若く明るい歌声に♪ 古典的な青春小説「青い山脈」を読んでみた。戦後直後の古い体質に凝り固まった地方都市に、新しい感覚の新子、六助、雪子、沼田、和子、富永の6人、3カップルが新風を吹き込み変化の兆しを作り出す。若者の男尊女卑や職業差別などは、社会がそれを作り出し助長していく。そんな問題に爽やかに石坂洋次郎が一石を投じた良い小説だった。