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手/ヴァランダーの世界
手/ヴァランダーの世界
ヘニング・マンケル、柳沢由実子/東京創元社
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総合評価

11件)
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    ヴァランダーシリーズ本当に最後の作品。 ストーリーとしては普通だと思ったが、かみしめて読んだ。 面白いシリーズだった。

    0
    投稿日: 2025.06.09
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    「芸術の責務はいろいろあるが、その一つは人々に友人を与えることだと私は思う。」 刑事ヴァランダーシリーズほんとの最後の最後は中編『手』とマンケル本人によるシリーズの各作品、人物、地名の紹介を収録した『ヴァランダーの世界』 友人クルト・ヴァランダーともほんとにお別れかー。・゚・(ノ∀`)・゚・。 それにしてもヘニング・マンケルってすごい人なのよ 社会活動家としての一面も持っていて、特にアフリカを愛し、アパルトヘイトを激しく憎んでいたのよ でもってアフリカに蔓延するエイズ撲滅のために基金を創設したりね それからスウェーデンって世界でもいち早く移民(難民)の受け入れをした国でもあって、積極的に受け入れをして全人口の2割は移民というものすごい国で、マンケルもこの政策を支持していたんよね なんで、刑事ヴァランダーシリーズってめっちゃ移民が登場するんよ 今回収録されている『手』も実は移民問題が背景にあったりして でもやっぱり治安の悪化とか色々問題があって、極右政党の台頭などもあり現在は移民を一切受け入れてないんよね マンケルは2015年に亡くなってるんだけど、今のスウェーデンを見て非常に嘆いているだろうなと思ったり まぁ、日本も他人事じゃないんでね ここはしっかり考えていかなけりゃあね 2067年には日本に居住する外国人の割合が10%を超えるという推計も公表されているようだし 地域差もあるだろうけど10人に1人外国人だよ 地域社会の一員としてどう付き合っていくべきか ひとりひとりが考えないとね

    60
    投稿日: 2025.02.17
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    ヴァランダーシリーズをケネス・ブラナーのドラマで観て、物語の良さとヴァランダーの哀愁がいつまでも心に残る面白さだった。 登場人物や地理の紹介があって、忘れてしまっている個々の物語をつなげることができる作品。 とはいえドラマでしかまだ知らない世界。最初から読んでみようか。

    0
    投稿日: 2024.04.25
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    正真正銘、最後のヴァランダー刑事シリーズ。中編の「手」はテンポも良く面白かった。作者からのヴァランダーシリーズについてのエッセイは、読んで良かった。彼がなぜヴァランダーシリーズをあのように終わらせたか少し分かった。思ったより引きずってしまっていたので、何とかケリが付けられそうだ。また時間が出来たら、一から読もう。

    2
    投稿日: 2024.03.23
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    マンケル自身が書いた、ヴァランダーものに出てくる地名、人物索引があるというので購入。さらにヴァランダーものの作品全部の導入が書かれている。さすが作者の書く紹介文、作品の目の付け所がかかれている、うまい。プラス短編「手」がある。これがおもしろい、とてもよかった。 「手」 田舎に住みたいヴァランダー、紹介された家に見に行くと、なんと庭から人間の手の骨が突き出ていた。手は前の住人、その先の住人と調べていくと出て来た秘められた出来事。第二次世界大戦の影が見える。 ヴァランダーの紹介文になると、「どちらが犯人でどちらが犠牲者かはとうてい言えるものではなかった。」と締めくくる。 2004,2013 2021.6.18初版

    4
    投稿日: 2023.05.28
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    ヴァランダーシリーズ。最後。 発売されてすぐ買って、読みたく無かった。「苦悩する男」で、ヴァランダーがどうなっているかも知りつつ、彼の世界の、新作に会えない事が、悲しくて。  で、この作品、やっぱり大好きな小説だった。短編と言う程に短い物では無いけど、長いストーリーが多かったので、あっと言う間に読了。

    0
    投稿日: 2021.11.04
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     ヴァランダーシリーズ、本当に最後の一冊。  収録作の『手』は、オランダブックフェアの読者プレゼント用として発表された中篇。田舎に戸建ての家を欲しいと、同僚から紹介された物件を見にきたヴァランダーが庭で発見したものは、手の骨だった。一体誰なのか?はるか遠い過去に遡る捜査が開始される。  何と言っても本書のお勧めは、マンケル本人による作品紹介、登場人物、地名等を網羅した「ヴァランダーの世界」。ファンが作るようなものを、作者自らが作成しているのが、スゴすぎる。  この「世界」を手元に置いて、シリーズ一作目から順を追って、また読んでいきたいものだ。

    5
    投稿日: 2021.08.01
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    販売促進用に書かれた中編が載っている。100%、ヴァランダーの空気満開、息遣い迄聞こえてくる。 ユッシと共に彼はもうあちらへ行ったんだなとしみじみする。 ラストでマンケルが、ヴァランダーシリーズが英国BBC放送で制作が始まることに触れている。 マンケル亡き後、寂しくって、この放送も、それぞれ何回も見た・・従って頭の中では良くも悪くも「ケネス・ブラナー」に置き換わっている。この作品も視ているので臨場感あふれる想いで読めた。 百科大全的なヴァランダーの世界は手元に置いて遺体…シリーズを今後も繰り返し読む積り。

    0
    投稿日: 2021.07.30
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    「クルト・ヴァランダー」シリーズ。今作で最後。一番好きなシリーズもので思い入れも強い。今作は中編が一編とシリーズの索引、著者の解説がついている。表題作はいつもながらの地道な捜査、ヴァランダーの頑固さ、不器用さ、怒りっぽさが出ている。娘とのやりとり、同僚との捜査と特別何かがあるわけではないけれど引き込まれてしまうのがこのシリーズ。もう新作が読めないのが残念。これからもシリーズを通して何度も読み返す作品だと思う。

    2
    投稿日: 2021.07.19
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    刑事ヴァランダーのシリーズは面白かったけど、 舞台解説が読みたいほど冊数無かったよ…(/_;) 係わった事件の落穂拾い的な短編集が読めるものだと勘違いしていたので 一作だけでガッカリ

    1
    投稿日: 2021.07.13
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    ヘニング・マンケル『手/ヴァランダーの世界』創元推理文庫。 ヴァランダー・シリーズの書店でのキャンペーン特典用に書き下ろされた短編『手』と、ヘニング・マンケル自身によるシリーズの各作品、人物、地名の紹介を収録した『ヴァランダーの世界』を併録したファン・ブック、或いはヴァランダー大全と言えるような作品になっている。 『手』。販売促進用の短編ということで、気を許していたら、スリルとサスペンスにあふれた一連のシリーズ作品と同じレベルの作品に仕上がっていた。ある日の休日、ヴァランダーが同僚に紹介された古い家屋の物件を見に行くと何かに躓き、よく見るとそれは人間の手の骨であることに気付く。ベテラン刑事のヴァランダーが歩けば事件に当たるのだ。やがて、そこから白骨化した古い遺体が発掘され、白骨遺体は女性のものと判定される。ヴァランダーは古い家屋の過去の持ち主まで遡り、古い遺体の調査を行う。 シリーズ最終巻の『苦悩する男』よりも前にオランダで出版された作品。ヴァランダー・シリーズは本作が本当に最後の刊行になるようだ。 『ヴァランダーの世界』。ヘニング・マンケル自身によるシリーズ各巻の解説、登場人物索引、地名索引、ヴァランダーの好きなもの、文化索引などが詳しく書かれており、ヴァランダー大全といった造りになっている。 人間味あふれるヴァランダー刑事の魅力が詰まった作品。個人的にはこのシリーズはスウェーデンのハリー・ボッシュ・シリーズだと思っている。 最後にシリーズ全作品を翻訳してくれた柳沢由美子さんに感謝したい。 本体価格1,300円 ★★★★★

    13
    投稿日: 2021.06.25