
総合評価
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powered by ブクログ「なぜ人はアホなことをしてしまうのか」について、思いつきを書き綴った様な本。 内容は論理も無茶苦茶で… アホ… しかし、読んでいるうちに序章にある「むろんアホの壁を乗り越えて彼方へ行かぬ限り成り立たない仕事もある。言うまでもなく芸術と言う仕事である。」という箇所が気になりだした。 正直に言って微妙な内容の本書だが、アホの壁を乗り越えて、作品として存在している。 昨今の新書に提唱を鳴らす、マルセル・デュシャンの泉のような、現代アート的作品なのかも知れない…のかな? 星1の理由について、後半の戦争に関する部分でのローレンツの引用などは面白かったので星2でも良かったのですが、上述のアート性を読みとるのならば、著者の期待にこたえて、あえての星1としたい。
3投稿日: 2025.08.16
powered by ブクログ個人的には養老孟司の「バカの壁」のほうが好きだが、筒井康隆の「アホの壁」も面白かった。アホが潤滑油となって世界が進んでいくのかもと想像すると楽しい。
7投稿日: 2024.02.28
powered by ブクログエンターテイメントの大御所が書くアホな言動や行動の分析集です。ここでいうアホとは、芸術性や文化的価値のない、つまらない行動のこと。 おふざけ満載のパロディ書かと思いきや、丁寧に分類されたアホ事例を冷静に心理学的観点から分析されていて、また日頃感じることが巧みに言語化されていて、さすがと思ってしまった。 最後はアホ万歳でしめくくられているのもさすが。
0投稿日: 2022.10.13
powered by ブクログ往年の「乱調人間大研究」を薄味にしたような読み心地。 焦点的自殺の実例紹介で、肌に粟を生じた。 フロイト的過ち(フロイディアン・スリップ)は身を以て味わった。会えば確実にイヤな思いをするであろう友人宅へ向かう際、反対方向の電車に乗ったり、乗り越したり……。 著者のフロイトへの傾倒ぶりがうかがえる。
1投稿日: 2021.06.19
powered by ブクログブラックユーモアで現代を風刺するSF作家の筒井康隆が、養老孟子の「バカの壁」のパロディ版として書いたもの。「人間は、考えるアホである」という悟りをベースに、「アホな言動」「アホな喧嘩」「アホな計画」などを延々と繰り返す人間の心理を分析し、「なぜあの立派な人があんなアホな事をするのか?」という疑問に答える。あちこちに「フロイト」という名前が出ていて、心理学や哲学に言及したお堅い本と勘違いされるかも知れないが、フロイト博士が人間の全ての行動は「無意識」によって起こされると唱えたオーストリアの精神学者であるという事を予備知識にしておくと非常に読みやすい。本書の結びでは「社会の潤滑油」としてそれなりに役に立っている「アホな人たち」に心の底からのエールを送っている。
1投稿日: 2020.12.12
powered by ブクログうーん、自分も当てはまるところはあった。 あほなことをやっているなぁ~と認めるしかないだろう。 さらっと読める筒井エッセイ。
0投稿日: 2019.09.14
powered by ブクログ筒井康隆が新書を出すとは。もう少し毒とブラックユーモアを期待したが、中途半端な内容だったかも。 著者が30年前に書いていたら、もっと過激な「アホの壁」になってたかもしれない。
0投稿日: 2019.07.08
powered by ブクログまさか新書を買うことが起こり得るとは思わなかったが この題材ならば仕方ない 企画者が優秀すぎる 内容はもうしぶんなく駄目である あたりまえだ新書だから さすが筒井康隆/すばらしい
0投稿日: 2019.01.09
powered by ブクログアホの話しをかき集めた、アホな本。自分はアホではないと自信を持っている人は一読してほしい。きっとそこにあなたのことが書かれていると思う。まあ、でもそんな人はこの本読まないよね。。ああ、あほらし。
0投稿日: 2018.11.12
powered by ブクログてっきり「バカの壁」のパロディー作品かと思っていたら、すごく真面目にアホについて述べている事にビックリ!
0投稿日: 2018.11.08
powered by ブクログ【ノート】 ・「新書がベスト」 ・南郷の古本屋で購入。 ・「『バカの壁』を読む前に、こういう内容なんだろうと思ったことを起点にした」とのことだが、実は自分が「バカの壁」を読む前に思った内容が、まさにこちらの方だった。
0投稿日: 2018.10.28
powered by ブクログ「品格」シリーズがそんなに出ているとは…。全体的にくすっと笑ってしまうか身近な事例(自分を含め)を思い出して胃が痛くなるか,みたいな感じだった。
0投稿日: 2018.10.09
powered by ブクログ著者自身の体験やフロイトの精神分析などを援用しながら、人はなぜアホなことをしてしまうのかというテーマについて語ったエッセイです。 もっと過剰な、「アホ」への愛と毒舌の溢れるエッセイを期待していたのですが、とくに引っかかるところや印象に残るところもなく、何となく読み終えてしまいました。こちらの期待が高すぎたためばかりとも思えず、しかし何か言うべきことがあったのではないかとあえて探し求めると、本書自体が「アホ」を相手取って何かを言おうとすると負け戦になるのは必至だということの証左なのかもしれないと思い至り、そうすると本書の試みは最初から敗北が運命づけられていたのかと言ってみたくなり、さらに何を言っても「アホ」に張り合おうとする「アホ」にしかならないと気づき、かくして著者も読者も、一切合切が「アホ」に呑み込まれていくこととなります。
0投稿日: 2017.11.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
アホの冒頭から読みだすと頭に全く入ってこないことも 後半から読みだすと頭に入って来るのかもしれませんよ。
0投稿日: 2017.11.12
powered by ブクログ面白いエッセイを読みたいと思っていたところ、そういえば筒井康隆のエッセイは読んだことがないなと気づき手に取った1冊。 「アホ」に関して、様々な精神医学の症例を挙げながら、具体的なエピソードが矢継ぎ早に披露されていく。 65歳でこの本を書けることがまず驚きである。 また、本書の内容を理解することもさることながら、 読みたい本を探すためのガイドブックとして活用することも有益だと思う。
0投稿日: 2017.11.02
powered by ブクログ筒井ファンじゃないといまいち楽しめないような気がする。 本人も認めている通り明らかなパクリの題名と、思い付きをつらつらと、ちょっとフロイトで彩ったくらいのものなので、何らか深い思索を期待したらダメ(まあそもそも題名からしてそういう期待は無いと思うのだが)。
0投稿日: 2017.08.12
powered by ブクログ会議で突然無関係のことを述べ立てる(たいていは自分の知識や体験の披瀝)、成功の夢に酔う、批判を悪意と受け取る、自分の価値観を過信する、専門外のことに口出しする...。 これらが本書でいう「アホ」の姿の一例である。 耳の痛いところも多くて、私なんぞは定期的に本書を読んで反省したほうがいいかも。 批評家と作家の大喧嘩のメカニズムを解剖した部分を読むと、こんなへぼ記事でも、作家先生の目に入れば、プライドを傷つけてしまうかもしれない。 くわばら、くわばら。 ところで、この本は、ご本人もおっしゃるように、「俗流」フロイティズムに拠っている。 人は欲望(多くは性的なもの)を、日常生活では抑圧しているけれど、失錯行為や夢などにそれが回帰する、というもの。 なんか懐かしかった。 意外といっては失礼だけれど、筒井さんご自身も「アホ」だと述べている。 今や筒井さんほどの大御所なら、自分もアホ、なんて言わなくても許される気がするんだけど。 この人をして、自分もアホ、とカミングアウトさせてしまうのが、「上から目線」に神経質な現代なのかなあ、と思う。
0投稿日: 2017.02.28
powered by ブクログ養老孟司『バカの壁』を「こういう内容の本だと思ってたら全然違った」と、実際に「こういう内容の本」を書いてしまった高度なパロディ。 集団での会話の文脈をぶっ壊して好き勝手なことを言うアホ、出版界に跳梁跋扈するアホ、会社の重役クラスにすらいる出来の悪いアホなど、アホカタログと言っても過言ではなく、俺ちゃんからすると一種の耳痛本でもある。 フロイトやメニンジャーのくだりは『漂流〜』で既に読んでたけど、とにかく何でも読み作品に活かす勉強家だという印象が一層強まる。
0投稿日: 2017.01.08
powered by ブクログアホについて。身近なアホから戦争まで話は深刻になるんだけど、結局はアホがなければ人類はつまんないものだ、アホは素晴らしいというアホな結論に至る。
0投稿日: 2016.11.12
powered by ブクログ・7/23 読了.バカの壁のパロディでもなくどうもやっつけ仕事の本になってしまっていて面白くない.これ系の著作にはそもそも期待しない方がいいんだね.小説じゃないんだから.
0投稿日: 2016.07.25
powered by ブクログ「ビアンカ〜」読了直後だからだろうか、この本もまた「メタ新書」として書いたのではないかという穿ちをちらほら自覚しながら読んだ。というのも、散見される「〜筈である」「〜筈がない」「〜に違いない」と言った主観的断言の多用によってそれ以上の思考の敷衍を停止し読者にもそのように促す文体を駆使しながらブログレベルの持論を展開するスタイルは、まさに昨今乱発される内容浅薄な新書の内実を見事に踏襲しているように思えてならないからだ。無論御大はすべて計算の上で「新書の読者のレベルに合わせて」やっている「に違いない」と盲目的筒井信者を自認する自分は信じるので星は3つにしておく。そうでなければ1つか2つで十分。
0投稿日: 2016.05.07
powered by ブクログ「バカの壁」のパロディではないものの、なんの話しか読み終わっても思い出せない…笑 移動中の暇つぶしにどうぞ。
0投稿日: 2015.12.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
アホとは言うけど人間だれしもがやってしまう行動を指摘し取り上げた本。完全にいなくなってしまうのもどうかと思うがしかし本書で取り上げられたアホが多いのも事実だと思う。読んでいて知らなかった、間違った使い方をしていたなんてことは多く、思わず関心してしまう部分もあった。
0投稿日: 2015.08.16
powered by ブクログ久しぶりに読んだ筒井さんの本。 あんまし、いや全然面白くなかったわ。 面白さのわからないアホですんません。 (2015/6/28)
0投稿日: 2015.07.06
powered by ブクログベストセラー「バカの壁」に因んでの「アホの壁」である。人はなぜアホな振る舞いや言動をしてしまうのか。心理的な面などから、さまざまな理由を解説している。最終章は人はなぜアホな戦争をするのか。この章の最後に書いてある結論をそのまま引用する。「世界中から貧困をなくす困難に比較すれば、世界中の人間に同様の高い教養を与えることによって戦争をなくすことは、おそらくユートピア的希望ではないでありましょう。」前の戦争のリアルで押井監督も書いていた。戦争映画や小説・各種兵器などに興味がある人(私もだ)は戦争が好きだと思われがちだが、そういう人は普通の人より戦争を良く学んでおり、戦争をすることは忌むべきことだということを良く理解しているのだ。
0投稿日: 2015.01.16
powered by ブクログ「バカの壁」の2匹目のドジョウを狙ったアホに関するエッセイ。フロイト理論を根底としており、「失錯行為」「事故多発者」のくだりが面白かった。そして最終章ににんまり。
0投稿日: 2014.10.27
powered by ブクログ筒井康隆氏によるアホ論。 この本での「アホ」とは、滑稽、場違い、非論理的、無意識、、などが引き起こす行動や思考のこと。 筒井氏にしては毒が少ない文章だと思った。 おもしろさも控えめかな。。
0投稿日: 2014.08.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
某元首相ではないが、「自分のことを客観的に見れる」力というは人を知性的に見せるなあ、と思う。 アホの壁というは一人一人の中にあって、常にアホ側にいては大変だが、往々にしてそっちに転んでしまうことが誰しもある。だから「国を背負ってるのに何だ!その服装は!」と怒っている自分がテレビの前でフリースの上下で寝そべっていることに、ほんの少しでいいから自覚的であるべきなのだ。本当は。 そうはいっても常にそつなく、きちんと全方位的にこなすなんてのは人間業じゃない。小刻みにアホをはさんで生きることも大切と説く。アホはゆとりでもあるのだ。 それにしても最初のほうに出てくる「ベルト締めんかいな!」のおばはんは最高だ。ここだけでも立ち読みしてください。
0投稿日: 2014.01.29
powered by ブクログひたすら最初から最後までアホアホいい続ける本。ただのアホなストーリーではなく、具体的な実例に基づきアホを俗流科学で分析している。プロ作家ならではの、深い洞察力と人間観察の終着点。ちなみに私は本の帯に書かれていた「人間は考えるアホである」の一言にノックアウトされました。
0投稿日: 2013.09.26
powered by ブクログ身近にいるアホに対して 心の中で「アホやっ。アホやっ。」と叫ぶ(笑) 分析自体に目新しさはないけども、 筒井節により面白く読めました。
0投稿日: 2013.09.19
powered by ブクログ筒井先生にしては当たり前、もっとエキセントリックに、・・・・・ 好きな作家だけに残念。 中学、高校のころ読み耽ったのが懐かしい
1投稿日: 2013.04.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タイトルに似げない全く真面目な内容。相手が傷つくようなことを男性に対して平気で言う女性がよくいて、若い時分であれば小悪魔的で可愛いなどと言われもするが、歳をとってもまだ若いときにもてはやされた記憶が残っていて言い続けるアホな女性がいる。他人の仕事に口を出し、滅茶苦茶にしてしまう女。いくら言っても理解せず、そもそも学習しようという気がない女。つまらないことばかり口にして、怒ると泣く女。人間の右脳と左脳は脳梁によって連結されているが、女性は男性に対してこれが太く理性と情緒が判然と分けられることなく発語するとこが多いとのこと。ふむふむ、なるほど、と唸らされることしきりである。このほか、多くのアホ事例が紹介されているが、最後はアホといえど、社会の暗部を照らし人々に現実をしっかり認識させる大いなる役割を担っており、アホおればこそ人類の歴史は素晴らしかったと結んでいる。自分のような者にも存在意義を見いだせたようで少しく嬉しかった。
0投稿日: 2013.04.21
powered by ブクログ養老氏のベストセラー『バカの壁』に対抗するわけではない、『バカの壁』。 自分でもいけないと思うがついついやってしまう=アホといった定義で書かれているが、いまひとつピンとこない。 最期に自分はアホだ、アホだからアホを書けた。 ということだが、著者はアホではないと思ってしまう。 自分が「バカ」を使用する地域に住んでいるせいだろうか?
0投稿日: 2013.01.30
powered by ブクログアホな人のアホな行動を見て、「ああ、アホだな〜」と思う自分もアホである。世の中皆アホである。アホを笑いつつも、裏ではアホを礼賛する。エロスとタナトスである。
0投稿日: 2012.08.18
powered by ブクログ2012.03.07 読了 p80 アホな怪我は焦点的自殺 この項の怪我の描写がとってもエグすぎる。文を読んでいて思わず身をそらしたくなった。
0投稿日: 2012.03.08
powered by ブクログもともと筒井康隆のファンなので、特に感想はない。 一応書いておくべきこととしては、あれだな、ふりが な。 P111で枢機卿という文字にたいしてなぜか すうききょう とルビがふってある。 いったいなぜ? この本ではP61あたりから読み間違いについて論じている部分があるが、それに関係するのかな? こ
1投稿日: 2012.03.04
powered by ブクログいろんなアホが紹介されていて、おもしろい。やばいほど自分に当てはまる。ただ、私はフロイトに共感できないのに、随所に引用されていて、きつかった。女性を劣っている者ととらえているのも不愉快。
0投稿日: 2012.01.12
powered by ブクログフロイト等の学説も引用して、アホがどれだけ困った存在かを説いている。しかし、アホのいない世界も無味乾燥なものになるだろうだって。
0投稿日: 2012.01.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本屋でタイトルを見た時に、「バカの壁」のパクリ本かなと思った。しかし、パクリ本ではなかった。著者は何故人間はアホな行為をするのかを鋭く分析している。 私も本書の例に出てくるようなアホな行為をする。会話の途中に、会話の内容と関係の無い不必要な知識を披露したりする。これはタダのアホだ。 しかし、何故そのような行為をしてしまうか。著者によると、このような行為は脳による潜在的バイアスによるとのこと。以前の良かった記憶は、現在その記憶を良いと思っていると過ぎない。だから、良いと思っている感覚のままアホなことを喋ってしまうという。 私は、たまに友人に本で読んだ知識や、ネットで得た情報を分析した結果を友人に思いっきり喋ってしまうことがある。なるほど判断のバイアスか。なるほど。
0投稿日: 2011.11.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
エロスの対償行為としての文化の発展が遣る可くもないタナトスとしての戦争を抑止することになるというフロイトアインシュタインの往復書簡の引用。女性の脳漿が男性のそれよりも太いことによると思われる感情を理性によって抑えることが女性はしがたいという養老孟司説を披露。その他諸々の知識の断片を興味深く解説している点において価値がある。あとは最近の先生の作風によく見られる「おじいちゃんの愚痴」。あっさりと適当に流した仕事のように読めてしまう。
0投稿日: 2011.10.22
powered by ブクログ二番煎じを公言するユーモアと、 それに反する意外にも真面目な内容がいい加減(ダブルミーニング)。 コミュニケーションの壁について書かれた 「バカの壁」に対し、 本書は良識とアホの壁について書かれている。 第二章にある 「アホな怪我は焦点的自殺」という項を読んで、 自分が小さい頃、二度交通事故にあったことを思い出した。 そうして、 あれは実は、 忙しくて構ってくれなかった親に対する、 無意識の復讐だったのではないかという気がした。 怪我をすることで、 親に罪悪感を植え付けて、 自分を構わなかったことを悔みやがれ、 みたいな、歪んだ主張があったのかな、と。 実際、 交通事故に遭う直前は、 「あぁ、こりゃこのままだと事故るな~」 とか何か確信めいた予感があった。 とはいえ、 この記憶が出てきたのは、 焦点的自殺について考えてた時だったので、 捏造であることは否定できないけれど。 他にも、 様々なアホの事例が登場するので、 誰しもひとつは思い当たるアホがあると思う。 裏表紙の作者の顔もいい味出ていて好き。 かなりオススメ。
0投稿日: 2011.09.13
powered by ブクログ筒井康隆は大好きな作家だが、こりゃ酷くないか。これまでの本の焼き直しというか、なんだかつまらなかった。筒井康隆なんだから、もっと凄いのを書いてください。
1投稿日: 2011.06.06
powered by ブクログ[ 内容 ] なぜそんなアホなことをするのか、そしてアホなことを言うのか? 無益な争いに血眼になり、破綻必至の計画を立て、互いに殺しあうに至るのは、いったいなぜなのか? 文化的文明人を自任する現代人が、いとも簡単に飛び越えてしまう「アホの壁」をめぐり、豊富なエピソードと心理学、文学、歴史ないまぜでつづる抱腹絶倒の筒井流人間論、ついに登場。 [ 目次 ] 序章 なぜこんなアホな本を書いたか 第1章 人はなぜアホなことを言うのか 第2章 人はなぜアホなことをするのか 第3章 人はなぜアホな喧嘩をするのか 第4章 人はなぜアホな計画を立てるか 第5章 人はなぜアホな戦争をするのか 終章 アホの存在理由について [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
0投稿日: 2011.05.22
powered by ブクログフロイト信者の本。「アホ」は人間にとって「潜在的バイアス」であり、本来的に「死の衝動」(自己破壊衝動)の一つであるという。要するに「アホ」=必要悪。それだけのこと。期待して読んだからか、物足りず。
0投稿日: 2011.05.08
powered by ブクログ2011/4/4読了。 良識とアホの境目について分析する。なぜ知識人でも時にやすやすとアホの壁を越えてしまうのか。 本書で綴られるアホな言動の随所に思い当たる節が…。読んで大いに役に立ったとか、大きなものを得たというわけではなかったが、その切り口は面白いと感じた。評論家とはまた違った視点と文章が良い味を出している。 ・外出直後に戸締りやガスが気になるときは、潜在的な何か他の不安がある時である。 ・フロイト的過ち:失錯行為は心的現象で、異なるふたつの意向の干渉の結果である。
0投稿日: 2011.04.04
powered by ブクログ感想はブログでどうぞ http://takotakora.at.webry.info/201102/article_17.html
0投稿日: 2011.03.08
powered by ブクログ多分気軽に読む本なのだろうけど(内容を見ても)、私の教養のなさがそれを拒んでしまった。これこそ、あほだなぁ。残念。
0投稿日: 2011.02.16
powered by ブクログ筒井康隆の新書。 養老孟司の『バカの壁』はのオマージュだが、『バカの壁』は、人と人とのコミュニケーションひ阻害する壁について論じたのに対し、本書では筒井がその体験と俗流科学で、人それぞれにある良識とアホの間の壁とは何か、なぜ人は直ぐに壁を乗り越えてアホの側に行ってしまうのかを論ずる。 アホな行為、原因、対処法を次々と切り分け切り捨てるのが痛快な一冊。 アホの壁を乗り越えてしまうのは誰にでもあることだか、気をつけたい。
0投稿日: 2011.01.22
powered by ブクログさらっと読んだけど、内容は浅くない。 そのへんは、さすがに筒井康隆。 関西人が使う「アホ」って、どこか愛があっていい。 アホを否定しているようで、でも好きなんだな~。 それって、人類愛みたいなものかもしれないな。
0投稿日: 2011.01.07
powered by ブクログ博覧強記の筒井康隆ならではの本。 アホに勝つにはアホになるしかない。アホに勝てるのはアホだけなんだなあ。 様々な例が広く集められています。 筆者の意欲に引っ張られて読んだ、という感もあります。読み終えるのは早い、しかし、若干の根気も必要かな?
0投稿日: 2010.12.17
powered by ブクログ筒井康隆さんが「アホの壁」(新潮社新書)という書をしたためたと聞き、早速読んでみることにした。ベストセラーにもなった同じく新潮新書版の「バカの壁」に比べて、遜色ないどころか断然にこちらが「上手(うわて)」である。遥かにこちら(アホ)の方が面白いし、考えさせるネタを提供してくれている。「バカ」のほうは一段高い地位に己を置いたりすることからくる視野狭窄的観点が難点である。理科系秀才の嫌味がそこかしこに撒き散らされてあり、とても読めた代物ではない。さらに云えば自ら筆をもとらずゴーストライターの手をわずらっていることなど、とても一流の書物とは云いがたいのである。そもそも養老某のあの独りよがりの喋りは不快感のたまものである。不快文化人の筆頭が勝間和代だがそれに続く不快文化人である。こんなものらがベストセラーになるのだから、日本出版界の現状は情けないと云わざるを得ないのである。筒井さんの「アホ」には、アホに対する愛情さえ感じ取られるものとなっており、彼の筆力との相乗効果もあいまって、出色の新書版となっているのである。 それはそれとして、この「アホの壁」には、ブログ、ネット心中、等々のネット時代ならではの現象に対する考察がとても目に付き、行き届いており、とても考えされるのである。これについては後日にあらためて論ずることにしたい。 筒井康隆さんの快作「アホの壁」にみられる共通のキーワードは「エロス」と「タナトス」である。様々なアホの事例を示しつつ、根底に流れる2つのキーワードから現象を紐解いていく。本日はその手法にならいつつ、桜の花見宴会に興ずるアホたちの性癖について分析を試みてみる。 桜の花には人が集まり、そうした衆人環視の中での宴は特別な意味を持つのである。例えばおいらが花見宴会によく参加していた若き頃には、グループの中の誰かが木登りをしてみせつつ、転げ落ちたり、突拍子のない言葉を叫んでみせたりしていたものである。居酒屋の閉ざされた空間でのバカ騒ぎとは異なり、桜の花びらと観衆たちの目に晒されることにより、劇場的なドラマへとワープさせ展開するのである。その原動力となるのがエロス+タナトスという一見相反するエネルギーの協働作用によるということなのであるから、バカもアホも一筋縄ではいかないのだ。バカをアホを侮ってはいけない根拠はエロス+タナトス論の真実性に基づいているのである。
0投稿日: 2010.12.05
powered by ブクログ筒井康隆氏のハチャメチャな展開を期待したのですが、内容は結構一般的な内容が一般的な書き方で触れられていてちょっと肩透かし。 「アホ」という言葉の感じ方も関西と関東では違うというところもあまりインパクトを感じ無かった一因かもしれません。 筒井康隆氏の文章に興味があれば、ざっと読んでみたらいいんじゃないかというくらいのオススメ度。
0投稿日: 2010.11.26
powered by ブクログバカの壁ならぬ、アホの壁。筒井康隆が考察する「アホについて」のあれこれ。人はなぜアホな戦争をするのか? そして最後はアホを肯定する! 面白かった。己のアホさにもちょっと気がつく一冊。一読推奨。
0投稿日: 2010.11.20
powered by ブクログ『バカの壁』を大事に読ませていただいた、養老孟司ファンの自分としては、あれから数年後…という字幕をつけたくなるような、今の時代にマッチする『バカの壁』から進化した、養老氏と親交もある筒井康隆氏が書かれた「今」の時代を生きる為の、実用書である。文章全体に「ギャグ」を纏ったところが、まさに、笑えない「今」に最も重要で、テレビの「笑い」が高度なトーク技術で作られたものという、記述にあるように、この現実でわれわれが同じトークをしても何一つ笑えずに、無意味に時間が空回りするという描写は、「アホの壁」はわれわれ「今」生きている中で、あらゆる日本人が越えてしまったものという風にも、読み取ることが出来る。あの元総理が漢字を読み違いし続けたことと、普通にわれわれが暮らしていて、引き起こしている、アホな失敗、それらの理由に差異は無い。その理由は、フロイトやユングらの心理学から導き出される結論にあるからなのだ。その結論は最終章の「人はなぜアホな戦争をするのか」にある、フロイトがアインシュタインに宛てた手紙の抜粋に読み取れる。とはいえ、筒井氏は「アホの壁」を「超えちゃあかん」とは仰っておらず、終章にある筒井小説でよく見受けられる、もうどうにもとまらず何一つ収拾不可能状態な混沌を、格好よく書いたような文章が、パロディにも真剣であるようにもどちらにも捉えることが出来、この点がまた『バカの壁』の如く、読む人を選択しない良さがあると思った。
0投稿日: 2010.10.29
powered by ブクログなんでそんなことやってしまうんだろう、自分とか なんでそんなことしているんだろう、この人はとか などなど数々の話について 原因を探る はははと渇いた笑いがでてくるホンです 自罰的傾向、毎回傘を置き忘れる 事故多発者、いつも怪我をしている 苦痛の多い死を望む自殺者… 生きているうちにも 死に方にも 不思議なことが多く起こるものです
0投稿日: 2010.10.23
powered by ブクログもっと軽妙な内容を期待したんだけど、ちょっと案に相違しました。 面白いところと面白くないところがはっきり分かれている感じ。 あまりフロイト色が強いと退屈。 アホを列挙するだけでも十分面白い本になると思うんだけど、それじゃあ新書には入れてもらえないだろうな。 そもそも最初の企画では『人間の器量』だったらしいし。 とりあえず、“成功の夢に酔うアホ”など自分に当てはまりそうな部分がたくさんあってドキドキしながら読んだ。
0投稿日: 2010.10.01
powered by ブクログ筒井康隆が2匹目の泥鰌を目論み「バカの壁」をもじって「アホの壁」を書いた。 そして2匹目の泥鰌は必ずしもアホな計画ではないとして。 人は何故アホなことを「言うのか」「するのか」「アホな喧嘩をするのか」などいくつかのテーマにわけて、アホな行動をする動機や何故やめられないかを解説。 よくここまで網羅したなというのが率直な感想。 本物の小説家の文章は、簡単に読めるんだけど難読難解という不思議な読後感を提供してくれる。何度か繰り返し読んだほうが良いと思う。
0投稿日: 2010.09.30
powered by ブクログ書中で散々言い訳しているが、やっぱりダメでしょう、バカの壁のタイトルのパクリは。筒井節の毒は満載で、面白いとは思うのですが。
0投稿日: 2010.09.28
powered by ブクログ戦争をなくすには、皆が文化人となる、皆に教養を与えること、教育の機会均等だ。怪我ばっかりする、失敗ばっかりするって自分が本当はそれをしたくないから。小さい頃怪我ばっかりしていたと思いだした。 ただひたすらくだらないアホの話で、そうそうそういう人いるね、で終わる。 もともと、それを意図した本なのだろう。 フロイトの話を絡めて、きっと最後の一言だけ言いたかった本かもしれない。
0投稿日: 2010.09.11
powered by ブクログアホ大好きの身としては、これをテーマに筒井康隆が書いてくれて期待が相当高かった。 経験的に述べられたものなので、『バカの壁』とは全く異なる様相であるが、相当好み。
0投稿日: 2010.09.05
powered by ブクログ表題から、結構笑える内容かなと思って手に取りましたが、そんな笑えるところはなかったと思います。著者も最初に言ってはいますが、特に科学的根拠に基づいて「アホ」について言及しているのではなく、著者の体験談と見解に基づくものが多いと思いました。 読んでいると、ほとんどの人が「アホ」に当てはまってしまうのが明確。女性に対する一定の偏見もあるのでは?とも思いました。でも、「なぜアホは戦争をするのか」の章はなるほどと思う箇所があってよかったです。 個人的に笑えたり、ポジティヴになれるような内容を期待していたので、今の気分ではないなという意味で評価は低いかな。
0投稿日: 2010.08.02
powered by ブクログ面白いところもあった。特に後半。が、全体的には微妙。誰かにすすめることもないでしょう。個人的には読んでも読まなくても良い本だと思います。
0投稿日: 2010.07.29
powered by ブクログパロディ(なタイトルが)好きな筒井康隆が、この題名で本を書いたというのが面白くて購入。フロイトの引用が多々あり、フロイト氏なんて全く知らない身としては、少し勉強になった。
0投稿日: 2010.07.20
powered by ブクログ筒井康隆なので読みました。共感するし、面白いのだけれど、今のところアホに囲まれた生活をしているわけでもないので、風景でも眺めている気分です。
0投稿日: 2010.06.29
powered by ブクログiPhoneが日本で発売される際の国産メーカのコメントを思い出す。 「日本ではタッチパネルは流行らない」云々。。 使ってもいないのに文句だけをいう「アマチュア」にはなりたくないと感じる。
0投稿日: 2010.06.25
powered by ブクログうーん、なんか期待した感じとは違いました。 じゃあ何を期待していたんだと言われると困るけど。 「失錯行為」についてのフロイトの考察について触れているところはおもしろかった。明日から自分の、まわりの「フロイト的過ち」が気になりそう。
0投稿日: 2010.06.08
powered by ブクログ全部読んでいない。 というより、あまり面白くもなく、読む気が続かなかった。 この著者はいろいろ好きな本があるので期待していたのだが、その前書きある、この本が書かれた背景からして、なにか、人を食ったような面があり、著者がこの本を書いた動機が見当たらない。 自然と、書かなければならないから書いたような内容になっており、完全に期待はずれ。
0投稿日: 2010.06.08
powered by ブクログ笑える部分は確かにあるが、何と言うか、全体的に『やっつけ仕事』的な印象は否めない。 引用記事が面白かった。事故多発者の話とか。
0投稿日: 2010.06.01
powered by ブクログ今読んでいるところですが、アホについて真面目っぽい感じに書かれていて続きが気になります。 「あほやっ。あほやっ」というセリフ?が今のところツボ。
0投稿日: 2010.05.14
powered by ブクログ本の中で紹介されているアホやアホの原因を推測している部分には日常で思い当たる節があり,妙に納得させられました.読みやすかったです.
0投稿日: 2010.05.07
powered by ブクログタイトルからして皮肉すぎ、他の〜の壁系書籍では全くないです。筒井さんの最近のことに関するエッセイという感じです。皮肉だけれど嫌味にならないのは筒井康隆だなあと思います
0投稿日: 2010.05.03
powered by ブクログ● リシュリューは「権力のもとではペンは剣より強い」と言ったのであり、それが間違えて伝えられているのだ。リシュリューは国家に反旗を翻し、反乱を企む輩に対して、いつでも逮捕状や死刑執行命令にペンでサインできるのだぞと脅したのである。
0投稿日: 2010.04.24
powered by ブクログ「メモ」 アホな行為 →アホな行為だと分かっていてもやってしまう →それをしなかった、言わなかったことに対する恐怖、強迫観念 フロイト →失策行為は心的現象であり、それには意味がある →2つの意向の干渉 死への衝動 →生きているからこそ甘美さを想像することができるという 思考が欠けていることだ 知的な人を怒らせてはいけない →アホの壁=我慢の壁 エロスとタナトス →2言論 →結びつく 心中 →名所での死 →死の正当化 ドナルド・R・キーオ 『ビジネスで失敗する10の法則』 30年戦争 →ボヘミア貴族(プロテスタント) →オーストリア ハプスブルク(カトリック) →フェルディナンド国王 →「プラハ窓外投擲事件」 第一次世界大戦 →オーストリア・ハンガリー皇太子夫妻 射殺 →セルビア青年 →サラエボ事件 ガスの栓を締めたかという不安 →他の不安からの触発 焦点的自殺 →カール・A・メニンジャー →『おのれに背くもの』 →本人によって意識的に認識され、方向付けられている方法によって、 機械的に、かつ手工業的に作られる自己破壊のことである →爪を噛む 人間の最初の感情は怒り →人がもっとも認識しやすい感情 →これに気づくこと 用事が社会的に認められない習慣に態度をあきらめるたび、 代わりのものを与えたり、それを奨励してやる母親の微笑を 与えたり、それを嬉しそうに見ている父親の温容を与えたり、 つまりは愛のかたちで具体的な褒美をあたえてやれば、 幼児にとってそれは、大人には想像つかぬほどの快楽なのだ ペンは剣よりも強し →枢機卿リシュリュー →剣=権力 ペン=文章の力 × →ペン=権力 剣=反対勢力 ○ フロイト →ある1人のより強い力などは何人かの 弱者の協力によって打ち破られます。 →『協同は力である』 戦争への衝動をエロスへの衝動に転換 →共同体感情「人間」 →感情結合(心は1つ) 文化人 ①知性の強化 ②攻撃性の内面化 「世の中の全ての人々が文化人になれば、戦争はなくなる」 →教育の機会均等 アホの定義 →論理的な思考展開ができない人・状態 →必要な存在、状態
0投稿日: 2010.04.21
powered by ブクログよくもこんなしょうもない本を書けたものだ。 何の得にも知識にもならん。読んだところで人に話すことも何にもない。 ただ話を難しくするだけの妙ちくりんな引用と、昭和を彷彿させる文章。敢えて流石と言わせてもらおう。 星1個の評価しか出来ないのは、僕がアホだからであろう。
0投稿日: 2010.04.11
powered by ブクログ徳井くんが登場しているという宣伝に惹かれて読みました(笑) でも面白く興味深かった。専門的なことも噛み砕いて分かりやすく書かれていたし、筒井先生らしい毒舌も多く、なるほどとかあるあると思いながら一気に読めました。
0投稿日: 2010.04.07
powered by ブクログタイトル買いです。 好みが分かれようなぁ。 私はこの作家さんは嫌いじゃないから、 アリだと思うのです。
1投稿日: 2010.04.07
powered by ブクログ読みながら破り去りたくなる本に会うのは二回目。 不適切。不謹慎。 この本が扱う「アホ」の定義がよく分からなかった。 自分が「アホ」っていう言葉を自分自身の形容か、親しい人にしか使わないせいで、認識がずれてんのかなぁ。 頻出過ぎてゲシュタルト崩壊してるせいも大いにあると思う。笑 相性が悪かった。 フロイト、嫌いだもんなあ。 筒井さんの小説は好きなのですが…
0投稿日: 2010.04.04
powered by ブクログ最初の方は笑った。さすが。途中からなんとなくばらけてきた。集中力が落ちる感じ。でも、やっぱりさすが。
0投稿日: 2010.04.04
powered by ブクログ養老孟司さんの『バカの壁』シリーズを愛読しているせいか、 このタイトルをひと目見ただけで、 読みたい!という欲求が猛烈に込み上げてきて… 私自身の感想では、第1章がイチバンおもしろかった。 ここからさらに笑わせてくれるんだろうなと期待してしまったが、 第2章以降は、西洋の歴史や思想がふんだんに入ってきて、 世界史アレルギーな私としては、理解するのに必死だった。 そういえば、筒井さんは西洋事情に明るかったんだなぁと、 読み進める中で再認識させられるという始末。 私自身の不勉強のせいで、 筒井さんもさぞ迷惑を蒙っているだろうなぁとしみじみ…
0投稿日: 2010.04.01
powered by ブクログベストセラーになった「バカの壁」のパロディだ!と大喜びで買いました。筒井康隆は学生時代から大ファン♪ しかし前半はあんまり面白くなく、あれあれ・・・??と思っていたら、後半から俄然面白くなりました。 私もしょっちゅう、「アホの壁」をつい乗り越えてしまいます。気をつけます。
0投稿日: 2010.03.29
powered by ブクログアホを目指そうと目指すまいと、アホについては知っておかないといけない。まあ、アホを理屈で説明出来るくらいなら誰も困らないのは事実だけど。本書ではいろんな事例をとってアホを紹介している。 怒っても損しかないのに怒ることをやめないアホ 自分で自分を傷つけるアホ 雨に降られている自分が好きと言うナルシシズムによるアホ 最後の方では戦争に発展するまでのアホも出てくる 多くのバリエーションのどのアホも、アホには変わりないのである。まるでトルストイが不幸な様は一様ではないと言ったように。もちろん、アホが不幸かは別にして。 俺が特に興味を持ったのは、地位や名声や金を持った人が余り喧嘩をしないこと。これは一個前のファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣の書評でも触れた。まさに怒っても損しかしないアホのいい例である。選ばれた人の選ばれた人による選ばれた人のための場所がアホには用意されない理由がそこにはある。 また、子どもの頃に定期的に餌付けされていればいつでも貰えると言う安心から平和主義になると言う記述があった。なんとなくわかる。自分の小さい頃に必要以上ではないけれど、そこそこ得たいものは得てきたから、いつでも得れると言うなぜかよくわからない自信がある。従って、ものを取り合って喧嘩になった記憶はあんまりない。 あと、自分を傷つける例かは微妙だけれど、いいとものコーナーでDAIGOが毎週曲を作るはめになっているのはその片鱗では無いだろうか。しかしそんなDAIGOのように、それによって誰かが楽しい思いをしたりすることもあるからアホが排除されないでずっと或る。だからってアホが蔓延っていいとは思わないけど、アホの壁一つ越えたところで人が進歩してきたなら、まさにアホマンセーである。 アホとはなんなのか、そしてアホな誰かに困っている人は是非一読。
0投稿日: 2010.03.26
powered by ブクログ養老先生の「バカの壁」のパロディーというワケではありません。さすが筒井先生、かなり面白かったです。自分のアホさ加減に笑ってしまいました。そして人間のアホさも納得です。 アホだからとんでもない事になるし、アホだから人っておもしろいって思いました。
0投稿日: 2010.03.23
powered by ブクログ2010年11冊目 どうも微妙な感じが後を引く。 フロイトやらたくさんの思想が出てくる。殆どの新書はそうだと思うけど、多少の知識が無いと読むのが難しい。 いつものブラックユーモアは少し押さえ気味のように感じた。 分かったことは、自分に新書はまだ早いということ。
0投稿日: 2010.03.15
powered by ブクログ筒井康隆のアホの壁を読みました。筒井康隆流のアホ論でした。堂々と養老孟司の「バカの壁」のパロディだと書かれていましたが、それなりに面白く読みました。なぜ人はアホなことを言うのか、というテーマではアホなことを言ってしまうシチュエーションが面白おかしく書かれていました。また、なぜ人はアホな計画を立てるのか、というテーマではいろいろな要因で失敗してしまったプロジェクトが紹介されていました。なぜ人はアホなことをするのか、というテーマではフロイトが引用されていてちょっと強引な行動心理学が解説されていました。筒井康隆らしいテイストで、単なるパロディよりは面白く読めたと思います。
0投稿日: 2010.03.11
powered by ブクログ「人間は、考えるアホである、前代未聞の人間論!」と帯にある。『人間の器量』というタイトルでの執筆を依頼されたけど筒井康隆がそんな本を書いても誰も読まないだろうからとこのタイトルに変えた のだとか。内容は人間がどうして「アホ」なことをしたり言ったりしてしまうのか ということをいろいろな角度から考察し検証したもの。かなりの部分がフロイト的解釈によっているので、ちょっと古い感じもする。でもアホであることアホなことをしてしまうことをずっと否定的に語り続けてきたのに最後の最後で「愛おしくなってきた」「素晴らしい」と持ち上げて終わるのってはどうだろ。アホを否定し続けてる内容に否定的な態度で読み続けてきたのにこの最後だと私としては、否定の否定だけどやっぱり否定 ってなってしまうぞ。
0投稿日: 2010.03.07
powered by ブクログ序章を読み終わって筆者にまたしてやられたと思った。タイトルと著者名に惑わされてまんまと買ってしまったと。をれの680円を返せという感じだったが、読み終わるとそうでもない。筒井康隆らしい人間論でユーモアの中に著者の教養を見え隠れさせるところが大変いやらしい。 アホの壁とは自分自身が何かで乗り越えてしまうどうしようもないアホへの壁のことで、ここを乗り越えてしまうことで他人を傷つけたり、不愉快にしたり、自傷したり、果ては戦争まで起こしてしまう。筆者はこれの原因を探求し、それぞれに対して解決策を提示しようとしながらも絶望している。 ただし「戦争」をのぞいては。 筆者が第5章の最後に書いている 「世界中から貧困をなくす困難さに比較すれば、世界中の人間に同様の高い教養を与えることによって戦争をなくすことは、おそらくユートピア的希望ではないでありましょう。」 達成不可能なほどの希望を持つことは現実主義から見たらアホな行為なのだ。だがアホがいなければ前に進まないこともある。 アホ万歳。
0投稿日: 2010.03.07
powered by ブクログこの題材にこの作家、というのが正に当てはまる本である。 無意識にアホな場合は無価値であるが、 意識的にアホになれれば価値が生まれるということがわかる。 価値のあるアホには需要がある。 筒井康隆はSF小説で数多くのヒットを出しているが、 SFは常識では考えられない世界をあたかも存在するかのように描かるものだ。 小説だから受け入れられるが、普通に語り回ったところでアホにしか思われない。 また心理的にアホになってしまう可能性があるのが、 他人の思想に犯されてしまっている状態である。 あたかも良いことだと思わされ、思い込み、アホなことをやらされてしまう。 これも壁を越えてしまった一例だ。 普段仕事をしていて思うこととしては、 会社の仕事なのに、他人の状況を考えずに個人の意見を口に出す人間が多いということだ。 言い方は悪いがテーマなので書くとアホだと思う。 そういったとき僕は、人の振り見て我が振り直せと思い、身を引き締めるのだ。 「アホの壁」では戦争にも言及している。 これはほぼ引用になるが、 戦争をなくすためには、全人類を文化人にすれば良い。とフロイトはいう。 でもそれはユートピアだとも、フロイトは言っている。 なぜなら、戦争の原因は貧困や差別感情によるものであるから。 しかし筒井康隆はこういう。 世界中の貧困をなくすことは難しいかもしれないが、 世界中の人々に教養を与えることは難しいことではないだろう。 僕も同じような意見を持った。 自然保護やらCO2削減とかと政治的に議論して金や時間を使っていないで、 今生きている世界の人々に、同等の教養を与える努力をしていくべきだと思う。 世界の中でも高い教養を受けられた人々が考えるべきは、そういうことであるべきだ。 世界の文化レベルが同等になれば、 未来に生きている人々が自分たちで、世界を良くするように動き出すのではないだろうか。
0投稿日: 2010.03.06
powered by ブクログアホのアホに拠るアホのための本。アホ史観であり、アホ哲学でもある。我が身を振り返り、思い当たる点多々あり。アホを自覚せぬ者は本物のバカ。最後の「アホの存在理由について」ではトリックスターとしてのアホに言及している。必読。 184頁
0投稿日: 2010.03.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
コレは多分編集の意向もあるんだろうけど短く誰でもわかるようになってる、けど筒井康隆さんのテイストでかかれてる。そんな感じで進んでいった気がした。 自分は新書をその辺から入ったのでたいへん読みやすいと感じたので4 冒頭にあるようにタイトルをつけた人が「バカの壁」「国家の品格」を生んだ人と同じであり、そこに釣られたと言われれば嘘じゃない。 フロイトの話が4割その他体験談とアホの必要性6割ってところかな? 二章の終わり方がもはや小説wこんな文体をつくっていけるのはのは凄い、あとちょっとエログロに対する認識も改まったかも 四章の問題をいろいろ定義してるところで~の品格の批判ができるのは・・・やっぱりある種のはっきりとした考えが無いとできないという高尚な点を評価するべきか、むしろこのタイトルを冒頭で棚上げしてる点をネタにするべきかちょっと悩んだw この章全体のテーマの失敗の原因を挙げる話は参考になった、でも肝心な時には思い出せないだろうけど。
0投稿日: 2010.03.02
powered by ブクログ母親がタイトルにうけてたので買ってみた。中身は結構まともです。身近なところから歴史までアホについて語ってます。
0投稿日: 2010.02.26
