
王様の仕立て屋~下町テーラー~ 19
大河原遁/集英社
作品詳細ページへ戻る
総合評価
(1件)5.0
| 1 | ||
| 0 | ||
| 0 | ||
| 0 | ||
| 0 |
powered by ブクログ21年、全71巻完結。 スーツの基本的知識から始まり、着方や心構えを漫画を通じて知ることができた名作。 衣食住と言うように、着るものは生きていく以上必須と言われるが、実際は食住衣の順で重要度が下がる。それだけに、生存のためだけでなく、生き方と大きく関わるのが衣装である、というメッセージがこめられた作品であった。 日本人にとってスーツが他国からの借り物である以上、イタリアという異国を舞台にある種のファンタジーとして語られるとしっくり来るところが、日本編になっていきなり現実に引き寄せられた違和感は拭えなかった。しかし、衣装/スーツの技術的な点もさることながら、スーツを着て/格好をつけて生きるとはどういうことか、と一つのスタイルを示していたと考えると、日本編のほうが深いとも思える。 淡々とした終わり方は、日々の生活を続けることが生きることにつながる、というメッセージかもしれない。
0投稿日: 2024.10.02
