクログ誰もが振りむくような美貌を持つ、なんていえば 人生さぞかし楽しいことばかりだろうなんて予想するところですが、 そうとばかりも言えないのですね。 抱える悩みは人それぞれ。
0投稿日: 2011.07.18
powered by ブクログ結構感動します。仲間優司の言葉はすごく良いです。白石一文さんの作品は名言が多いですね。しかしこの人の作品に出てくる人物はいつも高学歴・容姿端麗な人で自分とは掛け離れすぎて、すこし悲しくなります…(笑)ああもっと勉強するんだった…って思っちゃいます。
0投稿日: 2011.07.18
powered by ブクログ物語としては面白いよ ぐいぐい引き込まれるのはある でもね 最終的に何が言いたかったんだろうね それが 残らないと あーいい小説だったよ だけで なかなか人に勧められないんだよね それは全てにおいて一緒 最終的にバンッ!! ってのがないと 人から人へ伝染しない だから 最終的にバンッ!! を大事にしないといけないと思うんだよね プロセスばかり 途中経過の話ばかりがんばって作ったって 最終的にバンッ!! がないと だめなんだよ 最終的にバンッ!! 作っていきましょ。 べつに 最終的にバンッ!! じゃなくてもいいんだけどねー こういう いい作品なんだけど 最終的にバンッ!! がない作品はレビューが読みたくなるね もうしつこいね でもコピペしてるから 楽なんだ 最後に一回 最終的にバンッ!! あざっしたー
0投稿日: 2011.07.17
powered by ブクログ白石一文さんは、以前にも何冊か読んだことがあります。人間の感情を冷静に論理的に書く不思議な作家さん。大事な場面で、登場人物がいつも長台詞を言っている気がします。 今回は男性二人と女性一人の三角関係。政治家を目指す東大卒エリートと、地元の同級生で元ヤクザの男性との間で、女性が揺れ動きます。 背表紙には恋愛を越えた関係を描いたみたいなことが書いてあったけど、そこまでではなかったかな?
0投稿日: 2011.07.16
powered by ブクログヤクザの人の話。 ヤクザの人と、その昔の女友達はとっても美人な人。 フィアンセとその家族の食事でブチ切れた。 フィアンセは政治家になりたかった。
0投稿日: 2011.06.21
powered by ブクログ小柳美帆はエリート記者の黒川丈二との結婚を目前に、故郷の福岡で同級生の仲間優司と再会する。中学時代「俺は、お前のためならいつでも死んでやる」と唐突に謎の言葉を口走った優司。今その背中に大きな龍の刺青と計り知れぬ過去を背負っていた。時間や理屈を超え、二人の心に働く不思議な引力の正体とは―恋より底深いつながりの核心に迫り、運命の相手の存在を確信させる傑作。 淡々としていて綺麗な文章だと思う。男性が描いた女性って感じがすごく出てた。主人公が美人押しなのはちょっと…かな。ほのめかしを入れるくらいが読者としては好感がもてる。
0投稿日: 2011.06.17
powered by ブクログ秘密を最後まで引っぱるのはわかってたとは言えちょっとひっぱりすぎかなあと思った。 でも最初から最後まで全く退屈せずに読める安心感はさすが。 それにしてもこの作家は美男美女が好きだなあ。
0投稿日: 2011.06.06
powered by ブクログいつの間にか本作者の作品は、見目麗しく、優秀で、贅沢な生活を当たり前にする女性が出てくるシリーズになってしまったのか。 そしてまたまた、女の業としての30代半ば以降での出産+シングルマザーネタ。 政治家になろうとする男性が出てくるのは、”すぐそばの彼方”の二番煎じだし。 彼のメッセージがよく分からない作品。ちょっとがっかり。
0投稿日: 2011.06.05
powered by ブクログ2011/03/29 ハッピーエンドだったからよかったけど、だから?っていう感じが少しする。 おもしろくないわけではないんだけど。
0投稿日: 2011.03.29
powered by ブクログこの人の小説、男性の割にやわらかい。読みやすいけど、あとひとパンチ、欲しいな~。まあ最後はhappy endingだからよかった。
0投稿日: 2011.02.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
白石一文さんの小説読むのはコレで4冊目。 帯のアオリが 「人生には、訪れる。 運命の相手を確信する瞬間が。 究極の恋愛小説」 キャー書くのだけでも照れくさいわ!って小説。 とは言え内容は爽やかラブストーリーなんてことはなく、 汚い部分も多く見せるドロっとした内容。 30代半ばのエリートの女性の主人公が (一度別れたが)ずっと付き合ってて政治家になろうとしてる これまたエリートの男性と、旧友でカタギの仕事ではない ワイルドな男性との間で迷っちゃう話。 印象に残ったのはそのエリートカップルが 互いに溜まった本音をぶつけ合う大ゲンカシーン。 ちょっと悲しい話だけどわたくしくらいの歳になると 同性/異性関わらず、人間関係において 「この人とはここまでだな」ラインを割とハッキリ感じる。 しかもそのラインを越えることはそうそうない。 ラインに気づかずにそういう相手と関係を深めようとすると、 「遠慮」や「気遣い」ばっかりでストレスが溜まる。 ストレスが溜まり過ぎると、ししおどしから カコーン!と溜まった水が落ちるように 暴発して取り返しのつかないケンカとか なんらかの精算をしなきゃならん。 「この人とはここまでだな」ラインに気づかずに、 または気づいても気付かないふりをして 恋人になったら悲惨だなって思った。 うんうん。そうなんだよな。そうそう。 そんなこんなを考えてたら帯のアオリが妙にしっくりきた。
0投稿日: 2011.02.20
powered by ブクログ35才の才媛、元ヤクザ、エリート男子の大人の人生小説。まー主人公の女性がカッコいい!この作品は理屈っぽくなく読みやすい…でも、「一瞬の光」のような葛藤、歪みみたいのがなくちょっと物足りない。でも、エンタメとしては面白い!
0投稿日: 2011.02.19
powered by ブクログファンタジー入り混じりの、やたら遠回りしたがる作風からの変化(進化)なのか、 こういうのもできますってことなのか。 どちらにしろ、ラスト良かった。作者の思い通りだったとしても、ハッピーエンドのラストに心温まった。
0投稿日: 2011.02.13
powered by ブクログ表紙とタイトルの美しさに心を惹かれて読み始めた本。 私は、「運命の愛」とか「運命の人」のようなシチュエーションは苦手で(笑)今まで敬遠してきたのですが、この小説はそんな人の繋がり方がすんなり読めたので良かったです。 「俺は、お前のためならいつでも死んでやる」が、あまり無理なく聞こえるのもすごいなぁ。。。 タイトルや表紙の通り、2人の心の繋がりが透き通るように美しいと思う。
0投稿日: 2011.02.05
powered by ブクログ文章上手だし話も悪くはないけど、ふ〜ん、で?という…このての男性作家の書く自立した女性ってなんかもやっとする。 春樹とか宮本輝読んでもそうなんだよ!
0投稿日: 2011.01.18
powered by ブクログストーリーは面白いが、恋愛小説を読んでしまったんだということが自分自身でなんだか変な感じ。ただ、恋人の両親との会食での啖呵は本当に気持ち良く、スッキリした。このシーンのために読んだと思えば納得出来る。
0投稿日: 2011.01.10
powered by ブクログ初めて読む作家さんでした きれいな感じに書きすぎているとも思いましたが、 セリフのひとつひとつが印象に残るように書かれてもあり、 登場人物のひとつひとつの言動が全て後の話に関係するようなところも上手い手腕だと思います やさしく強い人になりたいと思わせてくれる作品でした でも、なぜか★3つだなぁ〜と思うんです もう少しこの作家さんの本を読んでから再評価してみたいとも思います
0投稿日: 2011.01.07
powered by ブクログ背景の記述が説明文的だなーといつも通り思ってしまったけれど、展開はいつも通り楽しめました。どうもほんとに伝えたいことを理解できていない気がして、もどかしい。この方の描く女性主人公の気持ち、いつもよく分からない・・。男性に読んでもらって感想を聞いてみよう・・。 #bookoff
0投稿日: 2010.12.26
powered by ブクログではじめの頃のレディースコミック、forladyとかに載っていそうな展開。「綺麗すぎる」という主人公には、当然経験ないので、移入もできないし、周囲の人からの描写も少ないので、すぽっと抜けている感じ。 どちらかというと、興味は、俊彦と早苗。特に、頭をさげる俊彦と「出産は故郷で」と乗り込んでくる早苗をもっと読みたかったかな。
0投稿日: 2010.12.02
powered by ブクログタイトルからちょっと怪しげな雰囲気を感じたのだが,読んでみれば,普通の恋愛小説だった。エンターテイメントとしては,サックリスッキリ読めたし,それなりに面白かった。 でも,個人的には初期作品のちょっと荒っぽい感じとか,過激な性描写が好きだったり。 いずれにしても,この人はエリートを貶めるのが好きなようだ。
0投稿日: 2010.11.03
