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王様の仕立て屋~下町テーラー~ 2
王様の仕立て屋~下町テーラー~ 2
大河原遁/集英社
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総合評価

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    このレビューはネタバレを含みます。

     二巻ではコスプレの仕立てを手掛けるアマチュア女子高生・大島依都が登場。物語に華を添える存在が増えている。  針生親方が現場復帰をしないことで織部の代行業は継続することになった次第だが、今回からは本腰を入れて、基礎を固めるような内容が描かれている。  長期連載に付き、どうしてもネタ被りしてくる部分があるのではあるが、初期の連載を知らない読者にも改めて基礎知識を披露するようなニュアンスがあるようだ。  例えば服装自由の会社の今時社長の窮地を手助けする「order #8 柳生の活人剣」では、上から下までTPOに即したコーディネイト法が説かれている。  あるいは「order #10 さんしょのピリちゃん」では二つボタン、三つボタンといった「これって何が違うの? どう使い分けるの?」と思うようなスーツの違いについて触れている。  この巻は一冊置いておいて、書かれている内容を吟味すれば基礎が固められる内容だろう。  物語としての内容を重視して星四つと評価しているが、一巻と合わせて二冊買っておくと、社会人としては勉強になるだろうと思う。  その意味で言えば、シリーズでも特にお勧めの巻かもしれない。

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    投稿日: 2019.03.29