
総合評価
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powered by ブクログ「生物多様性」という多くの人にとって馴染みのないテーマを、もっと身近に感じてもらいたい、そして地球環境問題を考える上で、とても大切なことであると知ってもらいたい、という思いで上梓された1冊。筆者は国立環境研究所の生物学者。わかりやすく興味を持ってもらえるようにと、クワガタムシやマルハナバチ、ミジンコ、ダニ、カエルなどを例に、自分自身の研究を通じてのエピソード的まとめ方で著している。そもそも生物多様性とは、といった極めて基本的な内容から、国際貿易上の利害関係による検疫の廃止問題といった、グローバリゼーションの抱える生物多様性にとっての深刻なテーマにも触れることもできる。
0投稿日: 2015.03.11
powered by ブクログ装丁が最高。 生物多様性とは何か 生物多様性が失われるとどうなるか 等々が色々な事例を交えて紹介されている。 生物多様性は ①遺伝子の多様性 ②種の多様性 ③生態系の多様性 の三段階があるとされているようで、 例えば、新しい伝染病が流行したとき、 遺伝子の多様性が確保されていれば、 その新しい伝染病に対抗を持つ遺伝子が 存在する可能性が高くなり、 種の絶滅を回避できる可能性も高くなる。 ということは、もしかしたら新しい伝染病に対抗する 遺伝子を持っているのが世界で一人しかいないということが 起こり得る場合、 遺伝子の多様性の確保のためにも自分のような人間も生きていたほうがいいのだ。 もちろん君みたいなやつでも生きていたほうがいいのだ。 という、心温まる内容の本。 (完全に読み方を間違えている。。。)
0投稿日: 2013.05.26
powered by ブクログ世界中に存在する生き物にはたくさんの種類があり、遺伝子、種、生態系の3つの段階で多様性が維持されている。例えば同じ生き物でも犬、猫、サルなどの種類や、同じ犬の中でも住んでいる地域、食べるもの、姿形、そして遺伝子は全て異なる。これが生物多様性。 しかし今、人間による生息地の破壊や悪化、乱獲、外国からの外来生物の持ち込みによって、この生物多様性が破壊されつつある。 普段どんな種類も【虫】としてひっとくたにしている私にとっては「クワガタの話が終わったと思ったら今度はハチか……」「次はダニか……」と思わなくもなかったけれど、著者の個人的な体験や意見が書かれていたり、ダニについて愛情いっぱいに語っておきながら「カエルが大嫌いなので正直カエルなんていなくなったって……」と本心を暴露したりw ちっとも飽きない本だった。 しかもクワガタ、マルハナバチ、ダニなどそれぞれ抱えている問題も違い、生物多様性が破壊されることでたくさん問題が起きてしまうことがわかる。 生き物が絶滅するだけでなく、ウイルス-自然宿主の共生関係が崩壊してAIDSやSARSなど本来他の野生生物だけの中に生きていたウイルスに人間が感染してしまうなど、人間も他人事ではいられない。 現代では自国のものを持ち出し他国のものを持ちこむグローバル化が押し進められているけれど、こういった問題を考慮して、各国の独自性を確保したうえで行うべきものなのだと思う。
0投稿日: 2011.12.18
powered by ブクログやさしい生物多様性読本。3章からの実例をあげての解説はとても興味深かったです。個人的にクワガタムシ、ハチの話がおもしろかった。
0投稿日: 2011.03.22
powered by ブクログこれはイイ。 ちゃんとした研究者が書いてるのに むずかしくない。 理解できるのなら 子供にこそこういうのを 読ませるべきだ。
0投稿日: 2011.01.09
